●アートワーク出典:ポケモングローバルリンク
分類
Tag: ポケットモンスター シリーズ アタッカー ACE級 投げ属性
原作でのユクシー & エムリット & アグノム
シンオウ地方の神話に伝わる準伝説ポケモン達。
アルセウスによってシンオウ三龍の次に生み出された同じタマゴから誕生した三つ子とされ、現在では揃って湖の地下深くで眠っているが、時折魂が抜け出して水面を飛び回ると言われている。
その三体の力を合わせると、時間を司る神や空間を司る神と互角の力を発揮するとも云われ、何らかの要因でその均衡が崩れた時には、湖から出て「あかいくさり」なるものを生み出し鎮めるという。
そしてこの三体には、他にはない「恐ろしい神話」なるものが残されている。
モチーフは三体の頭文字から「UMA(Unidentified Mysterious Animal、未確認生物)」ではないかと言われている。なお、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』のディレクターの増田 順一氏の公式ブログでは「UMAコンビ」と紹介されていたり。三匹をコンビと呼ぶのは誤用だというツッコミは禁句。
名前の由来はUMAの頭文字+妖精や精霊の名前*1と思われるが、特にフェアリータイプは付いていない。
三体ともLv.77にレベルアップで最後に覚える技が、使えば自分がひんし状態になる技になっている。
三体とも性別不明だが、『不思議のダンジョン』シリーズではユクシーは中性的、エムリットは女性的、アグノムは男性的なキャラクター付けがなされている。
ユクシー
「きょううん!」
アートワーク左。全国図鑑No.480の「ちしきポケモン」。エスパータイプ。高さ0.3m、重さ0.3kg。
「知識を司る神」と呼ばれる存在であり、遥か太古にユクシーが飛び回って世界に知識という概念をもたらした事で、生きとし生ける者は様々な物事を解決し、生活を豊かにする知恵を授かったと云われている。
それ故、悪しき者に対してはその力をもって、知識の源たる記憶を消してしまえるらしく、ユクシーの開かれた目を見た者は一瞬にして記憶が無くなり、帰る所も判らなくなると畏怖される伝承がある。
(『ポケモン不思議のダンジョン 時・闇・空の探検隊』では「全ての記憶を消すことはできない」という設定になっていた)
レベルアップで最後に覚える技は「おきみやげ」。
第三世代から登場したあくタイプの変化技で、自分がひんし状態になる代わりに、相手単体の攻撃・特攻を2段階下げる技。
耐久が高いため、サポート要因として使われることが多い。
「ステルスロック」と「あくび」で場を荒らしつつ、最後に「おきみやげ」で後続の積み型エースに繋ぐといった戦法を得意とする。
また、交代技の「とんぼがえり」も習得可能であるため、出入りを繰り返して攪乱するといった事も可能。第六世代からは「はたきおとす」も加わった。
エムリット
「きゃううん!」
アートワーク上。全国図鑑No.481の「かんじょうポケモン」。エスパータイプ。高さ0.3m、重さ0.3kg。
「感情を司る神」と呼ばれる存在であり、遥か太古にエムリットが飛び回って世界に感情という概念をもたらした事で、生きとし生ける者は悲しみの苦しさと喜びの尊さを教わったと云われている。
それ故、不敬なる者に対してはその力をもって感情を狂わし奪う事もできるらしく、エムリットに触れた者は三日にして感情が無くなってしまうと畏怖される伝承がある。
レベルアップで最後に覚える技は「いやしのねがい」。
第四世代から登場したエスパータイプの変化技で、自分がひんし状態になる代わりに、次に出すポケモンのHPと状態異常を全て回復する技。PPは回復せず、既にひんし状態のポケモンには効果が無い。
他の2体と違い、その場で戦闘にならずにシンオウ地方の各地を飛び回るため、捕まえるのが難しい。
バランスのいい能力を持つが、悪く言えば器用貧乏。他の2体が覚えられない「れいとうビーム」を覚えさせるなどして、差別化していきたい。
アグノム
「きゅううん!」
アートワーク右。全国図鑑No.482の「いしポケモン」。エスパータイプ。高さ0.3m、重さ0.3kg。
「意志を司る神」と呼ばれる存在であり、遥か太古にアグノムが飛び回って世界に意志という概念をもたらした事で、生きとし生ける者は何かをするための決意や、困難に立ち向かう強さを得たと云われている。
それ故、敵対する者に対してはその力をもって、意志を操り傀儡にしてしまえるらしく、アグノムを傷つけた者は七日にして自分で動くこともできなくなると畏怖される伝承がある。
レベルアップで最後に覚える技は「だいばくはつ」。
初代から存在するノーマルタイプの物理技で、圧倒的な威力と引き換えに自身はひんし状態になる、正に自爆技。第四世代までは相手の防御を半分にしてダメージ計算をする仕様があった。
火力が高いアタッカー型だが、素早さを活かした補助型としても使える。
サポートを終えたら高い攻撃と素早さを活かした「だいばくはつ」で退場が出来るのも特徴。
代表作
※赤文字は初登場作品
- ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 2006年/DS
- ポケットモンスター プラチナ 2008年/DS
- ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 2012年/DS
- ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール 2021年/Switch
スピリッツバトル
- 母体:ミュウツー (6Pカラー) (全必殺ワザ強化、スモール化*2)
- 護衛1:ミュウツー (5Pカラー) (全必殺ワザ強化、スモール化*3)
- 護衛2:ミュウツー (3Pカラー) (全必殺ワザ強化、スモール化*4)
- セットパワー:9,000
- 属性:投げ
- ステージ:テンガンざん やりのはしら (戦場化)
- ルール
- BGM:戦闘!ディアルガ・パルキア / やりのはしら
- ヒント
- 相手の必殺ワザが パワーアップ! ワザのスキを見極めろ!
- 相手メインファイターのピンチ時 相手の蓄積ダメージが回復! 上回るダメージを与えろ!
単エスパータイプ繋がりのミュウツーが選ばれている。
ステージは「槍の柱」でのイベントで現れたことからだろう。『プラチナ』では球体のような形状で駆け付けた。
対策
相手のミュウツーは3体ともスモール化している上にCPもあまり強くないので、囲まれたりしなければ楽勝である。
母体の蓄積ダメージが溜まると全員が回復をしてくるので、母体=黄色は放っておいて護衛=赤と青を先に撃墜しておこう。
入手手段
ゼルダを解放するためには必ず倒さなければならない。
性能
- 種類:アタッカー
- 階級:ACE
- 属性:投げ
- パワー
- Lv.1:2,756 (攻撃力:1,366 防御力:1,140)
- Lv.99:8,273 (攻撃力:4,099 防御力:3,422)
- スロット:3
- 個性:PSI攻撃強化