●出典:ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
原作でのテンガンざん やりのはしら
シンオウ地方を東西に分断する大きな山「テンガンざん」。その山頂に、ディアルガとパルキアを祀る「槍の柱」と呼ばれる遺跡がある。
シンオウ地方に住むポケモンに大きな影響を与えており、カラナクシとトリトドンはテンガン山を境目として西部と東部で体色が大きく異なる。
特殊な磁場も発生しており、レアコイルとノズパスはこの磁場を受けて更なる進化を遂げる。
シンオウの神話における重要な場所らしく、ギンガ団ボスのアカギはここでディアルガ・パルキアを呼び出し世界を創造し直そうと目論んだ。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』では元々シンオウ神殿と呼ばれていた場所で、ポケモンの像や屋根も存在していた。ストーリー終盤にて発生したディアルガとパルキアの戦いで屋根が崩落し、断面が尖った折れた柱を槍に見立てて「やりのはしら」と呼ばれている。
解説
やりのはしらを思わせる遺跡に、下部には洞窟があり上下で別れている。左右には上下するリフトがある。
洞窟部は天井があるため粘り強く戦えるが、敵や背景ポケモンの攻撃を避けにくい。特に洞窟を横切るレーザーや8の字サイコカッターの回避は困難。
洞窟部分以外の要素として上撃墜が高めに設定されており、上に撃墜するタイプのファイターはやや不利な舞台か。
開始時にダイヤモンド・パールのどちらかが決定し、ダイヤモンドならステージ全体が青く光り、パールなら紫に光る。
それぞれディアルガ・パルキアのどちらかのみが登場し、妨害をしてくる。時々、バージョンに関わらずクレセリアが乱入することも。
また、稀にユクシー、エムリット、アグノムが背景で出現する。
ポケモンが撤退すると通常の背景に戻り、出現ポケモンの再抽選が行われる。
ポケモンの妨害
共通
- 壁を貫通するレーザーを放つ。レーザーは縦方向にステージの左・中央・右のいずれかを、もしくは横方向に洞窟を通過する。
- ステージ上段の左・中央・右のいずれかの床を壊す。しばらくすると再生する。
- 画面を斜めに傾ける。
ディアルガ
- ゲームスピードを通常の1/4にまで遅くする。
- 台座からステージに直接乗り込み、「ときのほうこう」で攻撃する。
パルキア
- 画面を逆さまに回転する。
- 画面を左右反転させる。
- しばらく重力が弱くなり、落下速度が遅くなる。
クレセリア
- 「サイコカッター」を八の字を描くように、または上空から次々と発射して攻撃する。
ステージギミック:なし 時の変化
すり抜け床の上下、ディアルガ・パルキア・クレセリアのギミックが発生しなくなる。
戦いやすいステージ……と見せかけて、上下共にすり抜け不可の広い土台が上下に並ぶという構造のせいで特段広いステージではないにもかかわらず逃げ・待ちが成立しやすい。
ポケモンの妨害が無くなるため、特に上下左右両方の機動力が高いファイターは手が付けられない事態に。アイテム無しだといつまでたっても撃墜出来ないといったことも起こりうる。