アイテム/どせいさん

Last-modified: 2024-05-17 (金) 09:32:12

どせいさん.jpg

●出典:MOTHER シリーズ

原作でのどせいさん

地図にも載ってない場所、サターンバレーに住む謎の生物。「土星人」ではない。◆じぶんは どせいさんと いうものですよ。
ちんちくりんな見た目で、なんとも言えない話し方をする。

性格は温厚かつのんびり屋で争いを好まない。そんな性格の為、あっさりとギーグ一味の幹部にさらわれて利用されている。
実は人間をも凌駕する高い技術力を持っており、
『MOTHER2』の終盤では彼らの助けによってある所へと行けるようになる。◆すごいや。

『MOTHER3』でも「どせいだに」で出会う事ができる。
リュカ達が訪れる頃には案の定ブタマスク達に住処を占領されており、ハリの在り処を吐く為に「こわいはなし」を聞かされて脅かされている。

どせいさんが話す際にのみ、専用のフォントでテキストが表示される。(通称:「どせいさん語」)
一応プレイヤーにもどせいさん語は読めるだろうが、「ぷー。あらあら」「ぽえーん」「ぐんまけん!」などの独特なセリフも相まって、
ユニークなキャラクターが多い『MOTHER』シリーズでも特にユニークなヤツになっている。◆えーなー。

余談だが、かつて『MOTHER1+2』発売に併せて「ほぼ日刊イトイ新聞」*1にて「どせいさん語翻訳講座」が開催された…のだが最初に出題された3問は、応募による正解者ゼロ人というすさまじい記録をたたき出している。ハズレだよ!
応募された答えもおもしろいので、是非閲覧をお勧めする。(参考)
なお、2020年にはゲーム内セリフをすべて収録した書籍の発売に併せて、リバイバル企画が開催された。(参考)

「個」という概念がないのか薄いのか、「名前」という文化がなく、みんな「どせいさん」である。
◆でも ぼくたち なまえ ないんだよ。ここは みんな どせいさんなんです。
…けど雌雄の概念はあるらしい。
頭のリボンはどせいさんなりのおしゃれなのだろうか。

『スマブラ』シリーズでは『DX』以降にアイテムやフィギュアが登場。
『X』のアイテムスイッチ画面での説明文は「ぽえーん。ぷー。」となっていた。他がマジメなのでここだけ知能低下している…?
なお『for』からは現在のアイテム説明文になっている。
『SP』ではMiiファイターコスチュームのぼうしとしても登場した。

概要

『DX』以降毎回投擲アイテムとして続投。

地上に落ちている時はのんびりステージ上を歩き回る。アイテムとしてつかむとじたばたする。
普通に相手に当てても「ぷー」と鳴るぐらいで全然ふっとばさず、中々しょっぱいが、なんとシールドを一発で割る。
喰らい判定があり、攻撃を受けるとふっとぶ。こっそり蓄積ダメージの概念もあり、何度もふっとぶたびに飛距離がだんだんと伸びていく。
ふっとび中のどせいさんにも攻撃判定がつくが、ベクトルがある程度高くないと横にすべるだけで、攻撃判定が発生しない。

見た目より恐ろしい性能を持つアイテム。
シールドブレイクさせられれば高いリターンが得られるのはもちろん、普通に当てても8%のダメージが入るので軽量級の強攻撃程度のダメージソースにもなる。
そもそも所持するだけで相手のガードに高いプレッシャーを与えられるので、シールドを張ろうとしない相手に近接を仕掛けるのも良い。相手がそれをシールドで防ごうとするのならそこに投げ込んでやろう。

相手にした時の対策だが、シールドを張らないというのは必ずしも良い手では無い。
遠くからシールドで相手の投擲を誘ってそれを緊急回避するのがベストではあるが、失敗してシールドブレイクしないように。

ちなみにカービィデデデの吸い込みでもワリオのかみつきでも食べる事が出来ない。
◆やめてください。 …という事なのだろうか。

余談だが、アイテムとしての登場にもかかわらず『SP』の参戦キャラ集合絵に何故か描かれている*2

関連項目

コメント


*1 「MOTHER」ゲームデザイン担当である、糸井重里氏が主催する「株式会社ほぼ日」が運営するWebサイト。名前のわりに毎日更新している。「ほぼ日手帳」の販売などで有名。
*2 ピクミン達に持ち運ばれている。
閉じる