●出典:ゼビウス 他
原作でのスペシャルフラッグ
初出はナムコ(現バンダイナムコ)の『ラリーX』。
当時は「スペシャルチェックポイント」とも呼ばれており、取得すると以降のチェックポイントの得点が二倍になる効果があった。
その後、伝説的シューティングゲーム『ゼビウス』に隠しキャラとして登場。
「スペシャルフラッグ」という名前に固定されたのはここから。
特定の座標にブラスター(対地攻撃)を打ち込むと出現し、取得すると残機が1増える。
世界観には全く合っていないのだが、当時のゲーム業界には「隠しキャラ」の概念自体が存在せず、発見された際に反対を受けても「バグで出てしまった」という言い訳ができるよう、敢えて違和感のあるキャラクターとして選出された*1。
この「ボーナスキャラが隠されている」という非常に斬新な試みは話題となり、以後のナムコ作品にも隠しキャラの定番としてしばしば登場するようになった。
スマブラ以外の任天堂作品でも、ナムコが開発した『スターフォックス アサルト』にてコレクション要素として登場し、スペシャルフラッグを全て集めるとナムコの名作3Dシューティング『スターラスター』が遊べるようになる。
概要
攻撃には一切使用できず、一定時間掲げることに成功するとストック制ではストックが、タイム制では撃墜スコアが+1されるという非常に特殊なアイテム。
一度掲げ始めると中断できず、また掲げている間に殴られてひるみかふっとびが発生すると必ず落としてしまう。
掲げる時間はかなり長く、1on1ならば相手をふっとばして時間を作ることもできなくはないが、多人数戦で通すのは至難の業。
掲げるモーションや成功した時のモーションが他のアイテムと比べて観察しやすいので、気になる人はトレーニングモードでじっくり鑑賞してみるといい。*2
発売初期は優先ルールにスペシャルフラッグのみ出現するルールを設定出来たが、あまりにも効果が強烈すぎたためかVer.3.1.0より優先ルールから削除された。

