スピリット一覧/E.M.M.I.

Last-modified: 2024-02-25 (日) 17:17:42

E.M.M.I..jpeg

●アートワーク出典:メトロイド ドレッド
※追加スピリット:2021年10月8日より追加

分類

Tag: メトロイド シリーズ アタッカー ACE級 攻撃属性

原作でのE.M.M.I.

銀河連邦が製造した4足歩行のロボットで、「惑星外多形態機動調査機(Extraplanetary Multiform Mobile Identifier)」の肩書を持ち、英語の頭文字をとって「E.M.M.I.(エミー)」となる。
アートワークになっているのは「E.M.M.I.-02SM」という個体で、劇中で2番目に遭遇することになる。
本来は未知の生物の捕獲やDNA採取を用途として製造されている。

銀河連邦に送信された「X」生存を示す映像の真偽を確認・調査すべく未踏の惑星「ZDR」に7体が派遣されたものの、消息を絶ってしまったという。
同じくZDRに向かったサムスが遭遇したのは、執拗にサムスの命を付け狙う異常なE.M.M.I. だった。
銀河連邦が所有するE.M.M.I. は本来サムスの敵ではないはず。執拗に追ってくるのは何故だろうか…?

E.M.M.I. は宇宙で最も硬いと言われる材質で作られており、サムスの通常の攻撃は一切通用しない。そして、捕獲されると鋭利な突起物*1でサムスの喉元を貫き、あっけなくゲームオーバーとなる。この限りなく無敵に近いE.M.M.I.には流石のサムスも太刀打ちできないため、捕まらないよう逃げるしかない。
また、E.M.M.I.は足音などの物音を検知するとその場所へと接近、そして視界にサムスの姿を捉えるとどこまでも追跡してくる。普通に逃げ回るだけではまず捕まってしまうため、地形とスーツの機能をフル活用して上手く立ち回る必要がある。

ただし、サムス側にも反撃のチャンスはあり、「E.M.M.I.ゾーン」に設置された管理マザーコンピューター「セントラルユニット」のエネルギーを取り込むことで、サムスのアームキャノンが「オメガキャノン」となる。
この状態でのみ使用できる連射式ビーム「オメガストリーム」をE.M.M.I.の頭部に当て続けるとコアを覆う頭部装甲が破壊され、完全に露出させた状態にしてからチャージして放つ「オメガブラスター」を撃ち込むことで破壊できる。
なお、E.M.M.I.を破壊するとオメガキャノンのエネルギーは消えるため、別の個体を破壊するにはその都度セントラルユニットを倒さなければならない。

また、E.M.M.I.はステージ内で限られた区画「E.M.M.I.ゾーン」内のみを徘徊しているという特徴がある。そのため、探索中は常にE.M.M.I.の出現を警戒しなければならない訳ではない。
しかしZDR探索のためにはE.M.M.I.ゾーンの探索及びE.M.M.I.の破壊は欠かせない*2ため、どこかのタイミングで危険を冒してでもE.M.M.I.ゾーン攻略に踏み切る必要がある。

なお、捕まってしまってもかろうじて脱出のチャンスはあり、E.M.M.I.の攻撃に合わせて正確にボタン入力ができればメレーカウンターによる反撃が可能*3
ただし入力タイミングは『ブレス オブ ザ ワイルド』のガードジャスト並みに猶予が非常に短いうえにランダムで変動するため、開発チームが「本当にシビア」「狙って脱出できないと思ったほうが良い」と語り、ゲーム中でも「反撃の可能性は1%。偶然に等しく、極めて稀である」と表示するほど*4
とはいえ、最後の瞬間まで諦めずに活路を見出したいところである。

総じて、本作のタイトルでもある「ドレッド(恐怖)」を体現しているエネミー。
機械ならではの正確かつ無機質な追跡ぶりや、サムスの気配を検知する際に放つ「ピピピピピ…」という音のなんとも言えない不気味さもあり、プレイヤーにこれでもかという程の恐怖を与えてくる。
この脅威に見つからないよう行動する・見つかってしまい逃げる・対抗手段を得て勇気を振り絞り立ち向かう時の緊張感と、無事逃げ切る事や破壊に成功した時の安堵といった感情の揺れ幅が本作の大きな魅力となっている。

代表作

赤文字は初登場作品

  • メトロイド ドレッド 2021年/Switch

スピリッツバトル

  • 母体:ロボット (2Pカラー) (20HP、ジャイアント化*5投げ多用、チャージ切りふだOFF)
  • セットパワー:9,500
  • 属性:攻撃
  • ステージブリンスタ深部 (戦場化)
  • ルール
    • 体力制:30HP (味方)
    • アイテムなし
    • 一定時間無敵・移動速度アップ・攻撃力アップ (相手:開始から1秒経過で発生、発生から4秒経過で解除、解除から1秒経過で再発生…を繰り返す)
  • BGM:拘束の死闘
  • ヒント
    • 相手が一定時間 無敵になる! 無敵が切れるまで耐えきれ!
    • 体力制の乱闘 相手のHP0で撃墜!
    • 相手のスピードアップ! 動きをとらえろ!

母体に選ばれたのは機械繋がりのロボット。色も似てる。
ほぼ常時発生しているステータス強化&無敵はE.M.M.I.の驚異的な能力を意識したもの。ヒントには記載されていないが相手が投げ(つかみ)を多用してくる点も彼等の行動をイメージしている。
また、原作でE.M.M.I.に捕まるとほぼゲームオーバーになる事を再現してか、こちらのHPは30でスタートする

対策

とにかくスキが少ない。つかまれて下投げを喰らったら無敵時間の切れ目に埋められて間に合わないことも考えられる。そのため初見で勝つのはかなり難しく、ACE級でもかなりの難関。
範囲の広い攻撃で一気に押し切ったり、飛び道具で遠くから狙い撃ちするのが適当だろうか。ただし飛び道具の場合は相手の横必殺ワザに注意。
体力を増やしたいなら、超化スキル「体力強化」を持つどんべ & ひかり (新・鬼ヶ島 後編)がおススメ。3つスロットを持っているので、更に「体力強化」3つを付ければ体力が120HPになり、かなりの余裕が生まれる。

腕に自信があるのであれば、サムスのチャージショット最大タメを無敵が切れた瞬間に叩き込む、という戦法で
原作のオメガブラスターさながらの一撃必殺を狙うのも悪くない。

難しい場合はガノンドロフに「攻撃力5,000程度の防御属性アタッカー」*6を装備し、バトル開始直後に即下Bをぶつけるのが有効(ただし、回避されたり迎撃される事もある)。「ジャイアント化」「ハイパースマッシュ」をセットして、リトル・マックのスマッシュを叩き込んでもいい。

どうしても勝てないのならば、サポートアイテムの「蓄積ダメージ50%」を使えば相手が1HPで開始する
この上でフォックスジョーカーを使い、開始直後に通常必殺ワザを撃てばたとえスピリッツなしでも完封可能。

入手手段

性能

  • 種類:アタッカー
  • 階級:ACE
  • 属性:攻撃
  • パワー
    • Lv.1:3,011 (攻撃力:1,984 防御力:912)
    • Lv.99:9,054 (攻撃力:5,967 防御力:2,744)
  • スロット:2
  • 個性:走行強化

個性はサムスを執拗に、機械的に追いかけるというところからきていると考えられる。


*1 本来はDNAを採取する装置。
*2 E.M.M.I.を破壊すると、サムスは破壊したE.M.M.I.の能力を入手できる。何れもクリアにほぼ欠かせない能力である。
*3 成功すると約3秒間E.M.M.I.の動きが止まり、その間は触れても大丈夫になる。加えて足元をスライディングで潜り抜ける事ができる。
*4 具体的には、脱出の成功猶予は僅か1フレームといわれる。1度の捕縛で最大2度のチャンスがあるものの、どちらもタイミングが毎回異なるうえに見てから反応できるような予備動作ではないため、捕縛されてから助かるには文字通り運良く九死に一生を得るしかない。
*5 通常のジャイアント化よりも少し小さい。
*6 目安として、Lv.99のヒーローチャオが5,091。