能力値
英語版名称 | Octo Samurai | 登場ステージ | キューバン展望台 スゴイ ドスコイ # タコツボザムライ | 肩書き (海外版) | いざ尋常に (Splat with honor) |
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体力 | 1500(タコツボザムライ) 600(タコ足) | 攻撃パターン | ヨコ振り バイク攻撃 ジャンプ斬り 回転斬り 怒涛三連タテ振り インクカマイタチ | 備考 | 自然回復なし 対物攻撃力補正 |
テーマ曲 | OCTOTOOL - Octarmaments |
解説
ステージ2「キューバン展望台」のボスタコ。
特製ローラー「ダイナモローラーライジン」自体が戦略タコツボ兵器で、これをブキにして戦いを挑む。
いざ尋常に勝負!
見た目もゴウカイながら、1500とイカとタコゾネスの15体分という高い体力、ローラーによる多彩かつ豪快な攻撃はボスキャラにふさわしい強さ。
序盤のうちは手加減からか比較的鈍いものの、最終形態ではホンキを出してくるため、かなり素早くなる。
塗り自体の速さもあるため、足場を確保しないとバッサリやられてしまう。
いずれも攻撃力が高いが、当たり判定はそれほど広くない。落ち着いて塗り返し、避けるルートを確保すべし!
攻撃パターン
ヨコ振り
攻撃力:1800(直撃)/50~30(しぶき)
- ローラーおなじみの一般的なヨコ振り。前方に多くのしぶきを撒く。ローラー直撃は当然のごとく確1で、しぶきでも確実にダメージが入ってしまう。
- 振りかぶってからは方向を変えないので、ヨコにうまくかわそう。
- シェルターでガードしても無駄。一撃で砕かれる。…そもそも、上からインクしぶきが降るのでガードはあまり意味がない。
- ムダに攻撃力が高い
バイク攻撃
攻撃力:1000
- ローラーを最新兵器タコツボ・バイクに変形させてトツゲキしてくる。
- 突進速度が思いの外速く、油断してると轢き潰される。この時タコツボザムライに近いと、ほぼ確定でこの攻撃を受けてしまう。真っ先に離れよう。
- 正面からの攻撃は全て無効化する。ボムも効かないのでとにかく横避けに徹するべし。足場が悪いならカーリングボムに道を開けてもらおう。
- レアケースではあるが、エンジン始動の時にローラー周辺にインク溜まりが延々と出て来るため、この上にいるとブキで塗ろうとおかまいなしに足を取られ続けてしまう。つまり、ほぼ密着した状態なら確定で潰される。
- 塗り範囲がかなり広いので、足場を一気に奪われてしまう。
- 攻撃が終わると後ろがガラ空きになってスキが生じる。
- 最終形態でホンキを出すと、2連続で行ってくる。塗り返そうとしてる際に轢かれないように注意しよう。
- 余談だが、オクト・エキスパンションではアタリメ司令に「土俵の上に乗り物で乗るなど…力士の風上にも置けんやつじゃ!」と評されていたりする。イカスフィアは?
以下、第二形態より使用。
ジャンプ斬り
攻撃力:1800
- 高くジャンプして一直線に飛んで叩き潰してくる。
- ジャンプの速度は速く、比較的厄介。キョリをとっていてもこの攻撃でイッキに詰められる。
- 当たり判定はそれほど広くないが、次の攻撃の連携でコンボを繰り出す。
- ヨコへの判定がせまいため、スピナーのチャージ中の移動速度ですら避けられる。チャージャーもチャージキープからのイカジャンプで避けられる。その後、火力のあるブキならば、そのまま反撃に転じて蜂の巣にしてやろう。
回転斬り
攻撃力:80
- 第二形態より使用。
- 目を光らせた後、周囲を豪快になぎ払う荒業。
- 1確ではないが、マトモに食らうと連続してダメージを受けるため実質1確。
- 「チュイン!」という音で目を光らせるモーションがあるので、それを見たら急いでキョリをとろう。
- ひるんだ際に、カウンターでこの技を繰り出してくる。くれぐれも注意したい。
- 当たり判定がローラーのみなので、ジャンプでかわすことができる。なお、イカのインクにハマっている際は技の出が少しだけおそくなる。
- 実は至近距離だと当たらなかったりする。
怒涛三連タテ振り
攻撃力:1800(直撃)/50(しぶき)
- ローラーを変形させたのち、怒涛の三連続攻撃。きわめて素早い。
- リーチは勿論長い。後ろではなくヨコにかわそう。
- 次の攻撃の出が速く、目ざとくこちらを狙う。叩き潰されたくなければ、横避けに集中すべし。
インクカマイタチ
攻撃力:50
- 最終形態で使用。高速回転させたローラーをタテに振り、そこからインクの刃を飛ばす。
- 射程はステージの端から端まで届き、弾速も速い。
- イリョクは低めだがふっとばし力が大きく、ひるんだスキにトドメを刺され易い。
- イカに当たっても一撃でやられないが、シェルターはなぜか一撃で破壊される。ガードしても無意味。
ということは、1500(キャンピングシェルターの最大耐久力)を一撃で削る30倍の対物攻撃倍率となる。 - スピナーの場合、こちらの射程ギリギリの間合いならチャージ中でも避けられる。
たおし方
- 相手の攻撃をかいくぐり、相手の本体にダメージを与えてサムライを倒す。
攻撃は必ず予備動作があり、繰り出した後のスキもあるため、
「縦振り攻撃は左右に、回転斬りは後ろに下がって」回避した後、本体に攻撃を当てることになる。- ある程度ダメージを与えるとひるんでよろけるため、ブキによってはそのまま追撃が可能。
- 戦闘が長引いてくるとバイク攻撃を繰り出してくる。壁に衝突した後が攻撃チャンスになるが、
第二段階、第三段階ではターンして別角度で突っ込んでくるためしっかりと衝突するのを待って攻撃しよう。
- たおすとローラーのタコ足が出てくるので、それを3回とっちめれば勝利となる。
- 他のボスにも共通するが、タコツボザムライへのダメージは自然回復しない。相手の動きをじっくりみながら攻撃していこう。
- ヒーローローラーおよびインクタンクのLvが1の状態で考えなしにインクを撒き散らしていると、インクが切れて相手の攻撃をかわしきれなくなる。縦振りを使って横に横に塗り広げて、円を描くように立ち回って接近したら横振りで攻撃していけばインク持ちが多少マシになる。
外観
- ↑サムライらしい、見事なローラーの構え。
- 野球のバットのようにブキを立てて体に寄せ、利き手と逆肩が前に出るのを八相の構えと言う。タコだけに8に掛かっているようだ。
- アタマをサムライのようなポニーテールっぽくしている。なのに服装は革ジャン…いわゆるバイカージャケット。
- 裸に革ジャンを羽織るスタイルは、いわゆる「バイカースタイル」に見えなくもない。スパイク付きカフスもそれっぽい。
- サムライの着ている革ジャンの後ろのロゴ。とあるオクタリアンのオオモノを模してある。
- なぜか一輪車に乗っている。歩くのはニガテなのだろうか?
- 移動もジャンプも全て一輪車。シュールである。もっとも、それがオクタリアンらしいとも言える…
- タコツボ・バイク状態では一輪車は後輪部分になっている。
- イカのインクに沈んだ状態で移動したとき、必死にバランスを崩すまいとお尻をプリプリしながら動く。うしろから見ると面白い。
ローラーについて
- ↑サムライの持つローラー。その名も、「ダイナモローラーライジン」あっちのライジンの事ではない。
ダイナモローラー以上にゴツく巨大。少しサビており、年季が入っていることがうかがえる。- よく見ると、柄の部分は日本刀のそれである。バイク状態になると2本に増える。
- ↑ローラーの転がす部分には、タイヤ溝のような模様と、タコのキューバンのような模様がある。
- 通常のローラーと同様にタテ、ヨコ振りに対応しているほか、変形させてバイクにしたり、回転させてインクの刃を飛ばしたり、かなり芸達者なローラーである。メチャクチャ欲しい
- ↑後ろから見るとこういった見た目。一輪車のイスが巨大化しており、バイクと繋がる設計。イスのすわり心地は良さそうだ。
- ちなみに、このバイクはその形式からクルーザーバイクに分類されるタイプ。
- また、バイクにローラー要素を取り入れ、その他の無駄な構造を省いたような設計はチョッパーバイクを意識したものと思われる。
- リスポーン地点にもなり、サムライをたおした際にここから復活する。
- ↑出るのがキツそう。
ステージについて
- ↑ステージ地形はそのまま土俵。ちなみに場外落ちしない限り、どこまで外側にいても負けないのでご安心いただきたい。
- BGMなしでそのままゆっくり聞くと、相撲を思わせるような環境音が聞こえる。
- ↑土俵の上にある吊屋根。屋根の四方には房ではなくスピーカーが取り付けられている。オクタリアンらしいセンスである。
- なぜか内側にキューピッドのような模様…
- ↑ステージの所々に点在する標識看板。「ゴミ捨て禁止」「イカ立入禁止」のようだ。
- ↑土俵の下部側面に張ってあるポスター。何かのスポーツだろうか?
- ちなみに、下はタコの住宅街である。
TIPS
- 前作を含め、ボスキャラで唯一本体が戦略タコツボ兵器ではない唯一のキャラ。
- 名前に「サムライ(ザムライ)」と付いている割には、サムライ要素は2つぐらいしかない(ローラーの柄、髪型だけ)。
- 一対一で尋常に勝負するスタイルもサムライっぽくはあるかもしれない。
- ステージの見た目も相まって、どちらかといえばアメリカの90年代のバイカーか、はたまた体形的な意味では力士に見えてくる始末(しかも、ホタルもスモウを意識したセリフを言う)。
- そのおかげか、サムライよりもそちら2つの要素が濃く見えてしまうジレンマを持つキャラクター。
いろいろ盛りすぎっしょ
- 海外版肩書きの「Honor」は「名誉」「誉れ」という意味。訳すと「名誉をもって」といった具合。
- 公式設定で、オフの日にはタコたちと愛車でツーリングするのが趣味という事が明かされている。
- テキトーなヤツぁ許しちゃおけねェ性格で、タコたちからは頼れる兄貴分として尊敬されているとか。
- ちなみにインクリングは単細胞で享楽的。テキトーな性格である。
- イカすアートブック2にて、普段は若手のオクタリアンの育成に励む鬼教官という立ち位置であることが明かされる。
- さらに、タコツボザムライはシオカラーズのアオリのファンということが判明。
- 硬派に見える彼もアイドル好きなのはなかなか意外な事実である。
テキトーなヤツは許しちゃおけねェ性格じゃなかったのか
- ↑実は普段は目を閉じたまま攻撃している。心眼だろうか?
- 開くタイミングは「こちらを発見した時」「バイク攻撃」「ひるんだ時」「回転斬り」である(イベントシーン除く)。
- ヒーローモードのトレーラー映像でも最後に登場している。イカす演出で締めくくり、発売前ではプレイヤーの期待をあおった。
- だが実際では、火力のあるブキでゴリ押しできるおかげか、一部のプレイヤーからイクラ稼ぎのために何十回と倒される羽目になっている不遇なキャラである…
- 残り1ダメージでも与えると倒せる!というぐらいまでダメージを与えると画像のように全面がイカインクで覆われる。インクリングであればとっくにやられた!状態なのに持ちこたえられるあたり、彼の根性の強さをうかがえる。
- 倒すと、バイクと共にサムライもどこかに吹っ飛んでいく。その際のやられボイスは必聴。
- だが実際では、火力のあるブキでゴリ押しできるおかげか、一部のプレイヤーからイクラ稼ぎのために何十回と倒される羽目になっている不遇なキャラである…
- なお、キャラがキャラなためコロコロ版Splatoonでもセリフが付くかと思われたが、実際はわずか1コマのみの登場。もちろんセリフなし。ゲームでも不遇な扱いを受けた彼であったが、ここでも不遇なのであった…