アイテム/アシストフィギュア/リン

Last-modified: 2024-04-05 (金) 13:51:56

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●出典:ファイアーエムブレム シリーズ

撃墜
体力23

スピリットについてはスピリット一覧/リンスピリット一覧/リン (ブレイドロード)を参照。

原作でのリン

『ファイアーエムブレム 烈火の剣』に登場する主人公格キャラクターの一人であり、作品において物語の序章(とゲームのチュートリアル)という立ち位置である「リン編」の主人公。

「リンディス」という本名を持つ。
本人は広大な草原の地「サカ地方」で生まれ育っているが、サカ地方部族「ロルカ族」の族長である父とリキア地方貴族の身でありながら駆け落ちした母というやや破天荒な経歴を持つ両親のもとに生まれている。

チャイナドレスのようにスリットの入った民族衣装と、長いポニーテールがトレードマークの少女。また、使用する武器も日本刀であり戦闘モーションもどこか侍や忍者を連想させる和風な動きを見せる。
総じて、西洋剣を持ち勇者や騎士をモチーフとした男性キャラクターが多い『FE』主人公には珍しい特徴を多く備える形となっている。

気丈かつ負けず嫌いな性格だが、弱い者には優しく面倒見の良い姉御肌。
かつて両親や仲間を山賊に皆殺しにされ孤独に生きてきた過去を持つ事から、賊など反社会的勢力に対して強い嫌悪感と憎しみを抱いている一面もある。
草原での暮らしを好んでおり地位や爵位などに興味を持たないが、諸事情によって母の出身であったキアラン地方の次期侯爵の座を巡る陰謀に巻き込まれてしまうこととなる。

そしてエリウッド・またはヘクトル編では5~6章後に合流(リン編をやっていた場合はその時の能力を引き継ぐ)し、二人と共に大いなる厄災に立ち向かう。
後日談は複数の結末があり、通常はキアラン侯爵を看取った後、オスティア(実質ヘクトル)にキアラン領を託し、草原に帰るのだが、エリウッドかヘクトルと結ばれた場合はリキアに残る事になる。

ゲーム中では見た目通りにいわゆる「剣士」に近いステータスを持ち、技・速さが伸びやすく命中率と回避率に長けるが代わりにHPと守備が低いと攻撃に偏った性能。
ふとしたミスであっさり死亡してしまう危うさはあるが、専用武器である「マーニ・カティ」の高性能さも相俟ってアタッカーとしては非常に信頼できるためここぞという場面で頼りになる。
また、『烈火の剣』が前作『封印の剣』の前日談かつ、『烈火の剣』の方があとから販売された関係上、「主人公でありながらその後の行方が一切不明」という、『FE』どころかSRPGでも類まれな環境の女性である。
これはリンのペアエンドに単独と大きな違いがあるのも大きな要因の一つである(エリウッドかヘクトルと結ばれた場合は『封印の剣』本編前に死んでいることになるなど)。

海外においては事実上の『FE』シリーズ初代主人公*1という事もあってか人気・知名度は相応に高く、公式で開催される人気投票では女性キャラクター部門で毎回首位クラス常連。

声優は大本 眞基子(おおもと まきこ)
氏が初めてリン役を担当したのは『スマブラX』からであり、それ以後は声がつく作品すべてでリン役を担当している。
海外版の声優はLani Minella(レニ・ミネルラ)

行動

リン_1.jpg

「これで決める!」

現れるとその場で剣に手をかけた状態で構えを取り、背景がだんだんと暗くなっていく。
そして溜めた後に目にも止まらぬ速さで突進し、抜刀術を仕掛ける。

発生は遅いものの威力は凄まじく、切られたらほぼ即死
味方につけたら発動前にとりあえず誰か一人、つかみで押さえつけとこう。

対策

最も近い距離のファイターを狙って攻撃するため、とにかく距離を取ろう。
どうしても逃げ切れないときは、攻撃の直前にリンが剣を抜く動作をするので、
そのタイミングに合わせて上手く回避をすれば攻撃をかわす事ができる。
しかし抜刀の動作は、慣れていなければいつ動いたのかも分かりにくいほど小さい。
幸いリンが登場してから攻撃をしかけるまでの時間が変化する事はないので、タイミングを体で覚えてしまうのも手。
だが、どの方法も安定してかわすのは至難の業である。確実にかわすには後述の溜め動作中に攻撃するとカウンターをしかけてくる、という特性を利用し、溜め動作中に飛び道具を当ててカウンターを回避でかわす、又は溜め動作中に上Bを当てることで上Bの上昇が速いファイター限定だが、確実にカウンターをかわすことができる。落下速度が速いファイターは急降下空下などを当てることでもカウンターをかわすことができる。

縦方向への攻撃範囲が狭いので、坂のあるステージでは緩い坂でも坂道をダッシュするだけで割と避けられる。ただ左右どちらかに出現するかで結果が変わる。

溜め動作中に撃墜は可能だが、中途半端に攻めるとカウンターの如く即攻撃をしかけてくるので、それはそれで危険。一撃で仕留める事ができれば反撃を受けずにすむ。
体力はアシストフィギュアの中では少なめとはいえ、それでも大半のファイターではリンが攻撃をしかけるまでの数秒で用意できる攻撃力の数値ではないので、重量級だったり何かしらの強化効果がかかっていたり強力なアイテムでも持っていない限りは回避に専念した方がいいだろう。

一応登場直後から構えを取るまではカウンターしてこないので、そこでダメージを稼いでからのホールドスマッシュが一番倒しやすいか。

コメント


*1 『烈火の剣』は『FE』シリーズで初めて海外の市場に発売された作品。