●出典:THE KING OF FIGHTERS '96
作曲者/編曲者
作曲:新世界楽曲雑技団(SNKサウンドチーム)
編曲:岩垂 徳行
入手方法
DLC:ファイターパスまたは「テリー+KOFスタジアムステージ」の購入
概要
『KOF '96』での八神庵のテーマ曲。
庵に関連するBGMは『2001』を除く全ての作品でサックス演奏を取り入れているのが特徴。さらに庵がロックバンドのベーシストであることに因んでかギターやベースの主張も強く、作品によってはムーディーで哀愁のある曲からハードなロック音楽まで様々なスタイルが存在する。
そんな中でも特に人気が高いのが、初登場の『'95』での「嵐のサキソフォン」と『'96』での「嵐のサキソフォン2」。「1」が落ち着きのあるアシッドジャズ、「2」は哀愁も交えつつエレキギターとサックスが激しく呻るハードな曲、といった具合で、スマブラでは対戦との親和性を重視してか「2」をアレンジして収録している。
原曲の流れを受け継ぎつつテンポアップした正統派アレンジで、サックスとエレキギターの「嵐」のような旋律が素晴らしい。また、曲後半にはエレキギターのソロパートが追加され、疾走感も増している。
スマブラらしいロック調とスマブラらしからぬアダルトで危険な雰囲気を同時に堪能できる一曲に仕上がっている。
ちなみに、「嵐のサキソフォン」は全部で「5」まで存在している。「庵といえばこの曲」というのはファンの間でも人気が分散して明確には定まっていないが、スマブラを始めアレンジの回数は「2」が最も多いため、SNK公式としてはこの曲を推しているのだろう。