●出典:スーパーファミコン(周辺機器)
現実世界におけるスーパースコープ
バズーカのような形状をした、スーパーファミコン用の周辺機器。2コン側に赤外線センサー*1を取り付けてテレビの上に置き、スーパースコープ本体を肩にかついで画面を狙う…というスタイルで遊ぶことができた。
しかしながら、いわゆるライトガン(光線銃)系の周辺機器の宿命か、液晶テレビやプラズマテレビが普及しブラウン管テレビが過去のものとなった現代においては、遊ぶことが非常に困難*2。
それ以外にも、単3電池を6本も使用する燃費の悪さや、重量があり長時間のプレイには向かないなどの欠点も多かった。
対応しているソフトは同梱ソフトの『スーパースコープ6』の他、『スペースバズーカ』『ヨッシーのロードハンティング』などが存在。
特に『ヨッシーのロードハンティング』では、スーパースコープを構えたマリオがヨッシーにまたがる姿が印象的だった。
また、発売と同時期公開の実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』にもキーアイテムとして登場しており、CMでもその使用シーンがピックアップされていた。
スマブラにおいては『DX』で初登場し、それ以降のシリーズでもおなじみのアイテムとなった。
ただし、シリーズを通じてマトモな持ち方をしているファイターは誰一人存在しない。
外見だけ見ると勘違いしがちだが、発射ボタンは砲身の先に付いている持ち手ではなく砲身本体の中央やや後ろ部分にある赤いボタンであり、「肩に担いで利き手で砲身を掴んでボタンを押し、もう片方の手で持ち手を支える」というスタイルが正しい。
しかしその持ち方だとキャラがスコープに隠れて見栄えが悪くなる、射線が高くなり当てにくくなるといった問題があるので、持ち方や発射ボタンの位置については敢えて無視されているようだ。
概要
持った状態で攻撃するとスコープを構え、ボタン連打で威力の低く小さい弾、ボタン長押しでチャージして威力とふっとばしの大きい巨大な弾が撃てる。
連射およびチャージ中は、向きを固定しながら前後に動いたりジャンプする事ができる。
連打モードは一度相手に当たると怯んでいる間に次の弾が当たり連続ヒットしやすく、ダメージを蓄積しやすい。
チャージ弾は見ての通り非常に強力で、ダメージは1on1補正込みなら33.6%、ふっとばしの方も終点中央のマリオを約75%で撃墜可能な威力。
ただしその分エネルギー消費も激しく、考え無しに撃っているとすぐに電池切れ…もといエネルギー切れになってしまう点に注意。
ちなみに、勝ちあがり乱闘のスタッフロールでファイターが持っているのもこのスーパースコープ。