ファイター/ゼニガメ

Last-modified: 2023-11-13 (月) 08:21:46

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目次

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ゼニガメ

原作でのゼニガメ

ファイター/ポケモントレーナーも参照。

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一種。
シリーズ1作目の『ポケットモンスター 赤・緑』から登場。
高さ0.5m、重さ9.0kg。みずタイプの「かめのこポケモン」で、全国図鑑No.007。

冒険の始まりでもらえる3匹のポケモン、いわゆる御三家のみずタイプ枠。
亀らしく甲羅の中に体をひっこめる事ができ、口からは水や泡を吐いて攻撃する。
ここからレベルを上げる事でLv.16でカメール、Lv.36でカメックスと2回進化する。

代表作

赤文字は初登場作品

  • ポケットモンスター 赤・緑 1996年/GB
    ポケットモンスターシリーズ本編第一作。パートナー候補の1匹として登場。
  • ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン 2004年/GBA
    『ポケットモンスター 赤・緑』のリメイク作品。パートナー候補の1匹として登場。
  • ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊 2005年/GBA,DS
    主人公候補として登場。以降の『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズの多くで主人公候補として登場する。
    オリジナルアニメ『ポケモン不思議のダンジョン 出動!ポケモン救助隊ガンバルズ!』では主人公を務めた。
  • ポケットモンスター X・Y 2013年/3DS
    ポケットモンスターシリーズ本編第六世代作品。第二のパートナー候補として登場する。

スマブラでのゼニガメ

 

ポケモントレーナーの使用ポケモンとして『X』で初参戦。ファイター番号は33
『for』ではリザードン単騎の参戦によりリストラの憂き目に遭ったが、今作で復活。

防御力に長けている代わりに素早さは控えめだった原作とは対称的に、小さな体型通りに体重が軽くふっとびやすいがその分スピードに特化したファイターにデザインされている。

地上での機動力は軽快そのもので、歩きが早い事もあって細かな間合い調節も得意。
横B・上Bと2種の使いやすい突進ワザを持ち、攻撃だけでなく立ち回りのアクセントや復帰にも使っていける。
通常ワザにはキレ味の鋭いものが揃っており、それらを駆使することで近距離から手数で攻め立てる事ができる。そういった通常ワザを駆使したコンボ・連係も強力で、火力を取ることに関しては得意中の得意。
小型な体型もあって懐まで飛び込んでも相手に容易な反撃を許さず、特に打点の高いワザが多いファイター相手に対してはポケモントレーナーの強力な戦力として用いられるだろう。

反面、体が小さいことの代償として通常ワザのリーチはとても短く、遠距離に効果のあるワザも攻撃判定のないNBくらいしかない。
加えて、スピード特化とは言ったものの地上のトップスピード自体は平凡であり、逃げる相手を追いかけるには苦労する。
飛び道具を多用してくる相手には、その小ささを活かして弾幕を掻い潜っていきたい。
また、地上でのすばしっこさとは裏腹に空中での機動力はやや緩慢であり、浮かされると相手に的を絞られやすくなることも。小柄な体型と着地隙の小さい空中ワザを駆使して上手く地上へ戻っていこう。

撃墜手段に欠ける一面もあり、特に撃墜拒否が巧みなプレイヤーや復帰阻止で撃墜しづらいファイターが相手だとバースト難民に陥りやすい。
得意のコンボで相手の蓄積ダメージを稼いだら、程よいところでフシギソウやリザードンにチェンジするのがベター。
乱闘では単発の非力さやリーチの短さのため攻める能力に不安があり、その小ささとすばしっこさを生かした逃げやアイテム回収が主な役割となる。
強いポジションに陣取ることができたら、フシギソウやリザードンを出して攻撃力を存分に発揮してもらおう。

声優はアニメでもサトシのゼニガメを演じた、愛河 里花子(あいかわ りかこ)
英語版の声優はMichele Knotz。他にもフランス語、ドイツ語、韓国語版がある。

キャラタイプ 軽量級/テクニック・コンボ・クロスレンジタイプ/1on1向け

典型的な手数で勝負するラッシュタイプのファイター。撃墜レースが苦手な為基本的にタイマン向き。

移動面のトップスピードは平均程度な為、機動力の高いファイターを捕まえるのには苦労する。

ステータス

基本性能

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
1.2811.9361.7617.0335.3535.35
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.1051.010.1281.352.1675
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中つかみ
2回×

特殊性能

ワンパターン相殺について

フシギソウリザードンと共有している。
たとえばゼニガメの弱攻撃をヒットさせた場合、フシギソウとリザードンの弱攻撃にもワンパターン相殺がかかる。
必殺ワザも同様。

長所/短所

長所

  • 機動力が縦・横共に高く、機敏に動ける。
    • 特に空中横加速度、歩行速度が高く近距離の間合い調整に長ける。
  • 多くのワザの発生・後隙・持続が優秀で、小回りが効きやすい。
  • 体格が非常に小さく、相手の攻撃を受けにくい。
  • 近距離のラッシュ性能が高く、序~中盤のコンボ火力が高い。
  • つかみのリターンが高く、投げからコンボ・撃墜ができる。
  • 水エフェクトのある攻撃は判定が強い。

短所

  • 体重が非常に軽く、ふっとばされやすい。「軽いファイター」といえばプリンピチューが真っ先に挙がるだろうが、その次あたりに軽いのはゼニガメである。
  • 体格の関係で多くのワザはリーチが短く判定も弱いため、攻撃のかち合いに弱い。
    • まともな飛び道具も持っていないため、常にリスク覚悟でインファイトを仕掛ける必要がある。
  • ふっとばしの強いワザは少ない上にどれも大振りであり、撃墜能力が低い。
  • 空中スピードが低く落下速度も遅いため、着地・ガケのぼりに難を抱える。
  • 意外にもトップスピードは平凡で、機動力の高いファイターの逃げを捉えるのは難しい。
  • 横Bが復帰に使いづらく、上Bでの単調な復帰を強いられることが多い。

使いやすさ/使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★☆☆★★☆☆☆

スピードを駆使した手数で攻め立てる戦術を得意とするファイターではあるが、ワザの一つ一つはそこまでクセがなく分かりやすいものが揃っている。
リーチの短さに違和感を覚えることがないなら、馴染みやすいファイターかもしれない。

ポケモントレーナーが行使するポケモンの1角のため、上のレベルを目指すならフシギソウ、リザードンといったポケモンも並行して使いこなさなければならない。

『X』から及びアップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他
『X』から

  • 基本挙動
    • 走行時に水しぶきが飛ぶようになった。
  • ダッシュ攻撃
    • ドロップキックに変更された。
  • 横スマッシュ攻撃
    • 水流で切り裂く攻撃に変更された。
  • 通常空中攻撃
    • 回転する攻撃に変更された。
  • 後ろ投げ
    • 強烈な背負い投げに変更された。
  • 通常必殺ワザ
    • 攻撃力がなくなり、押し出し専用のワザとなった。

Ver.7.0.0


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  • その他
    • シールドのサイズが大きくなった。

通常攻撃

弱攻撃・ダッシュ攻撃

弱攻撃 パンチ→キック→しっぽうち

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
弱攻撃12%→(361°)×2-3F16F5-30F
弱攻撃21.5%→(361°)4-5F24F10-30F
弱攻撃34%身体→(361°)267%%5-6F31F

パンチ→キック→テールアタックの3段攻撃。

発生が2Fと極めて早く、近距離の暴れに最適。空中攻撃に入れ込むことで後隙をごまかせることもある。
後隙が非常に短いので、ガードされても2段目までに止めれば逃げるかつかみに移ることができる。

なお、ダウン連をする場合は1段目で止めないとフィニッシュが間に合わないので要注意。

ダッシュ攻撃 みずスクリュー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
8%足 水↗(65°)300%以上%8-11F35F
持続7%↗(60°)%%12-17F

水流をまとったドロップキック。

発生が早く移動距離の長い、癖の少ないDA。後隙も少なめなので、差し込みにガンガン振っていける。
判定持続が長いのでその場回避も狩れる。

相手を軽く浮かせるので、当てた後は空上コンボに繋げられる。

強攻撃

横強攻撃 しっぽはたき

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
5%身体→(361°)294%240%5-6F17F尻尾:1-8F

回転しながらしっぽを横に振る。上下シフト可能。

圧倒的な回転率の速さが最大の特徴。
ベクトルも低く、当てた時のリターンも優秀。低%ではつかみやDAが繋がり、高%ではダウン展開を取れる。
シールドされても反撃はまず受けない。展開の速さもあり、シールドに当てて即つかみは美しくないが通りやすい強ムーブ。低%時は多少入れ込み気味に連係しても十分強い。

踏み込んで攻撃する分、ゼニガメのワザとしてはリーチがそれなりに長い。攻撃中はしっぽが無敵になり、判定勝ちしやすいのも地味に強み。

本作のゼニガメを象徴するワザであり、いかにしてこのワザが活きる間合いまで持ち込むかがプレイヤーの腕の見せ所と言えるだろう。

上強攻撃 ジャンプずつき

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
5%身体↑(88°)290%5-6F19F

跳び上がって真上に頭突き。

跳び上がるぶん上方向に強く、連射が効くので連続ダメージを狙いやすい。
浮かした後も空中攻撃に繋げてダメージを稼ぎやすい。

ただし、横の範囲は非常に短い。対地では密着しないとまず当たらないので、単発では使いどころが難しい。
DAからの追撃などから入れていきたい。

下強攻撃 みずばらい

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
9%身体 水→(75°)211%150%8-13F29F

しっぽで足元をすくい水しぶきを上げる。

発生はそれほどでもないが持続が長く、ガケ阻止の場面で活躍する。後隙も短いので外しても他の選択肢を取れ、ターンを継続しやすい。
使用時にゼニガメがしゃがむので喰らい判定がさらに小さくなるのも地味ながら長所。

上強と同じく密着でないと当たらないほどにリーチが短いのが難点。

スマッシュ攻撃*1

生当てするにはリスクに見合ったリターンが無いため、撃墜はフシギソウリザードンに任せるのも手だが、
横・下は光るものがあり、適切に使えば非常に頼れるワザである。

横スマッシュ攻撃 みずスマッシュ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
15%→(361°)96%73%20-21F49F6F

水のブレードを振り上げて切り裂く。ゲッコウガの横スマと違って口から水を吹いている。
上下シフト可能。

ゼニガメにしては威力がかなり高く、ふっとばしはフシギソウの横スマを上回るほど。全ファイターの横スマで見てもそれなり。
リーチも長いため引き横スマは割と当てやすいが、エフェクトの見た目ほどではなく先端付近には攻撃判定がないことに注意。

発生が遅く後隙もそこそこあるので生当ては難しいが、ダウン連の締めとして優秀であり、位置にもよるが100%前後から撃墜が狙える。

上スマッシュ攻撃 みずばしら

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
1段目3%↑(110°)×19F65F6F
2段目13%↑(95°)106%21F
持続112%%22F
持続210%%23F
持続39%%24F
持続48%%25F

水柱を上げて攻撃。

ゼニガメにしては威力がとても高く、柱を上方向に伸ばすため、縦の判定が強い。
相手の動きを読んで置けば対空やガケのぼり狩りに活躍する。

とはいえ、発生・後隙は明らかに悪く、リスクが目立つ性能。
そもそもゼニガメで無理に撃墜を狙う必要はないので、封印してもさほど困らない。

一応、横スマと同じくダウン連のシメで使える。
横スマのバーストラインが遠い位置ならこちらの方が撃墜しやすいので、極めて狭いが用途はある。

下スマッシュ攻撃 スプリンクラー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
13%→(28°)131%98%18-19F40F7F
←(28°)%%24-25F

回転しながら水ブレードで切り裂く。

下スマらしく前後に攻撃できる。威力は変わらない。
発生が遅いので狙って当てに行くのは難しいが、置きワザとしてなら使える。

ふっとばし力そのものはイマイチだが、ベクトルが低めなのでバーストに至らなくても復帰阻止が狙いやすい。
更にスマッシュとしては後隙が少なく、そのことを知らない相手に対しては釣りワザとして機能する。

ガケつかまり中の相手にもヒットするため、ガケ攻めでは下強と並んで有効な択の一つ。

空中攻撃

通常空中攻撃 ゼニガメスピン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
10%身体→(42°)%%4-6F41F8F4-34F
持続7%%%7-26F

回転して攻撃。

発生が早く全身に判定の出る空N。体が小さいぶん攻撃範囲も小さいが、それでも充分優秀で扱いやすい性能。
暴れや差し込み、ガーキャン反撃として使える。持続もあるため、相手のガケのぼりに置いてちょっかいをかけることも。

着地隙も小さく、下りで当てればつかみやDAでコンボ始動が可能。単発ダメージがそこそこあるのでコンボの締めにもなる。

前空中攻撃 ロケットキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
7%足 水↗(48°)%%5-6F35F6F5-34F
持続6%%%7-14F

水をまとってドロップキック。

発生・後隙・着地隙と、フレームは全て優秀。非常に小回りが効いて扱いやすいワザ。
差し込みや差し返し、下りで当ててコンボ始動、復帰阻止など、とにかく取り回しがいい。対地・対空問わず積極的に振っていける。
低%なら連続で出して前に運んでいける。

後空中攻撃 しっぽスクリュー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
通常1~5段目対地1%×5身体↖(65°)×5-14F35F18F5-21F
対空←(38°)×
6段目6%身体←(40°)%%15-16F
合計11%%%
着地2%身体↖(45°)%%1-2F18F

後ろ方向をしっぽでぐりぐり。

連続ヒットしてふっとばす多段ワザ。ゼニガメの空中攻撃では最もダメージが高く、リーチも長い。
ゼニガメにしては着地隙が大きいので、下りで出してしまうと反撃を取られやすい。着地攻撃があるので多少誤魔化しはできるが、過信はできない。

主にコンボパーツとして用いる。空前よりもダメージが高いのを活かし、中%では下投げから繋げるといい。
また、復帰阻止でも強力。多段ヒットなので相手を引っ掛けやすいのが魅力的。

上空中攻撃 はんてんしっぽ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
7%身体↗(64°)%%5-9F29F6F2-19F

しっぽで上を攻撃。

発生5F、回転率も高くふっとばしは弱め、範囲もそこそこある。
まさにコンボのために存在するようなワザで、ゼニガメのダメージ稼ぎにおいてとても重要なコンボパーツ。

序盤に下投げやDAなど様々な小ワザから繋がり、ジャンプや着地を挟むことで2~3回連続で入る。その後に上Bで締めれば大火力コンボの出来上がり。
それ以外にも、とりあえず空上に繋げておけばそれっぽいコンボになって一定のダメージを稼げることはよくある。

相手のベク変次第では途中で抜けられることもあるので、その時は早めに切りあげよう。
また、ゼニガメの前後でふっとばす方向が変わる。トレモで確認しておこう。

イメージに反してリアクション影響値がそれなりにあるので、上空+高蓄積ならバースト技になる。マリオの空上みたいなもの。
軽量級でも160%くらいは要るので頼れる数値ではないが…。
小戦場やポケスタ2などの台ありステージではゼニガメの機動力を活かしてキビキビ追いかけられるので、フシギソウの空上とはまた違った強みがある。

下空中攻撃 たつまきスピン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
1~5段目1.5%×5身体↑(98°)×6-20F44F16F6-34F
6段目4%身体→(35°)%%21-22F
合計11.5%%%

下にしっぽでぐりぐり。

多段ヒットし、最終段で斜め上にふっとばす。メテオはない。
序盤は下投げから確定する他、ここからまたつかみを通すこともできる。体の大きいファイターには決まりやすい。
下投げ→空下→下投げ→空下が決まれば凄まじいダメージを叩き出せるので、相手によってはこちらのコンボを決めよう。

中%以降はコンボが繋がりにくく、またオートリンクがないためすっぽ抜けやすくなる。そうなったら使用頻度は下がる。
ただ、多段ヒットによる持続の長さを用いて復帰やガケのぼりへの嫌がらせに使うことはできる。

発生の早さを活かし、ガーキャンから使うのもおすすめ。序盤ならリターンも高い。
着地硬直がかなり大きい反面、小ジャンプ上りで繰り出しても専用着地にならないため、様々な追撃が期待できる。

つかみ

発生F全体F
通常6-7F34F
ダッシュ8-9F39F
ふりむき9-10F37F

片手を伸ばしてつかむ。

発生は最速組。後隙も少なく、機動力もあってつかみを通しやすい。
通常つかみの範囲は見た目通り指先までなのだが、つかむ際に身を乗り出すように腕を思い切り伸ばすため
体格の小ささも考慮するとリーチは十分長いと言っていい部類
(いくらか例を挙げるなら、マリオネスピチデガノンドロフロボットリドリー等より広く、ミュウツーと互角)。
ダッシュつかみ・ふりむきつかみに至っては伸ばした腕のさらに先まで判定が伸びており吸い込むように相手をつかみ取ることができる。

投げから稼げる火力は凄まじく、ゼニガメの主要なコンボ始動になる。
DA、ダッシュつかみがどちらもコンボ始動ワザであるため、滑り横強も含めて素早いダッシュからこれらの択をかけるムーブはシンプルに強力。

つかみ攻撃 つかみずつき

ダメージ属性発生F全体F
1%身体1F5F

つかんだ相手に頭突き。

連射力が高く、OP相殺に役立つタイプのつかみ攻撃。
ゼニガメは特定のコンボパーツにOPが重くかかりがちなので、これで少しでも叩いておこう。

前投げ ジャンプキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃2%→(361°)%%11F34F1-12F
投げ6%↗(48°)%%12F
合計8%

ドロップキックして前にふっとばす。2%部分は打撃投げ。

ふっとばしは微妙で、撃墜はほぼ無理。%が低いうちからそこそこふっとばせるので、ガケ外に追い出すときに。

後ろ投げ りょうてなげ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
8%↖(48°)152%118%27F44F1-27F

後ろにぶん投げる。

ふっとばしが妙に強く、ガケ際無抵抗マリオを118%で撃墜可能。ゼニガメの数少ない撃墜ワザなので、チャンスがあればこれで決めてしまおう。
ベクトルがやや上よりなので、撃墜しそこねた場合の展開はあまり良くない。追撃は諦め、ガケや着地の展開での勝負に専念。

上投げ ずつきうちあげ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃2%身体→(361°)%%16F37F1-17F
投げ5%↑(90°)%17F
合計7%

相手を投げ上げ、下から頭突き。2%部分は打撃投げ。

下投げの影に隠れがちだが、こちらもコンボ始動ワザ。
ここから空上が2~3発入り、安定して高いダメージを与えられる。
こちらの方が難易度は低いが、総合火力では下投げに劣りがちなので使われる機会は少ない。空中戦を展開したい時にはいいかもしれない。

下投げ こうらプレス

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃2%身体→(361°)%%22-29F46F1-30F
投げ5%↗(68°)%%30F
合計7%

相手を甲羅でプレスする。2%部分は打撃投げ。

ゼニガメ最強のコンボ始動。序盤でつかんだら迷わずこれ。
後隙が少なく絶妙な位置にふっとばすため、空中ワザなら何でも入る。
ここから空上→空上(→空上)→上Bで大ダメージを与えられる他、空下が決まればまたつかみが通るため擬似的な投げ連も可能。
中盤以降も空Nや上Bなどが安定する。

起き上がり・ガケのぼり攻撃

ダメージ発生F全体F無敵F
あおむけ7%19-20F 24-25F45F1-25F
うつぶせ7%19-20F 24-25F45F1-25F
しりもち5%19-20F 23-24F49F1-7F
ガケのぼり9%28-30F55F1-30F

ガケのぼりは全キャラの中でもかなり短い。注意。

必殺ワザ

通常必殺ワザ みずでっぽう

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
0%×↗(45°)×26-62F63F
 
前動作溜めキャンセル
20F~45F20F

口いっぱいに水を溜め、勢いよく噴射する。原作ではみずタイプのシンプルな特殊技。あわの下位互換。

マリオのポンプと同じ押し出し専用ワザで、溜めにより水の勢いを上げられる。溜め時間は短め。
また、噴射時には上下入力で角度を変えられる。
『X』では条件次第で攻撃判定が出たが、本作では削除。

全体で見ても数少ない押し出し効果のあるワザの一つ。
主な使い方は復帰阻止。天空などのタイプはタイミングが合えば詰ませられる。
また、押し出した相手はやや斜め上方向に飛ばすので、ゼニガメで時間を確保しフシギソウで叩き落とすムーブが強力。

他にも、ラインを確保したり、相手の立ち回りを崩したり、触れたくないアイテムを押し付けたりと、使える場面は意外と多い。
基本的に復帰阻止以外で使う必要はないが、たまに使って相手を混乱させるのも一興。

横必殺ワザ からにこもる

※ステータス欄の表記は[通常入力/スマッシュ入力]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
地上12.5%~/13.5%~身体↗(45°)%%24-61F最短:75F22-41F
空中11.3%~/12%%%最短:80F
 
全体F
ヒット26F
踏まれ164F

甲羅に籠もって突進。原作では防御を1段階上げるみずタイプの変化技だが、スマブラではお構いなしの突進ワザ。

そこそこ威力の高い突進ワザ。スマッシュ入力でダメージと移動距離が上がる。
ある程度進んだ後はBボタンかスティック逆方向でブレーキが可能。

突進中はどんな攻撃も無傷で耐えることができるが、攻撃を受けるたびに突進速度と威力が弱まり、強い攻撃は受けると跳ね返されてしまう。また、ガードされると少し跳ね返って解除される。
強めの判定と高い威力、ダメージ無効化もあって頼りたくなるワザだが、発生がやや遅いため多用はできない。
空中で使っても移動できるため、復帰にも使える。高空から横Bで復帰すればガケを介さずにステージに戻れるため便利。
逆に高空以外では使用厳禁。移動距離は悪くないが、モーションはキャンセルできず、ガケつかまりができないので帰ってこれなくなることが多い。

なお、ミドリこうらと同じ要領で移動中に上に乗られるとひっくり返って膨大なスキを晒すという大きな弱点が存在する。踏まれてひっくり返る様はまるでノコノコ
要練習の対策ではあるが、これを決められてしまうと溜めスマッシュが確定してしまう。

上必殺ワザ たきのぼり

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F着地隙
1~7段目1.4%×7×(367°)×9-42F30F
8段目3%↗(55°)%%43-44F
合計12.8%165%107%

水流を登るように上昇して攻撃。スティック入力で角度を少し変えられる。
原作では『初代』から存在するみずタイプの物理技。20%の確率で相手をひるませる効果がある。
トサキント系統の元専用技。

横Bが復帰には使いづらいため、ゼニガメにとっては事実上唯一の復帰ワザ。
攻撃判定があるので復帰阻止耐性はそこそこだが上昇量が物足りなく、復帰ワザとしては少々お粗末な性能。
復帰距離が足りないときはフシギソウに交代しよう。

一方、攻撃用としては中々の使い勝手で、発生9Fと広い範囲を活かしてシールドキャンセルとして機能する。
また、コンボの締めとしても優秀。下投げから安定して繋がり、20%ほどのダメージを楽々叩き出せる。

撃墜力もゼニガメにしてはそこそこあり、ガケ際では中量級を100%を超えたあたりから撃墜可能(左スティック入力でぎりぎりまで前に運ぶ)。ステージ中央では中量級を160%ほどから上バーストさせられる(こちらは逆に左スティックを後ろ入力で上に運ぶ)。着地狩りで決まればさらに低い%で撃墜が可能だが、そんなことをしなくてもフシギソウなら空上で楽々撃墜できる。適材適所。

下必殺ワザ ポケモンチェンジ

全体F無敵Fクールタイム
39F全身:1-25F103F

フシギソウに交代する。

発生保証(1F無敵)があるので、コンボに割り込める。
また、ゼニガメの場合は撃墜力や復帰距離が足りないので、フシギソウに交代して補おう。

ポケモントレーナーが画面奥にいる時限定の共通のテクニックとして、特定のワザで使用後のクールタイムをキャンセルすることが可能。
リザードンからゼニガメに交代した場合、
NB溜め→ジャンプキャンセル
ですぐフシギソウに交代可能。

最後の切りふだ さんみいったい/ハイドロポンプ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
合計:44.3%%

「いくぞ!さんみいったい!!」/「いけー!さんみいったい!!」

ゼニガメが「ハイドロポンプ」、フシギソウが「ソーラービーム」、リザードンが「だいもんじ」を正面に放つワザ。
恐らく先頭ポケモンによる性能差は無いが、先頭ポケモンにズームアップしてから繰り出すこととモーション中は先頭ポケモンのみが黄色のオーラに包まれているため、なんとなく先頭ポケモンが繰り出すワザが目立って見える。

ワザの判定はほぼ見た目通りでハイドロポンプは扇状に、だいもんじはソーラービームよりやや上下に広い攻撃判定を持つが、特にハイドロポンプは見た目よりも判定がやや狭くエフェクトが相手と重なってもヒットしないことがある。
ワザの中核を担っているのはソーラービームで、ハイドロポンプおよびだいもんじのふっとばし力はほぼ皆無で軽く仰け反らせてソーラービームに巻き込む役割のみとなっている。
が、威力自体はハイドロポンプ・だいもんじにも十分あり、稀なケースだが高低差や台のあるステージなどでハイドロポンプやだいもんじのみが当たると大ダメージを与えたがふっとばないということも無くはない。
また、3つのワザが全て当たっても与ダメージが単純に合算されるということもない。根元では水と炎が中和されているのかも知れない。

総括すると「多段ヒットで押し出して最後にふっとばす」という、ロボット射撃Mii等も持つ典型的なビーム系切りふだである。
が、それらと比べると角度が水平で固定なため遠距離での信頼性に欠ける。だいもんじは言うに及ばずハイドロポンプのも過信できる攻撃範囲ではない。
しかし「至近距離で繰り出すと飛び越されたり下をくぐられたりして回避されやすい」というのは他のビーム系切りふだと同じなので、ぶっ放すなら中~遠距離での使用が望ましい。

原作でのハイドロポンプは『初代』から存在するみずタイプの特殊技。
威力は高いが命中80、PP5、追加効果無しと気がかり要素が多め。
第八世代ではわざレコード03に登場し、かなりの数のポケモンが新規習得した。

カラーバリエーション

体色の変化はやや小さく、甲羅の色で区別している。

カラー背甲部元ネタ・備考
1水色茶色
2青紫
3腹甲部の色が『X』とは異なる。
4水色ピンク
5青緑黄色
6水色
7こちらも腹甲部の色が『X』とは異なる。
8

アピール

上アピール

その場でバク転し、「ゼニ!」と鳴く。

横アピール

尻尾で立ちくるくると回転したあと、バランスを崩しよろめく。

下アピール

甲羅に籠ってスピンした後、頭と手足を出して決めポーズ。

入場

モンスターボールから登場。

待機モーション

  • バンザイのように体全体を2度広げる。
  • 前屈みになり、両手を前に振る。

リザルト

ファンファーレ

『ポケットモンスター 赤・緑』の「メインテーマ」のアレンジ。

ポケモン勢は(ポケモン別で)10体いるが、ファンファーレは全員共通のため、
同じファンファーレが使われるファイターの数が圧倒的に多くなっている。

勝利ポーズ

ポケモントレーナーの台詞は、

  • 男の子:「よくやったな、ゼニガメ!」/「みんな、よく頑張ったな!」
  • 女の子:「やったね、ゼニガメ!」/「みんな、最高だね!」

十字キー左

ゼニガメがその場でターン、その後トレーナーと共に決めポーズ。

十字キー上

ゼニガメが「みずでっぽう」を三回放ち、バク転してトレーナーと共に決めポーズ。

十字キー右

ゼニガメがトレーナーに抱きつき、トレーナーが地面に下ろして頭を撫でる。
ゼニガメの抱きつき方はトレーナーの男女で微妙に異なる。

拍手

ゼニガメ自身は登場せず、トレーナーのみが拍手を行う。

ファイタースピリット

ゼニガメ

Squirtle.jpeg

●アートワーク出典:ポケモングローバルリンク

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*1 溜めるとダメージが最大で1.4倍にまで上がる。