Xマックスアーマー

原作では圧倒的な性能差を見せつけた
悪い意味で。

• アームパーツのクロスチャージショット1段目が低速で当てにくく 敵に当たると消滅し、拡散後も一度減速/後退するだけでなく威力もあまり上がらないという使いにくさから取らない方が強い、史上最低のアームパーツ、産廃、特殊武器チャージ券、処理落ち発生装置、セイバーを飛ばすだけの腕など散々な評価。
  取らない方がセイバーが飛ばない代わりにすぐ出せるようになるため、敢えてアームパーツを取らないプレーヤさんもいた。
• ボディパーツのディフェンスシールドは次に受けるダメージを数秒間減らすだけで、さらにチップ取得による強化後はバグで1回しか減らしてくれないことが判明。
• ヘッドパーツアイテムレーダーは、アイテムを全部取っても勝手に毎回表示してウザったい上に位置が曖昧で、しかもオンオフ機能はないと、非常にストレスが溜まる仕様。
• フットパーツ
  上方向へのヴァリアブルエアダッシュだけはかなり評価されており、これのおかげで体面を保てているとも。
  次回作のホバリングがホバリング中に左右移動するとすぐ効果が切れイマイチだったのも、3のフットパーツの価値を上げることとなった。
  上方向のエアダッシュはのちにX2ソウルイレイザー版セカンドアーマーにも搭載。
  また、X6のブレードアーマーにもマッハダッシュという形で少し仕様を変えて搭載されている。

つまり足以外の全てのパーツがX2のアーマー以下で使いにくいというXの「可能性」を導き出してしまった。
ライト博士「本当に申し訳ない」

補足するが、アームパーツは「ダブルチャージショット」でもあり別々に当てればダメージはそこそこ出る。これなら耐久の高い敵もすぐに倒せて、壁蹴り中なら即座に拡散弾も精製できる。
拡散弾は防衛と雑魚処理にはかなり向いており、通常バスターでは倒せないがこれなら倒せるなど絶妙な威力調整も相まって単体・複数の使い分けができるバスターであったと後に評価される。
またアイテムレーダーもアプリ版ではスキップ可能になっている。
さらにハイパーチャージによる無限ヴァリアブルエアダッシュなど ライト博士がやりたかったことが後の歴史にて判明するという、Xの「可能性」を見せつけた。 いや無限ダッシュはバグだしレーダーは消しただけなんだけどね？

ちなみに次作のX4に出てきたフォースアーマーはフットパーツ以外はほとんど上位互換、なんならヘッドパーツは特殊武器(ただし通常に限る)無制限というチートっぷりを見せた。
しかし同作に出てきた上位互換の隠しアーマーが存在したりX5では大幅にナーフされたりとこれもまた不遇なアーマーである。

パーツ単体の能力以外にもヘッド+ボディで特殊武器消費エネルギー半減、アーム+フットで梯子移動速度上昇の効果が付与される。
チップは該当するパーツを獲得した状態でなければ装着できない。また、全5種類の内1つしか選べず、一度装着すると二度と変更できない。*1
X3に慣れてくると大体ハイパーチップ一択。他のチップの利点は強いて言えば8ステージ攻略中に使えることか。
フット以外がどれもこれも特定の特殊武器とパーツ両方を要求するため中々揃えにくい。その都合でパーツを取るルートの自由度は低い。

ヘッドパーツ

入手条件:マサイダーステージ終盤の岩を落とす。特定の特殊武器とアームパーツが必要。
ステージ開始前(初獲得時は獲得直後)にステージ全体のマップとライフアップなどの固有アイテムを表示するアイテムレーダーが出現する。
また、ステージセレクト画面で8ステージにカーソルを合わせると固有アイテムとカプセルの名称が表示され、取得済なら灰色、未取得なら赤字で表示される。（チップは「？？？？」となっており内容も種類も分からない。）
探索系の能力だがこのパーツ取得そのものにやたら手間がかかるため、取りこぼしの確認程度になりがち。*2
一応特殊武器消費軽減の役割を持っているため全くの無能ということはない。

ボディパーツ

入手条件:電力管理センターの前半の場面で特定の特殊武器で動くリフトを動かす。特定の特殊武器とアームパーツが必要。
被ダメージを1/2に抑えた後、次に受けるダメージを1度だけ更に減らすディフェンスシールドが発動する（発動中被ダメージ3/8、小数点以下切り捨て）。
シールドはダメージを受ける以外にも時間経過によって消える。その性質上効果を発揮するのは立て続けにダメージを受けたケースに限られる。

アームパーツ

入手条件:タイガードステージの中ボスの前にあるヒビの入った壁を破壊する。特定の特殊武器とフットパーツが必要。
エックスバスターのチャージが4段階になり、ダブルチャージショットとクロスチャージショットが使える。セカンドと同様に3･4段階目使用時は硬直が発生する。
1発目は初速が遅めのスパイラルクラッシュバスターに似たショットを放つが判定は単発。耐久が高い敵にヒットすると上下斜めに分裂する。2発目はチャージ段階に応じてセミチャージショット、チャージショットを放つ。
さらに1発目と2発目のチャージショットを連射して重ねると合体し、クロスチャージショットとなる。初速は遅いが高威力の弾と上下に拡散する4発の弾で広範囲を一掃できる。

フットパーツ

入手条件:バッファリオステージの終盤の少し険しい部屋を入る。
エアダッシュに加えて上方向に飛べるヴァリアブルエアダッシュが使用可能になる。

ヘッドチップ

入手条件:ヘッドパーツ所持状態でホーネックステージ前半の場面のリフト地帯で右上に行く。ライドアーマーがあると安定する。
しばらくエックスを放置するとHPが時間経過で回復する。HPが満タンの時はサブタンクエネルギーが溜まる。

ボディチップ

入手条件:ボディパーツ所持状態でシュリンプァーステージの特定の落とし穴にある。ライドアーマーが必要。
ディフェンスシールドの色が青から赤に変わり、ダメージ軽減率が強化される（3/8→1/4）。さらにシールド中にダメージを受けても効果が切れずに時間一杯まで続く。
本来なら連続ダメージに対してかなり強固になるのだが、バグの話で触れている通り軽減してくれるのは最初の1回だけ。見た目はシールドが続いているのだが2回目以降は1/2になる。*3
被弾してもシールドが継続するようになったことが裏目に出てしまっている。被弾を1回に抑えられれば強化点を活かせるが...この時点で短時間に2回被弾してるので避けられるならとうに避けているはずである。

アームチップ

入手条件:アームパーツ所持状態でビートブートステージの後半のブロックを破壊する。ライドアーマーが必要。
ハイパーチャージが解放され、専用のエネルギーゲージを消費してチャージショットを連射できる。
クロスチャージショット1発目→ノーマルチャージショット（→ビームサーベル）→クロス1発目...と繰り返す。
1度でも消費すると残量が残った状態で中断してもゲージをMAXにしないと再度使用できない。

フットチップ

入手条件:フットパーツ所持状態でシーフォースステージの中ボス前のダクトがあった部分を登る。特定の特殊武器とアームパーツか、ライドアーマーフロッグが必要。
1度のジャンプ中にエアダッシュアクションを2回できるようになる。ダッシュジャンプ中でもエアダッシュかヴァリアブルどちらかを1回できる。
立ち回りがガラリと変わるレベルの空中能力を得られる。ハイパーチップ以外を選ぶ場合このチップがもっともオススメ。

ハイパーチップ

入手条件:アーマー、サブタンク、ライフアップ、ライドアーマーを全て手に入れ、尚且つチップを何も装着していない状態でドップラーステージ1の終盤の落とし穴にある
エックスが金ピカになり、全てのチップが使用可能になる。
コチラでもボディチップのバグは存在している。

ビームサーベル

入手条件:をあらかじめ弱点武器で倒し、ドップラーステージ2の中ボスをで倒す。パスワードを記録すると他のパワーアップアイテム同様に保持される。*4
フルチャージショット使用後、ボスの最大HPの半分ものダメージを与えるビームサーベルを振るうことができる。
アームパーツを装備している場合はさらに衝撃波を飛ばせる。コチラはボスHPの5/8ももぎ取る。*5
斬撃ヒットの時点で無敵が発生するため、斬撃と共に衝撃波を当てて1撃でボスを撃破することはできない。残った3/8も結局サーベルをもう1回振るのが一番撃破が速く、確定数が変わらないので衝撃波ヒットに拘る必要はあまりない。

Xフルアーマー、Xセカンドアーマーと同様にここ最近まで名前が安定しなかったアーマー。
ファンの間では3作目のアーマーということで、セカンドアーマー・フォースアーマーに合わせてサードアーマーと呼ばれていた。

これまで公式が使っていた名称は

• 1990年代：バンダイの商品で「ロックマンX(クロスアップタイプ)」(ガシャ)「ロックマンX3(MAX)」(食玩)「X3 マックスアーマー」(メガアーマー)など
• 2005年：公式書籍であるロックマンX大全書で「ノーマルアーマー」(X1~4共通の名称)
• 2018年：アニバーサリーコレクションのトロフィー要素で「サードアーマー」*7
• 2020年：コトブキヤのプラモデルで「マックスアーマー」

今作ではメガアーマーやプラモデルで使用している「マックスアーマー」が採用された。

ちなみに、バンダイとしては「マックスアーマー」の名は本来このアーマーだけを指すものではなかった。
メガアーマーで使われている「X3マックスアーマー」のマックスアーマーはX3のアーマーだけでなく、それ以前のアーマーのことも含めたニュアンスの名前であったことが栗原昌宏氏のツイート
から判明している。つまりX1～3のアーマーは「X(1～3)マックスアーマー」となる。しかし、X3以外はメガアーマーで商品化されなかったため、結果としてX3のみで使用されることになった。
そのためか、後にコトブキヤから商品化され時は"X3"を名称から省略することとなったのだろう。

海外版のDiVEではThird Armor Xが採用されている。

合体位置の調整で合体前のダメージ2回+合体後のダメージ1回のダメージ判定を与えられる。
合体前(7万)+合体後の同時ダメージ例

これが敵の中心で合体させたらダメージが1000%を超える理由となっている。

• とにかく合体させたら強いチャージショットだが、ジャンプ中の合体が非常に難しい。
  ジャンプの頂点付近で同時に撃てなければ 単なるダブルチャージショットになってしまう。それでも強いんだが
  またセカンド同様に壁蹴りチャージショットが出来ないどころか、壁蹴り中だと落下するため合体には一苦労する。
• 片側には強いが、両側から攻められると合体の機会を失って 殲滅力が一気に落ちる。
  なるべく画面端に走って片側戦闘を維持したい。
• 高い位置/移動中の敵に当てにくいため、X3ボスのマオー・ザ・ジャイアントやシュリケインなど対して異様に弱い。

良くも悪くもクロスチャージしか攻撃スキルが無いため、それを封印されると非常に痛い。
しっかり当てられるようにしよう。

• 原作のチャージ1発目はクロスさせずに敵に当てると当てた瞬間から狭く拡散する仕様だったが、今作では上記のように全貫通するため敵に当たっても拡散しない。
• クロス後は2発目部分のショットの当たり判定が若干大きくなっている
• EXスキルののダメ率アップは26.2x1.1=28.82の+2.62倍と6x1.4=8.4で+2.4倍と加算数値では僅かな差で2発目強化の方が大きい。
  しかし1発目部分はクロスさせると4発に分離するため 分離弾全てが6倍ダメージでダメ率アップが1発目クロス全弾に乗ると仮定すると 恩恵は1発目強化の方が大きくなる。拡散後を全て当てられればの話だが。

アペンド

リンク

5凸	5凸	5凸
Xマックスアーマー	出撃マックスアーマー	X ファルコンアーマー

関連

• バスターの達人+バスター増幅→ダメージ38%アップ+ハイパーチップ→ダメージ63%(68%)アップ
  • 遠距離増幅(I+II+III)+超狙撃増幅III→遠距離の目標に命中すると、ダメージが28%アップ
• バスター適性(固有DNA)+バスター適性→ダメージ28%減少
• 行動不能耐性(II+III)→行動不能耐性70%

• 自動修復 :攻撃を受けるとライフを6%回復する。(CT:3秒)

ハイパーチップ(+II)+ヘッドチップ(強化チップ)+自動修復でどんどん回復させる編成。
単純に攻撃力を上げるのなら、リンクするキャラはプレイヤー特攻持ちでもいい。

Xフルアーマーと同じく、所持した状態でキャラ一覧を開いてから、アニメーションを3回最後まで再生させると竜巻旋風脚を放つようになる。
さすがにボイスは無いが、開発側もずっと根に持ってた心待ちにしていたのだろう。

• 所謂「イースターエッグ」、開発者の遊び心である。
• 既にXフルアーマーを所持している場合、Xフルアーマーと交互に選択することでマックスアーマーを持っていなくても竜巻旋風脚が見れる。
  どうやらフラグが共通の模様。