スピリット一覧/コライドン & ミライドン

Last-modified: 2024-07-25 (木) 09:45:00

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●アートワーク出典:ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
※追加スピリット:2024年2月9日より追加

分類

Tag: ポケットモンスター シリーズ アタッカー LEGEND級 攻撃属性

原作でのコライドン&ミライドン

ライドポケモン「モトトカゲ」に酷似した姿を持つ本作のパッケージポケモン。フィールドの高速移動、なみのり、果てには滑空と移動補助を一手に担う本作のキーポケモンでもある。

分類は共に「パラドックスポケモン」。パラドックスポケモンはほかにも存在し、それぞれ現生ポケモンの遥か太古の姿/遥か未来で製造された存在と目されているが真相は不明。
そもそもウルトラビースト同様にポケモンなのかすら怪しい存在だが、モンスターボールは問題なく適用できる。

なお、遺伝子調査の結果パラドックスポケモンの中でもコライドン、ミライドンのみ現生ポケモン(モトトカゲ)との明確な繋がりが解明されている。

コライドン

アートワーク左。
『ポケモンSV』で初登場した伝説のポケモン。本作におけるパッケージポケモンの一体で「スカーレット」バージョンにのみ登場する。バイオレット版に登場するミライドンとは対をなす。
スカーレットカラーが映える、恐竜のように逞しいトカゲや竜人の様な姿をしたポケモン。PVでは全身がしっかり鱗で覆われている事が分かる。
頭部のウォーボンネットを思わせる羽根状のトサカが特徴的で、そこからは一対の一際長いハンドルの様な突起が生えている。これは巻いてすぼめている翼であり、広げても飛ぶには不足だが、空中を始祖鳥のように滑空可能。
また喉元にはタイヤを思わせるデュラップ(喉袋)が見られるが、これも硬質化した浮き袋らしく、水上に浮かぶことで活動圏を海や湖にまで広げていた模様。
尻尾の根元半分も同じようなベルト状になっており、こちらも巻くとタイヤを思わせる見た目となる他、腰部分にも生えた羽根はバイクの背もたれを、腿裏の突起はバイクのマフラーを彷彿させる。
なお、立ち絵では二足で直立しているが、これは「バトルフォルム・かんぜんけいたい」と呼ばれる戦闘形態にして真の姿。20メートル以上もの大ジャンプを可能とする強靭な脚力や、鋭い爪や顎など多彩な攻撃手段と圧倒的なパワーを備えている。
省エネ時には各部羽が纏まり萎んだ「ライドフォルム・せいげんけいたい」となり、四足歩行で活動する様になる。
自身の強大な力を自覚している威風堂々とした性質で、どんな相手にも危険を感じていないような素振りを見せる一方好奇心も強く、警戒している人間にさえ気まぐれでじゃれついてくる事もある。
名前の由来は「古来+ドン」に「ride on」が組み合わさっていると考察され、いわゆる竜人好きにはたまらないデザインや伝説らしからぬ愛嬌で多くのファンから人気を集めている。

ミライドン

アートワーク右
『ポケモンSV』で初登場した伝説のポケモン。本作におけるパッケージポケモンの一体で「バイオレット」バージョンにのみ登場する。スカーレット版に登場するコライドンとは対をなす。
バイオレットカラーが映える、東洋龍じみた長い体型の機械竜チックな姿をしたポケモン。
両目をよく見るとカメラアイや液晶の様なドット調になっているのが特徴で、その目元からは細い針状のアンテナが2本ずつ伸び、張り出した喉元や尻尾は金属質のチューブで構成されている。
脚部はジェットエンジンそのものな形状と機能を持ち、低空を浮遊する程度の推進力を放出可能。電撃を始めとした遠隔攻撃もここから放射する。
一見噴射口の所に爪が確認できる位で、足は無いように見えるが、実際は細い膝から先を太い太ももに折りたたんでいるだけである。
戦闘時などでパワーを出す「バトルフォルム・コンプリートモード」の時は、腹部と尻尾が紫と黄色のグラデーションに発光し、目元のアンテナも同じ色合いのギザギザしたエネルギーで覆われる。
逆にオフの時である「ライドフォルム・リミテッドモード」ではそれらエネルギーが消え、後ろ脚を出して四足歩行する様になるため、一気に生物的な印象が強まる。
冷静沈着な気質で人間には慣れている素振りを見せるものの、高い洞察力や観察力で相手がどんな人格なのかをしっかりと見極める。表情の変化が少ない上に無機質なので、殆どの相手がミライドンの感情を読み取るのは困難を極める。
戦闘では常に自身が有利に進められる位置を浮遊しながら牽制し、電気を帯びた爪と牙、体内機関で発生させたエネルギーで威力を高めた尻尾の攻撃で、どんな頑丈な敵さえも気絶させると言う。
名前の由来は「未来+ドン」に「ride on」が組み合わさっていると考察され、これまでのロボットポケモンには無かったまさに近未来的なデザインが多くのファンから人気を集めている。

代表作

赤文字は初登場作品

  • ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 2022年/Switch

スピリッツバトル

リザードンがコライドン役、リドリーがミライドン役。
電撃床はミライドンのハドロンエンジンの再現。
スクリューアタック改装備でそれぞれの専用技のアクセルブレイク、イナズマドライブを再現している。
ステージはエリアゼロを表していると思われる。

対策

終点かつ電撃床なので、「電撃床無効」の用意は必須。もう1枠は「ジャイアントキラー」が安牌で、防御的に戦いたいのであれば「炎&爆発耐性強化」も候補。

護衛のリドリーは、ジャンプしてからの上必殺ワザを多用してくるが、これが下方向の攻撃を行ってくる場合があり、うっとうしく感じると思われるので先に撃墜することを推奨。

メインのリザードンは、ジャンプしてから主に横必殺ワザを多用する傾向にある。欲張ってジャンプ攻撃を狙いすぎて近づきすぎないことが重要。

余談だが、リザードンは横必殺ワザを空中で使用して制御しきれずに自滅することがある。たいていの場合空中ジャンプで戻ってくることが多いが、それすらできずに自滅する場合がある。
あったらラッキーくらい。
リドリーもリザードンも空中で待ち構えていると必殺技で突っ込んできてくれるので、そこでカウンターを擦るという作戦もなくはない。

性能

  • 種類:アタッカー
  • 階級:LEGEND
  • 属性:攻撃
  • パワー
    • Lv.1:4,160 (攻撃力:2,840 防御力:1,160)
    • Lv.99:10,403 (攻撃力:7,102 防御力:2,901)
  • スロット:3
  • 個性:走行強化

属性・スロット数・個性がサムライ ゴローと同じにも関わらず、そのゴローよりも基礎ステータスが上というほぼ完全な上位互換のアタッカー。
特に目を引くのがその攻撃力。Lv.99時の値は7,102に達し、これは怒りのハデスフューリークッパをも超え、スロットが2以上あるアタッカーの中では最高の数値を誇る

当然、スロットが3つあるのでスキル構成もかなり柔軟に設定できる。
例を挙げると、「ジャイアント化」持ちのメデューサ (新・光新話 パルテナの鏡)代償攻撃強化代償いろいろ強化を装備させるより、こちらにジャイアント化代償攻撃強化を装備させたほうが高い攻撃力を発揮できる…といった具合。
これと同様に、「腕&足攻撃強化」持ちの三島平八に攻撃強化系スキルを装備させるよりも、こちらに同じ強化スキルを装備させたほうがより高い攻撃力を発揮できたりもする。
ただし、防御力はLEGEND級アタッカーの中ではワースト3に入るほどに低いので、状況に応じて耐性強化のスキルを入れるなどして対策を行うのがベター。

近年追加されたアタッカーはイマイチパッとしなかった中、極めて高いポテンシャルを持つ驚異のスピリット。
ポケモンファイターで攻撃重視のアタッカーを求めるなら真っ先に入手しておきたいところ。


*1 普通より少し大きい程度。