●アートワーク出典:TETRIS 99
※追加スピリット:2019年10月25日より追加
分類
原作でのIテトリミノ
『テトリス』シリーズに登場するブロック「テトリミノ」の1つ。水色のテトリミノ。
こんな物までスピリット化するとは誰も思わなかっただろう。
『テトリス』は画面上から次々と降ってくるテトリミノを積んでいき、横1列を揃えて消していく、いわゆる「落ち物」アクションパズルゲーム。
発祥は旧ソ連。開発の経緯は『パックマン』に触発されたのが一つのきっかけらしい。
ちなみに今は開発者がアメリカに渡って建てた会社「テトリス・ホールディング」が版権を保持しており、それを制作を希望する会社に許諾をする仕組みを取っている。
公認されたものの内、日本国内ではセガのアーケード版や『ぷよぷよテトリス』シリーズ、任天堂のゲームボーイ版や『テトリスDS』、そしてSwitch向けの『TETRIS 99』が広く知られている。
Iテトリミノはその細長い形ゆえに、4列を一気に消す高得点ワザ「テトリス」を狙える唯一の存在。
(今はそうでもないが)昔のタイトルで、テトリスの準備は出来たのに肝心のIテトリミノが降って来なくてイライラ…という経験をした人も多いのではないだろうか。
代表作
※赤文字は初登場作品
- TETRIS 1984年/エレクトロニカ60, 1986年/IBM PC 他
エレクトロニカ60は旧ソ連で開発されたPC。グラフィックス機能を持っていなかったので、ブロックは[ ](テキストの括弧)で表示された。
IBM PCに移植された時にテトリミノに色が付き、これが海外で一般販売された。
- テトリス 1988年/AC,X1,PC-8800,FC 他
セガが制作したAC版、所謂「セガテトリス」が、日本国内でテトリスが普及するきっかけになった。
多くの機種に移植されている。
- テトリス 1989年/GB
こちらは任天堂制作。通信ケーブルを使った対戦が可能。当時はテトリス・ホールディングがなく、本作の発売の裏には複雑なライセンス問題があった。
初期のGB市場を支えたソフトでもあり、最終的にはGB用ソフトとして世界最多の売上本数となった。後期ロットで採用されたBGM「コロベイニキ」などは、以降の作品でもロシアモチーフの演出とともに代名詞として定着する。
『スマブラ』シリーズでのBGM『テトリス TypeA』『テトリス TypeB』は、それぞれ本作後期ロットの同名曲をアレンジしたもの。
- テトリスDS 2006年/DS
GBと同じ市場を狙って任天堂自社で制作。国内では「Touch!Generations」ラインナップの一つとして発売された。
『スーパーマリオブラザーズ』『ゼルダの伝説』『メトロイド』などのファミコンソフトがモチーフ。
- ぷよぷよテトリス 2014年/PS3,PSV,Wii U,3DS,PS4,Xbox One 2017年/Switch
セガ制作。自社のパズルゲーム『ぷよぷよ』シリーズとのコラボタイトル。
最初はPS3、PSV、Wii U、3DSの4機種で発売したが、約10ヵ月後にPS4、Xbox One版も発売。
Switch版は『ぷよぷよテトリスS』という名前で、ローンチタイトルとして移植された。
- TETRIS 99 2019年/Switch
アリカ制作・任天堂配信。Nintendo Switch Online会員向けの無料タイトル。
基本的なルールは概ねそのままに、同年に流行したバトルロイヤルゲームの要素を取り入れた作品。
タイトル通り最大99人が同時に対戦テトリスを遊び、お邪魔ブロックを送り合って、最後の1人「テト1」になるまで競い合う。
- Tetris Effect: Connected 2018年/PS4 2019年/Windows 2020年/Oculus Quest,Xbox One,Xbox Series X/S 2021年/Steam,Switch
MonstarsとResonair開発・Enhance発売。美麗で多彩なグラフィックや、操作と音の協調が気持ちいい、まさに”エフェクト”全振りの作品。
豊富なシングルプレイ要素が売りで、初心者から上級者まで楽しめる。VR機種にも対応。
元はシングルプレイのみだったが、2020年の無料アップデートで、対戦・協力含め4種類のマルチプレイモードが追加された。
スピリッツバトル
- 母体:カムイ (5Pカラー) (下空中攻撃・下必殺ワザ多用、モンスターボール(デオキシス)持ち込み、ふっとびやすさアップ、チャージ切りふだOFF)
- 護衛1:カムイ (5Pカラー) (下空中攻撃・下必殺ワザ多用、ふっとびやすさアップ)
- 護衛2:カムイ (5Pカラー) (下空中攻撃・下必殺ワザ多用、ふっとびやすさアップ)
- セットパワー:9,900
- 属性:攻撃
- ステージ:75m (終点化)
- ルール
- BGM:テトリス TypeA
- ヒント
- しばらくすると 相手が アシストフィギュアを呼び出してくる!
- 相手は 下空中攻撃をよく使う!
- 相手が 特定のポケモンを呼び出す!
3体のKamui…もといカムイ達が登場する理由は…まあ下空中攻撃を実際に見て頂ければ分かるだろう。
真下に「まっすぐ」はかいこうせんをぶっ放すデオキシス、「I」字のパドルが動き回るテレビゲーム15と、とにかく「I」っぽいものだらけの頭上注意バトルである。
対策
カムイの空下は横から叩くかカウンターで反撃しよう。動きが単調なので処理は難しくない。
ヒントにはないが、カムイは下Bもよく使う。攻撃するタイミングに注意。
デオキシスは出現位置にさえ注意すれば何てことはない。定期的に現れるテレビゲーム15は、無理に倒さなくても飛んでくるボールをシールド・回避すれば良い。
入手手段
性能
- 種類:アタッカー
- 階級:ACE
- 属性:攻撃
- パワー
- Lv.1:3,325 (攻撃力:2,494 防御力:831)
- Lv.99:9,978 (攻撃力:7,484 防御力:2,494)
- スロット:1
- 個性:なし
スロットは1つだけだが攻撃力がかなり高く、全スピリット中4番目に高い。
もしかするとスロット数も「I」繋がりで1なのかもしれない。
また、空いているスロットに「代償攻撃強化」をつければ豪鬼をも軽く上回る攻撃力になる。
ただし、ACE級で攻撃特化の関係上、防御力が低い点には注意が必要。
最大のライバルは、属性・超攻撃特化・空きスロット1である点が被っており、さらに「剣攻撃強化」のスキルを持つ鬼神リンク。
攻撃力で若干勝っているが、防御力で大きく負けており、さらにシリーズボーナスが発生するキャラなら攻撃力も軽く負けてしまう他、
シリーズボーナスがなくても剣士キャラなら個性の効果もいかせて攻撃力も負けてしまう。
とはいえ、『ゼルダ』シリーズのキャラは使わず、剣も使わないキャラがメインならまだ出番はある。
別属性ならメツもライバルとして挙がるが、投げ属性が相手ならシリーズボーナス込みでもこちらが僅差で上位互換となるため、充分棲み分けは可能。