アイテム/モンスターボール/メタグロス

Last-modified: 2022-12-06 (火) 22:18:59

メタグロス.jpg

●出典:ポケットモンスター ルビー・サファイア

スピリットについてはスピリット一覧/メタグロスを参照。

原作でのメタグロス

全国図鑑No.376の「てつあしポケモン」。はがね/エスパータイプ。高さ1.6m、重さ550.0kg。
2匹の「ダンバル」が合体し進化した「メタング」が、更に2匹合体して生まれたポケモン*1
つまり、正味4匹分のダンバルが合体しているという事になり、その頭脳が磁力とサイコパワーで高度な並列処理を行う事で、スーパーコンピュータ並の知能を手にした。
脚の役割も兼ねる4本の腕によるパンチ技は強烈のひと言。また、身体の下部に普通に口があり、四本の爪脚で獲物を押さえつけ、その口で捕食するといわれている。
また、気温の低いところでは体内の磁力が強まり、より活発的になる。

後に『ORAS』でメガシンカも登場。メタグロスにダンバル×2+メタング×1が追加で合体し、更なる知能と8本腕、そして浮遊能力を獲得した。高さ2.5m、重さ942.9kg。
ホウエンポケモンリーグチャンピオンのダイゴが切り札として使用する。

実際のステータスも極めて高く、いわゆる「600族」*2と呼ばれるポケモンの一角として人気が高い。

ただ、メタグロスは他の600族と違い、性別不明で怪獣系にもドラゴン系にもあたらない他とは一線を画した存在である。
攻撃と防御が高いのはもちろん、特攻や特防もそれなり。しかし、HPは80と並程度であり、重量のためか素早さも70と若干低め。
扱える技の多さも長所。メインの「コメットパンチ」や「しねんのずつき」に加え、「じしん」や「アームハンマー」などのサブも充実。
一方で特殊技の選択肢はやや少なめだが、ステータスは平均以上はあるのでやろうと思えば使える。
攻撃技だけでなく変化技…いわゆる補助技もそれなりに有しており、単なる脳筋ではなくエスパータイプらしい器用さも持っている。

ちなみに、メタグロスを含めたこの系統は被捕獲率が伝説のポケモン並みで異様に低いという特徴がある。
そのため、野生での捕獲はマックスレイドバトル等特殊な条件下を除き相当数のボールを使い込むことを覚悟しなければならない。
なお、第一形態であるダンバルはよりによって反動ダメージを受ける「とっしん」だけ覚えるためいっそう捕獲が困難*3

行動

メタグロス_1.jpg

鉄足で地面を叩いて「じしん」を起こし、周囲のファイターを攻撃する。
原作の「じしん」同様に空中にいる相手にはヒットしない。
メタグロスの体に当たると地面に埋まる。

担当声優は故・石塚 運昇(いしづか うんしょう)

対策

空中の相手には攻撃が当たらないうえにメタグロスは移動しないため、近づかなければ危険は少ない。

しかし、モンスターボールから出た瞬間にファイターがメタグロスの体に触れていると地面に埋まってしまう。(キレイハナと同様にシールド不可である)
レバガチャすることで早く抜け出せるが、上手いプレイヤーは埋まり状態にスマッシュ等を狙ってきて、一気にバーストされる恐れがある。
このようなポケモンがいるため、相手ファイターがモンスターボールを投げたら近づかないことが大事なのである。

因みに、肝心の「じしん」はシールド可能且つ3%しか食らわず300%で食らってもバーストしないため、メタグロスの体に地上で触れなければ特に痛手にはならない。

コメント

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*1 図鑑での説明より。ゲームではダンバルをLv.20にして進化するメタングをLv.45にすることで進化する。アニメ『AG』編でもダンバルがバトル中にメタングに進化しており、複数捕まえる必要はない。
*2 ポケモンのステータスを決める内部データの一つ(通称「種族値」)の合計が600になる、2回進化する、などの特徴を持つポケモン達の俗称。詳しい説明は省略させて頂くが、一言でまとめるなら「大器晩成型」とでも言うべきか。本作に登場するポケモンでは、他にカイリューバンギラスボーマンダガブリアスサザンドラが、登場しないポケモンではヌメルゴン、ジャラランガ、ドラパルトがこれに該当する。
*3 『ソード・シールド』では「冠の雪原」で登場。技が「とっしん」から「たいあたり」に差し替えられた。