スピリット一覧/ロイ・キャンベル

Last-modified: 2024-03-08 (金) 12:23:06

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●アートワーク出典:メタルギア ソリッド4 ガンズ オブ ザ パトリオット

分類

Tag: メタルギア ソリッド シリーズ サポーター HOPE級

原作でのロイ・キャンベル

「予定通りだな。ブランクがあるとは思えん」

アメリカの特殊部隊「FOXHOUND」の司令官を務める老齢の兵士。
同シリーズを代表する主人公であるソリッド・スネークの元上官にして戦友。さらにスネークの育ての親の一人でもある。
基本的に他人に深入りしないソリッド・スネークが心を許している数少ない人物の一人でもあり、退役した後も「大佐」の愛称で呼ばれている。

アメリカ海兵隊(USMC)第五海兵師団、グリーンベレーを経て、「FOXHOUND」に入隊。副司令官となる。隊員時代は『チキン・フォックス』というコードネームで知られていた。この「フォックス」は、最高位の隊員に与えられるコードネームであり、彼が参謀だけでなく実戦でも有能な軍人だったことを証明している。なお、最終階級は「大佐」。

ビックボス失踪後、暗号制を廃止。人工衛星などを駆使した新生「FOXHOUND」を築き上げる。ビックボスの直感的かつ野性的な戦略とはうってかわり、綿密で慎重な作戦計画を練る。
既に退役しているため前線に立つ事はないが、無線を通じて作戦の説明から戦闘のコツまで、スネークの活動を幅広くサポートする。

基本的に作戦に関しては厳格であるが、時々間の抜けた発言をすることもあり、どこか憎めない性格をしている。

サブカル界隈では『MGS2』に登場したいわゆる「発狂大佐」でも有名。
序盤は雷電とローズの関係性に疑問を挟む余地はないが、終盤になると「大佐」の言動や命令内容、無線画面の表情や様子がおかしくなっていく。じつはこの「大佐」、アーセナルギアのAI「G.W」からの信号が雷電の脳内ナノマシンに作用し、脳の使用されていない冗長部分の神経配置を操作することで発生させていた"幻影"であることが判明する。

だが、そんな「大佐」との会話にはAIとは思えない「人間らしさ」をみせるものがあり、
「エロ本持って女子トイレに入った雷電を『度し難い』と厳しく注意する」
「カモメを撃ち殺す行為を叱る*1
「人質のOLのパンツをホフクで盗撮すると少なからず興味を持つ」
「無抵抗の人質をパンチやキックなどで攻撃する行為を叱る」
などである。その為、「大佐」の様子がおかしくなるまで雷電は何の疑いも持たなかった。

AI暴走時はほぼ支離滅裂なことを乱発し、まったく会話が成立しなくなる。

因みにこのネタ、スマブラでもしっかり再現されており、スマッシュアピールでルイージを『永遠の二番手』や『日陰者』などと散々罵倒し、しまいには「らりるれろ!らりるれろ!!らりるれろ!!!」と大佐が狂い出してしまう。気になった方はぜひ。

なお、長年彼のCVを務めた青野武(あおの たけし)氏が逝去している関係からか、新たに収録された無線は無く、
『for』以降で追加されたファイターに関しては無線が発生しない。

代表作

赤文字は初登場作品

  • メタルギア2 ソリッドスネーク 1990年/MSX2
  • メタルギア ソリッド 1998年/PS
    序盤からサポートとして登場。シャドーモセス事件の際にはアメリカ軍に召還され、任務の指揮を執った。この際にアラスカで隠居生活を送っていたスネークを半ば拉致同然に召喚して再び復帰させ、シャドー・モセス島に送り込んだ。
  • メタルギア ソリッド2 サンズ・オブ・リバティ 2001年/PS2
    プラント編では新生FOXHOUNDの「大佐」として登場し、ビッグ・シェルに単独潜入した隊員の雷電に助言、指示を行う。
    しかしその正体は大佐を模したAIであり、本物のキャンベルは既に隠居の身となっていたことが発覚する。
  • メタルギア ソリッド3 スネークイーター 2004年/PS2
    本編では登場しないものの、ネイキッド・スネークがオセロットやEVAなどの後年の作品における重要人物を殺した場合は、タイムパラドックスが発生し、「ダメだ!スネーク!未来が変わってしまった!」などと未来から語りかけるかのような演出が取られている。ちなみに担当声優の青野氏は本編でグラーニンを演じている。

    ちなみに当の本人はサルゲッチュとのコラボゲーム、猿蛇合戦のブリーフィングで登場。
    ソリッド・スネークと若干メタい会話を交わしながら、作戦依頼を行っている。

  • メタルギア ソリッド ポータブル・オプス 2006年/PSP
    『MGS3』から初代『メタルギア』までの間の物語で、青年時代のキャンベルが描かれている。本作のみ彼の声優は古川 登志夫(ふるかわ としお)氏が務めた。

    基本的にはサポート役の為、前線には出てこないが、後に発売された『ポータブル・オプス+』では、プレイアブルキャラクターとして操作が可能となる。

  • メタルギア ソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット 2008年/PS3
    国際連合安全保障理事会の補助機関であるPMC活動監視監査委員会に所属。色々あってローズと再婚しているが、雷電同様彼女の激マズ料理に苦しめられている。

スピリッツバトル

カラバリ(緑の迷彩服)からして、『MPO』の時代(陸軍特殊部隊に所属していた頃)のキャンベルを意識していると思われる。

対策

時間がたつと相手の防御力・攻撃力が強化されるが、相手が増えたりスピードが上がったりするわけじゃないので、これ自体に何か対策が必要ということはない。
どちらかというと対策が必要なのはステージの方で、左右にカベがある関係上、基本的に上撃墜を狙わないと試合が長引きやすい。
上スマッシュが当てやすく強力なファイターを使うのが近道だろう。

ゼルダを使えば、50%くらいから上空中攻撃で撃墜できるのでおすすめ。

入手手段

性能

スキルは、スネークが「サイコ・マンティス」との戦闘中、敵の読心能力を打開する方法(コントローラ差し替え)を見つけたことが由来と思われる。

このスピリットが求められる要素


*1 殺しすぎると逆に襲われるので要注意。