●出典:スーパーマリオ64
原作でのピーチ城 上空
ピーチ城は『スーパーマリオ64』(以下『マリオ64』)で本格的に登場し、以後当時のデザインがそのまま現在にまで受け継がれている。
実は『マリオ64』にピーチ城の上空を進むステージは存在せず、強いて言うならば空中アスレチックとしてレインボークルーズが存在するのみである。
樹木や看板・チェッカー模様の床・独特の斜めの床などを見るに、原作再現と言うよりは『マリオ64』に存在する地形をスマブラに落とし込んだもの、という表現が当てはまるステージとなっている。
ピーチ城はもともと『マリオ64』原作では「キノコ城」という名称であったのだが、そのことを桜井氏が完全に忘却していたために*1この名称になっている。続く『スマブラDX』でも「ピーチ城」として登場し一般知名度が逆転してしまったため、現在はこれに倣って原作サイドも一律で「ピーチ城」と呼ぶようになったという珍エピソードが存在する。
解説
下部の足場はそうでもないが、上部の地形は色々とトリッキーなものが目立つ。
石畳のような見た目の床は左右にゆっくり動く。
ガケが完全に中央の床の下に隠れるとガケをつかめなくなるため復帰時は注意。
微妙にくねくねした形の中央のすり抜け床は一応安定しており、意外と戦いやすい。
後述する青い足場による影響も受けにくいため、上を主戦場にするのは意外と手だったりする。
上部に存在する、いろんな意味で浮いているバンパーはスマブラの『64』時代からあったもの。
当時の仕様を再現しており、触れると1%のダメージを受けて弾かれる(アイテムのバンパーはダメージを受けない)。
その絶妙な位置から、普通にジャンプしても当たりにくい割に2段ジャンプしたところや高めに浮かせた相手に当たる事が多い。
左右に存在する三角の青い地形も、ふっとんだ相手にモロに影響を与える厄介なもの。
上部の急斜面に当たった場合は上に跳ね返り、横への吹っ飛びが抑えられる。横バーストする勢いで跳ね返るとどっちみち上バーストするけど。
真に恐ろしいのはやや低めに飛ばされて真っ平らな底辺部に叩きつけられることであり、跳ね返る形で真下の奈落方向へ突き落とされてしまう。ガケメテオならぬ天井メテオ。
ステージギミック:なし 時の変化
石畳のような見た目の床が固定され、左右に動かなくなる。
ステージ上部のバンパーも移動しなくなる。