アイテム/アシストフィギュア/アキラ

Last-modified: 2024-03-30 (土) 16:51:40

アキラ.jpg

●出典:バーチャファイターシリーズ

撃墜
体力60

スピリットについてはスピリット一覧/アキラを参照。

原作でのアキラ

セガ制作による3D格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズの主人公。本名は「結城 晶(ゆうき あきら) 」。

名門「結城武館」の生まれで、彼の父が中国の八極拳を元に編み出した「結城流八極拳」の使い手。
この結城流八極拳を更に磨き上げ、世界最強の拳へと鍛え上げる事、そして自身も最強の格闘家となる事を夢見る男。

胴着を着用し鉢巻を巻いた空手家風のコスチューム、とことんまでストイックな性格面など他社ライバルのアイツとは共通点が多い。
ビジュアル面での違いを挙げるならば、ツンツンした頭、籠手の代わりにリストバンド、眉毛が彼ほど太くない(PROJECT X ZONE)などといったところだろうか。

得意技の「鉄山靠(てつざんこう)」、「10年早いんだよ!」という決めゼリフはアキラの象徴として人気。
ベヨネッタの前投げにおけるセリフもアキラの鉄山靠が元ネタとなっている。

2D格闘ゲームひいてはアーケードの対戦格闘ゲームというジャンルを切り開いた先駆者が『ストリートファイター』とするなら、3D格闘ゲームの金字塔と言えるのが『バーチャファイター』シリーズである。
特に2作目である『バーチャファイター2』は当時としては革新的なグラフィックや緻密なゲームバランスで、国内外問わず社会現象的なヒットを記録。
この功績が認められ、1998年にアメリカで「1998 コンピュータワールド・スミソニアン・アウォード」を受賞することとなる。

同じ3D格闘ゲーム仲間の『鉄拳』シリーズとは共同で新聞広告を出した事がある。
そういった過去の実績故か、アキラは自社・他社問わず他作品とコラボレーション・ゲスト出演の機会を与えられる事が多く、シリーズが終わった現在でもアキラはまだその代名詞としての知名度がある。

例を挙げると『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』では『鉄拳』シリーズを始めとする様々なキャラクターと共演しており、
スマブラにファイターとして登場しているキャラクターならカズヤリュウケンルキナクロムがいる。
ファイター以外(最後の切りふだの端役やアシストフィギュア、Miiコスチューム、スピリット)も含めたらもっと多い。気になる人は原作をやってみよう。

Mr.3D格闘ゲームと呼んでも過言ではないアキラだが、意外なことにキャラクターとしての性能はいわゆるバランス型とは程遠い上級者向けファイター。
カウンターヒットで威力が激増する「鉄山靠」の他にも、震脚と共に強力な掌打を繰り出す「猛虎硬爬山(もうここうはざん)」「白虎双掌打(びゃっこそうしょうだ)」といった一撃の破壊力に優れる八極拳のワザ、
それを目にも止まらぬ連撃として絶大なダメージを与える「崩撃雲身双虎掌(ほうげきうんしんそうこしょう)」といった派手な代名詞的大技を多く持つ。
択も強力で一撃一撃が重い反面、コンビネーション技は3D格闘ゲームのキャラクターとしては比較的シンプルなものと「崩撃雲身双虎掌」など素早く複雑な操作が必要なものとで両極端。
ストイックに操作精度を磨き上げ、実戦では一瞬の隙を突いてスピーディな打撃を叩き込み、主導権を握ったら重厚な択で攻め倒すという、3D格闘ゲームにおける基礎とカタルシスを徹底的に追求したかのようなキャラクターになっている。

『スマブラ』シリーズでは『for』『SP』の有料DLCとして格闘タイプ用のMiiファイターコスチュームが登場した。
また、『SP』ではアシストフィギュアとしても登場する。
デザインは初代『バーチャファイター』におけるポリゴンを元にしているが、一方で担当声優は2作目以降と同じ三木 眞一郎(みき しんいちろう)となっており、『4』の音源を使用している。
この組み合わせは『バーチャファイター 10th アニバーサリー』と同じである。

行動

「いくぞ!」

登場すると、相手との間合いを一定に保ちながら峻烈な肉弾を浴びせてくる。
踏み込みながら正面に繰り出す攻撃は発生と威力が高く、出始めはスーパーアーマーが付いているため、かち合いにすこぶる強い。
防御行動を取ることもでき、ガードや無敵付きの前後ステップ、移動空中回避を行うため、接近戦で倒すには苦労させられる。

手近な敵ファイターに接近して以下のワザで攻撃する。

  • 裡門頂肘(りもんちょうちゅう)
    踏み込みながら相手に肘を突き入れる。相手を横に軽くふっとばす。
  • 猛虎硬爬山(もうここうはざん)
    前進して掌打を繰り出す。相手を横にふっとばす。
  • 鉄山靠(てつざんこう)
    背中からぶつかる強烈な体当たり。相手を横に強くふっとばす。
  • 連環腿(れんかんたい)
    上段回し蹴りの2段攻撃。相手を斜め上にふっとばす。
  • 登脚(とうきゃく)
    片足を上げてジャンプしながら飛び蹴り。相手が上にいると使う。ジャンプは垂直か斜め上の2パターンがある。相手を横に軽くふっとばす。
  • 風門倒壊(ふうもんとうかい)
    背後に向けて両足を揃えて蹴り出す。空中でアキラの背後に相手がいると使う。相手を斜め上に軽くふっとばす。

一定時間経つと決め台詞「十年早いんだよ!」と言い残して退場。

対策

とにかく距離をとる。動きはシンプルなので飛び道具やリーチの長いワザがあれば迎撃は割と容易。
突き以外はおもむろに前進しながらの攻撃なので、緊急回避はシビア。逃げそびれたら素直に一撃防いでから逃げよう。
アキラに向かってダッシュし、横回避1.5回分ぐらいの距離でカウンターを置くとアキラが攻撃を仕掛けてくる為、ほぼ決まる。ゆえに飛び道具がなくとも、カウンター持ちのキャラはカウンターで迎撃可能。

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