用語集/呼称・略称まとめ2

Last-modified: 2024-03-28 (木) 03:06:39

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新規に項目を増やす場合は、これらの要項をクリアできているのを確認してから編集に移ってください。

  • スマブラに関する広い界隈に定着している
  • 一般的に使われる単語である
  • キャラクターや人物への批判、中傷を中心としない
  • 個人が載せたいから載せるのではなく、よく知られる言葉を知らない人に説明するための単語である

目次

ワザ名・固有システムの呼称・略称

ガーキャンシェル

クッパの上必殺ワザ・スピニングシェルをシールドキャンセル(ガードキャンセル)で繰り出すこと。
スピニングシェルは発生が早め、リーチが短いながら左右ともに判定があり、動作中に左右に移動できる、そしてシールドキャンセルで繰り出すことが可能な上必殺ワザといった特性を持つため、シールドで守りを固めつつこのワザで反撃するといった戦法は多くのクッパ使いに愛用される。
クッパが初参戦した『DX』から存在する歴史のあるテクニックでもあり、半ばスマブラにおけるクッパの代名詞的な存在でもある。
『DX』のクッパはでかいサンドバッグとまで呼ばれるほど残念な性能だった中で、唯一の強みとして挙げられていたのがこのガーキャンシェルでもあった。

詳しく

『DX』時代のクッパの性能は非常に残念だが、地上スピニングシェルに限定して言えば歴代のクッパ中でも最強といってもいい性能となっている。
1Fから5Fまで無敵がついているいわゆる発生保障付きのワザであり、台から滑り落ちる事が出来そこから崖捕まりに移行出来るほか着地隙が10Fで済む為空振りのリスクを小さくすることが出来た。
撃墜力も今とくらべものにならないほど高く、(100%を少し超えたマリオを終点で上バーストさせるほど)移動力も今より高いと正に「当時のクッパだから許された」性能のワザである。今もこの性能なら間違いなく暴動が起きてた。
『X』でも吹っ飛ばしは多少落ちたが発生保証は健在で、滑り落ちや着地無しのテクもまだ可能。クッパ自身の性能もまともに戦えるまでにはなってか地上シェルはまだまだ強い。
『for』からは復帰力大幅強化と引き換えに多段技に変更。無敵や今までできたテクニックは消滅し吹っ飛ばしも弱体化と大きく落ち着いた性能になった。
とは言えガーキャン自体は優秀なままでクッパ自身も姿勢改善でより実戦で使える性能になっており、現在でも有用な戦法と言えるだろう。

グリコ

クラウドの上空中攻撃「リフトアップ」を指す。
前作『スマブラfor』において、早めの発生、かなりのリーチ、凶悪な持続、武器判定、お手玉に向いた上方向へのふっとばし、グリコのロゴみたいな変なポーズで着地の弱いファイター相手に猛威を振るったワザ。
地味に入力後1F目から食らい判定が小さくなっており、発生7Fと暴れ技として見ると遅い部類であるにもかかわらず高性能な暴れ技として機能するという強みも持っていた。
『for』において強キャラという評価を欲しいままとしたクラウドのポテンシャルを支えたワザであり、スマブラにおけるクラウドの象徴と言っても過言ではない。

今作ではワザ自体の性能は少し落ち、凶斬りやガケ展開の強化により出番は減り気味だが、空中回避の仕様変化に合わせて着地狩りの重要度が増したため依然頼り甲斐のあるワザ。
対クラウドで浮かされてからこのワザを立て続けに食らって嫌な汗をかいた思い出は誰しもあるだろう。

ノ斬り/メ斬り

クラウドの横必殺ワザ「凶斬り」(通常版)の1~2段止めのこと。
由来はまんま見た目から。3段ワザである通常版凶斬りは相手にシールドで防がれてもどの段まで出すかで読み合いが出来る。

現場猫

セフィロスの通常空中攻撃のこと。
フィンガースナップと共に自分の周囲に小さな衝撃波を発生させて攻撃するスタイリッシュなモーション。
セフィロスは全体動作が大きく気軽に振りにくいワザが多い中、スキが小さめで近距離での貴重な捌き手段としても積極的に使っていける便利なワザとなっている。

……なのだが、セフィロスといえば長刀「正宗」や強力な魔法によるド派手な攻撃を連想する人も多くいる中、必死に指パッチンしながら立ち回るセフィロスの姿はどこかシュールさがあり、この動作が掲示板で作られたキャラクター「現場猫」の定番ポーズによく似ているとしてネタ扱いされる事態になってしまった。どうして
また、その現場猫の決め台詞(?)として知られる「ヨシ!」で通じることも。

たまに前空中攻撃をカベに刺した時のポーズも現場猫と呼ばれる。

昇龍

リュウケンの上必殺ワザ「昇龍拳」のこと。昇「竜」は誤字。*1
格闘ゲーム界隈では、この昇龍拳と同様のコマンド入力*2で出せる必殺技や類似した性能の技が昇龍と呼ばれる事が多い。格闘ゲーム三種の神器の一つ。
ちなみにリュウケンの昇龍拳はアッパーと同時に膝蹴りも行っており、単純なアッパーカットではない。

スマブラでは飛び上がりながらアッパーを放ち、根本ヒットほど高火力な仕様のワザが昇龍と呼ばれることも。
主にロックマンの上強ルイージの上Bシモリヒの上Bなどが該当する。
特に『初代』から参戦しているルイージのそれを昇龍拳と呼ぶのは初期の頃から続いている伝統だったり。
アッパーではないが性能面に着目して射撃Miiの上B2も昇竜と呼ばれることも。

竜巻

リュウケンの横必殺ワザ「竜巻旋風脚」のこと。格闘ゲーム三種の神器の一つ。
このワザを出すためのコマンドは「竜巻コマンド」*3と呼ばれる。スマブラでは竜巻旋風脚以外ではテリーの後必殺ワザ「クラックシュート」が該当する。
スマブラではかなり暴発しやすいコマンドであり、リュウケンを使うにあたってハードルが上がる理由の一つとなっている。タツマキッ

また、メタナイトの通常必殺ワザ「マッハトルネイド」剣術Miiの通常必殺ワザ1「トルネードショット」ロックマンの上空中攻撃「エアシューター」を指すことも。
マリオの「マリオトルネード」ドクターマリオの「ドクタートルネード」は、マリトルやトルネードと略されるのが一般的で竜巻と呼ばれることはほぼない。

灼熱

リュウの「灼熱波動拳」の略。
判定は貧弱そのものだが、多段ヒットかつノンチャージの弾としてはダメージが高く、シールド削り値も大きいのが特徴の飛び道具。
コンボの〆、牽制、ガケのぼりの誤魔化しなど、様々な場面で使えるリュウの重要なワザの一つ。

御曹司パンチ

ケンの横強攻撃(強)「正拳突き」のこと。略して「御パン」と呼ぶユーザーも一部いるらしい……
「御曹司」は彼の原作における設定から。

このワザはベクトルが低く、先端を当てた時の撃墜力は悪くないのだが、ケンの近距離ワザは撃墜・火力共に優秀なものが多いがゆえ、わざわざこのワザを使う必要がある場面が少ない。
そのため、いわゆるネタワザ・死にワザとして扱われることが多く、無駄に奇麗な姿勢でパンチ*4する絵面のシュールさもあって、このような通称が定着したと思われる。
原作ではリュウも使う。

ちなみに海外では「Ken funny punch」と呼ばれることもあるらしい…。海外でも面白がられている

ブサイクキック

ケンの上空中攻撃「前蹴り」のこと。
その性能の高さに反する見た目のシュールさがウケてケン使いの間で定着した通称。

ドラゴンミサイル

リュウの下スマッシュ空振りキャンセル竜巻旋風脚のこと。
名前の由来はリュウ(ドラゴン)がミサイルのように突っ込んでくる様から。
最適な入力手順で繰り出した下スマ空キャン竜巻旋風脚は通常の入力よりも踏み込みが速くなり、実用性は十分。
ホールド無しで出した場合の突進スピード・奇襲性はあらゆる突進ワザの中でも上位に食い込む。
が、竜巻旋風脚には変わりないのでシールドされてしまえば当然反撃を受けてしまうというハイリスクハイリターンなテクニック。
中々バグじみたテクニックだが、下スマッシュのキャンセルが実装されてこのテクニックが可能になってから1年半以上もの間修正されず最終Ver.でも可能なままとなった。

ケンも同じような事が出来るが名前の由来や撃墜力の差からかこちらがドラゴンミサイルと呼ばれることはない。

小足、中足、大足

格闘ゲームにおける「足払い」の略+ワザの強度を組み合わせた用語。
スマブラ界隈ではリュウやケンの下弱、ネスの下強が小足と呼ばれる。
中足はリュウケンの下強、大足はリュウケンの下スマッシュ。
しゃがみから出す技に限定される用語だが、これは上述した通り「足」が「足払い」の略であるためである。

セビ

リュウケンの下必殺ワザ、「セービングアタック」のこと。
原作『ストリートファイターIV』当時に使われていた略称。

発生1Fのアーマーで着地や復帰の場面で活躍するリュウケンの強力な防御手段。
溜め状況に応じて3段階のレベルがあり、セビ1やセビ2といった呼ばれ方をすることも。

最風

カズヤのコマンドワザ「最速風神拳」のこと。原作の『鉄拳』界隈でも使われる略称。ドリャ!
原作では入力猶予が1Fかつ予備動作にあたる風神ステップを出すにも精密なコマンドが要求されるが、スマブラでは入力猶予が2Fかつある程度大雑把なコマンドでも風神ステップが出てくれる仕様となっている。
とはいえ昇竜コマンドかつコマンド成立から2F以内で出さなければ出せないと、スマブラにおいては異質なほど入力難易度が高いワザとなっている。

しかし、それを補って余りある超性能を持つ。
具体的には「前後隙が優秀で全身無敵の移動ワザ」「ヒットした相手を長く硬直させ、さまざまな追撃が確定する」「ガードされるとシールドを削った上で解除させ、カズヤ側が3F程度有利」といった具合。
適切に使えば立ち回りの3大要素である「差し込み」「置き」「差し返し」を全てこなすことが出来、なおかつローリスク超ハイリターンとやりたい放題。
このワザを自在に出せるかどうかで近距離の圧力やコンボ火力が別物レベルで変わってくるため、カズヤ使いであるか否かを分ける程の超重要ワザ。

原作の『鉄拳』シリーズにおいても凄まじい性能を誇ることが一種のお約束であり、その重要性の高さは『鉄拳』ファンから「カズヤを使うなら出せて当たり前」と言われるほど。

3風

カズヤのコマンドワザ、「最速風神拳」を3回ヒットさせるコンボのこと。原作鉄拳界隈でも使われる略称。
一応スマブラSPでも最風を3回連続ヒットさせることは出来るが、無駄に難易度が高い上にこれよりも難易度が低くリターンが高いコンボが存在するのでネタの域を出ない。

カズレーザー

カズヤの通常必殺ワザ「デビルブラスター」のこと。
由来はお笑いタレントのカズレーザー氏+カズヤ+レーザーから。
もしかしたらデビルブラスターと言うよりも直観的で伝わりやすいかもしれない

超必

超必殺技の略。口頭では「ちょうひ」と呼ばれる。
専用のシステムゲージなどを使用した演出付きの大技を総称したもの(スマブラで言うなら「最後の切りふだ」が該当する)を指すことが多い。
上記のシステムはゲームによって名称が大きく異なるため、ユーザー間ではまとめて「超必」と呼ばれる。
なお、スマブラで言う超必殺ワザはテリーの「バスターウルフ」「パワーゲイザー」のことである。

ウリャリャリャリャ

メタナイトの弱攻撃「乱れ斬り」のこと。
『スマブラX』から続く伝統的なボイスが由来。由来が由来なため、表記はけっこうぶれる。
当時のメタナイトのワザは非常に強力なものばかりだったのだが、弱攻撃は使い勝手がかなり悪く、死に技として逆にユーザーの印象に残ってしまっていた。
強烈なボイスも相まって、当時からスマブラをやっているプレイヤーからはネタとして認識されていることも少なくない。

今作では発生が大幅に改善され、普通に実用性のあるワザとなっている。ウリャリャリャリャ!

芝刈り機、コンバイン

メタナイトの下スマッシュ攻撃「前後斬り」のこと。
現在は発生とベクトル以外は特筆する部分がないスマッシュだが、『スマブラX』当時は発生の速さに加えて後隙の短さ、リーチの長さ、ふっとばしの強さから多用するプレイヤーも少なくなかったためこのような通称がついた。
蔑称の意味合いも含まれているため注意。

ベイブレード、竜巻

ベイブレードはタカラトミーから発売されているコマの玩具。転じて、メタナイトの通常必殺ワザ「マッハトルネイド」を指す。
『スマブラX』当時のマッハトルネイドは吹っ飛びこそ小さいもののずらしが不可など地味に優遇されており、酷い時は立ち回りの8割以上をこれで済ませられるほどの超性能で猛威を振るっていたためこのような通称がついた。
『スマブラSP』から単発ヒットで横にふっとばすワザに変わったため、ベイブレードっぽさで言えば現在の方が上かもしれない。

この他、使い手以外が使うと立ち回りの大半を占めがちなアイスクライマーの横必殺ワザ「トルネードハンマー」がベイブレードと呼ばれることも。
本当にコマを飛ばすロボットの下必殺ワザ「ジャイロ」はだいたい「コマ」と呼ばれ、ベイブレード呼ばわりされることはない。

ドロポン

ゲッコウガの上必殺ワザ「ハイドロポンプ」の略称。ポケモン界隈でもメジャーな略称。
ちなみにゼニガメが最後の切りふだで担当するワザカイオーガの攻撃方法もハイドロポンプである。
原作ではみずタイプに分類されるものとしては最上位クラスの威力を持つ攻撃技で、初代ポケモンから登場する歴史のある技でもある。

ポケモン界隈では「ハイポン」「イドンプ」といった略称も比較的メジャーだが、スマブラ界隈ではほぼほぼ「ドロポン」で定着していると思われる。
「ハイポン」はともかく「イドンプ」はスマブラ勢には伝わらないかもしれない。
また、「プンポロドイハ」というキモイ略称も存在するらしい。

ドゥエ

シモンやリヒターの下空中攻撃「ジャンプキック」のこと。悪魔城界隈で使われてきた通称。
由来は『暁月の円舞曲』にて登場するユリウス・ベルモンドの「ジャンプ+ジャンプキック」連打による高速移動。
同作のユリウスはこのテクニックを使用することで徒歩よりも素早い移動を可能としていた。その見た目とユリウスのジャンプキック連打時のボイス「ドゥエドゥエドゥエ」がインパクトを残したため定着した。
スマブラではしっかり着地隙が設けられているのでジャンプキック連打による高速移動は出来ない。残念。

たまにカズヤの最速風神拳のボイス「ドリャ!」の空耳としてドゥエと書かれることもある。
そもそも「ジャンプキック」も正確には「ドリャ!」と言ってるのかもしれないが、基本的にドゥエといえばジャンプキック、ドリャといえば最速風神拳のことを指すことが多い。細けえことはいいんだよ!

人体のうち、腿と脛を繋ぐ足の関節部分を指す。
または、この膝を押し当てる形で打撃を加える「膝蹴り」のことが膝と呼ばれる事もある。

スマブラ界隈では、キャプテン・ファルコンの前空中攻撃「ストライキングニー」を指す用語。
出始めを当てる事で相手に稲妻エフェクトが走ると共に凄まじい攻撃力を発揮するが、その出始めが僅か1Fしか持続せず、それ以降はカス当たりとなり威力が激減する。なおかつリーチが短く発生も遅めなため、お世辞にも使い勝手は良くない。
対戦で決めるには相手の緊急回避やガケのぼりを先読みしたり、決まった状況からコンボでつなげたり、と狙いどころを絞る必要がある。が、当てにくい故に決まった時の爽快感はひとしおであり、その一撃で試合を傾けかねない威力から勝つ為にも狙う価値があると、総じてCFの魅力が詰まったワザと言える。

なお、初出の『スマブラDX』では今と比べて格段に性能が高く、その気になれば膝から膝が繋がるという恐ろしいコンボもできたほど。
クリーンヒットは歴代でも圧倒的にしやすく、着地隙も少ないという強力なワザで、当時存在していたダッシュジャンプの仕様との相性も抜群。
当時の仕様ではCFのポテンシャルを根底から支える主力ワザだった。

無論、スマブラには膝を使用したワザは無数に存在するがその中でもストライキングニーは一際印象に残りやすい特徴を持つためか、今なおスマブラ界隈で「膝」と言えばほぼ確実にこのワザを指して使われる。

いわゆる「ヘッドバット」や「頭突き」といった頭を当てる・ぶん回すワザを差す。
スマブラにおける頭を使った攻撃ワザは何故か発生・判定・威力・後隙等に優れている傾向があり、いわゆる強ワザの代名詞としてこのような用語が使われている。
代表的なものは(ドクター)マリオルイージの上スマドンキーコングの空上横BピカチュウのDAデデデの上強等が挙げられる。
人によっては、強烈なコンボの起点となるカズヤの下投げやモーション中にやたらと頭がデカくなるワリオの上スマの印象が強く残っている事も。

余談だが、頭ワザを持ってるキャラは頭がデカいキャラが多い。当たり前か

鎖骨

鎖骨とは、人体において胸骨と肩甲骨を連結する事で肩構造を支持し、また各種筋肉の起始基盤として機能する骨を指す。

スマブラ界隈においては、リュウの横強攻撃(強)「鎖骨割り」の略称として用いられる。
発生はやや遅いものの、シールド削り値が非常に高いという特徴がある。近距離でのラッシュを得意とするリュウの性能とも噛み合っており、相手にシールドで固まる事を強要してからこのワザでシールドブレイクを狙うというのはリュウの勝ちパターンの一つ。

ちなみに原作『ストリートファイター』界隈でもお馴染みの通称。原作でも発生が比較的早めな中段(しゃがみガードでは防げない)攻撃として、ガード崩しに活躍する技である。

中ゴス

リュウの横強攻撃(強)「鎖骨割り」の通称。ストリートファイター界隈で使われる。
由来は原作の鎖骨割りのSEとボタン(中パンチ)から。

ブラ

フォックスファルコウルフの通常必殺ワザ、「ブラスター」「クローブラスター」の略。決して下着の略称ではない。
過去作のフォックスとファルコのブラスターにはジャンプと着地キャンセルを絡めた「2連ブラ」「3連ブラ」「無音ブラ」といったテクニックが存在し、立ち回りにおける強力な手札として君臨していた。
『for』や今作では着地キャンセルは存在せず、単純に相手の待ち戦法にある程度のリスクを付けるための飛び道具という立ち位置にとどまっている。

ウルフのブラスターは変わったテクニックこそないものの単純に使い勝手の良い飛び道具として用意されている。

リフ / リフコン

フォックス等の下必殺ワザ「リフレクターシュート)」の略称。これを利用したコンボは「リフコン」と称される。
ドンキーコングの前投げ「リフティング」は「リフ」とは呼ばれないが、このワザを利用したコンボは「リフコン」と呼ばれる。
リフコンは『スマブラX』以外では何等かの形で活躍しており、特に『スマブラDX』でのリフレクター周りの高難度テクニックや『スマブラfor』のドンキーのリフコンによる低%撃墜が有名だろう。
『スマブラSP』のリフコンはドンキーコングの序~中盤のコンボ、ウルフの空中リフレクターからの追撃が存在する。

石火

ピカチュウの上必殺ワザ「でんこうせっか」のこと。
過去作では硬直をキャンセルするテクニックで縦横無尽に動くことが出来たが、今作では削除された。
しかしながら復帰の手段としては長距離を高速かつ高い自由度で動くことが出来るため依然として強力。

PK(アルファベット)

ぴーけー。ネスリュカが使用するワザの名前によく見られる。ちなみに意味はPsychokinesis(サイコキネシス)の略。

PKT、PKF、PKTAが主に使われる略称。
PKTはPKサンダー(Thunder)、PKFはネスのPKファイヤー(Fire)、PKTAはPKサンダーの体当たり(Thunder attack)を指す(ちなみに体当たりは海外では「PKT2(ぴーけーさんだーつー)」の略称が一般的)。
リュカのPKファイヤーPKフリーズと区別する為にPKFiと略されることがある。
PKフリーズはPKFrと略されることがあるが、PKフラッシュは使用頻度が少ないためか略称は特に定着していない。

ちなみにネスリュカの解説で「PK部分」「PSI判定」と書かれている場合は、特定の(と言っても多いが)A技で出るキラキラしたエネルギーっぽい部分を差す。
キャラ解説にもあるが、この部分には相殺判定が無いので彼らの性能や立ち回りに大いに影響する。ただのエフェクトではないのである。

サイマグ

ネスリュカの下必殺ワザ「サイマグネット」の略称。更に略してマグと呼ばれることも。
エネルギー系の飛び道具や爆発を吸収して蓄積ダメージを回復する変わったワザ。
空中で使うと、変態的非常に独特な挙動をするので相手を撹乱させる事も可能。

新作が出るたびにスキが減るという事は熱心なスマブラファンの間でちょっと有名なネタ。
ちなみに今作、ネスのサイマグの発生時に固定の微弱なふっ飛ばしを持つ攻撃判定が追加され、上記のリフコンの様なコンボ始動としての使い方が出来るようになった。これをサイマグコンと呼ぶ事もある。

射撃Miiの下必殺ワザ3「アブソーバー」もサイマグと呼ばれることがある。
ただし、機動力とジャンプの仕様、食らい硬直の差の問題があるのかネスやリュカほど特殊なテクニックは有していない。

ウニ

デデデの横必殺ワザ「ゴルドー投げ」で使われるキャラクター「ゴルドー」の俗称。
由来はまんまゴルドーの見た目から。『スマブラfor』や『SP』のデデデの立ち回りを支える存在である。
原作で登場する際は基本的に無敵だがスマブラではたった2.x%以上のダメージで寝返ってくる跳ね返ってくる為、使用する際は相手の対策に注意する必要がある。

ロックマンのロックバスター(チャージなし)を指す。
見た目が豆っぽいのでこんなあだ名がついている。原作でも非常によく使われる俗称。
スマブラでは珍しい弱、横強空Nを兼ねるワザであり、歩行やジャンプを織り交ぜられる自由度を持つ。
更には原作さながらの高い連射力、弱にしては非常に長いリーチを誇り、中距離からの接近を狙うプレイヤーに立ちはだかる強大な壁になる。

ダメージやふっとばしは微々たるものだが、高い汎用性を見せ、多くの人の印象に残るため対策必須のワザとしてこのようなあだ名で広まった。
ロックマンの各種飛び道具を絡めた上級者の立ち回りは一見の価値がある。

ちなみに海外だとlemonと呼ばれていたりする。
本当に弾がレモンになってもある意味戦えるかも……?

メタブレ

ロックマンの通常必殺ワザ「メタルブレード」の略称。
原作ロックマン界隈でも定着している略称。
スマブラではアイテム化による自由度の高さ、原作『ロックマン2』では連射力・燃費・威力・攻撃範囲全てを兼ね備えたハイスペックさから人気が高い。
ロックマンの中でもとりわけ有名な特殊武器の一つと言えるだろう。

リフシ

ロックマンの下必殺ワザ「リーフシールド」の略称。
こちらはあまり原作界隈では定着していない模様?
一見使い方が難しいが、それ故対策出来ないプレイヤーには猛威をふるうタイプのワザで、ロックマンのわからん殺しの手札のひとつ。

空上前下

クッパの前空中攻撃「ジャンプひっかき」のこと。
前空中攻撃らしく前方向に対して攻撃するワザだが、上から下まで180度腕を振り下ろして攻撃するモーションによりかなりの広範囲をカバーできるワザとなっている。
そのため、「上や下にいる相手への攻撃手段にも使える」「実質、上空中攻撃と下空中攻撃の役割も兼ね備えている」といったニュアンスで使われている。
もちろん実際はクッパの上空中攻撃下空中攻撃にはそれぞれ前空中攻撃とは違った強みと役割があるワザなのだが、前空中攻撃の優秀さを簡潔に説明する際には便利な用語であり、語感の良さやインパクトの強さもあって幅広い層に使われ定着した。

シュルクの空前ピーチの空前なども似たような範囲をしているが、こちらが定着していないのは操作難易度の高さによる使用者の少なさ故か。

弱ラム

剣術Miiの横必殺ワザ3「チャクラム」のはじき無し版のこと。
前後隙は軽くないが、当たれば多段ヒットでコンボに繋げられるためハイリスクハイリターン。
語感の良さから剣術Mii使いの間では定着している。剣術Mii使いが少なすぎてスマブラー間では定着していないも同然は禁句

グラボム

射撃Miiの下必殺ワザ2「グラウンドボム」の略称。
ボムの食らい判定を活かして相手の飛び道具を受け止める、空中から斜め下に落として着地狩りを拒否する、地面に転がして相手の動きを制限するなど多機能な飛び道具。
なおたまに勘違いされるが、グラウンドボムは下Bでありボボボボと多段ヒットする方の飛び道具ではない。そちらは通常必殺ワザ3の「グレネードランチャー」である。

グレラン / グレ / グレネ

射撃Miiの通常必殺ワザ3「グレネードランチャー」の略称。
発射前のスキが大きく爆発前の判定は非常に弱いがガードするとつかみが確定するという特異な飛び道具。
ガケに向かって連射する崖グレネードは対策が出来ないと一生ステージ上に戻れずハメられ続けるため、多くのプレイヤーを苦しめた。
ちなみに下Bの「グラウンドボム」とは全くの別物。

ピラー/フレピ

射撃Miiの横必殺ワザ1「フレイムピラー」の略称。
ミサイルの利便性に押されて使用者はあまりいないが、ヒット時に多段ヒットし有利展開を作れるのでたまに使用者がいる。
ただしスキは大きく弾部分をシールドで防がれると反撃は必至。

ヤクザキック

立って体を正面に向けたまま、足の曲げ伸ばしの反動に体重を乗せる蹴り技。ケンカキックとも。
スマブラにおいてはガノンドロフの横強攻撃「突破蹴」カズヤの→A「鬼蹴り」のこと。
どちらも威力が高くベクトルが低いことが特徴。
特にガノンドロフのそれはトワプリガノン時代の横強のボイス「ア゛ッ」から長年愛され続けており、今作でボイスが変わったことを残念がる声も。

元ネタはプロレスラー「蝶野正洋」のシグネチャームーブである「ヤクザキック」。
しかし新日本プロレスを放映しているテレビ朝日の放送コードに引っかかるために、「ケンカキック」に収まったという経歴がある。
改名後も一部の書籍ではヤクザキック表記だったり、解説の人がうっかりヤクザキックと言ってしまう場合がある。
決してビンタだけの人ではない。

魔王じゃんけん

ガノンドロフの横必殺ワザ「炎獄握」、及びそのワザから展開される読み合いのこと。
このワザを食らうと強制的に受け身展開やダウン展開になり、ガノンドロフ優位の読み合いが始まる。
ファイターや立ち位置によっては詰みの状況も存在し、ガノンドロフのワンチャン力の高さを支える要素のひとつ。
ガノンドロフ側もファイターによって追撃の種類を変える必要があり、知識ややり込みが求められる見た目より奥深いワザ。

シークの前空中攻撃
コマンドが簡単で全員ほぼ固定、かつワザそのものが変更される事も多いスマブラ界隈のワザの解説シーンは主にワザ名より「空前」といったコマンドの略称で呼ばれる事が多いが、強くて印象に残るワザはワザ名やその略称で呼ばれる事がしばしばあり、「鉈」もその一つである。
歴代スマブラで、優秀な発生、スキの無さ、ベクトルの強さでシークの主力ワザとして活躍してきた。『スマブラDX』や『for』では特にシークの鉈が猛威を振るい、このワザを上手く扱えるかどうかが強さに繋がっていた。
特に『DX』時代の「ボンッ!」というおよそ「鉈」というワザ名の手刀とは思えない重いSEや軽戦士の小技らしからぬ強いふっとばしはプレイヤーに強いインパクトを残し発売から20年以上経った今でも密かな人気を誇っている。

今作においては、ダメージはかなり低いものの『for』同様にコンボパーツ、復帰阻止として有用。
5Fという驚異的な着地隙の短さは唯一無二である。具体的にはクッパクルールが大ジャンプ等から普通の着地をするよりも着地隙が少ない。
……そもそも着地隙が発生するタイミング自体がかなり短く、攻撃発生前は着地隙が無く、持続終了後3Fで着地隙が無くなる。

また、シークのものに限らず発生が速い・着地隙が少ない・上から下に振り下ろすモーションといった特徴を兼ね備える前空中攻撃は鉈と形容されることもある。
特にミュウツーの前空中攻撃「シャドースクラッチ」は『for』時代には発生・範囲・コンボ性能と撃墜力を兼ね備えており「殺せる鉈」と称されたことも。

ケンのコマンド専用ワザ「鉈落とし蹴り」の略称としても使われる。

前跳

シークの前投げ跳魚コンボのこと。ちなみに大ジャンプ仕込針から跳魚をつなげるコンボは針跳と呼ばれる。
『スマブラfor』時代から最序盤の安定したダメージソースとしてシークを支えてきたコンボ。
『SP』では前作と比べ確定する場面が激減してしまった。

悪質タックル / 日大タックル

ガノンドロフサムステリー等のダッシュ攻撃バンジョー&カズーイのワンダーウイング等、強力なタックルワザ全般を指したもの。

由来は2018年に起こった「日本大学フェニックス反則タックル問題」からで、スマブラに限らずゲーム界隈全般で通っているミームである。
とはいえあまり好ましくない表現ではあるので、公的な場で使うことは控えるのが望ましい。

バーチャ / 婆ちゃん

テリーのダッシュ攻撃「パワーチャージ」のこと。
由来はパワーチャージの空耳から。

原作では「Charging!」のセリフの空耳で「チンチーン!」という名称もついているが、残念ながら当該セリフはスマブラ未収録。

ダッパー

ピットの横必殺ワザ「豪腕ダッシュアッパー」の略称。

デンショ

ブラックピットの横必殺ワザ「豪腕デンショッカー」の略称。

ダックハントの通常必殺ワザ「トリックショット」の通称。
暴れ、弾幕、設置ワザ、コンボとダックハントの強さを根底から支える非常に重要な主力ワザ。
ゲーム中でも正式名称を確認することが出来るが、正式名称の「トリックショット」よりも「缶」の方が通じるかもしれない。
さまざまなテクニックが存在し、「アーマー缶」「復帰缶」といった名称も使用者の間では定着している。

おっさん

ダックハントの下必殺ワザ「ワイルドガンマン」で召喚される5人のガンマンのこと。
ダックハントの弾幕を構成する重要なワザの一つ。

フラッグ

基本的にはマルス等の前空中攻撃、「フラッグカット」の事を指している場合が多い。
早めの発生と広い範囲が魅力で高い汎用性を誇る。
今作ではリーチ、ふっとばし共に弱体化してしまったが、かつては小ジャンプ中に2回使える・今よりも決定力が高い・今よりも判定が広い・今よりも前後隙が小さい……と、とんでもないワザだった。

また、このワザのモーションと似たような前空中攻撃はフラッグと呼ばれることも。
剣士キャラは似たような前空中攻撃が多いが、ワザ名がフラッグカットなのはマルスルキナロイクロムのみ。

SPではそれほど目立つワザではないが、主に『DX』で猛威を振るったため「フラッグ」で定着している。

シルブレ

マルスルキナの通常必殺ワザ「シールドブレイカー」のこと。
特にマルスやルキナの話題で「シルブレ」という単語が出た場合はシールドが壊れてしまうことを指すシールドブレイクの略ではない場合が多い。

マベコン / マベ

マルスルキナロイクロムが使用する横必殺ワザ「マーベラスコンビネーション」のこと。

キーとボタンの組み合わせで多様な派生ワザを繰り出せるワザとなっており、ダッシュやジャンプと合わせて差し込み・近距離での攻め・火力稼ぎ・撃墜など多岐に渡る活躍を見せる。
特に4段目(横派生)が当て方次第で強烈なふっとばし力を発揮するマルスとロイは、このマベコンの使い方が勝敗を分けると言っても過言ではない。

実は英名に差異があり、マルスとルキナはDancing Blade、ロイとクロムはDouble Edge Dance(略してDED)となっている。日本流に訳すなら「剣の舞」「両刃の舞」といったところか。

ドルフィン

マルスルキナの上必殺ワザ、「ドルフィンスラッシュ」のこと。
発生5F、地上では4Fから、空中では1Fから全身無敵という高い切り返し性能を持つマルキナの重要なワザ。

爪楊枝

つまようじ。
本来の意味は、箸や串程には長くない先の尖った木製の細い棒のことを指す。
主に歯に挟まった食べかすの掃除や、食品に差し込んで口に運ぶための食器として用いられる。

スマブラ界隈では、メタナイトが持つ剣「宝剣ギャラクシア」のことをこう呼ぶことがある。
メタナイトの剣を用いたワザは全体的に非常に素早いが、その代償として低火力で見た目以上にリーチが短く持続も一瞬しかないといった特徴を持つワザが多い。
従って、一口に「武器」といっても他の剣士キャラと同じような感覚でワザを振ると痛い目に遭うことは避けられないため、「これは剣ではなく爪楊枝だと思って振っていくべき」という意味合いで冗談めかして使われる。
また、マルスの根本判定とロイの先端判定を指す場合もある。

やや自虐・キャラネガ的な意味合いが強いので、使い所には気をつけたい。

テレポ

ミュウツーやパルテナの上必殺ワザ「テレポート」の略称。
ゲーム界隈ではメジャーな略称な他、ファイナルファンタジーシリーズではまんま「テレポ」という名称の魔法が存在したり。
口頭では「テレポ復帰」と呼ばれることが多い。

シャドボ

ミュウツーの通常必殺ワザ「シャドーボール」の略称。原作界隈でも定着している。
ノンチャージの高い回転率や最大チャージの高威力が魅力的な飛び道具であり、ミュウツーの立ち回りを支える重要なワザ。

シャドフレ

セフィロスの横必殺ワザ「シャドウフレア」の略称。原作FFシリーズ界隈でも定着している。
飛び道具を貫通する、時間差で爆発するなどの特殊な仕様を持つ飛び道具であり、セフィロスのポテンシャルを支える重要なワザ。

オイパ

Mr.ゲーム&ウォッチの下必殺ワザ「オイルパニック」の略称。
安易な強力な飛び道具に対して特大のリスクを付ける吸収ワザ。
オイル放出の発生は2Fと非常に早いのでオイルパニックが確定する低難易度なコンボも多数存在する。故に強力な飛び道具を吸われてしまうと一発で試合が決してしまうことも。

『for』時代はチームアタックを利用したオイルパニック戦法が初期のチーム乱闘で猛威を振るったが、あまりにも暴れすぎたためか中期以降は味方の攻撃を利用したオイルパニックは大幅に弱体化を施されることとなった。

テニスボール

ガノンドロフの下必殺ワザ「烈鬼脚」の通称。
ガノンドロフとは思えない、まるでテニスボールのような小さな攻撃判定がネタにされて付けられた通称。いわゆる逆詐欺判定である。

ただし、突進ワザは実際に攻撃判定を可視化すると実践で受ける印象よりもかなり小さいものであることが往々にしてある。
例えばプリンのころがる、フォックスのフォックスイリュージョン、ファルコのファルコビジョンなどは攻撃判定よりも食らい判定が前に出ており基本的に攻撃を合わされるだけで容易に潰されてしまう。
強力な突進ワザとして知られるスティーブのトロッコ、リュウの竜巻旋風脚、キャプテン・ファルコンのファルコンキックですらエフェクトの派手さとは裏腹に小さな攻撃判定をしている。

ガノンドロフの下必殺ワザが特別弱いのではなく、こういった逆詐欺判定は突進ワザではわりとありがちな調整であることは覚えておこう。
過度なキャラネガにつながらないように気を付けたい。

ニキータ

スネークの横必殺ワザ「リモコンミサイル」の通称。『スマブラX』公式のスマブラ拳でも触れられている。
『メタルギア』に登場する「ニキータミサイル」という架空の武器である。しばらく直進すると加速するのは原作通りなのだが、『メタルギア』では威力が上がったりはしない。威力が上がるのは『スマブラ』だけである。

美脚

スネークの上強攻撃「上蹴り」の通称。
『スマブラX』で参戦していた当時は

  • 明らかに見た目より長すぎ、「真空判定」と形容されるほどの狂ったリーチを持つ
  • 本当てできればスマッシュ攻撃と互角以上のふっとばし力。カス当たりしても普通に飛ぶ
  • 発生は6Fと非常に速い

というお祭り感満載の性能でプレイヤーに強烈なインパクトを与え、このような通称が出来た。
流石に『スマブラSP』では上記の真空判定は失われたが、それでもダウンした相手にもきっちり当たる強判定、6Fという優秀な発生、スマッシュ攻撃並の高い撃墜力は未だ健在。
スネークの代表的なフィニッシュワザとして存在感を放っている。

他にも、長リーチの足ワザを美脚と呼ぶことはある。そう、特にガノンとか

エビフライ

スネークの後空中攻撃「両足蹴り」の通称。
攻撃中にエビフライっぽく反り返ってるのが由来。
また、『スマブラX』の検証に使われた判定可視化用のエフェクトがスーパースコープの黄色い弾であったため、
下半身が攻撃判定に包まれたスネークの姿は完全にエビフライだった。

『スマブラSP』ではふっとばし力こそ抑えられたものの、その判定と持続は健在。
ただカス当たりの方がSEが重く、クリーンヒットのSEが持続当てと同じ軽いSEであるという設定ミスめいた特徴がある。
このため「カス当たりなのに飛びすぎ」と感じるプレイヤーが多い。

ポケチェン

ポケモントレーナーの下必殺ワザ、「ポケモンチェンジ」の略称。
自他の%や着地狩りの状況、ガケ上がり狩りの状況、復帰の状況といった戦局によってファイターを変更出来るのはポケモントレーナー(とホムラ/ヒカリ)の特権。
ポケモンをチェンジするだけでなく1Fから無敵が付くため、ポケモントレーナーの強力な回避手段としても使われる。

フレドラ

リザードンの横必殺ワザ「フレアドライブ」の略称。原作ポケモン界隈でも定着している。
ヒットすると強く吹っ飛ばすが、ガードされると反動ダメージ+強制ダウンという超リスクを背負った大ワザ。
しかしリザードンの復帰力を支える重要なワザでもある。

タピオカ

キングクルールの通常必殺ワザ「パイレーツキャノン」の通称。
由来は弾の見た目がカラメルで着色したタピオカそっくりな点から。

クッパJrのNBや格闘Miiの鉄球投げもタピオカと呼ばれることも。
格闘Miiの鉄球投げを除きあまり使い勝手は良くないが、飛び道具としてはガード削り値が高いのが特徴。

祝砲

キングクルールの通常必殺ワザ「パイレーツキャノン」の砲弾やファイターを吸い込んだ後に上に発射する派生のこと。
由来は前後発射と比較すると上撃墜力や砲弾の当てやすさに欠けあまりにも使い道がない点から。

王冠

キングクルールの横必殺ワザ「クラウンスロー」の通称。
リスクこそあるが相手を貫通する性能、アーマーでゴリ押す性能を備えたキングクルールの重要なワザ。
王冠と大砲の弾幕が横軸で捌くのが少々難しく、発売初期は多くの初~中級者プレイヤーを苦しめた。何なら今でも初心者は苦しめられている
アーマーが強化された現在では、下手な弾撃ちをするとこの弾幕に返り討ちにされるケースも。

ピーチの空前も王冠でブン殴る攻撃手段だが、こちらは通称としては「ゴリパン」の方がメジャー。

ゴリパン

ドンキーコングの通常必殺ワザ「ジャイアントパンチ」の通称。そのまんま、ゴリラが放つパンチであることから。
チャージ型の打撃ワザであり、最大まで溜めて放てば強烈なダメージとふっとばしを発揮する。スマブラにおけるドンキーコングを印象付けるワザの1角。

……なのだが、何故かピーチの前空中攻撃「クラウンナックル」の通称としても使われる。
ピーチの主力撃墜ワザの一つであり、お淑やかな姫のイメージとのギャップが激しいパワフルな性能がこのような通称を付けられてしまった理由であると思われる。

なお「ゴリパン」に該当しそうなワザは他にもありそうなものだが、ドンキーコングが手や腕を用いるワザは平手打ちやラリアットが大半で、シリーズを通してパンチを放つ形のワザはジャイアントパンチと弱攻撃のみ*5という意外な特徴がある。
ドンキーのゴリパンという通称が定着したのはこのような理由もあるのかもしれない。

ゴリコプター

ドンキーコングの上必殺ワザ「スピニングコング」の通称。
由来はそのまんまゴリラがヘリコプターのプロペラっぽく動くことから。
初出は結構古く、少なくとも『X』時代には定着しているようで2010年にはネットでの書き込みも確認出来る。
シリーズを追うごとに撃墜手段として強力になっているのが特徴。

ゴリダン

ドンキーコングの前投げ「リフティング」を利用したガケメテオ撃墜のテクニック。
由来はもちろん有名バスケ漫画『SLAM DUNK』に登場する「赤木剛憲」が放つダンクシュートの(作中での)通称「ゴリラダンク」から。

『X』からガケ外でガケにぶつけるように投げても復帰出来るようになり実践的なテクニックとなった。
基本的に後ろ派生、『for』以降は反転滑り落ちから下派生でガケにぶつけるのも可能(通称:「新ゴリダン」「裏ゴリダン」)。前派生や上派生でも出来ないことはないが、ハイリスク。
『X』時代は受け身受付時間が今よりも短く、対策が難しい(しかもオンライン対戦の場合ラグの量も令和の比ではない)。『for』時代は一部仕様上受け身不可能なケースが存在した。
今作では台ありステージならリフト上投げコンボで撃墜、それ以外のステージでは直接撃墜ラインまで投げ込む方が現実的で旧作ほどの猛威は振るっていないが、受け身が取れないと直接撃墜よりも低い%でストックを奪われるので依然として対策は必須。

ブー

ワリオの下必殺ワザ「ワリオっぺ」のこと。
由来は言うまでもなくオナラの音から。ワリオのポテンシャルを支える超重要ワザ。

スマブラではピーチの後空中攻撃「スカイヒップ」の通称。
低空浮遊と組み合わせると凄まじい回転率で出す事が出来るピチの主力ワザ。低空浮遊と組み合わせた空後連発は「お尻戦車」と呼ばれることも。
ピーチボンバー後ろ投げも尻による攻撃だが、スマブラの対戦面におけるピーチの話題で「尻」というワードが出てきた場合は空後を指していることがほとんど。

キングクルールやガオガエンの空Nなど、胴体で攻撃するタイプのワザの総称。
ボディプレス系の空中攻撃は持続が長いものが多い。

スマブラSPではリンクの通常空中攻撃「リンクキック」の通称。
その判定の強さ、持続の長さ、スキのなさ、剣と盾を持った剣士が足技を主力とするシュールさ、「リンクキック」という二枚目の剣士には似つかわしくないダサい技名からスマブラプレイヤーに強烈なインパクトを残したため定着した。
強い蹴りワザはリンクの空Nに限った話ではないが、これ以外の強烈な蹴りワザはだいたい別の通称が付いているため「足」といえばだいたいこれを指していることが多い。

サマソ

サマーソルトキックの略。スマブラ界隈に限らず定着している略称。
スマブラシリーズのサマーソルト系の上空中攻撃は、発生が早い・全体Fが短い・範囲が広い・着地硬直が短い・着地隙発生区間Fが短い・ダメージが高い……などなど、さまざまな強みが盛り込まれている傾向にある。
これらの特徴を持つことから、サマーソルト系の空中攻撃はシリーズを通して強いワザが多い。

フリップ

ディディーコングの横必殺ワザ「モンキーフリップ」等、空中で横方向に素早く飛び掛かるタイプのワザの総称。

この他にはゼロスーツサムスの下必殺ワザ「フリップキック」シークの下必殺ワザ「跳魚」格闘Miiの下必殺ワザ2「反転キック」等が該当する。
移動ワザ・突進ワザはほかにも存在するが、追加入力で攻撃判定を出すといった特徴を持っている移動ワザがフリップと呼ばれるようだ。

エアスラ

シュルクの上必殺ワザ「エアスラッシュ」の略称。
復帰手段としてはやや不安が残るものの、横方向に非常に広い範囲を攻撃出来る強力なシールドキャンセル対応ワザとして猛威を振るう。

マリオやルイージ、ドクターマリオの上空中攻撃「エアスラッシュ」の略称として使われることも。
「エアスラッシュ」という技名自体は創作ではそんなに珍しいものではなく、スマブラのものに限らずだいたい「エアスラ」と略される。

モナド

スマブラ界隈においてはシュルクの通常必殺ワザ「モナドアーツ」の略。
しかし、「モナド」とは彼の持つ大剣そのものを指すので原作ファンからは好ましく思われない略称である場合があるので注意。
なお、「アーツ」だと原作の設定を考慮するとバックスラッシュ等も含んでしまうのでこちらも略称としては使えない。
通常必殺ワザ全体を指すならNB、特定のモナドアーツを指すのであれば「翔」「疾」「盾」「斬」「撃」と略す方が望ましいだろう。

モナドキャンセル

モナドアーツ決定を用いた着地キャンセルのこと。前作からあるテクニック。モナキャンと呼ばれることが一般的。
ただしSPでは空ダが削除された。

パレットキャンセル

モナドアーツ選択のパレット(英語圏ではdialと呼ばれる)の特殊仕様を用いた着地キャンセルのこと。略してパレキャン。
空中攻撃や空中回避の着地隙を減らせるバグ技だが、最後まで削除されなかった。

ダイヤルフラッシュ

モナドアーツ選択のパレットの特殊仕様を用いた着地キャンセルのこと。
こちらはパレットキャンセルと違い、モナドアーツを決定しない。

ダイヤルストレージ

割り込み盾の発生を早めたり着地キャンセルモナドアーツの発生を早めたりするバグ技。
全容がややこしいテクニックなので詳細はファイター/シュルク/攻略を参照のこと。

絶対死なないボタン

シュルクの通常必殺ワザ「モナドアーツ」の「モナドシールド(盾)」、特に割り込み盾のテクニックのこと。
発売初期は「シュルクに連続ヒットのワザを当てると割り込み盾から確定反撃をもらう」「盾状態は200%になるまではまず直接撃墜しない」「一部除く最後の切りふだも平然と耐える」
といった強烈な性能をしておりこのような通称が出来た。
アップデートによりふっとびやすくなる弱体化が施されたが、やり込みプレイヤーからは「もはや弱体化ではなくバグ修正」と言わしめたレベルである。

現在はここまで強烈なことはしてこないが、依然として連続ヒットのワザやコンボによる撃墜に対する耐性は目を見張るものがある。
シュルクのポテンシャルを支えるテクニックの一つ。

青投げ

ピクミン&オリマーの上投げ「ピクミン上投げ」青ピクミンで行うこと。
全ファイター中でもトップクラスの撃墜力を誇る上投げ。青ピクミンを投げるという意味ではない。

紫投げ

紫ピクミンピクミン&オリマーの横必殺ワザ「ピクミン投げ」で投げること。
全体Fが非常に短く判定も(飛び道具としては)強く展開も優秀と高性能な飛び道具。紫ピクミンで上投げをするという意味ではない。

……と言いたいところだが、『X』時代は上投げは青ピクミンで投げるよりも紫ピクミンで投げる方が撃墜力が高かった。
『for』以降は上投げは青ピクミンの方が撃墜力が高い。

ネス

撃墜面で強力な後ろ投げのこと。
由来はもちろんネスの後ろ投げ「リバースPKスルー」がシリーズ伝統として撃墜力がトップクラスであったことから。
単純に撃墜力がトップクラスのドクターマリオゼルダキングクルールの後ろ投げがよく挙げられやすい。

CS

サムスの通常必殺ワザロックマンの横スマッシュ「チャージショット」の略称。
射撃Miiの通常必殺ワザ1・「ガンナーチャージ」]もチャージショットとよく似た性能と見た目のためかCSと呼ばれることも。

同じく溜め型の飛び道具を放つ通常必殺ワザにミュウツーのシャドーボール、ルカリオのはどうだんがあるがこれらがCSと呼ばれる事はほとんどない。

味噌

サムスや射撃Miiの横必殺ワザ、ミサイルのこと。
主にゲーマー間で古くから定着している通称である。スマブラの場合は特にメトロイド界隈から持ち込まれていると思われる。
「味噌」の由来はおそらく「missile」の発音が「ミソ」に聞こえることから。
ちなみにスーパーミサイルの場合は略して「酢味噌」といった通称が定着している。

鼻水

サムスやダークサムスの空中ワイヤーのこと。由来は見た目や当てた時のリターンの低さから。
結構歴史が古い通称で、少なくとも『X』時代にはサムス使いの間で定着していた模様。『X』時代のサムスはかなりのマイナーキャラではあった*6
リターンこそ大したことはないが、ローリスクな牽制として活躍する他、左右撃墜ラインが近い位置で復帰阻止で当てると直接撃墜に至ることもあるので馬鹿にならないワザ。

ハナクソ

ジョーカーの横必殺ワザ「エイハ」やセフィロスの横必殺ワザ「シャドウフレア」のこと。
由来はフィンガースナップで小さな飛び道具を飛ばす様や飛び道具そのもののダメージの低さからなどだと思われる。
いうまでもないが下品な表現なので好ましく思わない人がいることには注意。

TS/サンソ

ルフレのサンダーソードの略称。
コンボ解説などでは毎回サンダーソードと書くと煩わしいためこのような略され方をすることがある。
ただし、サンダーソードの英名は「Levin Sword」である。注意。

FB

マリオルイージの通常必殺ワザ「ファイアボール」の略称。
某SNSとは全く関係ない。

Zomba / Zombair

世界トップクラスのロボット使いのハンドルネーム(Zomba)と通称(Zombair)。
または彼の戦法の特徴から名付けられたロボットの後空中攻撃「AirB」及びそれを振り回すテクニックの俗称。

Zomba氏は発生は19Fと遅いが威力は抜群のロボットの空後を当てるセンスがずば抜けており、トーナメントシーンで多くのトッププレイヤーを空後で葬り去る姿は多くのスマブラプレイヤーにインパクトを残した。
実際のところは試合序盤では当たらない事も多いのだが、試合が後半になればなるほど空後の命中率が上がっており試合の勝敗を決めたりしたため「Zombaの空後は当たる」と評されるように。

この件から一部プレイヤー間ではロボットの空後を擦る戦法が「Zomba」などと呼ばれることも。
しかしZomba氏の空後が当たるのはロボットの他のワザから逃れるところを狩る、間合い調整をして空後をするなど彼の技術の成果であるため、考えなしに空後を振って「Zomba」と言ったりするのは不適切かもしれない。

ウルフ

ファイター/ウルフの方でない場合は、テリーの超必殺ワザ「バスターウルフ」のことを指す場合がある。
バスターウルフはコンボで使うことも出来るのだが、コンボレシピで毎回「バスターウルフ」と書くと長くなってしまうため「ウルフ」と略される。
例えば「横強→バスターウルフ」は「横強ウルフ」といった表記のされ方をする。
ただ元ネタであるMOWやKOFでは「バスター」と略す方が一般的。

バイキ

勇者の下必殺ワザのひとつ、「バイキルト」の略称。ドラゴンクエスト界隈でも定着している。

ためバイ

勇者の「ためる」+「バイキルト」が両方かかった状態のこと。
この状態になると、多くのワザでシールドを1発で破壊出来るためとんでもなく危険な存在となる。

扇風機

アイクの通常空中攻撃のこと。また、そこから転じてアイクそのものを指す事も。

『スマブラSP』のアイクの空Nは広範囲で着地隙が少ないため、リスクが小さく命中もさせやすい。なおかつヒットすれば蓄積%に応じて様々な空中攻撃で追撃することが可能。
ダメージ稼ぎから撃墜までこなし、序盤・中盤・終盤といつでも頼り甲斐があるワザである。
そんなに使いまくるとOP相殺が不安なのでは?…と思われるかもしれないが、むしろOP相殺でふっとばし力を下げるほど逆にコンボを繋ぎやすくなるのでどんどん使う方がいいまである。
シールドで防いでも先端の間合いを徹底されると反撃が確定せず、ファイターによってはジャストシールドでもろくな反撃を取れないというケースもある。甘い反撃行動はその場回避や発生の早い弱攻撃で割り込まれるため、何も知らなければあれよあれよという間に撃墜される。

こんな具合にローリスクハイリターンなワザである為、特に本作発売からしばらくの期間はオン・オフ環境のどちらでも空Nをひたすら振るアイクが猛威を振るっていた。
アイクの空Nは右向きなら剣を時計回りにぐるりと振り回す攻撃であり、この扇風機のファンが回るかようなモーションがユーザーの印象に深く残り扇風機という通称が出来た。

もっとも、空Nの強さに加えてアイクはそれ以外にあまり気軽に振りに行けるワザを持っていないことも空Nばかり振るアイクが生まれてしまった原因でもある。
発売当初は対策困難なワザとして騒がれていたが、現在は空中ワザを先出しで置いておく、飛び道具などを駆使して空Nが機能しない間合いを維持して戦う、などの対策が生まれ浸透し、かつアップデートによって空N始動のコンボが使いづらくなったため現在は落ち着いた評価になっている。

勇者の空Nもアイクの空Nとモーションが酷似しているが、こちらはアイクほどの使い勝手ではないためかあまり注目されない。

余談だが、『スマブラX』・『for』では上空中攻撃がその剣をさながらヘリコプターのプロペラのように振り回すモーションから「プロペラグネル」と呼ばれることがあった。
『スマブラSP』ではモーションが変更されプロペラグネルでは無くなったが、今度は空中N攻撃のせいで扇風機呼ばわりされるようになってしまったとはつくづくプロペラに縁のある剣士である。

一部ではパルテナの空Nに対しても扇風機と呼称する事があり、転じて「扇風機おばさん」の愛称(?)で親しまれることも。だから「おばさん」言うな!
更に言うとピットブラピの空Nはもっと扇風機っぽい。

スマブラキック

スマブラに参戦している多くのファイターが持つ空中ニュートラル攻撃を指す用語。
大きく体勢を崩さずその場で足を突き出すようなモーションのワザなら当てはまる。
代表例はマリオリンクヨッシーフォックスなどの空N。多くは「◯◯(ファイター名)キック」といったシンプルなワザ名であるのも特徴。
他には「ライダーキック」「マリオ型空N」「ちょい出しキック」等、人により様々な呼び方をされる。

多くのものはリーチこそ短いものの発生が早く持続が長く着地隙も小さいと、汎用性が高い性能をしているのも特徴。
一部例外はあるが、基本的には横方向に低く飛ばすものが多く、持続当ては基本的に弱く低くふっとばすためコンボや受け身展開などを狙いやすい。
『SP』プレイヤーには「剣士なのに蹴りワザが主力として活躍する」「二枚目の剣士キャラには似つかわしくないダサいワザ名」というシュールさもあって「リンクキック」が印象に残っている者も多いだろう。

元々、初代スマブラでは多くのファイターの空Nがこれ*7である。
『DX』以降の作品ではどちらかと言えば回転体当たりを放つか武器を振り回すタイプの空Nがメジャーとなり、このスマブラキックを持つ新規ファイターはめっきり減ってしまった。
が、発生、持続、範囲、後隙が優秀というスマブラキックの特徴は今なおほとんどの空Nが備えており、こういった性能周りの特性を初代の時点で既に確立させた立役者と言える、まさに歴史のあるキック。

ちなみにこのワザを持つファイターのナンバーの最後尾はMiiファイター(格闘タイプ)。ワザ名は「飛びキックであり、流石に「Miiキック」というワザ名ではない

また、ウルフは『スマブラX』に参戦した際には「ウルフループ」という回転体当たりを放つ空Nを持っていたが、最新作で復活するにあたりスマブラキックを会得した。
既存ファイターでも新作になるにつれて別のワザに変更されることもあった一方で、新作になってからスマブラキックに変更されたという例はウルフのみである。

ネーミングの毛色は大きく異なるが、シークの通常空中攻撃「落葉」もスマブラキックに含まれることが多い。

リュウの通常空中攻撃・ひざ蹴りケンの通常空中攻撃・ひざ落としは上記した特徴に一通り当てはまるが、原作の対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズでも定番のワザだからかスマブラキックと呼ばれる機会は少ない。
ちなみにストリートファイター界隈ではとあるキャラのスマブラキックのようなモーションのジャンプ攻撃が「マリオキック」と呼ばれたり

以下、スマブラキックっぽい名前だけどそうではないもの

鳥類の羽、翼のこと。

スマブラ界隈では主にバンジョー&カズーイの横必殺ワザ「ワンダーウイング」の残数やセフィロスの片翼のことを指して使われる。
どちらも試合の勝敗に関わってくる重要な要素にして、「一度なくなったらストックを失うまで復活しない」点で共通している。

もちろんスマブラには羽や翼が生えている、もしくは羽や翼を用いるワザを持つファイターが数多く存在するため広義にはそれらまで含めて羽と呼ばれる事もある。

ステージ名の呼称・略称

FD

Final Destination の略。英語圏における終点の略称。

BF

Battlefield の略。英語圏における戦場の略称。

PS2

Pokémon Stadium 2 の略。英語圏におけるポケモンスタジアム2の略称。

SV

Smashville の略。英語圏におけるすま村の略称。

T&C

Town and City の略。英語圏における村と街の略称。

ポケスタ、ポケスタ2

ポケモンスタジアム2のこと。
アイテムなし1on1やアイテムなしチーム乱闘を好む層からはギミックオフのポケモンスタジアム2が主流になっているため、特に断りがない場合「ポケスタ」と言われた時は「2」の方を指されているので注意。

カロス

カロスポケモンリーグのこと。

すま村のこと。

村町、村街

村と街のこと。

北大

北の大空洞のこと。北海道大学の略称と被っている。

ホロバス

ホロウバスティオンのこと。

ヨシスト

ヨッシーストーリーのこと。

ヨシアイ

ヨッシーアイランドのこと。

ライラット

ライラットクルーズのこと。

プププ

プププランド(64)のことを指している場合が多い。

ワイリー

ワイリー基地のこと。
非公式の1on1大会である「タミスマ*8」で、終点を使用する際にこのステージの終点化を使うことがルールとなっている事で有名。
 
恐らくは『for3DS』時代、処理落ちが少ないステージとして好まれていたことの名残と思われる。
本作『SP』ではごく一部のステージを除き処理落ちが発生する機会は滅多にないが、この「タミスマ」に参加する上での仮想訓練として、もしくは単に馴染み深いから・見やすいからという理由でワイリー基地を好む層は一定数存在する。

クルーズ系

ポートタウン エアロダイブドルピックタウンマリオサーキットウーフーアイランドプリズムタワースカイロフトニュードンク市庁舎ガルグ=マク大修道院を総称したもの。
「浮遊台で移動」→「特定の場所に着地」を繰り返し、時間経過によって戦う場所が切り替わるのが特徴。
ランダムで地形が決定するもの、決まった順番で地形が変わるものの二種類ある。

広大ステージ

神殿ニューポークシティ洞窟大作戦エンジェランドなどを総称したもの。8人乱闘でも広々と戦える広大なステージたち。
こういっただだっ広いステージは真剣勝負になると試合がストップしやすくなってしまうためなのか、なんでもありの公式ルールの大会でも除外されることが珍しくない。

地続きステージ

左右どちらか、あるいは両方の足場が画面外まで続いているステージのこと。
例としては闘技場マリオギャラクシーなど。
なお、同じ地続きでもシャドーモセス島KOFスタジアムは勝手が異なる。
また、バルーンファイトマリオブラザーズは自分から左右撃墜になることがなく、ふっとび姿勢でない状態で左右の撃墜ラインに触れるともう片方の撃墜ラインからループしてくる仕様になっている。

よく使われる戦場終点等と違い復帰シーンが無いため、クロムリトル・マックなど復帰力に難があるファイターは弱点が帳消しにされる。
逆に復帰力や復帰阻止が売りのファイターは長所が潰される形になりがち。
横に飛ばす技はともかく、メテオスマッシュに関しては大きく価値が落ちることとなる。

また、左右の撃墜ライン近くで横方向へふっとばすワザを使うことで早期撃墜がやりやすいのも特徴。
特にネスの前投げの様な蓄積%が低くてもそれなりにふっとばすワザ*9や、ピカチュウの後ろ投げの様な相手を運んでからふっとばすワザと相性が良い(シャドーモセス島やKOFスタジアムはこの限りではない)。
空Nや空前などの運びが得意なファイターはそれを画面外まで繰り返すなんて戦法もある。

戦場終点等とは勝手が違いすぎるため、競技シーンで使われることはほとんど無い。
『スマブラX』時代に一時期攻城戦ドルピックタウンが使われたことがある程度。

つくステ

作ったステージのこと。通常の対戦にはほぼ縁のないものだが、特殊な企画でお世話になることがある。

アイテム呼称・略称

スマボ

スマッシュボールのことを指していることが多く、スマートボムスマッシュボームを指していることは少ない。
戦局を大きく変える重要なアイテム。

モンボ

モンスターボールのこと。
ポケモン界隈でも使われる略称。

マスボ

マスターボールのこと。
ポケモン界隈でも使われる略称。

キルソ

キルソードのこと。
FE界隈でも使われる略称。

リング

スーパースターリングのこと。

フラッグ

スペシャルフラッグのこと。
「フラッグ乱闘」といった呼ばれ方をする場合、マルスなどの前空中攻撃「フラッグカット」ではなくアイテムの「スペシャルフラッグ」を指していることが多い。

アロコン

ロコン(アローラのすがた)のこと。
ポケモン界隈でも定着している略称。
ただしポケモン対戦界隈だと進化系のキュウコン(アローラのすがた)を指していることも多い。

kwsk

コックカワサキのこと。
カービィ界隈で定着している通称。主にアニメカービィで登場するコックカワサキを指したもの。

その他呼称・略称

ホムコン

ホームランコンテストのこと。

チャー切

チャージ切りふだのこと。

両手

マスターハンド+クレイジーハンドをひとまとめに指した用語。
「対マスターハンド&クレイジーハンド」だと文字数が多いので「両手戦」と略されることがある。


*1 初代『ストリートファイター』のみ新字体の「竜」。旧字体の「龍」になったのは『ストリートファイターII』から。
*2 →↓↘
*3 ↓↙←
*4 もっとも、今からおよそ30年前の作品である『ストリートファイターⅡ』時代の遠距離中・強パンチ攻撃を元ネタとする、れっきとした原作再現ではある。
*5 『64』では横強攻撃もパンチだったが、その次回作である『DX』では従来の平手打ちに変更されている。『SP』では最後の切りふだ「ジャングルビート」が連続パンチを放つワザになっているが、過去作では「タルコンガビート」というタルコンガを演奏して攻撃するワザだった。
*6 デデデの下投げ永パ対象だったり、そもそもあらゆるワザの威力・判定が弱かったりと環境的にかなり厳しいファイターの一人だった
*7 唯一、明確に例外と言えるのはラリアットを放っていたドンキーコング。また、人によっては両足を突き出していたネスも例外とされる事もある
*8 「鮫木」氏が主催・運営していた、国内におけるオンラインを用いた非公式のアイテムなし1on1大会の大手。特筆すべきは週に3・4回は開催されるという開催頻度の高さにあり、身近な腕試しの場として幅広いプレイヤーが愛用していた。ちなみに大会名の「タミ」は鮫木氏が過去に運営していたWEBサイト「ターミナル改」に由来する。
*9 内部的なことを言うとBKB、リアクション付加値が大きいワザ。