はじめに
カメラモードで写真を撮ってみたは良いものの、「何か物足りない」もしくは「覇気を感じない」と思ったことは無いだろうか。
このページを読めば、そういった問題を解決できるかもしれない。
ここでは、筆者が「迫力ある写真」を撮ろうとする時に行なっている撮影のコツを伝授する。
今の内に断っておくが、ここでは筆者の感性に基づいて解説を行なっている。なので人によっては「その工程必要ある?」「欲しい写真はこういうヤツじゃない」と感じるかもしれない。
そう感じるのであれば、その感性を大事にして自分なりの作品を生み出して欲しい。実際のカメラ同様にスマブラ画に正解は無いのだ。
解説
できるだけ拡大して周りのスペースを埋める
物のデカさ。迫力を出すためには必要不可欠な物であろう。
しかし写真にはフレームという視界の限界があり、大きく描こうにもその広さは限られている。
なので被写体を限界まで拡大し、スペースが許す限りの大きさを演出するのだ。
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ZRボタンでカメラを近づけることで、被写体を拡大できる。
映したい物が何なのかを絞り、スペースを無駄にしないよう拡大する。
被写体の端がほんの少しフレームで隠れてしまうぐらいで丁度良いだろう。
もちろん、スペースを敢えて残して背景や空白を活かす撮り方もあるのだが、
どっちにしろ”無駄な”スペースを極力無くすという意識は大切になってくるだろう。
例えば「ホームランバットでホームラン」というお題であれば、バッターを画面内全てに収めるというのも手だが、
それらは画面の隅に起き、これから飛んでいく方向を広くする事で「遠くに飛ばす」イメージを演出する事が出来る。
例えばこんなの。
左側に空間を空ける事で「かなり蓄積が貯まっていて、コトブキランドの桟橋から逆方向へホームラン」に見える。
実はこれ、蓄積20%でしかない。それでも飛んでるように見えるのは撮影タイミングとアングルと空間の妙である。
画角を広げて近距離を演出する
遠くのものは小さく、近くのものは大きく見えるというのは周知の事実だろう。
つまり「近い≒デカい」であり、近さを演出するのは迫力に繋がる。
カメラモードで近さを表現するには、つまりカメラをできるだけ被写体に寄せなければいけないのだが、寄せすぎると今度は被写体が見切れてしまう。
そこで画角(カメラの視野角)を広げることで、近くにカメラを寄せても被写体が見切れないようにする。
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スペースを無駄にしないようカメラの位置を調整するとこんな感じ。
こうすることで奥行きが生まれ、近くで接写したような迫力が出てきたのがわかるだろうか。
今回は十分にカメラを近くに寄せることができたが、実はステージによって画角を弄れる量やカメラを寄せられる距離が変わってくるので、撮影するステージによっては満足にカメラを寄せることができないかもしれない。
そういう場合はできる限りカメラを近づけた上で画角を調整する、あるいは撮影するステージを変えてしまうなどといった工夫が必要になってくるかもしれない。
角度を変えて対角線を利用する
長方形においては、縦横の辺よりも斜めの対角線の方が長さが出るというのは当たり前であろう。
先ほど被写体をできるだけ大きく撮りたいと言ったが、この対角線を利用することでもう少し大きく写すことができる。
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Xボタン + ZR or ZLボタンで角度を調整して斜めに被写体を配置してから、さらにカメラを寄せるとこんな感じ。
わずかながら被写体が大きく映るようになったのが分かるだろうか
一番長さの出る場所を対角線上に配置することで、このように大きく映すことができる。
完成
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いかがだろうか。修正前の写真と見比べてかなり迫力のある写真に仕上がったのではないだろうか
これらのテクニックが使われた写真はこのwiki内でも複数存在するので、探してみるのも良いかもしれない。