ファイター/ホムラ/ヒカリ

Last-modified: 2024-02-19 (月) 17:47:41

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ホムラ / ヒカリ

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原作でのホムラ / ヒカリ

『ゼノブレイド2』に登場する亜種生命体「ブレイド」。
コアクリスタルと呼ばれる結晶体から生まれ、コアクリスタルに触れた人物と同調、実体化する。
ブレイドはその名の通り武器を生成する能力を持ち、同調した人物「ドライバー」に武器を貸し、自身はエーテルエネルギーをドライバーに送信、ドライバーの身体能力を強化したりバリアを張るなどしてドライバーをサポートする。
なお、ドライバーが死亡するとブレイドもコアクリスタルに還る。その後、別の人物が同調することで再び実体化するが、以前実体化していた時の記憶は全て失われている。

ホムラはブレイドの中でも特別な「天の聖杯」と呼ばれる伝説のブレイドで、神が造ったブレイドとされている。コアクリスタルも十字架のような特殊な形状を持つ。
また、もうひとつの人格「ヒカリ」を有している。
天の聖杯はドライバーが死亡しても実体化を維持でき、ドライバー抜きでの自律稼働も可能、「デバイス」と呼ばれる超古代文明の機動兵器を指揮できるなど明らかにほかのブレイドとは異なる描写が多数存在する。

ブレイドとしての彼女が生み出す武器は神々しい見た目が特徴の「聖杯の剣」。炎の刀身を発するホムラの剣と光の刀身を発するヒカリの剣が存在し、彼女たちが姿を変えるたびに剣もその姿を変える。
また、伝承ではこの剣にはさらにもう一つの姿「第3の剣」が存在するという…

詳しくはホムラに関してはファイター/ホムラを、ヒカリに関してはファイター/ヒカリをそれぞれ参照。

代表作

赤文字は初登場作品

  • ゼノブレイド2 2017年/Switch
    『ゼノブレイド』シリーズの第三作目。ロール(キャラクターの役割)を重視したアクション戦闘や広大なオープンワールド風*1のフィールドといったシリーズの伝統はそのままに、同調している「ブレイド」によって手持ちの武器が変わるブレイドスイッチバトルというシステムを取り入れている。
    武器の種類によってロールが変わり、適時ブレイドを切り替えながら戦う、複雑ながらも奥の深いバトルシステムに仕上がっている。
    キャラクター人気も高く、グッドスマイルカンパニーから発売されたフィギュアはいずれも高い人気を誇る。

スマブラでのホムラ / ヒカリ

2021年3月5日よりDLCとして配信開始。ファイター番号は79-80、通り名は天の聖杯
Nintendo Switch作品出身のファイターはベレト / ベレスミェンミェンに続き3人目。
また、この2人はスピリットとしても登場しており、スピリットから参戦した事例も先述のミェンミェンに続いて2人目となる。

ホムラ / ヒカリという大きく性能が異なる2人を、下必殺ワザ「ヒカリチェンジ」/「ホムラチェンジ」で試合中に切り替えながら戦う事ができるファイター*2
個別のファイターの情報に関してはそれぞれ下のページを参照。

1体のファイターのみを使い続けてもこれといったペナルティはなく、ポケモントレーナーと違って被撃墜で強制的にチェンジさせられる事もないため、戦局に応じたもしくは好きな方のファイターを使う事ができる。
必殺ワザ以外のワザはモーションが共通しており、ホムラは若干範囲が広く、ヒカリは発生が早いという差がある。
全体的にホムラはスピードが遅めな代わりにパワーに長けた性能なのに対し、ヒカリはパワーで劣るがスピードに長けた性能。

この対称的なファイター2体を使い分けることで、どんな状況にも適応できる万能型の強さを発揮できる。

また、細身の美少女といった風貌とは裏腹に、意外にも両方とも中量級レベルのふっとびにくさ*3、そして上位クラスの攻撃範囲を持っている。

共通する弱点は復帰の心もとなさ。
移動手段となる必殺ワザはホムラはほぼ真上に飛ぶ上必殺ワザのみ、ヒカリもほぼ真横に飛ぶ横必殺ワザ真上にしか移動できない上必殺ワザのみであり、飛距離もそこまで恵まれてはいない。更に復帰のタイミングをずらしたり軌道を変えたりする手段もほとんど持たない。
無敵時間があり空中回避の代替となり得る下必殺ワザで復帰阻止を拒否する動きができるのは強みだが、遠くに飛ばされるとそもそも距離的にギリギリで必殺ワザを出すタイミングを容易に読まれる事態になりやすい。
持続の長い飛び道具である横必殺ワザ「ブレイズエンド」を持ち上必殺ワザによるガケつかまりで頭がガケ上にはみ出にくいホムラはまだしも、上・横必殺ワザのどちらも復帰ワザとして見た場合に難点が多いヒカリは非常に深刻。
以上のことから、ニュートラルにおける強さ・万能さを駆使してそもそもガケ外まで追いやられない事が他ファイター以上に重要となる。

また、どちらも回転の速い飛び道具やそれに対して直接的に有効な選択肢を持っておらず、いわゆる弾キャラにはやや苦戦するかもしれない。
そこはヒカリの申し分ないスピードで巧みに近づき、ホムラの卓越した火力で飛び道具ワザに対して圧力を与えていこう。

その他、色々と豪華な仕上がりではあるのだが根っこの部分はスタンダードな剣士キャラである。要するにカズヤのような超絶火力のコンボを持っている訳でもスティーブのような破天荒な立ち回りが出来る訳でもなく、差し合い・対空・着地狩り・崖展開といったスマブラの基礎とも言える分野を的確にこなす必要があり、「今日勝てる」といった要素はそこまで多くはない。
基礎がハイレベルで身に付いていれば特殊なファイターにも引けを取らないオールラウンダーな強さを発揮してくれるが、中途半端なレベルでは特殊ファイターどころかスタンダードな重量級、弾キャラにも不利を付けられてしまうだろう。
このため、上級者がひしめく大会では結果を残すプレイヤーが少なくない一方で初心者~中級者が圧倒的に多いVIPやスマメイトなどでの全体的な戦績はかなり悪い方となっており、伸び悩むプレイヤーも多い。

総じて互いの長所/短所が明確かつ対称的なため、どちらか片方に固執することなく適材適所で使い分けてこそ真価を発揮できる。
また、同一人物という設定を反映する形かホムラとヒカリでOP補正を共有しているという特徴がある。特に手数の増えやすいヒカリでOP補正が重く乗るとホムラの撃墜力が活かされない事態を招きやすいため、この点においてもやや特殊なノウハウが求められる。

使いこなせばホムラの一発の重さや攻撃範囲をメインに据えて暴れ回る乱闘や初級対戦から、ヒカリの機動性をメインとして丁寧に立ち回る1on1まで、あらゆる環境・あらゆるプレイスタイルに適応でき、スマブラ初心者でもある程度の訓練をすれば扱えるようになる。正に、DLCに相応しく贅沢仕立てのファイターと言える。

声優はホムラ / ヒカリともに下地 紫野(しもじ しの)。またアピール等で登場するレックス下野 紘(しもの ひろ)が担当。いずれも新録ボイスである。
海外版の声優はホムラ / ヒカリがSkye Bennett、レックスがAl Weaver。

余談だが、ねとらぼの『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALファイター人気ランキング』ではマリオリンク等の王道キャラをはね除け、早々に堂々の一位を獲得。DLC勢の中でもずば抜けて注目を集めた期待の新鋭ファイターだ。*4

アップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他

ホムラの変更点はこちら
ヒカリの変更点はこちら

下必殺ワザ チェンジ

無敵F全体F
6-12F32F

ホムラとヒカリを切り替える。
詳しくは各ファイターのページを参照。

カラーバリエーション

ホムラとヒカリでカラーリングが異なる。
互いの色が入れ替わる3Pカラーや、2人ともほぼ同じ色になる2・5・6Pカラーは見た目の幻惑効果が高い。
4・8Pカラーも見慣れないプレイヤーには効果がある…かもしれない。
画面下の蓄積ダメージ表示を見ればどちらかすぐに判別できるので、よく分からなくなったらそちらを確認しよう。

カラーホムラヒカリ元ネタ・備考
1黄色
2プネウマ*5
3黄色「ヒカリちゃんっぽいホムラ」「ホムラ色になるヒカリ」
どちらも原作再現で、DLCで同名の衣装変えが存在した。
4茶色灰色耳つきポンチョ*6風ホムラニア風ヒカリ
黄色
5ヴィラン風ダークカラー
コアクリスタルが赤色に変化する。
6ミント旅客機のような、爽やかなトリコロール
水色水色
7黄色リアルタイプ、色合いを極端にしてみた版
ホムラのみコアクリスタルが一般ブレイドと同じ水色に変化。
8ゴールド&シルバー(プラチナ)

コメント


*1 厳密には『ゼノブレイド』シリーズは『ゼノブレイドクロス』を除いてオープンワールドのゲームではない
*2 『DX』『X』時代のゼルダのシステムを踏襲。
*3 具体的には体重値がホムラが98でマリオと同等、ヒカリは92でウルフと同等。
*4 因みに、2位はガノンドロフ、3位はジョーカー、4位はカービィ
*5 原作のDLC衣装「ブルースカイなホムラ」にも似ているが、細かな色調やブーツの色など細部は結構異なっている。
*6 原作にあった着せ替えの1つ。