スピリット一覧/ブラック・シャドー

Last-modified: 2025-02-27 (木) 06:27:47

Black Shadow.jpeg

●アートワーク出典:F-ZERO GX

分類

Tag: F-ZERO シリーズ アタッカー LEGEND級 防御属性

原作でのブラック・シャドー

『F-ZERO X』から登場。
並外れた冷酷さと残忍さの持ち主として全宇宙で恐れられている悪の帝王。
何人もの部下を捕らえ、計画をことごとく邪魔されているキャプテン・ファルコンの抹殺を目論んでいる。
F-ZEROグランプリに参加するのも、キャプテン・ファルコンの抹殺が目的。

しかし初登場した『F-ZERO X』では、逆に他のレーサー達にコテンパンに叩きのめされ、しかもファルコンに優勝までされるという手痛い大失態を犯してしまった。その為、続編の『F-ZERO GX』では復讐の炎に燃え、何としてでもファルコンを叩きのめし優勝しようと考えていた*1

因みに、『GX』の4年前に起きた大事故の際に病院に担ぎ込まれたファルコンのDNAを盗んでブラッド・ファルコンを生み出し、さらに大破したブルーファルコンのエンジンを利用した『ブラッドホーク(ヘルホーク)』なるF-ZEROマシンを造り出した。

優勝インタビューでは意外とノリが良く、司会者にサインをねだられると「モノをねだるとはいい度胸だ。我が部下にならないか?」と笑いながらちゃんとサインに応じてくれる。

ストーリーモードではデスボーンの配下であることが判明し、彼の前ではひたすら怯え切っていた。町の中で破壊工作を行い、止めに来たファルコンをブラッドファルコンと共に連携して罠に嵌めるなど暗躍するが、最終的にレースで堂々と戦った末に敗北し、デスボーンに見限られてしまう。

クリア後のEDムービーはストーリーのプロローグ撮影のNG集。
失敗を繰り返すデスボーンが申し訳なさそうに何度も彼に謝罪を繰り返す一方で、そのデスボーンが差し出す手をうっとおしそうに払いのけるなど本編とは真逆の力関係が伺えた*2

アニメ版では悪の組織、ダークミリオンのボスとして登場。一人称は「私」。
150年前にコールドスリープしたゾーダを蘇らせ、同じくコールドスリープしたミサキ・ハルカを『ミス・キラー』として蘇らせた。

F-ZEROドライバーとしてのライセンスも裏口から手にしたものであり、レース中も突然乱入したり、自身の愛機ブラックブルを改造しリアクターマイトを2つ搭載して勝負に臨むなど、原作以上に卑怯で極悪*3

作中中盤からはゾーダが離脱することで彼の出番も増え、Dr.スチュワートの技術を盗みブラッド・ファルコンを作り出したり、デスボーンやドン・ジーニーに変装してF-ZERO委員会を掌握するなど、原作以上に暗躍する。

プロフィールはほとんど分かっていないが、バート先生によると誕生日は8月15日で、好物は激辛料理、趣味は温泉巡り*4とのこと。

因みに、ファルコンハウス内には若い頃のシルバー・ニールセンらと一緒に写っている写真があり、キャプテン・ファルコンの隣で豪快な笑顔を浮かべている*5

番組終了後のオマケコーナー「バートのF-ZERO教室」では、司会のバート先生から名前が出るたびに苦言を漏らされており、「ツノ男」「デカくて黒くてしいたけみたいな宇宙船に住んでるヤツ」など散々な呼ばれ方をされたり、妙な挿絵付きで有ること無いこと言いふらされたり、挙げ句の果てには死亡シーン*6を何回も繰り返し流して大爆笑されたりなど、露骨に嫌われている。

搭乗マシンは「ブラックブル」。ゼッケンNo.30、ボディA ブーストE グリップA、重量2340kg。製作はBS団秘密研究所。

自ら率いる悪の組織BS団の秘密研究所の手によって作られた一台で、本人曰く『我が怨念の結晶』とのこと。敵を追い抜くよりも破壊することに快楽を覚えるブラック・シャドーに合わせた高い耐久性能とグリップが装備されており、それでいて最高速も高い為扱いやすく壊れにくい。

『GX』でのブースト評価は全マシン中最低クラスのEだが、実際はそれほど悪くなく、しっかり加速を得られなおかつ速度の維持能力も高い反面、重量がありすぎて、グリップがA評価ながらやたら滑るという致命的な欠点があり、L/Rトリガーを押しこむとスライドターン開始と共に即時にドリフトターンに移行してしまう。そうなってしまうと立て直しもモタつく為、コーナーの多いコースや難易度の高いレースではかなりの苦戦を強いられる。

この性能はどう考えても初心者向きとは思えない代物であるが、COMのブラックシャドーは何故かいつも先頭集団に位置し、悪くとも10位以内には入る。しかもプレイヤーの背後からたまにスピンアタックもしてくる。
とにかく最優先でリタイアさせたいイヤなヤツである。

『ファルコン伝説』及び『CLIMAX』では表示通りの性能となり、最強クラスの最高速、耐久、グリップを誇る代わりに加速、旋回、ブーストが貧弱という超極端な性能となっているが、耐久面だけはピカイチであり、サイドアタック一発で相手を粉砕できるほど。『CLIMAX』でのブースト使用時のオーラは赤色

代表作

赤文字は初登場作品

  • F-ZERO X 1998年/N64
  • F-ZERO GX 2003年/GC
  • F-ZERO ファルコン伝説 2003年/GBA
  • F-ZERO CLIMAX 2004年/GBA

スピリッツバトル

少し巨大化したガノンドロフと、ブラッド・ファルコンカラーのCFが相手。

対策

パワータイプの2体と普通に戦うだけでも厄介だが、条件として20秒ごとにプレイヤー側に30%のダメージが加わっていく。そのため、時間が経てば経つほどこちらがどんどん不利になる。
また、CFは積極的に復帰阻止(メテオ)を狙い、ガノンは巨大化してる分スマッシュのリーチが洒落にならないのも不味い。

対策だが、ルカリオは勝手にダメージが溜まることを逆に利用できるので有効なファイター。
アタッカーにはアンドルフ・ブレインがオススメ。相性のいい投げ属性のLEGEND級でスキル「ピンチでいろいろ強化」を持ち、ルカリオの波導の力にさらにパワーを上乗せできる。
サポーターには 「ピンチで無敵」や「ピンチでいろいろ強化DX」が相性がいい。

また、上記の編成以外にも「ピンチでダメージ回復」のジガルデ (パーフェクトフォルム)に回復スキルを持つサポーターを用いた編成や、ギース・ハワードの「ピンチで高速切りふだチャージDX」で切りふだを連発してゴリ押しする編成なども有効。

「ジャイアント化」で最低でも片方をさっさと始末するのもよい。ボスパックンなら超化スキルで持っているが、同スピリットのパワーが低いのが気にかかる。来須蒼真とジャイアント化サポーター(と変化時間延長サポーター)でもよいが、相性有利が取れないことだけ注意。この戦術をとる場合は、挟み撃ちにならないことに気を配ろう。図体のデカさからボコボコにされるうちに効果時間が切れる。開幕時に下の足場にいるCFがすぐに距離を詰めてきて、場合によっては横回避で後ろを取ってきたり横Bを仕掛けてこようとしたりすることがあるので、気をつけよう。

一か八かにはなるが、攻撃力を極限まで強化したデデデの少しためた横スマッシュで一撃で決着をつけると言う手もある。
詳しくはワンパンデデデを参照。
ガノンでは攻撃力が足りず失敗することが多い。

入手手段

性能

  • 種類:アタッカー
  • 階級:LEGEND
  • 属性:防御
  • パワー
    • Lv.1:4,175 (攻撃力:2,208 防御力:1,807)
    • Lv.99:10,441 (攻撃力:5,522 防御力:4,518)
  • スロット:2
  • 個性:走行強化

F-ZEROシリーズとしては唯一5ケタのパワーを持つ。だがサムライ ゴローと違いスロットが2つしかないので、使い分けは必要だろう。


*1 その為、『GX』ストーリーモード1話では発電所を破壊しながらニュースを通じて「次のグランプリ優勝は吾輩で決まりだ!」とアピールをしていたが、前回のXグランプリの件があってか他のレーサーたちに相当バカにされていた。
*2 ただし最後のカットでは彼自身が何もない所でずっこけてNGを出してしまい、バツが悪そうにしていた。
*3 ちなみに彼はブーストファイヤーではなく「ブラックファイヤー」と叫びブーストを発動させる。ただし色は黒でなく紫色。
*4 どう見ても煮えたぎった溶岩だが
*5 ただし、彼が本編中のブラックシャドーなのかは不明
*6 実際には錯乱の為の偽装工作
*7 普通より少し大きい程度。