スピリット一覧/ニノ

Last-modified: 2024-01-08 (月) 21:09:30

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●アートワーク出典:ファイアーエムブレム 烈火の剣

分類

Tag: ファイアーエムブレム シリーズ サポーター HOPE級

原作でのニノ

『烈火の剣』で登場。義賊集団「黒い牙」に所属する魔道士の女の子。

純真で心優しい性格で、まだ子供ながら家族や組織のために健気に働く頑張り屋。
物語中では初めての任務として母のソーニャよりベルン王国王子ゼフィールを暗殺する命令を受け、その任務中にリンエリウッド一行と出会う。
その任務は王子を亡くした大衆のヘイトを集めるべくニノが犠牲になる事が前提のものであったことを知らされ、共に行動していたジャファルと共に黒い牙と決別。
更に実情を知るべく任務を与えたソーニャの元を訪れるが、そこでソーニャはニノの実親ではなく、それどころかニノの両親を殺害した仇である事が判明する。
ソーニャとの戦いを乗り越えた後は「黒い牙」を利用し崩壊に追いやった元凶「ネルガル」を倒すべくリン達と共闘する事となる。

ゲームの進め方によってはエンディングで仲間と結ばれ双子の息子*1を産む事が語られるが、誰と結ばれるかに関わらず「黒い牙」の残党を狩る賞金稼ぎに追われるハメとなり、子供たちを孤児院に預けた後に消息を絶つといった悲しい末路を迎える。
ペアエンディングによる後日談は二人いて、片方は父親が失踪してニノが追いかける。もう片方は逆のパターンになる。

ユニットとしては、物語終盤に参入する大器晩成型で、いわゆるペガサス三姉妹であるエストの魔道士版である。
手強い敵が増えてくる終盤にもかかわらず下級職の低レベルから参入するため最初は全く戦力にならないが、全体的な成長率が非常に高い。上手く育成すれば、ほぼ確実に自軍最強クラスのステータスまで伸びてくれる。
が、『烈火』には序盤から優秀な戦力となる魔法系ユニットが多く加入し、終盤にもなればそれらのユニットが十分育ち魔法系ユニットの枠は間に合っている事が多い。そのため、この育成の手間をどう捉えるかで評価が変化するユニットとなっている。

その可愛らしいルックスや人物像、コンセプトがはっきりとしたユニットとしての性能、そして庇護欲をかきたてる幸薄い境遇などが幅広いユーザーの心を掴み、
公式が開催した『烈火』キャラクターの人気投票では主人公であるリン、エリウッド、ヘクトルをも抑えて堂々の一位に輝いている。

そういった人気に応える形か、アプリゲーム『FEヒーローズ』ではアプリ配信当初より登場。
能力強化分の数値をすべて攻撃力に加算する「グルンブレード」・位置調整スキル「引き寄せ」・ターン開始時に隣接したユニットの攻撃力をアップさせる「攻撃の鼓舞」を全て自力で習得するため攻撃から補助までこなし、初期レアリティが3~4であるため入手も比較的容易と非常に使いやすいユニットに仕上がっている。
またその後も、専用武器であるグルンブレードの強化版の「アイリスの書」が追加されたり、ペガサスに乗った別バージョンが登場したりしている。

代表作

赤文字は初登場作品

  • ファイアーエムブレム 烈火の剣 2003年/GBA
  • ファイアーエムブレム ヒーローズ 2017年/iOS,Android

スピリッツバトル

『ヒーローズ』では風魔法を得意とする緑魔道士として登場しており、それを意識してか風魔法であるエルウインドを多用する戦術を取る。

対策

復帰の生命線であるエルウインドを惜しみなく多用するので、魔力切れで風の魔道書が使えない時が狙い目。
ただし風の魔道書の回復時間は5.5秒と早め。

入手手段

性能


*1 『封印の剣』に登場する双子の魔道士であるルゥとレイだと思われるが、公式で明言されたことはない。