●出典:F-ZERO シリーズ
原作でのミュートシティ SFC
26世紀より開催されている全宇宙規模のレース、F-ZEROグランプリ。
レーサーは反重力発生装置「G‐ディフューザーシステム」搭載*1のF-ZEROマシンに乗り込み、各惑星都市の上空に設置されたF-ZEROサーキットで文字通りの音速の戦いを繰り広げる。
ミュートシティは、銀河連盟最大の宇宙の中心的都市のひとつで、その人口は10億人ともいわれ、全宇宙の情報発信基地として多大なる影響力を持つ。
しかし『For GAMEBOY ADVANCE』ではその都市の全覇権を「ビアンカ・シティー」に全て奪われ、衰退の一途を辿っていった。
『for GBA』以外の全作品に登場するF-ZEROの名物エリア。『マリオカート8』でも有料DLCで配信されるコースのひとつとして登場しており、全編反重力ゾーン・乗っている間コインが手に入るピットゾーン、大量に設置されたダッシュパネルなど『F-ZERO X』以降のスピード感を意識したコースとなっている。
ちなみに電光掲示板にはF-ZEROの初期マシン4台の画像が表示される*2。また、最終コーナーの電光掲示板にはファルコンの名台詞、「Show me your moves!(お前のワザを見せてみろ!)」という文字が表示される。
SFCのタイムアタックではファイヤスティングレイと共によく使われるエリアであり、実質このゲームのタイムアタックは『ファイヤスティングレイでミュートシティを極める』というモードになっていた。
そんなシリーズの顔とも言えるコースなため、『F-ZERO』シリーズのステージが初めて収録された『スマブラDX』にもビッグブルーとともに『F-ZERO X』仕様のステージが収録されていた。ポートタウン エアロダイブのようなクルーズ系ステージだったが、そちらと個性が被っているうえにモチーフ被りのこのステージ側の個性が勝ったためか、今回復活には至らなかった。
このステージの名前に「SFC」とわざわざくっついているのは、1度は復活させる目論見があったということだろうか?
解説
初代『F-ZERO』最初のコース、ミュートシティをグラフィックからコース形状に至るまで忠実に再現したステージ。
実はさり気なく乱闘しやすいようにマシンはやや大きめで、原作よりもスピードは控えめになっている。
二つのすり抜け足場と足場になるブルーファルコン上で戦う少々変わり種のステージ。コースはダメージ床となっているので注意。
ファイアスティングレイ、ゴールデンフォックス、ワイルドグースのいずれかかが定期的に乱入、足場として使えるが『CHECK』表示が出た直後に退場するので注意。退場時に乗っているとダメージを受けるがミスにはならない。
稀にブルーファルコンが退場することも。
地面判定はコースのうねりで動くようになっている。
無敵状態でコース上に立つとレースの進行でカーブに差し掛かった際に場外にすっ飛ばされることがあるので注意。
いわゆる2Dステージとして扱われており、Z軸避けが発生しない。
前作とは違い、キャラは平面となる。
ステージギミック:なし 時の変化
ブルーファルコン以外のマシンが出現しない、原作に於ける「PRACTICEモード」になる。