サウンドテスト/ドンキーコング シリーズ/とげとげタルめいろ

Last-modified: 2022-07-31 (日) 16:56:21

●出典:スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー

作曲者/編曲者

作曲: David Wise
編曲: なるけ みちこ

入手方法

(デフォルトでサウンドテストに存在)

概要

『スーパードンキーコング2』の茨ステージのBGMのアレンジ。原曲の正式名称は「Stickerbush Symphony」もしくは「BRAMBLES」。
張り巡らされた茨のバックに空というステージ背景と神秘的なアンビエント系のBGMが非常にマッチしており、原曲は同作品でトップクラスの人気を誇っている。
本楽曲名の「とげとげタルめいろ」は最初にプレイすることになる茨ステージで、ステージのほとんどをタル大砲で分岐まみれのルートを渡っていく。
茨ステージはアニマルフレンドのスコークスで茨に当たらないように移動するところが多く、全体的に難易度が高い。特に最終ステージの「アニマル ランド」はゲーム内屈指の難易度である。何度も挑戦した結果、BGMが良くも悪くも印象に残ったプレイヤーも多いだろう。

本アレンジの初出は『スマブラX』。「亜空の使者」の「湿地」でも流れ、こちらの印象が強いプレイヤーも多いだろう。
スマブラに合うようにテンポアップされ原曲よりも明るくなっている。また、原曲に忠実なアレンジが大半であるスマブラでは珍しく、原曲とフレーズ・構成が大きく異なっている。
前半はアコギやバイオリンなどの弦楽器が特徴的でどこか寂しさがあるが、終盤で大きく盛り上がり勇ましさを感じさせる展開となっている。
もはや別曲と言えるほどのアレンジになっているため、特に『スマブラX』の発売後ではかなり賛否両論であった。編曲者のなるけ氏も気にしていた模様。(参考)

ちなみに『トロピカルフリーズ』の「3-5 月夜の巨大魚!ロケットバレル」ではDavid Wiseによるセルフアレンジが流れる。
こちらは夜のサバンナをイメージしたのか民族楽器的な笛が特徴であるが、構成は原曲に忠実なアレンジとなっている。ロケットバレルに乗らないステージ最初と最後でしか流れないのが悲しいところであるが…。