スピリット一覧/ベガ

Last-modified: 2024-03-29 (金) 14:10:00

M. Bison.jpeg

●アートワーク出典:スーパーストリートファイターII

分類

Tag: ストリートファイター シリーズ アタッカー LEGEND級 投げ属性 呼び出す 限定品1

原作でのベガ

『ストリートファイターII』で初登場し、『ストリートファイター』シリーズ及び格闘ゲーム界隈における最終ボスの代名詞と呼んでも過言ではない悪役キャラクター。
様々な犯罪に手を染める秘密結社「シャドルー」の四天王にして総帥。「サイコパワー」と呼ばれる超能力で凄まじい強さを発揮する格闘家。

出身地は不明。誕生日は????年4月17日。身長182cm、体重112kg*1
3サイズはB129/W85/H91*2。血液型はA型。
好きなものは世界征服。嫌いなものは弱いもの、無能な部下。
特技は催眠術。職業/所属はシャドルーの総帥。格闘スタイルはサイコパワー。

悪の親玉らしく、私利私欲のためなら手段を選ばない極悪非道な性格。
作中多くの登場人物から憎悪の対象にされており、『II』~『V』まで多くの作品で、ストリートファイトの世界に飛び込んだそもそもの動機がベガを倒す事である人物も多い。
他者の身体を乗っ取り続ける事で実質的な不老不死を実現させている。その自分の新たな代替ボディに相応しい強く邪悪な格闘家を探しており、「殺意の波動」に目覚める素質を持つリュウを付け狙っている。
初代『ストリートファイター』のCPU専用キャラクターであるサガットを自身の側近である四天王、同じくバーディーを一般兵として従えていた事があった。しかしサガットはリュウを良きライバルと認めた上にベガの悪行を嫌っていたので『IV』で足を洗い、バーディーはサガットの後任の四天王となったファンとの対立により『V』で脱退して神月かりんの部下に鞍替えしている。

初登場の『II』ではCPU専用であり、『II´(ダッシュ)』で初めてプレイアブルキャラクターとして解禁。
以後、ほぼ全シリーズ通して「優秀な通常技と溜めコマンドによる高性能な突進技を豊富に持つが、対空に不安がある」といった性能で登場している。
代名詞の突進技「サイコクラッシャーアタック」「ダブルニープレス」や、体を不気味に浮遊させて頭上を強襲する「ヘッドプレス」「デビルリバース」の他、作品によっては飛び道具やワープも使いこなすなど、『II』と『ZERO』ラスボスらしく派手でバリエーション豊かな技を持つ。
従来のシリーズでは機動力の高さと高性能な牽制技を活かして翻弄することに長けたキャラクターだったが『V』では一転して非常に機動力が低くされた代わりに近距離の攻め手が豊富な性能に刷新され、どっしりと構えつつも歯向かってくる者は容赦なくなぎ倒してしまえるキャラクターに変化した。

余談だが、初期作では設定が固まっていなかったのか、『II』シリーズのリュウのエンディングではちゃんと表彰台の2番目に立って待っていたり、一般のタイの村人がのんびりと観戦していたりとやっていることが悪の総帥に見えないこともネタ的に有名だったりする。
「おまえも おれ*3を たおすことが できないのか・・・おれよりつよいやつは もう いないのか・・・」といった、頂点を極めた格闘家ならではの葛藤に苛まれている様子をうかがわせた勝利メッセージも有名。
現在のような「巨悪」のイメージが定着したのは『ZERO』シリーズ以降。

なお、シャドルー四天王のうち、ベガ、バルログM・バイソンの3名は海外版では名称が入れ替えられており、ベガが「M. Bison」、バルログが「Vega」、M・バイソンが「Balrog」という名称に変更されている。これは本作『スマブラSP』でもスピリット名が言語変更でちゃんと変わるため確認可能。
これはボクサーのバイソンが実在するボクサー「マイク・タイソン」と瓜二つなので訴訟の危険性があったことに由来し、「Vega」がいわゆる織姫星と同名で女性的なイメージが強いため優男風のバルログに当てられ、「Bison」が力強い野牛であるためラスボスのベガに当てられた。

代表作

赤文字は初登場作品

  • ストリートファイターII 1991年/AC, 1992年/SFC, 1993年/PCE,MD,他
  • ストリートファイターZERO 1995年/AC,PS, 1996年/SS,他
    上記の通り、現在のような「巨悪」のイメージが確立した作品。
    なお『ストZERO』シリーズのベガは「サイコパワー全盛期」ということで非常にマッシヴな肉体に描かれている。
  • ストリートファイターIV 2008年/AC, 2009年/PS3,Xbox 360
  • ストリートファイターV 2016年/PS4,PC, 2019年/AC

スピリッツバトル

  • 母体:ガノンドロフ (2Pカラー) (180HP、フランクリンバッヂ装備全必殺ワザ強化)
  • セットパワー:13,600
  • 属性:投げ
  • ステージ始まりの塔 (終点化)
  • ルール
    • 体力制:120HP (味方)
    • アイテムなし
    • ジャンプ力ダウン (開始から1秒経過で発生)
    • 攻撃力アップ (相手:開始から30秒経過で発生)
    • 攻撃力ダウン (味方:開始から30秒経過で発生)
  • BGM:Vega Stage Type A
  • ヒント
    • 飛び道具をはね返す相手が登場!
    • 相手の必殺ワザがパワーアップ! ワザのスキを見極めろ!
    • 体力制の乱闘 相手のHP0で撃墜!

母体のガノンドロフはラスボス繋がりに加え、屈強な男性が紫炎のように見える力を行使しているというビジュアル面、さらに

  • 対空に穴がある(『ストV』のベガも『スマブラ』シリーズのガノンも地上で出せる対空技が遅い)。
  • 突進技を2種類も持つ。
  • 相手の頭上に飛び込んで踏みつける技ヘッドプレスがガノンの空下に似たモーション。
  • 投げ技のサイコチャージがガノンの炎獄握(横B)に似た掴んだ相手に紫色のパワーを送る技。

といった性能面も併せて選出されたものと思われる。サイコパワー繋がりでミュウツーでも良かった気もする。

対策

ガノンドロフの弱点である飛び道具がすべて反射されてしまうのが厄介。
ひたすら逃げつつ遠距離から削る戦法が通用せず、接近戦を強要される。
加えて、サイコパワーによりガノンドロフは攻撃力アップ、こちらは攻撃力ダウン。
ただでさえ高いガノンドロフのパワーがさらに強化されているため、かなり危険。

ギミック発生までには30秒あるので、それまでにできるだけダメージを稼いでおきたい。
また、ガノンドロフの攻撃は発生が遅いものが多いため、カウンターを狙うのもアリ。

ミェンミェンで離れた場所からメガボルトによる横スマ連打をすればかなり楽に倒せる。
スピリット構成は、有利属性と「腕&足攻撃強化」を両立できる三島平八に「代償攻撃強化」や「身体攻撃強化」などをつけるのがおすすめ。
詳しくはスピリッツセット考察を参照。

入手手段

タイでサガットを解放した後に出現する、ワールドツアーの実質的なボス。マップの位置はシンガポール(もしくはマレーシア?)。*4
ベガを倒すとリュウの母体が日本に登場するため、リュウを解放するためには必ず倒さなければならない。

全員、ベガと同じくシャドルー四天王。かなり分かりやすい部類の選出理由である。


以下は一度入手して以降に出現するようになる。

  • ショップ:15,000G
  • 大観戦:ポイント交換:5,000P

性能

  • 種類:アタッカー
  • 階級:LEGEND
  • 属性:投げ
  • パワー
    • Lv.1:4,187 (攻撃力:2,075 防御力:1,732)
    • Lv.99:10,469 (攻撃力:5,187 防御力:4,331)
  • スロット:3
  • 個性:PSI攻撃強化

ザ・ボスと共に、アドベンチャー序盤で入手できる3スロット投げ属性LEGEND級アタッカー。
シリーズボーナスを受けられるリュウケンだけでなく、個性の恩恵を受けられるネスリュカとの相性も良い。


*1 『II』『IV』では80kg、『ZERO』では96kg。
*2 『ZERO』ではB133/W90/H92。
*3 普段は一人称が「わたし」であるが、この勝利メッセージの時だけ「おれ」になっている。本音を語っているということだろうか。
*4 原作ではタイ。なぜこんなところに出現するのかは不明。