●アートワーク出典:ファイアーエムブレム 風花雪月
※追加スピリット:2020年1月29日より追加
分類
Tag: ファイアーエムブレム シリーズ アタッカー ACE級 防御属性 超化スピリット
原作でのディミトリ (5年後)
何であろうと、俺のすべきことは変わらない。一人でも多く、殺すだけだ。
フォドラ全土を巻き込む大戦乱の時代となった5年後。
ディミトリだけは他の元級長と違い、彼だけプロフィールに「家督を継承した」という明言がされておらず、加えて無造作に伸びた髪、負傷による隻眼、そして主人公には初対面時から見抜かれていた「陰り」を一層濃くまとった風貌は、何やらただならぬ不穏な事情を感じさせる。
炎帝騒動の後、フェルディアで起きた政変で宮廷魔導師コルネリアに伯父のリュファス殺害の容疑をかけられ処刑されかけた所を、従者ドゥドゥーに救われる。
以降流浪の身となり、炎帝の正体がまさかの人物であったこと、唯一の心の支えだったドゥドゥーが自身を救うために犠牲となってしまったことから、その後5年間復讐を果たさなければならないという考えに囚われ帝国将兵を次々と虐殺。彼の学級を担任するルートでは宛もなく彷徨った後、ガルグ=マク大修道院へと流れ着く。
王道を往くかつての姿を失い「妄執の王子」と呼ばれるまでに堕落した彼の運命は、主人公が最初にしていた選択にかかっている。
ゲーム中では、槍をメインに使う歩兵タイプの専用兵種「マスターロード」が解禁される。
専用武器である「魔槍 アラドヴァル」が非常に優秀で、更にそれを装備している時のみ使用できる戦技「無惨」はあらゆるクラスに対し有効扱いとなり、威力が2倍アップするという凶悪な代物。素のズバ抜けた物理攻撃力の高さもあり、この戦技を繰り出せば莫大なHPを持つボス敵ですら一発で潰してしまうことも珍しくない。
また、個人スキルに「HP満タンの際に回避が+20」というかなり強力な効果が追加され、育成次第では敵の攻撃を避けながら一方的に潰し続けることも可能。
無論、彼に敵として相対したプレイヤーはこの凄まじい戦技を常に警戒しながら立ち回らねばならず、ヘタに攻撃範囲に入ってしまったユニットは確実に死ぬ。
そういった闇堕ちという表現が相応しい風貌とあらゆる敵を一撃で薙ぎ倒していく戦いぶりは一種の悪魔的な魅力を形成しているようで、『風花雪月』発売から程なくして公式が開催したFE総選挙では男性キャラ部門で堂々の一位に輝くほどの支持を集めた。
代表作
※赤文字は初登場作品
- ファイアーエムブレム ヒーローズ 2017年/iOS,Android
- ファイアーエムブレム 風花雪月 2019年/Switch
入手手段
- ディミトリの超化
性能
- 種類:アタッカー
- 階級:ACE
- 属性:防御
- パワー
- Lv.1:3,538 (攻撃力:2,188 防御力:1,029)
- Lv.99:10,646 (攻撃力:6,582 防御力:3,097)
- スロット:2
- 超化スキル:ハイパースマッシュ
「ハイパースマッシュ」持ちのアタッカーでは唯一の2スロット。パワーも十分ある。
同じスキルを持つLEGEND級のケルディオ (かくごのすがた)との差別化は可能。
最大の問題点は「ハイパースマッシュ」がスロット1スキルであること。
ディミトリの攻撃力は全体から見ても上の方だが、総合力は所詮強めのACE級。
しかも上記の通り、「ハイパースマッシュ」は必要スロット1のため、ビクティニで簡単に代用できる。
シリウスにビクティニを付ければ、強化ディミトリ感覚で運用できるのも辛い。
スキルが違えば、あるいはシリウスがいなければまた違った評価ができたかもしれない、残念なスピリット。
そもそも「ハイパースマッシュ」自体が微妙だとか言わない。