アイテム/アシストフィギュア/サムライ ゴロー

●出典：F-ZERO シリーズ

スピリットについてはスピリット一覧/サムライ ゴローを参照。

原作でのサムライ ゴロー

『F-ZERO』シリーズ1作目から登場している日系人パイロット。
原作では旭日旗*1が描かれた*2フライトキャップに「激」という文字が眩しいクソTシャツがトレードマーク。悪党ではあるものの、どこか抜けた一面を持つ憎めない存在。

宇宙盗賊団のボスである一方、表の顔としては賞金稼ぎとして名を挙げようとしているが、
同業者にいつも良い所を全部持ってかれてしまうため、彼に強いライバル心を抱いている。
ずんぐりした体型の割に運動神経は良く、刀捌きもかなりのもの。

『F-ZERO AX』では「ダイゴロー」という一人息子が、『ファルコン伝説』では「リサ・ブリリアント」という妻がいる*3。

『F-ZERO X』から登場するアントニオ・ガスターは元部下であり、かつてゴローがガスターを賞金首として銀河警察に突き出したという経緯からゴローを怨んでいる。

『F-ZERO GX』ではストーリーモード第2話『復讐のサムライゴロー』にて登場。
以前、獲物を横取りされた仕返しに仲間を率いレッドキャニオンでファルコンを足止めし、自分らのマシンを賭けたレース勝負を持ちかける。序盤、ゴローはマリオカートばりのスタートダッシュを軽快にキメる。
レースでは部下たちに巨大な岩石を落とさせファルコン(プレイヤー)を妨害するが、自身もしっかりトバッチリを喰らっている。それ故か、たまにその落石でリタイアすることも。

アニメ版では原作と同様宇宙盗賊団のボスだが、性格は原作と比べて非常に義理堅く渋い人物になっている。悪事を働いているものの、「盗みはするが殺しはしない」をモットーとしている。その犯罪歴から、高機動小隊にマークされている。
ある事件をキッカケに主人公リュウ・スザクと知り合い、共にサムライゴローの名を騙る小悪党を退治する。以来、リュウからは悪党ではあるものの一定の信用を持たれるようになり、当のゴロー自身もリュウを気に入り、事あるごとに協力や助言をしている。ときには、150年前の過去から復活した経緯から仲間内での異物感に気を落とすリュウに対し、盗品であるおよそ数百年モノの歴史的な品々を例に挙げて彼を励ます姿も描かれた。

アントニオ・ガスターとの決別の経緯も異なり、本作では無差別に破壊活動を行うガスターとの意見の食い違いから溝を深め、そこに目を付けたゾーダがガスターを懐柔し裏切らせている。

腰に携えている日本刀で鉄の檻を一振りで粉々にしたり、壁の一部を円状に切り倒すなど、剣術にも長けている。しかし、これで人を傷つけることはしない*4。

キャラクターデザインは『F-ZERO GX』のものをベースにしている。
シャツに書かれている文字は「刀」だが、後に原作通り「激」になったり、また「刀」に戻ったりと一貫しない*5。
「キマり過ぎてテレちまうぜ」が口癖。
原作と違い、キャプテン・ファルコンを殊更にライバル視する描写はほぼない。

搭乗マシンは「ファイアスティングレイ」。ゼッケンNo.05、ボディA ブーストD グリップB、重量1960kg。制作はトラエモン・エチゴヤ*6。
全マシン中でも最高クラスのトップスピードを誇る他、ブースト・コーナリング性能も上々。しかし加速性能は悪いため、いかにスピードを落とさず走るかが鍵となる。
初代では選べる機体が4種しかない為、タイムアタックは実質「ファイアスティングレイをいかに極めるか」というモードになっていた。

因みに、ファイアスティングレイの色がピンクな理由は、妻のリサがいたずらで塗った結果らしい。反対に、リサのマシン『パンツァーエメラルド』が緑の理由は、ゴローがそのお返しに塗装した結果。その後、互いの宇宙船を使った夫婦喧嘩に発展したそうな。。

本作での声優は大塚 明夫(おおつか あきお)。

行動

日本刀をブンブン振り回して走り回る。
低%だと連続ヒットし、高%だと撃墜も狙えるふっ飛ばしを誘発する。

対策

正面に厚い攻撃判定を出し続けながら常に動き回るため、撃墜は非常に困難。
基本、逆らってもムダなのでとにかく逃げまわるのがベスト。
シールド削り能力も高く、ガードし続けると連続ヒットしてシールドブレイクを起こしてしまうので
シールドでの対応もやめておいたほうが良い。

こちらに向かって突進するのが見えたら、早めに2段ジャンプを出しておくと回避しやすいだろう。
ジャンプでかわそうとするとゴローも地上ジャンプをして高さを合わせようとしてくるが、さすがに空中ジャンプの高度までは追ってこない。

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