スピリット一覧/ピッピ

Last-modified: 2023-04-27 (木) 20:53:23

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●アートワーク出典:ポケモングローバルリンク

分類

Tag: ポケットモンスター シリーズ アタッカー NOVICE級 無属性

原作でのピッピ

全国図鑑No.035の「ようせいポケモン」。高さ0.6m、重さ7.5kg。『ポケモン』シリーズの初代である『赤・緑』から登場する最古参の1種。
図鑑説明では愛くるしい姿や仕草で老若男女問わず人気があるが、数が少なく中々見つからないとされている。このため、『ウルトラサン』では、「無暗に見せびらかすと泥棒に狙われる」という説明までなされている。
満月の夜になると、数の少なさが嘘に思えるほど群がり、不思議なダンスを踊る。その周囲は異常な磁場に包まれるが、光景を見た者には幸せが訪れてくると言われている。
また、月の光を浴びると、翼が淡く輝き、羽ばたかなくとも宙に浮かんで舞い踊ることもできる。
明け方になると、静かな山奥で仲間たちと一緒に寄り添いながら眠る。

『XY』(第六世代)と共にタイプがノーマルからフェアリーに変わったポケモンのうちの1体。
「つきのいし」を使用することでピクシーに進化、『金・銀』では進化前のピィも登場している*1

そのファンシーなルックスもあって高い人気を博し、当時はピカチュウプリンと共にアイドルトリオと呼ばれていた。
ゲーム中にも「ピッピにんぎょう」というアイテムがあることからも、ポケモン世界においても高い人気を持つ事が窺い知れる。

…が、現在は漫画家・穴久保 幸作(あなくぼ こうさく)氏がコロコロコミックで連載していた漫画版『ポケットモンスター』に登場するピッピ(通称:穴久保ピッピ)のイメージが根強い。
この漫画版は、大人の事情で資料がほとんどないまま急遽作成を依頼された経緯があり、大多数のポケモンが人語+語尾にポケモンの種族名をつけて喋る事を始め、独自の世界観を展開している。更に当時の表現規制の緩さもあって、フリーダムかつお下劣ネタ満載の作風が大きな特徴。
当作品の主人公を務める穴久保ピッピもまた、従来のピッピのイメージを吹き飛ばすかのような強烈なキャラ付けをされており、そのクセの強い断末魔から「ギエピー」の愛称で呼ばれることも。
もう一体のメインキャラであるピカチュウとは従兄弟関係であるなど原作を先取りしたような設定も*2

しかし、とてもアイドルとは呼べないながら当時の子供たちから絶大な人気を獲得したのは確かであり、シリーズそのものの知名度・人気を高める事に貢献したという意味では間違いなく『ポケモン』黎明期における立役者の一角。
そうした「穴久保ピッピ」の功績は公式にも認められており、アニメ版ポケットモンスターでも主人公「サトシ」が幼い頃に見た映画のキャラクターとしてゲスト出演する待遇を受けている。

『スマブラ』シリーズでは、『64』と『DX』でモンスターボールから出現。
原作でも自力で習得する「ゆびをふる」を使用し、何が起こるかわからない予測不可能な攻撃を仕掛ける。
『64』では他の出現ポケモンのワザからランダムで、『DX』ではピッピ用に用意された複数のワザからランダムで攻撃を繰り出す。後者は強力なワザ揃いで、油断ならない存在だった。

代表作

赤文字は初登場作品

  • ポケットモンスター 赤・緑 1996年/GB
  • ポケモンスタジアム2 1998年/N64
  • ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン 2004年/GBA

スピリッツバトル

対策

<未記入>

入手手段

性能

  • 種類:アタッカー
  • 階級:NOVICE
  • 属性:
  • パワー
    • Lv.1:902 (攻撃力:397 防御力:505)
    • Lv.99:4,512 (攻撃力:1,985 防御力:2,527)
  • スロット:2
  • 個性:なし

*1 十分なついた状態でレベルアップさせるとピッピに進化する。
*2 金・銀から登場したタマゴシステムによりポケモンに「タマゴグループ」が設定されるようになったが、ピッピとピカチュウは共に「ようせい」に分類され、血縁関係になれる組み合わせとなっている