用語集/呼称・略称まとめ

Last-modified: 2024-11-15 (金) 11:56:32

掲載の基準について

新規に項目を増やす場合は、これらの要項をクリアできているのを確認してから編集に移ってください。

  • スマブラに関する広い界隈に定着している
  • 一般的に使われる単語である
  • キャラクターや人物への批判、中傷を中心としない
  • 個人が載せたいから載せるのではなく、よく知られる言葉を知らない人に説明するための単語である

目次

操作・コマンド略称

略称意味備考
A攻撃(通常ワザ)Aボタンを押すと出せるワザ全般の略称
DAダッシュ攻撃
強攻撃
スマ/Sスマッシュ攻撃
空中「空中攻撃」を指すことも多い
Nニュートラルスティックを入力していない状態のこと
Jジャンプ
SJショートジャンプジャンプボタンを一瞬押すと出せる低空ジャンプ
B必殺ワザBボタンで出せるワザ

これらを組み合わせたり、上、横、下などの方向を付け加えることで様々なアクションを表す。


  • 上スマ→上スマッシュ攻撃
    空N→通常空中攻撃
    横B→横必殺ワザ

テンキー表記

789
456
123

主に格闘ゲーム界隈で定着している呼称で、レバー入力の方向をPCのテンキーに見立てて表記したもの。どこにもたおさないニュートラルの場合は5と表記される。
格闘ゲーム界隈からスマブラに入ったプレイヤーがしばしばこのような表現をすることがある。
基本的にキャラクターが右向きの場合の入力を表記し、たとえばスマブラのリュウのコマンド版昇竜拳のコマンドは「623AorB」といった表記となる。
斜めの矢印はいわゆる環境依存文字で、かつては機種によって正しく表示されないことも多かったため、このような表現で代用された。

マイナーなコマンド略称

略称意味備考
Cキャンセルシールドキャンセル、ジャンプキャンセルなど
Gガードシールドのこと

シリーズ略称

SSB

スマブラの英題『Super Smash Bros.』の略称。
我々日本人の使う「スマブラ」と同じだと思っていれば問題ない。

64

1999年1月21日に発売された第1作『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』のこと。『初代』とも。
大きな宣伝が打たれなかったにもかかわらず、任天堂キャラの集結、レバーを弾くという新鮮な操作感、対戦相手を「ふっとばす」という斬新なシステムがクチコミで広がり大ヒット。
参戦ファイターは隠しキャラも含めて全12体と今となってはとても少なかったが、ファイター達の基本的な動作・ワザ構成、お手玉復帰阻止といったお馴染みのテクニックと駆け引き、ヒットストップずらしワンパターン補正といった後続のシリーズにも採用され続ける独自のシステム、タイマン・最大4人での乱闘・チーム戦・アイテムの有無といった遊びの幅の広さはこの頃から既に確立されており、1作目にしてシリーズの礎を築いた入魂のタイトルと言える。

バランスとしては現在と比べてやられ硬直とガード硬直が目に見えて長く*1、有志の研究により即死コンボ・確定ガークラ連係・投げハメといった強烈なテクニックの数々が開発されたことで、攻め側が極端なほど強いゲームとして生まれ変わった。その余りにもぶっ飛んだバランスは時に「世紀末スポーツアクション*2」などと形容されることも。
しかし、その良くも悪くも激しいゲーム性による立ち回りの緊迫感と攻勢時の爽快感に心を鷲掴みにされたコアゲーマーは少なくなく、今なお根強くやり込み続ける層も一定数存在する。
略称はもちろん、本作が発売されたハード「NINTENDO64」から。桜井氏も本作を『初代64版』と呼ぶことが多い。

DX

2001年11月21日にゲームキューブで発売された2作目『大乱闘スマッシュブラザーズDX』。英題『Super Smash Bros. Melee』。
グラフィック技術の進歩に加え、現在では当たり前である横必殺ワザ、つかみ打撃に上投げや下投げ、その場回避や空中回避、Cスティックスマッシュ攻撃といった要素も本作で初めて実装。更には一人用モードの大幅ボリュームアップ・乱闘のルール設定の自由度アップ・カメラモードの初搭載など対戦以外のやり込み要素も複数追加され、後続のシリーズにも継承され続けるスマブラの土台を完成させたと言える作品。
ファイターの操作感が全体的に軽やかで、目まぐるしいゲームスピードも魅力。
ハードであるゲームキューブと同時期に発売されており、その際はゲームソフトでありながらゲーム機本体のゲームキューブをも凌ぐ初週売上を記録した。

また、そういった新要素の数々を活かした数々の高度なテクニックが有志の研究によって発掘され、現在は圧倒的なゲームスピードと自由度が極めて高い操作性が特徴のゲームに生まれ変わっている。
そのゲーム性を象徴するファイターとしてフォックスが挙げられ、この作品で鮮烈な印象を残した『DX』のフォックスは後のシリーズにおけるスマブラのフォックス像にも少なくない影響を与えたと言えるだろう。*3

そのゲーム性から初心者が置いてけぼりになりやすい反面コアゲーマーからは絶大な支持を集めており、オンライン対戦環境が基本的になく*4、新機種への移植・リメイクなども一切ないにもかかわらず、現在でも世界各国で大規模大会が開催されている。
その影響力は、今となっては3世代も昔の周辺機器であるGCコントローラーが現代のスマブラ界隈においても根強い支持を受け続けるほど。

GCが誇る屈指の傑作として、そして「eスポーツ」の種目として、長年に渡り脚光を浴び続ける名作。

X

2008年1月31日にWiiで発売された3作目『大乱闘スマッシュブラザーズX』。英題『Super Smash Bros. Brawl』。

「ゲーム人口の拡大」「年齢や技量を問わず、誰もが同じスタートラインに立てるように」といったWiiというゲーム機自体のコンセプトに寄り添ったバランス調整となっており、全体的なゲームスピードの低下、「着地キャンセル」を始めとした難易度の高いシステムやテクニックの撤廃、スマッシュボール及び最後の切りふだの追加を筆頭としたアイテム・やくものの大幅強化、全体的なファイターの性能(特に復帰距離)の大幅なインフレ、1/64の確率でダッシュしようとしたところに発生する「転倒」の実装などにより、前作までの感覚が好きだったプレイヤーからは評価を落とす形に。

一方で乱闘・パーティゲームとしてのハチャメチャ感は歴代シリーズで見ても類を見ないほどであり、リアル寄りのデザイン、ストーリー要素のあるアドベンチャーモード「亜空の使者」などこの作品にしかない魅力も多い。
『スマブラ』シリーズでは初めてオンライン対戦機能が追加された作品でもある。

また、この作品が発売された頃はインターネットの普及とともに熱心な有志によって競技的な楽しみ方が様々に研究された時代でもあり、初心者向けの親切な操作性を利用した新テクニックや防御側が有利なバランスならではの駆け引きが生まれたり、主に余りにも強すぎたメタナイトを抑える事を目的として様々な大会ルールが模索されたりした。
『X』から『スマブラ』シリーズの固定ファンとなった者や『X』での活躍を機に有名となったガチ勢・後にプロゲーマーとなった強豪も数多く、言わば『X』は現代まで続く競技シーンのコミュニティが形成される礎となった作品と言える。

任天堂以外の会社のキャラクターをゲストとして参戦させたのも本作が初であり、この時はスネークソニックの2体が参戦した。

4・for

『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS / for Wii U』。今作は英題も同じサブタイトル。
3DS版が2014年9月13日発売、WiiU版が2014年12月6日発売。

4作目ということもあり、『for』と同じ発音の『4(four)』という略称が海外では定着。
『for 3DS』は初の携帯機進出で、『for Wii U』は初のHD画質対応。

システム面では前作で不評だった「転倒」が削除された他、一度の滞空中にガケつかまりを繰り返すと2回目以降のガケつかまりに無敵時間がつかないという仕様もこの作品で追加され、前作までは毛嫌いされる事の多かった「ガケ待ち」がシステム側からお咎めを受ける形となった。
また、それまでは一度に1体のファイターまでしかガケをつかむことができないのがシリーズの恒例であったが、この作品以降は、後からきたファイターが横取りする形でガケをつかむことができるという仕様に変化(通称ガケ奪い)。復帰に関する理不尽感は減らしつつ、ガケが絡んだ攻防がより白熱するように。
更に投げワザを受けた直後は一定時間投げに対してのみ無敵となる仕様も追加され、過去作品において1on1の環境下で猛威を振るっていたつかみと投げをループさせる通称「投げ連」が不可能、または工夫を要する様になった。

他にも、あらゆるステージを「終点」と同等の形状*5に変化させる「終点化」によってステージ上のギミックを嫌い「終点」を好んで選択するユーザーでも様々な景色を楽しめるようになり、加えて「エンジョイ部屋/ガチ部屋」の実装により、乱闘・パーティゲームとしてのスマブラを好む層と1on1・ストイックな競技としてのスマブラを好む層が住み分けしやすくなった。

追加ファイターとしてはむらびとWii FitトレーナーMiiファイターダックハントといった異色の新ファイターに加えてロックマンパックマンリュウクラウドといった多種多様な他社ゲストが参戦。*6
更にアップデートにより発売後にゲームバランスの調整が行われ、最大8人での乱闘、カスタマイズ必殺ワザの導入やDLCの販売、オンラインの対戦成績をランキングから逆算された数値が出される「世界戦闘力」の搭載など、新しい試みがこれでもかというほど盛り込まれた。

SP

本作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の略 称。英題は『Super Smash Bros. Ultimate』となっており、海外では『Smash Ultimate』『SSBU』等と呼ばれている。
2018年12月7日発売。

本作は「全員参戦」をコンセプトとしており、歴代シリーズで諸事情により続投されることがなかったファイター及び『for』からの続投が危ぶまれていたファイター達が他社ゲストも含め総出演。そのファイター数は後発のDLCファイターも含め総勢82体。
また、ステージも過去作品のものが最新の技術により大幅に美麗なグラフィックで復活している。

全体的なゲームスピードが『DX』ほどではないにしろテンポアップされており、とりわけ空中攻撃の多くは着地隙が大幅に減少。
空中回避の仕様大幅変更、連続で緊急回避を行うと回避の性能が悪化していくペナルティの追加、シールド解除動作の増加を始めとした防御システム面に様々な工夫が凝らされ、これまで防御側が強いと目されていたシステムバランスから攻め側に傾くよう調整された。
切りふだやアピールの演出時間など細かい部分も簡略化されており、全体的な試合展開がスムーズになった。
更にふっとびが初速は早くすぐ急ブレーキがかかるような挙動に変更され、後述するスローモーション演出やフィニッシュ演出の追加により、大ワザや決定打を命中させた際の迫力・爽快感もパワーアップ。

システム面では、アイテムなしの1on1でのみ全体的なダメージ量がアップし一層試合展開が早くなる「1on1補正」、あらゆるステージを「戦場」と同等の地形に変更する「戦場化」、シリーズでは初となるトレーニングモード専用ステージ、同じタイミングでつかみを行った際に発生するつかみ相殺、シールドを「解除」した瞬間で受け付けるように変更されたジャストシールド、世界戦闘力上位数%のみが招待される「VIPルーム」といった新要素が搭載。
更に複数の強豪スマブラプレイヤーを開発に招いて調整した甲斐もあってシリーズ随一で良好なファイター間のバランスも特徴。昨今の有志大会を見ても、好成績を残す選手の使用ファイターが高確率で分散している事からもそのバランスの良さが窺い知れる*7
とりわけ、昨今のブームとなっている「eスポーツ」を意識したと思われる取り組みが施された作品と言える。

勿論、様々な新ステージや新アイテムの追加、圧巻の収録曲数に加えてSwitchをスリープモードにしながら楽曲を再生し続ける機能を追加したサウンドテストスピリッツとして再編されたコレクションとそれを主題にしたアドベンチャーモード「灯火の星」など、1人用ゲームやお祭り・パーティゲームとしても一層の進化を遂げた、まさにシリーズの集大成と言える作品に仕上がっている。

大乱

だいらん。
大乱闘スマッシュブラザーズのマイナーな略称。
が、不思議とシリーズ通して一定数の使用者が確認されている通称でもある。

ファイターの英語名一覧

日本語リザルト名は、蓄積ダメージ表示部分・リザルト・特設リング等で使用されているもの。
Miiファイターは特設リングでは英語名、それ以外では設定した名前が出るため、背景色を灰色としている。

ほとんどは日本語名とそう変わらない発音になるが、
『ポケモン』シリーズなどガラッと異なるファイターも居る。海外プレイ動画等を参考にする場合は覚えておきたい。

No.日本語名日本語
リザルト名
英語名注釈
1マリオMario
2ドンキーコングDonkey Kong
3リンクLink
4サムスSamus
4'ダークサムスDark Samus
5ヨッシーYoshi
6カービィKirby
7フォックスFox
8ピカチュウPikachu
9ルイージLuigi
10ネスNess
11キャプテン・ファルコンCaptain Falcon
12プリンPurinJigglypuff(ジグリーパフ)Jiggly(弾む/揺れる)+Puff(ふわっと柔らかいもの)
13ピーチPeach
13'デイジーDaisy
14クッパKoopaBowser(バウザー)海外ではノコノコの名前がKoopa
15アイスクライマーIce ClimberIce Climbers二人組なので複数形になる
16シークSheik
17ゼルダZelda
18ドクターマリオDr. Mario
19ピチューPichu
20ファルコFalco
21マルスMarth
21'ルキナLucinaLucina(ルシナ)
22こどもリンクYoung Link
23ガノンドロフGanondorf
24ミュウツーMewtwo
25ロイRoy
25'クロムChrom
26Mr.ゲーム&ウォッチMr. Game & Watch
27メタナイトMeta Knight
28ピットPit
28'ブラックピットBlack PitDark Pit海外での"ブラピ"に当たるあだ名はPittoo(Pit two)
29ゼロスーツサムスZero Suit Samus
30ワリオWario
31スネークSnake
32アイクIke
33
-35
ポケモントレーナーPokémon Trainer
33ゼニガメZenigameSquirtle(スクァートル)squirt(潮吹き)+turtle(亀)
34フシギソウFushigisouIvysaur(アイビーソー)ivy(ツタ)+saurus(サウルス)
35リザードンLizardonCharizard(チャリザード)charcoal(炭)+lizard(トカゲ)
36ディディーコングDiddy Kong
37リュカLucas(ルーカス)リュカはフランス語読み。
38ソニックSonic
39デデデDededeKing Dedede(キング・ディディディ)
40ピクミン&オリマーPikmin & OlimarOlimar英語名は何故かピクミンがハブられている
ピクミン&アルフPikmin & AlphAlph
41ルカリオLucario
42ロボットRobotR.O.B.(ロォブ)Robotic Operating Buddy(操作式ロボットの相棒)の略
43トゥーンリンクToon Link
44ウルフWolf
45むらびとMurabitoVillager直訳
46ロックマンRock ManMega Man海外ではRockmanというキャラクターが既に居た為、名前が変更された経緯があるようだ
47Wii Fit トレーナーWii Fit Trainer
48ロゼッタ&チコRosetta & ChikoRosalina & Luma(ロザリナ&ルマ)
49リトル・マックLittle Mac
50ゲッコウガGekkougaGreninja(グレニンジャ)grenouille(カエル)+Ninja
51
-53
MiiファイターMii Fighter
51Mii 格闘タイプMii Brawlerbrawl=ケンカ、乱闘の意
52Mii 剣術タイプMii Swordfighter
53Mii 射撃タイプMii Gunner
54パルテナPalutena
55パックマンPac-ManPuck-Manでは無いのは"頭文字を変える"いたずら防止
56ルフレRefletRobinちなみにアシストフィギュアのロビンの英語名はIssac
57シュルクShulk
58クッパJr.Koopa Jr.Bowser Jr.(バウザー・ジュニア)父親と同じ
ラリーLarry
ロイRoy
ウェンディWendy
イギーIggy
モートンMorton
レミーLemmy
ルドウィッグLudwig
59ダックハントDuck Hunt
60リュウRyu
60'ケンKen
61クラウドCloud
62カムイKamuiCorrin
63ベヨネッタBayonetta
64インクリングInkling
65リドリーRidley
66シモンSimonSimon(サイモン)
66'リヒターRichterRichter(リクター)リヒターはドイツ語読み。
67キングクルールKing K. RoolKing K. Rool(キング・ケイ・ルール)
68しずえShizueIsabelle(イザベル)英語名は頭に鈴がついているのが由来らしい。イザベラ(Isabella)+bell(鈴)か。
69ガオガエンGaogaenIncineroar(インシナロアー)incineration(焼却)+roar(咆哮)
70パックンフラワーPackun FlowerPiranha Plant(ピーラナ・プラント)Piranha(ピラニア)+Plant(植物)
71ジョーカーJoker
72勇者Hero(ユウシャ)Hero(ヒーロー)
73バンジョー&カズーイBanjo & Kazooie
74テリーTerry
75ベレト/ベレスByleth英語名ではどちらもByleth
76ミェンミェンMin Min
77スティーブSteve
アレックスAlex
ゾンビZombie
エンダーマンEnderman
78セフィロスSephiroth
79ホムラHomuraPyra(パイラ)古代ギリシャ語で赤い炎
80ヒカリHikariMythra(ミスラ)ゾロアスター教の光神ミスラ
81カズヤKazuya
82ソラSora

特定キャラクターの呼称・略称

特定の二人やグループなどを指すものは後述。

M

マリオのこと。
由来はもちろん帽子のMマークから。

配管工

マリオのこと。ルイージも配管工だが、配管工とわざわざ言われている時はたいていマリオの事を指す。
ちなみに公式的にはマリオの本職は大工との事。
ただ2023年に公開された「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」では配管工だったので、本業配管工も間違ってはないかも。

DK

ドンキーコングのこと。
彼のトレードマークであるネクタイにも書かれた、ドンキーの代名詞と呼べる用語。
もちろん「ドンキー」と呼ばれる場合もあるほか、見たまんまで「ゴリラ」派もいる。アイクもゴリラ扱いされることもあるが(特に偶数カラーのものは顕著)。
ディディーのイニシャルもDK(なので原作ゲームではDKバレルからどちらも出てくる)だが、あちらがDKと呼ばれることはない。

ドング

ドンキーコングの比較的新しい略称。
2024年あたりから定着した。

コンボフード

Combo Food。
要約すると「コンボの餌食」といった意味合いになる。

主にはドンキーコングを指す用語。
体格が大きい、発生の早い空中ワザに乏しい、空中回避の無敵が遅い、といった特徴を併せ持つドンキーコングはいわゆるコンボ耐性が低いファイターの代表格である。
多くのファイターにとって最大級のコンボ・高難易度のコンボがドンキーコング相手には面白いように確定してしまう事が多い為、こんな通称がついた。

代表格がより重くて大きいクッパではなくドンキーである理由としては
「初代から参戦しているファイターである」
「ドンキーのコミカルでおおげさなモーションのせいでとんでもない被弾の仕方をすることが多い」
クッパだと重すぎてコンボが確定しないケースがある(『for』時代の投げコンボなどが顕著)」
「クッパの怯みにくい身体がコンボを行う上で障害となる」
などが考えられるか。

また、コンボ耐性が著しく低いファイターであればドンキーコングに限らずこう呼ぶことがある。
他の候補としてはクッパ、ロボットリドリーキングクルールなど。

英傑

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクの事。
『スマブラSP』界隈ではこどもリンクトゥーンリンクと区別する為に呼ばれる。

また、緑の服がデフォルトカラーではない、剣を右手で持つなど他作品のリンクでは見られない特徴を多数持つことから、原作『ゼルダ』シリーズのファンからもこのように呼称される事がある。

『ブレワイ』作中の有用な服から「蛮族」、あるいは慣れきったプレイヤーの行動から「厄災」と呼ぶプレイヤーも割といたりする。

ダムス

ダークサムスのこと。
まれに「ダクサム」「ダサムス」派もいる。

でっていう

ヨッシーのこと。
初期のヨッシーの鳴き声の空耳(と、それから派生したネットスラング)が由来。

ピンク玉

カービィのこと。
公式でも使われる通称。カラーバリエーションを変えればピンクではなくなるのだが…。
プリンもピンク玉だが、こちらはあまり浸透していない。

キービィ

黄色のカービィのこと。地味に『スマブラ64』の公式サイトで称されている通称である。
マリオシリーズやゼルダシリーズを手掛ける宮本茂氏は最初カービィのイメージは黄色だと思っていたらしい。

筋肉ダルマ

カービィのこと。
アップデートにより多くのワザのダメージやふっとばしが強化されたことから、いつの間にかこんな通称が定着した。
ちなみにスパデラ以降の原作カービィシリーズでは、実際にストーン使用時にマッチョ像になることがある。

フォックスのこと。

L

ルイージのこと。
決して某ノート漫画の登場人物ではない。

ネスサン

ネスのこと。略称どころかむしろ伸びてるが気にしない。
由来は原作のラスボス・ギーグ戦でのギーグのセリフから。
このセリフを述べるシーンは『MOTHER2』でも随一のトラウマシーンとしても有名。その影響もあり、ネスといえばネスサンと呼称することがスマブラ界隈に限らず使われている。

CF

キャプテン・ファルコンのこと。
「ファルコン」表記の場合、解説等の長ーい文章だと、たまに名前が似ているファルコと空目しやすくややこしい為、区別をつけやすくするためにこのような略称が生まれた。
声に出す際はそのまま「シーエフ」と読まれる事もあるが、「キャプファル」と呼ばれることも。
マイナーな略称だと「プテンファ」が存在する。

キャプテン・ファルコンのこと。
その風貌や(ネタキャラ扱いされていた『スマブラX』以外の)シリーズを通して攻める力に特化した漢らしい性能がこのような通称を定着させた理由であると思われる。

愛の戦士

ピンク色のキャプテン・ファルコンのこと。
初代から続く伝統のカラーで、モチーフはF-ZEROの登場人物の一人「ジョディ・サマー」。
その筋骨隆々のCFには似合わないカラーリングだったりヘルメットのファルコンの意匠がハートに見えたりすることから長年ネタにされている。

Jigg

Jigglypuff、つまりプリンのこと。
海外、特にプリンが強力なファイターとして認知されている『DX』界隈で定着している略称。

ピーチのこと。

クッパのこと。クッパJr.ゼニガメもカメだが単体で言われる時は大体クッパ。
ポケモントレーナーの話題が出ている時はゼニガメを指していることもある。

アイクラ

アイスクライマーのこと。
アイクと字面が似ているので注意。
稀にアイクとクラウドをひとまとめにして指す用語と誤解されることも(チームでアイクとクラウドが組んでいるのであれば間違ってはいない…かもしれない)。

ちなみにこのアイクとクラウドはかなり共通点が多いキャラとなっている。
・両手剣を基本装備としており、戦闘力が高い。
想いを寄せる女性は大勢いるが、本人は恋愛にはかなり鈍い。
・どこか抜けたところもあるが心根は優しい好青年。
・ストーリーが進むにつれ兵士として心身ともに成長していく。
・爽やかな見た目で人気の高いイケメンキャラクター。
・同じく高い戦闘力を持った宿が存在する。
etc…

ソロクラ

ソロクライマー。
相方を撃墜され、本体のみとなったアイスクライマーのこと。

こうなると火力が単純に2分の1になるのみに留まらず、コンボ耐性の悪化・復帰性能の大幅低下・「切り離し」を用いたコンボや連携ができなくなるなど戦力がガタ落ちしてしまうため、アイスクライマー使いにとってはなんとしても回避したい事態である。
しかし「相方を先に撃墜する」という戦略はアイスクライマー対策の基本であり、全てのマッチアップにて回避するのは現実的ではない。ある意味こうなってからが使い手の真価が試されるとも言える。

ちなみに某プロゲーマー・インフルエンサーの影響か、一部界隈では「ミニクラウド」と呼ばれる事もある。

ドクマリ

ドクターマリオのこと。
そのほか、マイナーな略称として「ドクタマ」派などもまれに見られる。
呼びやすいが「ドクター」派は意外と少ない模様。

医者

ドクターマリオのこと。そのまんまである。
ちなみにゲーム内の声援も何故か「医者」呼ばわり。\イーシャ!/\イーシャ!/現実世界で医者のことは「医者」と言うよりも「先生」って言うことの方が多いだろというツッコミは野暮
ちなみにDX時代は「ドクター!」という至極真っ当な声援だった。何故変えた。
ドクターマリオの一部ワザは、「高学歴○○」と呼ばれることがある。

ピチューのこと。
由来はVer.3.1.0のアップデートで拡大された食らい判定の部分から。
いわゆるキャラネガにも繋がっているため、使用の際は一応注意したい。

主にはファルコを指す。そのまんま(ry。
「だまれトリ」「ンだとォ!」
カズーイも鳥だが鳥と呼ばれるのはファルコのことがほとんどである。

そうめん

主にファルコのことを指す。
由来は『X』以降のライラットクルーズスマッシュアピール
艦隊戦を突っ切る中で「ヘッ こんな攻撃、そうめんみたいなもんだぜ!」とよく分からない発言をして仲間とプレーヤー達を困惑させたシーンから。

クールでぶっきらぼうなイメージが強いファルコから突然飛び出した桜井節シュールな言動ということもあり、あっという間に「ファルコと言えばそうめん」のイメージがスマブラ界隈を中心に定着するに至った。
「細すぎて当たるわけがない」程度の意味かと思われ、事実英語版でも「overcooked noodles(要するに伸びた麺)」と訳されており、のびた麺のようにぬるい攻撃だという含みがある。

『スマブラfor』以降のファルコのブラスターも『DX』、『X』からの弱体化具合から「そうめん」と揶揄されてしまうことも*8

王子

多くはマルスを指す。
が、作品を重ねるごとにスマブラの王子ファイターは増えており、カムイクロム、そしてクッパJr.なども王子である。

ルシナ

Lucinaの英語読み。ルキナはラテン語読みである。

ヤンリン

ヤングリンク、すなわちこどもリンクのこと。
まれに「コリン」「こどリン」「ちびリン」「ミニリン」派もいる。ただし、コリンだとカムイの英語名「Corrin」と紛らわしいかもしれない。
「コリン」と同じ略し方で、所によっては「コリンク」とも。
シンオウ地方序盤にいるでんきポケモンではない

魔王/大魔王/魔王様

クッパも該当するが、主にはガノンドロフを指して使われる事が多い。
もちろんそのまま「ガノン」と略されることもある。

おじさん

主には両親の兄弟にあたる人(叔父または伯父)、広義では中年男性を指して使われる。
または「◯◯おじさん」といった呼称が男性の自虐ネタとして用いられる事もある。

スマブラ界隈では主にはガノンドロフを指す愛称。マリオキャプテン・ファルコンスネークカズヤなどもおじさん呼びが似合いそうなキャラクターだが、スマブラ界隈でおじさんといえばもっぱらガノンドロフを指す事が多い。
特に横スマッシュのボイスと合わせて「ドリャーおじさん」と呼ばれたりする。

由来は『スマブラX』『for』時代の『トワイライトプリンセス』仕様のガノンドロフのモーション周りから。
この頃のガノンドロフは少々おじさん臭いモーションを取っており、よりによって大魔王であるガノンドロフが足腰が弱っていそうな冴えないモーションを取るシュールさからガノンドロフをおじさんと呼ぶことが定着した。足腰が弱っていそうな割にはサマソやI字バランスなどの軽快なアクションも取っていたが
『SP』では『時のオカリナ』仕様のガノンドロフとなり、モーションも一新された結果おじさん臭さは大分減ったのだが、前作・前々作の名残で今もおじさん呼ばわりされてしまっている。

ちなみにダックハントの「ワイルドガンマン」の通称は「おじさん」ではなく「おっさん」である。

M2

ミュウツーのこと。
由来はまんま「M」ew「two」から。
公式作品の中では、漫画「ポケットモンスターSPECIAL」などにこの略称が登場する。
熱狂的なファンの間では「ツー様」と呼ばれることも。
某S社やアーケードゲームの移植を多く手掛けるゲーム制作会社は無関係。

ゲッチ

Mr.ゲーム&ウォッチのこと。
昔はMr.ゲーム&ウォッチの略称といえば「ゲムヲ」だったが、どういうわけかスマブラSPでは「ゲッチ」の方がメジャーになった。

正式名称がとても長いためか他にも多数の略称が確認されており、例を挙げると「ゲムヲ」「ミスゲ」「ミスタゲ」派なども割かし多め。
中には「アンドウ」「ゲンドウ」「タゲムチ」など最早よくわからないものも。
イニシャルで「GW」と呼ばれる場合もある。
ゴールデンウィークのことではない。

ゲムヲ

Mr.ゲーム&ウォッチのこと。
正確には「ゲムウォ」なのだが、キーボードで「gemuwo」と入力すると「ゲムヲ」と変換されるためこの通称が定着。
ちなみにキーボードでは「gemuwho」、あるいは「gemuulo」と入力すると「ゲムウォ」となる。

以前はMr.ゲーム&ウォッチの略称と言えば「ゲムヲ」がメジャーだったが、昨今では「ゲムヲ」よりも「ゲッチ」の方が使用者が多い模様。
「gemuwo」よりも「getti」の方が入力が少ないからだろうか……。

メタ

メタナイトのこと。
熱心なファンの間では「メタ様」と呼ばれる他、少数だが「メタナ」派も。ちなみにメタナイトの剣は「つまようじ」とも呼ばれる

もしくは、「メタゲーム」から派生した造語。元はカードゲーム界隈で浸透していた用語だが、現在はゲーマー界隈全般で広く使われる。
「対策」または「被せ」の意味でつかわれる事が多い。「メタる」といった動詞で用いられることも。
ちなみに7Pカラーモデルのギャラクティックナイトは「しいたけ」「ガラクタ*9」8Pカラーモデルのダークメタナイトは「ダメナイト」「ダメタ」などと呼ばれている。残酷な世界。
メタナイトの派生形キャラは原作界隈ではろくな略称をつけられないのがお約束。

ブラピ

ブラックピットのこと。
実際に原作で使われているあだ名。登場した次の章にパルテナに名づけられる。
日本では某映画俳優の略称にも使われていたので、どの層にも通りがいいというのは利点。
海外では本名がDark Pitで、あだ名はPittoo(「Pit two」の略)となっている。

ゼロサム

ゼロスーツサムスのこと。
Zero Suit Samusの頭文字を取って「ZSS」と呼ばれることもある。

スネークのこと。
原作シリーズでも「蛇は一人だけだ」など比喩的に使われることがある。

アイクのこと。
英語版表記である「IKE」をローマ字読みすると「イケ」と読める事から。
ちなみにスペイン語版にするとナレーターから「イケェ」と呼ばれるので、この言い方もスペイン語的には正解だったりする。

ポケトレ

ポケモントレーナーのこと。原作に同名のアイテムが登場するが関係無いと思われる。

ちなみに英語圏の国だと頭文字を取った「PT」の通称で通っていることもある。
彼の手持ちであるファイター達はそれぞれ「ゼニ」「フシ」「リザ」と略される。特に「リザ」はポケモン界隈でも定着している略称。
特に立ち回りの中心であるゼニガメとフシギソウはひとまとめにして「ゼニフシ」と呼ばれることも。
「ゼニ」はともかく「フシ」はほぼスマブラ界隈限定の略称なので注意。

DD/猿

ディディーコングのこと。
一応、彼もイニシャルはDKなのだがドンキーと被らないようこちらで表記される。ちなみに一部の原作ゲーム内でも「DD」と略されることがある。
「ディディー」を「delideli-」とタイプするのが絶妙に面倒であることも定着している原因であろう。

見たまんまで「猿」と呼ばれる事も多い。厳密に言うと彼はチンパンジーなのだが。
ちなみにディディーは「dhidhi-」とタイプするとスムーズに出せる。

ルーカス

リュカの英語名。LUCAS。
双子の兄であるクラウス(CLAUS)とはアナグラムになっている。
「LUCAS」を「リュカ」と読むのはフランス語読みであり、これは彼ら双子の名前がフランスの小説「悪童日記」の主人公の双子から取られている為である。

DDD

デデデのこと。
とは言えそもそもが記号化する必要があるほど長い名前ではなく、上述するディディーを指すDDと非常に紛らわしいのもあってかあまり使われない。
一応、PCのキーボードで入力する際は「dedede」から「Shiftを押しながらddd」に短縮されるため、面倒くさがりの人がよく使う。
ちなみに、アニメ版星のカービィには「チャンネルDDD(デーデーデー)」というものがあり、ゲーム本編にも「王位の復権:D.D.D.」「伝導電磁式三連砲:D.D.D.」という名前の戦闘BGMがあったりする。
まれに肩書から「大王」と呼ばれる場合もある。この肩書は自称なのだが。

激安の殿堂

デデデのこと。
理由は某店舗のペンギンのマスコットキャラとデデデが似ていることによるものだろう。
その某店舗の名前から、よく某ゴリラと同じ略称で呼ばれる。
その某店舗のキャッチコピーは「驚安の殿堂」に変わりつつあるが。

ペンギン

デデデのこと。
由来はおそらくスネークのスマッシュアピール文中からか。
某店舗のペンギンのマスコットキャラと似ているが、デデデの本当のモチーフは謎。
一応公式でもデデデのことを「くちびるペンギン」呼ばわりするキャラがいるのだが、正体はやっぱり謎。

ちなみに、あのキャラには「ドンペン君」と言う名前があるが、この名前で呼ばれる事は少ない。

ゲヤーホンブー

デデデのこと。
『スマブラX』時代の下投げ時の音声が由来のミームで、当時のファンから根強く使われる機会がある。
ゲヤーとホンはともかくブーはよく分からないという意見が多いが。

当時のデデデは下投げが固定ふっとび(蓄積ダメージに関係なく一定の距離だけふっとばす)という恐るべき性能になっていて、おまけに『スマブラX』には投げられた直後の投げ無敵がないという仕様が重なったことで、
多くのキャラに下投げ>ステップ>つかみ>下投げの投げ連コンボが地面の続く限り入り、7キャラに対してはその場で下投げ>つかみ>下投げの永久パターンが入るというとんでもないワザだった。
これにより永パ対象の7ファイターは競技シーンにおいて例外なく弱キャラ扱いされ*10、大会などで使われる機会がほとんどなくなってしまった。

これによって当時の2chを始めとしたインターネットコミュニティではしばしば歪んだ愛を向けられており、「ドンキーが999%まで投げ連されるスレ」というタイトルで「ゲヤーww」「ホンww」「ブーww」としか書き込まれないという狂気に満ちたスレッドも立っていたほど。

陛下

デデデのこと。
由来はアニメ版『星のカービィ』のデデデの側近エスカルゴンがデデデの事を「陛下」と呼ぶことから。

アニメ版はゲーム版とは設定・性格が大きく異なるキャラクターも多く、デデデもその一人。
このこともあってファン間の呼称としての「陛下」はゲーム版のデデデと区別するために使われていたものだが、ファンによっては特に区別せずに陛下呼びすることも。

アニメ版デデデの振る舞いから「屁以下」と呼ばれてしまうことも……。

ピクオリ

ピクミン&オリマーのこと。
アルフの場合はもちろん「ピクアル」。

ワンパンマン

ピクミン&オリマーのこと。
由来はデフォルトカラーの配色がこの漫画の主人公と似ていたことと、Ver.1時代のスピリットのバグによって凄まじい攻撃力が発揮され、どんな強敵でも一撃で仕留めることができるようになってしまい、面白みがなくなってしまうほど強かったことから一部でこのような通称で呼ばれていたことがあったらしい。
現在でも見た目が若干似ていると言う理由でネタにされる場合もある。
ちなみに、あの作品の主人公の名前は「サイタマ」なのだが、この名前で呼ばれる事はほとんどない。

ソロマー

オリマーの手元にピクミンがいない状態のこと。
こうなるとろくなワザを使えないため、さっさとピクミンを補充回収する必要がある。

くわんぬ

ルカリオのこと。
由来は原作『ポケットモンスター X・Y』でのルカリオの鳴き声の一つから。
ポケモン界隈でもしばしば使われる呼称。
 
アニメポケモンではポケモン名がそのまま鳴き声になることがほとんどだが、原作ポケモンではポケモン名がそのまま鳴き声になることは少ない。
『ポケットモンスター』本編シリーズでポケモンに話しかけた際に表示されるフキダシ内の鳴き声は中々癖の強いものが多く、「くわんぬ」もその一例。
他には『ソード・シールド』のワンパチの「イヌヌワン!」や『プラチナ』のパルキアの「ぱるぱるぅ!!!」、『ブラック』のレシラムの「モエルーワ!」などが有名。

トリン

トゥーンリンクのこと。
他にも「トゥーン」「トンリン」「トゥンク」「猫目リンク」「Tリンク*11」派などもおり、割と表記揺れが激しい。
ちなみに『X』時代には「トリン」というハンドルネームのトゥーンリンク使いがいたため、「トリン」という略称が定着したのはスマブラの歴史で言えば比較的最近だったりする。

岩男

ロックマンのこと。
ロック→岩、マン→男で岩男。
実際はロックマンのロックはロックオン、もしくはロックンロールが元になっている。

フィットレ

Wii Fit トレーナーのこと。

奇数カラーの女性版に限り、まれに「健康おばさん」などといった失礼な呼ばれ方*12をされることもある。
本当におばさんだと思うなら、『Wii Fit』シリーズをプレイしてから考えよう!

ロゼチコ

ロゼッタ&チコのこと。
他「ロゼッチ」なども。

重量級おばさん

ロゼッタのこと。*13スマブラでは軽量級だが。
『マリオカート』シリーズの初参戦作品となる『マリオカートWii』でその見た目に反してクッパドンキーと同じ重量級という区分であることと『スーパーマリオギャラクシー』のミステリアスなイメージをぶち壊さんばかりの妙にノリノリなボイスでカートやバイクを乗り回す姿がユーザーにインパクトを与え、このような通称が定着した。

ちなみにだが、もともとロゼッタは「マリオカートで重量級女性キャラを出したい」というリクエストがあり、その要望を踏まえてギャラクシーで長身にデザインされたという過去がある。
Wii以降の『マリオカート』シリーズでは「軽中重の区分は体重ではなく身長基準(メタル化除く)」という事になったため、一応は整合性があるようになった*14

トルマク

リトル・マックのこと。
「マック」派、「リトルマ」派、「リトマ」派もおり、割と表記揺れが激しい。
一応トレーナーのドック・ルイス的には「マック」な模様。

マックだと某世界的ファストフード店と間違えられそう。

ルテンマ

リトル・マックのこと。
とあるリトル・マック使いが後期に広めた謎の略称。
「リトル・マック」→「ル・マ」→「ルテン(点)マ」。

ゲッコウガのこと。
ちなみにフシギソウも一応カエルモチーフなのだが、こちらはほとんど定着していない。

ゲコ

ゲッコウガのこと。
ポケモン界隈ではこちらの略称の方が定着している。

ケツ

Miiファイター(剣術タイプ)のこと。
剣術の「け」と「つ」を組み合わせてケツ。
とある剣術Mii使いの配信者の影響で2023年あたりに定着した。

結論くん

ワザ構成が光手裏剣、疾風突き、ロケット下突き、ジェットスタッブの剣術Miiのこと。(以下2213構成と表記)
とある上位プレイヤーのメインキャラであるドクターマリオにとって非常に苦しいファイターであるシュルクへの対策キャラを考察した結果生み出された型。
導き出された結論がよりによって剣術Miiという全ファイターでもトップクラスのマイナーキャラでありワザ構成もそれまで知られていなかったものであったこと、そしてそのファイターで実際に結果を残したことからガチ1on1界隈では一時期話題になった。

見た目はイーガ団のふく+キングクルールのぼうしで見た目の幻惑効果*15を活用するのがお約束。
余談だが、元々はこの見た目の方が「結論くん」の由来である。
上位プレイヤー同士の対談の放送で、先の大会で実際に活躍を残した2213構成の剣術Miiについて語っている時に「最も実戦的な見た目」として導き出された結論が「イーガ団のふく+キングクルールのぼうし」で、これが「結論くん」である。
なので狭義の意味ではこの見た目とワザ構成を両立していなければ「結論くん」とはならないのだが、Miiファイターに明るくないプレイヤー同士でこのワザ構成をパッと伝えるのに便利なのでワザ構成のみを指した用語として定着した。

なお、上記の通りピンポイント対策目的の構成と幻惑効果のある見た目が由来であるため、剣術Miiのワザ構成はこれが結論でこれ1択という訳ではない。
復帰阻止が通らないようなファイター相手であれば、他のワザ構成にすることも考えられる。

(余談だが、下記の通りこの剣術miiの技構成をロケット下突きから回転斬りに置き換えた「真・結論くん」や全ての技構成がほぼネタ技と化した貧弱なカスタムの「論外くん」といった派生もあったりする。)

真・結論くん

結論くんのワザ構成のうち、上必殺ワザを回転斬りに置き換えたもの。
結論くんのワザ構成で結果を残した上位プレイヤーとはまた別の上位プレイヤーが考案した型で、爆発力と横軸の強さを両立した攻撃寄りのバランス型。

日本のトッププレイヤーの一人がこの型構成で剣術Miiでのスマメイトの最高レートを更新したこともあり、潜在力は確かなもの。
ただし回転斬りに簡単につながるトルネードショットやチャクラムを持っていない関係上、通常ワザや投げから回転斬りに繋げる必要があり、スマブラそのものの基礎力がものを言う上級者向けの型でもある。

論外くん

剣術Miiのワザ構成を「ラピッドスラッシュ/変則急襲斬り/ロケット下突き/カウンター」にしたもの。論外構成とも呼ばれる。

主だった強みである「取り回しのいい突進ワザ」と「取り回しのいい飛び道具」の両方を投げ捨てており、「剣術Miiで最も弱い型の一つ」として知られる。
素のままだと貧弱だった横軸性能が何も補強されないので立ち回りが弱く、多くのファイター相手に厳しい戦いを強いられるようになってしまう。
2023年からストリーマーの影響で定着し、一定のプレイヤーからはネタとして好まれるようになってしまった。

シャゲミ

Miiファイター(射撃タイプ)のこと。
格闘タイプ剣術タイプの略称はあまり定着していない。
強いて言うならそれぞれ「格ミ(カクミ)」、「剣ミ(ケンミ)」は一定の使用者が見られる。

3332シャゲミ

ワザ構成がグレネードランチャーミサイルアームロケットグラウンドボムの射撃Miiのこと。
射撃Miiの中でもひと際うんポイ落下弾の弾幕を張って相手が引っかかるまで待ち続ける戦法に適した構成であり、特に飛び道具耐性の低いファイターにとっては脅威となる。

Miiファイター使いの間ではワザ構成を数字で表す事が多いが、その中でも知名度の高い組み合わせである。

その他採用率の高いMiiは
1332シャゲミ…3332射撃MiiのNBをガンナーチャージにしたもの
1322格闘Mii…鉄球投げスープレックス昇天スピンキック反転キックの格闘Mii
1322剣術Mii…トルネードショットチャクラムソードダッシュリバーススラッシュの剣術Mii

サンズ

インディーズゲーム『UNDERTALE(アンダーテール)』のキャラクター。作中では非常に重要な役回りをこなし、個性派揃いな『UNDERTALE』のキャラクターの中でも一二を争う人気を集めている。

スマブラでは射撃Miiのコスチュームとして登場。
UNDERTALEのファンから「サンズも大乱闘に参戦してほしい」という要望はかねてよりあったのだが、原作での立ち位置から「是非とも参戦してほしい」と「無理に参戦してほしくない」という真逆の意見があった。なぜそのように言われたのか気になる人は、是非とも本家をプレイしてみよう。
そんな矢先、突如として「Miiコスチューム」という体で双方の願いを見事に叶える形で参戦したため、発表時は同日発表されたテリーやバンジョー&カズーイを差し置くほどに日本海外問わず大歓喜の声が上がった。
そしてその人気は、やや影の薄かった射撃Miiがコスチューム追加と同時に注目され始めたほど。オンライン大会などでもプロの選手がこのコスチュームのMiiで大会に出場するなど、界隈は大いに盛り上がった。

また、このコスチュームには原作で圧倒的な人気を誇り、ゲーム界隈全体でも「神曲」としてしばしば取り上げられる楽曲「MEGALOVANIA」がおまけでしかも原作者Toby Fox氏によってアレンジされてついてくるという異例の待遇を受けており、一部では「80円でMEGALOVANIAが買える」なんて揶揄されたことも。
「Miiコスチュームと楽曲」の組み合わせで登場したものにはカップヘッドやシャンティもいたのだが、そちらはそのように呼ばれることはなかった。原曲のまま輸入されたからだろうか?

女神

パルテナのこと。熱狂的なファンからは女神「様」と呼ばれる場合もある。
こちらも「緑おばさん」「爆炎おばさん」など失礼な呼び方をする輩もいる。外見年齢は22歳なんだぞ!実年齢は知らないけど。

金玉

パックマンのこと。由来は黄色い玉状のキャラであることから。
「それなら黄玉とか金の玉で良いだろwww」とか言わない。
一見蔑称にしか見えないお下品な通称なのだが、スマブラプレイヤー間では普通に通じてしまう。
パックマンを使っているプレイヤー間ですら普通に浸透しており、パックマン使いにお茶目な人が多い事がうかがえる。
とはいえ当然よく思わない人もいるので使い所には注意したい。少なくとも、お父さんやお母さんの前では使わないようにしよう!
ポケモンに出てくる5000円換金アイテムでもない。

軍師

ルフレのこと。原作でのルフレの役目が由来。
ベレト / ベレスも原作では軍師の役回りを果たしているが、あちらは後出である上に区別の意味も込めてか「教師」「先生」呼びが専ら。
走行のモーションとガノンドロフ以下の走行速度のせいか「ジョギン軍師」と呼ばれてしまうことも。

手越

シュルクのこと。
顔が実在のアイドルタレント・手越 祐也(てごし ゆうや)氏と似ているとして原作『ゼノブレイド』のファンからネタにされており、それがスマブラ界隈にまで持ち込まれて定着した。
ちなみにこのネタは本人も認知していることが氏のYoutubeチャンネルで明らかとなっている。

なお、シュルクのCVを務める浅沼 晋太郎(あさぬま しんたろう)氏にも似ているとの声も。

パジュニ

クッパJr.のこと。
「クッジュニ」「パニア」「Jr.」派もいる。
ただ、超古参任天堂ゲープレイヤーだと、Jr.で別のキャラを想像してしまう可能性もなくはない。
バラエティー等で有名な某兄弟芸人の弟の方でもない。
「ッュア」といった最早よく分からない略称も…つかなんて読むんだこれ

ダックハントのこと。鴨と呼ばれる事は少ない。

ルカリオウルフしずえもそれぞれ姿やモデルが犬っぽかったりするが犬と言えば専らコイツを指す。ただしアシストフィギュアのニンテンドッグスを犬呼ばわりすることもある。

たかし

リュウのこと。
初代『ストリートファイター』のリュウの漢字名「隆」が由来。原作ストリートファイター界隈でも使われる。
ただし、この通称は使いこなせていないプレイヤーが動かしているリュウを指していたり作品によっては今一つ性能がぱっとしないリュウを指していたりと、あまりポジティブな意味では使われない蔑称だったりするので注意。
要は「こんなに弱いリュウはリュウじゃなくてリュウのふりをした『たかし』という別人だ」的なニュアンスである。軽い気持ちでふざけて「たかし」と言ったつもりが貶していた…といった事態にならないように気を付けよう。
ちなみに、スマブラ界隈では某ドクマリ使い発祥と勘違いされることもあるが、それは誤りであり、リュウがスマブラに参戦する以前に古くから使われてきた通称なので、間違えないよう注意されたい。

御曹司

ケンのこと。由来は原作のケンの設定から。
名前が元々短いので普通にケンと呼べばいいのに。
派生として、横強(長押し)のことを「御曹司パンチ」と呼ぶ場合も。
カズヤも設定上は御曹司だがスマブラ界隈ではケンを指すことの方が多いと思われる。

ベヨ

ベヨネッタの略称。

バヨネッツ

ベヨネッタのこと。バヨとも。
『for』時代から一定数この呼称が見られる。
ベヨネッタという名は銃剣を意味する「bayonet(ベイオネット)」が由来であり、そのフランス語が「baïonnette(バヨネット)」となる。
呼びやすいが、職業名で「魔女」と呼ばれる事は少ない。

イカ

インクリングのこと。そのまんまイカなため、正式名称より略称の方が有名。スマブラで正式名称を知ったという人も少なくないとか。
奇数カラーのガール版は「イカちゃん」と呼ばれる事も多い。
ごくごく少数だが、ガール版を下アピールと原作でのボイスから「マンメンミ」と呼ぶ人もいる(らしい)。

ゼルダ

その通り、ゼルダのこと。

そのはずなのだが、一部界隈では何故かシモンを指す用語として使われる事がある。
由来は諸説あるが、金色の長髪と額にアクセサリーをつけた西洋貴族風味のビジュアルが若干被っているとしてネタにされたことがきっかけと思われる。勿論(?)、ゼルダをシモン呼ばわりするネタも派生してる。

心からゼルダを愛でている人からすればキャラDisと思われても仕方ない表現なので、使用する際は注意するべし。補足しておくが、シモンは何も悪くない。

キンクル

キングクルールのこと。
勿論「クルール」派も存在する。
最近は「ワニ」派もちらほら見られるようになった。

ガエン

ガオガエンのこと。
ポケモン界隈でも定着している略称。他の動物がモチーフのファイターと違って「猫」とか「虎」とか呼ばれる事はほとんどない。

他にも「ガオさん」と呼称する人も。

パックン

パックンフラワーのこと。パックマンに空目しやすい。

花/お花

パックンフラワーのこと。フシギソウやピクミンにもつぼみや花がついているものの、花と言えばパックンフラワーを指していることがほとんど。
おそらくネットスラングの「草」が由来。パックンフラワーの参戦発表は当時非常に衝撃的なものであり、自然と定着した。
実際、某動画サイトなどではパックンフラワーが参戦したムービーのコメントに「草」と書かれたコメントに混じって「花」が流れていた。

PP

Piranha Plantのこと。つまるところパックンフラワーの英名の略である。

ジョ

ジョーカーのこと。
「J」とも。スマブラの略称の中でも最短クラス。

派生(?)として、フォックスを指す「フォ」なども使われる事がある。

屋根ゴミ

屋根裏のゴミ。
『ペルソナ5』界隈で定着しているジョーカーの通称であり、たまにスマブラ界隈にも持ち込まれる事がある。

由来は『P5』作中で出てくる、主人公に対する悪口から。
傍目にはどう見ても蔑称としか思えないが、実のところ作中でこの悪口を放ったキャラクターにはただならぬ事情があり、現に『P5』クリア済のユーザー間ではジョーカーを貶す目的で使われる事は少ない。
『P5』の自由度が高いゲーム性故にプレイヤーがその気になればジョーカーに割とロクでもない生活*16を送らせる事ができるため、どちらかといえばそういったプレイスタイルを揶揄する目的で使われる用語である。

とは言え好ましく思わないファンもいるので、使用する場面は選ぼう。

雨宮

あまみや。日本人の姓の一種。
スマブラ界隈ではたまにジョーカーのことを指す際に用いられる呼称。

アニメ版『P5』などで設定されている彼の本名「雨宮 蓮(あまみや れん)」が由来。
ちなみに原作『P5』にはジョーカーに正規の名前やデフォルトネームは用意されておらず、あくまでプレイヤーが自由に名前を設定するようになっている。

遊者

まじん斬りザキ・ザラキマダンテメガンテパルプンテなどなど、ハイリスクハイリターンな下必殺ワザを積極的に使う戦法の勇者を指す。
中には開幕コマンドでメガンテを引き1秒でストックを溶かす者も。
ド派手な大ワザフィニッシュを決めたり絶体絶命な状況を一瞬でひっくり返したり、時にそんな圧倒的優位を自ら台無しにしたりするハチャメチャな試合展開は「ゆかいなパーティーゲーム」にふさわしく、遊者が大暴れした試合はもれなく撮れ高保証・抱腹絶倒の迷試合と化す。
対戦相手からしたら試合展開を滅茶苦茶にぶちこわされるので堪ったものではない

ちなみに、原作の『ドラクエ』シリーズには「遊び人」と言う職業があり、この遊者の戦い方こそ遊び人らしいと言えるかもしれない。

バンカズ

バンジョー&カズーイのこと。
「熊」「BK」と呼ばれる事も。
稀にバカズ、バカ(あくまでンジョー&ズーイの略である。念のため)とも。

ベレトス

ベレトとベレスをひとまとめにして指す用語。
もしくは、原作で教師を務めていたことから「先生」や「」呼びも比較的メジャー。
ほかには「ベレスト」「ベレベレ」「レトレス」「てんてー*17」と呼ぶ者もちらほら。
ちなみに、英語版はどちらも「Byleth(日本語で表記するなら、「バイレス」や「ビュレト」などが比較的近い発音)」で統一されている。

余談として、ベレスの場合は派手な柄のタイツがネタにされやすく、原作ファンを中心に「タイツ先生」「ヤバタイ(ヤバいタイツの)先生」「風紀*18」などと呼ばれる事も。

麺/麺麺

ミェンミェンのこと。
『ARMS』界隈で定着している略称。タイピングが絶妙に面倒なのでこうなった。
ちなみに、ミェンミェンは「myenmyenn」と打つとスムーズに出せる。
実際に中国語版では麺麺が正式名称*19になるので決して間違えではなく、彼女のキャラクターを考えればむしろ正しい表記なのかもしれない。
ただし中国語での発音はピンイン表記で「Min Min(ミンミン)」となるので、日本語と発音が異なる。
スマブラを含め日本語版でもアルファベットで表記する場合は中国語仕様のMin Minになっている。

ステ

スティーブのこと。
その圧倒的な個性と爆発力を讃えて「ステさん」と呼ばれることも。

マイクラ

『マインクラフト』の略称。
スマブラではスティーブ、アレックス、ゾンビ、エンダーマンを総称したものとして扱われることがある。

また、特に大会・競技シーンにおいてはスティーブ、アレックス、ゾンビ、エンダーマンのいずれもが「スティーブ」呼びで統一される事もある。

他にはややマイナーな呼称だが、他のファイター達に混ざると異彩を放つそのフォルムから「四角形」と呼ばれることも。

田代/田代ス

セフィロスのこと。
彼のテーマBGMである『片翼の天使』の歌詞に古くからついていた空耳ミームが由来。
塩酸★シメジ★ヒラメ★出目金★田代

セッフィー

セフィロスのこと。
一定数使用者がいる通称だが、由来は謎。

(クラウドの)ストーカー

セフィロスのこと。
クラウドが登場する作品であればそれがコラボ作品であっても大抵セフィロスも登場し、逆にクラウドが登場しない作品にセフィロスだけが登場する作品がほとんどないためのネタ*20
長年ネタにされているので最早蔑称というより愛称に近いものがあるが、言うまでもないが快く思わないファンもいるので注意。

ハイエナ/キルパク

ハイエナとは食肉目ハイエナ科に属する動物の総称。
獲物の横取りを得意とする動物*21として有名であり、それが転じて他の人が弱らせた獲物を横から奪い取る行為やそれを行う人の事をハイエナと呼ぶ文化がある。
キルパクは「キルをパクる(盗む)」を略したものであり、FPSなどで他の人が弱らせた敵にトドメを刺し、キル数を稼ぐことをこう呼ぶ。ハイエナとは通じる点の多い用語と言える。

スマブラ界隈においては、タイム制ルールにおいて有効な戦術をこう呼ぶことがある。
タイム制は基本的に「撃墜数-落下数」で計算されるポイントを競うルールであり、基本的には撃墜した数をどれだけ稼げるかがモノを言うルールである。
しかし、積極的に攻めると自分が撃墜され落下数を増やしてしまうことに繋がりがちであり、特に複数人を相手取る乱闘では顕著となる。
そのため、そのようなルール下では他の参加者同士を戦い合わせてから撃墜だけを横取りするのが理にかなった戦術であり、これをハイエナと呼ぶ訳である。

また、『スマブラSP』からはセフィロスのことを指してこう呼ぶことがある。
由来は本作の参戦PVにて、キーラを一刀両断して討伐し、周囲のマスターハンドもまとめて一掃すると言う衝撃的な登場をし、当時の視聴者たちからは「ワンパンした!?」と思われていたが、数名のYouTuberが検証を重ねるうち、ダメージが高すぎる場合こちらの与ダメージに下方修正がかかること、そして二形態に分かれていることが発見されワンパンは絶対不可能だと判明。
さらにPVをよく見たところ、他のファイターたちが激闘の末に追い詰められているところやキーラ自身も不自然に光っていた*22ことから、他のファイターたちが戦ってある程度弱っていたところでトドメだけ刺した、つまりおいしいところだけ奪っていったと言う憶測が広がり、このような呼び方をされるようになった。

ホムヒカ/ヒムラ/ホムヒ/ホヒ

ホムラ / ヒカリをひとまとめにして指したもの。某トドみたいな芸人ではない。

Pythra

Pyra/Mythra(ホムラ / ヒカリの英語名)の略称。向こうの国の大きなお友達がよく使う。
要するに日本における「ホムヒカ」だが、読みをカタカナに直すとパイスラ。卑猥に聞こえた場合は気のせいである。

ネタバレに踏み込むが、彼女たちを指す「天の聖杯」の英語版表記「Aegis」で呼ばれる事もある。

ドリャおね

ホムラのこと。「ドリャーおねえさん」の略。

その鈍重さやほとんどの技が撃墜択になる性能面、そして何よりフレアスマッシュのパワフルさが「ドリャーおじさん(ドリャおじ)」ことガノンドロフを想起させるため、こんな通称が生まれた。
まぁ、あのと違って「ドリャーおばさん」とか言われないだけマシだが…。
年齢的には実質数百年とおばさんをぶっちぎってるけど。

重い女

ホムラのこと。
その鈍重さ、生身の女性ファイターではミェンミェンに次いで重い点、そして原作『ゼノブレイド2』のムービー内でレックスに重いと言われた(性格的な意味ではない)ことが決定打となり定着してしまった。
原作における性格的な意味で重そうな点も重い女呼ばわりを後押ししていると思われる。
重量級おばさんとは何の関係もありません。

ツン/デレ

ホムラ / ヒカリを指す。ツンはヒカリ、デレはホムラのこと。
「ホムラ / ヒカリのつかいかた」で、桜井政博氏が彼女達の性格の違いを簡潔に説明する際に用いた表現であり、その分かりやすさから彼女達の呼称として用いる文化が生まれた。
…どっちがいいの?どっちなの?

wins

カズヤのこと。由来はもちろん「Kazuya Mishima wins!」から。
今作スマブラのリザルトのナレーションは「The winner is (ファイター名)!」ではなく「(ファイター名) wins!」なので別にカズヤに限った話ではないのだが、
カズヤが強烈無比な壊し力を持つ+独自ナレーション持ちという仕様から特にカズヤのものがネタとして取り沙汰されやすい。

また、何故か「win"s"」とsが強調されることもある。

特定グループなどの呼称・略称

剣士キャラ、剣キャラ

その名の通り、剣士のキャラクターを指す。

ただしスマブラ界隈では一概に剣を持つファイターならば全てをひとまとめに指すといった訳ではなく、人それぞれで意味合いがやや異なる用語となっている。

主に指すのは『ファイアーエムブレム』を出身とする、マルスルキナロイクロムアイクの5人。
特にアイクを除いた4人は共通する技のマーベラスコンビネーションから「マベコン剣士」と呼ばれることも。

具体的な定義ははっきりしないが、「剣のみを用いて戦うFEキャラ」を指す用語として扱われている事もある。
ただし『FE』出身ではあっても魔法や竜への変身術を用いたワザが豊富なルフレカムイ、多彩な武器を使うベレト/ベレスが剣士キャラと呼ばれないことも。

リンクは剣を用いて戦うファイターという意味では元祖と言える存在ではあるが、剣以外にも様々な武装とキックで戦うイメージが強いためか剣士キャラには含まない扱いを受ける事も多い。
こどもリンクトゥーンリンク勇者も同様に剣士キャラには含まれない事が多い。
特にこどもリンク、トゥーンリンクはその飛び道具の回転率と通常技のリーチの短さから飛び道具ファイターの色が濃く、剣士というよりは飛び道具キャラという扱いを受けることがほとんど。
また、Mii 剣術タイプも剣のリーチが短く飛び道具を主力としたカスタムおよび立ち回りが主流であるため、剣士と呼ばれることはほぼなく飛び道具キャラと呼ばれる場合が多い。
ガノンドロフやスティーブも一部剣技があるものの、まず剣士と呼ばれることはない。

他にはメタナイトシュルククラウドセフィロスホムラ/ヒカリソラ*23なども剣を用いて戦うファイターではあるが、これらのファイターを剣士キャラに含むかどうかは人によりまちまち。

ガチ対戦のユーザーからは「剣のリーチを活かし中~近距離の圧力や着地狩りが強力なファイター」が主に剣士として指される場合がある。
このため、ベレトやカムイも剣士扱いを受けることが多い一方でリーチを活かした立ち回りをすることが少ないメタナイト、こどもリンク、トゥーンリンク等は剣士扱いされることはあまりない。
また、リーチが長く多くの技に腕無敵が備わっているドンキーやクッパは冗談も込めて「実質剣士」と呼ばれることも。

デカキャラ、重量級

クッパドンキーコングデデデリドリーキングクルールを総称したもの。
人によってはガノンドロフリザードンロボット等もデカキャラのカテゴリに入れることがある。

主に重量(ふっとびにくさ)よりも身体の大きさに言及しており、例えばリドリーと互角かそれ以上の重量を持っていてもサムス・アイク・クッパJr.シモンリヒター)・テリーカズヤのようなファイターは重量級としてカウントされないことがある。
体の大きさは基本的にリーチの長さで有利になる反面、やられ判定が大きい=攻撃が当たりやすいという弱点にもなる。
特にコンボから抜け出しにくいという点はかなり重く、そういったキャラをで戦う時はずらしやベク変の精度が求められる。
また、当然ながら飛び道具を避けるのにも数段苦労しやすい。
今作ではジャンプの踏切りFを改善されたりガケつかまりの姿勢を改善されたりなど、旧作と比べあまり弱点が増えすぎないように調整されているようだ。

体の大きさそのものが有利に働く場面は「ダッシュ攻撃などでシールドをめくられにくい」「基本的にシールドが大きくなる関係でシールドのてっぺんの位置が高くなる為、高い位置でジャストシールドを取れたり空中攻撃をシールドした際に有利フレームが増えやすい」程度。

チビキャラ、軽量級

ピカチュウピチューゼニガメカービィを総称したもの。
人によってはピクミン&オリマーネスプリンゲッコウガなどもチビキャラのカテゴリに入れることがある。

体の小ささは基本的にメリットとなるのだが、基本的にその体格からリーチが短くなりがち。
またガケつかまりの姿勢も頭がはみ出るキャラが多い。
(ゲッコウガはどちらも当てはまらないどころかどちらも優れている部類だが…)
スピードや体の小ささを活かして、うまく相手の懐に潜りこもう。

細かい弱みとしては打点やシールドの最高地点が低くなりがちなためやや対空が苦手、スマブラキック系に対して高い位置でジャストシールドを取れないといったポイントがある。

立ち回りキャラ

立ち回りで優位に立ちやすい性質を利用し、自分だけが一方的にペースを握りながら戦うことを得意とするファイターの総称。
定義はやや曖昧な部分もあるが、通常ワザによる差し合いを得意とする、機動力が高く自分が有利な位置取りをキープしやすい、コンボよりもターン継続で地道かつ丁寧に火力を取っていく事に重きを置くファイターがこう呼ばれやすい。
該当する例としては、フォックスピカチュウシークゼロスーツサムスパルテナジョーカーなどが挙げられる。
クラウドロイクロムのような立ち回りが強くともパワフルさの方が目立つファイターは立ち回りキャラとは呼ばれにくい。

立ち回りの強さはそのままファイターのポテンシャルの高さに繋がるため、この手のファイターは極まった操作が前提となるキャラ評価において最終的に上位ランクに入っていく傾向にある。
また、俗に「綺麗」と評されるような戦術に仕上がりやすく、それだけ多くのスマブラーにとって憧れの的になりやすい。
が、そのような性能は俗に言う「スマブラ力」と密接に関係しており、プレイヤー自身にスマブラの基礎・地力が備わっていなければ本領を発揮できない性質が色濃い。
また、この手のファイターには立ち回りが強いぶん体重が軽かったり撃墜択が少なかったりと何かしら撃墜レースに関連した弱みを与えられている事が多く、特に事故・破壊を得意とするワンチャンスの重たいファイターやプレイヤー相手にどう対処するかが課題となる事もしばしば。

飛び道具キャラ、弾キャラ

飛び道具を主力としたファイターのこと。
サムスこどもリンクトゥーンリンクルフレむらびとダックハント剣術Mii射撃Mii等が該当。

スマブラにおける飛び道具は安全圏から一方的に攻撃したり、飛び道具の圧力で相手の動きを封じたり、逆に相手へ無理に攻め込むことを強要させたりと様々な用途で役に立つため、優秀な飛び道具を持つこれらのファイターは必然的に試合の主導権を握る力に長けている。
特に無視できない操作遅延を背負いながら戦うオンライン上では飛び道具の対処そのものが難しくなってくるため、脅威度が上がってくる。
が、そのぶん機動力が低かったり、火力・撃墜力が低かったり、復帰力が低かったりと飛び道具以外の面で何かしら大きな弱みを与えられている事が多く、良くも悪くも飛び道具に依存した性能のファイターである事が多い。よって、反射ワザを持つファイターや飛び道具を容易に掻い潜ってくるスピードタイプのファイターをどう攻略するかは常に課題となる。

弾幕キャラ

弾幕とは、沢山の飛び道具(弾)を撒き散らしてさながら幕のように視界を覆いつくしてしまう様子を指す。

上記した飛び道具キャラとも似ているが、サムススネークダックハントトゥーンリンクのようにスキの少ない飛び道具を打ち続ける、設置型飛び道具を複数繰り出して対戦相手の動きに大きな制限をかける、といった芸当ができるファイターはこう呼ばれやすい。

たまにだが、この手のファイターは何故か「うんぽいキャラ」と呼ばれる事もある。
「うん」とされる何かを「ぽいぽい」しているように見える事からこう呼ばれているようだが、詳しい由来は謎である。
よくわかんないけど、お父さんやお母さんの前では使わない方が良いと思われる。

投げキャラ

格ゲーでも使用される用語。
スマブラでは主につかみを起点とした火力稼ぎや撃墜が主力の勝ちパターンとなるファイターを指す。
具体例では、ドンキーコングガオガエンルイージポケモントレーナーなど。
今作は投げ主体ではないのだが、forの立ち回りのイメージからか人によってはリュカやネスが含まれることも。

投げ撃墜(いわゆる「投げバ」)自体は可能でも%的にあまり実用的ではない、または打撃に優秀な択が揃っており投げが主力とまではいかないファイターは含まれない。
投げ始動からのコンボで確定撃墜出来るファイターもあまり含まれない傾向がある。
人によってはシールド不可・短射程の必殺ワザを主力として用いるファイターを投げキャラと呼ぶ事もある(クッパなど)。

この手のファイターには「危ない時はシールドで守りを固める」といったスマブラの基本戦術が通用せず、回避・暴れといったリスキーな防御行動を誘いやすいためそれだけ太い択をかける機会が増える。
が、つかみはそもそも至近距離でしか決められず、かつその場回避やジャンプを上手く合わされてしまうと反撃を受けるという分かりやすいリスクも用意されている。
そのため、この手のファイターで安定した勝利を収めるには、相手がついシールドをしたくなるタイミングを見抜きつかみを通すといったセンスが要求される。

壊しキャラ

立ち回りの厳しさをワンターンの強烈な火力・撃墜力で瞬時にひっくり返すこと、いわゆる「破壊」に特化した性能を持つファイターの通称。

格闘ゲームにおける「荒らしキャラ」とほぼ同義。ただし、格闘ゲーム界隈における
「密度の濃いN択を押し付ける・動き回って攪乱するなど、情報量の多さで荒らす」
という意味での荒らしキャラ(スマブラSPで該当するのはネス、キャプテン・ファルコン、ピチュー、スネーク、リュウあたりか)は壊しキャラとは呼ばれない事も多いため、ニュアンスは若干異なる。

主な該当ファイターはドンキーコング、ルイージ、アイスクライマー、ゼルダ、ガノンドロフ、ガオガエン、カズヤなど。
広義ではルカリオ、リトル・マック、勇者などを含むこともある。

一発の火力が高いことと「立ち回りで苦しい場面が多い(足が遅い、飛び道具や長リーチの通常ワザなど牽制手段に乏しい、事前の準備がなければ本領を発揮できない等)」ことを併せ持つファイターが壊しキャラとされることが多く、例え破壊力があってもそもそもの立ち回りでペースを握りやすいファイターが壊しキャラと呼ばれることはない。
例えば、ピーチ(デイジー)、ロイ、Mr.ゲーム&ウォッチ、ロボット、ミェンミェン、スティーブ/アレックスなどはそれぞれ何かしら破壊に長けた一面を持つが、これらのファイターが壊しキャラと呼ばれることはあまりない。
スティーブに関しては壊しじゃなくて壊れだろと言われることもしばしば

リーチキャラ

いわゆる「超リーチ」の打撃技を主力としたファイターを総称したもの。
シモンミェンミェンセフィロス等が該当する。
これらと比べると若干リーチが見劣りするリドリー、ベレトやカムイは含まれたり含まれなかったりする。

優れたリーチのワザは飛び道具と比較した際の明確な利点として、「反射ワザで跳ね返されない」という点がある。
そのため、反射ワザで飛び道具を対策してくるファイター相手にも変わらず間合いを取りながら戦う事ができる。
その他、飛び道具よりは発生が早い場合がほとんどで自身の間合い内の圧力は飛び道具キャラのそれを凌ぐ。

が、この性質を持つファイターは足が遅い、近寄られた際の切り返し手段がない、やられ判定が大きいなど、至近距離まで近づかれた際には苦戦を免れない事が多い。
この点に関しては飛び道具ファイターよりも厳しめに設計されていることが多め。
よって、そのリーチを活かして相手を封じ込める技術が求められる。

コンボキャラ

強力なコンボを備えたファイターのうち、特に立ち回りの不自由さ・難しさをコンボの超火力で補うファイターがこう呼ばれる事が多い。
ルイージファルコピーチカズヤケンテリーアイスクライマーベヨネッタマリオ等が該当する。

この手のファイターは最適なコンボが決まりさえすれば一発逆転も夢ではなく、相手に強烈なプレッシャーをかけながら立ち回る事ができる。
が、スマブラのコンボは相手ファイターの重量や体格・蓄積ダメージ量・ステージとの位置関係(ガケまでの距離や高度)・台の有無・OP補正やほかほか補正・相手プレイヤーのベクトル変換やヒットストップずらしなど、様々な要因で最適なコンボが変化してしまう。
巷では「コンボを決めた“だけ”で勝てるズルいキャラ」といった印象を持たれてしまいがちだが、実際の所あらゆる状況から最適なコンボを決めるには並々ならぬ知識と技術が必要である。

ルイージ族

コンボキャラの中でも特に低%からでも撃墜まで持っていけるような強烈なコンボ(即死コンボ)を持つファイター群。2021年頃より見られ始めた。だいたいカズヤのせい
もともとはルイージ、アイスクライマー、カズヤがこう呼ばれていた。現在はこれに加えてマリオ、ピーチ、ファルコ、メタナイト、ロボット、ケン、ベヨネッタ、スティーブもルイージ族と呼ばれることも。
ロボット、スティーブはコンボ以外の強みも多く有しているので「コンボキャラ」と呼ばれることこそないが、その強烈なコンボの撃墜力からルイージ族呼ばわりされることが増えている。

その他のファイターも台経由などでコンボ火力を大きく伸ばすと「ルイージ族!?」などと茶化されることも。ルイージ族は台経由のコンボをそこまで得意としていないという突っ込みは野暮。

確定コンボの火力こそ低いが脱出困難な連係が続いて結果的に超火力となるフォックスは「展開ルイージ」と呼ばれることも。

処理キャラ

プレイヤースキルで差をつけているプレイヤーに対して安定して勝てるキャラ、もしくは対戦環境に明確な有利ファイターがいて、なおかつ立ち回りが主に相手の得意なレンジなどに入らない・入らせないこと(「処理」「拒否」)で構成されているキャラのこと。
ゼロスーツサムスシモンミェンミェンセフィロスロボットワリオスティーブ/アレックスソニック等が該当する。

対戦相手を処理するか、特定ファイターを処理するかで該当するファイターは変わってくる。

リアル頭身、リアル頭身系キャラ

現実世界に近い体格、身長の人間系ファイターの事。初代ではサムスリンク、隠しキャラのファルコンだったが、次作になるごとに増えていった。
ほとんどのリアル頭身系キャラに共通する事は比較的リーチが長い、当たり判定がある程度大きい(特に縦軸に)、何かしらの武器を持っている事が多い(特に斬撃系の武器)といった点がある。

例外的にリアル頭身系でありながらリーチが短いファイターもおり、特にWii Fit トレーナーリュウケンカズヤのように武器を持たずワザのモーションを現実の人間の動きに寄せたファイターはその傾向が強い。

『スマブラDX』のイベント戦のひとつ「オールスター戦2」では、対戦相手として登場するサムスゼルダリンクファルコンフォックスをまとめて「リアル系」と公式に呼称されている。
リアルタッチでキャラを描けるハードの性能を表現したものでもあると思われるが、二足歩行のキツネがリアル系…?

マリオ系、マリブラ

マリオルイージドクターマリオをひとまとめにして指す言葉。マリブラは「マリオブラザーズ」の略。
最新作ではかなり差別化されてはいるが、ガーキャンや暴れやコンボが強い、リーチが短い、上スマッシュに頭無敵がついておりA技の取り回しが全体的によいといった部分の共通点があるためひとまとめにされて呼ばれる場合がある。

リンク系

リンクこどもリンクトゥーンリンクをひとまとめにして指す用語。リンク族、リンク一族とも。

いずれも剣による判定の強い通常ワザ、弓矢・ブーメラン・回転切り・爆弾といった必殺ワザ、飛び道具を防ぐ盾を兼ね備えるのが特徴だが、性能面では細かな部分まで違いがある。
特に本家(?)リンクは本作、つかみにフックショットを使わなかったりバクダンがリモコン式なので派生系の二人とは大きく異なる。

ゴリラ

霊長目ヒト科ゴリラ属に分類される哺乳類の総称。吉田沙保里や音ゲーのトップ層ではない。
創作物では人類とは比べものにならないほど卓越した体力(特に腕力)を有した動物の代名詞として扱われる事が多い。
スマブラ界隈では主にはドンキーコングを指す用語として使われる。

また、ドンキーコングを指す際のみに留まらず、卓越したパワーや判定にモノを言わせた撃墜性能を持つファイターやガン攻め・ゴリ押しといった戦術を得意とするファイターを指す用語としても広く使われる。
ゲーム内でこういった性能を持つキャラクターはスマブラ界隈に限らずゲーム界隈全体でゴリラ呼ばわりが定着しやすい。
とりわけ、女性や美形のルックスを持つファイターが上記の性能を持つ場合はそのギャップもあってゴリラ呼ばわりされやすい。

その中でも、アイクはスマブラにおける性能もさることながら原作『暁の女神』の時点でゴリラ呼ばわりされるネタが存在した*24ため、アイクのことを指す機会は比較的多め。

遊撃

遊撃隊のこと。
スマブラ界隈では、『スターフォックス』シリーズのキャラクターを指す用語。
主に『DX』時代に好んで使われていた用語であり、その頃からスマブラシリーズをプレイし続けている古参プレイヤーを中心に使われる事がある。
3人に共通する特徴は「落下が速い」「反射持ち」「復帰技が脆い」「回避の発生が速い」「相殺しない飛び道具持ち」など。

特に『DX』時代のフォックス・ファルコは凄まじい攻撃性能と引き換えに落下速度と重力の高さから専用のコンボルートがとても多いという特徴を持ち、一際競技シーンにおいて印象に残りやすい試合展開を生み出すファイターとなっているのもこういった通称が生まれた理由と思われる。特にフォックスは『DX』当時の落下時の迫真の断末魔も併せて印象に残っているプレイヤーも多いことだろう
現在も同様の理由から専用コンボを食らいやすく、「遊撃のみ確定」など一纏めにされやすい。

ファイターのページにもあるが、ファルコには無い大きめの尻尾にも若干の当たり判定を持つフォックスはよりコンボされやすい。
その極端な落下速度も相まって、今作でも対フォックス専用コンボが複数存在する。他ファイターでは見られないような連撃の受け方をする姿はもはやお家芸。

ピチデ

ピーチデイジーを一まとめにして表す用語。
ピチューデデデではない。

マルキナ

マルスルキナを一まとめにして表す用語。

マイユニ

マイユニットの略。
ルフレカムイベレト/ベレスを一まとめにして表す用語で、いずれも原作ではプレイヤーの分身のような役目を担う(ただしベレトスは厳密なマイユニットではない)。
ファイアーエムブレムは固定の主人公が用意されている作品がほとんどではあるが、その中でもルフレとカムイはかなり特異なポジションのキャラクターになっている。
それを反映してか、スマブラにおいても従来の剣士キャラとは一味異なった性能・コンセプトを持つファイターとなっている。

MOTHER組

マザー組とも。スマブラに参戦している『MOTHER』シリーズの主人公であるネスリュカの二人をひとまとめにした用語。
普通にネスリュカとも書かれる事も勿論多い。
マリオ系と同じく性能の差別化は大きいが、強力な投げバやPKの判定の強さ・単発火力の高さといった強み、リーチの短さや浮かされた時の脆さといった弱点などは共通している部分も多く、対策する時はまとめて語られる事も少なくない。
特に体重が同じで体格や落下速度もかなり近いので彼らに対するコンボ確定帯・撃墜%に関してはかなり似通ったものになりやすい。

ピーチデイジーゼルダを一まとめにして表す用語。
王女を姫とするならルキナやカムイも該当する。

天使

ピットブラックピットを一まとめにして指す用語。片翼の天使はまず指していないと思われる
『スマブラX』時代は声優の関係でナックルジョーとピットがしばしば「バーロー」呼ばわりされる事があった*25が、現在はそのような呼称はあまり定着していない。
ただ定着こそしてないが有名な声優ネタなため、普通に伝わる。

むらしず

むらびとしずえを一まとめにして表す用語。
ダッシュファイターの関係ではないのだが、性質が似たワザを複数持っており使用する際のノウハウやお互いの対策がある程度流用出来たりするため、まとめて扱われることも。

リュウケン

そのまんま、リュウケンを一まとめにして指す。
原作『ストリートファイター』のプレイヤー間でも使われる用語。
ストリートファイター界隈では同じく胴着を着ており技の系統も似ている豪鬼やダンも含めて「胴着(道着)」と呼ばれることも。

格ゲーキャラ、格ゲー族

原作のジャンル名が対戦格闘ゲームとなっているファイター、リュウケンテリーカズヤを指して使われる用語。
リュウ・ケン・テリーは連打の利く弱攻撃、通常ワザの後隙を必殺ワザで上書きできる必殺ワザキャンセル、コマンド入力で出すことができる必殺ワザなど、2D対戦格闘ゲームのシステムを再現した要素を多く備えていることが共通点。カズヤは3D対戦格闘ゲームである『鉄拳』シリーズ特有のコマンドワザやコンビネーション攻撃を豊富に持っている。
また、これらのファイターの共通点として1on1では自動的に相手のいる方向を向く「自動振り向き」を持っている事が挙げられる。本作から追加された新要素にしてプレイヤー間でよく羨望の的になる印象に残りやすいシステムとなっており、そのためか「自動振り向き族」などと呼ばれる事も多い。
ただカズヤは原作だと自動振り向きを持っていない。これはカズヤ自身は持っていないが鉄拳には「相手に背を向けた状態で~」という自動振り向きが無い事を前提にしたワザが存在するため。
中には「コマンドキャラ(コマキャラ)」といった呼び方をする人も。

いずれのファイターも格闘ゲームらしい手触り感を再現したワザや操作性を持たせた結果、スマブラにおいては卓越したコンボ火力や近距離戦で強さを発揮する性能となっている。
ただし、必ずしも1人の対戦相手と地上で向かい合って殴り合うとは限らないスマブラではその格ゲーらしさが却って仇となることも。

ちなみにミェンミェンの出身作である『ARMS』もジャンル名は対戦格闘ゲームとなっているが、リュウ・ケン・テリー・カズヤの出身作とは全く異なったゲーム性の作品であること、加えて自動振り向きやコマンドワザが無いためかミェンミェンが格ゲーキャラと呼ばれる事はほとんどない。
必殺ワザキャンセルはアーム攻撃が似たような性能になっているが……

筋肉

収縮させることにより力を発生させる、人体を代表する運動器官。
スマブラ界隈においては一部ファイターを指す用語として広く使われる。
 
主には

  • 筋肉質な見た目を持つ
  • 攻撃に手足を用い、かつ単発あたりのダメージ・撃墜力などに長けている
  • リーチが短いがその分近距離においては強い、いわば肉弾戦に持ち込んでこそ真価を発揮する性能を持つ

といった、力強さ・パワフルさを連想させるようなファイターを指す用語として幅広く使われている。
 
特にこれらの要素を高水準で満たしている格ゲーキャラ(リュウ、ケン、テリー、カズヤ)はこう呼ばれやすい。
他には「筋肉ダルマ」ことカービィやドクターマリオなども、見た目や設定に似つかわしくないパワフルな性能のギャップを弄る形で筋肉と呼ばれる事がある。

これらのファイターは長所や短所の方向性が似通っており、ファイター間の相性も似ていることも定着した要因と言えよう。

シモリヒ / 悪魔城 / ベルモンド / 変態

シモンリヒターをひとまとめにして指す用語。
変態は元々悪魔城ドラキュラシリーズのタイムアタック動画の動きの独特さから来ており、*26
ニコニコ動画では悪魔城関連のタグとしてよく使われている。
なおシモンはコナミのクロスオーバー麻雀ゲーム『牌の魔術師』で
鞭を持っていることが原因で公式で「変態代表」呼ばわりされた事がある。

DLC

ダウンロードコンテンツ。
インターネット経由で入手できるデータのことで、ゲーム界隈では主にソフト本体とは別売りかつオンライン接続時のみ入手できる追加要素のことを指す。

スマブラ界隈では、主にジョーカー以降のDLCで入手できるファイターの事を指す。
パックンフラワーもDLCなのだが、他のDLCと違いスマブラSP発売当日から使用可能なファイターであり、早期購入特典として無料で入手することができた経緯があるためユーザー間でDLCと呼ばれる際にパックンフラワーを含む機会は少ない。決して性能が物足りないからという訳ではない……はず。

また、ジョーカー勇者バンジョー&カズーイテリーベレト/ベレスまでを一まとめにして「シーズン1組」、ミェンミェンスティーブ/アレックスセフィロスホムラ/ヒカリカズヤソラを一まとめにして「シーズン2組」などと呼ばれる事もある。

これらファイターパス勢はCPや投げ性能、またワザの姿勢や食らい姿勢、ダウン姿勢、ガケつかまり姿勢といった食らい判定など
細かい仕様が既存ファイターよりやや優遇されている傾向があり、彼らと対戦する際は他のファイターを相手するよりも間合い管理やワザ選択の精度が求められるだろう。
これを基本無料ゲームの有料課金サービスに揶揄して「課金キャラ」呼ばわりされることもしばしば。

使用するにはソフト本体とは別途料金が必要であり、かつソフト発売からしばらく期間が経ってから追加されるため、「お金を払ってでも使いたい」「キャラ替えしてでも使いたい」とユーザーに感じてもらえるような、いわば商品としての価値が求められる立ち位置でもある。
このことから、キャラクター自体が魅力的であることは勿論、基本性能が高めだったり明確な勝ちパターンを用意されていたり専用の逆転要素があったりと、既存ファイター以上に何かしら尖った特徴を持つファイターが大半である。
特にシーズン2組はこの傾向が顕著であり、対戦環境も大幅に変化しているが、逆にソラ参戦以降のバランス調整アップデートは1回行われたきりである。よって、シーズン2組が参戦してからの対戦環境を「新時代のスマブラ」と形容する声もある。

ちなみに、DLCでなくとも他とは一線を画すような独自性の強い性能を与えられているファイター(ヨッシー等)がおり、そういったファイターに対しては冗談交じりに「実質DLC」「無料DLC」などと揶揄されることも。


*1 やられ硬直の長さを現代で例えるなら全ファイターがカズヤの「最速風神拳」のようなワザを持っていたようなもの
*2 2005年よりゲームセンターで稼働した対戦格闘ゲーム「北斗の拳(アーケード)」に由来。数々のテクニックやバグを活用した半永久コンボや容易に確定状況を作り出せる一撃必殺技の存在により凄まじい試合展開となる事がザラなゲーム性で一部界隈から絶大な支持を獲得し、その後「北斗の拳(アーケード)」やそれに近しいゲーム性の対戦ゲームをこのように表現する事が格闘ゲームファンを中心に定着した。
*3 『DX』のフォックスは圧倒的なスピードと凶悪なテクニックの数々で理論上全ファイターに有利がつくと言われ、7:3以上のダイヤをつけるカードも数多いなど恐ろしく強いファイターとして有名。が、その動きの速さと手元の忙しさで人間が完璧に操作することはまず不可能と言われるほど扱いが難しく、 更に従来の弱点でもある復帰?やコンボ耐性の脆さもあってどのファイターが相手であっても早期撃墜やフォックス限定の即死コンボを決められる機会があるという非常に尖った性能だった。
*4 「ネトデラ」と呼ばれるオンライン対戦を可能にする方法もあるが、非公式の手段のためここでは割愛
*5 厳密にはこの頃はステージによってガケの構造が異なっていたが、ここでは割愛。
*6 ベヨネッタに関しては他社とも任天堂とも言える曖昧な立ち位置にあるため、この注釈での言及に留める
*7 発売後の調整は昼休みの息抜きという名目のスタッフとSによる対戦会も踏まえて行われたと、スティーブ/アレックスのつかいかたの中でシレっと語られていた。
*8 『DX』『X』では空中ブラスターを着地でキャンセルすることで硬直が非常に少なくなり、それを活用した小ジャンプから2回撃つ「二連ブラスター」というテクニックが立ち回りで高い制圧力を誇っていた。
*9 英名のGalacta Knightから来ているので単なる蔑称ではないのだが……
*10 対象ファイターはマリオドンキーコングサムスルイージクッパウルフ、そしてデデデミラー。永パの難易度が非常に低いせいで、試合で彼らを使うからにはあらゆる対戦相手からデデデを被せられてしまう事を覚悟しなければならないため
*11 1on1シーンで活躍している有名プレイヤーに「T」というハンドルネームを使用しているリンク使いもおり、そちらと表記が被ってしまうことも。
*12 ただし「おばさん」という表現は一概にキャラDisとは限らず、「年上・大人の女性」「妙齢な雰囲気を持った女性」のキャラクターに対する、歪んだ愛情表現で使われることもある。
*13 「おばさん」という表現は一概にキャラDisとは限らず、「年上・大人の女性」「妙齢な雰囲気を持った女性」のキャラクターに対する、歪んだ愛情表現で使われることもある。
*14 具体的に言うとヒョロガリのワルイージや普通の体格であるリンクが重量級に分類される。
*15 イーガ団のふくは武器の見た目のリーチが短いため、ワザの見た目と実際の攻撃判定にギャップが生まれてほとんどのワザが真空判定気味になる。キングクルールのぼうしは見た目が大きいためシールド満タンでもガード漏れしているように見える
*16 代表例が女性関係。『P5』に於けるジョーカーは選択次第で複数の女性と交際する浮気男になれてしまい、プレイヤーがその気になれば最大で10人もの女性キャラクターと同時に交際関係になれる。なお複数の交際関係を持つことにゲーム的なデメリットは特にないものの、複数の彼女と同時に遭遇して修羅場が始まったり特別な日を共に過ごさなかった彼女から後日詰め寄られたりと、定期的にプレイヤーの心を抉るイベントが挟まれるようになる。
*17 「先生」と、彼らの使用する武器である「天帝(てんてい)の剣」の掛け合わせ。
*18 原作『FE風花雪月』において、生徒に「風紀を乱しているのは先生では?」と因縁をつけられ決闘を申し込まれるサブイベントがある。
*19 簡体字版では「面面」。
*20 クラウドが登場する作品に彼が登場しなかった例は、現状『スマブラfor』『FFT』の2作品しかない。『for』も今作で登場したことでなかったことになったようなものだが…。
*21 余談だが、実際の野生のハイエナは一般的なイメージほど横取りをする生態を持たず、むしろ1頭だけでも群れでも狩りの名手と言える動物である。
*22 キーラは第二形態になるとキラキラと光始める。
*23 作中で「鍵を象った剣」といった言い方をされており、設定上は一応剣である
*24 元々、アイクと言えば『蒼炎の軌跡』準拠(本作の奇数カラーver)の美形キャラとして浸透していたが、その続編である『暁の女神』(本作の偶数カラーver)では筋骨隆々とした精悍なルックスに変貌した。この変化は当時のファンに多大な衝撃を与え、作中に登場する種族であるラグズ(獣人的な存在)に則って「ゴリラのラグズ(ゴリラグズ)」などといった愛称(?)が定着するに至った。「ゴリラのグズ」と罵られている訳ではないので注意。
*25 ちなみに当時のピットの通常必殺ワザ「パルテナアロー」は「バアロー」と呼ばれていた
*26 原作でも『ベルモンド家は常人離れした身体能力と精神力を持っていたせいで大衆から異端扱いされていた』という設定がシリーズ初期から存在しており、このことも変態扱いを定着させる要因になったと言える。