アイテム/モンスターボール/ファイヤー

Last-modified: 2024-03-17 (日) 13:45:55

ファイヤー_9.jpg

●出典:ポケットモンスター 赤・緑

スピリットについてはスピリット一覧/フリーザー & サンダー & ファイヤーを参照。

原作でのファイヤー

カントー地方などに現れる伝説の鳥ポケモン。全国図鑑No.146、ほのお/ひこうタイプ。高さ2.0m、重さ60.0kg。
ファンの間では同じく伝説のポケモンであるフリーザー、サンダーを合わせて三鳥と呼ぶこともある。

『赤緑』ではチャンピオンロード、そのリメイクである『FRLG』ではともしびやま、
『HGSS』ではシロガネ山と、カントーを舞台とした作品内でも出現する場所の変化が大きい。

「かえんポケモン」という分類名の通り、翼や尾羽が常に燃え盛っている。
その外見からか、ファイヤーが姿を見せると一足先に春が訪れると言われているようだ。

初代ポケモンではほのおタイプ自体の不遇さに加え、ファイヤー(炎)という種族名にもかかわらずほのおタイプの技を自力ではほとんど覚えず、一部界隈からは「にらみつける先輩*1」などと揶揄われてしまう有様だった。
一応、初代では非常に強力な性能を持っていた「ほのおのうず」を自力で覚えられる長所はあり、高い種族値から「ほのおのうず」を当てて相手の行動を縛り付けつつ「どくどく」でジワジワとHPを削るすごくセコい戦法で対戦環境においても活躍する機会はあった。

近年の作品に近づくにつれて改善され、伝説のポケモンに相応しい優秀なほのおタイプの技を覚えるようになった。
また、ひこうタイプの中でも特に威力の高い「ゴッドバード」を自力で覚えるのがシリーズの伝統。
『SM』では炎タイプが一時的に消滅する技、「もえつきる」も使えるようになった。燃え尽きて大丈夫なのか?
なお、『金・銀』以降は長らく「にらみつける」を覚えられなくなったが、約20年後に発売された『剣盾』では、基本技として再度にらみつけるを習得するようになっている。「にらみつける」との縁は切れないようだ。

『剣盾』のDLC「冠の雪原」ではあく/ひこうタイプとなったリージョンフォームの個体が登場。
分類名「じゃあくポケモン」。高さ2.0m、重さ66.0kg。
なお、この姿のファイヤーはスピリットでの解説にもあるように鳴き声と外見が酷似しているだけの別種である可能性が取り沙汰されている。
炎のようなオーラを纏う「もえあがるいかり」という技を使うが、どちらもあくまでも炎の様に見えるオーラというだけのあくタイプの技で、ほのお技は一切覚えない。
そのためか、劇中のある登場人物には「なんちゃってファイヤー」と呼ばれている。なおそのなんちゃってファイヤーも「にらみつける」を覚える模様。

行動

その場からゆったりと「そらをとぶ」。
ファイヤーの全身に攻撃判定があり、相手ファイターが接触すると強烈なダメージ(40%)とふっとばし力で翼部分に当たると上方向に、胴体部分に当たると下方向に強くふっとぶ。

余談だが、カメラモードでエフェクトを消すと、翼の炎の一部、そして頭と尾の炎が丸ごと消える。「にらみつける」

対策

当たらないように逃げる。
ゆったりと飛ぶモーションの関係で攻撃判定も長く同じところに留まるため、行動に強烈な制限がかかるのが怖いところ。
構造が変形する、強制スクロールがあるステージなどでは立ち位置に注意したい。
呼び出したプレイヤーはファイヤーがいる方向へふっとばそうと狙ってくるはずなので、上手く回避したい。

とはいえ、当たり判定はそれほど大きくなく、上に飛び去っていくだけで横に逃げられ放題な為、多人数戦ですら滅多にやられることはない*2。マスターボールから出てくる中ではハズレの分類である。「にらみつける」

コメント

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*1 初代版でのみ、相手の防御力を下げる効果がある「にらみつける」をLv.51で習得する。同じLv.でフリーザー、サンダーがそれぞれ「ふぶき」、「かみなり」といったタイプ一致の強技を覚えるのに対して、ファイヤーだけが何故か地味なデバフ技。
*2 しかも、ファイヤーの滞在時間も他のポケモンより短い。