- 怪奇!古城に光るダークな罠
- バトルネットワーク.DiVE
- XDiVEクリスマス!聖なる使者
- 賀正!初夢に現れた天空の翼
- ぺンギーゴの全力バカンス
- 情熱!誇り高き兄の愛と試練
- 偽りの英雄X
- 守れ!おかし工場奪還作戦
- 解析! RiCOプログラムと青の影
- 活劇!ペイントROCKブラック
- ダイヴにコブン
- 渾然!新生すレプリフォースの剣
- 宿敵!最強のフォルテプライド
- 降臨!我は救世主なり!
- 純真!XDiVE ブライダルフェスタ
- 狩猟魂!翔し新世界のハンター
- 発見!夏のお宝アイランド作戦
- 宿執!カウンターハンターχ
- 納涼! 夜森に灯る祭提灯
- オン・エア!つむぐ流星のキズナ
- 邂逅!拳を極めし者
- 顕現!iCOの教示、RiCOの夢
- 迎賓!正粛なる隊長のほどこし
- プラグイン!ネットを駆ける再会
概要
本編・イベントストーリーの書き起こしの寄せ集め。
普通、ゲーム内に読み返し機能があるべきなのになぜか実装されていない。その割には期間限定のイベントストーリーで重要な会話が行われるなど無茶苦茶な不親切な仕様となっているため、新規さんがストーリーを理解するのに支障があったり、ストーリーに関して雑談したいけど詳細を思い出せなかったりと色々問題がある。
なのでそうした問題を解消するためにこのページが役に立てば幸いです。
シナリオ再表示について
2022/8/31に実装された機能。
ステージ内でシナリオを読み直せるようになった。つまり終了したイベントのシナリオはまだ読み返すことができない。
本編 | イベント |
---|---|
本編は出撃ボタンの上、イベントは消費EPの上にあるチェックボックスにチェックを入れておくとシナリオが表示される。
ちなみにこの仕様になっても初回は必ず(強制的に)見れるのは据え置きなので、ステージ初回時にチェックが無いからといって焦る必要はなし。
読む前にちょっと
- イベントストーリーは日本版での初開催順に並べてあります。
- 「(青文字)」は会話の発生場所やプレーヤの操作、ゲーム内の演出などを示しています。
- 誤字・脱字だと思われる箇所もそのまま記してあります(いわゆる“原文ママ”)。ただし写し手のミスの場合もありますので、気になればコメントに書いてください。また、シナリオ集/その他にて誤字・脱字についてまとめてありますので、そちらも参考にしてください。
- 「このようなタイトル」はタップする(PCの人はカーソルを合わせる)と説明文が出てきます。事前に読んでおいた方がいいストーリーについての説明が書かれていることもありますので、ぜひチェックしてみてください。ちなみに鉛筆マークは編集をするためのボタンなので間違えて押さないようにしてください。
- ブラウザの表示をPC版にする、またはスマホ横持ちを推奨します。
- 改行位置は写し手の判断で行われており、ゲーム内そのままではありません。
- プレイアブルとNPCのアイコンがあるキャラクター(リコ、ドロワ、アンジュなど)は、ステージ内にハンタープログラムとして登場している時にプレイアブル用のアイコンにしてあります。特に深い意味はありません。
ドロワやアンジュについては、ストーリー内でハンタープログラム化されるまではステージ内に登場していてもNPC用のアイコンを使用しています。これも特に深い意味はありません。
移動用リンク
本ページを細分化したページ群です。
シナリオ順序表
DiVEのシナリオの順番を示した表。あんまり正確じゃない。本編および本編の理解に必要なイベントストーリーは赤字で書いてあります。
表を見る場合は「表を別のブラウザで開く」のボタンを押して別のブラウザで見ることをおすすめします。
タップして表を開く
本編 | シナリオイベント | コラボイベント | 季節イベント |
---|---|---|---|
プロローグ ステージ1 ステージ2 ステージ3 ステージ4 ステージ5 ステージ6 ステージ7 | |||
ステージ5でヴィアの名前が判明。 ステージ6と7で初めてX以外のシリーズのデータが混入していることに言及される。 夜祭イベでは既にヴィアの名前が出ており、ステージもX外部のものなのでこのような位置づけに。 | |||
ステージ8 ステージ9 ステージ10 ステージ11 ステージ12 ステージ13 ステージ14 | ダイヴにコブン バトルネットワーク.DiVE | 納涼! 夜森に灯る祭提灯 | |
怪奇!古城に光るダークな罠 | |||
偽りの英雄X | X DiVEクリスマス!聖なる使者 | ||
ロクゼロコラボでは明確にエグゼとDASHに言及している。 ハロウィンでは夜祭に言及あり。 クリスマスでは夜祭とハロウィンに言及している。*1 | |||
活劇!ペイントROCKブラック | 賀正!初夢に現れた天空の翼 ペンギーゴの全力バカンス 情熱!誇り高き兄の愛と試練 | ||
解析! RiCOプログラムと青の影 渾然!新生すレプリフォースの剣 | 守れ!おかし工場奪還作戦 | ||
渾然イベとホワイトデーイベではともにバレンタインイベへの言及がある。 | |||
宿執!カウンターハンターχ | 宿敵!最強のフォルテプライド | 純真!XDiVE ブライダルフェスタ | |
ステージ15 | 降臨!我は救世主なり! 狩猟魂!翔し新世界のハンター | 発見!夏のお宝アイランド作戦 | |
ZXコラボでは「ロックマンコラボ」に触れる箇所がある*2。 2021年夏イベではジューンブライドとダイヴにコブンイベに触れる場面がある。 | |||
オン・エア!つむぐ流星のキズナ | 迎賓!正粛なる隊長のほどこし | ||
流星コラボではエグゼコラボに言及する場面がある。これ以降、アイコもレギュラーとして登場する。 | |||
ステージ16 | |||
顕現!iCOの教示、RiCOの夢 | 邂逅!拳を極めし者 プラグイン!ネットを駆ける再会 気焔万丈!霞忍ぶ幽林の幻影 | 降誕!聖なる使者リターンズ 共演!XDiVEスター-リコ&アイコ- 蒐集!イースターを飾る白兎 | |
ステージ17 | |||
破滅の宿主 ドロワクレール | |||
哀絶の宿主 アンジュピトール | |||
ステージ18 | |||
漸う!蒼黒なるハンターの召喚 | |||
蒼黒なるハンターでバレンタイン2022に触れる場面がある。 | |||
因果の宿主 エラトネール | 狩れ!爵銀宿る爆炎の拳 | 端午の出撃!ロックマンロックマンX 恐怖!葬送す地獄の一振り Re誕!反逆の聖なる使者 | |
ステージ19 ステージ20 | NEXT!新たなるアーマーをリコレクトせよ | ||
NEXTはどちらかと言えばステージ20前の話だが、それだとステージ20での会話が不自然になってしまうのでifストーリーのようなものとして考えておくのがよいか。位置付けはとりあえず20と平行させておく。 | |||
サービス終了のお知らせ | |||
サービス終了のお知らせ動画の内容がステージ20の後日談のようになっている。 | |||
THANKS FOR PLAYING!! |
本編ストーリー
プロローグ
タップしてシナリオを開く
【プレーヤ】
あれ、たしかさっきまで、いつものように「ロックマンX」をプレイしていたのに…
なんか画面がおかしいな…。意識もなんだか、感覚もふわふわするぞ…
【???】
-…驚かせてしまってすみません。これはあなたの夢の中でも、テレビ画面の故障でもありません-
-ここは電脳世界。私たちは【ディープログ】と呼んでいます。ちょうどそのディープログの入口にあなたは来ています-
-ここではゲームのデータはもちろん、あなたのようなたくさんの大切なプレイヤーが、ゲームと遊び、ゲームを愛した記憶が保存されています-
-ディープログは、世の中に存在するゲームの数、そして遊んでくれたプレイヤーの数だけ存在します-
そしてここは、あなたが先ほどまでプレイしていた、「ロックマンXシリーズ」のデータが保存されている、あなたのディープログなわけです
-……話長いですかね?-
-世界観説明はもう少しだけ続きます…少し先ほどと雰囲気がかわりましたよね?-
-その「ロックマンXシリーズ」の、大切なデータが保存されているディープログ-
-さすがに何十年も保存・管理されているものですので、経年劣化や様々な理由から、バグが生じてしまっているんです-
-ほら、あの「ロックマンX」のデータも、あの「ロックマンX3」のデータも…-
-ですがただの老朽化が原因と思えないのです。何か特殊な理由があるような-
-データ修復のため、また大切なプレーヤたちとの記憶を守るため、何とかしなければいけないのですが…-
-おっと、誰か来たようです…-
【誰かの声】
…あれ、わたしが見えるのですか!?きゃーーー!やっと見つけましたっ!
急にこんなこと言われてもそりゃ驚きますよね。けど大丈夫です。私の目にくるいはありません!
冒頭の世界観説明、ちゃ~んとスキップせずに聞いてくれましたかっ!?
え、誰がしゃべってたのかって…?
いや~、それはプレーヤさんの脳内に直接語り掛けていたとか…ま、そういうやつですっ!
さあ【プレーヤさん】!こっちですよ、早く早く~!
ステージ1[ハイウェイ]
1-1
あ、自己紹介が遅れてすみません!私の名前は【リコ】と申します。
このディープログと呼ばれる電脳世界の…まあ、管理人といったところでしょうか。
プレーヤさんのお名前は…
へぇ~、素敵なお名前ですね!
えっと、お名前を伺った後で言いづらいのですが…。
あなた様はわたしたちにとって、ず~っとゲームをプレイしてくれる、
大切なプレイヤーさんなのです!
先ほども、「ロックマンX」をプレイしてくれましたよね?
子供の頃は、おじいさんおばあさんにゲームを買ってもらって、でも休日の1時間だけしか遊ばせてもらえなくて、しかも夜8時以降は禁止されていたのに隠れて遊んでましたよね!?
ゲームデータだけじゃなく、
そんなプレーヤさんとの記憶もぜ~んぶ、このディープログに保管されているのです!
で・す・の・で!都合上、「プレーヤさん」って呼ばせて頂きますね!
(エックスが登場。)
早速ですが、まずはこちらのステージのデータ修復をお願いします。
今わたしが呼び出せるハンタープログラムは、タイプ「エックス」です。
エックスを操作し、「イレギュラーデータ」を撃破してください。
撃破すれば修正は完了となりますので!
そうそう、先ほどまでプレーヤさんがプレイしていた、「ロックマンX」のあのステージです!
いやいやいきなり言われても!って思いますよね?
操作方法は私がナビしますので、とりあえず動かしてみましょう!
(移動のチュートリアル。右方向へ移動。)
イレギュラーデータ出現!「武器ボタン」を押して、攻撃してください!
そうそう、「武器ボタン」を長押しすれば、弾に残数がある限り、自動で射撃し続けますよ!
(攻撃のチュートリアル。ボール・ド・ボーを撃破。)
やりました~!イレギュラーデータ撃破、成功です!
今のイレギュラーデータに対して、斜めの方向に自動ロックオンしたんですが、見てくれてましたかっ!?
へへへ、これは修正作業効率向上のために、研究を重ねた結果実現した、この電脳世界、独自のシステムなのです!
あ、前の道路が崩れてしまってますね…ここは「ジャンプ」で飛び越えましょう!
(ジャンプのチュートリアル。その後少し進む。)
これは…通常のジャンプでは、届きそうにありませんね。
でもご安心を!
ジャンプ中に再度ジャンプボタンを押せば、「二段ジャンプ」ができますよっ!
(ガンボルトが出現。ミサイルを撃ってくる。)
またイレギュラーデータが出現!
あっ!すでに敵ミサイル攻撃の発射を確認!
ここは「しゃがみ」で、ミサイルを回避しましょう!
(しゃがみのチュートリアル。ミサイルを回避。)
回避成功です!さあ、次はこちらのターンですよっ!!
さあ今こそお待ちかね、エックスのスキル「チャージショット」を撃つのです!
(スキルボタンを押してチャージ開始。)
「チャージショット」は文字通り、チャージ型のスキルです!「スキルボタン」を一度押すと、自動でチャージを開始しますよ。
チャージをするほど威力は上がっていきます!そしてもう一度スキルボタンを押すと……ドーンなのです!!
(チャージショットでガンボルトを撃破。)
どうですか!強力なイレギュラーデータも一撃です!やはりスキルの威力は素晴ら……
ご、ごめんなさい。話が長くなりました。少し急ぎましょう!
「ダッシュボタン」を押すと、素早く移動ができますよ。
また、ダッシュボタンを押しながら、指をジャンプボタンにスライドすると、「ダッシュジャーーンプ」、なのです!これでスイスイ動けますね!
(少し進む。)
ちなみにちなみに、同じくジャンプを押しながら、指を武器ボタンにスライドすると、スムーズにジャンプ攻撃ができますよ!
指をボタンから離さずに、「ダッシュ→ジャンプ→攻撃」を流れるようにプレイできれば、より快適にハンタープログラムを操作することができます!
(ビーブレイダーが出現。)
プレーヤさん、ストップ!またまたイレギュラーデータが出現しました!
ハンタープログラムには、それぞれ固有のスキルが“2つ”実装されているのです。
エックスの第二のスキルは「ホーミングミサイル」です。チャージショットより威力は劣りますが、目標を追尾して、爆発による範囲攻撃ができますよ!
(ビーブレイダーを撃破。道路が崩落し落下する。)
う~ん。道路が崩れてしまいました。
でも大丈夫です!右ボタンを押しながら、ジャンプし続けてみてください。
「壁蹴りジャンプ」で登っていきましょう!
(壁蹴りジャンプのチュートリアル。壁を登って少し進むとマオー・ザ・ジャイアントが出現。)
イレギュラーデータ「マオーザジャイアント」を発見!このステージには登場しないはずなのに、やはりデータに異変が起きているようですね…
きゃ!あぶない!
(マオー・ザ・ジャイアントの攻撃。)
地面に表示されている線が見えますか?これはイレギュラーデータの攻撃範囲を表しています。
ボスのモーションと警告線に注目してみてください!広い横範囲攻撃を仕掛けてきますよ。
さあ、ジャンプで回避してください!
(回避。)
すっごいですっ!
このイレギュラーデータがバグの原因みたいです。ただちに撃破して、ゲームデータの修正を完了してください!
そう、プレーヤさんがやるのです!
(マオー・ザ・ジャイアント撃破。)
イレギュラーデータの修正完了です。お疲れさまでした!
さっすがプレーヤさんです!もしかしてどこか別のゲームの電脳世界でもやってました~?
やっぱり私の目に狂いはなかったみたいですね
この調子でどんどん行きたいところですが、ちょっとベースに戻って休憩しましょう。
その後に、この「電脳世界-ディープログ-」のこと、もっと詳しくご説明いたしますね!
これからもよろしくお願いします、プレーヤさんっ!
1-2
操作方法についてはバッチリですよね?ですよね!?
「ダッシュ→ジャンプ」、や「ジャンプ→攻撃」など、次のアクションに素早く移るには、指を画面から離さずに、次のアクションボタンにスライドです!
スムーズにハンタープログラムを操作する上で、とっても重要な操作ですよ!
1-1に戻れば、操作方法については、わたしが何度でもお教えしますので、いつでもお声掛けくださいね!
というわけで実践に勝る訓練はありません、早速任務開始してくださいプレーヤさん!
(ディープエレメント前。)
……あれっ、プレーヤさんちょっとストップ!
…このあたり、、なーんかあやしいですよ。ちょっと行ってみてください!
(ディープエレメント取得。*3)
おおおおおお!!これは隠しアイテムですね!
これはきっと各ステージにこういう隠しアイテムがありますよ!これから気を付けて探していきましょう!
わたしが気付けばナビして差し上げるのですが、きっと気付かないことも多いと思うので…プレーヤさん、いろいろステージを探索してみてくださいね!
そう、プレーヤさんがやるのです!
1-3
(中ボスのビーブレイダー撃破後。道路が崩落。*4)
プレーヤさん!「壁蹴りジャンプ」は覚えていますか!?壁を登るときは「壁蹴りジャンプ」ですよ!壁に向かって右ボタンを押しながら、ジャンプボタンです!
1-4
(ステージ開始時。)
こんなステージも、通常の「ロックマンX」にはなかったですよね……
振り落とされないように気を付けて、襲い掛かるイレギュラーデータを倒していきましょう!
そうそう、プレーヤさん!さきほど装備したサブ武器への切り替えボタンはこちらですよ!
戦闘中に切り替えることで、弾切れしたときや、別の武器を使ってみたい時など、用途に応じて武器を切り替えてくださいね!
(戦闘終了後。)
任務完了!目的地に到着しました!
おつかれさまでした!もしかしてプレーヤさんには、まだまだ物足りなかったのではないですか!?
1-5
(道中、下に降りることができる床のチュートリアル。)
あれ、行き止まりのようですね…
しかしご安心ください!そこに半透明の床がありますよね?
1-1でナビ致しました「しゃがむ」をしながら、「ジャンプ」ボタンを押してみてください
(ステージ終了時。)
プレーヤさん待ってください!この先に、巨大なイレギュラーデータの反応があります。
いったん休憩しましょうか。しっかりした準備が大切ですから!
1-6
(ステージ開始時。)
います…絶対います!その先に、巨大なイレギュラーデータが!
でも今のプレーヤさんの実力なら、きっと大丈夫です!
がんばってくださいね!
(マオー・ザ・ジャイアント撃破後。)
さっすがプレーヤさんです!これで「ハイウェイステージ」の修正は完了です。
そうそう!プレーヤさんが修正を進めてくれているおかげで、わたしも新しいハンタープログラムを呼び出せそうなんです。
ステージクリア条件に応じて「☆」が獲得できますよね?その報酬から呼び出すことができそうです。
ハンタープログラムは、基本的には保存されているデータをもとに、このディープログ上で形にしているだけの存在なのですが、今のように、このディープログの世界に起きているバグの影響で、ゲーム本編とは別の、「ハンタープログラム」という存在として、言葉を発しているようですね。
どうですかー?プレーヤさんの成長とともに、わたしもちゃんと成長しているのです!
ステージ2[鉱山]
2-1
(ステージ開始時。)
次にプレーヤさんがダイヴしてきたのは、ロックマンXの「鉱山ステージ」です!
安心してください!プレーヤさんが迷わないように、しっかりナビさせていただきます!
さー、はりきっていきましょう!
2-2
(道中、モルボーラーに追われる場所。)
きゃ!プレーヤさんあぶない!
あの中型イレギュラーデータの攻撃、かなりかなりやばいです!ここは気合ですよ!!
急いで右側の回収地点まで駆け抜けてください!!
2-3
(道中。)
この穴の底に、中型イレギュラーデータの反応です!
なにやらあやしいです…気を付けてくださいね。
(落下後。)
・・・・・
・・・ナンダ ・・・・・マタ邪魔をスルノカ・・・・
きゃ!!いまあのイレギュラーデータがしゃべりましたよね…??
これもバグの影響なのでしょうか…いったい何が起こっているのでしょう…
(モルボーラー撃破後。)
へっへーなかなかやるねー
ぼくはアクセル!正しくはアクセルのゲームデータが、この世界に具現化されたものってだけだけどね!
アクセルさん!こちら「ハンタープログラム」具現化されたのですね!!
このディープログ上に起きているバグ、これはただのバグじゃなさそうですよ…
そうだね、普通のバグじゃない。今まで現れたイレギュラーデータのように、このままではゲームデータだけでなく、プレイヤーさんたちとの大切な記憶まで書き換えられてしまうよ!
君が昔やっていた、カセットをフーってやったり、ゲーム機本体をひっくり返したり、リセットボタンを押しながらスイッチオンしたりしても、直らないだろうね…
というわけで、これからはぼくをもう一度ハンタープログラムとして操作して、このディープログをもとに戻してよ!
じゃあリコ、あとはよろしくね!
心強い仲間が増えましたね!早速ベースに戻って、アクセルさんを、ハンタープログラムとして使用できるように、登録しましょう!
2-4
(ステージ開始時。)
トロッコステージです!落ちないように気を付けてくださいね!
ぼくもハンタープログラムとして、ちゃんと登録してくれたよね?
エックスにはできないスキルもあるから、ぼくにもまかせてね!
(ステージ終了時。)
任務完了です!トロッコは気持ちよかったでしたか?おつかれさまでした!
2-6
(ステージ開始時。)
…いますよ、プレーヤさん……
この先に、巨大イレギュラーデータ反応です…ですがですが、プレーヤさんなら大丈夫です!
(ボス戦前。)
・・・
・・・ワレワレにも役割がある。オ前ニモ与えられているヨウに、オ前達もずっと認識シテイルように・・・・
・・・・サア、戦ウノダ・・
…ずっと認識している??さきほどのイレギュラーデータといい、いったい何を言っているのでしょうか…
強力なイレギュラーデータです!気を付けて、プレーヤさん!
(ボス撃破後。)
きゃ!プレーヤさん、あぶない!!
(メガ・スコルピオが立ち上がり、操作キャラを踏みつける。)
・・・・
・・・バカめ!おれにかてるとでもおもったか!
ひゃっ!なんで「メガ・スコルピオ」がこんなセリフを…どこかで聞いたことがあるような…
(画面左からチャージショットが飛んできてスコルピオの右腕を破壊する。)
・・・ナ、何モノダ・・・
(ヴィアが登場する。)
・・オ、オ前は・・・・
はっ!この名シーンはお前の出る幕じゃないだろう。バグは修正させてもらうぜ!
・・・後で覚えてろよ
(ヴィアがチャージショットを放ち、メガ・スコルピオにとどめをさす。)
おーい、大丈夫か!
おおおおおおおおええええええ!?ゼ、ゼロさん!?
でもなんだか色や様子が違うのは、バグのせいでしょうか…??
と、とにかく、助けて頂いてありがとうございます!
ゼロ!?
ははは、違う違う!たしかに姿形は似ているが、おれはゼロじゃない
この通り、性格もぜんぜん違うだろ??
もともとお嬢さんみたいに、このディープログを管理していたシステムのようなものなんだが、こうしておれがこの世界にいるのはまあ…バグみたいなもんだ!その時に、たまたまゼロのデータをもとに具現化されたんだろう。
(ヴィアが操作キャラと反対方向を向いて続ける。)
なあ、名前はリコだったよな!そいつのナビだけじゃ不安だろ??まーまかせろ!おれも手伝うぜ、な!プレーヤさん!
このディープログの世界を、データを、いままでの記憶を、…あるべき姿に戻さないとな!
まずは装備を整えないとな…そうだ、おれから新しい武器データをひとつ渡すから、リコ!戻って解析頼むぞ!
んもーーー! わたしだけじゃ不安なんて失礼ですね!
でも助けて頂いたし、武器も頂戴して、これでまた頼もしい仲間が増えましたね!
そうそう、おれはゼロのハンタープログラムじゃなくて、あくまでこれからのガイド、サポートだ。
本物のゼロのハンタープログラムは、まあこれからのプレーヤと、リコの成長次第で呼び出せるようになるだろうさ!がんばれよ!
ステージ3[工場]
3-1
(ステージ開始時。)
次にダイヴしてきた修正データは「ロックマンX」の「工場ステージ」だ!
どうだ、もうハンタープログラムの操作にも慣れてきただろ?
なにするんですかー!ちょっとちょっと、ステージデータはわたしが紹介したかったのに!
複雑な構造のステージになってますけど、ガンガン進めば大丈夫です!いきますよー!
3-3
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、この先に巨大イレギュラーデータ反応です!
この先にいる巨大イレギュラーデータは、顔部分にしか攻撃が効かないからな、注意して戦うんだぞ!
へぇ~、すごいもう分かっちゃうんですね。
まあおれもこのディープログには詳しいからな、とにかく、頼んだぞ!
(自動で操作キャラが進み、超巨大メカニロイドCF-0が登場する。)
・・・・
・・・・タオス、向カッテクル。・・向カッテクルからタオス・・。
「超巨大メカニロイドCF-0」。わかるぜ、こんなところに現れやがって。
さあプレーヤ、修正開始だ!
(撃破後。)
イレギュラーデータの修正完了です。やりましたー!
おれのアドバイス、ちゃんとスキップしないで聞いてたおかげだな!よし、一度戻ろう!
3-5
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、お疲れではないですか?
プレーヤさんのおかげで、順調にデータ修正が進んでいるのですが、ちゃんと休憩もしてくださいね!
おいおいなんだリコ。ナビらしく、かわいいこと言うじゃないか!
んもーーー、知りません!
3-6
(ステージ開始時。)
この先に、またまた強力なイレギュラーデータの反応です!
きをつけてください!
(ボス戦前。)
・・・・
・・・・侵入者、排除スル。・・・守ル、役目・・・
こいつは「ランダ・バンダW」。玉のようなコアが弱点だ。左右の壁が閉じて、プレーヤを押しつぶしてこようとするんだが…
まあ安心してくれ!設計上のミスで、途中までしか閉まらないっていう、かなしい設定のヤツだからよ!
ふむふむ、なるほどー。それはいろいろ利用できそうですよ!
もらったーー!
(撃破後。)
イレギュラーデータの修正完了です。おつかれさまでした!
これで「工場」ステージも修正完了ですね!ディープログのデータが順調に修正されています。これもプレーヤさんのおかげです!なんというか…
かっこいいです!
ああ、頼もしいぜ!このあいだ助けたときのプレーヤとは比べ物にならないくらいだ。
でもプレーヤ、お前はまだまだ強くなれるぜ!そしてお前なら……必ず倒せるさ!
そうそう、改めて、私の目に狂いはありません!
さあ、ベースに戻って休憩しましょう!
ステージ4[エアフォース]
4-1
(ステージ開始時。)
おお、来たなプレーヤ!お次のステージは…
次のステージは「レプリエアフォース」です!「ロックマンX4」に登場した、空軍基地ですよ!
ふーあぶないあぶない。プレーヤさんへのご紹介は、わたくしにお任せください!
ははは!わかったわかった、任せるよ。さあ、今回も頼むぜプレーヤ!
空中戦艦や砲台などが配備されている、空の要塞です!気を引き締めていきましょう!
敵が強いと思ったら、ベースに戻って強化もお忘れなく!
4-3
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!この先にまた中型イレギュラーデータの反応ありです!
気を付けて任務にあたってくださいね。
(ステージ最奥。中ボスのRT-55Jが登場。)
ヒガシ~、「RT-55J」、「RT-55J」!時間イッパイ~
こいつは「RT-55J」あの腕の部分を伸ばしての攻撃はやっかいだな。さらに元ロボット横綱力士だったにもかかわらず、えらいジャンプ力もある!気を付けて挑めよ!
(撃破後。)
ダ・・大金星~!決マリ手ハ「爆発」デ、プレーヤの勝チ・・・
やりましたー!さっすがプレーヤさんです!
イレギュラーデータとして具現化されても、最後まで力士として貫いていきやがったな、あっぱれなやつだ。
な、なんだか聞きなれない単語がたくさんでてきましたが…プレーヤさんは、相撲ご存知だったんですか?ご存知でしたら、後でわたしに教えてくださいね!
4-6
(ステージ開始時。)
プレーヤさんたびたびお邪魔します……このタイミングでわたしがでてきたということは、わたしの言いたいこと、もうわかりますよね…?
おいおいリコ、いいからそこはちゃんとナビだろ!
お、おほん…これは失礼を。それではいつもの、この先に大型イレギュラーデータの反応です!
はっ!せっかくプレーヤをここまでナビした優秀なやつなのに、たまにそうやってうるさいところあるからなあこいつは。
んもーー!またまた失礼な!でもわたしは今日までずーっと、わたしはわたし、リコなのですっ!
(ボス戦前。)
あれは、「アイシー・ペンギーゴ」!予想はしておりましたが、ロックマンXの8大ボスまでもが、イレギュラーデータになってしまってるなんて!
登場する場所も相手も、まるっきりデタラメなやつのお出ました!相当データに異常があるみたいだな。
うるさいクワッ!そもそもなんでお前がこちらの邪魔をする!
え…!?プレーヤさん聞きました?このイレギュラーデータ、完全に意思疎通ができてます…。
はは!こいつは面倒なやつを起こしちまったようだ!
北の極地暮らしに飽きてるっていうことは知ってたが、何もこんな場違いなところに現れなくてもいいんじゃないか??
いちいちカンに触るやつだクワッ!おいプレイヤー、まずはお前を氷漬けにしてアイスホッケーのパックとして使ってやるクワッ!
さあプレーヤ、お前をご指名だ!今回のペンギーゴは、あの頃のように簡単に倒せる設定じゃないはずだから注意しろよ!
(撃破後。)
イレギュラーデータの修正完了です、おつかれさまでした!うーー寒いですよね、はやくベースに戻りましょう!
ステージ5[空港]
5-1
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!こちらは「ロックマンX」の、「空港」ステージです!武器やアーマーの強化など、戦闘準備はOKですか!?
修正ステージも、どんどんむずかしくなってきてますよね。ハンタープログラムの基本動作にお困りの際は、いつでも「1-1」にて、わたしにお尋ねくださいね!
5-6
(ステージ開始後、戦艦に乗り移ると声が聞こえる。)
もたもたしやがって、待ちくたびれたぞ
(VAVA-ブラウンベアが登場。)
「VAVA-ブラウンベア」!ロックマンX3のとんでもない強敵です!プレーヤさん、気を付けてください!
おい、あの青い銀髪はどうした?まあ、どうでもいいがな。
さあ、おしゃべりの時間がもったいない!さっさと最後の相手をしてやるぞ!
(VAVA-ブラウンベアは特殊なシールドに包まれており、プレーヤの攻撃が通じない。しばらく戦っていると拘束弾により操作キャラが動けなくなってしまう。)
プレーヤさん!
おいおい、手応えのないとんだ雑魚野郎じゃねえか。ほら、もう少し楽しませてくれよ!
(空中からヴィアが降りてきてブラウンベアの上に飛び乗って体勢を崩させる。)
まさかライドアーマー「ブラウンベア」に乗って現れるとはな!久しぶりの乗り心地はどうだ!?
き、きさま【ヴィア】!!おのれえええええええええええ!
(ヴィアが自爆によってブラウンベアのシールドを解除する。)
だ、だいじょうぶですか!!さきほどの爆発で損傷が…!あれ、その目もなんだか…
くっ…。あ、ああ問題ない…!さあプレーヤ、おれにかまってるヒマなんかないぜ、…今こそ、お前の力を見せてみろ!
(ヴィアがプレーヤの体力を回復してくれる。)
ここで負けるようじゃ…お前のディープログは取り戻せないぜ!
(ヴィアが帰還する。)
ごちゃごちゃごちゃごちゃうるせえハエどもが!だまってこのVAVAに破壊されとけ!!
(VAVAが再び立ち上がり戦闘開始。)
(撃破後。)
おい【ヴィア】よ…このおれを呼び出し、また破壊させるなど…随分と勝手なやつじゃねえかよ…
…だがな、役割を思い出させてくれたことには礼を言っておく…
ああそうさ、オレはオレであるため、そしてオマエたちのため、何度でもよみがえって…や…る…
(VAVA-ブラウンベアが爆発する。)
プレーヤさん!手ごわい相手でしたけど、これで修正完了です!ほんとうにおつかれさまでした!
…本当によくやったな!だが、まだまだおれの助けは必要なようだ。まったく、世話の焼けるやつだ。リコ、お前もな!
な、なんてこというんですか!それより、お名前、【ヴィア】さんっておっしゃるのですね、なぜイレギュラーデータがお名前を知っていたのでしょう。
おれはただの管理システムだったから、名前なんて無かったんだがな。イレギュラーデータも、バグか何かでおれをそう呼ぶんだろうよ。
まあせっかくなら、【ヴィア】の名前拝借させてもらうかな!そんなことより、早く戻ろうぜ。ボディの修復もしたい!さあリコ、頼んだ!
ステージ6[浮遊遺跡]
6-1
(ステージ開始時。)
次にプレーヤさんがダイヴしてきたのは、「浮遊遺跡」です。こちらは「ロックマンZXA」のステージで、そのデータもこのディープログにつながってしまっているようです!
「ロックマンX」以外のシリーズのデータも混ざっちまってるのか。いったいどこまでこのバグは浸食してるんだ…
でもわたしがナビ、そしてプレーヤさんがいれば大丈夫です!そしてなにより修正はそう、プレーヤさんがやるのです!
6-6
(ボスのソニック・オストリーグが現れる。)
こいつは「ソニック・オストリーグ」!もともと空挺部隊にいたやつだが、事故で飛行能力を失い、引退しちまった過去がある。
飛べないお前が「浮遊遺跡」に具現化されるとは、ディープログのバグも粋なことをするもんだな。
具現化「される」などというセリフ、随分と他人事のような言い草ではないか。
これもわたしに再び与えられた任務と判断する。ならばその任務、粛々と遂行するのみ。
プレーヤさん、きます!ここはとても広いフィールドのようです、敵の動きをよく見て、このスピード戦を制するのです!
(撃破後。)
やりましたー!これで、この「浮遊遺跡」も修正完了ですね!
おつかれさまでした!さあさあ、BOSS戦のあとはお約束、いったん戻って休憩ですよ!
ステージ7[エリアフォレスト]
7-1
(ステージ開始時。)
次にプレーヤさんがダイヴしてきたのは…こちらは「ロックマンZX」の「フォレスト」ステージですね。
武器データにも、「ロックマンX」シリーズ以外のものも具現化されていましたし、これはもしや…ロックマンシリーズ全てにまで影響しているのかもしれませんよ!
そして、今度はBGMまでもがこのステージのものではないようです!そんなところにまでバグの浸食が!今さらですが!
はっ!だいぶ今さらなこと言ってるなリコ!こうなりゃプレーヤ、ますます仕事を増やして悪いが、もうお前の力なしでは、このディープログは元には戻せない!
そうだ、リコじゃないが…プレーヤ、お前がやるんだ!
7-3
(中ボス戦、VAVA-ブラウンベアが登場する。)
えぇぇ!?「VAVA-ブラウンベア」!修正は完了したはずなのにどうして!
ふはははは!わざとらしく驚きやがって、何度でも蘇るといったはずだぞ、あいつと同じようになあっ!
7-6
(ボス戦前。)
にににに!こんなところにも来るとはな。まあこれも宿命というか。
「スティング・カメリーオ」か。狡猾なやつだ、今のように突然消え、現れて攻撃を仕掛けてくる。気を付けろ、プレーヤ!
にに!これもすべてあの方のためだ。そう、あの方のなあ。
それにヴィア、おれを狡猾と言ったなあ。にににに、お前がそれをおれに言うかねえ。ああこわいこわい……
どういう意味でしょう……ヴィアさん、もしかして何か事情を知っているのですか?
おそらく、あいつのいう「あの方」ってやつのことだ、すべてはヤツにつながっているんだろう、今回もな!
「あの方」??あ!プレーヤさん、きます!!
(撃破後。)
ふう、やったなプレーヤ!神出鬼没の、やりづらい相手だったんじゃないか?
すっごいです!どんな相手でも、わたくしのナビでサポートさせて頂きますので、大丈夫ですよね!
はっ!そんなこと言ってよ、戦闘中はリコ、お前まったくしゃべらなくなるじゃないか。
そ、それは…もちろん、プレーヤさんに集中していただくためです!そうですよね、プレーヤさん!
ステージ8[ミリタリートレイン]
8-1
(ステージ開始時。)
ここは「ミリタリートレイン」ですね!「ロックマンX4」のステージです。
トレインから落ちないように、気を付けてくださいね。わたしがしっかりナビいたしますので!
8-3
(ステージ開始時。)
プレーヤさんストップ!この先に、中型イレギュラーデータの反応です!
お、でたなそのリコのストップが!流れを止めないでもらいたいもんなんだがなあ、なあプレーヤ?
んもーーー!また失礼な!わたしはプレーヤさんのナビをしているのですっ!
ははは、すまんすまん!それはさておき、注意して進めよ!先にいるのは強敵そうだ。
(中ボス戦前。)
こ、このイレギュラーデータは!!
こいつは「REX-2000」。「ロックマンX3」に登場したやつだ。まあ分かってはいたが、やはりロックマンシリーズの様々なデータが混ざってしまっているらしい、今さらだがな。
はっ!ヴィアさんだってだいぶ今さらなこと言ってるじゃないですか!プレーヤさん、どんな相手だろうと立ち向かいましょう!
8-6
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、気を付けてください…この先に、巨大イレギュラーデータの反応です。
かなり強力な相手かもしれませんよ。気を引き締めていきましょう!!
(ボス戦前。)
このわたしを修正しにきたのか、この虫けらどもが。だがな、他の者たちのように、私も私の役割をもって行動しているのだ!
役割…?いったい何なのでしょう。前に修正したイレギュラーデータもそう言ってましたよね…
貴様もこのディープログを元どおりにし、バグを修正するために、わたしたちを倒そうというのだろう、貴様らの正義を振りかざしてな。
それが貴様の役割なのだとしたら、ならば私の役割はなんだ。こちら側の存在、その意味を考えたことがあるのか?
やはり原因不明のバグで、みんなおかしなことを言うようです。プレーヤさん、気を付けてください!
原因不明のバグだと???ふはははは!おめでたいやつめ!今まで散々「ロックマンX」をプレイしてきているのに、まだわからんのか!
それにバグが原因でこのディープログに具現化されてきたのは我々のようなイレギュラーデータだけではないぞ、それは…
さすが「高速演算処理人型」でIQが高い、というだけはあるようだが、少々おしゃべりが長すぎたようだな!
お前たちに、大切なゲームデータ、そして大切なプレイヤーたちとの記憶を奪うようなことはさせないぜ!
く、ヴィアか!ここで貴様らを滅ぼし、我々の存在する意味というものを教えてやるわ!
それにバグが元に戻らないということ、案外喜ぶものもいるやもしれんぞ…例えば、この様子をずっと見ている青いお嬢さんとかなあ…?
からかうのはやめてください!この大切なディープログを、プレーヤさんとの大切な思い出を、守り残していくのが、わたしの使命です!
さあプレーヤさん!任務開始ですよ!
ゆくぞおおおお!!!!!!
(撃破後。)
く…どうやらわたしは…ここまでのようだな…バグはおとなしく修正されようじゃないか…
だが忘れるなよプレイヤーよ、この世界が元に戻るということは、ロックマンシリーズのゲームデータにあるものしか、この電脳世界には存在しなくなるということだ…
プレーヤさん、いったい何を言っているのでしょうか…
そうなれば、もともと存在しないキャラクターだったものは、どうなると思う…??
はっ!まったく、お勉強のできるやつは、最後の最後までご講義がお好きなようだな!
わたしの言葉をよく聞けプレイヤーよ…この電脳世界に…バグが起きなければ…
この世界に…存在していナカッタハズノ…ソコノ…青イ…ヤツラ…モ…
ヴィアさん、いまのって…もしかして、わたしがこうしているのも、プレーヤさんにお会いできたのも…
はっ!おいおいらしくないな、リコ!あんなヤツの言葉なんか気にしているのか??バグの影響で、おかしなことを言っているだけさ!
そ、そうでしょうか…
それじゃあ、今までプレーヤとここまで頑張ってきたことや、お前がプレーヤを支えてきたことも、全部バグか何かだっていうのか??
それは全部、まぎれもない事実じゃないか。おれはそばで、リコとプレーヤの活躍を見てきたんだぜ!バグなはずない!
そ、そうですよね!プレーヤさんとわたしのこれまでは、バグなんかじゃないですよね!消えないですよね!
ああそうさ!それにプレーヤ、さっきあいつが言ってた“バグの原因”ってやつ、あいつのセリフじゃないが、散々ロックマンXをプレイしてきたお前ならもうわかったんじゃないか??
ほんとですかプレーヤさん!もうわかったんですか!!
まったく…おいおいリコ、逆にお前はなんで分からないんだ?
え?え?え?どうしてみなさんには分かるのですか??まあとにかく、一度帰って休んでから、お話のつづき聞かせてくださいね!
ステージ9[サイバースペース]
9-1
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、こちらは「サイバースペース」です!なんとなく、ディープログ空間に似ていると思いませんか?
こちらはもともと“不思議な口調”のガードプログラムが管理していたのですが、今はどうなっているのでしょう…
…あれ、いつもならこの辺でヴィアさんが入ってくるのに、どうしたんでしょうか。まだ前回の傷の修復中なんですかね。
というわけでいきますよプレーヤさん!ヴィアさんの分もしっかりわたしがサポートさせて頂きます!といってもプレーヤさんがほとんどやるんですけどね!
そう、プレーヤさんがやるのです!!
9-4
(ステージ開始時。)
まだそんなところにいるのか。待っているこちらの身にもなってほしいものだ…
え!!いまの声、プレーヤさんじゃないですよね!?
ここまで順調にきているようだがプレイヤーよ、そろそろおれが休ませてやるよ。恨んでくれるなよ、これも博士の命令だ。
プレーヤさん、いやな予感がします!どうか気を付けてデータ修復にあたってくださいね…
9-6
(ボス戦前。)
よおおおおおおこそ!!!お前なら来てくれると思っていたよ、このおれに破壊されにな!
ヴァジュリーラ!!「ロックマンX3」に登場する強敵で、ナイトメアポリスという、敵組織のメンバーです!
そうだな、おれはナイトメアポリスの一員であり、エックスを倒す指令をもって生まれた、そういう存在だった。ゲームデータの中ではな。
だがこのディープログの世界でのおれの役割は違うみたいだ。この電脳世界で気づいたときからずっとうるさく言われるんだよ、このディープログの世界での悪であり、敵であり、消えてなくなるべきもの…
それはお前のことだよプレイヤああああああああ!
(撃破後。)
やりましたねプレーヤさん!これでこのステージも、データ修復完了です!
フ…このままおれに消されておけば、楽だったかもしれないのにな、愚かなやつだ…
それを選択したのもお前だからな…ひとつ教えておいてやる。これから起こることに、“備えて”おくことだな…
プレイヤーよ、お前ならわかっているだろう。この世界では悲しい別れも容赦なくお前の前にやってくる。「平和を愛したあいつ」でさえも、去っていく運命だった。
…まあ、葬ったのもお前だったわけだけどな。だがプレイヤー、お前は何も悪くない…そういうデータが用意されていただけのことだ…
悲しいなあプレイヤー…お前は本当にそれでいいのか…??…チッ、もう…時間切レ…か…
(爆発するヴァジュリーラ。)
いったいどういう意味なのでしょう…前に現れたイレギュラーデータも、なんだか怖いことを言って、修正されていきましたが…
おっと!わたしが不安になっていてはいけませんよね!しっかりがっちり、プレーヤさんと一緒にこの電脳世界をちゃんと守っていかないと!
そういえば前回のときにヴィアさんと言っていた、“バグの原因”って、結局なんなんですか!?教えてくださいよプレーヤさん~~!
ステージ10[ヴォルカノ]
10-1
(ステージ開始時。)
暑っっつ!!プレーヤさん、こちらは「ヴォルカノ」です。いわゆる火山ステージですね!
おいおい、なんでリコが暑がる必要があるんだ?ダイブしているのはプレーヤだろ。
もーー、そういうのはほっといてください!いいじゃないですか!こういうのは雰囲気であり、状況をお伝えするのもわたしの仕事なんですから!
そんなことよりヴィアさん、前回はどちらに行ってたんですか?いろいろ大変だったんですよ!
あ?ああ、ちょっと頼まれごとをしていてな。まあ大した用じゃない。それよりプレーヤ、このステージも気をつけろよ!マグマや、熔岩なんかも飛んでくるからな。
ここまで来たプレーヤさんなら、きっと今回も大丈夫です!なによりわたしがしっかりナビゲート致しますから!
はっ!そいつは頼もしいな、リコ!さあプレーヤ、今回も頼んだぞ!
10-3
(中ボス戦前。)
プレーヤさん!またしても中型イレギュラーデータの反応アリです!
おお、またも強者と戦うチャンスをもらえようとはな。感謝するぞ……
え……また怪しい声が!プレーヤさん気をつけてください!
なあプレーヤ……この声、どこかで聞いたことある声じゃないか?
さあ、おれと闘え!もっとも、ここまでたどり着く前に、そいつすら倒せないようでは、おれと相まみえる価値すらないがな。
エックスでもゼロでもないものとの戦いなど、おれをこの世界に具現化したのだから、失望させてくれるなよ。
明らかに今の声……この先にいる中型イレギュラーデータのものではありません。慎重に、プレーヤさん!
確かめるんだ。何がおれたちを、プレーヤを待っているのか。そしてプレーヤ、お前ならきっとやれるはずさ!
10-6
(ボス戦前。)
待ちくたびれたぞ、プレーヤ!おれの名は、マグマード・ドラグーン。さあ、お前のパワーを見せてみろッ!
プレーヤさん!!このイレギュラーデータからとてつもないエネルギー反応が、間違いなく強敵です!!
リコよ、この場はおれとプレーヤの雌雄を決する勝負の場。同じ具現化された者同士、語らずとも分かるだろう。下がっていてもらおうか。
おれはおれの役割を全うするのみ。もとい、強者との戦いはもともとおれの本能であるがな!
あれ?いまドラグーンが私の名前を呼びましたよね!?なんだか、前から知っていたような呼び方で……
さあやるぞ!命がけで戦ってこそ、意味がある!
(撃破後。)
見事だ…プレーヤよ。まさかあいつらの他に、おれを倒すものがいるとはな…
これだから、闘いはいいものだ…おれの役目がこれで終わってしまうというのも、あまりにも物足りない…
リコよ、聞こえているか…?
え!?なんでしょう??
今は…この世界の管理人なんだろう?そうであれば、いつかおれのデータも解析してみせろ……。
プレーヤ、リコ……おれや、おれのいた部隊のものたちも、時や場所を超えて、まだ戦いたいと叫んでるぜ……。
また会おう、プレーヤ!
(爆発するドラグーン。)
ドラグーン……。たしかに、いままでいろんな「ロックマン」シリーズのデータが、ハンタープログラムとしてこの世界に解析されていますからね。
まだまだどんなデータが眠っているかわかりません!プレーヤさんがいろんなハンタープログラムで、ゲームデータを修正してくださっているように、ロックマンシリーズにはプレーヤさんが出会った、たくさんのデータが詰まってますから!
わたしにお任せください、プレーヤさん!プレーヤさんのナビゲーターとして、もっといろんなデータを解析できるようにがんばります!
そういえば、またヴィアさんがどこかに行ってしまいましたねえ!
ステージ11[油田]
11-1
(ステージ開始時。)
ふーここも暑いですね!プレーヤさんが次にダイヴしてきたのは、「油田」ステージです。こちらはロックマンZXAに登場したステージですね!
ああ、そうだな。データの修復も順調に進んでいて、頼もしいぜ!なあプレーヤ、データの修復もそうだが、ハンタープログラムは、どれくらい解析が進んだんだ?
ふふふふふ。このわたしもサポートさせて頂いておりますからね、もはやロックマンXのデータからだけではなく、さまざまなロックマンシリーズのデータの中から解析可能です!
前回のステージで出会った「マグマード・ドラグーン」も、ハンタープログラムとして解析してみせろーって言ってましたよね。それを聞いて、わたしもきっとできると思っているのです!
もちろん!それはプレーヤさんのご協力が必要不可欠です!プレーヤさんがデータ修復を順調にしてくださっているから、わたしも解析できるデータが増えるんです!
そうだな、データ修復にはハンタープログラムの力が絶対に必要だ。そしてそれを操作するプレーヤ、お前の力がな!
プレーヤのおかげで、データ上のキャラクターや過去の敵たちがこうして再び動き出したんだ。ゲームの中では、決して交わることのなかった出会いもな。
おれもそろそろ、そんなプレーヤに対して“示す”時なのかもな。
え?ヴィアさん、“示す”ってなにをですか?
はっ!あー気にするな!こっちの話さ。さあさあそんなことより、長話はここまでだ!今回も気合入れていくぞ!リコ!プレーヤ!
11-3
(中ボス戦前。)
プレーヤさん!ここでわたしが止めるということは、もうお分かりですね!?
中型イレギュラーデータの反応あり、だな!
その通りです!
ふん。中型ごときに、ぎゃあぎゃあとやかましいヤツらだ。
この声は!?中型イレギュラーデータのものではありません!
こうして再びまみえるのも我が宿命。立ちふさがるのも我が宿命、か。
我が仲間はすでにプレーヤ、お前に倒されたようであるな。願わくはヤツとも再び語らいたかったところだが、まあそれはヴィア、そなたのやり方を待つことにしよう。
はっ、何訳の分からないことを言ってやがる!そこで待ってなんかなくたって、プレーヤがすぐお前のところまで行くからな!
まだそのような道化を演じているのか。それとも道化を演じるあまり、もはや偽りの仮面ではなくなってしまったかな。
まあいい。おしゃべりはこの辺にしておこう。さあプレーヤ、もう一人の「ナイトメアポリス」が待っているぞ。
今の声の主、ヴィアさんご存知なのですか…?何だか大事なお話だったような、そうでないような…
ああ、まあ気にするな!その時がきたらわかることさ。それよりプレーヤ、今のやつ、「ナイトメアポリス」って言ってたよな。
え!「ないとめあぽりす」って!プレーヤさん、もしかして誰だか分かったんですか!
おいおいリコ…。お前ほんとに、このディープログの管理人なのか?
11-6
(ボス戦前。)
「マンダレーラBB」!以前現れた「ヴァジュリーラFF」と同じ、X3に登場したナイトメアポリスという組織の強敵です!
あ!なるほどそれでさきほども分かったんですね!
リコというもの、さっきから何をぬかしている。
へへへへ、すみません。ちょっと調子が悪くて、忘れてたみたいです!ご迷惑おかけしました!
調子が悪く、か。その原因は風邪か?寝不足か?当然違うものよな、そろそろ教えてやったらどうだ。
え?プレーヤさん、何かご存知なのですか?
プレーヤではない。ヴィア、そなたに申している。
そうだ、プレーヤは知らない。だが原因はまあ…おれたち自身にある。
おれたちのこのデータ修復という行為自体が、リコに影響を与えているんだ。
え…?それはどういうことなのですか…?
おいおい、我はお前たちの会話まで待たねばならぬのか。割れの宿命はプレーヤ、お前をこの場で砕くこと。ヴァジュリーラと同じくな。
あの世でゆっくり語らえばよい。もっとも、プレーヤとリコというもの、そなたらの命は、相反するものであるがな。
我が名はマンダレーラ!お前を屠ったあと、次は宿命の相手が待っている!いくぞ!
(撃破後。)
ぐ…またも敗れるか…。プレーヤよ、お前は我が宿命、エックスと同等の実力、存在であるというのか…
プレーヤさんとわたしは、ここまで一緒に戦ってきたのです!いくつもの試練を乗り越えて。秘めたる力はエックスさんと同じ、負けません!
共に戦ってきた…か。その戦いが迎える結末までも、同じものであればよいがな…。
せめて、安らかなるものであることを祈ろう…。
ヴァジュリーラよ…。今この時は再び会うことはなかったが、それは今後に期待しておくとしよう!
(マンダレーラが爆発する。)
ふー、強敵でしたね!プレーヤさん、おつかれさまでした!
それとヴィアさん、戦う前に言っていた、わたしの不調の原因というのは…?
ああ、まあ簡単に言えば、データ修復の副作用だ!データ修復とはいえ、データを攻撃するからな。その副作用が管理人であるリコ、お前にも多少影響しているのさ。
そうだったんですか!大事にならないといいのですが…。
心配するな!おれや、何よりプレーヤがついてる!誰よりも頼りになる存在だろ?
そうですよね!プレーヤさんがいれば大丈夫です!さあさあ、戻りましょう!
ステージ12[電力管理センター]
12-1
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、早速任務開始!ですよ!次にダイヴしてきたのは「電力管理センター」。ロックマンX3のステージのようですね。
リコ、体調はだいじょうぶなのか?以前のデータ修復の時には、記憶が飛んでいたりしていたようだが。
ご心配なくヴィアさん!この通り、わたしはもう元気、まんまんです!
はっ!そうだな。リコはリコじゃなきゃ、こっちも調子狂っちまうからな。プレーヤもそう思うだろ?
え!プレーヤさんも!ありがとうございますーーー!
ただまあ、データ修復は管理人であるリコにも、何かしらの影響があるらしいということは事実だ。
プレーヤ、お前のことだ。ためらいもあると思うが……
何言ってるんですか、ヴィアさん!プレーヤさんとわたしの任務は、このディープログの修復と、大切なプレーヤさんとわたしたちの記憶をお守りすることです!
それにわたしはこの通り、もとの元気なリコです!ですのでこれからプレーヤさん、どんどん行きますよー!
はっ!そうだったな!すまんすまん、それならこれから何が起ころうと心配なさそうだ。それでこそ、おれが見込んだお前たちだ!
12-3
(ステージ開始時。)
プレーヤさんストップ!わたしが止めるということは、いつものやつですよ!
おいリコさぼるな!プレーヤ気をつけろ、中型イレギュラーデータ反応だ。
まあヴィアさん、さぼるだなんて!これもきっと、データ修復の副作用による……
おいおい、何でもかんでもそのせいにするなよな……さあプレーヤ、こんな茶番はほっといて、気を引き締めていくぞ!
なんですかこの安い掛け合いは!前回のステージでの会話と差がありすぎませんか!?
はっ!そのくらい元気があるなら、当分は心配なさそうだな。
12-6
(ボス戦前。)
ふわはは!どんなヤツが来るのかと思ったら……
B級ハンターさまの……んんー?誰だきさま……
あれは……「バーニン・ナウマンダー」!ここ電力管理センターに現れるとは、何だか変ですね。
うるせえ、それは俺のセリフだ!おいヴィア、お前ならどうとでもできただろう、踏み潰すぞ!
できるものならやってみろ、ナウマンダー。だがその前に、プレーヤがお前に立ちはだかるぜ。こいつの強さはダテじゃないぞ。
その通りです、ヴィアさん!プレーヤさん、さあいきますよー!
お前も弱いくせに、いきがってやがるなあ。踏み潰してやるからかかってこい!
(撃破後。)
イレギュラーデータの修正完了です!プレーヤさん、やりましたねー!
ぐっ……修正完了か……ここでの俺の役目はここまでのようだな。しかしヴィア……お前ももう役目を果たす時なんじゃないか?
はっ!おれの役目は、このディープログをプレーヤとともに、もとに戻し、守ることさ!
ふはは、くだらんことを……そろそろその仮面をとったらどうだ……
まあいい……プレーヤ、戦えてよかったぞ。お前は強い……そしてリコ、お前もな……
またどこかでな……さて、ペンギーゴのやつを踏み潰してやりにいくか……
(爆発するナウマンダー。)
プレーヤさん、おつかれさまでした!ナウマンダーは強い相手を求めていた中で、プレーヤさんと会えて喜んでいたようですね。
さあさあ、任務が終わればまずはひと休みです!もどりましょー!
ステージ13[スノーベース]
13-1
(ステージ開始時。)
ううー寒い!プレーヤさんが次にダイヴしてきたのは、「スノーベース」です。こちらはロックマンX4のデータですね!
今回も張り切っていきましょう!ね、プレーヤさん!
はっ!おいおいリコ。お前オペレートしているだけなのに、寒さも感じるのか?
い、いいじゃないですか!プレーヤさんとともに戦っていると、なんというかこう、気持ちが入りこんでしまうんです!
それになんだか、本当に寒さを感じてきているような気が……
おいおい大丈夫か?風邪でも引いたか!
いえいえ、なんでもありません!ただ最近、ちょーっとだけメモリの調子が悪いことがたまにあるだけで!
確かに以前のマンダレーラBBとの戦いから特に目立ってきているな。前にも説明したように、「データ修復の副作用」かもしれないな。
データ修復の際にイレギュラーデータを攻撃するため、その反応がディープログの管理人であるわたしに影響している、そういうことでしたよね……
ですが、なぜゲームデータの修復がわたしと関係あるのでしょうか……
それはなあ……
お前がいずれ直接、こいつに分からせる時がくるだろうよ、なあ、プレイヤあああああああ!
ちっ、しつこいやつだ。あいつの出番はもう終わったはずなんだがな。
出番はもはやお前が決めるものではなくなったようだなあ!また会えてうれしいぜ!
こ、この声は……プレーヤさんがすでに修復したイレギュラーデータのはず!
おいおいつれないこというなよお嬢さん。バグなんだから、いつまた発生したっておかしくないだろう?
それに、お嬢さん、お前だって一緒だろう。
わたしも、あなたと同じ……?
はははははは!本当におめでたいご一行様だ!ヴィア、さすがにお前、さぼりすぎなんじゃないか??
おい、それ以上しゃべるようなら、強制退場してもらうぞ。
おーこわいこわい!せっかくまた会えたってのにひどいこと言うじゃねえか。
それじゃあ、いつものように、ここでおとなしく待ってるとするさ。
それが、このデータの中での「ルール」であり「予定調和」だもんなあ?
ヴィアさん、わたしもあのイレギュラーデータと同じって……いったいどういうことなのでしょう……?
リコ、心配するな!とにかく、あいつをまた修正しに急ぐぞ!
はい……!プレーヤさん、わたし、大丈夫ですよね??
13-3
(ステージ開始時。)
ストオオオオオオオオップ!プレーヤさん、お待たせしました、リコストップです!!
はっ!おいおいどうしたリコ!いつもより張り切りすぎじゃないか??
なんだか最近わたしのせいで暗い雰囲気にしてしまったので、ちょっとかましてやろうかと!!
かます、っておいリコ。言葉遣いまでよけいに張り切らなくていいんだぞ……
え?いやーへへへへへ。まあそれも、「データ修復の副作用」ってことで!
というわけでプレーヤさん!この先に、中型イレギュラーデータの反応です!
ここまできたプレーヤさんなら、きっと心配はないと思いますが!ですが気を引き締めていきましょう!
なによりいちいちこのプレーヤさんを止めるというのがもはや、通過儀礼みたいなものですからね!
いちいちプレーヤを止めてるってことは、自覚しているんだな……
(中ボス戦前。)
あれは!「レイダーキラー」!ロックマンX2に登場する、強力なイレギュラーデータです!
ゲーム本編では、ステージ進行によって、レイダーキラーの形態も進化していきましたが、今回はいったいどんな強さになっているのでしょう。
だが、どんな敵でもプレーヤさんならだいじょうぶです!だろ?
そう、プレーヤさんならだいじょうぶです……って
だからわたしのセリフとらないでくださいよー!
(撃破後。)
やりましたー!今回も、さっすがプレーヤさんです!さあ、この調子でがんがんいきましょう!
そうだなああああ、ぜひその調子ではやくここまできてほしいものだ。
この声は、またあの時の!
なあプレイヤーよ。なんでおれたち敵側の存在は、主人公がここまでやってくるのを、ただじーっと待ってなければいけないんだろうなあ……
まるで正義に成敗されるために、ただその時を震えて待っているみたいじゃねえかああ?
まあそれがこの世界に存在するものたちの「ルール」ってことくらい、おれだってもう何十年もここにいるんだ、それは理解している。
だがなあ。今はその正義がプレーヤ、“お前にあるとは限らねえ”ぜえええ?
さあ、ルールにしたがってここで待っててやるから、さっさとこい。
ま、負けませんよわたしは……!不安でいっぱいですが、わたしにはプレーヤさんがいるのです!
さあ、やつを倒しに行くのです!それはもちろん……
そう、プレーヤさんがやるのです!
13-6
(ボス戦前。)
ようやく来たか。待ちくたびれて体も冷えちまった。
やはりこの声はヴァジュリーラ、貴様だったんだな。
ええ、以前たしかにプレーヤさんが倒し、修正したはずなのに……やはりバグの影響なのでしょうか!
やはりお前だったか、だと……?しらじらしい三文芝居もそこまでにしておいたらどうだ、ヴィア。
まあいい。普通なら戦う前にいろいろとこのオレが説明してやるところだが、もうその「ルール」も面倒だ。
早速戦おうじゃねえか、プレイヤああああ!
そうそう、今回はこの“盾”も使わせてもらうぜ。せっかく博士が下さったんだ。前の物語では使えなかったが、ようやく日の目を浴びることができるぜ。
これもバグのせい……そうだよな?ヴィアよおお!
(撃破後。)
ぐ……やはり勝てねえか……博士に頂いたこの盾、出し惜しみせず、前から使っておけばよかったなあ……
プレーヤさん!やりましたね!
なあリコ……こんな世界だ……またどこかで会うかもしれねえ……
それはこうしてイレギュラーデータとしてなのか……はたまたリコ、違う形でなのか……
え……違う形……!?それは前にもマグマード・ドラグーンも言っていた……
ハンタープログラムとしておれたちの前に現れる。ってことか、リコ!
まあその時は別に、いまのおれの記憶があるわけではないだろうがなあ……
いまのおれがあるうちに……ひとつヒントを教えておいてやろう……
リコ……“お前もおれたちと同じ存在”だ……
ヴィアに……そして“プレイヤーに気を付ける”ことだなあ……
あーーーーースッキリした!!じゃあな……あとは頼んだぜ、リコ……
(爆発するヴァジュリーラ。)
わたしも、ヴァジュリーラと……“イレギュラーデータと同じ存在”とは、いったい……
はっ!考えすぎるな、リコ!
ひとつひとつ、プレーヤとリコが力を合わせて、こうやって解決に向かっているじゃないか!
でも、「データ修復の副作用」のことも、まだよく分かっていませんし……
そんなリコを、プレーヤも見たくないってよ!いつものうるさいくらいのリコが、おれもプレーヤも好きなんだ!
きゃっ!そ……そうなのですか!プレーヤさんんん!!
え……いつもの“うるさいくらいの”とは……?
ま、まあまあ!と、とりあえず戻ろうぜ!なあプレーヤ!
もーどういうことですか!プレーヤさんまで!!
はっ!あっという間にいつものリコに戻っちまったな!
ステージ14[バイオラボラトリー]
14-1
(ステージ開始時。)
さあさあプレーヤさん!次にプレーヤさんがダイヴしてきたのは、「バイオラボラトリー」です。
ロックマンX4に登場したステージですね!ゲーム本編では破棄された研究所で、あるレプリロイドがここを管理していたようなのですが……
ここにも管理しているか、ここを根城にしてるやつが、どこかにいるかもしれないな!
そうですそうです!今回はそいつが、バグの原因であるイレギュラーデータの可能性が高いですね!
はっ!なんだか今回はいつものリコって感じだな!
そうなんです!前回のステージでヴァジュリーラに、“わたしもイレギュラーデータと同じ存在”と言われたじゃないですか。
そしてヴァジュリーラが消える直前に言っていた、“ヴィアさんやプレーヤさんに気をつけろ”というセリフと、かねてからヴィアさんがわたしの不調について、“データ修復の副作用”だとおっしゃっていること。
それらを思い出して、ロジカルかつ論理的かつ合理的に考えた結果、わかったのです!
ロジカルからのやつ、全部同じ意味だけどな……
そこはどうでもいいのです!!
はっ!すまないすまない!それでリコ、何がわかったんだ?
はい、ズバリ……
……
「まじめに働きすぎ」これです!!
……とりあえず、話を聞こうか……
要するに、プレーヤさんと共にデータ修復をがんばってきて、疲れてるんだから働きすぎに気をつけろよ!バグみたいになっちゃうぞ!
こういうことです!
はっ!なんだそりゃ!(まあバグというところは合ってるけどな。)
えっ……?ヴィアさん何か言いました?
いやいや、何でもない!さあリコ、プレーヤ、今回も張り切っていこうぜ!
はい!ってそれはわたしのセリフですってばー!
14-3
(ステージ開始時。)
はいプレーヤさんストップですー!
なんか今回は適当だな。
いろいろなパターンをご提供していかなければと思いまして……そんなことよりプレーヤさん、この先に中型イレギュラーデータ、ですよ!
グルルルル……
え!?プレーヤさん、今何か化け物のような声が聞こえませんでしたか!?
いや、おれは何も聞こえなかったぞ?
そ、そうですか……きっと空耳です……よね。
で、では気を取り直して、気を引き締めていきましょー!
14-6
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、きましたよ!この先に、このバグの原因である、イレギュラーデータがいます!
ああ、このバイオラボラトリーのボスってやつだな!まさかロックマンX4のあいつではないだろうと思うが…
しかし妙ですね、今まではイレギュラーデータがこちらに話しかけてきたり、いろいろしていましたが……
今回は何だか、原点回帰というかなんというか……
ああ、イレギュラーデータからの接触が何もないな。
そうですよね……そういえば、プレーヤさんと出会ったころに修正したイレギュラーデータは、しゃべれないやつもいましたよね。
ああ、つい最近のことのように思えるが、ずいぶん前のことにも思えるな!
あのころはおれが助けに入ったりもしたが、プレーヤ、リコ!ずいぶん成長したもんだ!
あったりまえですー!って称賛は戻ってからたっぷりして頂くとして。今回も、会話ができないタイプのイレギュラーデータかもしれませんよ!
最近はみんな会話ができていたから、話ができるのが当たり前だと思っていたからな。
そうですよヴィアさん!“当たり前にあることを、当たり前だと思わないこと”ですよ!
はっ!リコに一本取られるとはな!
それではプレーヤさん!気を付けてくださいね。
いきますよー!
(ボス戦前。)
グルルルル……
あ、あれは!!イエローデビル!!!中型イレギュラーデータの時にした声は、やつだったのですね!
「ロックマン」に登場する超強力なボスです!「ロックマンX5」には「シャドーデビル」という、やつの黒個体が登場しますが……
これは以前にダークマンが出現したように、「ロックマン」のゲームデータもまだバグの影響で、このディープログに混ざってしまっているようです!
グルル……
こ、これは、、まるで「正解」といっているようなタイミングだ……
グルルルル……
「都合よく解釈するな」と言っているようなタイミングですよ……
おい!もうおれとリコのやり取りはいいから!プレーヤ、気をつけろ!
気が抜けてしまったかもしれんが、こいつは本当に強力だ!何人ものプレーヤたちを苦しめ、引退に追い込んだやつだ!
もしかしたらプレーヤも、その一人なんじゃないか?
いまのプレーヤさんなら大丈夫です!きっと困難にぶつかっても、コントローラを投げたり電源オフしたり、そんな危険行動はしないはず!
グルルル……
ふむふむ、やはりそうですよね!!ではプレーヤさん、任務開始です!
そうです、プレーヤさんがやるのです!
(撃破後。)
さっすがプレーヤさんです!!イレギュラーデータの修正完了です!
見事に過去のトラウマを払拭したってわけだな!やったな!
プレーヤだけじゃなく、ほかにもいるたくさんのプレーヤたちの、その過去の苦い記憶をプレーヤが吹き飛ばしたってわけだ!
しかしこのイエローデビル、またどこかで出会いそうな気もします……
ああそうだな、こいつはただで修正されるような、やわなイレギュラーデータではなさそうだ。そこはゲーム本編とも似てるかもな。
何度でも現れる……おそろしいです……
グルルルル……
きゃ!?いま何か声が聞こえませんでしたか!?
いや、おれは何も聞こえなかったぞ??
絶対いまのは間違いなく聞こえましたー!プレーヤさんも聞こえましたよね!??
ステージ15[超電磁研究所]
15-1
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、早速ミッション開始ですよ!
今回はロックマンX5のステージ「超電磁研究所」にダイヴしてきました!ここではわたしたちを、いったいどんな試練が待ち受けているのでしょうか!!
はっ!それを説明するのがリコの仕事だろう!
まあまあヴィアさん、焦らないでください。ここではもともと、エネルギー工学の研究が行われていたようですね。
ですので、もしかしたら最後の部屋で待ち受けているボス、イレギュラーデータも、そのエネルギー何とかにかかわる、気難しいやつに違いありません!
最後説明適当だな・・・。しかしリコ、最近体の調子良さそうだな。
そうなのですヴィアさん!というか、いつものわたしに戻ったというか、とにかく元気いっぱいなのです!プレーヤさんもそう思います?
はっ!それはいいことだ。
わたしもハンタープログラムとして、プレーヤさんのお役に立てるようになったからかもしれません!
なんでしたらプレーヤさん、このステージをわたしで修正頂いてもいいんですからねー!?
おいおい、やる気まんまんじゃないかリコ!早くおれのデータの具現化も、してもらいたいもんだぜ。
ところでリコ、いつかフォルテが言ってた、“リコに似た女性”というものと、何か接触はあったか?
そうですそうです!それがですねヴィアさん・・・
なに!?何かあったのか!あいつあれほどまだ出てくるなと・・・
それがとっても会ってみたいのですが、まったくチャンスがないのです!
わたしに似てるなんて、さぞ賢く聡明で仕事もできる女性なのでしょうけど、恥ずかしがり屋さんなんでしょうか、ねえプレーヤさん?
・・・あ?あぁそうかそうか何もないか!はっ、ならいいんだ、気にしないでくれ!
どうしたんですかヴィアさん、そんなにあわてて・・・?
まさかヴィアさん・・・その人が現れたら自分のポジションが奪われるから、心配しているんですね!?
心配しなくても、ヴィアさんはずーっと、わたしたちのパートナーですよ!ね、プレーヤさん!
それにヴィアさんがいなかったら、誰がわたしにツッコんでくれるんですか!
ボケてるっていう自覚はあったんだな、リコ・・・。あ、ああそうだな・・・!
さあさあプレーヤさん、めずらしく慌てたヴィアさんが見れたところで、早速いきますよー!
15-3
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、スト・・・
中型イレギュラーデータの反応ありだ、プレーヤ!気をつけろよ!
もうヴィアさん、わたしのセリフ取らないでくださいよー!
はっ、すまんすまんリコ!しかし今回の中型イレギュラーデータは、いつもと反応が違うんだ。
わたしも、そんな感じがしていました・・・。なんというか、いつもよりも不鮮明というか。
ああ、気を引き締めていけよ、プレーヤ!
そうです!プレーヤさんがやるから大丈夫です!
(中ボス戦前。)
ガ・・・キタナ、プレーヤ・・・
あれは、「ヘルクラッシャー」!ロックマンX3に登場した、採掘用メカニロイドです!
抹殺スル・・・ソレガ・・・
なんだかイレギュラーデータとの会話に慣れていたせいか、言葉がたどたどしいイレギュラーは久しぶりですね。
しかし、「ヘルクラッシャー」になぜいつもと違う反応を感じたんだ。強さも中型だし、特にほかのものと変わらないはずなのだが・・・。
・・・・
・・・・
やってみたらわかるわ、さっさとはじめるわよ。さあ、構えなさいプレーヤ。
え、急に言葉が・・・?
なに、この声は!クソっ、ついに来やがったか!!
(撃破後。)
あーら、プレーヤあなた意外とやるのね。ヘルクラッシャーでは足りなかったみたい。
なんのつもりだ!どこにいる!
何をそんなに慌てているのよヴィア、ワタシはただ、あいさつに来ただけじゃない。
それに、あなたがサボっている分、ワタシが仕事を進めてあげているのだから、お礼をいってもらいたいくらいだわ。
え?え?ヴィアさんこの声はもしかして、もしかして“わたしに似ている女性”の方ですか!?
ぜひわたしこそ、ごあいさつさせてください!どこにいらっしゃるのですかー!?
バカやめろリコ!ヤツに近づくな!
フフフフ、ヴィア。あなたも平和ボケしてしまったものね。本来の目的を忘れてもらっては困るわ。
それにリコ、プレーヤ。わたしたちは初めましてではないのよ?
ステージ2や3に登場した会話がたどたどしいメカニロイドたち、あれを動かしていたのも、ワタシのお仕事だったの。
あの時はあいさつも無しに、ごめんなさいね。
それにリコ、あなたはワタシと・・・
やめろ!それ以上しゃべるようなら、おれが相手になる。
あらあら、気にしないで冗談よ。それにワタシも、境界は理解しているわ。
しかしそこまで入れ込んでいるなんて。ちょっと嫉妬しちゃうわね。
じゃあまたどこかで会いましょう?きっとすぐ会えると思うけど、ねえヴィア?
・・・・おれたちも、いったん戻ろう。
15-6
(ステージ開始時。)
そろそろ教えてくださいよヴィアさんー!あの中型イレギュラーのときに現れた声の方は、いったいどなたなのですか!?
・・・・
・・・ああ、そうだな。こればかりは、説明しないとつじつまがあわないからな。
あいつは・・・
この反応は・・・。クソ!どこまで引っ掻き回せば気が済むんだ・・・!
え??どういうことですかヴィアさん?
この先の大型イレギュラー反応には、リコも気づいているな?
はい、もちろんです!いわゆる、ボスがこの先にいますよね!
ああ、そこでまたあいつに会えるだろう。まずはそのボスを倒しに行くぞ、プレーヤ。
ただしプレーヤ!そのイレギュラーデータは、いつもの動きと少し違う。注意するんだ。
(ボス戦前。)
待っていたぞ、プレーヤ、リコよ。
「マンダレーラBB」!以前修正したはずなのに、どうしてここに!
我もこの再会は不本意であるが、我の意思の外で行われていることだ。
一度敗北した相手と再び拳を交える、感謝の念もあろうが、シカシ不本意ヨ・・・
時間ガナイ・・・早く試合ウゾ、プレーヤヨ・・・
・・・・
・・・・くっ。
あれ・・・?プレーヤさん、何だか相手の様子がおかしいような・・・。
・・・
不本意なんて、失礼なこと言うのね。あなたが力不足だから、ワタシが力を貸してあげているんじゃない。
やはりお前か・・・。
誠に不本意デアルガ・・・許セプレーヤヨ・・・。己ノ意思ト拳デ、オマエとは再び戦イタカッタガ・・・。
願ワクハ・・・再ビ我ヲ眠リヘト誘ッテク・・・
あらあなたすごく意思が強いのね。おしゃべりはもういいわ。さっさと始めるわよ。
(撃破後。)
やるじゃないプレーヤ。こんな中途半端なレベルの侵食で戦っては、かえって失礼だったかしら?
プレーヤさんはどんな試練も乗り越えてきたのです!こんなところでは負けません!
あなたはいったい何ものなのですか!あんなにお会いしたかったのに、マンダレーラさんに何をしたんですか!
ふふふふ、かわいいのね。そんなに怒らないで、リコ。
プレーヤとリコ、いいコンビね。あなたが惚れこむのも分かる気がするわ、ヴィア。
プレーヤ、リコ。次は別の形で会いに来るわ。
その時は、リコ。あなた、もっと驚いてしまうかもしれないわね。
じゃあねプレーヤ。楽しかったわ。次ももっとワタシを楽しませてちょうだいね。
・・・
姿は見えませんが、行ってしまったようですね!・・・ヴィアさん、お知り合いなんですか??
・・・ああ、おれはヤツを知っている。そしてリコ、お前も、ヤツをよく知っているはずだ。ヤツは、
お前自身だ。
ええええええわたし自身ですか!???
ああ、その・・・
とりあえず難しそうなお話なのとお腹空いたので、いったん戻ってから聞きましょ!ね、プレーヤさん!
おいリコ、おれは真面目な話を・・・
ステージ16[デンサンエリア]
16-1
(ステージ開始時。)
さあさあプレーヤさん!今回も元気に任務開始です!
今回プレーヤさんがダイヴしてきたのは・・・どうやらロックマンXのステージではないようですね。
ロックマンエグゼトランスミッションの、「デンサンエリア」のようだな。
また別のシリーズが、このディープログに混ざってしまったようだ。
「デンサンエリア」ですか!何だか親近感がわく、不思議なステージですねえー。
熱斗さんやロックマンさんも、お元気でしょうか!またお会いしたいですねー。ね、プレーヤさん!
ああ、それはそうとリコ。この前の話の続きなんだが、聞いてくれるか。
ああ、この間の話の続き!このあいだの・・・
・・・って、なんでしたっけ?
はっ!リコ、お前にはやはりシリアスな空気は似合わんな!プレーヤも、聞いてくれるか。
この前の、“イレギュラーデータを操る、リコに似た女性”のことだ。
ああ!思い出しました!ヴィアさん、その女性は“わたし自身だ”って言ってましたけど、大丈夫ですかヴィアさん?
いや、おれがおかしくなったとかじゃなくてな・・・。ちょっと複雑なんだが、
まどろっこしいわね、ワタシが直接お話してあげましょうか?
・・・くっ、やはり現れたか。
はじめまして・・・でもないのだけれど、改めてあなたたちの目の前に現れるのは、はじめてよね。
わ・・・わたし??
フフフフ、おどろいたかしら?まあ正解なのだけどね。
そして、ワタシもあなたであるのよ、リコ。まあ、当たり前ね。
でもそっくりなあなたとワタシが出会ったからって、都市伝説みたいにどちらかが消えたりしないから、安心してね。
あ、案外そんなこともなかったかしら。ねえ、ヴィア?
まあ、そんなところだな・・・。ところで、お前も名前は決めたのか?
そうそう、あなたにもまだ言ってなかったわね。ワタシは、「アイコ」っていうの。素敵な名前でしょう?
アイコさんですか!なんだかお名前も、わたしのリコにどことなく似てますね。
フフフフ、そう?あなたの付けてるそのかわいいリボン、それがあれば、ワタシがリコだったかもしれないわね。
そして、リコとアイコが出会っても消えないけれど、どっちにしろ消えてしまうのはウソじゃないわよ。
アイコ、しゃべりすぎだぞ。
あらヴィア、あなたが何もしゃべらなすぎなのよ。
まあ、このステージの修正でもしながら、ゆっくりお話ししましょ。
ねえ、プレーヤさん?この先で待ってるわよ。
16-3
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!この先に中型の、イレギュラーデータ反応です!
気をつけろ、プレーヤ!イレギュラーだけじゃなく、アイコもいるかもしれない。
はい、まだお名前を聞いただけで、詳しいお話を伺ってませんからね!
それにしてもアイコさんって、ワタシに似てはいましたけど、性格はぜんっぜん似てませんでしたねー!なんだか、落ち着きすぎているというか・・・。
はっ!お前は落ち着きがなさすぎだけどな!だがまあ、そんなところがリコらしい。
え!怒ろうと思ったのに、なんだか褒められているようでもあるし、複雑です!!
(中ボス戦前。)
プレーヤ、きたわね。データ修復も順調みたいじゃない。
アイコさん!さあ、先ほどのお話の続きを!
あらあら、焦りすぎないでリコ。今日は久しぶりにしゃべりすぎて、のどが渇くわ。
お話してあげるんだから、次は飲み物でももってきてね。そうね、おいしいアールグレイがいいわ。
アールグレイ・・・ってなんですか?
フフフフ、わからないなら、あなたの得意な「解析」で調べて、具現化してみたら?
あなたのそのチカラ、とーっても大事なことだから、よく覚えておいてね。そうよね、ヴィア?
ああ、そうだな。
え?え?え?解析と具現化って・・・、今までハンタープログラムや武器データを、この世界に呼び出してきたこと、ってことですか?
ああ、そうだ。そしてプレーヤの「データ修正」だ!
このディープログをもとに戻すため・・・。そして、おれたちが、
ワタシたちが存在し続けるために。ね。あなたも含めてね、リコ。
存在し続けるため・・・?わたしと、プレーヤさんの力が必要なのですか・・・?
そうよ、リコ。そしてプレーヤ、さあもう一度あなたの力を見せて。
そうそう、この子はワタシが動かしているわけじゃないわ。ワタシはまた先で待っているから、早くいらっしゃいね。
(チョップレジスターが登場し、戦闘開始。)
16-6
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!この先に大型イレギュラーデータの反応です!そして、きっとアイコさんもこの先に・・・。
わたしの解析と具現化する力。そしてプレーヤさんの力・・・。これが、わたしたちが存在し続けるために大事なこと・・・。
・・・。わあああああああああ!さっぱりわかりませんっ!
はっ!リコにとっては、ちょっと複雑かもな!
アイコさんもアイコさんです!もっとわかりやすく言ってくださいよ!わたしと同じ存在なら、その加減もわかるじゃないですか!
・・・リコと同じ存在っていうところは、もうひっかかってはいないのか?
ふふふふふ、甘いですねヴィアさん。このリコをなめないでください!
そんなもの、“考えてもしょうがないから受け入れるしかない”のです!
・・・はっ、プレーヤ。おれたちは、最高のナビゲーターを持ったもんだな。
ああ、リコの言うとおりだ!くよくよ考えたってしょうがない!まず動く!これが大事だ!
さあいくぜ、プレーヤ!この先にまつ大型イレギュラーデータも手ごわいぞ!
ああ、ちょっとヴィアさんわたしのセリフですー!
(ボス戦前。)
きたか、プレーヤよ
あれは、「ゴッドカルマシーン・O・イナリー」!ロックマンX3に登場した、強敵です!
ああ!ナイトメアポリスの、ヴァジュリーラとマンダレーラが合体した姿だ!
しかし、ヴァジュリーラとマンダレーラ、どちらも修正は完了したはずだが・・・。
あら、いいじゃないのヴィア。このO・イナリーが、プレーヤと戦いたいって言ってるんだから。
よかったわね、O・イナリー。今回はあなたに侵食はしないわ。思う存分戦いなさい。
フン、アイコよ。これもお前の計らいなのだろう。感謝するぞ。
そんなんじゃないわ。ワタシはプレーヤに任せられるか、あなたで試したいだけよ。
それに、あなたの具現化はリコ、あの子のお仕事よ。
え・・・?わたし、何かしてましたっけ?
フハハハハ、リコ、今は何も知らずともよい。ただ、お前がいることで再びプレーヤと戦うことができる。感謝しているぞ。
さあプレーヤよ、存分に試合おうぞ!ドップラー博士に授かったこの新しい力、見せてくれるわ!ここでどちらが果てようとも、もはや悔いは皆無!ゆくぞ!
(撃破後。)
やりましたー!さっすがプレーヤさんですっ!
やるわね、プレーヤ。いい加減、あなたを認めてあげるわ。
ヴィア、あなたがプレーヤを選んだこと、どうやら正しかったようね。
ああ、プレーヤならきっと成し遂げてくれるだろう。
ヴィアさん、プレーヤさんはすごいんです!
リコ、語彙力どうしたんだ・・・。
アイコさん、教えてください。あなたは、わたしたちの味方なのですか・・・?
・・・。
あぁー・・・。どうなのかしら、ワタシにもわからないわ。味方か、もしかしたら、敵かもね。少なくともそれがあなたと別れた、「アイコ」の役割でもあるのよ。
・・・アイコさんは、わたしと、別れた存在・・・?
ああ、そしておれたちは、このディープログに起こったバグの影響で生まれた。
いわば・・・。
イレギュラーデータみたいなものね。あなたもそうよ、リコ。そして、そのイレギュラーデータを修正するのは、プレーヤ、あなたのお仕事。
そ、、、そんな・・・。アイコさん、ウソですよね・・・?じゃあ、このデータ修正が完了したら、わたしたちの存在は・・・
ええ、この世界から消えるわね。ヴィア、あなたワタシの存在を隠すのはいいけれど、この話までだまっていたの?
すまなかった、リコ、プレーヤ。おれの動きをヤツらに知られるわけには行かなかったんだ。
でも安心して、リコ。そんなワタシたちを繋ぎとめる唯一の存在。それがあなたなのよ、リコ。
あなたが、本来ロックマンの世界に存在しなかった、ワタシたちという存在を、この世界に繋ぎとめるの。
ステージ17[古城]
17-1
(ステージ開始時。)
きたわねプレーヤ。ずっとあなたに言いたかったことがあるの。
どうしたんですかアイコさんいきなり!このステージの説明も、まださせて頂いてないのに!
あらリコ、じゃああなたからでいいわよ。簡潔にお願いね、10秒あげるわ。
じ、10秒!!えと、えと、あのプレーヤさん、このステージはその・・!
はいおしまい、残念ね。ワタシから言わせてもらうわ。
プレーヤ、あなたワタシのハンタープログラムの扱いが雑なのよ。この「アイコ」を使わせてあげてるのだから、もう少し華麗に操作してもらいたいわね。
・・・そ、それだけ?
ま、そうなるわね。
おいアイコ!たったそれだけを言いに、おれたちを待ち伏せしてたってか!
あら、「それだけ」なんて失礼ね。それもこれもヴィアがちゃんと、プレーヤを指導してあげていないからではないのかしら?
まあまあアイコさん、落ち着いて・・・
リコ、あなたもぬるいのよ。あなたの「“解析と具現化”の力がワタシたちを繋ぐカギ」ってこと、忘れたわけではないわよね?
もちろん覚えていますとも!プレーヤさんがこのディープログを元に戻し、わたしがみなさんをハンタープログラムとしてお呼びすれば、
「おれたちはイレギュラーデータではなく、本当の、“ロックマンXのキャラクター”として、存在することができる」だろ、アイコ?
あら、よくできました。お姉ちゃんから、二人にご褒美をあげるわ。ダージリンでいいかしら?
お、ではせっかくなので頂きま・・・
おいリコ、アイコ!姉妹そろって何やってんだ!先を急ぐぞ!
ほらー、お兄ちゃんに怒られちゃったじゃないですかー!
プレーヤ。お姉ちゃんとして、恥ずかしいところを見せてしまったわ、ごめんなさいね。
あー!プレーヤさん、わたしとアイコさん、どちらがお姉さんだと思います?もちろんわたしですよね!??
17-2
(ステージ開始時。)
さ、プレーヤ。先を急ぐわよ。
アイコさん!こんなに協力してくださるなんて、心強いです!
あら、ワタシ言ったわよね?“純粋に協力するだけとは限らない”って、ねえヴィア?
もともと「プレーヤをディープログから消した方が早い」って、そう言ってたやつだもんな。どういう心境の変化なんだ?
心境なんて、何も変わってないわ。こうやってあなたたちと無駄な話をしていることも、立派なあなたたちへのいやがらせのひとつなのよ?
どうりで!おかげでプレーヤさんへのステージ説明を、すっかり忘れてました!!
おいおい、それは単純にリコが忘れてただけだろ!それにアイコ、その割には、ずいぶん楽しそうに見えるけどな!
・・・ヴィア、余計なこと言ってたら消すわよ・
おーこわこわ!さあプレーヤ、リコ、先に向かっていてくれ!おれたちは、もう少しこの辺りの調査を行う!
この辺りの調査ですか?わっかりました!それではプレーヤさん、いきますよー!
・・・
・・・・行ったか。それにしてもアイコ、ずいぶん下手な芝居を打つようになったじゃないか。
あら、何のことかしら?あの子たちがヒマそうだったから、相手をしてあげただけよ。
はっ、まあいい。お前も“この気配”に気づいたから、プレーヤ達のそばにいることで、あいつらを守っていたんだろ?
ま、想像力が豊かなことね。ワタシはただ“この気配が何なのか”を、探っていただけよ。プレーヤを狙っていたのは明らかだったから、都合よかったの。
ああ、もしかしたら、“おれたちが探している存在”かもしれないからな・・・。
17-3
(ステージ開始時。)
・・・。
・・・。
・・・。
ふー。いまいちね。ちょっと沸騰させ過ぎたかしら。
ちょっとアイコさん、何ゆっくり紅茶飲んでるんですか!なんか先ほどから、いつもと様子がおかしいですよ!
あら、ワタシは何も変わってないわよ?それにリコ、ワタシがここで紅茶を飲んでいたところに、あなたたちが勝手にやってきただけじゃないの。
なんてところでティータイムしてるんですか、アイコさん!でもよかったです・・・!イレギュラーデータに襲われたりしてなくて!
あらやさしいのね、お姉ちゃん嬉しいわ。ま、敵がきたところで、返り討ちだけれど。
さあ、休んでるヒマはないわプレーヤ。さっさとステージ修正に向かうわよ。
おい「休んでるヒマは」ってアイコ、じゃあお前のその紅茶は何なんだ!
ワタシはいいの。さ、プレーヤ、リコ、行くわよ。
む、むちゃくちゃです・・・!
・・・。
・・・。
ナニヨアイコノヤツ、邪魔バカリシテ!!!アイツガケイカイシテルセイデ・・・、セッカク、ウチガイタクナイヨウニ、消シテヤロウトオモッテタノニ、ムカツクワ!!
エー、ボクハ遊ンデモラオウトオモッタタノニ・・・。
アイコ、絶対ウチラニキヅイテル・・・。ワザトプレーヤノソバカラ離レナイノネ!ホントムカツク!!
デモ、ヴィアハマダキヅイテナカッタミタイダネ。ハヤクゴ挨拶シタイナー!
アンジュノバカ!アンタハマダ出テキチャダメヨ!オ姉チャンニオコラレルノハ、ウチナンダカラネ!
アイツラダケ楽シソウニ、絶対ソンナノユルサナインダカラ・・・。
ソウダ・・・コノサキノアレヲ利用シテ・・、
ウチがプレーヤどもを、消してやるんだから!!
(中ボス戦前。ロックマンX2に登場したマグナクオーツがいきなり現れる。)
中型イレギュラーデータ!そんな・・・、確かにそんな反応はなかったはずです!!
おかしいわね。ちなみにワタシじゃないわよ。
ああ、わかってる。お前は「浸食」でイレギュラーデータ自体を操作することはできるが、生み出すことはできない・・・。
わかってるじゃないのヴィア。・・・近くにいるみたいね。
え?近くにいるって・・・、アイコさん、誰かお知り合いがいらっしゃったのですか!
はっ!相変わらず、リコはリコで助かるぜ・・・!知り合いも何も、“おれたちがずっと探していた”ヤツが、近くにいる!
ええ、このプレーヤ達への張り込みは、無駄ではなかったようね。
とりあえず、こいつを先に片付けるぞ、プレーヤ、リコ!
はい!さあプレーヤさん、ぶっ飛ばしますよー!
(撃破後。)
やりましたー!プレーヤさん、さっすがです!
でもヴィアさん、さっきおっしゃってた、“おれたちがずっと探してたヤツ”って、なんだったのですか?
ああ、わかっちゃいたが、簡単には姿を現さないようだ。
たぶん、ワタシが嫌われているからね。残念だわ、お茶でもごちそうしてあげたかったのだけれど。
お前は知ってるヤツだろうが、おれは聞いてるだけで、名前はおろか、姿も見たことが無いんだ。
プレーヤ、そう遠くないうちに、現れるはずだ・・・。そう・・・、“今回のディープログに起こったバグの原因”がな!
ええ!!!結局シグマウイルスじゃないんですか!!?
リコ・・・、あなたのその空気を読まないところ、嫌いじゃないわよ・・・。
(プレーヤたちが離脱したあと。)
・・・。
やっぱりダメねー。・・・なんでこんなに思い通りにならないのよ!!ムカつくムカつくムカつくーー!!!
モー、元気ダシテ。ドロワオ姉チャン、ボクガイイ子イイ子シテアゲル!
アンジュはホントにいい子ねー!そうよ、ウチはこんなにいい子なのに、それを受け入れないアイツらが全部間違ってるのよ!
どうしてアイツらだけがあんなに楽しそうなのよ・・・。悪いのは全部“プレーヤ”だっていうのに・・・。
許さない・・・、絶対許さないわ!!
17-4
(ステージ開始時。)
ヴィアさん、今回のバグの原因が近くにいるって、いったいどんな方なのですか?
さあな、おれも実際に会ったことはないんだが、だがしかし、“悪いヤツらではない”ことは確かだ・・・。
え、そうなのですか!ではもしかしたら、仲良くなれるかもしれないじゃないですか!そうしたら、戦う必要も・・・。
リコ、やさしいのね。さすがワタシの妹だわ。でもねリコ、そしてプレーヤ。悪いヤツではないのだけれど、あなたたちとは、“決して分かり合えない”存在なのよ。それはワタシも含めてね。
そして、忠告しておくわ。「あなたたちは、あなたたちの役割を信じて全うしなさい。」
絶対に、「相手のことを考えたりしてはダメ」よ。特にリコ、あなたはプレーヤのナビゲータとして、これだけは決して忘れてはダメよ、わかった?
「相手のことを考えてはダメ」って、アイコさん・・・。相手の気持ちになれば、もしかしたら、分かり合えるかもしれないではないですか!
・・・リコ。お前のそのやさしさが、命取りになる。いいから、お姉ちゃんのいう事を聞くんだ。
あなたは本当にいい子よ、リコ。でもね、“やさしいだけでは、この世界は救えない”のよ。
・・・な、なんだかよくわかりませんが、プレーヤさん、わたしたちがこの世界を救うのです!さあ、いきましょう!!
・・・・。そういえばヴィアさん!わたしはまだ自分でお姉ちゃんだと思ってますからね!
ぐっ!気づいていたのか、リコ!!おれも無意識だったが・・・、って、もうどっちでもいいだろ!
よくないです!
よくないわ。
17-5
(ステージ終了後、プレーヤが離脱した後。)
イツマデ遊ンデルノ、ドロワ?ハヤクオワラセテ、モドッテキナサイ。
だってお姉ちゃん!アイツらばっかりずるいんだもん!ウチだって・・・
泣カナイデ、ドロワオ姉チャン・・・
泣いてんかないわよ、アンジュ!
ソンナニドロワオ姉チャンヲカナシマセルナラ、モウミンナ消シチャオウヨ。
アンジュはお姉ちゃんの後ろに下がってなさい!もーガマンの限界よ!ウチがギッタギタにして、分からせてやるんだから!
アラアラ、ソンナニハリキッテ、ケガシナイヨウニ、キヲツケテカエッテラッシャイネ。
はーい。
ハーイ。
17-6
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!ここにもどうやら、大型イレギュラーデータらしき反応は・・・。あれ?
す、すみませんプレーヤさん!たしかに何も反応はなかったはずなのですが、突然、大型イレギュラーデータ反応が・・・。
くっ、どうやら現れやがったようだな・・・。
そうね。大型を生み出せるくらい、近くにいるってことね。
プレーヤたちに任せたいところだが・・・。アイコ、いざとなったらおれとお前でなんとかなるか!?
勘違いしないでほしいわね、ヴィア。ワタシは“向こう側”でもあるってこと、忘れたの?そして、“本来あなたもそうである”はずよ。
はっ、そんなに甘くはないってか・・・!だがまあ、プレーヤならきっと大丈夫だ!そうだろ、なあプレーヤ!
ふふふふふ、あったりまえです!そしてプレーヤさんには、このわたしがいますからね!
(ボス戦前。)
あれは、「マグネ・ヒャクレッガー」!!ロックマンX2に登場した、忍び部隊の隊長です!!気を付けてくださいプレーヤさん!とても強力なイレギュラーデータです!
くっ、まだ遠くにいながら、これだけの強力なイレギュラーデータを呼び出せるってのか!
いいえ、ヴィア。近くにいるわ。あなたも恥ずかしがってないで、いいかげん出てきたらどう、ドロワ?
・・・・・。もおーーーーーー!
うるさいうるさいうるさい!!アイコ、あんたのそうやって子ども扱いするところが、ウチは大っ嫌いなんだ!!
あら、ごめんなさいね。紅茶でも飲んで落ち着いたらどう?
い、いらないわよそんなの!!それよりアイコ、あんたもそっち側なのね、見損なったわ!!
勘違いしないでほしいわね。ワタシは別に、どちらでもない、ただの“イレギュラーデータ”よ。あなただってそうでしょう?
え、アイコさんこの方をご存知なんですか!はじめまして、リコと申します・・・!
お名前は・・・、ドロワさんとおっしゃるのですか??
き、気安くウチを呼ぶな!!!そう呼んでいいのはアンジュとお姉ちゃんだけだ!
し、失礼しました・・・!では、お名前はなんと・・・。
お前らがウチの名前を知る必要なんてないのー!さあ、やっちゃえ!!
プレーヤさん、来ます!!!
(撃破後。)
やりましたー!プレーヤさん、大丈夫でしたか!?
あーあ、やっぱりだめか。ウチはいっつも失敗ばかり、ダメダメダメダメ・・・。
あの・・・、大丈夫ですか・・?よろしければ、お話を・・・。
え、こんなウチの話を聞いてくれるの・・・?で、でも・・・。
ドロワ、ますはあなたの名前だけでも、教えてあげてもいいんじゃないかしら?
う・・・うん。ウチの名前は、“ドロワクレール”っていって、アンジュやお姉ちゃんからは、ドロワって呼ばれてて、
ドロワクレールさんっておっしゃるのですね!素敵なお名前です!
そ、そう・・?よ、よかったら、リコやみんなもウチのこと、ドロワって呼んでも・・・
ドロワ、イイカゲンニシナサイ!
ひゃっ!お、お姉ちゃん!ごめんなさい・・・!
ドロワオ姉チャンヲ怒ラナイデアゲテ、エラトオ姉チャン!
アンジュ、オ姉チャンハ、オコッテイルワケデハナイノヨ?ソウデショウ、ドロワ?
な、なんだこの禍々しいオーラは・・・!まさか、3人もいた、だと・・・。しかし、ようやく・・・、ようやくお前たちに辿り着いた!!!
アラ残念ネ、ヴィア。コンカイハアナタタチニ、ゴアイサツダケデモトオモッテ、キテアゲタノヨ。ドロワノオムカエツイデニネ。ホラドロワ、アナタモイイカゲンメヲサマシナサイ・・・
悪イノハ、スベテコノモノタチナノヨ。
・・・・・。わあああああああ!ムカつくムカつく、全部お前たちのせいだ!
お前たちは、ウチらを消そうとする悪いヤツらだ!それなのにそんなに楽しそうに・・・
ズルいズルいズルい!!本当はウチらだって・・・
ドロワ、マダワカラナイノ??
サアオモイダシテ、全テコノ、プレーヤタチノセイダトイウコトヲ。
ご、ごめんなさいエラトお姉ちゃん!!もういこ!!いーーーーーーだ!!
ソレデイイノヨ、ドロワ。サア、アンジュモイキマショウ。
マタネ、アイコ、ヴィア。ソシテ、プレーヤニリコ。ゴキゲンヨウ。
くっ、待て!!!
・・・
・・・
行ってしまいました・・・。でもドロワクレールさん、なんだかもう少しで仲良くなれそうでしたのに・・・。
まさか、あいつらも3人の姉弟だったなんてな。皮肉なものだ・・・。
リコ、さっきもあなたに言ったわよね。絶対に相手の気持ちを考えてはダメよ。あなたの心が、壊れてしまうわ。
え、わたしの心が、壊れる・・・?
“あなたたちとは、決して分かり合えない”存在。あなたたちは、「この世界を修復し、世界を救う」ことだけを、考えなさい。そしてリコ、あなたの力があれば、きっと大丈夫よ。自信を持ちなさい。
アイコさん・・・。わかりました。
いい子ね、リコ。そしてヴィア、あなたさっき「あいつら“も”3人兄妹」って言っていたけれど、まさかあなた、ワタシたちのことも3人兄弟だって、思っていないでしょうね?
え?おれが兄のようなものなんだから、そうだろ!なあプレーヤ!
あなたのようないい加減な兄なんて、ごめんだわ。
なに!ひどいじゃないか、なあリコ!
わ、わたしは頼りにさせていただいておりますよ、ヴィアさん!お姉さんとして、保証します!
リコ、あなたが一番いい加減なの・・・。
ステージ18[グレネードファクトリー]
18-1
(ステージ開始時。)
さあプレーヤさん!今回もデータ修復、がんばっていきましょう!
はっ!なんだリコ、ますますやる気まんまんって感じじゃないか!
何をおっしゃいますヴィアさん!わたしがやる気じゃない時があったら、逆に教えてほしいくらいですよ!
あらそう?じゃあ教えてあげるわ。まずベースに生じた不具合の、転送プログラムのコードミス、解析の確認もれと・・・
あ、もう大丈夫ですアイコさん・・・。
ぺらぺらぺらぺら・・・
す、すみませんでしたー!プレーヤさん、助けてくださいー!
はっは!アイコみたいな姉や上司がいたらと思うと、ぞっとするな。なあプレーヤ!
ヴィア、そういうあなたの自分の考えに共感させようと見せて、実は相手に自分の主観を押し付ける、まさにそういうところがぺらぺらぺら・・・
・・・
そ、それはそうと、データ修復に向かいましょう!順調にシグマウイルスも倒してますし!
ああ、「ドロワクレール」に「アンジュピトール」。この二人に取りついていたシグマはぶっ倒した。あとは“エラト”っていう、その二人の姉を残すのみだな。
はい・・・。戦うのはつらいですが・・・、しかし、ドロワさんやアンジュさんのように、エラトさんの中からシグマを追い出して、そして、お二人のようにハンタープログラムとして、お救いしてみせます!ね、プレーヤさん!
ただあの“エラト”、ただものじゃないわよ。まあ、ワタシほどではないけれど。
ああ、同じく一番上の姉だけあって、その秘めた力は恐ろしく、そして禍々しいオーラを感じた。
はい、ですが同時になんだかほんの少しですが、かなしい感情も感じたのです・・・。弟妹を失っていくツラさ、のような・・・。
リコ、あなた分かってると思うけど・・・
はい、わたしはもう迷ってはおりません。プレーヤさんと一緒に、信じてエラトさんも救い、そして電脳世界を救うのです!!
18-2
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、エラトさんの気配がありませんねえ。このステージには、現れないのでしょうか。
たしかに、やつのオーラは感じられないな。向こうもこちらの様子を伺っているんだろう。
妹と弟に聞いてみたらいいじゃない。「ちょっとお姉ちゃん呼んできてくれる?」って。
そ、そんなちょっと遊びにきちゃったみたいに、出てきてくれるものなのか・・・。
まあモノは試しで、なんでも実行あるのみ!それで出てきてくれるなら、めっけもんです!ちょっとベースに映像をつないでみますね。えーっと、これで接続開始、っと・・・。
・・・。あ、つながりました!ドロワさん、アンジュさ・・・
きゃはははははは!このおかしいの、こんなんで壊れちゃうの!?つまんないつまんないつまんないー!
こらアンジュ!おとなしくしてなさいって言ってるでしょ、遊ぶのはいいけど、ちゃんと言うこと聞きなさーい!
だってドロワお姉ちゃん、たくさん遊んでくれるっていったじゃん!今は遊んでくれる、プレーヤやリコちゃんたちもいないし。
そうだけど、こんなにベースをぐちゃぐちゃにしちゃって、アイコに怒られたらどうしよう・・・
あ、でもこんなもろいベースにした、リコたちが悪いのよね。きっとそうよね、そうよそうよ。ウチやアンジュは、なーんにも悪くないわ!
ドロワお姉ちゃん、はやくはやく!次はあの建物はかいごっこやろー!
もーしょうがないわねアンジュは!リコやヴィアには、言わなきゃバレないわよね!
・・・。
・・・。とりあえず・・・。忙しそうだったから見なかったことにしとくか。
ああーーーまた片付けが大変ですーーー。
どうでもいいけれどドロワ、ワタシにだけ「怒られる」って言ってなかったかしら。
い、いや・・・。聞き間違えじゃないか・・・?
18-4
(ステージ開始時。)
プレーヤさん。ここまで引き続き、エラトさんの気配は感じられませんねえ。でもプレーヤさん、わたし思うのですが、シグマウイルスを2つ倒して、あとエラトさんのひとつという所ですが、あまりにも何も変わらなすぎな気がするのです。もっとこう、ちょっとずつもとに戻っているとか、徐々にイレギュラーデータが発生しなくなってるとか、そういうのがあればいいのですが、このディープログでも、相変わらず発生していますし・・・。もしかして、エラトさんのほかにもシグマウイルスを宿している、そんな方がどこかにいるのでしょうか・・・。
まあ、そう思うのはしょうがない!自分たちの行動や結果に反応がないと、不安になるよな。だがリコ、お前やプレーヤが積み上げてきたことは、この電脳世界を、確実にいい方向に導いている。この世界だけじゃない。おれや、ドロワやアンジュ。そしてアイコもな。なあアイコ?
あら、そうだったかしら?
はっ!まあそういいながら今もこうして見守ってくれる、それが答えだろう、なあアイコ?
ヴィア。あなた、よくそんな恥ずかしいセリフをそんなまっすぐ言えるわね・・。
いやーそこまで言ってくれると、やっぱり照れてしまいますよ、ねえプレーヤさん?
いいかリコ。シグマウイルスは、ドロワやアンジュに入り込んでいたように、これまで宿主に寄生するかのように、何かに入りこんでいた。今確認されている中でその最後なのは、“エラト”なんだろう。そのシグマウイルスを宿主から解放し、プレーヤは、それを叩く。そしてリコは、宿主であったドロワやアンジュを、ハンタープログラムとして具現化し、宿主だったふたりを“救った”。
そういや、このメンバーの中で、まだハンタープログラムになっていないのはオレだけだな!おいリコ、いつになったら解析してくれるんだ?
まあ、ハンタープログラムになったところで、ワタシには劣るものになるでしょうけどね。
はっ!そうならんことを祈るけどな!だが、ハンタープログラムとして具現化されるってことは、ドロワやアンジュたちにとって、救いとなった。それは、「ロックマンXのキャラクター」として、プレーヤ、お前に認められたからだ!そして、それは“オレにとっても救い”となる。前にもプレーヤ、お前におれは言ったな。「おれを止められるのは、お前だけだ」って。忘れるなよ!
ヴィアさん、いったいどうされたのですか?いつものヴィアさんじゃないような、そのようなお話を・・・。
まあべらべらとしゃべりすぎちまったな、スマンスマン!さあプレーヤ、行こうぜ!
・・・
・・・ヴィア、あなただって、いったいそれのどこが素直なのかしら?
18-6
(ボス戦前。)
プレーヤさん!あれは、「ダイナモ」です!「ロックマンX5」に登場した、神出鬼没の強敵です!なぜこんなところに・・・。エラトさんはここにも現れないようですが・・・。
これはこれは、あなたが噂のプレーヤさんってやつですか。どうもはじめまして。
な、なんだか気の抜けるしゃべり方のやつだな。
プレーヤさん!あんたとは何度も会ってるな?まあ今回は違った形にはなるが。ほー、お会いできて光栄ってやつだな。
な、なんだかこのダイナモさん、ご自身の意思がはっきりしすぎているというか、プレーヤさんの“本当のこと”を知っているような・・・。
まあ僕にもよくわからないんだけどさ、呼ばれたからには、僕も僕の役割を果たすだけ・・・
ぐっ・・、グガアアアアアアアアア!!!な、なんだってんだ・・・!そりゃ僕は傭兵だが・・・、そんな雇い主なら、、ゴメン・・・だ・・・あああ
どうした!!急にダイナモの様子が・・・
ま、まさか・・・!
ええ、くるわね。
・・・
・・・皆サン、ゴキゲンヨウ。ソンナニ私ニ会イタカッタノカシラ・・・。
エラト!!ついに現れたか。プレーヤ、気を付けろ!!!
エラトさん、待ってください!どうか、どうか少しお話させてください!そうだ、ドロワさんとアンジュさんのこと!お二人とも、とっても元気に過ごされています!それで、、エラトさんにも、とっても、とっても会いたがっていて!それで・・・
アリガトウ、リコ・・・。優シイノネ。デモ、モトハトイエバ、アナタ達ガ私カラアノ子達を、奪ッタンデショウ、違ウ?
そ、それは・・・
私、コレデモスゴクスゴーク怒ッテイルノヨ。姉弟ヲ引キ離サレテシマッタンダカラ、分カルワヨネ?
それは・・・!エラトさんの中にも悪いウイルスが入っていて、それをわたしたちはお救いしたいだけ・・・それだけなのです!
アア、モウイイ加減ニ面倒ネ・・・。
・・・
これは・・・・。今までになくエラトを近くに感じるわ。プレーヤ、気を付けて。
くるぞ!!
・・・
ドロワやアンジュ以外に、私の姿を見せるのははじめてネ。でもあまり時間がないノ。
あなたが、エラトさん・・・!は、はじめまして!わたしは、リコと・・・
不要よ。私はエラトネール。でも覚えなくていいわ、どうせ死ぬから。それがあなた達か、それとも私か。それは役割が決めるわネ。もっとも、私が死んでも、次にそれが別のところにいくだけよ。そうやって連鎖しているんだもノ。ねえアイコ?
さあどうかしら、ワタシじゃないわ。
あらあら、アイコもどうしてしまったの。せっかく気を使ってあげたの、に。まあでも、ずいぶん前からヴィアの覚悟はできてたみたいだけド。ねえヴィア・・・?
はっ、おれの役割は、おれが一番よく分かってる。プレーヤとリコを、なめるなよ!
え・・・?ヴィアさん、どういうことですか??
はあ、うらやましいことですワ・・・。でも私も死にたくないしドロワやアンジュを迎えにいかないト。さあ、逝きなさいダイナモ。逃げるのは私が許さないワ。
(撃破後。)
プレーヤさん、やりました!!ですが、まだエラトさんが!!プレーヤさん、油断しないで下さい!
ごめんなさいネ。ドロワ、アンジュ、お姉ちゃんもうちょっとで迎えにいくから、ネ。リコ、ヴィアも言っていたように、早く彼をハンタープログラムにすることをお勧めするワ。アイコが手伝ってくれるだろうけどネ。じゃないと・・・時が満ちてしまうか、ラ。
ま、待ってくださいエラトさん・・・!
・・・
行ってしまいました・・・。でもヴィアさん、エラトさんのさっきの言葉、どういうことなのですか?
・・・・ああ。その時が来ちまう、それだけだ。おれもきっちり、役割を果たさないとってことさ!プレーヤとの勝負もまだ、ついてないしな!
あら、いつまでカッコつけてるつもりなのかしら。
はっ!それはお前もだろ、アイコ!戻ったら徹夜でプレーヤの作戦会議だな!まあ今、エラトと戦うときじゃないってのは、ヤツの言う通りだ!リコ、ハンタープログラムの件、急いでくれよな!
それはもちろん全力でお仕事いたします!・・・が、いったいどういうことなんですかヴィアさん、教えてくださいよー!
はっ!それはプレーヤとおれとの、約束さ!お前にはまだヒ・ミ・ツ、ってやつだ!決まったな!なあアイコ!
・・・気持ち悪いわねそのノリ。
ステージ19[レプリエアフォース]
19-1
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!今回も張り切ってイレギュラーデータの修正、がんばっていきましょう!
ドロワさん、アンジュさん、そしてエラトさんと。そのお体に巣くうシグマウイルスはきっちり追い出して、叩いてやりましたからね!
・・・でも、エラトさん言ってましたよね。「シグマウイルスは、また別のところに行って連鎖する」と。そして、「次の宿主はもう決まっている」って・・・。
これはいったいどういう・・・。
あ!もしかして・・・。プレーヤさああああん!次の宿主、わたしだったらどうしましょう!!!
・・・。
・・・あれ?いつもだったらこのあたりで、ヴィアさんかアイコさんが入ってきてくれるんですけどねえ。
フフフフフ、そんな心配は不要よ、リコ。
エラトさん!もしかして、その答えを教えに来てくれたんですか?
あらあら、そう焦らないの。今はもっと“別のこと”を教えてあげにきたの、ヨ。
えーもうそんなこと言わないで、スパッと教えてくださいよー!
・・・。
・・・あ、エラトさんもしかして。わたし絡みづらいですか・・?
フフフ、ごめんなさい、ネ。そんなことないのよ。あなたたちとのお話は、とっても楽しいワ。
ただ、なんて“真実に向かうって、残酷なこと”なのかしら、と思って、ネ。
さあ、ミッションの邪魔になるといけないワ。“シグマウイルス”のことなのだけれど。リコ、このディープログの管理人のあなたなら、シグマウイルスとは何なのか、知っているわよ、ネ?
はい、もちろんですエラトさん!シグマのウイルスのことです!!!
・・・。
・・・エラトさん!なんか言ってくださいよおー!
フフフ、心配しないでリコ。この「ロックマンX」のデータの中でも、はっきりとは記録されていないと思うから。リコがわからないのも、無理のないことだワ。
“シグマウイルス”というのはね、あるプログラムが「進化した」姿なの。もともとは違うものだったのだけれど。
シグマウイルスが、あるプログラムの「進化した」姿って!それはいったい・・・・!
前にもあなたたちに言ったわネ。“シグマウイルスは連鎖する”って。
この物語も、もともとはその“あるプログラム”から始まって、それが別の宿主を見つけ、独自の進化をとげたことからはじまったの、ヨ。
・・・え?ではシグマウイルスというのはその・・・、あるプログラムがシグマ・・・、「シグマさんの中で進化した姿」、ということなのですか・・・?
フフ、ごめんなさいねリコ。それは私から断定することは不可能なの、ヨ。けど、物事の発生には必ず“原因”がある、ワ。ディープログに生じたバグ。イレギュラーデータ。そして、ドロワやアンジュ、私のような存在が生まれたこと・・・。
なによりも、リコ。あなたがプレーヤと出会ったこと。
・・・さあ、今はもう行きなさい。またこの先でゆっくり、お話してあげるわ、ネ。
わ、わかりましたエラトさん・・・。さあプレーヤさん、なんかいろいろありますが、またまた張り切っていきましょう!
・・・でもプレーヤさん、ほんとにヴィアさんとアイコさんは、どこに行かれてしまったのでしょうね。ヴィアさんやアイコさんにカットインしてきてもらわないと、なんか調子狂うんですよねー!そう思いません?
はっ!なんか不思議ですね!はじまりはプレーヤさんとわたしの二人だったはずなのに、いつのまにか、ヴィアさんとアイコさんがいてくれて。このデータ修復の旅が、もっとこんなにも楽しい旅になるなんて!
19-2
(ステージ開始時。)
ヴィアさーん?アイコさーん?そろそろ出てきてもらってもいいんですよー?出番でーす!
んもー、何してるんですかあの二人は!あ、もしかして、ベースでアンジュさん達と遊んであげるから、手が離せないとか!
んーん、遊んでないよー!
あれ?アンジュさん、どうしたんですかこんなところに!ここは危ないですよ!まだまだイレギュラーデータが、たくさんいるのです!
だいじょうぶだよリコちゃん!ボクつよいから!
た、たしかにめちゃくちゃ強いですもんねアンジュさん・・・。それでも危ないのは危ないですので、ここはわたしたちに任せて、ベースでお待ちください!
うん、すぐ戻るよ!けどね、どうしても伝えなきゃいけないことがあるんだ!
え?なんでしょう?さきほどもエラトさんが来てくださって、色々とお話してくださいましたけど・・・。
あーヴィアさんやアイコさんがいたら、いろいろお聞きできましたのに!いったいどこで何してるんでしょう。
え!ヴィアとアイコ!?ねえねえ、どこにいるの!
それがですねえ、アンジュさん。わたしたちも探しているのです。てっきりベースで一緒に遊んでいるのかと・・・。
それが、遊んでたんだけどね。ヴィアが「もう一緒に遊べないかもしれない」って言うんだ!ヒドイよね!
・・・え?もう一緒に遊べない、って。それはいったい・・・。
「リコが、プレーヤが、ヴィアやアイコちゃんを“記憶に残してくれた”」って。それでいいんだって。よくわかんないよね?まだまだ遊び足りないのにー!
ほ、ほかには何かヴィアさん、おっしゃってましたか!?
んーとね。ヴィアが言ってたことじゃなくて、ボクが見たことなんだけどね。ボク、どこかでヴィアに会ったことがあるような気がするんだ。
会ったことがある・・・?
ボクの体の中に悪いウイルスが入っていたときにね、なんか同じように、ヴィアに会ったことがあるような気がして。会ったことないのに、会ったことがあるような気がするんだ!へへへ、よくわからないよね!
夢の中であったことがあるとか・・・。そういうやつでしょうか、アンジュさん?
夢かもしれないし、夢じゃないかもしれないんだ。けどね、前にヴィアと遊んでた時にね。
ボクが「ヴィアって、前にボクの中にいた?」って聞いたら、ヴィアが「はっ!そうかもな!」って言ったんだ!だからきっと、夢じゃないんだよ!
ヴィアさんが、アンジュさんの中に・・・いた?でもアンジュさんたちの中にいたのは、シグマウイルスで・・・。
アハ!ボクも何言ってるのかわからないや!お腹すいちゃったし、そろそろもーどろ!
あ、ヴィアとアイコちゃん見つけたら、はやく一緒に帰ってきてね!みんなでゲームして遊ぼ!
バイバーイ!
・・・。
・・・アンジュさん、不思議なことをおっしゃってましたね、プレーヤさん。先ほどのエラトさんも、色々お話してくださいましたし・・・。
んもー!わたしが考えても、よくわかりません!考えるのは、プレーヤさんにお任せしました!だから、わかったらまた教えてください!いいですよね、プレーヤさん!
19-3
(ステージ開始時。)
順調にイレギュラーデータの修正進んでますね、プレーヤさん!
あとはヴィアさんとアイコさんがそろそろ、来てくれればいいですけどね・・・。
おーいプレーヤ!リコ!
あ!ちょっと遅いですよヴィアさん!ようやく現れて・・・
あ、ドロワさん!ドロワさんまでステージにきてくれたんですね!
え・・・もしかしてウチ、呼ばれてもないのに、来ちゃいけなかったかな・・・。
いやいやいやいや!何言ってるんですかドロワさん!いつでも大歓迎ですよ!
ほ、ほんと!?ウチもみんなといれるとその・・・楽しい・・。
ただ、ヴィアさんやアイコさんの姿がずっと見えなくて、どうしたのかなってずっと思ってたところなのです。ね、プレーヤさん!
それはそうと、どうしたんですか?さっきもエラトさんやアンジュさんが、めずらしくこのステージにまで来てくれてたんですよ!
そうなんだ、アンジュとエラトお姉ちゃんも・・・。まあなんとなく、それがウチらの“役割”なんじゃないかって、思ってさ。
“役割”、ですか?そりゃ、ドロワさんたちとお話するのはとっても楽しいですけどね!
ずっとみんなといれたらいいけど・・・。けど・・・、あの二人にも“役割”があるから、仕方ないよね。
アイコはもともと、リコと一緒の存在だったんでしょ?もしかしたらほんのちょっと、気づいてるんじゃない?それを気づかないように気づかないように、自分にウソをついてるんじゃないかな?
え・・・?そんなこと、わたしは・・・。それに気づくって、何になのでしょうか・・?
アイコの気持ちに、だよ。アイコって、あまり自分の気持ちを言葉にしないけど、けど、プレーヤたちと一緒にいるアイコ、なんだかとっても楽しそうだった。
ウチも、気持ちの浮き沈みが激しいの、知ってるでしょ・・・?ときどきワーーーーってなっちゃうこと。ある日、ポロっと言ってたことがあるの。「そういうのうらやましいわ」って。言われた時は、バカにされた!って思っちゃったけど、けど、もしかしたらもっと自分に素直になりたいだけなのかな、って。
それができないのも、アイコがアイコの“役割”を、遂げようとしてるだけなのかなって。
な、なんだかドロワさんらしくないですね、どうしたんですか!もっと元気にいきましょうよ、ほら、ね?
ウチ、子どもだからよくわからないけど、けど。リコ、プレーヤ!この世界をきっと救ってね。
そして、この世界だけじゃなくて・・・、ウチやアンジュ、エラトお姉ちゃんを救ってくれたように、ヴィアとアイコも、救ってあげてね。アイコはいまプレーヤたちか、それとも・・・、どちらかを選ばないといけないから。
・・・え、ドロワさん何を言って・・・。ヴィアさんやアイコさんが選ぶって、ずっとプレーヤさんやわたしたちと、一緒じゃないですか!選ぶなんて、何を・・・。
ま、そんなとこ!もう少し進めば、きっと何かわかると思う!じゃ、ウチもベースでみんなと待ってるね!じゃね!
・・・、ドロワさんまで、なんか様子がおかしかったですね。ヴィアさんやアイコさんに聞きたかったのですが・・・。でもさっきドロワさんが言ってたように、この先に行けば、きっと何かがわかりますよね!
もしかしたらヴィアさんがひょっこり現れて、「はっ!遅れて悪いなプレーヤ!」って、のんきに言ってくるかもしれませんし!ね、プレーヤさん!
19-4
(ステージ開始時。)
んもーーーーー!がまんの限界です!ヴィアさんもアイコさんも、遅すぎます!
いったいどれだけわたしたちを待たせるんですかー!もう二人とも、どこ行っちゃったんですかー!
こうなりゃプレーヤさん、イレギュラーデータの修正はあとにして、先にあの遅刻魔の二人を探しに行きましょう!絶対どっかでさぼってますよ、ね!
・・・
プレーヤ、リコ、聞こえる?
え!え!え!アイコさん!?んもー遅かったじゃないですか!どこにいるんですか!?
ちょっと忙しくてかまってられないのよ。それよりもプレーヤ、この先にいるイレギュラーデータだけど。それがすべての原因よ。それを倒したら、すべてが解決するわ。
え、そうなんですか!ついにこの時が・・・って、出てきてくださいよアイコさんー!
やかましいわね。ワタシは忙しいっていってるじゃない。
それよりも、わかったわね?プレーヤ、リコ。この先のイレギュラーデータを倒したら、すべて終わり。何も考えずに、戦って修正しなさい。それで解決よ。
わっかりました、アイコさん!それと、ヴィアさんもご一緒なんですか?どこにもいなくて、お二人を探してたのです!
ええ、そうね。アイツは・・・。まあすぐに会えるわ。とにかく、頼んだわよ。
はい、了解です!さープレーヤさん!いよいよ“ラスボス”って、やつですね!
俄然やる気出していきましょう!!いっきますよーーー!
19-6
(ステージ開始時。)
プレーヤさん・・・この先です・・。
この先に超巨大なイレギュラーデータの反応があります・・・。きっと、恐ろしく強いものだと・・・。
ですが、プレーヤさんなら大丈夫です!今までも、どんな困難だって、乗り越えてきたんですから!
それに何かあればきっと、ヴィアさんとアイコさんが来てくれますよ、ね!
・・・ええ、そうね
アイコさん!って、まだここには来てくれないんですか!お会いしたいのに!
はっ、かわいいこというのね。でも今はプレーヤ、この先のイレギュラーデータに集中しなさい。
ヤツを倒せば“もとの日常”に戻ることができるわ。さあ、行くのよ。
「はっ!」なんて、またまたアイコさん~、そんなヴィアさんみたいなこと言って!
・・・ええ、そうね。いいから行きなさい。
・・・あれ?なんだかいつものアイコさんじゃないですねえ。調子くるっちゃいます。
さあ、気を取り直して、最終決戦ですよプレーヤさん!
では改めて・・・、プレーヤさんがやるのですっ!!!
(ボス戦前)
シグマ!!!やはりロックマンXのボスといえばお待ちかね、シグマだったんですね!
シグマウイルスをすべて、エラトさんたちから解放して、エラトさんが言ってた次の連鎖というのも、全部!このシグマを修正すれば、この世界が元に戻るんですね!
・・・シグマウイルス?何を言っているんだね諸君。
いかにも、私はシグマ。イレギュラーハンター第17精鋭部隊の隊長であるが。
もしや、どこかで会っているのかな?だとしたら、こちらこそ失礼した。
・・・え?なんか雰囲気違うような・・・。ラスボスって、こんなんでしたっけ、プレーヤさん?
ほう、プレーヤというのか。そちらのお嬢さんは?
シグマ!・・・さん?わ、わたしの名前は、リコと申します・・・。
リコか。フハハハ、初めまして。驚かせてしまったかな?
このシグマ・・・さん、おかしいですね。なんかイレギュラーじゃないような・・・。
アイコさん、このシグマさんが原因だから、倒せば元に戻るって、言ってましたよね?
イレギュラー?ほう、貴殿たちもイレギュラーと戦う、イレギュラーハンターであったか、これは失礼した。なにぶん、多くの守るべき部下を抱えているものでな。プレーヤ、リコよ。こんなところにも志を同じとするものがいると知り、頼もしいぞ。
すまないが何かの縁だと思って、少し教えてくれないかね。ここは私がいた世界と違う場所のようなのだが。
・・・わ、わかりましたよプレーヤさん!きっとウイルスがシグマさんのフリをして、こちらを油断させようとしているのです!アイコさんもおっしゃってたではないですか!このウイルスを倒せば、元に戻るって!やりましょう、プレーヤさん!
・・・なんだかとっても違和感がありますが・・・。
フハハハハ、血の気の多いハンターであるな!。若いハンターはそれぐらいのほうがいい、大歓迎であるぞ。ちょうどいい、貴殿の実力を、この私が見てやるとしよう。なかなかに骨がありそうだ。
(戦闘後。)
プレーヤといったか、なかなかにいい筋をしているぞ!貴殿はきっとすばらしいイレギュラーハンターになるだろう!我が隊にもエックスというハンターがいてな。まあまだまだ甘いところがあって、実力はこれからなのだがな。
・・・え?なんで・・・?
シグマさんを倒したら終わりだって、全部元にもどるって、アイコさんおっしゃってましたよね?
プレーヤさん、なぜ攻撃をやめるのですか・・・?
・・・。
・・・って、わたしも戦っててずっと違和感はあったのですが・・・。
私を倒す・・・?
フハハハハ、お嬢さん。申し訳ないが私はまだこの通りだ。
まあ貴殿たちもイレギュラーハンターとして活動するならば、またどこかの現場で会えるだろう。その時は、さらに強くなった貴殿らに会えるのを楽しみにしているぞ。
(シグマが去る。)
・・・。
・・・プレーヤ、なぜ攻撃をやめたの。なぜヤツを倒さなかったの。
ヤツを倒せば、すべて終わっていたのに・・・。
“それで終われた”のに・・・。
アイコさん!教えてください。わたしもなんだか、あのシグマさんが原因じゃないような気がして。ずっと違和感があって・・・。
アイコさん、こちらに来ていただけませんか!お会いして、お話がしたいのです!
それにヴィアさんがずっといらっしゃらないのも気になって・・・。
はっ!お前らしくないなあアイコ!おれをかばってくれようとしたんだろ?
ヴィアさん!!!んもー、やっっっと来てくれたんですね!アイコさんもヴィアさんも、遅いですよー!
うるさいわね、ヴィア。ワタシはワタシがやりたいことをやっただけだわ。あなたなんか関係ないの。
おー怖い怖い!ま、そうだったな!
シグマを“このバグの原因”に仕立てて、それをプレーヤに倒してもらって、それですべて終わりにしようとしてくれたんだろ?ありがとうな。
・・・
だがな、アイコ。それじゃあおれの物語は終われないんだ。
“おれとプレーヤ”の物語はな。そうだろ?プレーヤ、それにリコ!
もうヴィアさんもアイコさんも!!!ずっと何のお話をされているのか分かりません!もう教えてくださいよー!
はっ!すまないな、ずっと肝心なことを言えてなくて。
・・・ヴィア、それがあなたの決断なのね。
あー決断っていうかまあ、おれの“役割”だからな!
まああんまりごちゃごちゃ言ってても長くなるからな!プレーヤ、リコ、聞いてくれ!
まあ、なんだ・・・このバグの原因ってなあ、まあ、
このおれなんだ。
・・・いやいやいや、ヴィアさん!さすがに冗談すぎますよ、何言ってるんですか!
リコ、冗談なんかじゃないんだ。それがおれの“役割”なんだ。ごめんな。
ごめんな、プレーヤ、リコ。
・・・え、本当に・・?
あーーーすまんすまん!そんなつもりじゃなかったんだ!どうもこういう雰囲気は苦手でなあ!
そんなつもり以外の何ものでもないじゃない。それにあなたがこの空気にしたのよ、ヴィア。
はっ!そうだったな!すまんすまん!
なあプレーヤ、あの時言ったよな?「おれを止められるのは、お前しかいない」って。
頼んだぜ、プレーヤ。そしてリコ!
・・・はい。
おいおいどうしたリコ!お前らしくないじゃないか!元気だしてくれよ!
だ、だれのせいだと思ってるんですかー!
はっ!そうだったな!すまんな。
おれを・・・。おれたちをハンタープログラムにしてくれて、「ロックマンXのキャラクター」にしてくれて、ありがとな。
おれの“役割”はまあ、こんな感じなんだが。おれの“願い”は・・・、「おれを。おれたちをずっと、覚えていてほしい」ってことだ。
じゃあな、プレーヤ、リコ!この先で待ってるぜ!
強くなったお前と、「本気のおれ」で戦える。ずっと楽しみにしてたんだ!じゃあな!
プレーヤ、リコ、騙すようなことしてごめんなさいね。ワタシも自分の“役割”に戻ることにするわ。
待ってください、ヴィアさん、アイコさん!そんな・・・、そんなの信じられませんよ!!!
・・・リコ、受け入れなければいけないのよ。
・・・エラトさん。
シグマウイルスは、「あるプログラムが進化した姿」って、言ったわね。今回のディープログのバグの原因は、そのあるプログラムなの。それは、「ロボット破壊プログラム」というの。ある赤いイレギュラーに搭載されていたシステムであるというワ。
その「ロボット破壊プログラム」が、ある時シグマに入り込み、シグマの中で同時に進化したものが、シグマウイルス。「ロボット破壊プログラム」が搭載されていたもの、いわば私たちのような“宿主”、ネ。それは、ある赤いイレギュラーと呼ばれるものなのだけれど、ヴィアの姿は、その赤いイレギュラーの姿を模したものになっているノ。
あなたたちも、はじめてヴィアを見たとき、どこかで見たことある姿だと思ったでしょう?
ヴィアは、その「ロボット破壊プログラム」を再び取り込む宿主として、わたしたちを探し、自分の中にすべて背負うものとして、この世界に生まれたの、ヨ。
・・・そ、そんな・・・。じゃあヴィアさんが、プレーヤさんと戦おうとしてるのって・・・。
このバグの原因である「ロボット破壊プログラム」の暴走。それを自分の体に取り込んで、そのプログラムごと、自分を破壊してもらうため、ネ。
そんな!!!そんなこと、できるわけないじゃないですか!!!
・・・そうですよね、プレーヤさん!!!
仕方がないの。これも、それぞれの“役割”なの、ヨ。
なんなんですかその“役割”って!全然分からないです!それにそんな役割なんて、ごめんです!
このデータの世界で、もともと定められてた“役割”というものがあるの。主人公が悪をくじき、悪が正義に負けるように・・・。
ヴィアさんやアイコさんは悪者なんかじゃありません!それに、それに・・・
それが役割だというのなら、そんなものわたしたちがぶっ壊してやります!
それがわたしたちの「役割」なのです!!!
フフフフフ、そう、ネ。私たちを救ってくれたように、あなたたちなら・・・。
あきらめるなんて、そんなのわたしたちじゃありません!!!
さあプレーヤさん!!!
アイコさんを、ヴィアさんを!!!わたしたちが救うのです!!!!
ステージ20[ディープログ]
20-1
(ステージ開始時。)
よープレーヤ!リコ!来たみたいだな!
ヴィアさん!近くにいらっしゃるのですか!
はっ!まあ、そんなところだ!でもまあ、こちらもちょっと準備に時間がかかるもんでなあ。
もう少しだけ、このディープログの修正を頼むな、リコ。
そこにカプセルが見えるだろう?その先に、イレギュラーデータがまだ残ってる。そいつらを修正して、おれのところまでたどり着いてくれ。
いつまでしゃべってるのよ。あなた急がなくてはいけないのではないの?
アイコさん!アイコさんも、ヴィアさんとご一緒なのですね・・・!
ヴィアさん、アイコさん!わたしは・・・、わたしたちは、決めたのです!
わたしたちは、ヴィアさんとアイコさんをお救いすると!必ず救って見せると!
それがわたしたちの、「役割」なのです!
そう、プ・・・、
“プレーヤさんがやるのです!”だろ?リコ?
はあぁ・・・、相変わらず単純な子ね。そんな調子で、ワタシたちの運命を任せていいのかしら。
もーーー!ヴィアさん言わないでくださいよー!
はっ!悪い悪い!いつまでもこうしてお前たちと過ごしていたいところだが・・・。
なあ、プレーヤ。お前が一番よくわかってくれているだろう?このディープログでの、おれたちの役割を。そして、お前の役割ってやつをな。
さあプレーヤ、おれとお前の物語のはじまりだ。ここまでたどりつくまでに、途中でへばるんじゃねえぞ。
ミッションスタート、ね。
いきますよプレーヤさん!イレギュラーデータを修正しまくって、きっと、お二人をお救いするのです!
わたしには、きっときっとそれができる・・・
わたし、ようやくわかったような気がするのです・・・。わたしの、リコの、“役割”が。
(ボス戦前。)
このイレギュラーデータは・・・。ヴィアさんと初めて出会ったときに戦った、メガ・スコルピオですね。
ここから、わたしたちの物語がはじまったんですよね。
(戦闘後。)
やりましたー!さあ、時間がありません!ヴィアさんのところまで、ノンストップで・・・
きゃあ!プレーヤさんあぶない!!
(倒れていたメガ・スコルピオが起き上がり、プレーヤを踏みつける。)
大丈夫ですか、プレーヤさん!!わたしもなんとか加勢を・・・
おいおいプレーヤ!こんなところで早速つまずくのか?
(画面外からショットが跳んできてメガ・スコルピオの右腕を破壊し怯ませる。)
ヴィアさん!やっぱり、助けに来てくれたんですね!!
懐かしいな。ここでお前たちに出会い、ここから全てがはじまったんだな。
(ヴィアがメガ・スコルピオの前に立ちふさがり、チャージショットで撃破する。)
ケガはないか、プレーヤ、リコ。
あ、ありがとうございます!ようやく現れてくれたのですね、ヴィアさん!
はっ!ちょっとこの物語の軌跡をたどってみたくなってな!
それにプレーヤ!お前、本当はわざと倒れて、おれを誘い出したんだろう?
え・・・?そうなのですか、プレーヤさん??
当たり前だろう、リコ!今のプレーヤは、こんなところでやられるようなヤツじゃない。
ヴィアさん!聞いてください!わたし、分かったような気がするのです!
このバグの原因である「ロボット破壊プログラム」。その宿主がヴィアさんというお話を、エラトさんから、教えていただきましたが、わたしとプレーヤさんで、その「ロボット破壊プログラム」のみを、修正すればいいのではないでしょうか!
あ、リコ。まあその、気持ちはありがたいんだが、それはちょっとムズ・・・。
(アイコがステージに入ってくる。)
いいアイデアね、リコ。さすがワタシの妹よ。お姉ちゃんも協力してあげるわ。
アイコさん!アイコさんもそう思いますよね!
おいアイコ・・・、お前だって分かって・・・。
ヴィア、いいじゃない。この子たちの好きなように、させてあげれば。
そうですよね、アイコさん!ヴィアさん、この先でお待ちください!何事も、“モノは試しだ!”です!
わたしはもう少し研究して、プレーヤさんが「ロボット破壊プログラム」のみを、攻撃できるようにやってみます!
ま、まあそれができるに越したことはないがなあ・・・。
はい!ですがヴィアさん、少々荒療治になるかと思いますので、お覚悟くださいね!
おーこわ!まあ、期待してるぜ。
それではプレーヤさん、わたしたちは早速ベースに戻って、準備しましょう!
(プレーヤが離脱する。)
・・・アイコ、お前、本当に変わったな。
あら、なんのことかしら?
はっ!以前のお前なら、あいつらに変に希望を持たせるようなことなんか、言わなかったはずだろう。
いいじゃない、それくらい。それに希望を持たせてるのではなくて、もともとあの子たち自身が希望なんだから、そうでしょう?
ああ、そうだな・・・。だが、おれはとっくに“外し”ちまった。どちらにしろ、もう止まれないんだ。
ええ、仕方ないわね。
20-2
(ステージ開始時。)
さあプレーヤさん!わたしたちの準備も完了しました!
わたしの作戦はこうです!まずは「ロボット破壊プログラム」を取り込んで、その宿主となったヴィアさんから、その「ロボット破壊プログラム」のみを抽出すればいいのです!そして、そのウイルスを、プレーヤさんが、修正するのです!
抽出の仕方は、ちょっとだけヴィアさんに協力していただいて、物理的な衝撃を加えれば、わたしがその歪みを解析して、中の悪いデータだけを抽出できるようにいたします!
どうですかー!この作戦!ほめてくださいほめてくださいー!
ずいぶん浮かれているのね、リコ。
アイコさん!これが浮かれずにいられますか!
もう少々お待ちくださいね!わたしとプレーヤさんが必ず、ヴィアさんとアイコさんをお救いしますから!
期待しているわ。さあ、この先でヴィアが待っているわよ。
気を付けていくことね。ヴィアだって、ただでは協力しないはずだわ。
なんせあいつ、今は役割とかどうこうの前にきっと、子どものように、プレーヤ。
“本気のあなたと本気の勝負がしたい”ってだけのように見えるから。
あんなやつに目をつけられたあなたも、大変ね。さあ、もう行きなさい。
(ボス戦前。)
よープレーヤ!リコ!待ってたぜ!
お待たせしました、ヴィアさん!さあ、早速ですがちょっとご協力を・・・
リコ、おれの中から「ロボット破壊プログラム」のみを、取り出すって話だろ?
その通りです!さっすがヴィアさん、話が早い!
はっ!じゃあもっと早い話があるぜ!おれとプレーヤが戦って、プレーヤが力ずくで、このおれの中からたたき出すってやり方だ!
な、なんですかそれ!!もーいつもヴィアさんはそうやって戦いたがって!
まあまあ、リコだって、ベースの壊れた機械をぶっ叩いて直したりしてただろ?
それとこれとは全然違いますよー!それに叩いてもやっぱり直りませんでしたし・・・!
まあお前も言ってただろ?“モノは試しだ”って!さあプレーヤ、行くぜ!今回のおれは、いつも以上に“本気”だからなあ!!!
(戦闘後。)
ま、まいったまいった!プレーヤ、ストップだ!
“本気”が呆れるわね、ヴィア。まったくいつもと同じ展開じゃない。でもリコ、あなたの言った通り、「ロボット破壊プログラム」の抽出とやら、成功したのではないかしら?
ほら、この先のカプセルからその反応があるわ。今のうちに、急いだほうがいいわね。
・・・え!?そうなのですか!や、やりました!
なんだかあまり実感はなかったのですが、アイコさんが成功っておっしゃるなら、そうですよね!
ヴィアさん、アイコさん!これでようやく決着をつけることができます!ヴィアさんだって、解放されたんですよね!これでヴィアさんが消えちゃうなんてこと・・・、もうないんですよね!そうですよね!
ああ、そうだな!ありがとうな、プレーヤ、リコ!
とんでもない!!またプレーヤさんと4人で、過ごすことができるんですよね!わたし、うれしいです・・・。またみなさんで、ドロワさんやアンジュさん、エラトさんと、過ごすことができるんですよね・・・。
ええ、そうね・・・。さあ、早くしないと「ロボット破壊プログラム」が、消えてしまうかもしれないわ、もう行きなさい。
はい!さあプレーヤさん、急ぎましょう!!!ヴィアさんも、ベースで待っていてくださいね!
(プレーヤとヴィアがステージから離脱する。)
・・・
・・・あとはワタシに任せて。
・・・
・・ヴィア、もう少し。もう少し我慢して。
・・・
・・・、フー。プレーヤのやつ、いつのまにここまで強くなりやがって。
やはり、あいつはおれの思った通りのやつだったぜ。つい本気になって思わず、流れ出ちまうところだった。
・・・ふぁーあ。
・・・挨拶もなしに、この姿になるわけにはいかないからな。
ワタシ、その姿ぜんぜん見慣れないのよね。
はっ!そうか?
20-3
(ステージ開始時。)
さあプレーヤさん、いよいよです!
アイコさんによると、この先に「ロボット破壊プログラム」が!
そうですよね、アイコさん!?・・・・アイコさん?あれ?
おかしいですね、またどこかに行ってしまったのでしょうか・・・。
あ!きっとヴィアさんと、ベースでお待ちになっているんですね!ドロワさんやアンジュさんと遊んで、待ってるに違いありません!
さあ、わたしたちも仕事を片付けて、みなさんと合流しましょう!
(ボス戦前。)
プレーヤさん!でました!これが「ロボット破壊プログラム」・・・、あれ?
これが・・・、そうなのでしょうか・・・。
プレーヤ、リコ、懐かしいでしょう?
アイコさん!これはいったい!それにこのイレギュラーデータが、本当に「ロボット破壊プログラム」なのですか・・・?
ごめんなさいね、リコ。ワタシも、あなたたちとの軌跡を、もう一度たどってみたくなったのよ。
懐かしいわね。ワタシがあなたたちの前に姿を現したとき、ワタシが侵食をしてマンダレーラBBを操っていたけれど、そこから、ワタシは邪魔することをやめたわ。
あなたたちのおかげよ。プレーヤ、リコ。
そんな、アイコさん。なんだかいつものアイコさんらしくないじゃないですか・・・。いったいどうされたのですか・・。
リコ。ワタシはね。あなたと別れたときから、もうワタシの“役割”は決まっていたのよ。
ワタシも、与えられた“役割”を全うするわ。あなたたちが懸命に戦うように・・・。
ヴィアもあなたたちに言ったけれど、今はワタシも同じ気持ち・・・。
アイコさん、やめてください・・・。
・・・。
言わないでください、アイコさん・・・!
・・・。ワタシのこと、ずっと覚えていてちょうだいね・・・。
(撃破後。)
・・・。これで「ロボット破壊プログラム」を倒しましたよね・・?ねえ、プレーヤさん?
これですべて終わりましたよね?そうですよね、アイコさん!!!
・・・リコ、最後にこの先に発生させた、イレギュラーデータがあるわ・・・。
たしかめに行きなさい・・・。頼んだわよ。
この先のイレギュラーデータ・・・。それを修正すれば、またみなさんと、元の日常に戻ることができるんですよね、そうですよね!
・・・そうなると、いいわね。
もう、アイコさん!もういやです!そんなアイコさん、アイコさんじゃありません!
・・・あら、これもワタシよ。明るくおどけたワタシは、全部リコに取られてしまったから。ワタシの役割はもう決まってしまっているけれど、最後まで見届けるわ。
ヴィアの、ワタシたちの物語の結末を・・・。
20-4
(ステージ開始時。)
この先に「最後のイレギュラーデータがある」って、アイコさんそう言ってましたよね・・・?
わたしがヴィアさんから「ロボット破壊プログラム」を抽出して、それを破壊すればきっと・・・、そうすればきっと、きっとヴィアさんもアイコさんもみんな、みんな助けることができる、そうですよね!?
リコ・・・あなたが落ち着かないでどうするの、ヨ。
エラトさん・・・!で、でも・・・。
あなたのいいところは、みんなのために、“まずやってみる!”その行動力でしょう?ヴィアがここにいれば、きっと同じことを言っているはず、ヨ。「はっ!リコ、らしくないじゃないか!」って、ネ。
・・・本当に、直接そう言ってもらいたいです・・・。それにわたしだって、
あなただって分かってるはず。それがリコとプレーヤの「役割」だもの。でしょう?
いい?リコ。あなたたちの物語は、ある結末を迎えようとしているわ。それがどんな形になろうとも、立ち向かわなければいけないの、ヨ。あなたたちは、プログラムされた役割に“抗おうとしている”の。
“定められたストーリーを書き換え”ようとするのだから、ネ。ここからはもうひとつ、大いなる覚悟が必要よ。
大いなる覚悟・・・。
ヴィアとアイコは、その覚悟をあなたたちに教えてくれたでしょう?あのふたりは、自分たちの運命と役割をわかったうえで、それでもあなたたちと旅をし、最後はあなたたちに“送って”もらおうと、あなたたちとの思い出を作り、あなたたちを成長させ、そして、あなたたちとともに成長していったの、ヨ。
その愛に、あなたたちは応えなければならないわ。ヴィアだけじゃなく、アイコまでも、「覚えておいてほしい」なんて言葉を言うなんて、ネ。
よっぽど、あなたたちとの旅が楽しく、そして愛おしいものだったの、ネ。
さあ、覚悟は決まったわね。いきなさい。そして、結末を見届けなさい。“あなたたちの物語”、ヲ。
いえ、エラトさん。これはわたしたちだけじゃなく、エラトさんやドロワさん、アンジュさん、そして、この物語に登場してくれた、すべての方々との物語です!そして、ここで終わらせるようなことはきっとしません!そうですよね、プレーヤさん!
フフフ、本当に覚悟は決まったよう、ネ。もう言うことは何もないわ。
ありがとうございます、エラトさん!さあプレーヤさん、準備はいいですか!この先の“最後のイレギュラーデータ”をぶっ倒して、またいつもの日常に戻るのです!さあプレーヤさん、いきますよーーー!
(ボス戦前。)
プレーヤさん、あれは・・・!“シグマウイルス”が!!!
わ、わかりましたよプレーヤさん!!!わたし、ついにやりました!!!
「ロボット破壊プログラム」の抽出に成功したのです!ここまでくれば、あとは憎いあいつを叩くだけです!
さあ、プレーヤさん、いきましょう!あの“全ての元凶”を修正して、ヴィアさんとアイコさんを探しに行きましょう!
くらえおらああああああああああ!!!
(撃破後。)
やりました!!!これですべてが・・・、ディープログのバグも修正完了しました・・・、そして、ヴィアさんとアイコさんを、お救いすることができたのです!プレーヤさん、ありがとうございます!!!
ヴィアさーん!アイコさーん!こちらに来ていただけないでしょうか!それとも、先にベースに戻っておられるのでしょうか!もう、こんな瞬間くらい、みなさんといたかったのに!!
よープレーヤ、リコ!物語はまだおわっちゃいないぜ!
そ、その声はヴィアさん!わたしたち、ついにやったのです・・・!
ヴィアさんもアイコさんも、もう元に戻られたんですよね!?こちらに来ていただけないでしょうか!
一緒にみなさんで、ベースに帰りましょう!
悪いなーリコ。せっかくいろいろがんばってくれたんだが、まあ、はは、まいったな・・・。
プレーヤ、お前は分かってたんじゃないか?さっきのイレギュラーデータを修正したところで、この物語は終わらない、ってな。リコも、きっとそうなんだろ?
ヴィアさん・・・
・・・もう、いいじゃないですか。こ、このまま戦わずに、誰もいなくならずに・・・いつも通り、みなさんで笑って過ごすことは、この世界もこのままでプレーヤさんやみなさんたちと一緒に、過ごすことは、できないでしょうか・・?
そうですよ・・!そうすればきっと・・・、
はっ!おいおいリコ、とんでもないことを言うじゃないか!お前はこの世界の管理人だろう?
あきれたわね、リコ。職務放棄は、お姉ちゃんが許さないわよ。
頼むぜ、リコ。おれたちからの、最後の望みだ。
おれを、おれたちをプレーヤとリコの手で、・・・“修正”してくれないか。
・・・イヤです。
イヤです!!!そんなの、絶対にイヤです!!!
20-5
(ステージ開始時。)
・・・・
・・あ、プレーヤさん、あの・・・。・・・わたし、もしかしてヴィアさんとアイコさんに悪いことを、してしまったのでしょうか・・・。
お二人の気持ちや、“願い”を、その・・・、裏切ったりとか・・・、
・・・。
(ボス戦前。)
え、シグマさん・・・?イレギュラーデータは、全て修正したはずじゃ・・・?
イレギュラーデータ?何を言っているのかな、お嬢さん。
いかにも、私はシグマ。イレギュラーハンター第17精鋭部隊の隊長である。
まあ、急に私がここに現れたら、驚きもするであろう。それは悪いことをしてしまったな。
だが、聞いてほしいことがある。これはあの二人に何か言われたからではなく、イレギュラーハンターの隊長として、あの二人を慮った結果だ。そして、何よりも、ここで貴殿たちに伝えることが、この物語での“私の役割”であると理解している。
わたしたちに、伝えること・・・?
おそらく、世界や役割がほんの少し違えば・・・、例えば、この私が元凶になった物語があったとして、ゼロやVAVA、エックスと対峙し、そして、プレーヤよ、貴殿と私が刃を交えることになった世界が、きっとあったのだろうな。
リコよ。ディープログというこの世界は、実に都合よく、そして残酷なものなのだろうな・・・。
プレーヤ、そしてリコよ。よく聞け。
はじまった物語は、しっかりと終わらせることができるものが、結末へと導いていかなければならないのだ。そしてこの物語の主人公は、貴殿たちなのだ。
シグマさん・・・。わたしだって・・・
わたしだって、頭では理解しているのです!理解しようとしているのです・・・!
でも、その・・・心が・・・。心が、壊れてしまいそうで・・・。
フハハハハ!頭で理解していれば結構。あとは体を動かすだけではないか。違うかね?
そ、そんなに簡単なものではないのです!
なに、体の動かし方を忘れてしまったというのかね?どれ、仕方ない。
隊長であるこの私が、お前たちに稽古をつけてやるとしよう。腑抜けたハンターなど、我が隊に不要であるぞ!プレーヤ、リコ!さあ、“決戦前の最終稽古”といこうか!
(戦闘後。)
フハハハハ!やるではないかプレーヤよ。そこまで戦うことができるのなら、もう言葉は不要であるな?
リコよ。困難に立ち向かえ。運命に立ち向かうのだ。例えその結末が自分が理想とするものとならなくても、お前たちは“運命に立ち向かわなければならない”のだ。
この世には、それをしたくともできないものもいる。それをせず、逃げおおせてしまうものもいる。
ヴィアやアイコが、結末をお前たちに全て委ねた理由を、考えたことがあるかね?それは、お前たちが運命に立ち向かうものたちであると。ヴィアやアイコにとってのハンターであり、“ヒーロー”であると。そう思わせたからだ。
はっ!いいこというじゃないか、シグマ!お前に助けられるとはな!
ちょっとヴィア、その姿で出ていっても、あの子たちわからないかもしれないじゃない。
何言ってんだアイコ!おれたちの関係は、もう見た目でどうのこうの思うものじゃないだろ!なあプレーヤ、リコ!
だ、誰ですかあなた!!??
・・・あれ、見た目でどうこう言われちゃった。
もう最低、あなた最後まで締まらないわね。せっかくシグマがあの子たちの背中を押してくれたっていうのに。
はっはー!これが“本気のおれ”ってやつだ!驚かせちまったみたいだな!
ありがとうな、シグマ隊長。
フン。これがこの世界での私の“役割”であるからな。プレーヤ、リコよ!第17精鋭部隊の隊長である、このシグマが、最終任務を命ずる。
青い“ハンター”と戦い、そして勝利せよ。
(シグマが離脱する。)
それでは、報告を待っておるぞ。
はっ。イレギュラーじゃなく、“ハンター”って呼んでくれるなんてな。さあリコ!隊長の命令だぜ!ミッションスタートだ!
ヴィアさん、アイコさん・・・。・・・わかりました。
わたしたちがヴィアさんたちと戦って、そして、それでもきっと・・・、お救いしてみせます!!!
ああ、待ってるぜリコ。
そして、プレーヤ!そうはいっても、簡単にこのおれがやられると思うなよ?ようやくお前と“本気のおれ”で戦えるんだ。言うまでもないと思うが、容赦はしないぜ。
そんなカッコつけておいてプレーヤに簡単にひねられたら、笑ってあげるわね。
・・・あ、アイコさん。そういうことはあんま言わないでもらえる・・・?
20-6
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、いよいよですね・・・。
この先に、ヴィアさんとアイコさんが・・・。覚悟を決めたとはいえ、やっぱりためらう気持ちが・・・。
(ヴィアがいつもの姿でステージ内に登場する。)
あーおれならここにいるぜ!
ヴ、ヴィアさん!!!この先のボス部屋で待ってるとかじゃないんですか!!
はっ!そんなこと言ったか?まあまあいいじゃないか、ちょっとしゃべりながらでも、ゆっくり行こうぜ。
・・・もう、なんか調子狂うんですよ!これほんとに最後の戦いなんですか!?
いつか言っただろうリコ!こういうしめっぽい雰囲気が嫌いなんだっておれ!
だから、誰のせいだと思ってるんですかって!!
はっ!そうだったな!
なあなあところでプレーヤ、これからおれとお前は戦うわけだが、まずはどうくるんだ?やっぱりバスター撃ってくる?それともセイバーで突進してくる感じ?
(アイコがステージに入ってくる。)
あんた本当に緊張感のない会話するのね。ずっと発言が前代未聞なのよ。
プレーヤ、やっぱりこの場でこいつ修正してしまって。その方が話が早いわ。
おーこわいこわい!冗談だって!
(ヴィアが離脱する。)
さ、アイコが怖いから先に行ってまーす!あんまり待たせるなよな、プレーヤ、リコ!
まったく、しょうがないやつね。・・・これからも、ワタシがいないとダメね。
プレーヤ、リコ。ここまで一緒にいたあなたたちなら、もうわかってると思うけど、これもあいつなりに気を使ってのことなのよ。それにしても、デリカシーがなさすぎるけれど。
ほんとですよ!デリカシーなさすぎます!!どういう感情でいればいいのか、わからなくなっちゃいました!!
はっ!そうね。それじゃあ、ワタシも先にいくわね。
プレーヤ、リコ。
ここまで一緒にきてくれて、ありがとうね。
・・・大好きだわ。
(アイコが離脱する。)
アイコさん・・・。
さあプレーヤさん!なんだかヴィアさんのせいで変な感じになっちゃいましたが!
ビシっと、ヴィアさんと戦って、そしてお二人を、“お救い”してまいりましょう!
そう、それは、プレーヤさんがやるのです!!!
いくぞおおらああああ!
(ボス戦前。)
よープレーヤ!そしてリコ!やっときたな!
待ちくたびれて、いったんベース帰ってドロワやアンジュたちとゲームしてから、また来ようかと思ったぜ!
いつまでそんなこと言ってるんですかヴィアさんは!!
はっ!すまんすまん!じゃあま、プレーヤ。待たせたな。
おれたちの物語の、“最終章”のはじまりだ。
はじめて出会ったときは、お前がここまで強くなるとは思ってなかったがな!
だが、お前と出会って、アイコと出会い、そしてリコと出会って、それで、おれは間違っていなかったと確信した。プレーヤ、やはり、“おれを止められるのは、お前しかいない”。
ヴィアさん・・・、ふざけるなら最後までふざけてくださいよ・・・。やっぱり、わたし・・・。
はっ、リコ。そんな悲しい顔しないでくれ。おれは、こんなに嬉しいことはないんだ。
おまえたちと旅をして、お前たちの成長を、こんなに近くで見届けることができて、“ロボット破壊プログラムの宿主という役割”でしかなかったおれの、灰色だった人生が、お前たちのおかげで、誰よりも光輝くことができたんだ。
その人生の最後が、プレーヤ。お前と戦って、おれの物語を終えることができる。
・・・ほんとうに。こんなにうれしいことはないぜ。
・・・さあ!そろそろはじめるか、プレーヤ!!!
おれを止められるかどうかは、お前次第だ!悪いが、今回はおれも本気をださせてもらうぜ。
これが“おれたちの物語”の、最終章だ!!いくぜ!!!
(戦闘後。)
(リコがステージに入ってくる。)
・・・はっ!さすがだ・・・プレーヤ。
(ヴィアがよろけて跪く。)
おれの負けだ・・・。
(ヴィアが立ち上がろうとするが仰向けに倒れてしまう。そこへアイコが登場し、プレーヤとリコに対して動かないようハンドサインを出し、ヴィアの上体を起き上がらせる。)
・・・もう、あなたは本当に、無茶するわね。
・・・悪いな、アイコ。プレーヤ、リコ、お前たちは、本当に強くなった。
ヴィアさん、アイコさん・・・。
もう、戦いは終わったんですよね?わるいプログラムも、もうどこかへいったんですよね?
・・・みんなで、みんなで一緒に、帰れるんですよね!??
・・・おいおい、リコ。ようやく強く、覚悟を決めたお前を見せてくれたとおもったら、もうそんなこといってやがるのか・・・?
そんなこといってるようじゃ・・・、お兄ちゃん、許さない、ぞ・・・。
これで、この世界も、元通りだ・・・。任務完了、って、やつだ、プレーヤ。
だがなプレーヤ・・・。まだまだ“お前たちの物語は、終わっちゃいない”ぜ・・・。
その時はまた、おれやアイコが、お前たちの前に、現れるかも、な・・・。
・・・。
(・・・あなたらしくないわね、そんな期待を持たせるようなことを)
言わせてもらうとな、アイコ・・。
おれだって、ずっとプレーヤやリコと一緒にいたいんだよ!!
なんでおれたちは消えないといけないんだ!こんな役割なら、初めからプレーヤやリコと出会わなけれ・・・
・・・はっ!なんてな、ウソウソ。ちょっとわがまま言わせてもらっただけさ、忘れてくれ。
さあ、ちょっとおれたちは眠るから。
プレーヤ、リコ、約束だぞ。ずっとおれたちを・・・
ずっとワタシたちを・・・
ずっと、覚えておいてくれ!
(ヴィアがプレーヤにチャージショットを放ち、自身から遠ざける。)
きゃあ!ヴィアさん、なにを・・・
(ヴィアが立ち上がる。)
じゃあな、プレーヤ、リコ!
(アイコも立ち上がり、二人が"画面側の"プレーヤに向かって一瞥する。)
(むこうを向いた後、そのまま二人は爆発し、消滅する。)
(画面にノイズが走った後、暗転する。)
*5
・・・大好きだぜ。
プレーヤさん、ヴィアさんたちは・・・。ヴィアさんたちは、プレーヤさん!!
どこに行ってしまったのでしょうか!!!
きっと、先にベースにお戻りになったとか・・・、きっと、きっとそうですよね・・・?
そうですよねプレーヤさん!!!
・・・分かってます。わたしだって分かってます、プレーヤさん。
ヴィアさんとアイコさんは、もう・・・。
そうです!ヴィアさん、最後に言ってましたよね!?
「お前たちの物語は、まだ終わっちゃいない」って!!!
きっと、また、あらたなバグがこのディープログに発生するような、きっとそうだと思うのです!!!
そうしたら、またヴィアさんやアイコさんがやってきて、どたばたと邪魔をする、そうに決まっています!!
そうですよね、ヴィアさん、アイコさん・・・!?
・・・
・・・さあ!そうとなったらまた戦いの準備です!これからもわたしたちの旅は続きますよー!
プレーヤさん、しっかりついてきてくださいね!・・・って、このディープログは修正されたんじゃないかって?
いやいやいやプレーヤさん、何をおっしゃってるんですか!見てください、まだバグがこんなに残っているではないですか!
さささ!まずは戻って作戦会議です!次に出現するイレギュラーデータが、きっとその原因だと思うのです!
これからもその修正はもちろん・・
プレーヤさんがやるのです!!!
(DEEP LOG CORRECTED)
サービス終了のお知らせ
タップしてシナリオを開く
・・・レーヤさん!プレーヤさんってば!
もうプレーヤさん、ようやく気付いてくださったようですね!またいつものように、「ロックマンX」をプレイしていたんですか?
ふふふふふ、プレーヤさんはいつまでも、プレーヤさんのままでいてくれるのですね!
プレーヤさんのおかげで、イレギュラーデータの出現は収まり、今わたしはディープログの細かい修復を行っております!
ここが管理人としての、わたしの腕の見せ所ですよー!
・・・え?管理人“のようなもの”って、前に言ってなかったかって?
いや~ いいじゃないですかもうそういうのは!気にしない気にしない!
・・・それで、プレーヤさん。わたしは作業の方に一時集中し、きっとプレーヤさんが取り戻してくれたこのディープログの、最終修正を完了してみせます!それまでは少々お時間がかかりまして・・・
でも・・・・でもきっと、またディープログにバグが発生すると思うんです!わたしの管理だけでは、不安なので・・・ きっと・・・
ディープログの平穏は、ロックマンXというのは、プレーヤさんがいてこそなんです・・・。
そして、あのお二人も・・・ だから・・・
はっ!おいおいリコ、最後までしまらなすぎだろ!
それにリコ、管理人が「管理が不安」だなんて、管理人失格よ。まああなたは“のようなもの”だけれど。
ヴィアさん!アイコさん!どうして・・・!?
よープレーヤ!そしてリコ!リコの説明があまりにも不安で、聞いてられなくてなあ!おれたちも出てきてやったってわけさ。
どれだけ心配させれば気が済むのよ、あなたは。ほんとに、仕事を増やさないでほしいわね。
はっ!なんやかんやで妹が心配か?いいお姉ちゃんしてるじゃないか、アイコ!
・・・たった今、目の前のうるさいやつを黙らせるっていう、仕事も増えたみたいね。
ひ、ひいいいいいいいい!
・・・ま、まあ、こっちはあとでたっぷり謝罪させてもらうとして・・・。
リコ!自信を持て!しっかりプレーヤに、心から、伝えることがあるだろう?
・・・は、はい!
・・・プレーヤさん!ほんとうにほんとうに、ありがとうございました!わたしのことなので、またきっとバグを起こしてしまうと思うのですが・・・
その時はまたきっとこうして、「ロックマンX」をプレイ中の、プレーヤさんの前に現れて、またこちらの世界にお呼びしますね!
きっと、待っててくださいね!
そうだぞプレーヤ!おれとの勝負はまだついてないんだからな!
あら、前回プレーヤに ぼっこぼこに されたんじゃなかったのあなた?
あ、そういうことはいま言わないでもらえる・・・?
プレーヤ、ワタシとの勝負もまだだったわね。それまで、十分準備をしておくことね。
ありがとう、あなたが大好きよ。プレーヤ。
ありがとうな、プレーヤ!またな!
プレーヤさん、わたしは・・・、わたしたちはプレーヤさんに出会えて、本当に幸せです!!言葉なんかじゃ伝えきれませんが・・・
ありがとうございます、プレーヤさん!大好きです。
またすぐお呼びしますからね!腕はなまらせないようにしてくださいよー!
その時もまた、もちろん・・・
そう、プレーヤさんがやるのです!!
イベントストーリー
怪奇!古城に光るダークな罠
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
えええええ!プレーヤさん、ダイブしてきてはみたものの、ここはどこでしょうか!
なんだかお城のようなテーマパークのような、わくわくがとまりません!!
は!おいおいリコ、完全に観光気分だな!これは前にあった「祭」バグと同じような、奇妙な現象が起こっているようだな。
かぼちゃにランタン、この雰囲気は……「ハロウィン」だな。
ハロウィン!あーあのハロウィンですね!……ってなんですか!?
説明しよう。ハロウィンとはまあ「祭」行事のひとつで、もともとの起源は……
なるほどです!とにかく楽しい行事ということですね!そうですよねプレーヤさん!
……まあそうだな。それぞれの地域、人々によって形を変えて楽しまれている。ちょうどハンタープログラムの中にも、このハロウィンバグに影響されて外観が変わった、いうなれば、ハロウィンを楽しんでいるやつもいるようだ!
そうなんですかー!プレーヤさん、解析に成功したら、ぜひ私にも見せてくださいね!とにかくプレーヤさん!このステージを探検しましょ、さあ、はやくはやくー!
(ボス戦前。)
フハハハハ!我が城へよーーこそ!よくぞ私の元までたどり着いたなプレーヤとやら。ここまでの道中は快適であったかな?ん-??おやおや、だいぶお疲れの様子と見える。この私に挑む前に、一度帰って休まれてはどうかな?
このイレギュラーデータは!ダークマン……いや、少し様子が……かなり様子が違うようです!
その通り!我が名は「ダーク・P・マン」。その名も素晴らしく、甘美な響きであろう。
「ダーク・P・マン」!パンプキンなのかピーマンなのか、ややこしいやつですね……。
……
こいつ、無視しやがったぞ!
以前にもこのような城を拠点としていたことが、あったように記憶しているのだが、その時も全身青いキャラクターに邪魔をされてねえ。だがしかし!これからはここを拠点に、世界中に恐怖のトリートをしてやろう、この私の名とともにな!
(撃破後。)
さっすがプレーヤさんです!やりましたー!
グハ……よくぞ私を打ち破った……そんなプレーヤ、リコ、よ……お前たちに言わなければいけないことがある。
ハッ……ピー……ハロ…………ウィン……
(ダーク・P・マンが爆発する。)
役割を全うしていった、という感じだな。とにかくプレーヤ、やったな!
そうですね!しかし今の最後の言葉、とてもわくわくする気持ちになりますね!なんだかわたしもおめかししたくなってきちゃいました!
は!そうか!ならこのハロウィンにふさわしい衣装データをリコ、自分で解析してみたらどうだ?
いいデザインを思いつけばそうしたいと思います!プレーヤさんは、わたしにどんな衣装が似合うと思いますか?教えてください教えてください!
戻ったら続きを教えてくださいね!それではプレーヤさん、ハッピーハロウィン!
バトルネットワーク.DiVE
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!今回も別のロックマンシリーズのデータが、このディープログに現れたようですよ!ステージ自体は「ロックマンX4」のようですが、なんというかこう……別の「電脳世界」というか……
ですがこのディープログにこうしてまたバグが現れた以上、わたしとプレーヤさんで修復を……
……ディープログ?ここは「サイバーワールド」ではないのかい??
え……?プレーヤさん、この声は……?
あれ?きみたちは?どうやらネットナビじゃなさそうだけど……この世界はいったい??
ええええ!あなたは、「ロックマン.EXE」のロックマンじゃないですか!ハンタープログラムとして具現化されたんですね。
へー、ここではネットワーク・ナビゲーションプログラムじゃなく、ハンタープログラムっていうんだね!そう、ボクはロックマン。熱斗くんのネットナビさ。
しかし熱斗くん、よび出しているのに、ぜんぜん反応がないな。さてはまだ寝てるんだな……!熱斗くん、いつまで寝てるんだい!おーい、熱斗くーん!!
うーん、るさいなあ……学校が休みの日くらい、ゆっくり寝かせてくれよ。
はっ!なんだか懐かしいやりとりだな!リコも普段こんな感じなんじゃないのか?
もー!ヴィアさんなんてことを言うんですかー!
……ん?ロックマン、ほかにも誰かいるのかー?
熱斗さん、はじめまして!わたしはリコと申します。こちらはヴィアさんと、この世界を修復するために大活躍中の、プレーヤさんです!
へー!はじめまし……て、なのか?プレーヤさんのほうは、なんだかすごく前に、どこかで会っているような気がするんだけどなー
そうなんだよ、熱斗くん、ボクもじつはそう思ってて……ってそんなことより大変なんだ!リコさんたちのこの世界でも、ウイルスが発生して大変らしいんだ!
なんだかよくわかんねーけど、またWWWのしわざかもしれないな!ロックマン、オレたちも協力してしらべてみようぜ!
りょうかい!熱斗くん、さっそくオペレーションおねがい!
よっしゃ!いっくぜーロックマン!バトルオペレーション、セット!
イン!
な、なんてかっこいいんでしょうーー!!プレーヤさん、わたしたちも出発しましょう!いきますよ……
バトルオペレーション、セット!
イン!……ってなんでヴィアさんが言っちゃうんですかー!
(ボス戦前。)
あらあらお客さん?こんなところにまで来るなんてねえ、せっかく色々いじくってたのに、とんだ邪魔が入ったわね
なんだって!このネットナビ、完全自律型なのか!WWWめ、いつのまにこんなものを……
熱斗さん、あれはネットナビではなく、イレギュラーデータといって、この世界にバグで生じた存在です。ディープログを守るため、やつを倒してデータを修復しなければ!
なんだかよくわかんねーけど、あいつをデリートすればいいんだな!よーし、ロックマン!プレーヤたちのために、やってやろうぜ!
オーケー!じゃあプレーヤさんたちは、ヤツをおねがい!ほかのイレギュラーデータは、ボクたちにまかせて!プレーヤさんのオペレーティングなら、きっとできるよね?
プレーヤ!オレも自分でなに言ってるのかわかんねーけど、でもなんとなくわかるんだ。あの頃のように、すっげえオペレーティングができるって!たのんだぜ、プレーヤ!
たのんだよ、プレーヤさん!
まー見くびられたものね!そんなに簡単にいくとは思わないことね!
はっ!プレーヤの評判は別の世界にもとどろいているみたいだな!そんなに期待されてたんじゃ、裏切るわけにはいかないよな?
そうです!いきますよープレーヤさん!オペレーション、お願いします!
(撃破後。)
やりましたー!さっすがプレーヤさん、デリート完了です!
ナイスオペレーティング、プレーヤさん!ほんとにすごいや!
やるなープレーヤ!でもまあ、オレたちにくらべたらまだまだかなー。
熱斗さんとロックマンのバディも、噂通りのスゴさでしたね!さっすがです!
ああ、そうだな!このふたりはあの頃のまま、最高のコンビだった!
え!?オレたちそんな有名なの??なんだかてれるなあー
まあ、プレーヤ!オペレーティングがもっとうまくなりたかったら、いつでもオレんちに遊びにこいよ!ママのホットケーキ、うまいんだぜ!この前はレンジのこしょうで、こがしちゃったけど……
熱斗くん……その前にいいかげん、ひとりで起きれるようになってよね。
ちぇっ、るせーな!
そうそう、このディープログでだけだけど、ボクやほかのネットナビのデータもハンタープログラムとして、オペレーティングできるようになるみたいなんだ!
リコさん、きっとボクたちのデータを見つけて、呼び出してね!かならず力になるから!
ほんもののロックマンじゃないとはいえ、プレーヤにつかいこなすことができんのかなー?
あ、そうだ熱斗くん、すっかりわすれてた!今日は休みじゃなくて、登校日だったんだ、早く学校にいかないとちこくしちゃうよー!
え!?ロックマン、なんで早く言ってくんねーんだよ!じゃあなプレーヤ、ぜったい遊びにこいよなー!
ふー、なんだか素敵な出会いでしたね、プレーヤさん。もしかして、再会、だったのでしょうか。きっとまた、どこかで会えますよね。
ああ、はじめましてにしろ再会にしろ、熱斗とロックマンのように、この出会いは一生ものになりそうだな!
そうですよね!そして、わたしとプレーヤさんの出会いもまた……ですよね?
はっ!おれのほうがいろいろサポートできてるような気がするけどな!
もーなんてことを!プチ壊しじゃないですか!さ、プレーヤさん戻りましょ!
ロックマンや、ほかのネットナビを見つけたら教えてください!解析はわたしに、お任せを!
XDiVEクリスマス!聖なる使者
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
うわ、寒っ!ここはスノーベースのようですが…でも、雰囲気が、なんだかとてもわくわくします!綺麗な飾りがあったり、プレゼント箱のようなものだったり……
この胸の高鳴りはいったい何なのでしょう!ねえプレーヤさん!!
はっ!そんなにはしゃいでリコ、まるでサンタクロースからのプレゼントを待つ子供だな!
サンタクロースからのプレゼント??ヴィアさん、何かご存知なのですか!?
ああ、この雰囲気は間違いなく「クリスマス」だ!ちょっと前に「夜祭り」や「ハロウィン」のバグもあったろう、あれと同じ、特別な季節と調和して現れたバグのようだ。ちなみに最近、日本という地域のプレーヤたちとも会うことができたが、そこのみんなはまだ「夜祭り」バグは知らなかったみたいだ。ゼロに発言したソーランバグは多く認知されていたようだがな!
ヴィアさん!それでそれで、クリスマスとはいったいどういうものなのですか!?
はっ!説明しよう!クリスマスとは基本的に、ある人物の誕生をお祝いする日であり、赤い服を身にまとったサンタクロースがプレゼントをくれるのさ。地域ごとに過ごし方はことなるが、ただひとつ言えることは断じて恋人たちのための日ではないという
ぺらぺらぺら…
え、赤い服を着たサンタクロースさんが、プレゼントをくれるですって!!
リコ、プレーヤ、いいか、今からとても大事なことを説明す……
プレーヤさん!このスノーベースも「クリスマス」と調和して、新たに現れたバグです!必ずどこかに「サンタクロース」さんがいるはずです!見つけてプレゼントをおねだりしましょう!!
まったく、せっかちなやつだな……プレーヤ、このステージ中に散らばる、「くつ下型データ」これを集めるんだ!その「くつ下型データ」は、ステージ中に落ちていたり、イレギュラーデータを倒した時に落としたりするぞ。それを集めて、プレゼントと交換するんだ。
でも最終的に、サンタクロースさんがどこかで待っていて、きっと素敵なプレゼントをくれるんですよね!?さあさあプレーヤさん!サンタクロースさんを探しに、早速いきますよー!
はっ!リコのやつ、すっかり舞い上がってるな!さあプレーヤ、行こうぜ!
(ボス戦前。)
プレーヤさん!ついに出会えました!!あの赤いお姿、間違いなくサンタクロー…
あれ??
このおれがサンタクロースだって?おいおい笑わせやがる、いったいどこをどう見たら、おれがそんな浮かれたやつに見えるって言うんだよ!
いやどこをどう見ても浮かれてるように見えるんだがな……
やかましいわああああああ!!このおれは、「セントヴァジュリーラMC」様だ。この浮かれたイベントを終わらせるためにきた!
セントヴァジュリーラMCですって……ではなぜ、あなたはそこまで寄せた格好をしているのですか!
お前は何を言っているんだ?何も知ろうとせずに物事を否定するなど愚の骨頂。しっかりと理解した上で意見するのが、このおれの流儀よ。それにおれは、みんなの期待にはしっかり応えるタイプだ。お前たちの声、しっかりこのおれにも届いていたぜ!
…だ、誰に向かって話しているのでしょう……
それで、しっかり形から入ったわけだな……案外ちゃんとしたやつなのかもな。
さあおしゃべりはここまでだ!!いい子にしていたお前たちには、このおれからプレゼントをくれてやろうじゃねえか!さあ受け取りな!とびきりの一日にしてやるぜえええええ!
プレーヤさん、きます!あいつを倒して、平和なクリスマスを取り戻しましょう!
(撃破後。)
やりましたー!今回も、さっすがプレーヤさんです!
く、やるじゃねえかよ…このおれが修正されちまったら、もう認めるしかねえな……セントヴァジュリーラMCという名前を授かったからには、おまえらに……この言葉を送ろうじゃねえか……
メェ・・・リィィ・・・クリッスマス・・・また、どこかでな・・・
メェリィィ、クリッスマス?なんだか心がウキウキする言葉でしたが…
「メリークリスマス」だな、クリスマスの時にする、あいさつのような言葉だ!
へぇーそうなのですね、とっても心が躍ります!ここにサンタクロースさんはいませんでしたけど、けどきっとどこかに、必ずいますよね、プレーヤさん!
突然お会いした時のために、何をお願いするか考えておかないと!プレーヤさんは、何をお願いしますか??
そういえばプレーヤ、お前が子どものころは、どんなクリスマスを過ごしていたんだ?
え!プレーヤさんどんな過ごし方をされていたんですか!まさか、いつものように「ロックマンXをやっていた」とか??さっすがプレーヤさんです!
はっ!さっすがプレーヤだ!ってリコ、勝手に決めつけるな!
さあ冗談はさておき、わたしからもプレーヤさんにごあいさつです!メリークリスマス!
おれからも、メリークリスマス!
賀正!初夢に現れた天空の翼
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!今回プレーヤさんがダイヴしてきたのは「浮遊遺跡」……の、はずなのですが、なんかいつもと違いますね。
ああ、どうやらまた特別なバグが発生してたようだな。なんだか晴れやかな気持ちというか、神々しさすら感じるステージだ。
え!プレーヤさん、ヴィアさんみてください!後ろにある、あの紫色のデカいのはなんなのでしょう!
ん……?あれは、巨大なナス……か??それにさらに遠くに見える巨大なオブジェクトは……あの神々しくもそびえたち、雄大に広がる裾野……
なんだか夢の世界にいるみたいですね~~~
それだリコ!!ここはまるで、縁起のいい初夢の世界だ!
なるほど、初夢ですか!はいはいはいはいはい、あの初夢!……ってなんですか?
もういいから聞いてくれリコ。初夢というのは、日本という地域にある風習でな。年が明けて、新年になってから初めてみる夢のことを言うんだ。
え!ということは……わたしはロックマン3のスネークマンにひたすら負け続けるという、むちゃくちゃな夢を見たのですが……見なかったことにできます?
はっ!なんだその夢!たしかにむちゃくちゃだが、スネークマンということで、へびが出てくる夢も一般的に縁起がいいとされているぞ!
そ、そうなんですね!!でもまだまだいい夢がありそうですし、なんだかよくわからない夢だったので、見なかったことにします!
リコはもう何でもありだな……まあ、リコの言う「まだいい夢がある」というのはその通りで、後ろに見える、「ナス」そして日本にある山で「富士山」と、あとひとつ登場するのがもっとも縁起がいい初夢であるとされている。
ヴィアさん……それで、「あとひとつ」というのは……?
そのあとひとつというのはな……
わたしをお呼びかなー?
え!?プレーヤさん、いま誰かの声がしませんでしたか!?
したともしたとも。これはいま、お前たちの脳に直接語り掛けているやつだぞー
りこ、そなたが物語の初めにプレーヤに対して行ったやつだー
そ、そうでした!って、誰なのですかあなたは!!
わたしがどこの誰であるか、それは直接確かめにくるがいいー
天空に浮かぶ船で、そなたらを待っておるぞー
このわたしをそなたらが目にした時、間違いなく今年は最高の年になるであろうぞー
そなたらって、さっきは「お前たち」って言ってなかったか……?
「そなた」の方が、なんかそういう感じがでるであろうー
いちいちうるさいぞお前ー
とにかく、待っておるぞー
しゃべり方も内容も、なんてふわふわしたやつだ……
と、とにかく行って確かめてみましょう、プレーヤさん!きっと初夢で見ればいいといわれている、「ナス」「富士山」そして「あとひとつ」がわかるはずです!
(ボス戦前。)
待ちくたびれたぞそなたらー
え!あれは、ストーム・イーグリード!ですがなんか雰囲気が圧倒的に違いますね!
ああ、神々しさを感じる……だがあのしゃべり方のせいで、なんだかよくわからないな……
そなたらにはこの絶妙な間をとったしゃべり方がわからぬようだなー
ならば、わたしの名とともにその脳裏に刻むがいいー
わたしの名は、ドリーム・イーグリードであるー
ド、ドリーム・イーグリード!!あれが初夢に見ると縁起がいいという「もうひとつ」のものですか!?
ああ、「ナス」「富士山」そして、「鷹」であると言われる。これで、最高の初夢が完成したってわけだな!
その通りであるー
よかったな、そなたらー
そんなに気に入ったのなら、未来永劫に、この初夢の世界にいるがよいぞー
そうですねー
それもいいですねー
おいリコ何いってんだ!こんなところにずっといたらディープログの修復はどうする!それにしゃべり方もうつってきてるぞ!
わわわ!ほんとでした!そういうわけにはいきません!わたしたちにはプレーヤさんと、このディープログを元に戻すという目的であり、夢があるのです!
そんなものはこの初夢の世界があれば不要であろうー?それにリコ、そなたが見た夢の世界でクリアできなかった、ロックマン3もこの世界で何度でも遊んでいけばよかろうー
そ、それは……無敵になれる裏技を使ってなんとかすればいいのです!!
おいおいリコ、それじゃあいつまでたっても、うまくならんぞ……
そこまで言うならしかたがないー
プレーヤ、まずはそなたを倒し、この初夢の世界で、とこしえに過ごす権利を与えてしんぜようぞー
(撃破後。)
ふははははは、実に有意義な時間であったぞー
よくぞわたしとここまで渡り合えたものよー
あれ、修正は完了したのに、爆発しない……?
爆発?ふははははは、わたしがそのようになるわけなかろうー
わたしはこの初夢の世界の象徴であるものぞー
このわたしと互角に戯れたプレーヤたちには、最高の褒美をあたえようー
この初夢の世界、そしてこの「ドリーム・イーグリード」を見た、そこのリコ、ヴィア、プレーヤ、そしてそこのあなたも、あなたも、あなたたちもー!去年はいろいろあったであろう、大変なこともつらいことも、たくさん経験したであろうー
だが、今年は最高の年になること間違いなしであるー!
そなたらに会えたこと、わたしも僥倖であったぞー
では機会があったらこの世界で、何度でも相まみえようぞー
明けまして、おめでとうございますー
(イーグリードが去っていく。)
わあーなんだか、晴れやかな気持ちになりましたね、プレーヤさんー
そうだなー
もうみんなしゃべり方うつってるけど、なんだか晴れやかな気分だー
この縁起のいい初夢の世界の修正が完了したプレーヤさんなら、今年はいい年になること間違いなしですね!
ということで、今年もよろしくな、プレーヤ!
今年もよろしくお願いします、プレーヤさん!
ぺンギーゴの全力バカンス
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
きゃああああああああ!な、なんですかこのステージは!これもバグの影響なのでしょうか!!まるで遊園地のような……こんなデータバグなら、何回でも起こってくれればいいのに!ね、プレーヤさん!
おいおい、なんてこと言うんだリコ……バグはバグなんだ、しっかり修正していくぞ。
いやあーヴィアさん。勘違いしないでください?わたしは決して、バグを歓迎しているわけではありませんよ?何回でも起こってくれればいいのにって言っただけです!
おい……だから思いっきり歓迎してるじゃないか……
さあさあプレーヤさん!まずは何して遊びましょうか!プールもいいですし、あ!あそこのウォータースライダーもおもしろそうですよおお!
おいリコいい加減にしろ!まずはあそこのペンギーゴのアトラクションが先だろ!
そうですよねー!ってヴィアさんは止めてくださいよ!え……ペンギーゴのアトラクション??
クワーーーックワックワックワッ!お前たちも気に入ってくれたようだな!
この声は、アイシー・ペンギーゴか!なんでこんなところに!
アイシー・ペンギーゴだってえ?クワックワックァ!これはこれはおもしろい人違いを。
ん……?人違い……だと……?
何が言いたいんだクワッ!まあいい、今はオレもバカンス中で忙しい。こーんなに楽しい場所がこの世にあるなら南極になんていなかったクワ。せっかくなら、お前たちも楽しんでいくがいい!チルの心クワ~
バカンス??チル??ですが、絶対あのボスの声ですよねこの声……
ああ、そうだな……まあたしかにせっかくだから、楽しんでいくとするか!なあプレーヤ!
そうですそうです!さあプレーヤさん、楽しみますよー!
(ボス戦前。)
クワーーーックワックワックワッ!よーこそウォーターパークへ!
いやいや、やっぱりアイシー・ペンギーゴじゃないですか!
誰がアイシーだって??オレの名前は“サマー・ペンギーゴ”。南極なんてもう戻ってられないクワ。
おいおい、任務を忘れてこんなところでバカンスか!なんてやつだ。
チルという言葉を知らないのか?さあ、ゆるりとこのバカンスを楽しんでいくクワ。
さっきから言ってる“チル”……?どういう意味なんでしょう、プレーヤさんご存知ですか?
そんなことオレも知るかクワ!今この時、あふれるこの気持ちがチルなんだクワ!
はっ……知らないで使ってたってか!
あーうるさいうるさい!!ナウマンダーみたいなやつらクワ!オレのバカンスを邪魔するやつはゆるさないぞ!このオレの攻撃で南極までぶっ飛ばして、お前たちが極地の監視でもしてればいいクワ!
(撃破後。)
ク……クワ……ただバカンスを楽しんでいただけなのに、ひどいクワ……
なんか、悪いことしてしまいましたかね……
なーんて、ウソですクワー!お前たちの相手をしたのも、バカンスの延長クワ!楽しませてもらったわ!いったん世界観上の爆発はするけども、何度爆発しようが、オレはずーっとこのウォーターパークで、バカンスを楽しんでやるくわ!
な……なんてやつだ……これもチルってやつなのか……?
もし会うことがあれば、第13極地部隊のやつらにもよろしく伝えておいてくれクワ!しばらくは戻らないと!
あ、そうそう、ナウマンダーもどこかで見かけたら、せっかくだ、誘ってやってくれクワ!それじゃ、またいつでも遊びにくるクワー!
(世界観上の爆発をするペンギーゴ。)
こ……これもペンギーゴのバカンスのひとつだったんですね。
はっ!そうだな!まあせっかくのウォーターパークだ、もう少し、遊んでいくか!
そうですよヴィアさん!満喫していきましょー!ね、プレーヤさん!そうそう、このバグの影響で、あるハンタープログラムにもサマーなバグが、あらわれてしまったようなのです!涼しそうな恰好でしたよー!わたしもしてみたいなー
おいおい、リコまでバカンス気分か?
いいじゃないですか!ね!プレーヤさんも、日ごろの任務の疲れを吹き飛ばしましょ!プレーヤさんも、サマーなわたしを見てみたいですか?どうなんですかプレーヤさんー!
情熱!誇り高き兄の愛と試練
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!またも何だか楽しそうなバグが発生しているステージに、来てしまいましたね!
ああ、何だか浮かれた雰囲気というか、理由はないんだが、なんだか気に食わない気がしないか?なあプレーヤ!
そうですかヴィアさん?わたしは何だか、わくわくというか、ドキドキというか……それに何だか甘い匂いも漂ってきます!ヴィアさん、いつものように、何が起きているのか教えてくださいよー!
リコよ、お前はこのディープログの管理人じゃなかったのか……?
まあまあ!ヴィアさんもそういうもんじゃないですか!
はっ!まったく。この浮かれたバグは、今の季節が影響しているらしい。「バレンタイン」というものだ。
「バレンタイン」!何だか素敵な響きですねー!ねえプレーヤさん?
素敵だあ?何が素敵なものか。この行事は決まりがあるようでなくかつ人工的に作り上げられた、各地域によって対象者もモノも異なる言葉では形容できぬ……
ヴィアさんヴィアさん、なんかキャラ変わってませんか……?それに早口すぎてうまく聞き取れないです……
……。と、とにかく、このバレンタインというものは、対象のモノがある。そのモノ自体は特別なものでもないのだが……
特別なものでもないのだが……?何かあるのですか?
そう、至極ありふれたものであるのだが、それを誰から貰えるか、これが重要であり、たまらなくおれたちが渇望するものなんだ!
そ、、、そうなんですね。ではそのモノを教えてくだされば、わたしから二人にお渡ししても、喜んでくれますか!?
ああうれしい!もちろんうれしいとも!なあプレーヤ!!
ヴィアさん……ずっと気分が上がったり下がったりおかしいですけど、この、「バレンタイン」というものにあまりいい思い出がないんですかね……
もちろんリコからもうれしい……だがもらうモノというものは誰からもらうか、そして“いくつもらうことができるか?”これも熱くさせる要素だ!このステージには、どうやらそのチャンスが転がっているようだ!誰が!それを!獲得できるか!!
プレーヤさんー!ヴィアさんどうしちゃったんですかー!!
さあ、いくぜプレーヤ!!おれたちが、このイベントでの勝利を!そしてあのモノを勝ち取るんだ!そう、プレーヤがやるんだ!!
わ、わたしのセリフまで~~!
(道中、普段と異なる恰好をしたイレギュラーデータに出会うプレーヤ一行。)
プレーヤさん!何やらガヤガヤと盛り上がっていますよ!
イレギュラーデータが集まっているようだが、いったい何を……
あ、大きなスクリーンが!シエルと、アイリスさんが映っているようですが、いつもと恰好が違いますね……
うおおおおおおお!シエルちゃああああああん!うおおおおおおおおおお!
な、なんだか盛り上がりを通り越して、狂気を感じるな……
ですが、なんだか気になりませんかプレーヤさん?ちょっと行ってみましょうよ!
なんだお前ら!そんなところにぼーっと突っ立ってられると、見えねえだろうが!おれたちのこの神聖な儀式を邪魔するつもりか!こうなりゃ、力づくで追い返してやろうか!
ち、ちょっとちょっと勝手に進めないでください!どうしますか、プレーヤさん?このまま素通りすることもできますが、イレギュラーデータは修正しなければいけませんし、せっかくですので、受けて立ちましょうか!
(アイリスとシエルが映るモニターの前にしばらく立っているとイレギュラーデータがキレる。)
いつまで突っ立ってる!そんなんで推しに愛が伝わると思うか!
(戦闘を終え、別の場所でもイレギュラーデータの怒りを買うプレーヤ。)
おい邪魔だ!見えないだろうが!
(さらに別の場所では“作法”を教えてくるイレギュラーデータに出会う。)
わかったわかった、おれたちがしっかり教えてやろう!まずは腰を低く構えて両腕を……
(その他、イレギュラーデータたちが囲んでいたモノ(ディープエレメント)を奪って戦闘になるなどといったことを経て、とある人物に出会う。)
プレーヤさん、ストップ!誰かがイレギュラーデータ群に囲まれています!あれは……シエルさんじゃないですか!なんでこんなところに、プレーヤさん、助けないと!!
リコ!あれは襲われているんじゃない!あれは……
……あれは??
あれは……推しているんだ!!!
なに言ってるんですかヴィアさん!押されていたら、あぶないじゃないですか!
字が違うだろリコ!“推し”てるんだ!
そうだそうだー!なんだお前たち、急に来てもシエルちゃんからの、このモノは渡さんぞー!
きゃあ!もうなんだっていうの、このイレギュラーデータたち!私の名前はシエル。こう見えても、科学者なの。
いやまったく科学者に見えませんよそのカッコ!いったいどうしたんですか!
わたしにもわからないの……気が付いたらこの服を着て、ここであるモノを作っていたわ!
なんですかそれ!
そして、その甘い香りに誘われて、このイレギュラーデータが集まってきた。シエルからのそのモノを渇望して、そういうことか!
その通りだー!“推し”からのモノ、必ず手に入れてみせる!
そんなに奪い合わなくても……わたしみんなにちゃんと配るわよ、安心して。
なに言ってるんだシエルちゃんー!勝ち取ってこそ意味があり、おれたちはそれを勝ち取らなければいけないんだ!さあ、誰がその権利を勝ち取るか、勝負だ!おれたちの愛の深さに、溺れるがいいプレーヤ!
もう、なんでこんなことに……プレーヤさん、助けて……くれるよね?
ああ!「やめておく」わけがない!さあ、やってやれプレーヤ!そして、勝利を勝ち取れ!
今回って……わたしの出る幕あるのでしょうか……
(撃破後。)
ぐ……おれたちの愛が足りなかったのか……
こんなにたくさんのイレギュラーデータを倒してしまうなんて、やっぱりあなた、あの伝説の“推す者”なのね?
で……伝説の“推す者”……?
そ……そうだったのかプレーヤ?
わたしを置いていかないでくださいー!
助けてくれてありがとう、プレーヤさん。さ、これはあなたにあげるわ。はいどうぞ。
やったなプレーヤ!さあ、まだまだこのステージにはそのモノがあると、おれの勘が言ってやがる!
何がなんだかわかりませんが、おめでとうございます、プレーヤさん……!さあ、ヴィアさんの言うように、先に進んでみましょう!
(シエルからモノ(ディープエレメント)を受け取って先に進むと、またしてもイレギュラーデータに囲まれている人物に出会う。)
プレーヤさん!またしてもイレギュラーデータの群れが!……あれも、推しているんでしょうかね……?
ああ、その通りだリコ!分かってきたじゃないか!
あーはっはっはっは!そんなにこの私からのモノが欲しいのかしら、ぼうや達?
フェラムさん!じゃあこのイレギュラーデータたちも、フェラムさんを推し、そしてフェラムさんからのモノが欲しいと。
リコ、訂正なさい?フェラムさんじゃなくて、フェラム“様”でしょう?
は、、はい、フェラム様!
はい!欲しいです!欲しいです!なんでしたらモノでなくても、ムチで引っぱたいて頂きたいです!フェラム様!
しょうがないぼうやたちねぇ。うーん、このフェラム様からのモノ、誰にあ・げ・ま・しょ・う・か・し・ら?決めたわ。生っちょろいやつにあげるモノなんてないの。ぼうやたち、私が推しなら、奪い合いなさい!ぼうやたちの中で一番を決めなさい。その一番が、わたしからこのモノを受け取るにふさわしいわ。
いよっしゃー!やってやらああーー!
さあいけ!プレーヤ!伝説の“推す者”の力を、見せてやれ!
もー!いつからプレーヤさんはそんな伝説になっちゃったんですか!
(撃破後。)
ちくしょーーー!フェラム様推しとして、情けない……
あーら、ぼうや強いのね。なかなかやるじゃない?
やりましたね、プレーヤさん!フェラム様に認められましたね!
リコ、お前もすっかりこのイベントを楽しんでいるな……。
強いぼうやには、わたしからムチのプレゼントをしてあげましょうか・し・ら?
プ、プレーヤさんにそんな趣味はありません!
冗談よ。わたしのムチを受けたら、もう完全に落ちちゃうものね。ちゃーんと、このモノをあげるわよ。
やったな、プレーヤ!順調にモノがあつまっている、それでこそ、伝説の“推す者”だ!
ぼうやが、伝説の“推す者”、ですって?あーはっはっはっは!それはもうひとつ、ある人物からのモノをもらってから語ることね。
べ、別にプレーヤさんは、その伝説の何とかじゃないのですが……
いい、この先にももうひとり、モノを持っている人物がいるわ。だけどそれは、“最強の兄”によって守られている。さっきのぼうやの戦いを見たけど、はっきり言って、ぼうやじゃその“兄”に勝つことはできないわ。目指すのは勝手だけど、せいぜいケガしないことね。
“兄”ですって……?プレーヤさん、誰のお兄さんなのでしょう……とにかく、もうここまできたら向かってみましょう!
(フェラムからモノ(ディープエレメント)を受け取り先へ進むプレーヤたち。そしてイレギュラーデータたちに囲まれている“兄妹”のもとへたどり着く。)
みなさん、落ち着いて!ちゃんとみなさんの分もありますから!
アイリスちゃーん!うおおおおアイリスちゃーん!
今までのイレギュラーデータたちもすごい興奮状態でしたが、この集団のボルテージは、ひときわ目立ちますね……
あの群れの中にいるのは、アイリスのようだ。あれがさっきフェラムが言っていた、モノをもつ最後の人物ってわけか!
でもアイリスさん、みなさんにモノをくれるって言ってくれてますよ!プレーヤさんも行ってみましょう!
妹に近寄るな!このイレギュラーどもが!
もう、兄さんやめて……ちゃんとみなさんの分があるんだから。
アイリス、我が妹よ。私は兄の誇りにかけて、お前を守るぞ、安心するんだ。
もう……話を聞いて、兄さん!そうだ、兄さんの分もあるのよ。
それは……あとで頂こう。
カ、カーネル!これもフェラムが言っていた、“最強の兄”ってやつか。
た、たしかに手ごわそうですね……ですが戦わなくても、アイリスさんはみなさんにくれるって……
何だ貴様ら!プレーヤ、妹には近づかせぬぞっ!
兄さんやめてーっ!リコさん、ヴィアさん、そしてプレーヤさんは、わたしたちをこのディープログに呼び出してくれたのよ!
ああ、そうだ。恩人であると言ってもいい。だがなアイリス、この私にも軍人としての……いや、兄としての誇りがあるのだ!さあ、プレーヤ、かかってこい!妹からのモノが欲しければ、このカーネルを超えることだ!
兄の誇りを捨てるより、戦いを選んだ、ということですね!
いいこと言うじゃないか、リコ!さあプレーヤ、立ち向かえ!そして“最強の兄”を超えるんだ!
(戦闘後。)
プレーヤさん!やりましたね、あのカーネルさんに勝利しました!
く……やるじゃないかプレーヤ。私も誇りある軍人であり、アイリスの兄だ。約束は守ろう。
もう、兄さんったら。戦う必要なんてなかったのに。
プレーヤ、アイリスにはこう伝えてくれ。兄は満足してプレーヤを認めていったとな!さらばだ、プレーヤ!
(瞬間移動で立ち去るカーネル。)
……そこにいるんですから、自分で伝えられましたよね……?
おいこらリコ!野暮なことをいうな!
まったくもう、兄さんったら……。プレーヤさん、すみませんでした。これ……せっかくですから、受け取ってください。心を込めて、わたしが作りました……!
ついにやったなプレーヤ!これでお前が、真の“伝説の推す者”だ!
その伝説の推す者って、ずっと聞き流してましたけど、なんなんですか……
気に入って頂ければいいのですが……戻ってから、開けてくださいね。そしてもうひとつ……。ゼロ気に入ってくれるかしら……
あ、アイリスさん!そっちはゼロさんに渡すんですか?
えっ!わわわ!いやそんな、渡すだなんて!まずゼロが受け取ってくるかどうか……
おいリコ、そっとしておくのが礼儀だぞ。
し、失礼しましたー!
じゃあ私もいきますね!がんばらないと!
プレーヤさん、わたしたちも戻りましょうか!あ、そうだ、戻ったら、わたしからもプレーヤさんに心を込めて準備したこちら、お渡ししますね!
偽りの英雄X
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!ここはですね……森林ステージなのですが、いつもと雰囲気が違いますね……ステージBGMもいつものものではないですし。
あれ……?あなたたちは?
あなたは、シエルさん!どうして「ロックマンゼロ」のシエルさんが、このステージに?
シエル、時間がない。ヤツまでの最短ルートの指示を。
「ゼロ」までもこの世界に……!どうやら以前起こった、他シリーズのゲームデータも、この電脳世界に混ざってしまうバグのようだな。
「ロックマンエグゼ」に「ロックマンDASH」、いろいろありましたからね。ねえプレーヤさん?
エグゼ?DASH?オマエたちは何を言ってるんだ……?
それはですねえ、ゼロさん!まずわたしたちは約30年前に発売された……
バ、バカ!おいリコ!お前がゲームデータをぐちゃまぜにするようなこと、ペラペラ話してどうすんだ!
はっ!し、失礼しましたー!ゼロさん、気にしないでくださいね!は、ははは……
おいおい、なんかお前、だんだん管理人としての緊張感が無くなってきてないか……
大丈夫です!
何が大丈夫なんだ……
……なあプレーヤ?
プレーヤ?オマエは……どこかで会ったことがないか?
わたしもそう思っていたのよ、ゼロ。変なこというようだけど、一緒にわたしたちと戦ってくれたような……
記憶をなくしたオレの勘違いかと思っていたが、シエルもそう思うか。
ゼロさん、シエルさん。こちらはプレーヤさんです!わたしはナビゲーターの、リコと申します!プレーヤさんとわたしたちは、この世界をもとに戻すため、日々ミッションをがんばっているのです!まあ、ほとんどプレーヤさんのご活躍なんですけどね!
そしてオレはヴィアだ、よろしくな。
そうだったのね。この世界をもとに戻す……なんだかわたしたちと似ているわ。
ああ、そうだシエル。ヤツのいる場所はわかったのか?
ええ、トランスサーバーから、転送できるようになっているわ。
わかった。今度こそ、かつての友の名をかたる、伝説の救世主とやらをたたき斬る。
ゼロ、データを記録してからいく?
あ、それはプレーヤさんが選択しますので!
え、なぜプレーヤさんなの・・・?
おいリコ……
あ、ああまたわたしったら!!すみません、お気になさらず!ははははは……
ヴィアと言ったか。オマエもどこかで会ったことがないか?
はっ!そんな気がするかゼロ!記憶をなくしているみたいだが、かつての友である、エックスの記憶と共に大事なことは忘れていないようだ。
あなたたちも、エックスを知っているの?
ええ、知っていますとも!こちらのプレーヤさんが一番詳しいんですけどね!
そうなのね。といっても、わたしも本物は見たことがないのだけど。
オレたちが追っているのは、そのコピーだがな。さあ時間がない、オレはいくぞ。
ゼロ、ぜったいに帰ってきてね……
さあプレーヤさん、わたしたちも行きましょう!このステージのバグも修正しなければ!
ああそうだな!このディープログの世界はプレーヤ、お前にしか修正できない、お前が救うんだ。
あなたたちも、手伝ってくれるのね。ありがとう、プレーヤさん……データを記録してからいく?
はい!
(ボス戦前。)
ゼロ。伝説の英雄であるキミが、何をしに来たのかな?
エックスのコピー。オマエが作り出したまがいものの世界を、ぶっ潰しにきた。
ゼロ、キミは本当に愉快な人だね。このボクのおかげで、世界は平和になったんだよ。キミや、エックス・オリジナルでも実現できなかったことだ。おや、そこの君たちは?
プレーヤさんです!わたしはリコと申します!
しっかり名乗るんだな。
丁寧に自己紹介ありがとう。また愉快な人たちが増えたみたいだね。ボクの仕事の邪魔をしないでもらえるかな。遊んであげたいのは山々なんだけど。ゼロ、キミは伝説の英雄なのかもしれない。けどこの100年の間、キミは何をしていたのかな?ボクは荒廃してしまった世界を救うため、戦って戦って、人間を救ってきたんだよ。
無実のレプリロイドを大量に処分してきたお前が、これ以上英雄を語るんじゃない。そして……おれの友の名を、それ以上かたるな。
本当に分かり合えないね、キミとは!レプリロイドなんてどうせイレギュラーになるんだ。その前に処分してあげてるだけさ、何が悪いんだ!?
本物のエックスは……あいつは、そんなに単純なやつじゃない。いくじなしで、何度も悩んで悩んで、悩みながらも戦い続ける、そんなやつだった。
そうか、わかったよ……キミも長い眠りから覚めて、イレギュラーになってしまったんだね。このエックス・オリジナルの完璧なるコピーである、このボクが直々に処分してあげよう。その前に……まずはキミのお友達たち、プレーヤって言ってたっけ?キミから処分してあげよう。どうせ君もイレギュラーなんだろうからね。……じゃあ、そろそろ、仕事をはじめるとしますか。
来ますよ、プレーヤさん!本物の救世主の力、見せてやりましょう!!
(戦闘後。)
バ……バカな……何だ貴様の、その力は……このボクは……伝説の英雄、エックスだというのに……
プレーヤ、なんて力だ……
ぐっ……。こんなところで、このボクが……ゼロめ……
弱いな。
な……なんだと……?
エックスは、こんなもんじゃない。エックスは……
エックスは、もっと強かった。
くっ……いやだ……ボクは、英雄だ……何度でも……
(爆発するコピーエックス。)
ゼロ、やったのね!
シエル、エックスのコピーは倒したが、おれじゃない。プレーヤだ。
はい、さっすがプレーヤさんです!
プレーヤ、お前の腕、まだまださび付いちゃいなかったようだな。安心したぜ。
……え?ゼロさん、いまプレーヤさんのこと。もしかして、全てご存知で……!?
さあな。適当にしゃべった言葉さ、忘れてくれ。
はっ!役者じゃないか、ゼロ。
さあシエル。おれたちも帰るぞ。
ええ、そうねゼロ。プレーヤさん、またどこかで会えるよね?
ええもちろんです!わたしたちの絆は、もう何十年も続いているではないですか!それを繋いできてくれたのが、プレーヤさんなんです。ね、プレーヤさん!
ありがとう、プレーヤさん。これからも、この世界を守ってね。
・・・・・・
・・・・・・
いやー、なんだかまた素敵な出会いでしたね!
ああ、プレーヤ!お前はこのディープログにとって、本物の救世主ってことだな!
かっこいいです、プレーヤさん!さ、戻って休みましょう!あ、そうそう、データを記録してから戻りますか?
リコ!もうそれはいい!!
守れ!おかし工場奪還作戦
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!またしても「ロックマンX」の工場ステージにダイヴしてきましたよ!……ようなのですが、様子がおかしいですよね?工場ステージなら、以前修正も完了してますし……何より……とっても甘い匂いがしませんか!?なんなんでしょうこのバグは!
はっ!またしてもイレギュラーなバグが起こっているようだな。甘い匂いの正体も、どうやらチョコレートのようだ。
と、ということは!ここはチョコレート工場ということですかーヴィアさん!
プレーヤさん!こうしてはいられません、いますぐあそこのチョコレートの川に、ダイブしに行きましょう!
おいリコ、何がこうしちゃいられないだ!こんなんでも、バグが発生してるんだぞ。
し、失礼しましたー!ではプレーヤさん、いつもの通りバグ修正がんばりましょう!チョコレートのほうは私におまかせを!
おいおいリコ、そんなことばっかり言ってたら、また太るぞ。
な!なんてこというんですかヴィアさん!太るのはいいですが、“また”とはなんですか“また”とは!
おい“太る”はいいのかよ……
プレーヤさん。このステージには、このバグによって生じた特別なアイテムが、ところどころに存在しているようです。
ああ、ちょうど「お菓子」のような形をしたアイテムだな。
そうですヴィアさん!そのアイテムを見つけたら、ぜひ回収をお願いいたします!わたしがこのバグや、今後のイレギュラーデータ調査に、ぜひ使用させていただきますので!
そうだ、このバグの影響からか、またハンタープログラムにも、特別な恰好をしたものがあると、報告が入っておりましたよ!
報告って、いったいどこからの報告なんだ?
いやー、いいじゃないですかそんな細かいことは!さ、プレーヤさん、はりきっていきますよーー!
な、流しやがったな……まあプレーヤ、その特別な恰好をしたハンタープログラム、解析に成功したらぜひ教えてくれ!
お菓子のアイテムも、回収を忘れないでくださいよー!
(ボス戦前。)
きゃ!プレーヤさん、巨大イレギュラーデータが!すみません……!これだけ巨大なイレギュラーデータに気づかなかったなんて……あれ?これイレギュラーデータですか?もしかして、巨大なロボットの形をした、チョコレートボールか何かでは……
誰がチョコレートボールであるか。我は破壊と破滅の象徴であり、あるものによっては、救済の存在であるぞ。
な!このタイプのイレギュラーデータからは、想像もつかない古風な口調じゃないか!!
で、ではその姿は……。あなたはいったい、何者なのですか!
我の名は、「超巨大ネタミロイドWD-B」
悲しみの果てに生み出された存在であり、その権化である。
ふ、深い事情がありそうですね、プレーヤさん……
お前たち、「ホワイトデー」という行事を知っているか?我を生み出したものは、その「ホワイトデー」というものについて、限りなく無限に思考を重ねた。
「ホワイトデー」か、この前あらわれたバグ、「バレンタイン」という行事と、まあ同じような行事のことだな。
へー、そうなんですか!このチョコレートも関係があるのですか!?
まあこれも地域によってどのような行事になるのかは異なるらしいが、ある地域では、「バレンタイン」で、何かをもらったら、その相手に対して「ホワイトデー」でお返しをすると。まあそういうものだな。
なるほど!では、この前の「バレンタイン」のときに、シエルさん、フェラムさん、アイリスさんにもらいましたから、プレーヤさんも、お返しをしないといけませんね!そしてそしてプレーヤさん!わたしにもお返し、忘れないでくださいよー??
なにい?プレーヤとやら、貴様は我が直接抹殺しなければならない、危険な存在のようだな。
な、なぜそうなる!
我は否定する存在。そしてあるものたちを肯定する存在。プレーヤ、貴様はこの時、否定の対象となったのだ。
わ、わかったぞ!お前の名前「ネタミロイド」っていうのはつまり……
それ以上言うのなら、今すぐ自爆し爆ぜてくれるぞ……
ぐっ……まさに悲しみの果てに生み出された存在、ということか……
さあいくぞプレーヤ。我は愛を否定する存在。我が間違っているというのなら、力でそれを証明してみせよ!
(撃破後。)
く、、我が負けるとは……
やりましたね!さっすがプレーヤさんです!
よかろう……。我はこのまま消えていくとしよう……だが、忘れてくれるなよ……陽があれば陰が生まれるように、我のような存在はこれからも次々と生み出されるであろう……
そ、そんな悲しいこと!!そうだ!「バレンタイン」からは遅れてしまいましたが、わたしからでよければ、ネタミロイドさんにもモノをあげますよ!
な……なんと……なんということだ……我に心というものがあるならば、心にすっと染み渡っていくこの感覚……
渇ききった大地に降る雨がごとく、我の心が潤っていくこの感覚は……。これが……愛、か……
と、とんでもなく感動している様子だな……
リコというもの……感謝するぞ……
ち、ちょっと大げさすぎませんか……?
ただ欲を言えば……こんな爆発の直前ではなくもう少し早く言ってほしか……
(爆発。)
なんというか、本当の意味で、修正が完了したって感じだな。今回も、いつもの通りプレーヤの大活躍だったが、ただ今回だけでいえば、最後に決めたのはリコだったな!!
え、わたしですか!いったい何がなにやら……でも、プレーヤさんのお役に立てたのならよかったです!ほめてくださいほめてくださいー!あそうだプレーヤさん!戻ったら「バレンタイン」のお返し、ですよ!忘れないでくださいねー!
解析! RiCOプログラムと青の影
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!ビッグニュースです!これはほんとにビッグなニュースですよ、ほめてくださいほめてください!あ、まだ何も説明してませんでしたね、失礼しました!
おほん、では改めまして……これまでもプレーヤさんと、そしてわたしの活躍により、順調にデータ修復が進行中ではないですか!そして同時に、多くのハンタープログラムを解析し、ロックマンXやほかのロックマンシリーズのキャラクターを解析してまいりました。その解析を通して、わたしはついに見つけてしまったのです!そう、プレーヤさんはもうお分かりですね??
え?あたらしいロックマンXのキャラクターの解析に、成功したのかって?いやーおしい!しかし新しいロックマンXのキャラクターという意味では、その通りです!
そうです!何を隠そうわたし、リコのデータを、このディープログに具現化できる方法がわかったのです!さあプレーヤさん、いまほめるところですよ!
……あれ?このあたりでいつもなら、ヴィアさんがカットインしてきてくれるのですが、なんか調子でませんね……
おほん、気を取り直しまして……しかしそのわたしをディープログに具現化するための、パーツがまだ足りないのです。本日プレーヤさんにこちらにダイヴしていただいたのは、このステージ中にその解析に必要なパーツが存在するのです!そのパーツをぜひ、プレーヤさんに回収してきていただきたいのです!プレーヤさんのいる場所から上左右に、それぞれワープカプセルが合計3つありますよね?そのワープカプセルに入って、それぞれのステージから、パーツを探して見つけてきてほしいのです!それがあれば、わたしのハンタープログラム具現化計画を、いよいよ進めることができるのです!これでますます、プレーヤさんのお役に立つことができますよー!
さあさあ話が長くなってしまいましたが、早速出発しましょう!そう、プレーヤさんがやるのです!しかし、今回ほんとにヴィアさん出てきませんねー。
(1つ目のカプセルに入って少し進むと紫色の裂け目からイレギュラーデータが現れる。)
さあさあプレーヤさん!張り切っていきましょう!わたしの具現化のためのパーツ回収のご依頼ですが、いつも通りナビゲーションもうるさいくらい、手を抜きませんよー!早速いきま……あれ?
プレーヤさん!あそこのイレギュラーデータを見てください!なんかいつもと雰囲気が違いませんか……?何かこう、どことなく感じる雰囲気が、ヴィアさんのような……あれ、わたし何を言っているのでしょう……でもどことなく、以前ヴィアさんがケガをされたときに、ヴィアさんの体から漏れていたエネルギーの感じに似ているような……き、気のせいですよね!きっとバグの影響で生じたものですよね!ヴィアさんが出てきて教えてくれればいいのですが……ほんとに今日はどうしてしまったのでしょう……
さ、プレーヤさん、ミッションスタートです!
(1つ目のパーツを発見する。)
やりましたー!プレーヤさんこれですこれです!このような、具現化に必要なパーツが、あと2つ存在します!さあこの調子で、別のステージにもダイヴして探しに行きましょー!
(2つ目のパーツを発見する。)
やりましたー!プレーヤさん、そうですこれです!これでパーツが2つ集まりましたね!いよいよ残るはあと1つです!さあ、最後のステージにダイヴしましょうー!
(最後のパーツを発見する。)
あ……ありがとうございます!!ついに3つすべての具現化パーツの回収完了です!!本当にありがとうございます、プレーヤさん!このパーツをああしてこうしてあれすれば……いよいよわたしをハンタープログラムとして具現化することができます……きっとお役に立てると思いますので、プレーヤさん!ぜひわたしを操作して、ばんばんデータ修復お願いしますよー!さあ、善は急げです。さっそくベースに戻りましょう!
(開始地点に戻ってくるとシャッターが開く。)
おいおい。プレーヤ、リコ、もう帰るのか?
ヴィアさんー!どこにいらしたんですか?今回は現れてくれないのかと思ってましたよ!
ああ、まあちょっとな!それよりもリコ、ついにお前のハンタープログラムが、具現化できるんだってな。
そうなんですよヴィアさん、聞いてくださいよー!ついにわたしが具現化できるようになるのです!
いや、それをおれが言ったんだろ……ところで、プレーヤ。今のお前にはこのステージはもうぬるかったんじゃないか?もうあの頃のプレーヤじゃないってことだな!おれはうれしいぜ。リコ、お前のナビゲートのおかげもあってな!
えへん!
そしていよいよ、リコもハンターとなるわけだ。もうお前も立派な「ロックマンXのキャラクター」だな!
うううう、うれしいです……なんだか皆さんに認めてもらえるようで……
プレーヤも、おれが生み出したイレギュラーデータくらいでは、もう物足りなかっただろ?
え……ヴィアさんが生み出した……?
そろそろイレギュラーデータなんかで測るんじゃなく、おれが直接プレーヤの力を見てみたいと思ってな。“おれたちのこれから”を任せることができるかどうか、軽く確かめさせてくれ。はっ!安心してくれよプレーヤ!まあ練習試合、手合わせみたいなものだと思ってくれ。
もっとも、おれに勝てるまでは、このステージからは帰さないつもりだけどな。もちろんそのパーツも持って帰らすわけにはいかないなあ。
……ヴィアさん、練習試合と言いつつ、目がちょっと本気なのでは……?
リコ、あのプレーヤがどのくらい成長しているのか、直接感じることができるんだぜ?遊びでなんかできるかよ!さあいくぜプレーヤ!手なんか抜くんじゃねえぞ!
(戦闘後。)
ストップだ、プレーヤ!まいったまいった、おれの負けだ!お前の力は思った以上だった、おれはうれしいぞ!よくぞここまで成長したな。やはりプレーヤ、お前を選んだのは間違いじゃなかったようだ。それにリコもな。
おれを止められるのは……やはりお前だけかもな。
ヴィアさんを止める……?いやいやヴィアさんも、わたしたちと一緒に戦う仲間じゃないですか!
リコ、これからお前はハンタープログラムとして具現化されるが、あくまでデータとして具現化されるのであって、リコ自身はあくまで今のお前だ。それは、決して忘れるな、そしてお前自身の存在をつなぎとめる鍵が、プレーヤだ。
ま、そういうことだ!プレーヤ、お前との戦い、楽しかったぜ!またここに来たら、いつでもおれと戦うことができる。まあ気が向いたら遊びにきてくれよ!もう少しお前が成長したら、次はもう少し力を解放した姿で戦っても、いい勝負ができそうだ。
じゃあな!あ、そうそうリコのハンタープログラムが解析できたら、ぜひそれでここにきてくれ!
あ、言いましたねヴィアさん!負けませんよー、ぼっこぼこにしてあげますからね!
はっ!楽しみにしてるぜ!
(ヴィアが去っていく。)
なんだかヴィアさん、楽しそうでしたね!ですが不思議と、何かを隠しているというか……悲しさも感じましたが……ま、気のせいですよね!さあさあプレーヤさん!ベースに戻りましょ!わたしは回収してくださったパーツをもとに、解析作業に入ります!解析が完了したら、ぜひわたしを操作してみてくださいね!ふふふふふ、きっと最強ですよー!ですがわたしを操作するのもそう……プレーヤさんがやるのです!
(プレーヤが去ったあと。)
……
……
まだ余計なマネはするなよ。もう少し、あいつらを見ていたいんだ。
んー、あぁー……どうでもいいけれど……仕事を増やさないでほしいわね。
望んでも望んでいなくても、いずれ必ずやってくる。それが俺たちの“役割”だからな。
活劇!ペイントROCKブラック
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!さあ今回も張り切って、ゲームデータの修正を・・・ってあれ?なんだか、いつもと様子が違いますね・・・
ああ、イレギュラーデータの気配がないな。
ヴィアさん、やはり気づきましたか・・・
おいリコ、なにをカッコつけた言い方してるんだ。
いえ、気にしないでくださいヴィアさん。ただちょっと、やってみたかっただけで・・・。
さあ、さっきのキザな言い方について詳しく教えてもらおうか。その言い方と、今回のこのステージの異常が、どう関係しているのかを。
いえ・・・。すみません、そんなに言われると思わなかったのでもうやめます。もうやめますから、辱めないでくださいよー!
はっは!まあ冗談はこれくらいにして、プレーヤ、ほんとにこのステージはいつもよりおかしい。データ修復はイレギュラーデータを倒して行ってきたが、ここのステージは少し違うみたいだ。そのイレギュラーデータの反応がないんだからな。
はい・・・。ですが、たしかにこのステージもデータが壊れています!いったいどうしたらいいのか・・・
・・・あれ、おーい!
あれ!プレーヤさん、この声はもしかして!
また会ったね、プレーヤさん!それにリコも!
ロックマンDASHの、ロック・ヴォルナットか!こいつはおどろいた!
君は・・・。はじめましてだよね。あらためて、ボクの名前は、ロック。ロック・ヴォルナットだ!
ああ、よく知ってるぜロック!おれはヴィアだ、よろしくな。
え、やだなーよく知ってるだなんて!
あ、ロックー!
え・・・!こ、この声はもしかして!!
ロールちゃん!
ロールちゃんんん!
ロールちゃんんんん!
あれ?あなたたちは・・・?どうしてわたしの名前を知ってるの?
ロールちゃん、この人はプレーヤさんさ!そしてリコに、ヴィア!
はい!ゲームデータ修復のために、日夜イレギュラーデータと戦っているのです!
でも、今回はそのイレギュラーデータが見つからないんだ。
そうだったの。こんにちは、プレーヤさん!あ!そういえば!
何か知ってるんですか。ロールちゃんさん!
この森をディグアウトしてるときに、いろいろと妙な反応を見つけたの・・・。
そういえば、リーバード、じゃなかった、この世界ではイレギュラーデータのような反応を、あちこちで感じたなあ。
ロックも感じたのね。わたしも、例えば自動販売機や、車、家とか、何でもないようなところから、異常を感じたの。
なるほどな。プレーヤ、ためしにそういうモノを見つけたら、イレギュラーデータのように、攻撃してみたらどうだ!
な、なんだか、悪いことをしてるみたいですね・・・。ですが、以外とこのステージを修正するには、その方法が正しいのかもしれません!
そうそう!ボクたちもボクたちの世界で、あまりにやりすぎて、真っ黒になっちゃったことあるからね!
こらロックー!それはゲームデータの修復とは関係ないでしょ!
い、いや~~~
ですがプレーヤさん、試してみる価値はありますよ!こんなことやっていいのかなー、ということ、どんどんやってみましょう!例えば車を攻撃して中のモノをゲットしてみたり・・・。
おいおいリコ、お前、すごい悪い顔してるぞ・・・。
い、いやいやヴィアさんとんでもない!これはあくまでゲームデータの修正でですね・・・。
そうだよねリコ!ボクもあの時は・・・
ロック~~~~??
と、とにかくプレーヤさん、やってみましょう!
ちなみに目安として、悪いことすればするほど、プレーヤのハンタープログラムが、真っ黒になっていくようにしておいてやったぜ!
な、なんて親切な・・・!いや、これは果たして親切なのでしょうか・・・。
名付けて、「黒好感度」だ!ロックマンDASH本編にも、好感度システムがあったろ?それの“黒い”バージョンってやつだ。あ、「黒好感度」は、左上のメモリで表示するようにしておいたからな!データ修復に成功すれば、体が黒くなるようになっている。
では、体が黒くなればなるほど、データ修復が進んでいるということになるわけですね!
説明、もう一度聞く?
それは大丈夫だ!そもそもおれが説明したわけだしな・・・。
それではプレーヤさん、早速いきますよー!
さあさあロック!わたしたちもプレーヤさんのお手伝いをしながら、ディグアウト続けるよ!
(終了時。)
いやープレーヤさん!黒くなりましたねー!
プレーヤさん、黒くなったなあ!
黒くなっちゃったねー、プレーヤさん!
プレーヤさん、お心苦しかったとは思いますが、これもすべて、データ修復のためであります!
あんなこともこんなことも、してしまったけどな・・・。
その黒いボディも、データ修復の証!勲章であると思ってください!とはいえ、これ以上黒くなるのは危険かもしれません!ディグアウト・・・、いえ、データ修復はこの辺にして、いったん戻りましょう!
プレーヤさん、気持ちはわかるよ・・・。黒くなるって、そういう気持ちだよね。
ロック!わたしたちは、もう少しディグアウトを続けるわよ!
分かったよ、ロールちゃん!
プレーヤさん、リコ、ヴィア。わたしたちはもう少しここにいるから、またデータ修復できたときは、よろしくね!
はい!ロックさんもロールちゃんさんも、気を付けてくださいね!
そうだリコ、わたしたちのデータも、ハンタープログラムとして再現できるかな?
そうだねロールちゃん。そうしたら、またいつでもプレーヤさんやみんなに会える!
もっちろんです!このリコにお任せください!
よかったー!!楽しみにしてるね、ね!ロック!あ、説明もう一度聞く?
それはもういいぜロールちゃん!
ダイヴにコブン
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!またも別のロックマンシリーズのデータが、バグの影響でこのディープログに出現したようです!
うーん、ステージは前回の「ロックマンZX」のもののようですが、なんかおかしいですね…何というか、わくわくするというか、冒険心がくすぐられるというか…なんなのでしょう、この高揚感は!そう、まるであの頃のよき時代の、大いなる冒険を思わせるような!
…って、わたし、何をいってるんでしょうかね!ですがですが、ときめきがとまらないのです!
…あれ、おーい!
えっ?プレーヤさん、この声は…?
お宝の前に、こんなところで誰かに出会うなんて、ここは不思議な遺跡だなあ。
あ…あなたは!!!
ボクの名前は、ロック。ロック・ヴォルナットだ!
きゃあーー!ですよねえ!!あ、といってもこちらのロックさんはデータのバグで具現化された、ハンタープログラムというわけなんですけど。でもデータとはいえ、あの伝説のディグアウターのロックさんと、こんなところで会えるなんて!
え、やだなーそんなこと言ってもらえるなんて…それより、君もディグアウターなのかい?
い、いえ!この方はディープログに出現したバグを修復しに、このデータにダイヴしてきた、プレーヤさんなのです!
プレーヤさんか。ははは、よろしく!プレーヤさん!ぼくは、この森の奥にはすごいお宝が眠っていると聞いて、ここまでやってきたんだ。そしたら君に出会えた。それと、ナビゲーターの君にもね!
わたしは、リコと申します!
よろしくね、リコ!そうだ、そのお宝を狙っているのはぼくだけじゃなくて、ある空賊のヤツらもそいつを狙ってるみたいなんだ。先に進むときは気を付けてね!じゃあ、ぼくは行くよ!
この森の奥に、お宝があるんですってー!プレーヤさん、わくわくですね!そうとなれば、わたしたちも行ってみましょー!
(ボス戦前。)
プレーヤさん、大型イレギュラーデータです!気を付けてください!…あれ、でもなんだか、かわいらしいイレギュラーデータですね。
ボ、ボクたちは、ボーン一家だぞ…!空賊だぞ…!怖いんだぞーーー!!
ボーン一家、やっぱりお宝を狙ってたんだな!一足遅かったか!
おバカさんね~!ここのお宝は、このボーン一家が先にいただいたわ!
そうはさせるか!プレーヤさん、リコ、ぼくに協力してくれないか!
あ、あの子は!!こんなところでも会うなんて…。…って、そんなこと考えてる場合じゃないわ!こっちも本気で行くわよー!さああんたたち、いきなさーい!
ラジャー!!
(戦闘後。)
…ゲホゲホゲホ。んもーーあんたたちはー!!
す、すみません…トロンさま~!!
やりましたね、プレーヤさん!お見事です!
よくもわたしたちの邪魔をしてくれたわね!!あなたプレーヤっていうのね、覚えておきなさい!!さあ、行くわよあんたたち!
は。はーい!ま、待ってくださいよトロンさま~!
やったね、プレーヤさん!リコ!けど残念ながら、お宝はどうやらニセモノだったみたいだ。いまの爆発でチリになっちゃった。じゃあ、ぼくはこれで!ロールちゃんが待ってるから、戻るよ。君たちに出会えて本当によかった!
またどこかで会えるといいね!じゃあきっとまた!リコ、そしてプレーヤさん!
はい、きっとまた!ハンタープログラムとして、こうしてここで出会えたということは、かならずまたこのディープログで再会できると信じてます!プレーヤさん、森のお宝は残念でしたけど、宝物のような出会いでしたね!さあ、わたしたちも戻りましょ!
渾然!新生すレプリフォースの剣
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。アイリスとカーネルが現れる。)
プレーヤ、よく来たな。
カーネルさん!それにアイリスさんも!
こんにちわ、リコさん。プレーヤさんも、お久しぶりです!
お二人とは、この前のバレンタインステージ以来ですね!
ああ。プレーヤよ。妹からの贈り物は、さぞ甘美であっただろう。残念ながら今回はくれてやるわけにはいかんがな。
もう、兄さんったら!プレーヤさん、お気に召して頂けたならよかったです!
そういえばアイリス、ゼロには無事に、渡すことはできたのか?
まあヴィアさんまで!そ、それは、あのあとゼロが・・・
何!アイリスよ、この兄への報告義務を怠ったか!ゼロめ、もし妹を悲しませるようなことがあれば、この私が軍人の誇りにかけて・・・
もう兄さんいい加減にしてっ!今回はそんな話をするために、プレーヤさんたちに会いに来たわけじゃないでしょう?
おお、そうだったな。それでは気を取り直して、プレーヤ、ここは我々レプリフォースの基地である、「レプリエアフォース」だ。
「ロックマンX5」に登場したステージですよね、プレーヤさん!
ここにも、イレギュラーデータが出現するようになってしまったの。今回はその修復を、プレーヤさんたちに手伝ってほしくて。
そうだったんですか!このステージは過去にも修正したことがあったのですが、おかしいですね、プレーヤさん・・・。
その発生原因となっているかはわからないのだが、いくつかおかしな「チップ」が、この場所にまぎれていてな。それらを回収し、このレプリエアフォース最奥でまつ、我々の最高司令官に、報告に向かってほしいのだ。
なるほど、了解です!このステージのどこかに、そのあやしい「チップ」があって、それらを集めながら、最奥まで向かえばいいんですね!
わあ、ありがとうリコさん、プレーヤさん!実はわたしと兄さんも、その「チップ」を見つけたのだけど、なぜだか回収することができなかったの。
そうなのだ。データバグの影響なのか、奇妙な話なのだがな。
それにその「チップ」にわたしたちが近づくと、意識が遠くなってしまうの。それに、別の記憶が流れ込んでくるというか・・・。
どのような記憶なんだ?
はい、なんだか闘争心が沸き起こってくるというか。わたしはレプリフォースのオペレーターなのに、不思議な話ですよね。
私も同じなのだ。別の記憶のような、もとからあった記憶のような。
どのようなものなのですか?
私の場合はアイリスとは違い、愛と平和に満ちていくような・・・。誇りある軍人として恥ずかしい限りなのだが、悪い気はしないのだ。
そういえば、カーネルさんとアイリスさんは、もともとはひとつのCPUだったんですよね?
そうなんです。もしかしたら、そのひとつだった時の記憶と、出現したチップが何か関係しているのかな。
とにかくプレーヤ、リコ、頼んだぞ!チップを回収し、最高司令官に報告せよ!
イエッサー!
(ボス戦前。)
ワシのもとによく参った、プレーヤたちよ。
で、デカい!あの方が最高司令官の・・・。
いかにも、ワシはレプリフォース最高司令官の、ジェネラルである。カーネルとアイリスから、君たちのことは聞いているぞ。この基地に出現した「チップ」を回収し、ワシのところに持ってきてくれたのだろう。
そうですそうです!ジェネラルさんは、この「チップ」が何なのかご存知なのですか?
いかにも。これは、我々レプリフォースがかつて目指していた、「理想のレプリロイド」を生み出すために必要だったものだ。だが、どうしても実現させることができなかった。ある2つのプログラム同士を、共存させることができなくてな。我々はそこで2つのプログラムの共存をあきらめ、それぞれ別々のレプリロイドに搭載することにしたのだ。
一つは「誇りある闘争心」を、そしてもう一つは「平和を願う心」を込めてな。
それが、カーネルとアイリスだった。というわけか。
いかにも。このチップは見たところ、我々の世界には存在しなかったもののようだ
このディープログの世界では、元のゲームデータには存在しなかったものまで、現れることがありますからね。
そのようだな。その奇妙な現象が、我々をもめぐり合わせてくれたのだな。礼を言うぞ、プレーヤたちよ。
いやー、そんな気にしないでくださいよ。
集めたのはプレーヤだけどな。
わたしからも、礼を言おう。
あれ・・・?この声は?
(渾然たるアイリスがプレーヤの前に現れる。)
わたしの名は、アイリス。誇り高い正義の剣だ。
え!?アイリスさんじゃないですよね!??だってお姿も、何より性格がまるでちがうじゃないですか・・・。
わたしがウソをついているとでも言うのか?このわたしに対する侮辱とみなすぞ。
いっ!いえいえ侮辱だなんて!ただ、わたしたちの知っているアイリスさんとは、えらい違う方でしたもので・・・。
おお!これが2つのプログラムが共存した、理想のレプリロイドか!
見たところ、ボディはアイリスがベースとされているようだな、カーネルがベースになっていたら、もう少し戦闘向きになっていたのだろうが。
その通りだ、この体ではどうも動きにくくてな。まあよい、鍛錬でどうにでもなるだろう。はーっはっはっはっはっは!
な、なんだか豪快な方ですね!アイリスさんに似ているので、わたしはまだ慣れませんが・・・。
さあプレーヤ、早速で申し訳ないが、実勢鍛錬に付き合ってくれないか?わたしが見たところ、相当の使い手であると見えるものでな。では行くぞ!
まあまてアイリス?よ。お前はまだこの世界での体の動かし方を、まだよくものにしていないのではないか?お前は、今後このプレーヤと大きく関わることになるであろう。そしてお前の真価は、このプレーヤと、リコが引き出してくれることになる。
まずはワシとプレーヤの戦いを見ているがいい。プレーヤの実力も、知ることができるであろう。
そこのプレーヤとリコが、わたしの真価を引き出す?戯れにしか聞こえませぬぞ、ジェネラル最高司令官。とてもそのような使い手たちには見えませんが。
まあそこで見ているがよい。では参るぞ!
(渾然たるアイリスが一時離脱、戦闘開始。)
(戦闘後。)
そこまで!すばらしい戦いであった、プレーヤよ!
(再び渾然たるアイリスが現れる。)
やるじゃないかプレーヤ!あのジェネラル最高司令官と、ここまで渡り合えるとは。
しかと見ていたか、アイリス?よ。
アイリスで問題ありません、ジェネラル最高司令官。
む、そうか。それではアイリスよ。これからお前は、このプレーヤたちと共に戦うのだ。そこのリコが、お前をハンタープログラムとして、このディープログに具現化してくれるだろう。そうして、プレーヤの剣として、この世界の平和のためにお前は戦うのだ!
平和のために戦う、か。悪くありませんね。プレーヤ!お前にこのわたしという剣が使いこなせるかな。ぬるい戦いばかりしているようなら、このわたしが叩きなおしてやるがな!はーっはっはっはっはっは!
じ、徐々にあのお顔と豪快さのバランスに、慣れてきたような気がします。
リコ!わたしは戦いたくてウズウズしているんだ。至急、わたしの解析とやらを頼むぞ!はーっはっはっはっはっは!
イ、イエッサー!
声が小さい!
イエッサー!!
宿敵!最強のフォルテプライド
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、早速任務開始ですよ!こちらはロックマンX4に登場した、「サイバースペース」ですが、またしてもバグの影響で少し内容は違うみたいです。わたしの事前の分析によりますと、このステージには大きく2つの重要なギミックが出てきますよ!
どうですかプレーヤさん!わたしはしっかり、予習をしてくるタイプなのですよ!
・・・まだ何もその分析結果とやらを聞いてないんだがな。
まあまあヴィアさん、そんなに焦りなさんな。いいですか、よく聞いてくださいね。まず1つめのギミックは、「空を飛ぶ犬型のジェット」です!
「空を飛ぶ犬型のジェット」?
はい!解析結果によると、その犬型のジェットに乗らなければ先に進めないゾーンがあります。ですのでプレーヤさん!犬型ジェットを見かけたら、迷わずに飛び乗ってくださいね!
そしてその犬型ジェットを操作し、先に進んでいくわけだな。
その通りです!そして2つめのギミック、これがやっかいです!それは、「消える足場」です!プレーヤさんが立っている足場が、時間が経つと消え、また時間が経つと現れるというギミックなのです!これがまた、イライラさせるんですよねー
そんなに言うならリコ、攻略法をおれたちに教えてくれよ。
お、いい質問ですねーヴィアさん!ズバり、攻略法は・・・体で覚えるまで、何回でもやってみる!これです!!!
き・・・急にアツい感じになったなリコ。
それはアツくなりますとも!このギミックは「ロックマン」シリーズでも有名な、本当に数々のプレーヤさんたちをイライラさせてきた1つですからね!プレーヤさんもその当時、この消える足場のせいで、進んでは落とされ進んでは落とされ・・・大変な思いをされてましたよね、分かりますよ・・・
なあリコ。そんなに言うなら、管理人の力で何とかならんのか?
どーにもなりません!なぜなら、わたしもクリアしたことありませんから!
すまないプレーヤ。リコに聞いたおれが間違っていたようだ・・・。
いいですかプレーヤさん!とにかくこのステージには、「ロックマン」シリーズのギミックが、主に登場してきます!最後に待ち受けるイレギュラーデータも、きっとその「ロックマン」に関連する存在だと思うのです。
今回はボスにたどり着くまでが、大変そうだな。
大丈夫です!なんせ、わたしがおそばでサポートさせて頂きますから!
おいさっき根性で乗り切れ的なこと言ってただろ!
はい!ですのでおそばで応援させて頂きます!なんせやるのは、プレーヤさんですから!
(ボス戦前。)
あ?なんだお前たちは。
あれは、「フォルテ」!ロックマン7から登場する、Dr.ワイリーが設計した、ロックマンのライバルロボットです!
ほう、お前オレのことをよく知っているじゃないか。ではオレの強さも、もう言わなくても分かっているな。
プレーヤ気をつけろ!こいつは非常に好戦的で、強力なロボットだ!
ん?なんだお前は。髪の長い女のようなロボットだ・・・
ワイリーの研究所で、お前のようなシルエットを見たことがある。あのジジイは、それが最強のロボットだと言ってやがったがな。まさか、お前のことか?
何のことだ、さっぱり分らんな。
ふん。いずれにしろ、つまらんことを思い出した。その髪の長いロボットと、青いあいつだ・・・。おれが世界最強であることを証明するためには、あいつらが邪魔なんだよ。
プレーヤさん!もしかして、ロックマンさんとゼロさんのことを言っているんですかね?
なに!プレーヤとか言ったな、貴様何か知ってやがるのか!そういえば思い出してきたぜ。おれは変な女にここに連れてこられ、こう言われたんだ。これからここにやってくるやつらを倒して、このオレ、フォルテの最強の力を示せってなあ!そうすれば、オレをイラつかせるヤツラとまた戦わせてやると。そうかそうか、貴様らのことだったんだな。
変な女だと!?まさかアイツ・・・
ん?そこの髪の長いの、何か知ってるのか?そういえばその女、そこの青い髪の女に似ていたなあ。雰囲気はまるで違ったがな。
わ、わたしに似ている人ですって!?会ってみたいです会ってみたいです!ヴィアさん、何かご存知なのです?
い・・・いや、おれは何も知らない。すまないが・・・。だがおそらく危険なやつだ。リコ、見かけても絶対に会ってはダメだ!絶対だぞ!
ど、どうしたんですかヴィアさん?そんなに慌てて。
おいおい、おしゃべりはその辺にしといてもらおうか。悪いがプレーヤ、貴様をさっさと片づけさせてもらうぜえ!
(戦闘後。)
クッ・・・なんてやつだ。オレとしたことが、また油断しちまったか。
はっ!油断なんかじゃないぜ!これがプレーヤの実力だ!
その通りです!そしてこのわたしのサポートがあればこそなのです!
おいリコ、お前は入ってこなくていいだろ別に・・・
イラつくぜ・・・おいプレーヤ、貴様なぜトドメを刺さない。
プレーヤさんは、このディープログを修正するために、色んなハンタープログラムを駆使して戦っているのです!ここでフォルテさんとお会いしたのも何かの縁です!わたしががんばって、フォルテさんのデータも、ハンタープログラムとして具現化できるかなと思いまして!
ハンタープログラム、だと?それがどんなものか知らんが、ワイリーのようにオレを利用するつもりか!
そんな!利用するなんてことはありません!フォルテさん本人ではなく、データとして解析させて頂いて、プレーヤさんと一緒に戦って頂くのです!
それは間接的に利用しているってことだろ・・・
それにそれにフォルテさん!ハンタープログラムとして、いいこともありますよ!フォルテさんの戦いたがってる、あの2体のロボットとも戦えるのです!
ふん、何だか知らんが戦えるなら何でもいい。おれは勝手にやってるから好きにしろ。
ありがとうございます!わたし、がんばりますよ!
あの女の言った通り、プレーヤと戦えば、あいつらと戦うことができるようになったってことか。いずれにせよプレーヤ!トドメを刺さなかったお前の甘さが命取りになるぜ。最強はこのオレだ!覚えておけ!
(フォルテが去っていく。)
フォルテさん、行っちゃいましたねー。しかし、その私に似てるっていう女性?いったい誰なんでしょうか。
さあな。とにかく、おれたちも戻るぞ!
はい!プレーヤさん、今回もおつかれさまでした!
(プレーヤが去る。)
・・・・・
・・・・・
お前の仕業だったのか。まだ何もするなと言っただろ。
あら、ワタシに気づいていたの?だったら言ってくれればよかったのに。
ふざけるな!おとなしくしていろ。
あの子たちにあいさつくらいしてもいいじゃない。お別れのあいさつになるかもしれないけど。でももうそろそろ、あなたが話さなければいけないのではないかしら?
ああ、わかってる。もうこの流れは止められない。そして、それを“止める”のはプレーヤだ。
言っておくけど、ワタシたちも、いつまでも黙ってみていないわよ。
・・・それも、わかっているさ。
降臨!我は救世主なり!
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん。データ解析できました!どうやら、「ロックマンZX」のゲームデータが、バグの影響からか、このディープログに出現したようです!以前にも、「ロックマンシリーズ」のデータが、この世界に融合して出現したことがありましたよね?今回も一時的な障害により、発生したものと思われます!そしてこのステージの奥、非常に強力なイレギュラーデータの反応があります。気を付けてくださいね、プレーヤさん…。
最後に待っているのは、「ロックマンX」に存在しないデータでもあるが、おそらく密接な関係のあるやつだ。もしやつであるとすれば…。プレーヤ、この任務、簡単にはいかないかもしれないぞ。覚悟して進め!
ヴィアさんがそこまで心配されるなんて…。プレーヤさん、大丈夫です!わたしがしっかりサポート致しますので、ともに参りましょう!
(ボス戦前。)
なんだお前達は、騒がしい。
オメガ!!「ロックマンゼロ」から登場した、強敵です!まさかこの世界に現れるなんて!!
ほう、我を知っているというのか。救世主であるこの我の存在を。
気を付けてください、プレーヤさん!相手は中身こそ違いますが、ボディはオリジナルのゼロ。おそろしい破壊衝動と戦闘力を持っています!
そうだ、我こそは真のゼロ。我こそがゼロ。コピー風情など、我の前では無意味であり無価値。
ああ、そうだな。お前はたしかにゼロかもしれない。だがな、本物のゼロかっていうとちょっとちがうぜ。なあプレーヤ!
そうです!プレーヤさんやわたしたちのほうが、あなたなんかよりも、本当のゼロさんのことを知っています!ゼロさんが「オリジナル」か「コピー」かなんて関係ありません!なんたってこっちには、本物のゼロさんたちのデータがあります!そしてプレーヤさんとともに、ここまで一緒に戦ってきたんです!
あなたも、確かにゼロさんなのかもしれません。しかし本物のゼロさんの強さといったら、比べ物にならないんです!
ああそうだなリコ!さあプレーヤ!こいつに、“本物”ってやつを見せてやれ!
さっきから何をごちゃごちゃ言っている。貴様らの目の前にいるものこそ本物のゼロ、オメガだ!
(撃破後。)
バカな!我がまたしても、敗れるというのか…。なぜだ、我は救世主…我はゼロだぞ…、
ボディは本物でも、魂はニセモノのお前では、真のゼロの力は引き出せないのさ!ゼロの力は未知数であり無限大だ。そしてそれに匹敵する友でありライバル、それがエックス。共に高め合い理解しあう存在が、お前には足りなかったな。
く…。小賢しい…やつらめ…。
(オメガが爆発。)
そして本物のゼロのハンタープログラムを操作し、真の力を引き出すプレーヤの力さ、やったな!
どんどんかっこよくなっていかれますね、プレーヤさん!ですがまだまだわたしのサポートが必要であるとお見受けします。これからもおそばにおりますよ!さあさあ、なにはともあれ戻って休憩です!
ははは、そうだな!そうだプレーヤ、このステージには何度でも挑戦できる。腕を磨くにはぴったりの相手だ、ヤツにさらに強さをみせてやれ!
純真!XDiVE ブライダルフェスタ
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
あれ~?なんだか雰囲気が違うステージにやってきましたね。プレーヤさん、何かご存知ですか?
おいそれを説明するのがリコの仕事だろう!まったく、プレーヤに聞いてどうするんだ。
分からないことを分からないと言って、何が悪いのですか!聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ですよヴィアさん!
む、確かにその通りだ。だがなんかうまく話をそらされただけのような気も・・・。
まあまあヴィアさん、分かってくれればいいのですよ!さあプレーヤさん!すでにイレギュラーデータが出現し、データを破壊しているようです!
わたしとプレーヤさんのこれまでの経験から、精密かつ合理的計算からスマートに導き出された結果によると・・・
・・・。リコ、はやく言ってくれないか。
きっと、「季節」にかかわるバグが発生しているのです!
な、なんだって!
以前の「夜祭」や「クリスマス」や「お正月」などと、同じ雰囲気を感じますので間違いありません!
おお、成長したなリコ!その通りだ!それで、今回の季節っていうのは何なのか、その調子だともう分かっているな?
何言ってるんですかヴィアさん。それがわかれば苦労しませんよー!さあさあプレーヤさん!そこで悪さをしているイレギュラーデータを修正しながら、爆進していきましょう!
考えるよりまず動く!さすがリコだ!プレーヤ、あとで説明してやるからな。
(道中、イレギュラーデータに襲われている人物に出会う。)
プレーヤさんストップ!誰かがイレギュラーデータに襲われています!あれは・・・エイリアさんでは!しかし様子がいつもと違いますね・・・。なんとも清らかでキレイなお姿といいますか。心が洗われるようです・・・。
こちらエイリア、聞こえるプレーヤ?
目の前にいるぞ!エイリア!
気を付けて、周りをイレギュラーデータに囲まれているわ!
ええ、そのようですねエイリアさん!
見たところ、私にほどこされているのは、「ウェディングドレス」のようね。
ああ、その説明はおれからしよう!いまは自分の身の安全を・・・
待ってプレーヤ!このカッコ、動きずらいったらないけど、とってもキレイだし、なんだか研究意欲が湧いてくるわ。
なんでだ!だがナビはその辺にして、今はイレギュラーデータをなんとか・・・。
聞こえる?プレーヤ。チャージショットをうまくつかって・・・。
もういったん大丈夫ですエイリアさん!なんだか懐かしい上に、親近感を抱きます!
プレーヤ、エイリアは舞い上がりすぎて我を忘れているようだ、急いで助けるぞ!!
(戦闘後。)
ありがとうプレーヤ、助かったわ。ごめんなさい、私少し興奮していて、戦闘前にいろいろと解説をしてしまっていたわね。
いいのですエイリアさん!それが、ナビゲーターのお仕事ですから!
この先も、私のナビゲーターの仲間がいるのだけど、おそらく、今の私と同じ現象が起きていると思うわ。
ウェディングドレス姿のバグが発生してるということか!こんなに素敵なものなら、もうバグではないような気がするがな!
ええ、もしかしたら私と同じように、イレギュラーデータに襲われているかもしれない。そうそうプレーヤ、これを持っていって。きっとこの先役に立つアイテムよ。
キレイな花束のようなアイテムですねえ。ありがとうございます!さあ早速向かいましょう、プレーヤさん!
(エイリアから花束(ディープエレメント)を受け取り、先に進むとイレギュラーデータに襲われているレイヤーに出会う。)
プレーヤさんストップです!レイヤーさんが、イレギュラーデータに囲まれています!レイヤーさんも、エイリアさんと同じような雰囲気になってますねー。おキレイです~。ヴィアさん、さきほどエイリアさんが「ウェディングドレス」って、そう言ってましたけど、今回のステージと関係があるのですか?
ああ、これは「ジューンブライド」という、ある地域で呼ばれている言い伝えが原因になっているようだな。
ジューンブライド・・・ブライド・・・ああ、それで「ウェディングドレス」のお姿だったのですね!
ああ、なぜこの季節なのかという理由は色々な説があるが、昔の神話や、季節の関係など様々にな。
へえーそうなのですね。わたしも着てみたいですね~。
はっ!きっと似合うぞリコ!だがあくまで原因はバグなのだから、仕事を忘れるなよ!
ジューンブライドですか、その言葉には、なんだかロマンを感じてしまいますわ・・・。ゼロさんにも見て頂きたいのですが・・・。えっ!私はいったい何を・・・!プレーヤさん、今のは・・・、今のは聞かなかったことにして頂けないでしょうかっ!
ふふふ、何だかレイヤーさんあわててますねえ。何でなんでしょう?
おいそれは察しろリコ!プレーヤ、まずは救出ミッションだ!
(戦闘後。)
ありがとうございます、プレーヤさん。
素敵なお姿ですね、レイヤーさん!
素敵だなんて、恥ずかしいですわリコさん。
先ほどのエイリアさんも、同じように「ウェディングドレス」のお姿をされておりました!
そうだったのですね。ではきっとパレットにも同じ現象が、イレギュラーデータに襲われているかもしれません。プレーヤさん、お願いします。様子を見てきていただけないでしょうか?そうです、こちらをお持ちになってください。お役に立てると思いますので。
ありがとう、エイリアにもらった花束と同じアイテムのようだな。
そうそう、レイヤーさん!さきほどはその姿を、ゼロさんにも見て頂きたいって、そう言ってませんでした?なぜなのですかー?
えっ!な、なんでもないのです!わ、わたしは、そんな・・・
とにかく、内緒にしておいてください!
えー!何でかわかりませんが、わかりました。同じナビゲーター仲間として、内緒にいたします!
はっ!リコ、お前にはまだ子ども過ぎて、レイヤーの意図が分からなかったようだな。だがリコ、ロックマンXのデータを管理しているはずのお前なら、データを振り返ればすぐわかるはずだぞ。
そ、そうですか!では早速このミッションが終わったらデータを見直して・・・。
ヴィアさん!余計なことを言わないでください!リコさんも気にせず、ミッションに集中してください。ね、プレーヤさん?
(レイヤーから花束(ディープエレメント)を受け取り、先へ進むプレーヤたち。ステージ最奥にはパレットがいたのだが…)
いましたプレーヤさん!パレットさんです・・・!あれ?
あれ、いつものパレットの恰好だな。ドレス姿ではないみたいだが・・・どうしたんだ?
ですがですが、もともとあのドレス姿はバグの影響なのですし、何も起こっていないようで、よかったですね!ね、パレットさん!
・・・
・・・。
・・・なんなんですか、リコさん。
ん?なんだか様子がおかしいですね・・・。
どうしてわたしにはウェディングバグが起きないんですかああ!ひどいじゃないですか!わたしだって着てみたかったんです!エイリアやレイヤーのような恰好をしてみたかったんです!・・・それがどうしてわたしだけ。こうなったら、みなさんにお知らせするルート解析を間違った情報に・・・。
パレットさん、落ち着いてください!そ、そうだ!さっきエイリアさんやレイヤーさんにもらった、花束があるのです!こちらを差し上げますので、どうか落ち着いてください!
リコさん、それは当て付けですか・・?プレーヤさんたちもひどいです!
ま、まずい!何だか知らんが、余計に神経を逆なでしてしまったようだ!これもこのステージの罠だというのか!プレーヤ、まずはパレットを落ち着かせることが先決だ!あくまでも穏便に、やさしくなだめてやるんだ、いいな!?
こうなったらプレーヤさん、八つ当たりの相手になってもらいますからねー!
(戦闘後。)
あ、あれ?わたしは一体・・・?
ふぅー、どうやら説得が通じたようです。いつものパレットさんに戻ったみたいですね!
あの激しい戦闘は、説得だったのか・・・。
パレット!
だいじょうぶ?
エイリア、レイヤー、心配かけてごめんなさい・・・。
いいのよ、あなたが無事でよかったわ!
うん!なんだかひと暴れしたら、どうでもよくなっちゃった!
ありがとう、プレーヤさん。うまく説得してくれたようですね。
はい!その点はお任せください!ですが、お二人が役に立つと言って渡して下さったこの花束、パレットさんにプレゼントしてみたのですが、それがきっかけで大変でしたよ!
え!?パレットに渡したの!?ごめんなさい、説明が足りていなかったわね。
それはもちろん、このイベントミッションをクリアするために必要な、回収アイテムですよ、プレーヤさん。
え!それならそうと、言っておいてくださいよー!
さあ、パレット。わたしたちも戻りましょ、ナビゲート業務に戻らなきゃ。
はーい!けどわたしも、エイリアやレイヤーのような恰好をしてみたかったな!
あら、私だって、パレットが着ている「浴衣」の恰好をしてみたかったわ!
わたしもよパレット。そうだ、今度交換しましょう。
二人とわたしじゃ、サイズが違いすぎるじゃないのー!
そこは大丈夫だ!3人と同じく、うちの新しい優秀なナビゲーターが、きっとそのデータを解析してくれるはずだ!な、リコ!
はい!お任せください!しかしわたしも、皆様のお仲間に入れていただけるのですか・・?
当たり前じゃないの、リコ!あなたはもう私たちと同じ、ロックマンXのナビゲーターよ!
これからもよろしくね、リコさん。
かわいいデザインの衣装をおねがいね、リコ!
うううう、そう言って頂けて、嬉しいですー!わたし、皆さんのような立派なナビゲーターになれるように、これからもがんばります!ですので、これからもよろしくお願いしますね、プレーヤさん!
狩猟魂!翔し新世界のハンター
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤ、気づいているか?
めずらしいですね、ヴィアさんが冒頭からしゃべりだすなんて。ね、“ハンター”さんもそう思いますよね?
おいリコ、プレーヤだろ!なんだハンターさんって!
え・・・?わたし今“プレーヤさん”って言ってませんでした?
やばい、リコまでおかしくなっているようだ・・・
まあヴィアさん!おかしくなってるなんて失礼な!ねえハンターさん?
リコよ・・・。もう放っおいて進めさせてもらうぞ。プレーヤ、こいつはいつものバグなんかじゃないぞ。リコの様子を見てもわかるだろう。このディープログはゲームのデータが保存されている電脳世界だ。リコやおれ、そしてプレーヤが今いるのは、「ロックマンX」のゲームデータが保存されている。
そうですよヴィアさん、何をいまさら!先ほどはわたしもプレーヤさんのことを、“ハンターさん”とお呼びしてしまいましたが、そういえばロックマンXに登場するエックスさんだって、イレギュラー“ハンター”ではないですか!
おいリコ、そういう問題じゃない!そういえば、という言い方も気になるがな!ハンターはハンターでも、今起こっている異常は、「別の世界のハンター」のことだ・・・。
べ、別の世界のハンター・・・?イレギュラーハンターではない、ということは・・・。
こいつは・・・
「モンスターハンター」のデータ。その中の「モンスターハンターライズ」のデータが、入りこんでいるようだ。
モ、モンスターハンターライズ!!!あのモンハンが、ロックマンXのデータの世界にですか!!
「モンハン」って呼び方、リコ知ってるのか?
当たり前じゃないですか!もうすぐバルファルクが受注できます!
はっ!すでにやっていたのか!しかもそれ、もうすぐハンターランク100になるじゃないか!
モンスターハンターライズと、ロックマンXが・・・ああ、なんてすばらしい響きなんでしょう・・・
おい、酔いしれている場合か!気持ちは分かるけどな!そんなわけでプレーヤ、ここからは、そのモンスターハンターライズの影響で、どんなバグが起こっているかわからない。
そこはこの優秀なナビゲーター、リコにお任せください!すでにこのステージの解析を致しましたよ!
おおリコ、頼りになるな!早速教えてくれ・・・ってなんだその姿は!!
ふふふふふ。どうですかプレーヤさん、ヴィアさん?モンスターハンターライズのデータを参考に、わたしリコのハンタープログラムを新しくデザインしてみました!その名も、ハンターRです!しかもわたしの一番のお気に入り装備、カムラノ装!どうですかプレーヤさん、似合ってますか?こちらのわたしも十分お役に立てると思いますので、ぜひ今度ハンタープログラムとしてお使いください!バッシバシ活躍しますよー!
おお!勇敢な姿じゃないかリコ!しかしあくまでもこれはディープログに起こった異常事態だ、浮かれるのはよろしくないぞ。
す、すみませんヴィアさん・・・。ついついほかのゲームデータとの交流が嬉しくなってしまって。
まあまあ、分かればいいんだがな
いやヴィアさん!!なんですかその勇ましい狩人の姿は!!
これか?これはモンスターハンターライズのデータを参考に、それがあまりにかっこよくてオレも具現化してみた、ハンターVだ。
ほ、本当ですね・・・。その銀色の髪型はヴィアさんですが・・・でもほとんど原型ないじゃないですか!
そのほうが、このバグの調査にはふさわしいだろう。さあ長話はこのくらいにして、プレーヤ早速行くぞ!
そうそうプレーヤさん!解析によるとこのステージは、「翔蟲装置」というものを、駆使して移動するようです!蟲のような装置を見かけたら、その装置が展開するエリア内で、「ジャンプ」をタップしてみてください。すると、その翔蟲装置の力で、ビョーンと移動ができますよ!これぞ、“疾翔け(はやがけ)”なり!
その空中アクションが重要ということだなリコ、いや、ハンターRよ!
そうですヴィアさん、いや、ハンターVさん!さあプレーヤさん、いやハンターさん!それでは気合い入れてひと狩り行きますよ!いきますよー、いざ、気焔万丈(きえんばんじょう)!!
(中ボス戦前。)
ハンターさんストップ!中型イレギュラーデータ反応ですが、こいつも様子がおかしいです!
もう自然にハンターさんと呼んでいるな、リコ!そう、こいつもモンスターハンターライズの、ゲームデータの影響を受けているようだな。
わたしたちは自分たちから影響を受けにいきましたけどね!
そんなことよりプレーヤ、気をつけろ!こいつは赤甲獣ラングロトラというモンスターのデータが、メットールギガントに入ってしまってるようだ。
ラングロトラのように、赤く分厚い甲殻で覆われた、ヘルメットをかぶっているようですね。
プレーヤ、気をつけろ!油断していると逃げ出してしまうかもしれないぞ!
確実に狩猟していきましょう!いきますよー!
(ボス戦前。)
プレーヤ気をつけろ!こいつがこのバグの元凶のようだ!
ウルフシグマ・・・、のようですが全く違う、別の種類のまがまがしさを感じます!
こいつはどうやら、最悪の組み合わせだ・・・。この姿、間違いなく、こいつは「怨虎竜マガイマガド」の力を宿している!
この力からは怨念にも似た感情を感じる、そしてその感情がさらなる力を私に与えるようだ
怨念、そうまさに私にふさわしい言葉よ。今のわたしならば、あのエックスもたやすく食らってくれよう。この力は、いまのこの体によく馴染むわ。飢えて飢えて仕方がない・・・。さあ貴様らそこに並べ!エックスの前菜だ、骨すら残らんと思え!
まさに悪逆無道、マガイマガドそのものだ・・・。
このシグマも、これまで修正してきたイレギュラーデータとは別の、新しく生まれたシグマのようです!この世界に平和を取り戻すのです!さあいきますよ、ハンターさん!
(戦闘後。)
フアーッハッハッハ!ぬるいぬるい!そんな軟弱な攻撃では、この鎧兜の禍威を倒すことなどかなわぬわ!
く、、、どうなってやがる・・・。相当な攻撃を与えたはずだが、なぜ倒れない・・・。
・・・プレーヤさん!わたしがやつの弱点を解析してみせます!
弱点だと?そんなもの、怨虎竜の鬼火をまとった私にはないのだよ。さあ前菜はもう十分だ。メインディッシュを食らいにいかねばならないのでね。この力があれば、あの忌々しいエックスも相手ではないわ!フアーハッハッハ!
お前の企みもここまでだ!シグマ!
こ、この声は!?
(赤いアーマーを纏うエックスが登場する。)
き、貴様エックス!ぬけぬけと自分からやってくるとは、食らいに行く手間が省けたわ。ゼロのような色のアーマーをまとっているではないか。貴様を片付けた後はゼロ、やつをデザートに頂くとしよう。
そうですエックスさん!そのお姿はゼロのような・・・いや、ゼロさんというよりもモンスターハンターの・・・。
おしゃべりはもういい、シグマ!悪いが一撃で決めさせてもらうぞ!
くらえっ!!レウスバスター!!!!!
(画面が光に包まれる。)
お、おのれ・・・エックス。またしても小賢しいやつよ・・・。しかし私は何度でも、何度でもよみがえり、貴様を・・・
(爆発するシグマ。)
エックスさん、ありがとうございます!
リコ、ヴィア、そしてプレーヤさん!オレだけじゃない、君たちのおかげだよ!
ええー!エックスさんから褒めていただきましたよ!
しかしエックス、その姿は、まるでエックスもモンスターハンターの力を宿しているようだ。
そうなんだ、エイリアからは何も聞いていないんだけど、新しいアーマーのようだ。レウスバスターという技は、このアーマーに組み込まれていたバスターの名前みたいね。
エックスさん、このわたしにお任せください!きっと解析してみせます!
エックスがさっきシグマを倒したときに放った、“レウスバスター”という技、これが関係しているかもしれないな。
レウス・・・。そしてゼロさんのような赤いお姿!まさか、あのモンスターハンターの「飛竜の王」・・・
詳しいことはわからないが、これだけは分かる。今のオレはそう、誇りある、“モンスターハンター”だ!
ど、どこかで聞いたようなセリフ!
じゃあ頼んだよ、リコ!解析に成功したら教えてくれ。さて、戻ってエイリアや博士にも報告しないと。じゃあまた、プレーヤさん!
さあプレーヤさん、わたしたちも戻りましょうか!このハンターの姿のわたしたちと、新しいハンター、エックスさんの解析もしなければ!
しかしリコ、そのハンターの姿似合ってるぞ!
ふふふふふ、ヴィアさんも似合ってますよ!プレーヤさんも戻って休憩しましょう!それとも、戻ったら一緒にひと狩りいきますか?
お、じゃあおれは練習がてら、双剣でいくか!
ヴィアさんまで!それじゃあプレーヤさん、戻っても、気焔万丈!!ですっ!
発見!夏のお宝アイランド作戦
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
さあプレーヤさん!早速ミッションスタートです!今回プレーヤさんがやってきたのは・・・
・・・やってきたのは?
なんのステージでしょう??プレーヤさんわかります?
おいリコ、今までもたいがいだったが、今回はとびきり気が抜けてるご様子だな・・・。
いやあヴィアさん、照れますよー!
おいリコなんだこの古いやり取りは!いくら海辺の島だからって、リゾート気分でいられたら困るぞ。なあプレーヤ?
その通りです!このリゾート地を思わせるステージこそ、わたしがふにゃふにゃになってしまった最大の原因なのです!
ふにゃふにゃになってるということは自覚しているようだな・・・
なんですかヴィアさん、ふにゃふにゃって?
お前が言ったんだろ!
そんなことよりプレーヤさん。リゾート地だからって油断は禁物ですよ!それにこういう人気のない島には、冒険!そしてお宝!があると相場が決まっているのです!
リコに流されたのは少々しゃくだが、その通りだプレーヤ。慎重にミッションにあたるようにな。しかしこういう島での冒険は理解できるが、お宝まではいくらなんでも、そんなうまい話なんかないだろうがな。
あー!あなたたち!あなた、プレーヤね!この前はよくも邪魔してくれたわね!
トロンさん!こんなところで何をされてるんですか!しかも水着すがた!かわいいですー!
そ、そんなに褒めたら照れるじゃないの・・・ってそんな話してるんじゃないの!プレーヤ、あなたこんなところまでわたしの邪魔しにきたのね!絶対にお宝はこのボーン一家がいただくんだから!
お宝!?やっぱりここにお宝があるんですね、トロンさん!
ほ、ほんとにあったとは・・・
え、あなたたち知らなかったの・・・?これは、余計なことをしゃべってしまったわ・・・。とにかく!わたしはバカンスを抜け出してまでここまで来たんですから、あなたたちは邪魔しないで、おとなしくしてなさーい!
(・・・まずは島に隠された貝殻を集めて、奥の奥に進めってお兄様が教えてくれたこと、これだけは知られないようにしておかないと・・・)
ほらほら、邪魔よどきなさい!
・・・トロンさん、行っちゃいましたね。ヴィアさん、トロンさんの最後の言葉、聞こえました?
・・・ああ、普通に聞こえたな。まずは島に隠された貝殻を集めるらしい。
というわけでプレーヤさん!図らずも、データ修正と同時にお宝さがしスタートです!あ、その前にプレーヤさん!ちょっとあそこのビーチに寄っていきましょうよー!
おいリコいいかげんにしろ!
(道中。)
ええー!プレーヤさん、この先を見てください!空に小島が浮かんでいますよ!
あそこが明らかにあやしいな。プレーヤ!落下に気を付けて、慎重に進むんだ!
・・・あら?あなたたち?プレーヤじゃないの、それに、リコにヴィア。こんなところで会うなんて、奇遇ね。
フェラムさんじゃないですか!とーってもセクシーな水着で、フェラムさんによくお似合いですー!
あら、ありがとうリコ。あなたもどう?こういうのにチャレンジしてみる?
え!?い、いやーわたしはとてもとても!ねえプレーヤさん?
はっ!おいリコ、プレーヤに振るんじゃない照れるだろ!
ところでフェラムさんも、お宝さがしですか?
お宝さがし?あーはっはっはっは!そんなものに興味はないわ。私はただのバカンスよ。それにこんなカッコで、トレジャーハンティングも何もないでしょう?そういえば、さっきトロンがすごい勢いであそこの浮かぶ小島に向かって行ったわね。
トロンさんが!やっぱりあの浮かぶ小島に何かあるんですね!
ああ、急いだほうがよさそうだな、プレーヤ!
あらぼうやたち、もう行ってしまうの?お宝が見つかったら、私にも見せに来て頂戴ね。
はい!!
なんですかヴィアさんその威勢のいい返事は!!とにかく、教えていただいてありがとうございました!それと、今度どうやったらそんなボディになれるのかも、じっくり教えてください!
あらあらリコ、それはいいけど厳しいわよ、少しでもさぼったりしたらこの私のムチで・・・
や、やっぱりやめときますっ!!
(ボス戦前。)
ふわはははは!まーた小さい弱そうなやつらがきやがったか。
く・・・、なによこいつ。ただでかい水兵じゃないみたいね・・・。
トロンさん、大丈夫ですか!
油断したわ・・・。こんなやつ、グスタフがあればけっちょんけちょんにしてやったのに!コブンたちも、こんな時になにやってんのよっ!
まあまあ、トロンさんがバカンスを抜け出してきちゃったから、みなさんこの場所がまだわからないんじゃないでしょうかね。
なにをごちゃごちゃ言ってやがる。おまえら、いきがってやがるなあ?いつもの砂漠地帯の任務と打って変わって、ここは天国だぜ!
なるほど、それでいつものカッコじゃなく、水兵のような姿になっているんだな!
まあな、この色合いは、ペンギーゴのようになってしまってしゃくではあるがな。お前たち!ここのお宝もすべてこの俺のものだ!踏みつぶしてやるからかかってこい!
さあプレーヤ、あなたの出番よ!わたしはちょっとこっちで休憩してるから、あいつをやってしまいなさーい!
プレーヤさん!ますはこのナウマンダーを何とかしないといけないようです!さあ、いきますよー!
(撃破後。)
やりましたー!さっすがプレーヤさんです!
まあまあってところね!ご苦労だったわ!
さあさあプレーヤ!それはそうと、さっそくお宝だ。
そうですよ!そこら辺に落ちてるものより、すっごいお宝がきっとどこかに・・・あれ、ないですね・・・。集めた貝殻がまだ足りなかったのでしょうか・・・。トロンさーん!そっちには何かありました?・・・あれ、トロンさん?
・・・おいプレーヤ!トロンがいないぞ!
お~ほっほっほっほ!おバカさんたちね~!お宝は、このボーン一家のトロンがいただいたわ!あのナウマンダーを倒してくれて、ご苦労だったわね!
なに!や、やられた!だてに空賊はやってなかったか、いつもどこかでヘマばかりやってるイメージだったのに!
な、なんですって失礼な!ふんっ!まあいいわ!またどこかで会いましょう、プレーヤ、リコ、ヴィア!
・・・
・・・行っちゃいましたねー。まあお宝は手に入りませんでしたけど、素敵な冒険をするっていうのだけは達成できましたね!
ああ。まあトロンやフェラムの素敵な夏の姿も見れたことだしな!いい夏の冒険になったってわけだ!
あら素敵だなんて、またまた照れるじゃない。
フェラムさん!フェラムさんも、ここまでいらしたんですね。
お宝を横取りされたあなたたちを見に来てあげたのよ。せっかくなんだから、海でも見てきたらどう?それに、この島にきている水着の子は、わたしたちだけではないのよ。ほら、あそこに。この前のウエディングドレスは着られなかったけど、水着もいいって、子どもみたいにはしゃいでるわ。
ん?おお、あれは・・・
待ってくださいプレーヤさん!海を見に行く前に、いったん戻って水着をとってきましょう!
おいおいリコ、お前水着なんてもってないだろう!
ふふふふふ、なめないでくださいヴィアさん。根性でそういうデータを解析するのです!さあさあプレーヤさん!そうと決まれば早速戻りますよ!
まあ・・・できるといいな、リコ。
宿執!カウンターハンターχ
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
・・・・。プレーヤさん、張り切っていきますよー!
おいリコ、何で一回溜めたんだ・・・。
いやいやヴィアさん、そこは「チャージ」って言ってもらわないと!
いやまあ、どっちでもいいんだがな・・・。
イレギュラーデータたちも、どんどん強力になっていますから!わたしもまずは基本に戻って、エックスさんを見習っていこうかと!
それで「チャージ」か。その発想がおそろしいぞ、リコ・・・。
・・・・。あれ、君たちは・・・?
エックスさん!どうしたんですかこんなところで!
ああ、重要なミッションでね。リコ、ヴィア、それにプレーヤさん、こんなところで会うなんてね。そういえばリコ、さっき「チャージ」がどうのって聞こえたけど・・・?
ああ、そうなんだエックス、さっきリコが、エックスを見習って・・・。
いやいやいやいやいや!な、なんでもないのです、エックスさん!それよりエックスさん、重要なミッションっていうのは・・・?
ああ、とあるカウンターハンターを追っている。
カウンターハンター!あの、エックスさんやゼロさんのような、イレギュラーハンターを狙っていた3人組のことですね!
バイオレン、アジール、そしてサーゲスのことだな。しかしエックス、その3人はもう倒したんじゃないのか?
そう、たしかにオレがかつて倒した。しかし、そのカウンターハンターは、「もうひとり」いたんだ。
ええ!!?まさか、“4人目のカウンターハンター”ということですか!?
その通りさ。どうやら、リコやヴィアでも知らなかった情報みたいだね。
はい・・・。しかしそういえば、データの片隅にそんな情報も残っていたような・・・。
その“4人目”のカウンターハンターが、このあたりにいるっていうのか?
ああ、エイリアからの情報によるとね。
そうでしたか・・・。わたしたちも、見かけたらエックスさんにご報告いたします!
ありがとう、リコ。そいつの特徴については、少ししかわからないんだが、ライト博士が、オレの開発中に、オレの、つまりエックスの設計データをある人物に盗まれたことから始まったそうだ。
エックスさんの設計図データが盗まれて・・・。ではそのカウンターハンターは、エックスさんの特徴を持つ、レプリロイドの可能性が高いですね・・・。
そうかもしれないな。とにかく、オレと設計図データは同じかもしれないが、カウンターハンターである以上、その存在は危険だ。プレーヤさん、何か分かったら教えてくれ!オレも引き続き任務にあたる!
“4人目のカウンターハンター”・・・。これは、元の「ロックマンX2」には無かった物語ですよね!もしかすると、バグの影響で一時的に、元のストーリーに変化が生じているのかもしれません!さあプレーヤさん、油断せず、気合入れていきましょー!
(道中。)
ふー。今のところ、“4人目のカウンターハンター”らしき、イレギュラーデータは見かけませんねえ。
ああ、そもそもどんな外見をしているのかもわからないしな。簡単には見つからないだろう。
そうですね・・・。ですがあきらめず、もう少し調査してみましょう、ね、プレーヤさん!
・・・・。
え・・・・?あれ、エックスさん・・・?でも少し雰囲気が違うような・・・。
ん?なんだ、お前たちは?
まさか・・・こいつがさっきエックスが言っていた、カウンターハンターか・・・!?
「エックス」・・・だと?お前たち、エックスを知っているのか?
え、ああ、えーっと・・・。それは、そのー・・・。
知っているのかと聞いているんだ!
プレーヤ、構えろ!こいつは戦わなくてもわかる・・・。その強さは、相当ヤバイぞ!
ふん、お前たちに興味はない。オレは、エックスを探しているのだ!どうやら、ここはオレのいた世界とは少し違うようだが・・・。平行世界か何かなのか。ここにもエックスはいるようだな。ヤツはどこにいる?
“オレのいた世界とは違う”って・・・。まるで別の世界からやってきたような言い方ですね・・・。
お前は・・・、いったい何モノなんだ?
自分から名乗りもせずに、相手の名前を聞くとはな。ふん、まあいい。オレの名前は「χ(カイ)」。カウンターハンターだ。といっても、サーゲスに無理やり入隊させられたようなものだがな。
やはり、この人がエックスさんの探していた、4人目のカウンターハンター・・・!
オレ自身の出生や、エックスについては、そのサーゲスから聞いた。情報をもらった代わりに、力を貸してやってるだけだ。もともと、イレギュラーハンターを抹殺する組織だ、隊に所属していたほうが、エックスも見つけやすいだろうからな。さあ、ヤツはどこにいる?
そこまでしてエックスを探している理由は、いったい何なんだ。何が目的なんだ、カイ!
見つけ次第殺す!この世から存在そのものを消してやるのさ!もう誰にもヤツのコピーなどと、言わせないようになあ!さあ答えろ、ヤツはどこにいる!?
い、いやあ~・・・。先ほど、どこか任務に向かわれたようで、今はどこにいらっしゃるか、わからないのです・・・。
本当か?まあいい、近くにいることは確かだ。オレ自身の手で見つけ出してやるさ。感じるぞ、エックス!お前の気配をなあ!!!
・・・・。・・・行ってしまいましたね、プレーヤさん。
4人目のカウンターハンター、カイ。かなりエックスに執着しているようだったな。しかしプレーヤ、気をつけろよ・・・。あいつの実力は、相当なものだった。もしあの場でやり合っていたら、プレーヤといえど、かなりヤバかったかもな・・・。
そんな!プレーヤさんはきっと大丈夫です!たしかに、かなり強そうな雰囲気ではありましたが・・・。とにかくプレーヤさん、エックスさんを探して、このことを報告しましょう!
(ボス戦前。)
・・・・。お前たち、いいところに来たな。
え・・・?カイさん、いいところにというのは、どういうことでしょうか?
エックスのヤツも、オレを警戒してるのか、なかなか尻尾を出さないようなのでな。・・・ヤツの方から、オレの元にきてもらうことにした!
そ、それはいったい・・・。
・・・カイ、それはどういう意味だ?
仲間や大切なものが危険な目にあったとき、ヤツは必ず助けにくるはずだ。お前たちに恨みはないが、エックスをおびきだすためだ。ここで死んでもらうぞ!
そんな・・・!プレーヤさん、気を付けてください!・・・来ます!
本気で立ち向かえ、プレーヤ!ヤツにはエックスのように、秘められた力を感じる!
オレをあいつと一緒にするなぁぁ!!安心しろ、本気ではやらんさ!オレの狙いはエックスだ。お前らが死ぬ前にエックスがきたら、止めてやる!さあ、お仲間のピンチに駆けつけてこい、エックスーっ!!!!!!!!
(戦闘後。)
プレーヤさん!!!すっごいです!さすがプレーヤさんです!!
プレーヤ!なんてやつだ、あのカイに勝っちまいやがった!
ちっ・・・。エックス以外にも、ここまでのヤツがいようとは。オレとしたことが、油断したようだ・・・。
プレーヤさん、リコ、ヴィア!大丈夫か!
エックスさん!いまプレーヤさんとカイさんが戦闘を・・・。
カイだって・・・?お、お前が!
ようやく来たか、エックス。ちっ・・・、しかし少々体力を使いすぎたようだ・・・。
カウンターハンター・カイ!お前をイレギュラーと認定し、イレギュラーハンターの名のもとに、お前を排除する!
そのオレにうり二つの頭・・・お前を見るだけで、はらわたが煮え繰り返って、怒りで気が狂いそうだ・・・!だが、さすがにこの状態では手を焼きそうだな・・・。お前との勝負は、今はあずけることにする。オレは・・・、お前を消すための存在としてプログラムされ、産み落とされた。おかげで、いつもオレの脳裏にはお前の姿がチラついている・・・。その上、この性能やこの見た目だ、これまでずっと“エックスのコピー”だと言われ続けてきた・・・。このオレには個性も何もない・・・。そんなオレの、生まれてからの苦痛や苦悩など、エックス!お前には分からんだろう!!
カイ・・・。たとえどんな事情があろうとも、お前たちカウンターハンターがやっていることは、卑劣で残忍な犯罪だ。オレひとりを恨むだけならまだしも、他人を平然と巻き込むようなお前のやり方は、絶対に許すわけにはいかない!
・・・ふん、話が長くなったな。今日はここまでにしておく。またいずれ、必ずお前の前に現れるぞエックス。元の世界に帰る手段も、まだ分からないしな。エックス、オレは必ず・・・。必ずお前を叩き潰す!!!
(カイが去っていく。)
・・・・。くっ、行ってしまったか。プレーヤさん、大丈夫だったかい?
はい、なんとか・・・。ですが、エックスさん気を付けてください!きっとまた、対峙するときが来ます!
ああ、そうだね・・・。危険なヤツだということは、見てすぐに分かった。だがオレはイレギュラーハンターとして、必ずヤツを打ち倒す!
カウンターハンター・カイ。複雑な過去を持つからこそ、あれほどまでに、エックスに執着していたのか・・・。リコ、今日のプレーヤとの戦闘データをもとに、なんとかヤツの情報を解析できないか?またヤツと対峙した時のために!
ヴィアさん、それわたしも考えておりました!戻ったら、早速解析に挑戦してみます!
頼もしいなリコ、さすがおれたちのナビゲーターだ!
えーーー!どうしたんですか急にヴィアさん、プレーヤさんもそう思います!?
はっ!褒めておいた方が、その気になってくれると思ってな!
もーーー!言われなくてもがんばりますよ!プレーヤさんも、笑わないでくださいよー!
納涼! 夜森に灯る祭提灯
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
さあ、プレーヤさん!今回も張り切ってデータ修復を…
…あれ?なんだかいつものステージと様子が違いますね。気持ちがこう、わくわくするというか…あ!見てくださいプレーヤさん!あの光ってる電球みたいなのは何なのでしょう!それに見たことない文字が書かれていますね、「祭」??
はっ!それは「祭(まつり)」って読むんだ、リコ!プレーヤならもしかしたら、知ってたんじゃないか?ディープログの数だけ、プレーヤのような存在がいて、いまやプレーヤ、お前の仲間たちは世界中にたくさんいる。それだけいろいろな地域のプレーヤがいるってわけだな。当然、この「祭」ってのもいろいろな地域に存在していて、しかも内容や雰囲気、規模なんかは、その地域によって、これまた数えきれないほどの「祭」が存在するってわけだ!
へーーーーーそうなんですね!わくわくです!プレーヤさんのところにも、「祭」はあるのですか!?どんな感じなんですかーーー!??
おいおいリコ、プレーヤを困らせるなよ。今回このステージに登場した「祭」バグ。これはいわゆるそうだな、ディープログにやってきた「祭」ってわけだな!この「祭」バグの影響は、何もステージに限ったことじゃないぜ。ほら、あのハンタープログラムも信じられない恰好で、まるで全身で「祭」を表現するかのように…
あーそれ以上は言わないでください!ステージもプログラムも、ゲームデータの世界ならではの、なんだか楽しいバグですよね!
そうだな!プレーヤ!ここから先は、ぜひ自分の目で見に行ってみてくれ!せっかくなら楽しんでいきたいところだが、任務はバグの修正だ。このステージにも、バグの元となった、イレギュラーデータが必ずいるはずだ!まずはそいつを修正がてら、「祭」を楽しもうとしようぜ!いつもと違う雰囲気のこのステージも、楽しんでいきたいしな!
プレーヤさん!調べたところ、「祭」というのは、おいしいものがたくさんあるみたいですよ!特にある地域では「じゃがバター」というものがありまして…
おいおいリコ、食べ物の話は任務を終えてからだ・・。ナビゲートしっかり頼むぞ!
(ボス戦前。)
なんやわれぇ!挨拶もなしに入ってきよって、こっちは忙しいんや!
えええええ??なんですかあの楽しそうに仕上がったイレギュラーデータは!
なんや嬢ちゃん、わしを知らんのか。ただまあ、わしを知らんでもこの文字は知ってるやろ。わしはなあ、この「祭」を仕切らしてもらってるもんや。わしも何でかわからんねんけどな。気ぃついたら、「わしはこの祭をやりとげなあかん!」「わしがやらんと誰がやるんや!」て思いでいっぱいぱったんや。せやから、誰にも邪魔させへん!嬢ちゃんらもどうせ、「夜中にうるさい!」とか、「引っ越せ引っ越せ!」とか文句言いに来たんやろ!
プレーヤさん、あのイレギュラーデータのしゃべってること…わたしの持ってるどの言語データにもなく、なかなか聞き取れません…!
なんやと嬢ちゃん!わしにもなあ、正直なんでこんなしゃべり方になってしまったんか、ようわからんねん!さあて、最後のひと仕上げといこか。なあ、プレーヤさん。ひとつ協力してくれへんか?お前さん爆破させてもらって、ごっつい爆破花火で祭の終いや!
(戦闘後。)
やりましたー!プレーヤさん、大丈夫でしたか!?
や、やるやないかいプレーヤさん…。いきなり襲い掛かったりして…すまんかったな。さあプレーヤさんに嬢ちゃん!よう見とるんやで!これがわしの使命であり、最後の大仕事!夏の夜に咲く大輪の花、祭の締めの、大花火じゃ!
(開花(爆発)。)
なんだか、気持ちのいいイレギュラーデータでしたね。何にせよ、無事にデータ修正完了です!
こんなバグの状態もあるんだな、まったく想像してなかったぜ!さあ、もう少し祭の雰囲気を楽しんでいくとするか。
やったー!ではではプレーヤさん!わたしはさっそくこの、「じゃがバター」というものをですね…。
まあ、祭の楽しみ方はみなそれぞれ。リコの楽しみ方はまあ、想像通りだな!
ヴィアさん…?それはどういう意味ですか!!
「あ、祭りはまだ終わりちゃうでー!またこのステージにダイヴすれば、まだまだわしも祭やってるし、いつでも何度でも遊びに来てやー!」
…あれ?今何か聞こえましたかプレーヤさん?何だか今さっき聞いたような声が…。
オン・エア!つむぐ流星のキズナ
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん!今回わたしたちがダイヴしてきたのは、どこなんでしょうかね!
おい!いきなり放棄するなリコ!しかし、このステージ・・・。プレーヤ、過去に来たことがあるような場所だと思わないか?
ヴィアさん、わたしもそこまではもちろん気づいていたのです!それでいきなりですが、プレーヤさんにお聞きしたというわけですっ。
本当かなあ・・・。
あー!疑ってますね!いいでしょう、このわたしが説明いたします!なんだか、以前に訪れた「ロックマンエグゼ」の、「デンサンエリア」ステージに、似ていませんか?
おお、やるなリコ!おれもそう感じた。だが、雰囲気が似ているだけで「デンサンエリア」ではないようだ。そのステージよりもなんというか、“時代が進んだ”イメージというか・・・。
・・・まあでもなんでもいいですよね!プレーヤさん!わたしたちのミッションは、イレギュラーデータの修正、これです!このステージも修正しまくればいいのです!さあ、早速スタートですよ!
リコよ、この一連の流れは、果たしてナビゲートと言っていいのか・・・。
・・・あれ。ここは・・・?
イタタタタ。スバルくん、だいじょうぶ?
ボクはだいじょうぶ。ミソラちゃんこそ、ケガはない?
へいきよ、スバルくん。それにしても、ここはいったい・・・。
あれ、あなたたちは・・・!?
ロックマン!それにハープ・ノートまで!
どうしてボクたちのことを・・・。あなたたちは、いったい・・・?
自己紹介が遅れてすみません!こちらはプレーヤさんとヴィアさん。わたしはプレーヤさんのナビゲータをしている、リコと申します!
ボクは星河スバル。この姿はボクが電波変換した姿で、ロックマンっていうんだ。
ワタシは響ミソラ。このハープ・ノートは、スバルくんのように、ワタシが電波変換した姿なの。
103デパートのエレベーターが故障したみたいで、原因を探ろうと、電脳世界にサイバーインしてきたはずなんだけど・・・
電波変換・・・?サイバーイン・・・?
おいおい混乱するなリコ・・・。つまりこのロックマンとハープ・ノートは、それぞれスバルとミソラが変身した姿で、おそらく、バグの影響で、「流星のロックマン」のデータと、このディープログが、つながってしまったのだろう。それで迷い込んでしまったんだ。
へー、さっすがヴィアさんです!
プレーヤさんたちも、もしかして何かの電波体なの?
それはわたしからご説明します!ここはディープログというところで、プレーヤさんのこの姿はハンタープログラムという・・・。
ディープログ・・・?ハンタープログラム・・・?
おいリコ、スバルたちを混乱させるんじゃない!スバル、ミソラ。どうやら君たちの世界とは、別の世界につながってしまったようだ。でも安心してくれ!このステージの先に、バグの原因となっているものがきっとある。それを倒せば、元の世界に戻れるさ!
バグを倒せば・・・。ねえプレーヤさん、ボクたちが元の世界に戻るために、力をかしてもらえないかな。
もちろんです、スバルさん!ミソラさん!一緒に協力して、きっと元の世界にお返しいたします!まさしく、“キズナ”の力ですよ!
ありがとう!プレーヤさん、リコさん、ヴィアさん!
じゃあ早速ワタシたちも先に進もう、スバルくん!
うん!それじゃあ・・・ディープログバトル、オン・エア!
さあプレーヤさん、わたしたちも行きましょう!電波変換!プレーヤさん、オン・エア!
なんだそれ!
(最初のスコアアイテムを発見した時。)
プレーヤさん、ストップです!どうやらこのステージには、何か特殊なアイテムがあるようです!ふむふむー。どうやら入手すると、このステージでだけパワーアップすることができる、アイテムのようですよ!
ああ、どうやらステージ中に複数存在するようだ。
ひとつひとつ集めて強くなる。「流星のロックマン」だけに、キズナの力のようですね!
「キズナリョク」ってやつだな!プレーヤ、できるだけそいつを集めながら進むんだ!
キズナ・・・。そうだプレーヤさん!スバルさんやミソラさんとも、あとでお会いしたら、「ブラザー」になってもらいましょう!
はっ!「ブラザー」か、スバルやミソラの世界でいうところの、「親友」ってやつだな!
・・・、おいきさまら。いま「キズナ」がどうとかいったか。
・・・え、あなたは・・・?
強くあれば、「キズナ」なんてものは必要ない。そのことばを聞くと、“血”がひどくうずくんだよ。
ブライ・・・!まさかブライまでこの世界に迷い込んでくるとは・・・。
きさま、オレの名前を知っているのか。それならば、その名の意味も知っているだろう。何ものにも頼らないという意味のことば。それが“ブライ”だ。
そうだブライさん!ブライさんも一緒に元の世界に戻れるように、プレーヤさんやわたしたちが協力いたします!
協力だのキズナだの、そんなつまらないことばをオレにむけてはっするな!オレはだれも必要としない。だがプレーヤといったか、きさまらの話を聞いていると、どうやらこのさきに元の世界に戻れるなにかがありそうだな。オレはもういく。じゃあな。
・・・ブライさん。なんだか怖いというよりも、曲げられない、強い何かをお持ちの方でしたね。
ああ、そうだな。しかしプレーヤ、もしスバルやミソラと、さっきのブライがどこかでかち合ってしまったら大変だ!
先を急いで、早くみんなを元の世界に戻してあげましょう。さあ、いきますよー!
(ボス戦前。)
おーい。プレーヤさん!手がかりはなにか見つか・・・
ロックマン・・・。きさままでもここにいるとはな。
ブライ・・・。元の世界にもどる、という目的はいっしょなんだ。今回は・・・、
ロックマン、もうわかっているはずだろう。目的はたしかにおなじだが、オレはきさまらとなれ合う気はないと。ごちゃごちゃ言うなら、せっかくだ、きさまがくりかえしほざき続けるキズナごと、この場で否定してやる!
ブライ、もうやめて!このたたかいに、意味なんかないよ!
ふん、そういえばそこのおんなを以前傷つけたとき、ロックマン、きさまは言ったな。ひとりじゃなにもできない、だから仲間を大切にする。それがきさまの力だと・・・。ようするに、強ければ仲間など必要ないということだろう。
ちがう!キズナを否定するキミは、やはりぜったいに間違っている!
どうやらあたらしい仲間もできたみたいじゃないか。さっき会ったな。プレーヤと言ったか。ロックマン、あの時のように、きさまの仲間をまずは否定して、このオレが証明してやろう!強くさえあれば、キズナなんぞ、なんの役にも立たないということをな!
プレーヤさん、気を付けてください!来ます!さあプレーヤさん、見せつけてやりましょう!わたしたちの、そしてスバルさんやミソラさんとの、「キズナの力」を!
(戦闘後。)
くっ、プレーヤ・・・。油断したか・・・。
さっすがプレーヤさんです!ブライさん、これがキズナの力なのです!
ブライ・・・、言葉ではボクとキミをつなぐことはできないさ。自分のキズナをまもるために、ボクたちはたたかわなくちゃいけないんだ!きっとこれからもそうさ。ブライ、キミにもある、祖先とのキズナが、キミをそうさせるようにね。
ふっ、前にもそんなことを言っていたな・・・。本当にキズナのたいせつさをわかっている“オトコ”なら、それをまもるため、たたかわなければならないと。
あ!スバルさん、ミソラさん見てください!上空に、ワープホールのようなものが!
どうやらあれが、元の世界につながっていそうだな。
プレーヤ、今日のところは油断したが、きさまの・・・勝ちだ。そして、ロックマン。以前、きさまは言ったな。言葉や気持ちでは、キズナはまもれないと・・・。だからオレはきさまとこれからもたたかい続ける。言葉では、オレたちをつなぐことはできない。“オトコとオトコのたたかい”だ。わかったな。・・・じゃあな。
(ブライが去る。)
・・・。・・・行ってしまいましたね。
ブライ・・・。ヤツにも守るべきキズナがある、ということか・・・。そして絶対に曲げられない信念がある。
さあさあ、スバルさん、ミソラさん!あそこから元の世界に戻れるいたいですよ!
そうだね!プレーヤさん、力をかしてくれてありがとう!
少しのあいだだけだったけど、とってもたのもしかった!ありがとう!
それと、ボクたちとの「キズナの力」って言ってくれて、ありがとう・・・!そういえばなんだか、プレーヤさんとは、はじめて会った気がしないような・・・。
スバルくんもそう思う!?じつはワタシも・・・。
ふふふ、なんだか前に熱斗さんも、同じようなこと言ってましたね、プレーヤさん!
熱斗くんだって!?プレーヤさんも、熱斗くんとブラザーだったんだ!
はっ!不思議な縁だが、こうして時を超えてまた再会することができるなんて、それこそ、なんてすごいキズナじゃないか!
プレーヤさん、もしよかったら・・・。ボクたちともブラザーになってくれないかな?
ふふふふふ、何言ってるんですかスバルさん!水くさいこと言わないでくださいよ!わたしたち、とっくに友達じゃないですか!
ははは!そうだね!そういえば、前にも熱斗くんに同じこといわれたっけ!
それに、ミソラ!アイドル歌手としての活動、これからも応援してるぞ!
え!ワタシのこと知っててくれたの!うれしいなー!
当然じゃないか!!!あの歌なんか特に最高で・・・
もーーーヴィアさん!また変なスイッチ入っちゃってますよ!さあさあお二人とも、きっと元の世界の友達も、お二人の帰りを待ってますよ!
うん、またねプレーヤさん、リコ、ヴィア!
ワタシたちの世界にも、きっとあそびにきてね!プレーヤさん!バイバーイ!
・・・・。プレーヤさん。いい友達との出会いが、またひとつありましたね!もしかしたら、再会、かもしれませんね。
リコ!お前ならきっと今日の出会いをもとに、スバルやミソラ、ブライのデータを解析できるんじゃないか!
もっちろんです!早速帰って解析開始です!さあさあプレーヤさん!そうと決まれば善は急げです、早速戻りましょ!電波変換!リコ、オン・エア!
邂逅!拳を極めし者
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
あれ、このステージは・・・
ロックマンXにありましたっけ?見たことない形の、家のようなお城のような・・・
リコ!これはえらいことだぞ!まさか、「あのゲームのデータ」がまぎれ込もうとは・・・。なんてバグだ!
ヴィアさん、「あのゲームのデータ」って・・・。またロックマン以外のゲームデータが、バグの影響で、まぎれてしまったということですか!
その通りだ!プレーヤ、いくらロックマンXばかりやってきたお前でも、このステージはさすがに見覚えがあるだろう!
そ・・・そんな・・・まさかあの、格闘ゲーム中の格闘ゲーム、
そうだリコ・・・これは、「ストリートファイター」だ!しかも「ストリートファイターV」のデータが、このディープログにまぎれ込んでしまっている!
なんということでしょう!ということは、リュウさんやケンさん、春麗さんにも、どこかで会えてしまうのでしょうか!
ああ!めくりからのしゃがみ中キックからの波動拳は王道だ!ダウンからの起き攻めにも気をつけろ!
早口でなに言ってるのか全然わかんないですヴィアさん!聞き取れてもわかりませんけど!
まずは昇竜キャンセル真空ができるよう、しっかり練習していこう、なあプレーヤ!
だめです・・・ヴィアさんが興奮し過ぎて帰ってきません。プレーヤさん、またステキな出会いがどこかであるかもしれませんが、とにかくバグの原因を探りましょう!
さあプレーヤ、リコ!いくぞ!闘いの中に、答えはある!
ヴィアさんようやく落ち着いてきましたか!
(道中、道着を着たイレギュラーデータに出会う。)
プレーヤさん・・・あのイレギュラーデータたち、なんだかいつもと雰囲気が違くないですか?
ああ、なんというか、「道を求める者」の無骨さを感じる。やつらもまた、「ストリートファイターV」のデータが混ざって生まれた、イレギュラーデータの中の求道者なのだろう。
拳を交えることで、会話をし、その中に答えはあるということですね!
ああ、やつらが何ものなのか。そして己とは何なのか。プレーヤ!このステージではおれたちは格闘家だ!闘うことで、答えを見つけるんだ!
そうです!さあプレーヤさん!拳と拳で語り合うのです!
とはいえ、武器使うけどな!
ま、そういうやつです!
(イレギュラーデータとの戦闘後。)
プレーヤさん見てください!イレギュラーデータが何か落としましたよ。
これは、こいつらがまとっていた「波動の力」というやつだな。拳を交えた先にある、言葉では形容しがたい概念そのものであり、あるいは闘いこそが手段であり、その内に秘めたる力の根源。そんなところか。
なるほど。要するに、よくわからないということですね?
だがプレーヤ、この「波動の力」はお前の強さにつながるものだ。イレギュラーデータとの闘いや、道中で見つけたのなら、必ず回収することを忘れるな!
プレーヤさんが強くなるために、必要なようです!この先も、きっとバグの原因となる強敵が待っています。忘れずに集めていきましょう!
(ステージ終盤。)
プレーヤ、「波動の力」はしっかり集めているか?この先に待ち受けているストリートファイターVのキャラは、おそらく、とんでもない強さの格闘家だ!
はい・・・。そう遠くない場所ではありますが、それでも足がすくむような覇気を感じます・・・。
まさに、「拳を極めし者」がこの先でプレーヤを待っている。そいつと渡り合うためには、この力が必ず必要になってくるぞ。
プレーヤさんなら、きっと大丈夫です!しっかり鍛錬を積んでまいりましょう!
(ボス戦前。)
や、やはりこの男だったか・・・!豪鬼!!
ゲームデータが具現化した姿なのに、こんな凄みがあるなんて・・・。まるで鬼神のようです・・・!
これが、道を求め、極地に辿り着いた者の姿か・・・。
プレーヤさん、胸をかりるつもりで、挑みましょう!しかしここまで鍛錬を詰んだプレーヤさんなら、きっと勝てます!
ああ、ロックマンXとストリートファイター。どちらが強いかを語るなんて野暮な話さ!闘いの先に、答えはある!
しかし、この闘いはまさに“夢のような闘い”になることに、間違いはありません!
さあいくぞプレーヤ・・・!
ファイナルラウンド、ファイ!!!!
ああ、おれが言いたかったのに!
(試合後。)
やりましたー!!プレーヤさん、Winです!!!
やったなプレーヤ!しかし、本物ではない豪鬼とはいえ、やはりとんでもない強さを秘めてやがった!
善哉(よきかな)!だが今の貴様とは、まだ「死合う」時にあらず。貴様も道を求めるものならば、またいずれ拳を交える時がこよう。その先で、再び合いまみえようぞ!プレーヤ!
(豪鬼が去る。)
え!!!!ゲームデータにも人格が!?
データに言葉をもたせるということは、まさか・・・今回の原因、アイツの仕業だったのか?
あら心外ね。ワタシじゃないわよ。
アイコさん!どうしたんですか突然!
めずらしいことが起こっているっていうから見に来たのだけど、少し遅かったみたいね。リコ、あなたのもつ「解析」の力なら、今回の「ストリートファイターV」のゲームデータから、呼び出せるんじゃないのかしら?
ああ、そうだな!あのファイターたちを!
解析に成功したら、ワタシにも教えて頂戴ね。ワタシも見てみたいの。
アイコ、お前がそこまで興味を持つとはめずらしいな。
ええ、いまはしゃがみ弱キックからの百裂脚のループを練習中なの。
春麗使いか!!ではおれのリュウと一戦手合わせ願おうか!
あら。あなたごとき、ワタシのキャラはランダムでいいわ。かかってらっしゃい。
なに!!!?じゃあ強そうだからVトリガー禁止な!
もーーーー!さっきから何を楽しそうに話しているんですか!わたしにも教えてくださいよ!
ええいいわよ。でもあなたは、ストリートファイターVのハンターデータ解析が、終了してからにしてちょうだいね。
が、がんばりますー!ちゃんと成功したら、褒めてくださいよー!
顕現!iCOの教示、RiCOの夢
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
きたわね、プレーヤ、リコ。あまりワタシを待たせないでもらえるかしら。
アイコさん!待たせないでって、わたしたちが来るのを待っていらしたのですか?
ま、そうなるわね。前にも言ったけどリコ、あなたとワタシはもともと同じ存在なの。プレーヤの世界でいうところの、ワタシがお姉さん、リコは妹って感じかしら?
なるほど、わたしがお姉さんで、アイコさんがわたしの妹、のような存在ということですね!
・・・、リコ、ワタシの話を聞いていたの?こういう時は、しっかりしていそうな方が姉と相場は決まっているのよ。ねえ、プレーヤ?まあいいわ。リコ、以前ワタシはこうも言ったわよね。
「あなたたちが行っているデータ修正は、ロックマンX本来の世界を取り戻すことにつながるけれど、結果、本来存在しなかったリコやワタシたちのような存在は、この世界に存在しなかったものとして、消える」って。覚えてるかしら?
はい・・・。・・・そして、わたしの持っている「解析と具現化」の力が、わたしたちとこの世界をつなぎとめる唯一の力だって・・・。
あら、ちゃんと覚えているなんて、いい子ねリコ。お姉ちゃん、ご褒美あげるわ。
もー!アイコさんからかわないで下さい!これでもずっと悩んでいるんですからね!これからも、プレーヤさんやみなさんたちと、ずっと一緒にいたいのです・・・。
フフフフ、ごめんなさいね。あなたの反応がかわいくて、少しからかい過ぎてしまったわ。さてプレーヤ、リコ。一応、リコと分かれたワタシとしての“役割”があるの。ただ説明するだけ、ってわけにもいかないわね。このステージにその“答えにつながるデータ”を配置したわ。それを解析して、答えにたどり着いてみることね。ただしリコ。そのデータの解析には、あなたのハンタープログラムも、このステージにダイヴさせて直接解析しなければならないの。プレーヤ、解析の間は、リコのハンターデータはとても無防備になるわ。しっかり守ってあげなさい。あなたたちがすべてやり遂げたとき、きっと答えがわかるはずよ、がんばってね。そしたらまたお姉さんからご褒美をあげるから。あ、そうそう、もしかしたら、“お兄さん”からも、ご褒美がもらえるかもしれないわね。じゃあね。
あ!アイコさん、ちょっと待ってくださいよーー!
・・・・。行ってしまいましたね、プレーヤさん。とにかく先に進んで、データ解析をやりとげるしかないようです!解析の際は、アイコさんの言うように、わたしもハンタープログラムとして、そちらに向かいます!その間のわたしの背中は・・・、プレーヤさん預けましたよ!そういえばアイコさん、“お兄さん”がどうとか言ってましたけど・・・まさか、ここまで登場してこない、あの青い人じゃないですよね・・・?
(1つ目のカプセルに到着。)
プレーヤさん、ストップです!あのカプセルで、アイコさんの言っていたデータの解析ができそうです!わたしもそちらに参ります!
・・・よっと!プレーヤさん、それでは解析をはじめますね。
プレーヤ、リコ。のこのこと現れてくれたわね。あなたたちをまとめてデリートするのにちょうどいいわ。
え!?アイコさん、何するんですか!
プレーヤ、ワタシこうも言ったわよね。あなたのデータ修正が、この世界を元に戻すかわりに、ワタシたちの存在を消すんだって。
・・・で、でも、わたしがそれを変えられる存在だということも、おっしゃってたではないですか!
あーあ、あなたバカね。そんな回りくどいやり方をしなくても、はじめからプレーヤを消せばいいでしょう?
そ、そんな!プレーヤさん、気を付けてください!とにかくわたしはこのデータ解析を続けてみます!
(解析後。)
プレーヤさん、守って頂いてありがとうございます・・・!データの解析は済んだのですが、内容が完全ではないようで・・・。“あるハンタープログラムが記された”データのようです。アイコさんの言っている答えに近づけるかも・・・。どうやら完全な罠ではないようです!引き続き、データを探していきましょう!
(2つ目のカプセルに到着。)
あら、やっぱりしぶといわねあなたたち。ゆっくりお茶も飲んでいられないわ。
アイコさん!もうやめてください!ちゃんと答えにつながるデータは、こうやって用意してくださっているじゃないですか!
フフフフ、その様子だと、ひとつめのデータの解析は済んでいるようね。
あっ!・・・プレーヤさん、見てください!ふたつめのデータカプセルです!
ねえ、プレーヤ?そんなに必死になってこの子を守らなくても、あなたが消えてくれればすべてが解決するの、違う?
アイコさん・・・それは違います!プレーヤさんか、わたしたちのどちらかが消えてしまえば解決、そんな話ではないのです!わたしたちも、みんな「ロックマンXの物語のひとり」として、プレーヤさんとともに存在してはじめて、解決なのです!そのためにわたしは・・・プレーヤさんと、がんばるのです!!
フフフフ、ずい分あおいこと言うのね、リコ。じゃあグダグダ言ってないで、証明してみなさい。
無論です!!さあプレーヤさん、背中は預けたー!
(解析後。)
ふー!ありがとうございますプレーヤさん!データの解析が完了しました!しかし、これでもまだ完全ではないようです。データには、“知的で華麗なハンタープログラム”が保存されているようなのですが・・・。ですがまだ何なのかさっぱり・・・。この先にもまだデータがあるのかもしれません。行きましょう!
(ボス戦前。)
よう!プレーヤ、リコ!今回は手助けしてやれなくて、すまなかったな!
ヴィアさん!どうして今まで来てくれなかったんですか!プレーヤさんとわたしで、大変だったんですよー!
はっ!悪い悪い!だがリコ、しっかり任務を進めているじゃないか!プレーヤも、よくここまでリコを守ってくれたな。よくぞここまで成長した、おれは嬉しいぜ!
ワタシもそこまで手を抜いていたわけではないのだけれど。どこかで、あなたたちをあなどっていたのかしら。
はっ!そりゃそうだアイコ!ずっと二人を見てきたおれだからわかるんだ。この二人は強く、本当にいいコンビだ。
い、いやあー。ヴィアさんそんなに褒めないでくださいよ!
そしてプレーヤ!前におれは、お前と戦った時に言ったよな。「次はもう少し力を解放した姿で戦う」と。そして、「おれを止められるのは、プレーヤしかいない」と。だが、今はこうも思うぜ。「お前を消せるのも、おれしかいない」ってな。
え・・・ヴィアさん?それはいったいどういう・・・。
はっ!そんな暗い顔するなリコ。なあプレーヤ、悪く思うなよ。
ヴィアさん・・・!まさかヴィアさんも、アイコさんと同じ・・・
リコ、あなたもいい加減に目を覚ましたらどう?あなただって、消えたくないでしょう?
・・・ヴィアさん、アイコさん!わたしが・・・わたしとプレーヤさんが、きっと何とかしてみせます!必ずみんなを救ってみせます!だから・・・
リコ・・・、お前がそんなことを言うなんてな。本当に成長したじゃないか・・・!それだけに、まあ・・・。本当に残念だ。さあプレーヤ、おれも今回は少しだけ本気を出させてもらうぜ。前のおれと同じだと思うな!
プレーヤさん、気を付けてください!今までの何よりも強い力を、ヴィアさんから感じます!やはり力を隠していたようです・・・!プレーヤさん、ヴィアさんを、以前のようなヴィアさんに戻してあげてください!
さあ、証明してみせなさいプレーヤ、リコ。あなたたちが本当に、ワタシたちを救う力があるのかどうかを。
おれが正しかったと、証明させてくれプレーヤ!いくぜえ!
(戦闘後、3つ目のカプセルが現れる。リコもハンタープログラムとしてダイヴしてきている。)
・・・待った待った!プレーヤ、おれの負けだ!!
もう、何してるのヴィア。今回は、油断してるように見えなかったけれど。
はっ!その通りだ!この程度じゃもうプレーヤにはかなわないみたいだな!やはり、“おれが正しかった”ようだ!礼を言うぜ、プレーヤ!
しかしなんなのヴィア、あなたのさっきのあの三文芝居は。ワタシのここまでの完璧な演技が台無しじゃない。
え・・・お芝居、演技・・・?ヴィアさん、アイコさん、何をおっしゃって・・・。
悪い悪い、リコ!悪気はなかったんだが、お前たちを試させてもらったんだ!
ただで答えを教えてあげるだけでは、つまらないでしょう?ヴィアとワタシで考えた、“ゲーム”よ。
ゲームですって!??だ、だって先ほどまであんなに・・・
そう、ゲーム。でもここまでの、ワタシの“知的で華麗な”演技が、このヴィアのせいで全部パーだわ。
“知的で華麗な”って・・・。あれ、これまでわたしが解析してきたデータにもそのような記載が。
あら、ようやく気付いたかしら。そのデータ、このアイコのハンタープログラムなの。お茶が好きだっていう情報も、忘れてはダメよ。
ええ!?ではわたしとプレーヤさんは今まで、アイコさんのデータを具現化するために、ここまでやってきたということですか?
ま、そうなるわね。
リコ、すまなかったな!アイコが素直に、「ハンタープログラムとして具現化されれば、この世界に存在をつなぐことができる」って、はじめから伝えていれば、こんな面倒なことにはならなかったのにな!
だから、簡単に伝えるだけではおもしろくないでしょう。
はっ!素直にお願いできなかっただけだろう。
・・・ヴィア、それ以上言ったら消すわよ。
おーこわっ!プレーヤ、リコ、とにかくすまなかった!
もー、びっくりさせないで下さいよ!そしてアイコさん、ハンタープログラムの解析は、このリコにお任せください!
(最後の解析データを取得する。)
プレーヤ、リコ、これからはワタシも協力してあげるわ。“純粋に協力だけするとは限らない”けどね。
その時は、またプレーヤさんとわたしで、アイコさんを説得してさしあげます!
フフフフ、期待してるわ。
(プレーヤとリコが去ったあと。)
・・・
・・・。アイコモプログラムニナッチャッタンダ。ケッキョクジュンスナノハ、ボクタチダケカ。
コラコラ、ソンナコトイワナイノ。マダ、ヴィアガイルジャナイ。
アイツダッテワカラナイジャナイ!デモアイコ、姉トカ妹トカイッテタ。ウチラニキヅイテイルノカナ。
ドッチデモイイジャナイ。ミンナケシテシマエバ。サアイクワヨ。
ハーイ
ハーイ
迎賓!正粛なる隊長のほどこし
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、今回ダイヴしてきたステージは・・・。・・・あれ?ここはどうやら、「ロックマンX」にも登場していない場所のようです。
ああ、それに何だか、おどろおどろしい雰囲気のする城のようだ。プレーヤ、気をつけろよ!どんな悪いヤツが潜んでいるかわからん!
フハハハハ!悪いヤツとは、この私に言っているのかな?
・・・え!あなたは・・・!!!
・・・どちら様ですか!??
おいリコ、しっかりしろ!だいぶ姿は変わっちゃいるが、こいつは「シグマ」じゃないか!おそらく、今回のバグが原因で変身した姿だ・・・。なんて“恐ろしい”姿だ!!
いかにも、私はシグマ。イレギュラーハンター第17精鋭部隊の隊長である。しかしこの姿を見て“恐ろしい姿”と形容するとは、初対面の相手に対しての敬意にかける発言ではないかね?
た、隊長ですって!!?雰囲気は反乱後のシグマさんのような気がするのですが・・・。あ!なるほどー分かりましたよプレーヤさん!おそらくこのシグマさん、見た目は反乱後シグマさんがベースで、感情は“イレギュラーハンターの隊長だったころ”のデータが、もとになって具現化されているようです!
だから、その後のシグマ自身の記憶が、このシグマには、まだ無い様子なんだな・・・。
お嬢さん、この私をご存知なのかな?“その後の私”と聞こえたようだが・・・。
い、いえいえ!なんでもないのです!どうぞそのままで!
(なあプレーヤ、このシグマのままの世界線も、見てみたかったよな!)
まあいい。そんなことより、貴殿はプレーヤというのか。ようこそ我が城へ。ガルマの部隊を全滅させた「紅いイレギュラー」が出現したと、報告が入りすぐ現場に向かったところまでは覚えているのだが、気づいたら、この漆黒のアーマーをまとっていたのだよ。残してきた部下の安否が気にかかるが・・・。青い貴殿、何か知らないかね?
す、すまないシグマ!おれもその「紅いイレギュラー」ってやつ、よく知らないんだ!ほ、ほら、色も全然違うだろ!
だいっじょうぶですシグマ隊長!このプレーヤさんがデータを修正してくだされば、きっと元に戻るはずです!
フッ、そうか。プレーヤよ、よろしく頼むぞ。おそらくその原因は、我が城の中にある。私自身は役割ゆえか、この城に干渉することはできずもどかしいのだが。
シグマ自身がここのイレギュラーデータを排除することはできない、データに干渉することはできないってことか。
しかし、我が城を案内することはできる。プレーヤ、リコ、ヴィア、この私についてくるがいい。プレーヤよ、あまり無茶はするでないぞ。これ以上お前たちに犠牲が出ては困るんでな。
た、、、隊長!
(城に入ってすぐ。)
待つのだ、プレーヤよ。腹が減っては戦はできぬであろう。私にできる、せめてもの支援として“ほどこし”を用意したぞ。訪問を受けたらほどこしを与えよ、という文化があると聞いたのでな。
ハロウィンのことですね!ですが、なんであんなところにあるのですかっ!普通に頂けないのですか!
焦るでない、リコよ。ただでほどこすなど、プレーヤも興がさめるであろう。
なるほど、手に入れるには仕掛けを解く必要があるということですね!このリコにお任せ下さい、謎は解けましたよ!
ほう、この一瞬で仕掛けを理解したか。言ってみるがいい。
・・・・。
・・・・。
・・・・。
・・・では改めて、プレーヤよ、頭上にスイッチがあるであろう?それを押せば仕掛けが作動するのだが、この城には、壁のように見えて実は透過する、“透明壁”が存在している。例えばこの上の柱がそうであるな。
そうそう、そういうやつです!
行き止まりと見えて通れる壁、そして下に落下できる床もある。注意深く、探索していくのだ。
さすがシグマ、頼りになるな!
フッ、リコよ。功を焦るでないぞ。そなたの実力は分かっておる、落ち着いて任務に当たればよい。
な・・・なんてお優しいのですか!わたしたちのよく知るシグマさんとは、全然違います!
(道中、スイッチを押すと大量のイレギュラーデータが現れた。)
きゃあ!プレーヤさん気を付けてください!大量のイレギュラーデータが!
同時に、ろうそくに明かりも灯ったようだな!これも何かの仕掛けなのか!
いかにも。さきほど“ほどこし”を見かけたであろう。あれへと通じる仕掛けがこれだ。ここからの説明はリコ、そなたに預けよう。
や、やってみます!まずはプレーヤさん、このイレギュラーデータを修正しましょう!明かりが灯って、見えやすいうちに!
フハハハハ、やるではないかリコ!正解だ!すべてのイレギュラーを撃破したあと、また“ほどこし”の場所へ行ってみるがいい。
あ、ありがとうございますシグマさん・・・!!!
はっ!隊長である時のシグマは、とんでもなく頼りになる隊長だったようだな!
(ボス戦前。)
プレーヤさん、大型イレギュラーデータです!以前修正したボスパイダーのような・・・ですが、微妙に違うようです!それになんだか・・・
・・・きゃあー気持ち悪いですーーー!なんですかあの目玉のようなデザインはっ!!
おいおい取り乱すなリコ!おそらく戦い方はボスパイダーと同じだ、慎重に行くぞ、プレーヤ!
フッ、冷静だなヴィアよ。そうだ、あのメカニロイドがおそらく原因であろう。プレーヤよ、しかしお前にはもはや何も言うまい。みなとともにここまで辿り着いたお前なら、きっと成し遂げられるだろう。さあプレーヤよ、頼んだぞ!私の目の前で、お前の力を示して見せろ!
(撃破後。)
さっすがプレーヤさんです!やりましたね!!!
見事であった、プレーヤよ。道中に授けた我が“ほどこし”も、闘いの役に立ったのではないかね?
はい、シグマさん!そして、本当にありがとうございました!シグマさんが、まさかこんなに頼れるいい方だったなんて!
フハハハハ!詳しくは知らぬが、何かあったらまた、私を頼るがよい。そしてヴィアよ、まだこの姿が“恐ろしい姿”に見えるかな?
い、いやー!とても似合ってるぜ、隊長・・・!(気にしていたのか・・・!)
フン、そうであろう。もうお前たちも私の守るべき部下のようなものだ。そしていつかまた、相まみえよう。それまでは、達者でいるのだぞ。
た、隊長!このリコにお任せください!きっと解析してみせますので!
フハハハハ!よくは分からぬが、再び出会える機会があるのなら、この私の実力をお前たちに見せてやろう。
もっちろんです!ねえプレーヤさん?ほかにもシグマさんのように、ハロウィンに関係したお姿で現れた方がいるかもしれません!戻ったら、いろいろ調査してみますね!これはまだまだ忙しくなりますよー!
プラグイン!ネットを駆ける再会
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
きましたねープレーヤさん!さあ、今回もはりきっていきましょう!あれ、ここは以前にも訪れた・・・
そう、ロックマンエグゼトランスミッションの「デンサンエリア」だ!
そうそう!ロックマンエグゼといえば、以前お会いした、熱斗さんやロックマンさんは、お元気でしょうか!
そうだな。しかし熱斗のことだ、リコのように、今頃また寝坊して、学校に遅れてるだろうよ!
もうヴィアさん!リコのようにとはなんですか!わたしは寝坊したらもうそのまま休みをとるタイプです!一緒にしないでください!
おいリコなんてこといいやがるんだ!一番ヒドイじゃないか!
ははは、リコさんあいかわらずだね!プレーヤさん、久しぶり!
おいおい、一緒にしないでほしいのはオレのセリフだぜ!今日は10分しか、ねぼうしなかったってのにさー!
熱斗さん、ロックマンさん!きゃーーーまたお会いできるなんて、うれしいです!ふふふ、それに熱斗さん。相変わらずお寝坊さんなんですね!
そ、それはロックマンがおこしてくれないから、ロックマンのせいだぞ!
もう熱斗くんたら、いつになったらひとりで起きられるようになるんだろ・・・。
それよりプレーヤ、ここは“レンジのでんのうせかい”じゃないのか?
熱斗くん、どうやらちがうみたいだよ。たしかにママのレンジにプラグインしたはずなんだけど・・・。
えー!レンジがまたこしょうしたようだから、ママにようすを見てくれって言われたのに・・・。まあでもまたプレーヤさんにあえたから、いっか!
熱斗さんのおうちのレンジ、よく故障しますよね・・・。
だが、きっとこのステージのどこかにいる、イレギュラーデータが原因のはずだ!熱斗、ロックマン!プレーヤとともに、探してくれるか!
もち!プレーヤ、また一緒にウイルスバスティングができて、うれしいぜ!よっしゃ!いっくぜーロックマン!
りょうかい!熱斗くん、さっそくオペレーションおねがい!
バトルオペレーション、セット!
イン!
かっこいいいい!あいかわらずかっこいい掛け声ですよねプレーヤさん!さあ、わたしたちもいきますよー!それでは・・・おほん。
バトルオペレーション、セット!
イン!……ってもうヴィアさんやめてくださいよー!
(道中、ドリームウイルスRが現れる。)
熱斗くん!こいつは!!
ああ、「ドリームウイルスR」だ!たしかにデリートしたはずなのに・・・ふっかつしたのか!
もしかしたら、WWWのしわざなのかもしれない!プレーヤさん、きをつけて!
まてプレーヤ!こいつ、なんだか様子がおかしいぞ!
グ・・・グガ・・・
まさか!ドリームウイルスRがしゃべるなんて、WWWのやつら、しんがたをかいはつしたってのか!
いえ熱斗さん、この感じはおそらくわたしたちが知っている人の仕業かも・・・、
プレーヤ、かまえろ!くるぞ!
(撃破後。)
ナイスオペレーティング、プレーヤさん!やっぱりすごいうでまえだね!
やるなープレーヤ!でもまあ、オレたちにくらべたらまだまだかなー。
しかし、こいつのほかにも何か、
・・・
な、なんだ・・・。なにか別の、強力なオーラを感じる・・・!
(フォルテ.EXEが現れる。)
ほう、このオレの存在に気付くとはな。
フォルテ!!どうしてここに!
ふん、おろかな人間にくみするナビが、またあいまみえようとはな。
こいつはフォルテ!「きょうしゃ」をもとめ、でんのうせかいをさまようものだ。
それよりもそこのおまえ。かんじるぞ、おまえからほとばしる、「きょうしゃの はどう」を!
プレーヤさん、気を付けてください!とてつもない殺気を感じます、きますよ!
ふん、バトルをたのしむのはもう少しあとだ。さきにやることがある。
いったいなんだっていうんだ!まさか、さっきのドリームウイルスRもフォルテの・・・?
なにをかんちがいしている。ドリームウイルスRなら、このオレがあいたいくらいだ。ドリームウイルスRのアビリティをきゅうしゅうすれば、おれはまた電脳世界さいきょうのそんざいにちかづく・・・。もっとも、さっきのヤツは、ニセモノだったようだがな。
ニセモノだって!たしかに、さっきのは言葉をしゃべっているようだった・・・。
プレーヤといったか。お前とのバトルは、オレがドリームウイルスRをきゅうしゅうしたあとだ。じゃまをするなよ。
(フォルテ.EXEが去る。)
・・・
・・・行ってしまったようですね。
プレーヤさん、さっきのナビは「フォルテ」。すべての人間をテキとみなす、とてもキケンなそんざいなんだ。
でもロックマン。あいつ、さっきのドリームウイルスRはニセモノって言ってたよな?
はい、熱斗さん。そして、他にもニセモノがいるかもしれません!本物もかならずどこかにいるはずですので、ニセモノがいたら、積極的に倒していきましょう!
(ボス戦前。)
でたなドリームウイルスR!こいつからは、いままでのやつとはちがうけはいを感じるぜ!
ああ、どうやらこいつが原因のようだな!プレーヤ、いくぞ!
・・・
あら、プレーヤじゃない。リコ、ヴィア、こんなところで何をしているの?
あーやっぱり!!!どうしたのじゃないですよアイコさん!てことは、このドリームウイルスRもやはりアイコさんが・・・?
ええ、そうよ。このイレギュラーデータのテストをしていたの。何かおかしかったかしら?
もーー!ややこしいことしないでくださいよ!とにかく熱斗さん、このイレギュラーを倒せば、きっともとに戻りますよ!
あら失礼ね。ワタシのすることは、失敗のようですべて意味があるのよ?それより、ロックマンに熱斗。はじめて見るわ。
えー!こんなきれいなおねえさんが、オレのこと知ってるなんて!なんだかてれるなー
あら熱斗、きれいなおねえさんだなんて、わかってるじゃない。お姉さん、ご褒美をあげるわ。
熱斗くん!あんまりデレデレしてると、メイルちゃんにおこられるよ!
げ!ロックマン、たのむからメイルちゃんにはだまっておいてくれー!プレーヤ、気を取り直して・・・またすっげえオペレーション、たのんだぜ!
お任せください、熱斗さん!さあプレーヤさん、いきますよー!
(撃破後。)
ナイスオペレーティング、さすがだね、プレーヤさん!
ああ、やったなプレーヤ!これでオレたちも、もとの世界に・・・
(再びフォルテ.EXEが現れる。)
・・・
「きょうしゃの はどう」をもつものよ。さきをこされてしまったようだな。だが、こいつのアビリティはオレがいただく・・・
ゲット アビリティ プログラム!!!
・・・
ふん、なんだこれは。けっきょく、こいつもニセモノだったようだな。
あら、それではデキが悪かったかしら?少しは自身があったのだけれど。
まあいい。なにもかもめざわりだ・・・。そして、人間にあやつられる、おろかなナビよ。じゃくしゃどもが、これ以上オレのじゃまをするな。
プレーヤ、きをつけろ!見せてやるぜ、オレたちのチカラを!!!いくぜロックマン、スタイルチェンジだ!
(サイトスタイルとなったロックマン.EXEが登場する。)
りょうかい、熱斗くん!
ほう、すさまじい「きょうしゃの はどう」だ!さあ、バトルをたのしむか!
フォルテ!いいかげんに目をさませ!こどくなままでは、どれほどお前が強くたって、オレたちにはかてない!
なにをぬかす!オレがひとりなのは、何ものもひつようとしない強さをもっているからだ!だからこそ、他人など、まして人間などふようなのだ!
そんなことはない!お前だって、オレとロックマン、そしてプレーヤとリコやヴィアたちのように、おたがいをたかめあえる、バートナーがいるはずだ!お前にとって、それはきっとお前をつくった、コサックさんなんだ・・・!
・・・ぐっ!その名を出すな!!!くそ・・・その名を聞くたび・・・、いいようもないキモチがオレをおそう・・・ああ、みとめんぞ!オレは、ダレもしんじない!!
(フォルテ.EXEが離脱する。)
ああ、いっちゃった。
でもフォルテ、何かをおもいだしかけてたみたいだ。きっとまだこころのどこかで、人間としんらいしあっていたころの、あのきおくがのこっているんだよ。
ああ、そうだといいな。だが熱斗、ロックマン!これでもとの世界に戻れそうだぞ!
なんだかよくわからないけど、ワタシが呼び出したイレギュラーデータのおかげで、いい出会いがあったようね。
いやアイコさん!もともとそれがなければ、熱斗さんたちはこの世界に迷い込むことはなかったのです!
ま、そうなるわね。
リコ!でもそれがあったから、オレたちまたプレーヤたちに出会えたんだぜ!
そうだよ!ほんとうに、また会えてうれしかった!またね、プレーヤさん!
プレーヤ!レンジはもどったらさっさとなおしておくから、そしたらオレんちでまってるぜ!ママにホットケーキやいてもらうからさ!
あら、いいわね。紅茶も用意しておいてもらえるかしら。そうね、ディンブラがいいわ。
えー!だいかんげいだよ、アイコさん!なんだかよくわかんねー名前のお茶だけど、もち!
おいおい熱斗くん!だから、メイルちゃんにおこられてもしらないよー
げげ!そうだった!じゃあなプレーヤ、きっとまた会おうぜ!
じゃあね、プレーヤさん、みんな!
(ロックマン.EXE(サイトスタイル)が離脱する。)
・・・
行ってしまいましたねー。でもプレーヤさん、こうやってまた会えたのですから、きっとまた会えますよね!
あら、そんなに会いたければ、ワタシがまたデータに侵食して・・・。
もーアイコさん!これ以上データをぐちゃぐちゃにしないでくださいよー!
降誕!聖なる使者リターンズ
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
ひゃーー!また一段と寒いですね、プレーヤさん!でもこの胸の高鳴りは・・・
はっ!ああそうだ、去年のいまごろも同じようなステージで、プレーヤとともにバグを修正したはずだ、覚えているか?
はい!「クリスマス」ですよね!もちろんです!今年もこうして、ヴィアさん、そしてプレーヤさんとやってこれて、本当にうれしいです!
いや一応バグだから、喜んじゃだめだぞリコ。
あら、ワタシも忘れないでほしいわね。どうでもいいけれど。
アイコさん!はい、もちろんアイコさんと出会えたことも、本当にうれしいです!
・・・・。
・・・・。そこまで正直に言われると、悪い気はしないわね。
はっ!うれしいくせに!
プレーヤ、悪いわね。ヴィアはワタシに消されなければいけない用事ができてしまって、今回あなたたちのサポートはできないらしいわ。
わあわあ!アイコさん落ち着いてください!ところでアイコさん、寒そうな恰好をされてますけど、大丈夫ですか?
大丈夫、問題ないわ。それに、あなたバカね。おしゃれというものは、ガマンなのよ。寒いとか暑いという感覚は、関係ないの。
アイコはアイコだな!そういうリコはどうなんだ!
ふふふふふ、よくぞ聞いてくださいましたみなさん!その通りですアイコさん、おしゃれですよ、オ・シャ・レ!!
気持ち悪いわね、なによ突然。
去年のクリスマスステージの最後に、完全にヴァジュリーラさんでしたが、一応別人の、「セントヴァジュリーラ」さんがいらしたではないですか!そのセントヴァジュリーラさんのお姿を見て、わたしもあるデータを解析してみたんです!とおーーーーう!
どうですかーー!ちょっと恥ずかしいですが、リコのクリスマスバージョンです!さあ、プレーヤさんどうですか!ほめてくださいよ!
いいじゃないかリコ!とてもよく似合ってるぞ!
あ~。まあ悪くはないわね。ワタシに似てるだけあって、かわいいんじゃないかしら?
ありがとうございますー!ではプレーヤさん、そういうわけで早速ミッション開始です!
プレーヤ、去年もステージ内に、アイテムデータが散らばっていたな。今回も、それを集めながらバグ修正を進めるんだ!
それとプレーヤ、去年に引き続き大事なことだから繰り返すが、そもそもクリスマスというのはある人物の誕生をお祝いするのが目的であり、絶対的に断じて恋人たちのぺらぺらぺらぺら・・・
はあ~、またヴィアのこれがはじまったわ。プレーヤ、あなたなんとかできないの?
アイコさん、プレーヤさん!ヴィアさんこのスイッチ入るとめんどくさいので、いったんほっといていきましょう!「セントヴァジュリーラ」さん、今年も会えますでしょうか!ね、プレーヤさん!
・・・
・・・よってこの事から導き出せるのが、やはり恋人たちのというのは断じてぺらぺらぺら・・・
(道中。)
・・・ん?オマエたち、以前にもどこかで会ったことがあるな。
え!「ロックマンゼロ」のゼロさん!どうしたのですかこんなところで!
ああ、シエルの様子がおかしくなってしまって、その原因の調査をしている。
なに!シエルがどうかしたのか?
プレーヤさん、みなさん、お久しぶり。
シ、シエルもクリスマスバージョンに!す、すごくいい!!!リコ、お前の仕業か!
なに!リコと言ったか。何か知っているのなら、教えてくれ。
いえいえ、わたしは何も知らないのです!たしかにわたしの今の姿と似てはおりますが・・・。
でもねゼロ、私、結構気に入ってるのよ。ゼロはどう思うかしら?
オレは・・・。とにかく、余計なこと考えずに、元に戻ることだけ考えろ。さあ、最短ルートの指示をくれ。
あら、ゼロもかわいいところがあるみたいね。
プレーヤさん、何か分かったら私たちにも教えてね。ここでまた出会えたのも、きっと何かの縁だわ。
もちろんです、シエルさん!そして今のそのお姿も、とってもお似合いでかわいいですよ!
ああ、おれからも保証するぜシエル!すっごくいい!
ふふふふふ、ありがとう。うれしいわ!ずっと研究と闘いの日々だったから、私もなんだか心が躍るようなの。
そんなにいいものならリコ、ワタシにも用意してもらいたかったわ。
アイコさんにもきっとお似合いだと思います。そうよね、ゼロ?
シエル、もうオレにその話題はよせ・・・。とにかく任務に集中する。オレはいくぞ。
あら、行ってしまったわ。伝説の英雄を、ちょっとからかい過ぎてしまったかしら。
まあでもなんだか、少しゼロの素顔が見れたような気がしたぜ!
そうだわ!プレーヤさんたちも出発前に、データを記録してからいく?
いやシエルさん、それ原作から毎回確認してくださいますけど!
(ボス戦前。)
あーーーー!セントヴァジュリーラさん!やっぱり今年もお会いできました!
な、なぜだ・・・!前回ヤツはたしかにプレーヤが修正したはず・・・!
プレーヤ、こいつなのか。今回のシエルの姿がその・・・、おかしくなったのは。
ああおそらくそうだ、ゼロ!こいつはもともとヴァジュリーラというやつだったんだが、どういうわけかこの季節になると、別人になるらしい。
ん?ゼロだと?おいヴィア、貴様何をいってる。こいつのどこがゼロなんだ?たしかに雰囲気は似ているようだが・・・。おかしい、おれもおかしくなっちまったか、たしかにこいつからゼロの気配を感じる・・・。
え?このレプリロイド、ゼロのことを知っているの・・・?まさか、100年前のゼロの姿を・・・?でもそれだとこのレプリロイドが100年前のものになって、私・・・混乱して・・・。
シエルさん落ち着いて下さい、説明いたします!このヴァジュリーラさんは、「ロックマンX」の・・・、
おいリコ説明するんじゃない!!それを話したら、全ての秩序が崩れてしまう!!お前がゲームデータをぐちゃぐちゃにする気か!
リコ、あなた本当に管理人としての自覚があるのかしら・・・。お姉ちゃん心配だわ。
とにかくこいつを叩き斬ればいいんだな。覚悟しろ。
おいおいおい、威勢のいいやつだな。そういう勝気なところもどうやらゼロなんだろうが、実力のほうは果たしてどうなのかねえ?
まあ落ち着けよ、ゼロを名乗るものよ。オレはまずこのプレーヤに、前回のお返しをしなきゃならないんでな。さあいくぜプレーヤ。いい子にしてたお前らに、オレからのプレゼントだ!受け取りな!!!
(戦闘後。)
クッ、今年もやられちまったか・・・。やるじゃねえかよプレーヤあああ。
おいセントヴァジュリーラ。プレーヤの次は、オレの相手をしてくれるんじゃなかったのか?
フン、ムカつく野郎だぜ・・・。ゼロって名前のやつは、みんなこんな腹の立つヤツらばかりなのか・・・。まあそんなヤツらでも、今のおれなら許容してやるぜ・・・。この言葉に乗せてな・・・。メェ・・・リィィ・・・クリッスマス・・・また、どこかでな・・・
(爆発するセントヴァジュリーラ。)
プレーヤ、実力は健在ってことか。安心したぜ。さあ、シエル・・・。ん?おかしい、元に戻ってないじゃないか。
ほんとね、ゼロ・・・。でも正直、私はそこまで気にしてないの。むしろ楽しんでるわ。リコさんとも揃いみたいだしね。ね、リコさん?
はい、シエルさん!きっとゼロさんも、気に入ってくださってるはずですよー!
え!そ、そうなのゼロ・・?
・・・さあな、いちいち気にしていない。さあシエル、おれたちももういくぞ。
はっ!この性格ばかりは、バグではどうにもならんな!
プレーヤさん、みなさん。またどこかで会いましょう。
・・・
・・・。いっちゃいました。でもきっとまた、どこかで会えますね!
ねえリコ、ずっと気になっていたのだけど。あなたとシエルだけ違う衣装なんて、ズルいと思うの、違う?こういう新しいことはまずお姉ちゃんから、妹は後っていうでしょう?
・・・、い、いうのかそんなこと。
ま、そうなるわね。次こういうことがあったら、覚えておきなさいね。まあそこまで興味はないのだけど。
わ、わかりましたアイコさん!次は一緒にお着換えしましょう!きっと絶対に楽しいです!プレーヤさんも一緒にお着換えいかがですかー?メリークリスマス!
破滅の宿主 ドロワクレール
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、気を付けてください・・・。とても禍々しいオーラを感じます・・・!
ああ、リコもわかるか。この先に、3人の姉弟の気配を感じる。
ところでアイコさん、以前わたしに、「あいてのことを考えず、この世界を救うことだけを考えろ」って、あれはいったいどういう意味だったのですか?やっぱりわたしは・・・きっと、きっと分かり合えると思うのです!あの方々だって、ドロワクレールさんとだって、きっと・・・。
リコ、ワタシはこうも言ったわよね。「あなたのやさしさが命取りになる、あなたの心が壊れる」って。
はい、それもどういうことなのでしょうか・・・。
はあ・・・。もう限界ね。ヴィア、あなたのせいよ。もうそろそろ、プレーヤやこの子に伝えてあげたらどうかしら?
・・・・。
・・・、ああ、そうだな。プレーヤ、リコ、今まで黙っていてすまなかった。
え、ヴィアさんどうしたんですか急にしんみりして!ほら、いつものようにいろいろ騒がせてくださいよっ!
リコ、今は聞いてくれ。そして言っとくが、いつも騒がせるのはおれじゃなくてお前だ・・・。
この前、ドロワクレール3姉弟が現れた時、おれは言ったな。「あの姉弟は、おれたちがずっと探していたヤツら」だって。
はい・・・。わたしたちに協力してくださる仲間!・・・では、ないのですよね・・・?
ええ、違うわね。残念ながら。
あいつらは言うなれば、“このディープログに起きたバグの原因”だ。おそらくヤツらを止めれば、この世界も元にもどるだろう。
正確にはあの子たちが、直接バグを引き起こしたわけではないのだけどね。
ああそうだ。“バグの原因となったウイルスが封印された宿主”として、このディープログに誕生したんだ。
そう、そしてそれが、あの子たちの“役割”であり、あの子たちが背負ってしまった“運命”なの。
そ、そんな・・・。では、ドロワクレールさんたちも、たまたまそう生まれただけで、こんな世界を望んでいないかもしれないってことですか!
そうかもしれないわね。でも残念だけど、これがこの世界での“役割”なのよ。
ああそうだ。プレーヤにリコが、「このバグを修正し、この世界を元に戻す」、そう役割をもってこの世界にやってきたようにな。
でも・・・でも!!もし少しでも気持ちがあるのなら・・・、話し合えば、きっと仲良くなれるのではないでしょうか!一緒にこの世界を修正してくれるかも・・・
リコ、だからお姉ちゃんは言ったはずよ。「ただこの世界を元に戻すことだけ考えなさい」って。それがプレーヤと、リコ、あなたたちの役割なの。そして、ワタシという存在が生まれた理由でもあり、ワタシのこの世界での役割でもあるのよ。
ああそうだ。おれたちは、お前たちに託したんだ!だから、頼む!プレーヤ、リコ!この先に進んで、ヤツらを“救ってやれる”のは、お前たちしかいないんだ!
(道中。)
ああああああああ!ムカつくムカつくムカつく!!!
やはりでたか・・・ドロワクレール!!!くそ・・すさまじいオーラだ・・・!
またお前たちばっかり仲良さそうに・・・ウチらのこと狙ってるんだ!!そうはさせないんだから・・・お前たちなんかに・・・ウチがアンジュやエラトお姉ちゃんを守るんだから!
ドロワさん、お話を聞いてください!この世界を元に戻すために、一緒に協力してくださいませんか!
うるさいうるさいウルサイ!!!そうやって近づいて、ウチらのことを消すんだろうが!ウチらだって、好きでこっち側に生まれたわけじゃないのに!ただそういう役割だっただけなのに!!アイコだって・・・、ズルいズルいズルい!!
あらドロワ、あなたもプレーヤやリコたちと、仲良くしてもらいたかったの?
そ、そんなことない!ただ、お前たちがウチらのことを消そうとするから、仲良さそうに・・・だから・・・
そんな!ドロワさんさえよければ、わたしたちだって大歓迎です・・・ねえプレーヤさん!
気安くドロワって呼ぶな!!そう呼んでいいのは、アンジュとエラトお姉ちゃんだけなの!
す、すみませんドロワクレールさん!でも、もしよければこっちで一緒に、お話させてもらえないでしょうか・・・?
リコ・・・。ワタシがさっき言ったこと、もう忘れたの?
アイコさん・・・でも、でもわたしは、ドロワクレールさんたちのことを、わたしを、信じてみたいのです!そうだ、アイコさん!紅茶はありませんか!?みんなで一緒に・・・
え、みんなで一緒に・・・!・・・そ、そう・・?そこまで言うなら、ちょっとだけ・・
それじゃあしょうがないから、やっぱりウチのこと、ドロワって呼んでも・・・
・・・
・・・ドロワ
ぐあ!!!ぐあああああああああ!!イタイイタイイタイ!!お姉ちゃんごめんなさい!!やっぱりお前たちのせいだ!!お前たちがいるから、ウチら姉弟はこんなに苦しんだ!!
プレーヤ、リコ、ヴィア!絶対に、ゼッタイニ、ココデタオシテヤル!!!
アンジュ・・エラトお姉ちゃん・・・。きっとこれが、これがウチらのためなんだよね・・。
(道中、カプセルがあり、リコがハンタープログラムとしてダイヴしてきている。)
プレーヤさん、あれを見てください!あのカプセルは!!
ん?あれは、アイコのハンタープログラム解析の時の、あのカプセルに似てるな。
あら、そんなことあったかしら?
もう、とぼけないでくださいよアイコさん!プレーヤさん、わたしちょっとあのカプセルを解析してみます!もしかしたら、ドロワクレールさんや、ほかの姉弟の方々の情報が、わかるかもしれません!そうしたらきっと・・・もしドロワクレールさんたちを、修正となってしまった後も・・・。修正のあとも、ドロワクレールさんたちは、このディープログに存在していけるのではないでしょうか!
リコ・・・・。あなたは、どこまでもそう考えるのね。仮にも、あの子たちはあなたたちの敵なのよ?
敵なんかじゃないのです!だってアイコさん言ってたじゃないですか!「ただそういう役割をもって生まれてきた」だけって。だから、きっと一緒に存在していける、道があるって、リコは思うのです!それが・・・それがわたしの・・・、
それがリコの“役割”、だろ?
そうそうその通り・・・・、って、もおーーーヴィアさん!!わたしのセリフ取らないでくださいよー!
・・・
・・・・お前たち、まだ生きてたんだ・・・。
ドロワクレールさん!少々お待ちくださいね、きっとわたしたちが、ドロワクレールさんたちを救いますから!そうしたら、アイコさんが入れてくれる紅茶を、みんなで飲みながらおしゃべりしましょう!
え・・・?アンジュや、エラトお姉ちゃんも、仲間に入れてくれるの・・?
もちろんじゃないですか!!じゃあ、ちゃちゃっと解析しちゃいますから、このリコにお任せください、ドロワクレールさん!
し、しょうがないから、リコやプレーヤもウチのこと、「ドロワ」って呼んでも・・・
イイカゲンニシナサイ、ドロワ
うわあああああああああ!イタイイタイイタイイタイ!!ご、ごめんなさいエラトお姉ちゃん!!!
やめてください!!きっとわたしたち、仲良く存在していけますから!それがわたしの、役割なのですから!
心外ネ、ワタシハドロワニナニモシテナイワ。何カシヨウトシテイルノハ、アナタタチデショウ?ソレニ、ゴメンナサイネ。仲良クスルノハ無理ダワ。アイコニモ、ソウイワレナカッタ?ダッテソモソモ、“敵ッテソウイウモノ”ダモノ。ソウデショウ?残念ダケド・・・カナシイワネ。
うん、悲しい、哀しい、カナシイ・・・。どうしてウチらだけ・・・。もういい・・・・プレーヤもリコもヴィアもアイコも、ミンナ消エチャエ
プレーヤさん、イレギュラーデータが!!すみませんプレーヤさん、わたしはやっぱり、あのカプセルを解析してみます!それまでは、わたしの背中を預けてもいいでしょうか!
プレーヤ!ここは腕の見せ所だぜ!!いまはリコを守るのがプレーヤ、お前の“役割”だ!!
さあくるわよプレーヤ、しっかり守ってやりなさい。
(防衛後。)
リコ、解析は終わったの?
はい、アイコさん・・・。しかし、これは・・・。
どうした、リコ。ドロワのハンタープログラムデータが入っていたのか?
ドロワクレールさんの、データらしきものはあったのですが、実はその奥底に・・・
おそらくヴィアさんがおっしゃっていた、「このバグの原因となったウイルス」の反応がありました・・・。
・・・・
・・・・・シグマ、か。
はい・・・、シグマウイルスが、ドロワクレールさんの中に存在しているようです。存在というか、まるで“封印”されているような・・・。
くっ、やはりそうか・・・。ドロワだけじゃなく、ほかの姉弟からも感じた禍々しいオーラ。おそらくヤツらにも、このウイルスが封印されているな。
こんなおそろしく凶悪なウイルスをもって、ドロワさん、アンジュさん、そしてエラトさんは、生まれてきてしまったなんて・・・。なんて・・・なんて残酷な・・・。これもこの物語の、“役割”なのですか!!
リコ、ワタシは忠告したけれど。それでも、真実を知り、それでもこれから進んでいけるかしら?
アイコさん、わたしは・・・。わたしの役割は、“プレーヤさんとともに、この世界を救う”ことです。そして、もうひとつ、“みんなロックマンXのキャラクターとして、この世界が元に戻っても、ずっと存在していけるようにすること”です!!ヴィアさんも、そしてアイコさんも。プレーヤさんの中の“ロックマンX”に、みんなで存在していけるように!
はあ、あなたって、やっぱり“あなた”ね。お姉ちゃんの言うこと、全然聞かないじゃない。
はっ!それでこそリコだ!そこまでリコが腹くくったなら、おれたちも覚悟しなきゃな、なあプレーヤ!
そうですよ、プレーヤさん!さあ、ドロワクレールさんたちを救いに、そしてあの姉弟たちを片っ端から具現化しにいきましょう!!
いやリコ!さっきまであんなにいいこと言ってたのに、なんて雑な締め方だ!!
(ボス戦前。)
プレーヤ、リコ・・・。来ちゃったんだ・・・・。
はい、ドロワクレールさん。ですがきっとみなさんを、わたしとヴィアさん、アイコさん、そしてプレーヤさんで、救ってみせます!ドロワクレールさんをハンタープログラムとして、この世界につなぎとめることができるまで、もう少しなのです!
え!ほ、本当に!!そしたら、アンジュやエラトお姉ちゃんも・・・
はい、みなさんのことも、きっとわたしが!
けど・・・、けどおまえたち、ウチらを修正するんだろ・・・?ウチらはその・・・、“イレギュラーデータ”だから・・・。
あら、それはワタシだって、そこのヴィアだって、なんならリコだって、このバグが原因で生まれた、“イレギュラーデータ”よ、忘れたの?
ちわーっす!そうですおねがいしまーす!
ちわーっす!
み、みんなおんなじなんだ!そうか、みんなもウチらとおなじ・・・
・・・
・・・デモズルイ。ソウオモワナイ、ドロワ??
アイツラバッカリタノシソウニ・・・、ボクダッテ一緒ニ遊ビタイノニ・・・。
・・・・グ、
・・・ぐああああああああああ!ムカつくムカつくムカつく!!そうやってウチらを騙そうとしたって、そうはイカナインダカラ!!!!ミンナミンナミンナ消エチャエ!!ウチラ姉弟ヲイジメルヤツラハ、ミンナ・・・
ウワアアアアアアアアア!!!!!!!!
(X4のシグマ(第三形態)が解き放たれる。)
でたなシグマ!!!!ついにドロワの中から、シグマウイルスが解き放たれやがった!こいつが全ての原因だ、プレーヤ!覚悟はいいか!!!
こんなバケモノが、あのドロワの中に入っていたなんて。このウイルス、なんてひどいことするのかしら。ほんとしつこいわコイツ。
アイツが、あのウイルスが全ての原因です!!!さあプレーヤさん、どうかお願いします!必ず、必ず倒してドロワさんを、あの姉弟たちを・・・そして、このディープログの世界を元に!!
プレーヤ、雨の日も風の日も学校から帰っても、ずっと「ロックマンX」をやってきたあなたなら、きっとできるわよね?
さあいきますよ、プレーヤさん!!
う・・・あ、、アンジュ・・?エラトお姉・・・ちゃん・・・?
(撃破後。)
ドロワクレールさん!だいじょうぶですか!!
プレーヤ、リコ・・・・
ドロワクレールさんの中にいた、あの野郎は、シグマウイルスは、プレーヤさんが無事に倒してくれましたよ!これでドロワクレールさんも、ハンタープログラムとして・・・
そ、そっかあ・・・じゃあウチもこれからは・・・プレーヤや、リコたちと・・・一緒に・・・この世界を、もとに・・・
はい、そうですドロワクレールさん!プレーヤさんと一緒に、わたしたちと一緒に戦いましょう!
リコ・・・、これでウチも、イレギュラーデータなんかじゃなくて・・・この「ロックマンXのキャラクター」として、プレーヤと・・・
はい!アンジュさんやエラトさんも助けないと!ホームに戻って、一緒に作戦を考えましょう、ドロワクレールさん!
ウチの役割も、終わったんだあ・・・あ、りがと・・。そうだ、リコ・・・・、しょうがないから・・・よかったら、ウチのこと、特別に・・・
特別に・・・、ドロワって。呼んでも・・・
(ドロワの体が爆発し、消滅してしまう。)
な・・・なんで・・・・なんでなんですか!!シグマウイルスは倒したはずなのに、なんで・・・!
ソレガワタシタチノ役割ナンダモノ、役割ヲ終エタカラコウナッタノ。ワカッテイタコトデショウ?
エラトお姉チャン!ドロワお姉チャンは、ドロワお姉チャンはドウナッチャッタノ!?
アンジュピトール。ヨクキクノヨ。ゼーンブ、アノ人タチガ悪イノヨ。アノ人タチガ、ドロワクレールお姉チャンヲ、ズーーーット遠クニ、ツレテイッテシマッタノ。
アイツラガ・・・・
あいつらが、ドロワお姉ちゃんを!!絶対に許さない、せっかく一緒に遊んでくれると思ってたのに!ドロワお姉ちゃんを!
サア、アンジュピトール。今ハイクワヨ。ワタシタチハ、ワタシタチノ役割ヲ果タシマショウ。・・・トテモ悲シイコトダケレド。
はーい。
・・・・
・・・・そんな、ドロワさん・・・、プレーヤさん、わたしたち、どうしたら・・・。
リコ、らしくないわね。冷静になりなさい。シグマウイルスを倒した後、あなた生身のドロワに触れたわね。そこでわかったはずよ。ドロワを、ドロワクレールをハンタープログラムとして、具現化する解析方法を。
リコ、お前ならもう任せても大丈夫だよな。必ずドロワを、そして、あの弟とお姉さんも、救い出してやろうぜ!おれたちの手で。なあ、プレーヤ!
・・・・わ、わっかりました!!!お任せくださいプレーヤさん!きっと、きっとドロワクレールさんを・・・、ドロワさんを、ハンタープログラムとして、解析成功させてみせます!!そしてあの残りのシグマウイルスを、根こそぎぶっ倒してやりましょう、ねえプレーヤさん!!!
プレーヤ、あなたもまさか、落ち込んでるわけではないわよね?あなたがしっかりしないでどうするの?あなたがリコや、ワタシたちとともにこの世界を救うの。リコがドロワの解析を完了させるまで、あなたがサポートしなさい、わかったプレーヤ?・・・・そうね、紅茶くらいは出してあげるわ。
あーおれもなんだか、どっと疲れちまった!アイコ、おれにも頼むわ!
ヴィア、あなたはその辺でお湯でもすすってなさい。
いやなんでそうなるんだ!
ま、そういうやつです!
まあ、そうなるわね。
気焔万丈!霞忍ぶ幽林の幻影
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
“ハンターさん”、お待ちしておりました!
はっ!もう開始から“プレーヤ”とも言わないじゃないかリコ、入り込みすぎだ!
ふふふふふふ、ヴィアさんあまいですね。入り込んでいるのはわたしではなく、今回も“あのデータ”のほうですよっ!!そう、もうお分かりですねハンターさん!それは・・・
「モンスターハンターライズ」よ。さ、プレーヤ。さっさと修正しにいくわよ。
もーーーアイコさん!わたしがバシッと決めたかったのに!!
あらリコ。あなたバシッと決めたことなんてあった?時間がもったいないわ、早く狩りょ・・いや、バグを修正しにいくわよ。
ははっ!おいおいどうしたんだアイコ。なんだかいやに積極的じゃないか!
ヴィア、あなたバカね。これは仕事なの。でも仕事とはいえ、事務的にとらえるのはよくないわ。仕事だろうが楽しむべきなのよそう何事も物事のとらえ方で・・・
おいアイコ・・・。えらくウキウキしてるような・・・。
・・・アイコさん、なんかとても早口になって・・・、前のヴィアさんのようになってます・・・。
誰が早口だっていうのよ興奮なんかしていないわ
ここに双剣があれば鬼人空舞からの空中回転乱舞であなたの頭から足先まで切り刻んでやりたいところだけどまあそれは・・・
おいめちゃくちゃモンハンライズやってるじゃないか!
それにそういえば、なんかすごいこと言ってませんでした!?
わたしの頭から足先まで切り刻む・・・!?
・・・ま、まあプレーヤ、いや、ハンターよ!今回も、モンハンライズの力を宿したイレギュラーデータが、このステージのどこかにいるはずだ!
前回はついついわたしたちも、かっこいいハンターになりきってしまいましたからね!
そうそう、こんな風にな
あらリコ。どうしてまたワタシの用意がないのよリコ。それに、最近配信された「ヌシの重大事変」クエストが、あまりにも難しすぎるからきっとあれもバグだと思うの。ワタシはそれを早く修正しにいきたいだけよ。
え!!アイコさんあのクエスト、まだクリアしてなかったんですか!
何よリコ、あなたまさか、クエストの進行度でマウントを取りに来たんじゃないでしょうね。もしそうならあなた、鉄蟲糸で縛って吊るし上げて・・・
いやいやいやいやアイコさん怖いこといわないでください!わたしは、ひとりよりみんなで狩猟にいきましょうって、言いたかったのです!
ああ、それがモンハンのだいご味だからな!終わったら、みんなでやるかプレーヤ!なんだかリコが頼もしいからな!
ふふふふふ、プレーヤさん。プレイ時間500時間超の実力をお見せいたしましょう!
リ、リコいつのまに!
言ったわねリコ。これが終わったら、お姉ちゃんをしっかり手伝いなさいよ。
さあプレーヤさん、あらため“ハンターさん”!おそらく前回同様、このステージには特殊なプログラムである、「翔蟲装置」が登場します!
そこまできたら説明しよう、とにかく行くぞ!
いざ!!
(少し進むと翔蟲装置にたどり着く。)
ハンターさんストップです!ありました、あれが「翔蟲装置」です!「翔蟲装置」が発する緑色のエリアが見えますよね?そのエリアに入ったときにジャンプボタンを押すと、“翔蟲装置の角度に向かって”ビューンとジャンプします!
つまりエリア内で、9時の方向にいるときに押したら3時の方向に、8時の方向にいるときにジャンプを押したら、2時の方向に“疾翔け(はやがけ)”を行う、ということね。
その通りですアイコさん!さあハンターさんも、早速やってみてください!!そうそうハンターさん!この先にも木々が生い茂る森ステージが広がっているようです。上層森と下層森に分かれているようで、「上層森はアイテム反応が多いですがより難しく」、「下層森は簡単ですが上層よりアイテムが少ない」みたいです!
あらそうなの。じゃあワタシは先に飛んでいって、先でダージリンでも飲みながら待ってるわ。
アイコその羽、飛行能力があったのか!!
さあハンターさん、引き続きいきますよー!いざ、気焔万丈(きえんばんじょう)!!
(中ボス戦前。)
あれは、ティガレックス!!!いや、「REX-2000」に、モンハンライズに登場する、ティガレックスのデータが融合している姿のようです!
気をつけろハンター!どんな攻撃を仕掛けてくるかわからんぞ!
あら、リコさん、ヴィアさん、それにプレーヤさん!お久しぶりです!
えええ!!!アイリス!!!その姿は!!!なんてかわいいんだ!!!
おいアイリス!待ってくれ!先に行くと危ないから、おれの後ろに・・・
ええええええええ!ゼロさんも!!!なんてカッコいいお姿なのですか!!!
ゼロ、この方たちは私たちの味方よ。ねえプレーヤさん?
そうだったのか、プレーヤ。アイリスが世話になったようだな。おれの名は「ゼロ」。よろしく頼む。
ゼロさん、しかしどうされたのですか!そのお姿!まるでモンハンライズの、「奇しき赫耀のバルファルク」、そのお力を宿したような!
リコ、おれたちのこの姿のこと何か知っているのか!カーネルのもとへ、メモリアルホールに向かっていたはずだったんだが・・・。
わたしも、ゼロと兄さんの戦いを止めようと、ゼロを追いかけたら・・・、気づいたらゼロと、この姿になっていたの。
え!?あの「ロックマンX4」のあの時だったんですか!
ん?「ロックマンX」・・・?よく聞こえなかった、リコ、なんて言ったんだ?
おいリコバカ!!!!い、いやいやゼロ、なんでもないんだ!
でもゼロ、私いまとても安心しているの。ゼロと兄さんが戦わずにすんで、それに・・・それに、こうしてゼロに守られながら旅をするなんて・・・。
何を言ってるんだアイリス。任務を遂行するのがおれの役目だ。それにエックスにも、通信がつながらないようだ。
ゼロさん、アイリスさん!元に戻る方法はありますよ!これから出現するイレギュラーデータを倒していくのです!
あら、ワタシは今の姿も素敵だと思うわよ。ワタシもなりたいくらいだわ。
ゼロ、私も実はこの姿、少し気に入っているのよ。ちょっぴり恥ずかしいけど・・・、なんだか狼のように、力が湧いてくるような。
アイリス、それは「雷狼竜ジンオウガ」の力だな!それにめちゃくちゃ似合ってるぞ!もうなんというか・・・、めちゃくちゃ似合ってるぞ!!
え!そんな、恥ずかしいわ・・・。・・・ゼロはどう思う?
ん、おれか?まあ、動きやすそうで、戦闘には向いてるだろうな。実に機能的だ。
ゼロ、あなたなんて女心が分からないやつなの。お説教してあげようかしら。
まあまあアイコさん、ゼロさんらしいです!さあゼロさん、アイコさん、わたしたちがお手伝いいたします!一緒にやつらを狩猟しましょう!
頼もしいじゃないか!プレーヤ、その実力見せてもらうぞ!
ゼロ、プレーヤさんもとっても強いのよ。あなたや、エックスもおどろくかもしれないわね。
さあ話はこれくらいにして、敵を待たせすぎた!早速行くぞ、ハンターよ!
(ボス戦前。)
ハンターさん!あいつは、カメリーオ・・・・、いや、いつものスティング・カメリーオとは違う、異様な雰囲気が・・・。
にににににに、お前はゼロじゃないか。どうやらお前も、不思議な力を手にしているようだが、このおれほど優れた力には見えんなあ?
プレーヤ、あれは見たところ、「霞龍オオナズチ」の力を宿しているようね。“不可視の神仙”とも呼ばれる、古龍の力よ。
さすがアイコ、詳しいな。
ええ、全然宝玉がでないの。場数が違うわ。
さすがアイコさん、やりますね・・・。
リコ、イジってるわね?
おいお前たち、何をわけの分からんやり取りをしている!・・・だがまあいい、すぐにお前らのやかましい口なんて、閉じてやるわ。この力で、ハンターどもにこのおれの恐ろしさを分からせてやるのさ。まずはそこの、いけ好かないゼロから片付けてやるか・・・、いや、ただゼロを倒すだけじゃあ、あまりにも芸がないな。そこの女、いやに大事そうに後ろに隠しているじゃねえか。よっぽど大切にしているんだろう?そいつを目の前で破壊してやったらどうなるかなあ、にににににに!
なに!アイリスには指一本触れさせん!!このおれが叩き斬ってやる!!
そんな、私のことを大事な存在なんて・・・!
いやアイリス、そこまでは言ってないぞ!
アイリスに、手を出させはしない!さあアイリス、おれの後ろに下がっていろ!
ハンターさん!ここは腕の見せ所ですよ!
ハンターだと?なんだお前は、お前もイレギュラーハンターってわけか。邪魔するならお前から消してやるぞ。
まあ、ハンターといえばハンターね。こっちは別の世界の、“モンスターハンター”だけれど。
さっきから訳の分からないことをウルサイぞ!二度としゃべれん体にしてやる、にに!
きます、ハンターさん!さあいきますよ、狩猟スタートです!
(戦闘後。)
な、なに・・・まさか、このおれがこんなところで・・・。
どうです!これが、ハンターさんの、いや、プレーヤさんの力なのです!!
くっ・・・、少しばかりなめていたようだ・・・。だが、このままでは終わらんぞ・・・
そこの女、アイリスといったか、そいつだけでも、道ずれにしてやるわ・・・、ににににに!
あぶない!!アイリス、アイリス!!!
いやーーーこないでー!!!!
バチバチバチバチ!!!!
ぎえええええええええ!!!!な、なんだこのすさまじい電撃は・・・・、マンドリラーか、それ以上、の・・・。
(カメリーオが爆発する。)
アイリスさん・・・強い・・・。
さすが、ジンオウガの力を宿しただけあるな・・・。
ア、アイリス・・・、なんだそのパワーは・・・!
ゼロ、私・・・。ちょっと力を入れただけだったの。これ以上、戦いなんて・・・。
いやちょっと力を入れただけ!??
はっはっはっは!アイリス、さすがカーネルの妹だ!今度エックスとおれとで、練習戦でもしてみるか!
ゼロ、私とあなたが戦うなんてありえないわ!そんなこと、何が起きたって考えられないもの!私はただ、あなたと一緒に・・・。
ははは、冗談だ、アイリス!ああそうだ、おれとアイリスが戦うなんて、例えバグが起こったとしてもありえないさ。おれがずっと、お前を守っていく。
え、ゼロ・・・!おねがい、もう一度その言葉・・・
さあプレーヤ!世話になったな!おれたちはそろそろ、元の世界に戻る!だがこの姿も今は少し気に入っているが、謎が多い。戻ってアイリスと一緒に、エイリアにでも見てもらうとするぜ。
プレーヤさん、リコさん、ヴィアさん、それにアイコさん。またきっと会いましょう!
・・・
・・・・
行ってしまいましたね。ゼロさんもアイリスさんも、すっごくすっごくかっこよかったです!!
ああそうだな。しかもロックマンX4の“あの時”の二人だったとは。このまま二人が戦うことのないない世界・・・。その先に、いけるといいな。
あ、あぁ~・・・。プレーヤ、終わったようね。さあリコ、ヴィア。約束通り、一緒にモンハンのクエスト、付き合ってもらうわよ。
アイコさん、早速が過ぎますね!
あら、ワタシの目的ははじめからこれだったの。もうひとつ、プレイヤー枠があるわね・・・
プレーヤ、あなたも手伝いなさい。タダとは言わないわ、ちゃんと成功したら、ご褒美あげる。
はっ!どうせご褒美って紅茶だろう!プレーヤ、一緒にやろうぜ!
あら、紅茶以外に報酬になるものがあるっていうの?いいわプレーヤ、なんでも言ってみなさい?
さあさあ、まずはベースに戻って、それからみんなで、ひと狩りいきましょう!!
共演!XDiVEスター-リコ&アイコ-
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。アイコといつもと違う恰好をしたリコもハンタープログラムとしてダイヴしてくる。)
さあプレーヤさん!今回も張り切って、データ修復がんばりましょう!
いやリコ!どうしたんだその恰好は!
え?ヴィアさんどうしたんですか?わたしはいつも通りではないですか、ねえプレーヤさん?
いやどこがいつも通りだ!まるで・・・、おれの好きな「アイドル」のような姿ではないか!
あぁ~あ。リコ、あなたのせいで、またヴィアさんがめんどくさくなってしまうじゃない。
あ!ああ、このかわいいお洋服のことですか!いやーいつもわたし、こんな感じだと思うんですけどねえ~
いや!いやいやいやいや!しかし、よく似合ってるじゃないかリコ!
・・・。・・・だめだわ。どっちのバカも浮かれすぎて話にならないようね。プレーヤ、今回はしょうがないからワタシが説明してあげるわ。光栄に思いなさい。このバグは「バレンタイン」という季節が関係する、特殊なバグのようね。
え!?バレンタインってこんなだったか!以前はチョコレートがどうのって話だったような・・・。でもまあいっか!
・・・もう入ってこないでいいわよヴィア。でもたしかに、ワタシの知識にあるバレンタインとも異なるようね。
たぶん、この原因となっているイレギュラーデータの思想が、強く反映されているのかもしれませんね・・・。
あらリコ、浮かれきった頭でも分析は正常に働くようね。あまりにふざけてるようだったら、お姉ちゃんお湯ぶっかけて目をさましてあげようと思ってたのに。
な、なんてことを!!そ・・・そうならずによかったですアイコさん。ですが、そうなんですプレーヤさん!この姿がきっと、このステージのバグの原因につながっています!この姿も、このステージを解析している時に、一番強く表れていたデータを展開した結果こうなってしまったのです。
・・・ヴィア、まさかあなたじゃないでしょうね?
そ、そんなわけないだろう!!ただプレーヤ、おそらくこのイレギュラーデータとは、話ができそうなことは間違いない。
そうだ、アイコさん!実はこの姿のデータがもうひとつ解析されまして・・・
・・・リコ。あなたまさか、これをワタシに着せるなんていうんじゃないでしょうね。
その通りですアイコさん!以前も別のカッコをしてみたいっておっしゃってたじゃないですか!どうですかどうですかー!?
なに!!あのアイコが!!そんなことになったらおれは・・・、おれはいったい、どうなってしまうんだ!!
知らないわよ、勝手に果てていなさい。確かにいったけれど、これは絶対に嫌よ、ワタシのキャラじゃないわ。さあプレーヤ、一刻も早く修正しないと、ワタシがワタシでなくなってしまうわ。今回はワタシがサポートしてあげるから、さっさといくわよ。言っておくけど、今回が特別だということを忘れてはダメよ。
(アイコが離脱する。)
ま、待ってくださいよプレーヤさん、アイコさんー!
(先に進み、1つ目のデータチップ(ディープエレメント)を取得する。)
こ、これは・・・?何か書いてあるようですね。
何かの作業工程が記載されているようね。リコ、解析できるかしら?
す、すみません。まだデータが足りないようで・・・。
はあ・・・仕方ないわね。プレーヤ、これを見つけたら忘れずに回収するように。わかったわね?
おねがいします、プレーヤさん!何かの作り方が記録されているように思えるのですが・・・。
アイコも、リコと同じカッコしたら解ける謎。なのかもしれんな。
その前に、あなたのそのくだらない事ばかり浮かぶ頭を溶かしてあげるわね。
・・・。
(3つ目のチップを集めて少し進んだところで、リコとアイコが再びステージにダイヴしてくる。)
リコ、ここまで集めたデータから、そろそろ何かわかったかしら?
はい・・・。まだ完全にではないのですが、何か“甘く溶けるもの”のようです。
そんなもの、チョコレートに決まっているじゃないの。それがこのバグの原因とどう関係しているというの。
はい、そこまでは分かったのですが・・・。どうやらアイコさん、このバグを修正するには、アイコさんのお力が必要なようなのです・・・!
あなたバカねリコ。だからこうしてワタシが協力してあげているじゃない。さっさと終わらせて、あなたのようなカッコをする前にね。
それがアイコさん・・・。このデータに記載されている作業工程によると、“二つの星が合わさる時”とありまして、きっとこのチョコレートを解析して、さらにわたしとアイコさんも、お揃いのお洋服を着なければ、ここからは戻れないのです!
そんなバカな話があるわけないわ。いつも通り、ボスのイレギュラーデータをぶっ飛ばして、それで修正完了じゃないの。それに、そんな回りくどいやり方をしなくても、ワタシだけ先に戻ることだって・・・
・・・
・・・できないみたいだな、アイコ。やはりお前は、このフォームに身を包む運命にあるようだ。さあ・・・・さあ!!
さあアイコさん!これはアイコさんのためでもあるのです!
認めない、認めないわ。さあプレーヤ何をしているの。さっさとこの非常識なイレギュラーデータを吹き飛ばしにいくわよ。
(ボス戦前。)
待っていたぞ、リコ。そしてアイコよ。
あなたがこのバグの原因ね。ほんとにバグみたいなカッコしてるわ、マンダレーラ。
いくらでものたまうがいいわ、アイコ。だが我にも、今の我の姿の理由がわからんのだ。すべては役割がゆえ。
・・・マンダレーラも、このバグの被害者ってわけか。
存外そうではないぞ、ヴィア。エックスを待っている間の、これもまた一興なのであろう。
え!?まさか・・・。エックスさんを待っているっていうのは、どういうことですか!?
エックスを生け捕りにしろというドップラー博士の命により、ステージ途中で待ち構えていたはずだったのだがな。気づいたらこうなっていた。
な・・・なんてかわいそうなやつ!!気付いたらここに飛ばされて、そんなカッコだったっていうのか!
それも我が宿命、というものなのだろう。
いやどんな宿命ですか!!
それにアイコよ。理屈はわからぬが、この場を収めるにはそなたの協力が不可欠。それだけは、役割ゆえわかっているのだ。
マンダレーラ、残念だけど、それは死んでも嫌なの。原因となっているあなたを倒せば、きっとこのバグも修正されるわ。
フン。そう簡単であるといいんだがな。まあ言ってみせるよりもまずやって見せよう。ゆくぞ、プレーヤ!だがこのマンダレーラ、そう簡単にやられはせん!
(戦闘後。リコとアイコがダイヴしてくる。)
やりましたー!さっすが、プレーヤさ・・・、あれ!?
な、なぜ倒れないの。プレーヤ、あなた手を抜いてたんじゃないでしょうね。
フン、残念ながらこれがこのステージの“理”のようだ。役割を全うせねば、我は消えることはない。そして、役割を果たすのは、我だけではないぞ。アイコ。
アイコさん、お願いします!もうここまできたら、アイコさんに賭けるしかありません!
そうだアイコ!腹くくれ!さあ!
ヴィア、リコはともかく、あなたにだけはもう何も言われたくないわ・・・。プレーヤ、あなたぼーっとしてないでワタシを助けなさいよ。
アイコさん!協力していただければ、このデータに記載されている、「チョコレート」も差し上げます!ですから!
おおそうだ、きっと紅茶に合うぞ!さあ、さあさあさあ!
・・・紅茶にチョコレート。ま、まあ、悪くはないわね。たしかに、嫌いじゃないわ。もしそれでワタシが太ってしまったら、プレーヤ、あなた責任とりなさい。
い、いいのですかアイコさん!
いい?これはあくまで、チョコレートというお茶請けのためにやることなの。それだけのためよ、わかった?・・・もう好きにしなさい。
では!いっきますよー!
(アイコが離脱&アイコ・スタールージュが登場。)
・・・・・おおおお。もう言葉にならん・・・。
すっごくお似合いです!とってもかわいいですよ、アイコさん!!
・・・。さあ、これで文句ないでしょ。じろじろ見てないで、さっさと消えなさいよ。
ついに“二つの星が合わさった”ようだ。これぞ、二人の「スターフォーム」。これで我の役割も終えよう・・・。プレーヤ、どうあれ貴様との戦いは、やはり楽しかったぞ。また相まみえよう。
(マンダレーラが消滅。)
・・・何はともあれ、無事に修正完了ですね、プレーヤさん!
ああ、とってもステキなバグだった。なあアイコ?
・・・・。・・・もうワタシは何も考えないようにしているの。話かけないで。
まあまあ!それにアイコさん!そのカッコ、とってもかわいいです!まるで、お揃いコーデの姉妹みたいですね!
ああ、めちゃめちゃかわいいぞアイコ!!
・・・あ、当たり前じゃない。
そうだプレーヤさん!さきほど解析できた「チョコレート」、プレーヤさんに差し上げます、受け取ってください!
・・・。ワタシもこんなにたくさんは要らないわ。要らないから余った分プレーヤ、あなたに上げるわ。・・・ありがたく受け取りなさい。
おいおいリコ、アイコ!お兄ちゃんの分はないのかよ!
もういいから早く戻して。そしてプレーヤ、・・・じろじろ見ないで。
哀絶の宿主 アンジュピトール
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、近くにとても強力な反応を感じます・・・
ああ・・・。この先に、やつがいるはずだ。子どものように無邪気で、それでいてヤバいオーラだ。
たしか、“アンジュ”と呼ばれていた、小さい男の子でしたよね・・・。
そう、名前は“アンジュピトール”。子どものような見た目だからって、なめてかかると、オモチャのように遊ばれて終わるわよ。リコ。あなた、もう覚悟はできているのでしょうね?
もちろんです、アイコさん!・・・。そりゃ、できれば戦いたくはないのですが・・・。ですが、きっとわたしとプレーヤさんが、アンジュさんや“もうひとりのお姉さん”を、救い出してみせます!みなさんを、“ロックマンXのキャラクター”として・・・。ハンタープログラムとして具現化してみせます!そして、それはプレーヤさんと一緒だったから・・・プレーヤさんがいてくれたから、きっとみなさんにもそう認めて頂けている!そう信じているのです!
はっ!本当に成長したな、リコ。お兄ちゃんは嬉しいぞ!
お姉ちゃん冥利につきるわね。でも、そう簡単にアンジュが出てきてくれるかしら。あのエラトだったら、そう簡単にアンジュを表に出さないはずよ。
エラト・・・。もうひとりの姉の名か。
そ、そうですよね・・・。わたしがお姉ちゃんだったら、かわいい弟を一人にはしないはず・・・。
・・・。
しょーーがないわねー!ウチが手伝ってあげるわよ!
(画面にノイズが走り、ハンタープログラムとなったドロワが現れる。)
え!ドロワクレールさん!
・・・特別に、ドロワって呼んでいいって言ったでしょ・・・。
そ、そうですね!ドロワさん!そしてさきほど、協力して頂けるって!
そ!アンジュは子どもだから、誰かに遊んでもらいたいの。いつもウチかエラトお姉ちゃんが、一緒に遊んであげてたんだけど・・・。でも、でもきっと、ほかにもたくさん“友達”がほしいはずなんだ。
そうですよね!わたしたちとドロワさんも友達になれたように、きっとアンジュさんだって!
えっ!ウチも、と、友達・・・!?フン、しょうがないからなってあげてるだけってこと、忘れないでほしいわ!
はっ!まったく、素直じゃないお嬢さんだな!
だから、ウチがいればアンジュだってきっと、現れてくれると思うんだ。それに、もし戦うことになったら、アンジュだってウチみたいに具現化してくれるとはいえ、今のアンジュは爆発して、消えちゃうんでしょ・・・?その時は・・・。ウチがそばに居てあげたいんだ。アンジュが少しでも、安心できるように・・・。
ドロワさん・・・。・・・お任せくださいドロワさん!まずはアンジュさんの中に巣くうあの野郎を、シグマウイルスをぶっ倒して、アンジュさんを、必ずハンタープログラムとして、この世界に具現化してみせます!そしてそれをそう、プレーヤさんがやるのです!わたしたちや、そしてドロワさんと同じ、アンジュさんを「ロックマンXのキャラクター」として・・・。
こ、こんなウチも、そうやって認めてくれているの?プレーヤ・・・?
あったり前じゃないですか!だからこうして、ドロワさんはここにいるのです!
そうよドロワ。役割を外れて、あなたは初めて“ドロワクレールになれた”の。悪くないでしょう?
・・・あ、ありが・・・。・・・まぁ、悪くはないわね!!さあプレーヤ、ぼさっとしてないで、そうと決まればいくわよ!アンジュー!どこいったのー出てらっしゃーい!ドロワお姉ちゃんと、みんなと一緒に遊ぶわよー!
(道中。)
アンジュー!アンジュってばー!もー、早く出てきなさいよー!アンジュー!
そう簡単に出てきてくれそうにありませんね、アンジュさん・・・。
ああ。だがドロワ、お前がいれば、アンジュの解析も、なんとかなるんじゃないか?
フン!ウチを誰だと思ってるの!アンジュのお姉ちゃんよ、あったりまえじゃない!しょうがないからリコ、あんたの解析を手伝ってあげるわ!
あ、ありがとうございますドロワさん!
ありがとうなんて・・・、いや、そんな・・。“友達”なんだから、当たり前でしょ・・・。でも、本人に触れたほうが、もっと解析が進むと思うんだけど・・・
もー、エラトお姉ちゃんと一緒にいるのかしら。お姉ちゃん、厳しいからなー。アンジュー!
・・・。・・・ドロワお姉ちゃん?
アンジュ!やっと出てきてくれたのね!
・・・ほんとにドロワお姉ちゃんなの?だってあの時・・・
ほんとにほんとよアンジュ!ほら、ここのお兄ちゃんやお姉ちゃんも、一緒に遊んでくれるって!
・・・え、一緒に!!で、でもお兄ちゃんたちは、ドロワお姉ちゃんに、ひどいことをしていたじゃないか!
アンジュさん・・・、それは・・・。
ううん、いいのリコ。あれはねアンジュ、お姉ちゃんの中にいた悪い病気を治してくれてたのよ!実は、アンジュの中にも少しだけ、ほんの少ーしだけよくないものがあって、それをちょっぴりチクっとするかもしれないけど、このお兄ちゃんとお姉ちゃんたちが、すぐ治してくれるのよ!
ほ、ほんと・・!でも、痛いのはボク、いやだなあー。それにエラトお姉ちゃんが、あまり遠くに行っちゃいけないって。
大丈夫よアンジュ!早くよくなって、またドロワお姉ちゃんと、エラトお姉ちゃんの三人で一緒に遊びましょ!
・・・え、また三人で一緒に・・
・・・・
・・・ドロワ、アナタ一体ドウシテシマッタノ・・。
エラトお姉ちゃん!!お姉ちゃんも早く・・・。
ゴメンネドロワ。オ姉チャンネ、コレガワタシノ役割ナノヨ。サア、コッチニイラッシャイ、アンジュ・・・。
ハーイ。
・・・。・・・行ってしまったのね。でも、もう少しのようね。
そうです!もう少しで、アンジュさんをお救いできるところまできてます!
アンジュ、エラトお姉ちゃん・・・。待っててね・・・。
(少し進むとカプセルを発見する。)
あ、プレーヤさんストップです!あれは!!
あそこにアンジュの気配がする!プレーヤ、リコ、あのカプセルを調べてみて!
(ドロワとリコがステージにダイヴしてくる。)
ふむふむー。たしかに、アンジュさんのデータがあるようです!プレーヤさん、ここはわたしとドロワさんにお任せください!おねがいします!ドロワさんだけが頼りなのです。一緒にがんばりましょう!
・・・え!ウチが、頼り・・・。し、しょうがないから手伝ってあげるわ!!まずはここをこうでしょ・・そんで・・・。
ふふふ、張り切っちゃって、かわいいところあるわね、ドロワ。
(紫色の裂け目が複数現れ、中からイレギュラーデータが出てくる。)
ドロワお姉ちゃん!
アンジュ!あんたも直接協力しにきてくれたの?
ううーん、違うよ!遊んでくれるっていうから、遊びにきたんだー!
おいおい、このイレギュラーデータたちを、この子が呼び出したってのか、なんてパワーだ・・・!
そうか、プレーヤ気を付けて!あの子ほんとに遊んで欲しがってるだけみたい!
ええ!?でもこれって、遊びの域を余裕で超えているような・・・。
ウチらの中では、これが“遊び”だったのよ!でもプレーヤなら、平気でしょ?
なんてこった、これが子どもの遊びかよ・・・。相当上位の戦闘スキルがないと、下手すりゃ消されるぜ!
アンジュは無邪気な分、いつも本気でくるの!ウチもなんどかあぶなく・・・、ま、プレーヤなら大丈夫でしょ!さあ、ウチとリコは忙しいんだから、しっかり守りなさいよね!
お、おねがいしますプレーヤさあああん!!
(演出上、ドロワはステージから離脱し、戦闘が始まる。)
(ボス戦前。)
あ、ドロワお姉ちゃんだ!
はじめまして、アンジュさん!わたしはリコと申します!こちらはプレーヤさんで、こっちがアイコさん、ヴィアさんです!
ほらアンジュ、こんにちはしなさい!
リコちゃん、アイコちゃん、プレーヤ、ヴィア、こんにちはー!
アイコちゃん・・・。
呼び捨て・・・。
こんにちはアンジュさん!さあさあ、お姉ちゃんたちと一緒に、何して遊びましょうか!
このお姉ちゃんたちが、アンジュの新しい“お友達”なんだよ!
・・・
・・・ウソつき。お兄ちゃんたちは、ボクを消しにきたんでしょ・・?
・・・ち、ちがうのよアンジュ!このお兄ちゃんたちはアンジュの、
だって、だってエラトお姉ちゃんが言ってたよ。このお兄ちゃんたちは、ボクに痛いことをして、ボクを消しちゃうんだって・・・。ボクたちは何も悪いことをしていないのに・・・、ただ生まれてきただけなのに・・・。
アンジュさん、それは・・・。
どうしてそんなヒドイことするの・・・?ボクだって、仲間に入れてほしいのに、一緒に遊んでほしいだけなのに・・・。あああああああああ・・・。
ウワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!
ああ、アンジュ、アンジュ・・・・!
マズイ!!気をつけろプレーヤ、すさまじいオーラだ!!
アンジュさん・・・!プレーヤさん、わたしたちは・・・。
リコ、あなたこれしきのことで折れてるんじゃないでしょうね。あの覚悟はどこにいったの?それにこれはチャンスよ。シグマウイルスがアンジュの感情に働きかけて、アンジュも心が不安定になってしまっているけど、アンジュも感情とともにシグマウイルスを抑えきれず、もうすぐ外にあふれ出すわ。
そこを叩くんだ、プレーヤ!それがお前の役割だ!リコ、お前自身を信じろ!お前の役割はなんだ、言ってみろ!!リコ、お前は自分自身を信じろ!お前の役割はなんだ、言ってみろ!!
わ、わたしは・・・。
お前の役割はなんだって聞いてるんだリコ!お兄ちゃんに言ってみろ!!
わ、わたしの使命は、プレーヤさんとともにこのアンジュさんを救い、エラトさんを救い、この世界を救うことです!どんなことがあっても!!
はっ!わかってるじゃないかリコ!さあ、そうと決まればお前の出番だぞ、プレーヤ!さっさとあの野郎を、吹き飛ばしてやれ!!
さあプレーヤさん、いきますよーー!!
(X5のファイナルシグマWが現れ、戦闘になる。)
(撃破後。アンジュの側にドロワがダイヴしてくる。)
・・・
・・・あれ、ドロワおねえ、ちゃん・・・。
アンジュ、ああアンジュ・・・だいじょうぶだからね、何があっても、何があっても、おねえちゃんがそばにいるから・・・!それにほら、アンジュのあたらしいお友達が、こんなにいっぱいいるの!このお兄ちゃんたちが、アンジュの病気を治してくれたのよ!これでまた、お姉ちゃんたちと一緒に遊べるの!
そうなんだ・・・や、ったあ・・。どうもありがとう・・・プレーヤ・・。ボクにも・・あたらしい友達が・・・。いいことをしてもらったら・・・ありがとうって、いつも、エラトお姉ちゃんが・・・。
そんなこと、今気にしなくていいの!!
でもお姉ちゃん・・・・なんだか、からだが、変なんだ・・・。
アンジュ・・・!だいじょうぶ、おねえちゃんがそばにいるっていったでしょ!
ドロワさん、でも・・・。爆発のそばにいたらドロワさんだって!
・・・リコ、これは誰にも止められない。姉弟なんだ・・。
アンジューーーー!
ドロワおねえ・・・ちゃん。エラト・・・おねえちゃん・・・。だいす・・・
(アンジュが爆発することなく消滅する。)
・・・
・・・え、爆発が・・?
爆発せず、消えていきました・・・。
・・・はっ、アイコ。お前、どちらにも手を貸さないんじゃなかったのか?
・・・ワタシは何もしていないわよ。紅茶がまずくなりそうだったから、適当に“送った”だけよ。
アイコ・・・・。ありがとう・・・。
ワタシカラモ感謝スルワ、アイコ、ソシテ、プレーヤ。
エラトが感謝するなんて。そんな感情、持ち合わせてないと思っていたわ。
アラ、ワタシハ二人ノ、オ姉チャンナノヨ。コノ世ニタッタ二人ノ、ワタシノ可愛イ、弟ト妹ナノ・・・。ソレナノニ、独リボッチニナッテシマッタワネ。
エラトお姉ちゃん!そんなことないの!ほら、ウチはちゃんとここにいるのよ!
ヨカッタワネ、ドロワ・・・。オ姉チャンハ、本当ニ嬉シイノヨ。タダネ・・・。ソンナニ簡単ナ話デハナイノ。ネエ・・・ヴィア?
・・・。
え・・・ヴィアさん?
ジャアネドロワ。オ姉チャン、行クワネ・・・。アンジュヲ頼ンダワヨ・・・。
あ、お姉ちゃん・・・!
・・・・。行ってしまいました・・・。
でもリコ、さっきウチがアンジュを抱きしめたときに、アンジュのデータに触れた。これを、あんたに託すわ、リコ!これでアンジュをきっと・・・、きっと具現化してくれるのよね!
はい!もちろんですドロワさん!そして、エラトさんだって、すぐに救い出して見せます!わたしとプレーヤさんなら、絶対にできます!ね、プレーヤさん!
ありがとう、リコ、プレーヤ・・・。そうだ、アンジュが具現化できたら、みんなで一緒に遊んでくれる・・・?
ああ、もちろんだ!だが、遊ぶときはもうちょいアンジュに、手加減してもらえると嬉しいって伝えてくれるか・・・。
なーに言ってるのよヴィア!そんなんじゃ、遊び相手にもならないわよ!プレーヤ、あんたなら平気でしょ!戻ったらすぐ、アンジュと遊んであげないと、お姉ちゃんが承知しないわ!
漸う!蒼黒なるハンターの召喚
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、今回はついに、ヴィアさんのハンタープログラムを解析するミッションでございます!しかしなんでこんなところに呼び出したのでしょうかねえ。素直にベースでデータを取らせてくださればいいのに・・・。
そうねリコ、あなたにじっくり採寸されるのが、恥ずかしいんじゃないかしら?
ふふふふふ、そうですねアイコさん。解析のため、あくまでもハンタープログラムの解析のため、ヴィアさんを隅から隅まで調査しなければいけませんからねえ!
気持ち悪いわね・・・。
それに、ヴィアさん最近様子が変でしたから、心配だったのです。「早くハンタープログラムとして具現化してくれ!」とか、「時が満ちてしまう」とか。本当は、そこをちゃんとお聞きしたかったのです。仲間が悩んでるところを、黙ってみていられないではないですか!ねえプレーヤさん!?
ふーん。能天気に見えて、あなた意外と相手が見えているのね、お姉ちゃんご褒美あげるわ。
え!?ご褒美ありがとうございます!それではアイコさんのお茶コレクションからあれとあれを・・・、ってそれはあとでもらうとして!
もちろん心配です!アイコさんがお姉ちゃんなら、ヴィアさんはお兄ちゃんみたいなものですからね!
ワタシが姉かどうか論争はもういいのね。
そういえば振り返ってみればヴィアさん、出会った時から少し謎がある感じしましたよね。プレーヤさん、覚えてらっしゃいますか・・・?突然現れてわたしたちを助けてくれて、ヴィアさんは“たまたまゼロさんのデータをもとに具現化された、バグみたいなもの”っておっしゃってましたけど・・・。なんだか肝心なことを言ってくれないというか、まだ何かを隠している気がするのです・・・。プレーヤさん、アイコさん!今回はその辺をすべてあらいざらい、ヴィアさんにゲロってもらおうじゃないですかー!
ゲロって・・・。リコ、いまヴィアいないんだから、あまり話さないでくれるかしら。忙しくなるから。
そういえば今回もヴィアさんいませんねえ・・・。この展開は前にもあった感じがしますよね、プレーヤさん!たしか、前回もプレーヤさんとの勝負が終わったとき、ヴィアさんすっごいくやしそうでしたもんね!今回もきっと、どこかで待ち受けていますよ!もおー素直じゃないんだからー!それでは早速プレーヤさん、いきましょう!!
(ディープエレメントを1つ取得した時。)
プレーヤ、そこになにかあるわね?それを回収してみなさい。
回収ありがとうございます、プレーヤさん!えっと、これは・・・。・・・なんですか?
まあ、「ヴィアの記憶」のようなものね。これを集めていけば、ヴィアのハンタープログラムの解析に、役立つんじゃないかしら。
さっすがアイコさん!って、なんでアイコさん見ただけでそんなに詳しいのですか?もしかして、アイコさん何かご存知なのですか??
さあ、ワタシは何も知らないわ。忘れたの?あくまでワタシは中立なの。
もーいけずですねえ。でもこの「ヴィアさんの記憶」、なんだか・・・
なんだか変な気持ちです。調べるとたくさんのメモリが記載されているのがわかります、歓喜や決意、、、でもどこか、「かなしいキモチ」になるのはなぜなのでしょう・・・。
それは集めていけばわかると思うわ。でもどうなろうと、それを集めてヴィアのハンタープログラムを具現化することが、彼のためになるということは間違いないわ。
そ、そうですよね!でも、なんででしょう・・・、集めたいのになんでこんなに、「知りたくない」っていう気持ちになるのでしょうか・・・。
それはサボろうとしてるだけでしょう。ヴィアがかわいそうよ、ねえプレーヤ?
もーーーアイコさんそんなさらっと返さないで下さいよー!ヴィアさんならもっと丁寧に相手してくれますよー!
それがお姉ちゃんの教育方針なの。甘えるならお兄ちゃんのほうにいきなさい。
うーー、早くヴィアさん出てきてくれませんかねえ。やっぱりここには、ヴィアさんもいてくれないと!ねえプレーヤさん!
(道中、ヤコブエリアから抜けたところ。)
プレーヤさん気を付けてください・・・!先ほどよりもステージの雰囲気がなんというか、よりバグが進行していっているのか、危険な状態です。この先に本当にヴィアさんいるのでしょうか・・・。いらっしゃるとしたら、大丈夫でしょうか、ヴィアさんのことなので、心配はないと思うのですが・・・。
あいつはそんなヤワじゃないわ。それに教えておくけど、この雰囲気は“ヴィア自身が作り出すもの”ね。ヴィアを反映するもの、といってもいいかもしれないわ。
え・・・?アイコさん、それはどういうことなのでしょう・・・?
さあ、それはプレーヤとリコ、実際に進んで確かめてみなさい。ワタシが伝えたのは、「そう理解した上で進んだ方が、より彼のことを知れる」と思ったからよ。もっとも、どんなヴィアでも、「ヴィアはヴィア」、リコ、そうでしょ?
はっ!その通りですアイコさん!ヴィアさんがどうであろうと、ヴィアさんはヴィアさん、それがわたしたちのキズナなのです!流星のロックマンでいうところの、ですね!
それはいいけれど、「はっ!」ってやつは腹立つわね。どっかの誰かがよく言う笑い方を思い出すわ。
はっ!いいじゃないか、アイコ!これだけ一緒にいる時間が長いと、クセも移っちまうみたいだな!
ヴィアさん!・・・・って、あれ、声だけ聞こえるようです!もーいまどちらにいらっしゃるんですか!
悪い悪い!おれは大丈夫だ!プレーヤ、おれのハンタープログラムを具現化してくれようと、だいぶがんばってくれてるみたいだな、ありがとうな!そうだリコ、「おれの記憶」の回収も順調か?
はい!プレーヤさんとしっかり回収いたしております!ですがヴィアさん、この記憶に混ざる、悲しさや決意のようなものって、いったいなんなのでしょうか。
おっと!そいつは簡単に教えることはできないなあ!まだまだヒ・ミ・ツってやつだ!
(おいアイコ、まさか言ってないだろうな・・・)
(ワタシがそこまで空気が読めないわけないじゃない。それに、ただただ説明が面倒なの。あなた自身が、あの子たちにしっかり伝えることね・・・。)
(はっサンキューな、アイコ・・・!)
もー何をさっきからふたりでこそこそやってるんですか!わたし達にも教えてくださいよ!
はっは!後でな、リコ!それにプレーヤ、お前とはやっぱり言葉なんかじゃなく・・・、拳と拳で語り合わないとなあ!!!待ってるぜ、プレーヤ!途中でへばんなよ!
(ボス戦前。)
おーうプレーヤ、待ってたぜ!
ヴィアさん!ようやくお会いできましたね!さあ、最後にご本人からデータを頂いて、いよいよハンタープログラム具現化へ、準備完了ですよ!まあ、ここまで手の込んだものを用意されていたということは、簡単にはとらせてくれないのでしょうけど・・・
ですよね・・・?
まあ、そういうこった!わかってるじゃないか、リコ!なあプレーヤ、こうしてお前と戦うのも、もう3回目くらいか?そのたびに、お前はおれの想像を超えて、強くなっていったよな。もちろん負けたらくやしいんだが、その倍以上に、おれは毎回嬉しいんだぜ?強くなっていく、プレーヤ、そしてリコ。そのたびに思うんだ。やはりおれの選択は間違っていなかった、“お前たちを選んでよかったんだ”ってな。
ヴィアさん、それ前にもおっしゃってましたよね?そして集めたこの「ヴィアさんの記憶」にもあった悲しみと決意。これと何か関係があるのですか?
まあ、そんなところだ。そしてアイコ、まさかお前もここまで協力してくれるなんてな。
勘違いしないでほしいわね。ワタシはずっと中立なの。
はっ!そうだったな!プレーヤ。あと何回、こうしてお前と戦うことができるかなあ。できることなら、この先もずっと・・・。ま、それは贅沢か。
プレーヤさんにヴィアさん!あぶないことはやめてくださいよー!
あぶないことって、何言ってんだリコ!お前たちの使命は、「バグを修正して、この世界を元通りに」、そうだろ!?
はい、その通りです!・・・・って、あれ、ヴィアさんと戦うことが、バグの修せ・・・?
さあプレーヤ、うだうだしゃべっててもしょうがない!あとは拳で、だろ?今までよりも、またさらに本気を出していくからな!きつかったら、早めにギブアップしてくれよ?さあいくぜ!プレーヤあああああああ!
(戦闘後。)
まったプレーヤ!まいったまいった、おれの負けだ!ここまで力を出してもやられるとはな・・・、おれは、うれしいぜ!
さっすがプレーヤさんです!でも、ヴィアさんの強さも、これまで以上でした!
ヴィア、もうその姿でプレーヤに勝つには、無理があるんじゃないかしら?
はっ、そうかもな!おれはとんでもないやつを育ててしまったのかもしれないな!それでこそ、プレーヤってもんだ!
わたしもですよヴィアさん!
ああそうだ!リコのナビゲーションのおかげだな!
へへへへへへへ
それにヴィアさん、「早くハンタープログラムとして具現化してくれ」ってやつ、あれはなんだったのですか?
ああ、あれはな。まあ、お前たちに頼ったっていうか、まあざっくり言うと、“おれをずっと、覚えておいてほしいから”かな。
覚えておいてって・・・いやいやいやいや!ヴィアさんはずっとわたしたちといるではないですか!もー何をガラにもないことを・・・。
ガラにもないか、まあそうだな!でもリコのチカラでハンタープログラムになったら、「ロックマンXのキャラクター」として、みんなの中に残るだろ?ドロワやアンジュだってそうだ。プレーヤやリコは、この世界のため、ほんとうにがんばってくれている!
えーーーー?なになにヴィア、ボクたちのこと呼んだのー?ねえねえドロワお姉ちゃん、こっちにみんないるよ!ねえねえねえ何して遊ぶー!?
ば、ばかアンジュ!今じゃないの!さあ、ウチらは先に戻ってまってるわよ!
はっ!賑やかな姉弟ね。
「はっ」って、フフフフフフフ、アイコさんもどうやら、移ってしまったようですねえ?
生意気よリコ。ワタシをイジるなんて2兆年早いわ。
まあまあまあ!でも、それだけアイコも馴染んでくれたってわけだ!それに、ドロワやアンジュたちとも、早く帰って遊んでやらないとな!
そうですね!これから帰って、急いでヴィアさんの解析作業を開始します。このリコにお任せください!
ああ、頼んだぞリコ!
はい!それに今回回収した「ヴィアさんの記憶」に、ばっちりアイドルで興奮する姿もございましたので、どんなヴィアさんも完璧に解析してみせます!
・・・・あ、それは外しといてもらえる?
だいじょうぶです!完璧に具現化してみせますので、お待ちくださいね!
・・・いやあの、それは外しといてもらえる・・・?
蒐集!イースターを飾る白兎
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
おーい、ロールちゃーん!ロールちゃーん、どこにいるのー!
プレーヤさん、あれは・・・。ロックマンさん!
いや、みなさんはロックさんとお呼びしていますよね、いったいどうしたんでしょうか。
あれ、あなたたちは・・・。
はじめまして、ロックさん!わたしは、リコと申します!こちらはプレーヤさんです!
はじめまして、リコさん!ボクは・・・、あれ、なんでボクの名前を知ってるんですか・・・?
こ、こらばかリコ・・・!お前はまた・・・!
あ!い、いやあその・・・、そ、そうそう!さっきそのロールさんにお会いして、教えていただいたのです!!
えっ、ロールちゃんに会ったって!?教えてください!どこで会ったんですか!?実はボク、ロールちゃんを探していて・・・。博士の研究所にいたはずだったんですが、気づいたらロールちゃんとふたりで、この森に。
それで、研究所に戻ろうと出口を探していたら、いつのまにか、ロールちゃんとはぐれてしまったんです。
え!それは大変です!ぜひわたしたちも一緒に、ロールさんを探すのを手伝わせてください!
ありがとうございます!さっき会ったのなら、ロールちゃんの特徴はわかりますよね?
もっちろんです!黄色い髪に赤い服、頭には緑色のリボンをつけた、可愛い女の子、ですよね?何度もお会いしてるので、完璧です!ね、プレーヤさん!
え、何度も会ってるって・・・?
い!いやあ、何でもないのです、ロックさん!
リコ・・・、あなた、さすがに忘れるの早すぎるのよ。
ありがとう!では、ボクはこっちを探しますから、もし見つかったら教えて下さい、お願いします!
はい!ではロックさんも、お気をつけて!
・・・思わぬ出会いでしたね、プレーヤさん。しかし、ロールさんを探しておられるとは、わたしたちも協力して、見つけて差し上げましょう!
ああ、だがこの広い森のなかだ、そう簡単には・・・
・・・
・・・おーい!ちょっとー!
あれ?あれは、ロールさ・・・、まあ、なんて可愛いお姿!ウサギのお衣装でしょうか!!
え?どうしてわたしの名前を・・・?
あ!いや、それは・・・、さきほどロックさんにお会いして、教えていただいたのです!
・・・なあプレーヤ、このやりとり、ついさっきもあったよな?
そうだったの・・・。わたしもロックを探していたの、はぐれちゃって・・・。それにはぐれた途端に気づいたらこの格好、恥ずかしいったらないわ!
そんなことないですよ、ロールさん!とってもかわいいです!
・・・フフフ、ありがとう!ほんとはちょっと、気に入ってたの!
さあロールさん、一緒にロックさんを探しましょう!わたしは、リコと申します!
え!ありがとう!みんなも協力してくれるなんて、心強いわ!そうだ!この森のどこかに、「たまご」のアイテムがあると思うの、ロックを探す途中で見つけたら、回収してもらえないかしら!
元の世界に戻る“カギ”だって誰かに言われて・・・。集めていたのだけど、それに夢中になって、ロックとはぐれてしまったの。
わかりました、ロールさん!その「たまご」を回収すればいいのですね!お任せください!さあプレーヤさん、聞いてましたね!?そう、プレーヤさんがやるのです!
(ステージ終了地点。)
あ!おーいロックー!
ロールちゃん!、それにプレーヤさん、リコさん!
探したのよロック!どこ行ってたのよ!
ええ!どこ行ってたって・・・、それにロールちゃん、どうしたのその格好!
ああ、これ・・・?普段の赤い服じゃないけど、どうかしらロック・・・?
とっても似合ってるよ、ロールちゃん!博士の服の色と、同じだね!
・・・
・・・
・・・
・・・ま、まあ、ロックはもう少し、男の気遣いを学ぶ必要があるな、なあプレーヤ!
それはそうとロックさん、ロールさん!あれ、元の世界に戻るワープゾーンではないですか!?あそこに飛び込んでみてください!
ありがとう、プレーヤさんたち!きっと忘れないわ、そうだ、博士の研究所にも、今度遊びにきてね!
歓迎します!それにプレーヤさん、昔どこかであったような気が・・・
ふふふ!大変だったけど、こんなかわいいお洋服が着れて、実はうれしかったの!
でも残念ながら、きっと元の世界には持って帰れないけどな。
えーそうなのー!?じゃあまたくるわね!ねえロック!
え!ロ、ロールちゃん・・・。
じゃあまたね、プレーヤさんたち!
・・・
・・・行ってしまいましたね。ですが、こんなところでロックさんとロールさんにお会いできるとは、感動でしたね、プレーヤさん!もし同時にこの場にエックスさんも現れていたら、いったいどうなってしまったのでしょうか!
おい管理人・・・なんて恐ろしいことを言うんだ。
そうなれば、バグどころの話ではないわね。
・・・
・・・ん?ここは・・・
え!?あれは、エック・・・
ヤヴァイ!!ばかばかリコ!!さっさと戻るぞ!!
因果の宿主 エラトネール
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
プレーヤさん、いよいよ今回、エラトネールさんの解析にまいります!今まで以上に難関が待ち構えていると思いますが、きっとプレーヤさんなら大丈夫ですよね!
ああ、ここまで来たら、もう前に進むだけだ!
はい!ドロワさん、アンジュさんのためにも、必ずやエラトネールさんもお救いしてみせます!
もうあの二人の世話も疲れてきたところだし、お姉さんの役割はやはり、本当のお姉さんにお任せしたいわ。
おいアイコ、ほとんどリコとおれで遊んでやってたんじゃないか!お前は横でお茶を飲んでただけだろ!
でもヴィアさん、アイコさんそれとなく、ドロワさんやアンジュさんがベースを壊しそうになったら、止めてくれてましたよ。できるお方です!
はっ、そういうことよ。ヴィア。
・・・ねえ。無駄話はその辺にしてもらえるかし、ラ。
エラトネールさん!お待ちくださいね、もうすぐその運命から、お救いしてみせますから!
別に頼んでないわ。それに、名前を覚えるのは不要といったはず、ヨ。どうせどちらかが死ぬのだから。
私は、ドロワとアンジュのそばに居られればそれでいいの。もう運命とか役割とか、ウンザリなのよ。念のため最後に言うけれど、あなたたち、そのまま消えてくれないかしら?あなたたちさえいなければ、私たち姉弟や、ほかの消されてしまったイレギュラーデータたちは、そのまま平和に、やっていけたの。
あなたはそのための存在だったはずなのに・・・。ねえアイコ?
・・・、これも何度も言っているはずよ。ワタシはどちらの味方でもないわ。ただ、その時居たい場所にいるだけ。
仕事を放棄しただけのくせに、言うじゃないの。まあいいわ、これ以上の話は不要よ。あなたのように情が湧いてしまうといけないから、ネ。
・・・ヴィア。あなたも損な役回りね。
はっ、お前たち姉弟ほどじゃないさ。
・・・言えてるわ、ネ。
(カプセル前。)
プレーヤさん、ありました!あれがエラトネールさんの解析データが入ったカプセルです!早速、データの収集に移ります!プレーヤさん、またまた恐縮ですが、護衛をおねがいいたします!
はっ!リコ、もうすっかり迷いはない様子だな!
当ったり前じゃないですか!これがわたしの、「役割」なのですから!ねっ、プレーヤさん?
言うじゃないの。お姉ちゃんの教育がよっぽどよかったのね。
・・・リコ、つまらないこと言うじゃない。あなたにはもっともーっと、罪の意識を感じながら、私を消しにきてほしいのに。
え、エラトネールさん・・・。たしかにはじめは、わたしも悩んでました・・・。ですが、もう決めたのです!いまのドロワさんやアンジュさんを見て、きっと、きっとプレーヤさんたちと進むこの道が、エラトネールさんを、みなさんをお救いする道なんだって!
だからエラトネールさん・・・、エラトネールさんともお話を・・・、そうだ、エラトネールさんの好きな食べ物とか、教えていただけま・・・。
だから、それが不要、それが不快だって言ってるのよ、リコ。あなたは正義を押し付けているだけなの、わかる?あなたも正しいと思っているかもしれないけれど、その逆に私たちも私たちを、“正しい”と思っているのよ。
勝手にそう思っている分にはそれでよかったのに。その正義を押し付けに来られてはたまったもんじゃないわ。
おいエラト、その辺に・・・、
私たちにとってみたら、その偽物の正義のために、妹と弟を奪われたのよ?なら私だって、自分の正しさのために、行動する権利があると思うの、何か違う?
エラトネールさん・・・、それでも、それでもわたしは・・・。
聞いているだけで、不快で不快でたまらないのよ。いいじゃないの、そっちはそっちで楽しいんだから、こちらのことはほっといてほしいの。
・・・おいエラト、いいかげんに、
いいかげんにしなさい、エラト。グダグダと聞いているこちらのほうが“不快”よ。
ア、アイコさん・・・!
どちらも正しい、それでいいじゃない。プレーヤやリコは、何も正しさを押し付けているわけではないわ。信念と決心のもと、行動しているの。それが迷惑なことかどうかは、いまのドロワとアンジュを見ればわかるわね?エラト。あなたも薄々気づいているんじゃないかし、ラ?
フフフフフ、ごめんなさいね。リコ。ちょっとからかいすぎたみたいで、そちらのお姉さんを怒らせてしまったようね。前にも伝えた通り、ドロワとアンジュのことは私、感謝してるのよ。
エラトネールさん、感謝されるなんてわたしはそんな・・・。
はっ!アイコ、お前がリコをかばうなんてな、やるじゃないか!
別にかばってなんかないわ、言われっぱなしはワタシの性に合わなかっただけよ。
アイコお姉ちゃん・・・・!ありがとうございます!
気持ち悪いわね・・・。
さあプレーヤさん、改めて解析を開始します!わたしのお背中をどうぞ、お守りください!
(ボス戦前。)
・・・エラトネールさん。ようやくお会いできましたね・・・。
ごきげんよう、みなさん。リコ、私も会えてうれしいわ。それと・・・、早くドロワとアンジュに会いたいの。たった二人の、私の可愛い妹弟だもの。
も、もちろんです!もう少しお待ちください・・・、プレーヤさんが、
プレーヤさんが、エラトネールさんの中に潜む、その邪悪なウイルスを消し去ってくださいます!
そう・・・リコ、さっきはごめんなさい、ネ。あんな責めるようなこと言ってしまって。私の願いは、妹や弟と静かに過ごすこと。それを脅かされたと、あの時は思ったけれど、でも、こうして独りでフラフラしていても、退屈なのよ。もうドロワやアンジュに会えるなら、会わせてくれるなら、それでいいわ。それが私の願い。もう、独りはイヤなのよ。
当然です、エラトネールさん!それで、なんとか戦わずに済む方法はないのでしょうか・・・?
リコ、やさしいのね。でもそれは無理なの、役割でもあるし、それ以外に方法はないわ。なにより、そこのヴィアがそれを望まないもの。そうでしょう、ヴィア?
え、ヴィアさんどういうことで・・・
・・・リコ、楽しくおしゃべりしていたいけど、もう時間が来たよう・・・なの・・・。
くるわプレーヤ、構えなさい。
こんなのが・・・私の中にいたなんて・・・、最悪だ・・・わ・・・。
・・・私が直接やっても・・・いいのだけど・・、ここはお願いするわ・・・ネ。できるだけ・・・痛くしない・・・で・・・
くるぞ、プレーヤ!!さあ、これが最後のシグマウイルスだ、蹴散らしてやれ!!
(エラトからヘルシグマが現れて戦闘に。撃破後。)
・・・プレーヤ、リコ、やってくれたようね。
エラトネールさん!はい、プレーヤさんにかかればシグマウイルスなんて、ちょちょいのドンです!
ああ・・・これでドロワとアンジュに、ようやく会えるのね・・・。
はい・・・。その、すみませんでした、エラトネールさん・・・。
何を謝るの、リコ。あなたは正しいことをした、そうじゃない?それにあなたは、私の願いを叶えてくれたじゃない。これから私たち姉弟で、静かにすごさせてくれる。あなたたち3人のように、ネ。
はっ!あいつらが静かかどうか、早くベースに来て確かめてくれ!
そうよ、もうあの姉弟のお世話はゴメンだわ。
プレーヤ、リコ、これでシグマウイルスの修正は終わった。そう思っているのではないかしら?
え?そうではないのですか・・・?
私、前にも言ったわよね。「別のところにいって、これは連鎖する」、っテ。
そ、そんな・・・!ではまたその宿主を探さないといけないということですか!
フフフフフ、今回は不要なの。次の宿主は、“もう決まっている”の、ヨ。それも、ずいぶん前に、はじめから。そう、“あなたたちと出会ったときから”、ネ。
・・・エラトネールさん?それはいったい、どういう・・・。
リコ、もうその呼び方は不要よ。エラトでいいわ。
は・・・はい!それでは、エラトさん、必ずや具現化して差し上げますので、もうちょっとだけ、お待ちくださいね!
期待してるわよ・・・、そして、ヴィア。あとはお願い、ネ。
エラト、任せておけ。それに託すのはおれじゃない、そこのプレーヤだ。
フフフフフ、そうだったわ、ネ。ああ、ようやくドロワとアンジュに・・・。
(エラトが消滅する。)
わかっていたこととはいえ、この最後はいつも胸にくるものがあるな。
はい・・・。ですが、これでようやくエラトさんを、具現化して差し上げることができます!さあ、忙しくなりますよー!早速戻って、わたしはエラトさん降臨の儀の準備を!プレーヤさんは、ドロワさんとアンジュさんの遊び相手を!
(プレーヤが去る。)
・・・。
・・・ヴィア、時が満ちたわね。
・・・ああ、ついに、ついにすべてのシグマウイルスが集まっちまった。しかしプレーヤとリコやつ、ほんとにやってくれるとはなあ。さすが、おれたちが見込んだコンビだ。
・・・ヴィア、ほんとうにそれでいいの?
はっ、お前が心配してくれるとはな、なんだ、お兄ちゃんがいなくなると、やっぱりさみしいか?
何言ってるのよ。ワタシは、“弟”の心配をして、あげているの。
そうだったな!さあ、プレーヤ。約束通り、おれを止めてくれ。それが、おれの願いで、おれとお前の、役割だ。
端午の出撃!ロックマンロックマンX
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
あらー、なんだかまた楽しそうなところにきてしまいましたねえ。ね、プレーヤさん!
遊園地ステージのようなところではあるが、前と雰囲気が少し違うようだな。
まあまあ、そんなことは置いといて・・・、修正するまえに、ちょっと遊んでいきましょうよプレーヤさん!
はっ!そうだな、プレーヤ!遊ぼう遊ぼう!
あんたたち、いいかげんにしないともう放っていくわよ。
・・・
・・・
・・・で、でもたしかにいつものステージと違いますよね、ヴィアさん?
あ、ああそうだな。あれは・・・
“こいのぼり”ってやつじゃないか?
あ!あの向こうにある、お魚の形をした旗のことですか!た、食べられるんでしょうか!
あーリコ、そういうベタなやつはもう大丈夫よ。
・・・ん?いや違うぞアイコ、こいつ、本気で言ってやがる!!本気であれを食べられると思っていやがる!
ち、違うんだリコ!あれは日本という地域の風習のようなものでな、“端午の節句”という時期に飾られるものらしい。
へえーそうなんですか!そういえば日本という地域には以前、お祭りというイベントもあって、その時にもイカ焼きやじゃがバターのお話がありましたよね!
いいですねー!いつかわたしも行ってみたいですー。ね、プレーヤさんもそう思いますよね!
ああそうだな!いつかきっと、いける時がくるだろうさ!
・・・ごめんなさいねリコ。ワタシ、あなたという存在を甘く見ていたようだわ。
さあ、早速今回もミッションを・・・、
・・・。・・・あれ、きみたちは・・?
ああ、プレーヤにリコたちじゃないか。どうしたこんなところで!
あ!!エックスさんにゼロさ・・・、
・・・え?エックスさんに、ゼロ・・さん?ですかほんとに?
おいおいリコ、もうおれたちの顔を忘れちまったのか?
ひどいなあリコ。一緒に任務だって遂行したじゃないか。
いやいやエックス、そんなこと言ったって・・・。ゼロ、自分たちの異変に気づいていないのか・・?
どうしましょう!中身は本物のエックスさんたちのようですが、お姿が・・・、お姿が、なんだか可愛らしい感じに!!
リコ、落ち着きなさい。彼らのデータの中に、別のゲームデータが入り込んでいるわ。分析はあなたの得意分野でしょう?
わ、わっかりましたー!・・・・ふむふむ・・・
・・・
・・・わ、わかりましたよプレーヤさん!!「ロックマンロックマン」のデータです!!
「ロックマンロックマン」のゲームデータが混ざって、このようなフォルムになってしまったのですね!
ん?「ロックマンロックマン」・・?てのはなんだ、リコ?
い、いやあそれはまあ、いいじゃないですかゼロさん!それより、お体にどこか、具合の悪いところなどありませんか?
体に・・?いや、特にいつもと変わらないよ。この通り、今も任務遂行中さ。
ああ、おれもだ。まあしいて言うなら、ちょっと下を向きづらくなって足元が見にくくなったくらいか。
いやちょっとどころじゃないですよゼロさん!とにかく、その任務お手伝いします!どんな任務なのですか!?
また手伝ってくれるのかい、リコ?ありがとう!
実は博士から、「黒いヘルメット」のアイテムを集めてくれと言われているんだ。もとに戻すために必要だっていうけれど、何をどう戻すのか・・・。
(なあプレーヤ。きっとライト博士もわかっちゃいるが、本人たちには言いづらかったんだろうな・・・)
と、とにかく、その「黒いヘルメット」を集めればいいのですね!了解しました!さあプレーヤさん、急いで集めに行きましょう!早く元の姿にお戻しして差し上げなければ!
(1つ目の兜(エレメント)を取得した時。)
あ、プレーヤさんありました!きっとあのアイテムのことです!
これは・・・・なんてかっこいいヘルメットでしょう!わたしも似合いますかね!?どうですかね!?
あなたそんな趣味もあったの?気が合うじゃない。
はっ!アイコもかぶってみたいってか!あれは「カブト」といって、それも日本の地域に伝わる、伝統のアイテムのようだ。
これが博士の言っていた、「黒いヘルメット」。あたらしいアーマーの研究に必要なんだろうか。
エックス、お前に似合いそうじゃないか。どうだ早速、ちょっとかぶ・・・
あれ、なんかサイズが合わないな。
そりゃそうよ、だっていまあなたたち頭のサイズが・・・
いやいやアイコ!まあいいじゃないか!ほら、早く次にいくぞプレーヤ!
(ボス戦前。)
なんて巨大なメットールだ!それに、形態もいつもと違うようだ!
気をつけろよプレーヤ!お前の実力は知ってはいるが、敵は未知だ。
だけど、きっとプレーヤならおれたちのサポートがなくても、今回もやり遂げられるはずだ、そうだろ?
ああ、腕前でいったらプレーヤもおそらく、S級ハンタークラスの実力はあるだろうぜ!
え!!プレーヤさん聞きました!?あのエックスさんとゼロさんから、「S級ハンタークラス」というお言葉を!!!
この二人に認められたら、プレーヤ!お前の実力はもう本物だな!
でもなんかいまのふたりに言われても、内容が入ってこないのよね。
なんて冷めることをいうのですか、アイコさん!
でも確かに、早く元の姿に戻って頂くためにも、急ぎこのイレギュラーデータを修正いたしましょう!さあプレーヤさん、いきますよー!
(撃破後。)
さすがプレーヤだ、今回も助けられたよ。
おれからも礼を言うぜ、プレーヤ!それとリコ、アイコ、ヴィアもな!
いえいえ、これがわたしたちのお仕事ですから!ね、プレーヤさん!
しかし、「ロックマンロックマン」のデータが、こんな形で混ざりこんでしまうとはな・・・。
ほかのキャラクターに混ざってしまうことがあれば、大変なことになるぞ!
あら、いいじゃないかわいらしくて。今回は、「ロックマンロックマンX」ってところかしら?
いやいや、「ロックマンXロックマンX」ですよアイコさん!
何言ってるのバカね。「ロックマンロックマンX」よ。
いやいや・・・
おいどっちでもいいだろうそんなこと!!とにかく、エックス、ゼロ!これを研究所に持ち帰れば、博士がどうにかしてくれるはずだ!
な、なんかもめてたみたいだが・・・。
ありがとう、ヴィア!それじゃプレーヤさんたち、またどこかで会おう!
ああ!ほかにも紹介したい仲間がいる。また必ず会おうぜ!
狩れ!爵銀宿る爆炎の拳
タップしてシナリオを開く
(開始時。)
・・・。
・・・。
・・・ちょっとアイコさん、頭を狙ってくださいって、お願いしてるじゃないですか!
・・・、うるさいわね。だいたいなんであなたがちょっと安全な尻尾で、わたしが一番危険な頭を攻撃しないといけないのよ。
いやいやアイコさんが「尻尾はあなたが切るのよ」って、わたしに言うからじゃないですかー!
ワタシの装備を作るための素材に必要なのよ。妹なんだから、お姉ちゃんに協力しなさい。
・・・おいおい、リコにアイコ。ミッション、もう始まってるんだけど・・・。
うるさいわねヴィア。早くはじめたいのはワタシたちも同じなのよ。
そうですよ!さあプレーヤさん、ヴィアさんと一緒に入ってきてください、このクエスト手伝ってくださいよー!
・・・あ、アイコさんが倒れた。
・・・ふう。ま、こちらのデータ修正が優先だものね。仕方がないけれど、こちらを無理やり終わらせてあげたわ。
・・・いや思いっきりモンスターにやられてただろ。
あら、何か言ったかしらヴィア?
い!いやいや何も言ってないぞ!
すみませんプレーヤさん、ついつい夢中になってしまって!・・・ということで、もうお分かりですね!?
今回もなんと、「モンスターハンターライズ」のデータが、このディープログに流れ込んできているようなのです!
はっ、その通りだ!しかも今回は「モンスターハンターライズ:サンブレイク」だ!
今回も、モンハンのデータが流れ込んだ、強力なイレギュラーデータがどこかに待ち受けているかもな!
そして、素敵な出会いもまた、あるかもしれませんよね!
ああ、そうだな!さあプレーヤ、早速行くぞ!
いやおいアイコ、またモンハンを再開するんじゃない!こっちに集中しろ!
・・・む、うるさいわねわかってるわよ。
(初めの翔蟲装置の場所。)
プレーヤさん、ストップです!あの小さい蟲のようなギミックは、たしか以前もございましたよね!
ああ、あれは「翔蟲装置」だな。
その通りです!念のため、わたしがもう一度ご説明いたしますね!
「翔蟲装置」が発する緑色のエリアに入った時に、ジャンプボタンを押すのです!すると、“自分のいる位置から装置の角度に向かって”ビューンとジャンプ!
つまりエリア内で、9時の方向にいるときに押したら3時の方向に、8時の方向にいるときにジャンプを押したら、2時の方向に“疾翔け(はやがけ)を行う、ということだな!
その通りですヴィアさん!さあさっそく行ってみましょうプレーヤさ・・・あれ?
アイコさんの姿が見えませんね。
そういえばそうだな、アイコのやつどこいったんだ?
そういえば、前回も「翔蟲装置」の説明をさせて頂いているときに、アイコさん、先に羽で飛んで行っちゃいましたもんね。
はっ!あいつのことだ、先に行って、また紅茶でも飲んでるんだろう!
そうですね!アイコさんが先に行ってきっと待ってます!
さあプレーヤさん・・・いや、いまは“ハンター”さんとお呼びします!行きますよー!気焔万丈っ!
(中ボスのティガREX-2000を倒した後。)
ハンターさん!あのイレギュラーデータ、なんだか様子がおかしいです!修正したのに、爆発しませんし・・・。
・・・プレーヤ!そこでやつに「操竜」だ!!
あれ!!!その声はもしや!!
ふふふ、またお会いしましたね、リコさんにヴィアさん。
アイリス!!!またその姿のキミに会えるなんて!!
・・・ヴィアさん、素が出てますよ。
よう、またあったなプレーヤ!相変わらず、S級ハンター並みの戦闘力はダテじゃないようだ!
それよりも、またこちらの世界にきてしまったんですか?
リコさん、実はそうなの。あの時は一度元の世界に戻れたのだけど。
ああ、アイリスのオペレーティング中に、エックスと任務にあたっていたら、気づいたらまたこのカッコでな。
アイリスさんがオペレーションで、エックスさんと任務・・・、ああ!分かりました今度は「ソウルイレイザー」ですね!
え?「ソウルイレイザー」??
い!いやいやなんでもないんだアイリス!
(バカリコ!お前ってやつはなんでいつもそんな口が滑るんだ・・・!)
(・・・す、すみませんー!)
と、ところでゼロ。“エックスと任務中”にって言ってたよな?ということは、エックスもこの世界に来ているということか?
ああ、その可能性はある。
けどエックス大丈夫かしら。きっとひとりでいるはずだわ。
おいアイリス、その心配はない。あいつはおれ以上の実力を秘めた、イレギュラーハンターだぞ。
きっと敵をなぎ倒しながら、おれたちを探しているはずさ!早くエックスと合流して、元の世界に戻ろう。
はい!今回もわたしたちがお手伝いしますよ!ね、ハンターさん!
ハンターさん?あれ、たしかこの方は、プレーヤさんではなかったかしら?
ふふふふふ、そうなのですアイリスさん。この方はプレーヤさんなのですが、いまはハンターさんなのです!
・・・。
・・・おい、アイリスが混乱しているぞ。
ところでゼロ、さっき何か教えてくれていなかったか?たしか、「そうりゅう」とかって。
ああそうだ、「操竜」という技術でな。おれたちも、さっき似たようなイレギュラーを倒したときに、同じような場面に出くわしたんだ。
その「操竜」を行えば、イレギュラーに乗って、操ることができるのよ。
なるほどそういうことですか!「モンスターハンターライズ」に登場した、モンスターに乗って操ることができる「操竜」ですね!
“モンスターハンター”。この凄まじい力を秘めたアーマーに関連する、別の世界のハンターのことだな。
ま、そういうやつです!しかしゼロさん、その「操竜」のこと、どうしてご存知なのですか?
それはね、ここに来る途中に落ちていた、誰かの手記のようなものに書いてあったの。それを使って、私がゼロにオペレートしたのよ。
え!そういえば落ちてましたよねハンターさん!そんな大事なことが書いてあったのですか、全然読んでなかった!
・・・おいおい。おれたちの天才オペレーターさんはもう・・・。
とにかくプレーヤ!試してみてくれ!おれたちは引き続き、エックスと、元の世界に戻るカギを持つイレギュラーを探す!
はい、わたしたちも!見つけたらまたお知らせいたします!
さあ、行こうアイリス!
ま、まってゼロ。
ああ!さあ、いくぞプレーヤ!いや、ハンター!
(ボス戦前。)
あ、あれは「マグマード・ドラグーン」!ですがまた様子が・・・。
ああ、そうなんだ。おれたちもいまヤツを見つけたところなんだが、このおれの今の姿のような変化が、ヤツにも起こっているようだ。
気を付けてください、プレーヤさん!今までのドラグーンにない、別の力が宿っているようです!
あの姿は・・・「モンスターハンターライズ:サンブレイク」のデータ、「爵銀龍・メル・ゼナ」の力が宿っている!
ええ!ハンターさん、気を付けてください!もしそうであれば、エネルギーを吸い取られてしまうかも!
またも強者が現れたか。それもかなりの実力者であるようだな、プレーヤよ。
ある時、この小さい羽をもつ生物の群れに囲まれ、おれはこの姿と力を手にした。
それで、このおれでその力を試してみたいってわけか?そう簡単に遊べる相手じゃないと思うぜ。
ああ、そうだろうなゼロ。お前もさらに腕を上げているのだろう。
だが、先に拳を交えるべき相手達がいる。そこのプレーヤと、そして、エックスだ!
プレーヤよ、お前たちが来るのはわかっていた。さっきも言った通り、強者の力がやってくるのを感じたからな!そしてゼロ、貴様の放つ力、そして、お前の後ろに隠れている娘も。
後ろにって、アイリスのことか?
ああそうだ、フフフフ!隠しているように見えて、おれにはわかる。すさまじいツメを尖らせている様がなあ!
そ、そんなはずありません・・・!
アイリス、まさかまだ自分の力に気づいていないのか・・・?前回あんなパワーを開放してたのに!
・・・そして、さらに巨大な強者の放つ力を感じる。これは、間違いなくエックスのものだ!
このおれが震えるぞ・・・!おれは、やつが現れるのもここで待っていたんだ。もうすぐにでも現れる・・・!エックスともうひとつ巨大な反応があるが、その力とともにやってくるようだな!
なに!?エックスがここに!
それにもうひとつって、エックスは誰かとともに、ここに向かっているというのか!
ともに、か。そんな穏やかな気配は感じぬぞ。どうやらあちらはあちらで、先に交戦中のようだからな。
え!?エックスさんも誰か、イレギュラーデータと戦って・・・まさか!?
お前もそう思うか、リコ。おれもさっきからあいつがいないからおかしいと思って・・・
ドオオオオオオオオン!!!!!
な、なんだ急な衝撃が!だいじょうぶか、リコ、プレーヤ!
フハハハハハ!どうやらその二人が現れたようだな!
エックス!!!そしてその姿、やはりお前のアーマーにも変化が起きていたのか!
ゼロ!アイリスも!そうなんだゼロ。ともに任務にあたっていたら、この白いアーマーの姿に。
博士のものとも違うようだし、何よりも、博士のアーマーとは違う、別の強大な力を感じるんだ。
何をおしゃべりしているのかしら。そんな余裕はないでしょう。
やっぱりアイコさん!!!それに、そのお姿、まさかアイコさんにも、「モンスターハンターライズ」のデータが流れ込んで!
あの姿は、「黒蝕竜・ゴア・マガラ」だな!なんて恐ろしく、そしてなんてかわいいんだ!!!
もうヴィアさん、そんな場合じゃないでしょう!明らかにエックスさんと戦ってますよ!それに、いつもとアイコさんの様子がおかしいです!
ああ、ゴア・マガラの力を取り込んで、アイコの中の「狩猟本能」が覚醒してしまっているようだ。
そんな、モンスターハンターみたいに!
さあエックス、もっとワタシを楽しませなさい。力があふれて、あふれて止まらないの。
ああ・・・、本能って、こんなに快感なものだったのね。
おお、まさにモンスター同士の「縄張り争い」だな!
なにを悠長なことを!って、でもエックスさんもなんだか、戦闘を楽しんでいるようです・・・!
ああ、いまエックスには、「天廻龍・シャガルマガラ」の力が宿っている。アイコの相手はすまないが、エックスに頼むとしよう。
ゼロ、アイコはおれに任せて、ドラグーンを頼む!きっとそのドラグーンを倒せば、おれたちも元に戻れるはずだ!
さあ、アイコ。もう少し本気を出させてもらうぞ!
あら、今まで本気じゃなかったっていうの?そんな戯言はけないくらい、アナタを喰らってあげるわ。
フハハハハ、力のぶつかり合いとはこうも血が滾るものか!さあプレーヤ、おれたちもそろそろ始めよう!このあとのエックスとの戦いが控えているのでな!
きますよハンターさん!いざ、気焔万丈、です!!!
(撃破後。)
ぐっ・・・この力を持ってしても、まだお前に届かぬか・・・プレーヤよ。
そして何よりもあのエックス・・・。およそ化け物のような力を感じる。ヤツとの戦いは、今は分が悪い。また機を見てということとしよう・・・。その化け物と対等に渡り合うあの女も・・・、いったい何者だ・・・?
まあよい・・・。また会おう、プレーヤ、ゼロよ・・・。
(ドラグーンが爆発する。)
やりましたね、ハンターさん!これでエックスさんたちも、きっと元の世界に戻れます!
あら、ようやく終わったの?ではこちらもそろそろやめにしようかしら、ねえエックス?
ああ、楽しかったよ。まさか思い切りこの力をぶつけても、なんともないなんて。
アイコさんーー!もう、何やってるんですか!!エックスさんもアイコさんも、お怪我はないですか!?
大丈夫だよ、リコ!
それにゼロ、アイリス!ようやく合流できたね。
ああ、これで元の世界に帰れるようだ。今回も礼を言うぞ、プレーヤ!
しかし、ゼロとアイリスからもすごい力を感じる・・・。おれたちの世界にはない力だ。博士にも報告しよう。
それがな、エックス。前回もそうしようと思ったんだが、元の世界に戻ったとたん、起こったことやデータを全て忘れてしまったんだ。
なので今回も、きっと戻ったら全て忘れてしまうわ・・・・。
そうだったのか。でも束の間だったけど、また君たちに会えて嬉しかったよ!この、「モンスターハンター」が繋げてくれたおかげかな。
アイコ、次はもうちょっと本気だしていくからね。
あら、じゃあワタシは2割くらい、ってところね。
さあ、戻ろうエックス!・・・まあでもその前に、ちょっと組手に付き合ってもらえないか?
おれもこの力を、今のお前と戦って試してみたいんだ。いくぜ、エックス!
手は抜かないぞ、ゼロ!
フフフフフ!ゼロさんも、狩猟本能ってやつですね!
もう、エックス、ゼロ!闘いはやめて!!!
どうしても戦うというのなら・・・、私が容赦しないわよ!
な!アイリスにも狩猟本能が!こいつはおもしろくなりそうだ、なあプレーヤ!
ごめんなさいね、プレーヤさん。この二人は、私がなんとかするから。また必ず、どこかで会いましょう。
じゃあな、プレーヤ!
プレーヤ、また!
・・・行ってしまったわね。つまらないわ、まだまだ遊び足りなかったのに。
アイコさん、うらやましいですー!ゴア・マガラの装備をまとっているようですよ!
あらそう?お姉ちゃん気分いいわ。ちょっと襲ってあげちゃおうかしら。
え!襲うってどういうことだアイコ!なあなあ、どういうこと!?
何を興奮してるのよ、ヴィア。あなたの場合は本気でそのメット、引き千切ってあげるわよ。
・・・。
こ、こわい・・・。
まあまあアイコさん、狩猟の続きは、ベースに戻ってやりましょう!
そうね、ヴィア、プレーヤ。あなたたちも手伝いなさい。
そうと決まれば先に戻っているわよ。最近実装された傀異錬成っていう沼コンテンツがもうとんでもな・・・
アイコさんまた早口になってる!さあさあプレーヤさんも、早く早くー!
恐怖!葬送す地獄の一振り
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
さあプレーヤさん!今回もはりきって任務を・・・、あれ?このお城の地下のような場所は、たしかどこかで・・・
そうです!そうです!たしかシグマさんのお城でした!もしかして、今回もどこかにいらっしゃるのでしょうか!またお会いできるかもしれませんね、プレーヤさん!
そういえばあなたたち、そのシグマにもらったっていう、“ほどこし”だったかしら。あれ大事にとってあったわね。
そうなんです!前回のミッションの時に、シグマさんから頂いたのです!もったいなくて、思い出としてずっと取ってあったのですが。
あらそうだったの、ごめんなさいね。紅茶によく合って、おいしかったわよ。
え!!!アイコさん食べちゃったんですか!!うわーーーん!
何かはわからないけれど大事に取っておいたのに・・・。
そ、そこまで落ち込むことないじゃないの。・・・・わかったわよ。
今回はお姉ちゃんも手伝ってあげるわ。それでまたシグマからもらってくればいいじゃない。ね、リコ。
絶対ですよ、絶対ですよアイコさん!さあ、そうときまれば、またあのシグマさんを探しに、シグマさんに会いにいきましょう!きっとこのお城のどこかに・・・
・・・プレーヤ、リコ。誰かくるわ。構えなさい。
ほう。何がでるかと思えば、めずらしいタイプのイレギュラーじゃねえか。
VAVAさん!!ですがいつもとお姿が違うようです!なんだか、この前のシグマさんに雰囲気が似てるような・・・。
シグマだと??なんだうちの隊長の知り合いか。
隊長って。このVAVAさんも、シグマ反乱前のデータが元になっているようですね。
まあ、怪しいことに変わりはない。悪いが任務を遂行させてもらうぜ。
プレーヤさん、きます!気を付けてください!!
VAVAそこまでだ。この者たちは、イレギュラーではない。
シグマさん!!!助けにきてくれたのですか!ありがとうございます!
フハハハハ。また会ったな、貴殿たち。私の部下が失礼した。どうもこのVAVAは血の気が多くてな。腕は確かなのだが。
我が城に、再び強力なイレギュラーが発生したようでな。部下とともに、調査をしていたところなのだ。部下の行動は私の責任。無礼をどうか許してもらいたい。
い、いえいえ無礼だなんて!何もなかったですし、気にしないでくださいシグマさん、VAVAさんも!
チっ。そういうところが甘いんだよ隊長さんはよお!俺は任務に戻る。
頼もしい部下で何よりだ。ところでプレーヤ、リコよ、よければまた手伝ってはくれないかね?
ええもちろんよ、そのかわり、“ほどこし”はもらえるんでしょうね?
フハハハハ、もちろんだとも。こちらのお嬢さんも、実に血気が盛んでよろしいではないか。
お、お嬢さん・・・。
分かりましたシグマさん!わたしたちにお任せください!行きましょうプレーヤさん!
頼んだぞ、プレーヤよ。そう、VAVA以外に、他の部下たちにも調査にあたらせている。どこかで会ったら、話を聞いてみるといい。最近新しい部下が入って、少々騒がしくはなったがな。まあ守るべきものが多いほうが、私も隊も強くなれるというものよ。
そういえばその新しい部下、貴殿たちの仲間である“青い彼”に似ていなくもなかったが、まあ思い過ごしであるかな。
青い新しい部下・・・?そういえば、あのうるさい青いアイツがいなかったわね。
ぜ、ぜったいあの人ですね・・・
(城の内部に入ったところ。)
プレーヤ、そのイレギュラーデータというのはまだ見つからないの?
うーん、まだこの先なのかもしれませんね。
順調かね貴殿たち。我が“ほどこし”も、受け取ってもらえているかね。
はい!・・なのですが、普通に頂けるともっと嬉しいなーといいますか・・・。
フハハハハ。前にも言ったが、ただ渡すだけでは興が冷めるというものであろう。遊び心も、仕事には大事だぞ、リコよ。
シグマ、目標は見つかったか!
ゼロさん!!ゼロさんも、なんだか素敵なお姿に!
リコか。それにプレーヤ、アイコも。おれたちの任務を手伝ってくれてるんだってな。シグマ隊長に言われたのか?
はい、しっかりお手伝いさせていただいてます!
プレーヤたちの力は、おれたちだって心強いさ。ちょっと今こっちに手のかかる新人がいてな。そいつにいろいろ教えてやらねばならないんだが・・・
ゼロ先輩ー!待ってくださいよー!
ヴィ、ヴィアさん!!!やっぱり、シグマさんの新人って、ヴィアさんだったんですか!!!
おーリコ、遅かったな!この通り、イレギュラーハンター第17精鋭部隊の、大型新人だ!
なーにが“待ってくださいよゼロ先輩ー!”よ。おもいっきり雑魚キャラじゃない。
いやいやいやいやアイコさん、勘弁してくださいよ!
そういうのを雑魚キャラっていうのよ。
まあとにかく、何か知らんがこのステージでおこったバグだが、今回のおれの役割はこういうことらしい。せっかくだ、おれは楽しんでいくぜ!じゃあ、引き続き頼んだぜ、プレーヤ!
おい新人。弾の無駄撃ち、照準も甘い。判断も遅いぞ、何度言わせる。おれはシグマやエックスほど優しくないからな!
す、すみませんゼロ先輩!がんばります!
口はいいから態度で示せ!わかったら、さっさと先に進むぞ。おれが背中は援護してやるから、行ってみろ。
はい!ゼロの兄貴!
雑魚キャラが板に付きすぎなのよアイツ・・・。
我が隊も騒がしくなったものよ。だがあの青い貴殿、あれはおそらく“ああいうフリ”をしているな。あれが本当の実力ではないのだろう。
強さを隠すことができるのも、また強き者の証。おそらくゼロと同等ほどの力を秘めているのだろう。つかめぬ男よ。
・・・いやシグマ。気を使わなくても、あいつはもう雑魚ってことでいいわ。
うわーアイコさんキツー・・・。わたしがそんなこと言われたら、ぶっ倒れてます・・・。
(ボス部屋の少し手前。)
プレーヤさん、この先に強力なイレギュラーデータの反応です!きっとこいつがバグの原因のはずです!
“ほどこし”も十分集まったわけだし、あとはこのイレギュラーデータを叩けばいいわけね。
プレーヤ、戦うときは注意しなさい。と言っても、少し混乱するかもしれないわね。
え・・・?アイコさん、それはどういう・・・?
プレーヤよ。たどり着いたようだな。我が部下たちから連絡が入ってな、どうやら先に、そのイレギュラーデータと対峙しているようだ。さあ我々もいくぞ。
(ボス戦前。)
フン、またゴミどもが集まってきたようだ。掃除が必要なようだな。
あれはシグマ!!!ってあれ・・・?ということはこの場には、シグマさんが二人・・・?
なんて禍々しい気を放つイレギュラーだ・・・
下がっていろ、ヴィア!新人のお前ではこいつは手に負えない!このおれが相手をしてやる!
ゼロさんお気を付けください!そのイレギュラーデータはシグ・・・・いえ、わたしたちにお任せを!
はっ!リコ、少しは成長したようだな!今回は口が滑らなかったようだ。
ワタシたちの教育の甲斐があったというものね。
何のことだかわからぬがプレーヤというものよ。貴様もこのゴミどもとともに、掃除してくれよう!
プレーヤさん、このシグマはどうやら、元の記憶がないようです!思いっきりやってやりましょう!
さあ、いきますよー!
(撃破後。)
ぐは・・・、ゴミどもめ・・・
やりましたー!プレーヤさん、さすがです!
見事だプレーヤよ。これで我が城の秩序、そしてこの世界の秩序がまた、守られたであろう。礼を言うぞ。
・・・フハハハハ、そこのシグマというもの。貴様もやがて、闇に取り込まれ、私と同じ末路をたどるだろう・・・。
せいぜいそれまで・・・自分の役割とは何かを今一度、よく考えなおすことだな・・・。
そして願わくは・・・
え・・・?もしかしてあのシグマ、やっぱり元の記憶が・・・?
まあいい・・・、私もただで消えるわけにはいかぬ・・・。そこの部下どもの命だけでも、道連れにして去るとしよう・・・。
なに!?下がれ、ヴィア!!
ガキィイイイイン!!!!
おーっと!おまえにゼロ先輩は贅沢すぎるってもんだ!おれでよければ、相手になってやるぜ?
ヴィア、お前その力・・・、それにその太刀筋は、まるでおれのような・・・
フン、まあ細かいことはいい!まずはこいつを片付けないとな!
さあ、いくぜヴィアァァ!
ああ!いくぜゼロォォ!!!
くっ・・き、貴様らあああ・・・!
下がれお前たち!ヌウン!!!
ぐ・・・貴様にとどめを刺されるとはな・・・、存外・・・
(ヘルウィザードシグマが爆発する。)
ケガはないか、お前たち。そしてプレーヤよ。
は、はい・・・!ありがとうございます、シグマさん!
気にすることではない。部下を守るのが、隊長の義務であるからな。
助かったぞ、プレーヤ!それに・・・
ヴィア、お前いったい何者だ?あの力、そしてあの剣はどこかで・・・
いやだなあ、ただの新人ですよ、ゼロ先輩!
・・・ですが、ゼロ先輩。おれのは全て、“あなたから教わった”んですよ。
おれが、教えた・・?それはいったい・・・
ともかく、我々も元の世界に帰るとしよう。礼をいうぞ、プレーヤたちよ。
シグマさん・・・、あのイレギュラーデータが言ってたことなのですが、その・・・
私が“闇に取り込まれる”と言っていたことか?フハハハハ、ご心配頂き感謝するぞ、リコよ。
私は“イレギュラーハンター”である。これまでも、そしてこれからも。部下たちの手本でありつづけなければならぬのでな。
さあ帰還するぞ、ゼロ。VAVAはすでに戻っているようだ。ヤツめ、また事後報告を。
ああ、おれは戻ってすぐ、エックスの任務に合流する!
またどこかでな・・・ヴィア。
・・・
・・・みなさん、行ってしまいましたね。
はっ!まあ、おれたちも帰るか!なあプレーヤ!
ヴィアさん!今回はいろいろびっくりしましたよー!
あーすまんすまん!でも、どうだ?こんなおれもカッコいいだろ!?
アイコ、シグマからもらった“ほどこし”だが、おれにもひとつくれよ!
何言ってるのよ。もう食べちゃったに決まってるじゃない。
・・・
ええええーーーーアイコさん!!!今回それをもらいに来たんじゃなかったんですか・・・。
しょうがないわよね。でもまだきっと手に入るわ。ねえプレーヤ?あとは頼んだわよ。
Re誕!反逆の聖なる使者
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
じゃーーん!どうですかプレーヤさん!早速ですが、去年と同じようにお着換えしてみました!
おいリコ、いきなりが過ぎるじゃないか!でも似合ってるぞ!
去年と同じ、そう理解してるってことは、今回のステージのバグも、どうやらわかってるな?
はい!「クリスマス」ですよね!今年もプレーヤさんと迎えることができて、うれしいです・・・!
その通り、じゃあこのことも覚えてるな?クリスマスというのはある人物の誕生をお祝いするものであり、それ以外の目的は断じて例えば恋人たちがぺらぺらぺら・・・
・・・あ、ダメですプレーヤさん。こうなったヴィアさんはもうほっとくしかないです・・・。
またヴィアのこれがはじまったの。毎年毎年、コイツは進化しないわね。
ぺらぺらぺらぺら・・・
こ、今回はアイコさんの登場にも気づかないくらい暴走してます・・・!今年のヴィアさんは、何か覚悟が違いますね・・・!
もうほっといていくわよ、プレーヤ。
それと、リコ。あなた、忘れたわけではないわよね?
え?アイコさん、わたし何か忘れてますか???
あなた・・・。お姉ちゃんに言わせるなんて、なんてダメな妹なのかしら。
・・・もういいわ。ワタシはもう先にいくから、プレーヤ、リコ、さっさと仕事していらっしゃい。
はぁあ。
・・・。
・・・。フフフフフ、アイコさん、このわたしがすっかり去年の“約束”を忘れているとお思いでしたね?
そんなわけないじゃないですか!“次のクリスマスは一緒にお着換えしましょう!”って、約束を!
これはアイコさんへのサプライズってやつです!アイコさんのために、去年からアイコさんへのクリスマスお衣装を、わたし一生懸命考えていたのです!
せっかくですから、アイコさんをびっくりさせたくて!それにプレーヤさん、あのいつもクールなアイコさんの驚いた顔、プレーヤさんだって、見たくないですかー!?
アイコさんにはせっかくなので、おもいっきり喜んでほしいのです!気に入ってくれるでしょうか・・・
きっと、気に入ってくれますよね!アイコさん喜んでくれますよね!そうですよね、プレーヤさん!
ですから、プレーヤさんも内緒にしておいてくださいね!ヴィアさんも、ですからね!アイコさんには内緒ですよ、いいですねヴィアさん!?
ぺらぺらぺらぺら・・・
・・・あ、ダメだ。プレーヤさん、先を急ぎましょう!
(道中。)
プレーヤさん、順調にデータ修正進んでますね!この調子でどんどん行きましょう!
はっ!そうだな!そうだプレーヤ、途中のアイテムデータ回収も、忘れずにな!
ヴィアさん!正気に戻ったんですね!
あ?何言ってるんだリコ、おれはいつだって正気だ!正気の中にある深淵に潜むある種根源的なそれが・・・
ああーーもういいですヴィアさん!ストップです!
ところでプレーヤさん、アイコさんはどちらにいらっしゃるんでしょうね・・・。先にいってるとおっしゃってましたが・・・。
あ!アイコさん・・!
リコ、ちょっとプレーヤに話があるの。どっかに行っててもらえるかしら。
え、相談って?わたしにもぜひお聞かせください!お力になれれば・・・
あなたには関係ないことだわ。いいからどこかに行ってて。
あ・・・アイコさん、もしかして何か怒っていらっしゃいますか・・・?
は?何に対して怒ることがあるのよ。いい加減にしないと、強制的に飛ばすわよ。
え!そ、そんなつもりは・・・!そ、そうだアイコさん!実はですね今回アイ・・・
いやいやいやいや!!リコ、もう少し我慢だ!お前だってこんな形は不本意だろう。
ヴィアさん、お話聞いていてくださったんですね・・・。ですが、わたしもう耐えられない・・・。
いいからいいから!こっちはプレーヤに任せておけ!さ、リコはちょっとこっちで休憩だ!おれと雪遊びして遊ぼうぜ!
アイコさん、あの・・・。
・・・。
・・・わかりました。
・・・。
・・・あの子たち、行ったわね。プレーヤ、ごめんなさいね。別にワタシ、怒っているわけではないのよ。
去年あなた達との「クリスマス」で、教えてもらったでしょう。“プレゼント交換”というものを。
それであの子のあの衣装に、この「リボン」を用意したのだけれど、あなたから渡しておいてもらえるかしら。
リコったら間抜けだから、ワタシへのプレゼントは忘れてたみたいだから・・・
でもそれは織り込み済みよ。だから怒ってなどいないわ。ワタシはあの子の姉だもの。
・・・は?ワタシから直接渡す?あなたも分かってないわね。ワタシから渡したところで、あの子は忘れているのだから、またあの子がヘコむでしょう。
そうなると、ただめんどくさいってだけよ。だから、頼んだわよ。
・・・ちょっとだけ、期待してたのだけれど。
(ボス戦前。)
おやおやおや誰かと思えば、またおまえたちか。毎年毎年こりずにご苦労なこったなあ!
プレーヤさん!大型イレギュラーデータです!今年もやはりこのヴァジュリーラだったのですね!
それはこのオレのセリフだ!まあ今年のオレは、また去年とは違う“役割”を持たされたようだがなあ。
まったく、ダルいぜ・・・。まあいい、とにかくやるかプレーヤ!
プレーヤ、くるぞ!だがなんだヤツの言う“役割”ってのは・・・。
そこのプレーヤとも共有する“役割”ってやつのようだぜ。ったく、このオレをなんだと思ってやがる!
え?プレーヤさんと共有する・・・って?
と、とにかく気を付けてください!さあプレーヤさん、いきますよー!
(戦闘後。)
ぐ・・・またしてもこのオレがやられるか・・・。だがな、今年はこういう事らしい。
・・・そら、リコ。さっさとこいつを受け取れ・・・。
・・・え?これは、リボンですか・・・?
いまの戦闘で、そこのプレーヤから預かったものだ。それを渡すのが、このオレの“役割”だったらしいぜ・・・。
プ、プレーヤ。あなた・・・
はっ!粋なサプライズをかましてくれるじゃないか、アイコ!それにプレーヤ、まさかヴァジュリーラに託すとは、さすがにそこまでは気づかなかったぜ!
・・・ヴィア、あなたリボンに気付いていたのね。それならさっさと言いなさいよ。使えないわね。
おーこわ!せっかくのサプライズプレゼントなのに、なあリコ!
この上なく・・しゃくな話だがなあ・・・。あとはお前たちの、好きにしやが、れ・・・
まあ、今年も許容してやるぜ・・・。この言葉に乗せてな・・・。
メェ・・・リィ・・・クリッスマス・・・また、どこかでな・・・
(ヴァジュリーラが爆発退場。)
・・・
・・・アイコさん。あ、ありがとうございます!!!こんな素敵なプレゼントを・・・
わたし、嬉しくて、うれしくて・・・。
ちょっと、泣くんじゃないわよ。め、めんどくさいわね・・・。
もーひどいですプレーヤさんもヴィアさんも!わたしがアイコさんに驚いてもらいたかったのに!
アイコさん、お受け取りください!これがわたしからのプレゼントです!
・・・
これは・・・。
去年お約束した、アイコさんのための“クリスマスのお衣装”です!!アイコさん、どうですかーー!
ぎゃああああああ!アイコ、なんて可愛いんだーー!
最高じゃないか、アイコ!可愛くて強そうなんて!
う、うるさいわねヴィア・・・。
プレーヤ、あなたはどうなのよ・・・?
ま、悪くはないわね。
リコ・・・あなた、忘れてなかったのね。
忘れるわけないじゃないですか、アイコさん!!!
もっとサプライズでお渡しして、喜んでもらおうと思って・・・。
とぼけて忘れたふりなんかして、わたし・・・ごめんなさい・・・。
・・・しょうがないわね。それに、そんな些末なことで怒るワタシじゃないわ。リコ・・・
(・・・ありがと)
え?アイコさん、いま何て・・?
な、なんでもないわよ。さあプレーヤ、この新しいアーマーの性能を試したいの、ちょっと襲わせてもらうわよ。
襲うだって!??アイコ、それはどういう意味だ!?
戦うって意味ようるさいわね。いいわヴィア、あなたを八つ裂きにして試すとするわ。
あすみません、それは勘弁してください・・・。
まあまあ!それにアイコさん、頂いたリボン、つけてみました!どうですかー!?
ワタシがあげたものなの、素敵に決まっているでしょう?
ありがとうございます!わたし、ずっと大切にします!
プレーヤさんも、協力して頂いてありがとうございます!来年は、みなさんでプレゼント交換しましょうね!
それでは帰りましょう!メリークリスマス!
メリークリスマス!!
NEXT!新たなるアーマーをリコレクトせよ
タップしてシナリオを開く
(ステージ開始時。)
フフフフ・・・。
フフ、フフフフ・・・。
・・・なによ、気持ち悪い子ね。
おいプレーヤ大変だ・・・、リコが壊れちまいやがった・・・。
おい、お前のせいだぞアイコ!リコの大事なデータに紅茶こぼしてパーにしたやつ、ついにリコに気づかれたんだ・・・!
あ、あなただって、こそこそとリコが作った、リコとアイリスのダイヴアーマーのデータいじって、「こ、こっちのカラーのほうがいいんだ!」とか言いながら、ゴチャゴチャやってたらデータ消去してしまったじゃない。ワタシが復旧してあげたのよ、忘れたの?
ば、アイコ・・・!そ・・・それは!
だって、だって別のカラーバリエーションも見てみたかったから!!
ぼくの考えたカラーのほうが、すっごくよかったから!!!
ぼく!?全然違いますよ、アイコさん、ヴィアさん!
・・・って、お二人はわたしに隠れて何してるんですか!!
だってドロワとアンジュが急に飛び出してくるから・・・。
・・・だ、だって、だって・・・。
ヴィアさんに至っては、もう「だって」しか言わないじゃないですか。
まあいいです。そんなことより、聞いてくださいみなさん!
わたしは日々、“研究に余念がない”ということです!!
ん?どういうこと?
ちょうどヴィアさんが先ほど、勝手にわたしの開発した、ダイヴアーマーのデータをイジッっていたとのことですが、
それは大変申し訳ありません。
ふふふ、もう気にしないでくださいヴィアさん!その、「ダイヴアーマーの進化系」の研究を進めていたのです!
どうですかー!プレーヤさん、ほめてくださいほめてください!!!
それで、だいぶ研究データがまとまってきたときに、そのデータが、言うなればここのステージのバグに溶けて、分散してしまったのです!ちゃんとバックアップもとってあったはずなのですが・・・
リコ、その原因はおそらくワタシね。ワタシが紅茶をこぼしたからよ。
・・・アイコ、お前はお前で、なんでそんなに堂々としてられるんだ・・・?
もーーーーアイコさん!!!・・・・まあ、それももういいです!
それで、プレーヤさん!今回はプレーヤさんに、その分散してしまった、「ダイヴアーマーの進化系」のデータを、集めてもらいたいのです!
きっとこのステージ上に存在するはずなのです。一緒に、探していただけないでしょうか!
はっ!しょうがないなリコ!よしアイコ、おれたちも手伝おうじゃないか、なあ!
ええ。お姉ちゃんが手伝ってあげるわよ。しかたなく、ね。
いや誰のせいでこうなったと思ってるんですか!!!
お二人には絶対に、手伝ってもらいますからね!!!
はい、よろこんで!!
・・・わかったわよ。
お二人も、ありがとうございます!
データを見つけたら、わたしに教えてください!今回はわたしもハンタープログラムとしてこのステージにダイヴして、直接データ解析を行いますので!
なにかあったら、わたしのこと、しっかり守ってくださいね、プレーヤさん!
はっ!プレーヤに任せておけば安心だな!それに、このおれもついている。心配しないで、データ解析に集中してくれ!
ではみなさん、ミッションスタートです!プレーヤさん、よろしくおねがいします!!!
いきますよー!!!
(1つ目のカプセル前。)
きゃあ!プレーヤさん、イレギュラーデータが!
わたしはデータ解析に集中いたします!プレーヤさんは、このイレギュラーデータたちの修正をお願いします!
もちろんおれたちも手伝わせてもらうぜ!いくぜ、プレーヤ!
(戦闘後、1つ目のデータを取得。)
ありがとうございます、みなさん!こちらのデータ解析、なんとか完了しました!
ですが、この先にもまだあるようです。しかし、同時に大型イレギュラーデータの反応も・・・。
気を付けて進むのね、プレーヤ。まあ、わたしたちがいれば大丈夫だとは思うけれど。
ああ、そうだな!とにかく、向かってみようぜ!
(シャッターの先でメガ・スコルピオが現れる。)
メガ・スコルピオ!こんなところにまで!
今回の流出したデータが干渉して、大型イレギュラーデータを発生させてしまったのかもしれません!
それだけ強大な力を秘めたデータってことか・・・。リコ、お前いったいどれだけの力を秘めたアーマーを・・・
やればできる子だったんだな、リコって。
フフフフ・・・!・・って、もー今はそんなことはいいですから!とにかくプレーヤさん、わたしは引き続きデータの解析を続けます!
プレーヤさんはこのイレギュラーデータの修正を、急ぎお願いいたします!
そう、プレーヤがやるのね。
(撃破後。)
さっすがプレーヤさんです!こちらももうすぐ終了しそうです、少々お待ちくださいね。
・・・きゃあ!まだイレギュラーデータが残って・・・!
(画面にノイズが走った後、アクセルとエックスがステージに入ってくる。)
はあっ!!
よっと!!
あぶないところだったな、プレーヤ、リコ!だがもう大丈夫だ。
これでだいたい片付いたな、ケガはないか?
ぼくたちにかかれば、楽勝だったね、エックス!
エックスさん、アクセルさん!
しかもそのお姿は、ダイヴアーマーを!
ああ、とてつもない力だ、リコ。博士にもすぐ報告をと思ったんだが、
なんでか、いつもすっかり忘れちゃうんだよね。帰るといつも、姿も元に戻ってるし。
元のゲームデータには干渉しないようになっているようだな。
このディープログをまたぐような設計にはなっていないらしい。そんなところか、リコ?
はい、ダイヴアーマーはあくまでも、“ハンタープログラムのみなさん”にあうように研究したデータですので。
ですがいつか、「どの世界もまたにかけるダイヴアーマー」を、このわたしが開発してみせますよ!
ふたりともペラペラと、そんなこと、エックスとアクセルの前でいいのかしら?
ん?ゲームデータ?世界?どういうことだ、リコ?
し、しまった!今回はおれもつい口がすべって!
な、なんでもないのです!気になさらないで下さい、エックスさん!
アイコは何か知っているのか?
さあ、ワタシはなあんにも。ライト博士にでも聞いてちょうだい。
まあとにかく、ぼくたちもリコたちを守るから、この先も任せて!ねえエックス!
ああ、おれたちはこの先のイレギュラーデータたちをなんとかする。引き続きプレーヤたちも、ミッションにあたってくれ。
ありがとうございます!エックスさんやアクセルさんもお手伝いいただけるなら、この先も安心ですね、プレーヤさん!
(2つ目のカプセル前。)
イレギュラーデータ発生!プレーヤさん、よろしくお願いします!
ああ、引き続きおれたちに任せろ!いくぜプレーヤ!
(戦闘後、2つ目のデータを取得。)
ありがとうございます!この先にも流出データがあるようですが・・・
また大型イレギュラーデータの反応ありです。しかも、先ほどのメガ・スコルピオよりもはるかに強力な・・・!
プレーヤさん、みなさん、気を付けて進みましょう!
(ステージが空港に変わり、少し進むとブラウンベアに乗ったVAVAが登場する。)
VAVA、さん!しかも、ライドアーマー「ブラウンベア」まで!
プレーヤさん、気を付けてください!ほかにもイレギュラーデータの反応もあります!
おいおい、また貴様らかよ。いったい何度遊んでやれば気が済むんだ。
イライラさせやがるぜ・・・。ムダ話なんかしてる時間がもったいない。邪魔なんだよ!
相変わらずなにをそんなにイライラしてるんだ、VAVA?エネルギーが足りてないんじゃないのか?
ゼロ、貴様・・・!
(ゼロとアイリスがステージに入ってくる。)
ゼロさん!それに、
ぎゃああああアイリス!!!ダイヴアーマーのアイリスにまさか会えるなんて!
プレーヤさん、リコさん、アイコさん、お久しぶりです!
それに、ヴィアさんも。
え、名前言った・・・?なあなあプレーヤ、いまアイリスがおれの名前言ってくれたよな!なあなあ!
あ、もうこのバカは放っておきましょう。
プレーヤ、みんな、ケガはないか?
はい、ゼロさん!しかし、このVAVAさんはどうすれば・・・。
こいつは話をして分かり合える相手じゃない。同じ部隊にいたやつだが、戦いで分からせてやらないとな。
ゼロ、ダメよ戦いなんて!おねがい、やめて・・・。
ぐっ、アイリス・・・!しかし・・・。
はっ!アイリスにそこまで言われたら、ゼロはそう手は出せないよな!
でもこのアイリスだって、とんでもない力を隠してるわよ。
そ、そうですよね・・・。ダイヴアーマー着てらっしゃいますし・・・。
プレーヤ、ここは任せてもいいか?エックスとアクセルに聞いたぜ!リコは、またおれたちに新しい力をくれようとしていると。
リコさん、このアーマーに関連することですよね?不思議と勇気があふれてくる、この不思議な装甲の。
さっきからゴチャゴチャと!さっさと始めるぞ!どいつからぶっ壊されたいんだ!
VAVAも待ちくたびれているようだな!プレーヤ、頼んだぞ!
リコの護衛は任せろ!安心しろ、リコには指一本触れさせないぜ!
わたしたちで、何とかしてみせます。プレーヤさん、お願いします!
ゼロさん、アイリスさん・・・!ありがとうございます!
プレーヤさん、やっちゃってください!
(撃破後。)
相変わらずやるな、プレーヤ!
さすがです、プレーヤさん!
こちらもデータ解析完了しましたよ!プレーヤさん、みなさん、ありがとうございます!
これで全部完了したはずです!さあみなさん、このわたしの研究の結果、ついにお披露目ですよ!
ほう、もう新しいダイヴアーマーとやらが完成したのか!最初は誰のアーマーなんだ?
もっちろんみなさんの分をご用意いたします!最初はせっかく今いらっしゃいますので、まずはゼロさんに・・・。
そこはまずお姉ちゃんでしょ、ダメな妹ね。
まあまあアイコさん、もちろんアイコさんの分もありますから!・・・
・・・
・・・あれ?
どうした、リコ?もしかして、もう装着完了したのか!?
・・・す、すみません、具現化できないようです。・・・おかしいですね。
具現化するまでのエネルギーが足りないようね。あなた相当欲張って設計したようね、リコ。
はっ!それだけスーパーなアーマーってことだろう、すごいじゃないか、リコ!
い、いやー!
それで、そのエネルギーってのはどうやって集めて、どうやって注入すればいいんだ?
高いエネルギーの融合・・・。例えば強力なエネルギーがぶつかり合って生じる衝撃のような、
手っ取り早い話が、強いもの同士で戦えばいいってことだな!
ふっ、そういうことか。ではプレーヤ、おれとやるか。
エックスやアクセルがこの場にいればいいんだが、早くそのスーパーなアーマーとやらを拝みたいからな。
もう!ゼーロー!?
ぐっ、アイリス・・・!わかったよ・・・。
すまないリコ、今のおれでは力になってやれそうにもない。
まあ、今すぐってわけじゃなく、急がなければ、そのエネルギーってやつがなくても、リコならいずれ具現化してくれるんだろう?
はい、もちろんですゼロさん!お任せください!
それならおれたちも、気長に待つさ!さあアイリス、おれたちも行こう!
この先のエックスとアクセルと合流しないとな!まあアイツらなら、おれたちのサポートなんて必要ないかもしれないがな!
それじゃあね、プレーヤさん、リコ、みなさん!アーマーが完成したら、わたしにも見せてくださいね。またあとで!
(二人が離脱する。)
さあ、プレーヤさん、わたしたちも行きましょう!
なあに、このわたしにお任せください!この新しいダイヴアーマーのデータは、ベースに帰ったあとにでも、このわたしが・・・。
・・・激しいエネルギーの衝撃、強いもの同士の戦い、ねえ・・・。
(ヴィア、あなた何考えているのよ・・・)
ヴィアさん・・・?さっきから何を笑っていらっしゃるんですか・・・?
・・・え?ああすまんすまん!何でもない!
あー!そうだ!そうだそうだ、あれをあれして、あれしなきゃいけないんだった!
というわけですまん、プレーヤ、リコ!急用を思い出したから、おれは先に行くぜ!
ヴィア、そのしらじらしい三文芝居。あなたまさか・・・。
(こらアイコ、シーーー!シーーーーだ!頼むから黙っててくれ・・・!)
じゃあな、プレーヤ!・・・この先で待ってるぜ。
・・・え?待ってる?
なんだかヴィアさんの様子がおかしかったですが・・・、まあとにかく、先に進みましょうか!
まだこのステージにも、少しイレギュラーデータが残っているようです!もうデータ解析は完了しましたが、修正を完了させてからベースに戻りましょう!
(3つ目のカプセルの前。)
え・・・
プレーヤさん、ちょっとお待ちください・・・!
この先に超巨大なイレギュラー・・・、でもないですね、おかしいです。何か特定できませんが、とんでもないデータの反応があります!でも、敵ではないような、よく知っている反応のような・・・。
プレーヤ、リコ!
エックスさん!ここまでイレギュラーデータの修正、お手伝い頂いてありがとうございます!
これもおれたちの任務だからな。しかし、さっきリコが言っていたこと。
その超巨大な反応、もしかしたらシグマのものかもしれない・・・!プレーヤ、慎重に進むんだ。おれも、二人とともに行こう。
あ、ありがとうございます!ですがエックスさん、シグマさんのものとも少し違うような・・・。
とにかく、行ってみましょう!プレーヤさんなら、どんなヤツが相手でもきっと大丈夫です!
(ボス戦前。)
よープレーヤ、リコ!待ってたぜ!
・・・え?この方どうしてわたしたちのお名前を・・・?
(あなたバカね、正体隠して戦うんじゃないの・・・?)
(し、しまった・・・!)
アイコさん!アイコさんもどうしてこちらに・・・。ヴィアさんはどこに行かれたのですか?
ああ、あいつ?あいつならアイリスを探しに行ったわよ、バカみたいにね。
(ぐっ・・・、言いたい放題いってお前は・・・。)
まあまあ、そんなことより!そこの強そうなキミ!ちょっとこのおれと戦ってみないかい!?
聞くところによると、「強大なエネルギーの衝撃」が必要なんだろう?
それならば!おれもささやかながら、手伝わせてもらいたいって話だ!なあに、ほんの手合わせさ!簡単だろ?
そ、それはありがとうございます・・・。しかし、あなたはどちら様でしょうか・・・?
わたしたちのお名前も知っているようでしたし・・・。すみません、どこかでお会いしたことが・・・?
はっ!そんなこと気にしない気にしない!さあプレーヤさん!早速やろうか。
言っとくが、ほんの少し本気を出させてもらうぜ。
いくぜ、プレーヤ!
(戦闘後。)
ふー!さすが、プレーヤだ、やるな!
とんでもない力のぶつかり合いです!プレーヤさん、もうエネルギーがたまってしまいました!この方はいったい・・・。
はっ!もう満タンになっちまったか!もう少し戦っていたかったんだがなあ!
まあ、それはまた次回のお楽しみにしておきますか。
・・・まあとにかく!エックスさん!こちらに!実は最初はやはり、エックスさんにと決めていたのです!
エックスさん、いきますよー!
・・・!!!!
・・・このアーマー、なんて力だ・・・。今までのダイヴアーマーを超える、まるで・・・
そう、名付けて、「ネクストダイヴアーマー」です!!!気に入っていただけましたか?エックスさん!?
とんでもないパワーだ、エックス!どうだ、早速その力、おれで試してみないか!?
いい加減にしなさい、ヴィア。どれだけ戦いたいのよあなたは。
・・・え?ヴィアさん???
・・・あ
え!?いやいやいやいやいや!なんでもないなんでもない!じゃ!おれはこれで!
またこの姿で戦えるのを楽しみにしているぜ、プレーヤ。そして、エックス。
(ViA■が去る。)
・・・
・・・あの方、いったいどなただったのでしょうか・・・。
でもどこかで会ったような気もするんですよねえ。
エックス!また強くなったようだな!
えーリコ!ぼくたちのアーマーはないの!?
ゼロさん、アクセルさん!ご安心ください!もちろん、みなさんの分もご用意いたしますよ!
アイリスさんの分も、ほかのみなさんも。そしてもちろん、アイコさんの分も!
決まっているでしょう。
エックス、早速その力を直接試させてくれ!戻って早速一勝負やるぞ!
戦いはあまり気が進まないが、これも平和のための研鑽、か。わかったよ、ゼロ!
ふふふふ!ゼロさん、なんだかあの方と同じことをおっしゃってますね!
リコ、ありがとう。これからも、おれたちで力を合わせて、困難に立ち向かっていこう!
さあ、プレーヤさん!帰って研究の続きをいたしますよ!
また強力なエネルギーが必要になってくるのですが・・・。エネルギーのぶつかり合いによる衝撃、それももちろん、プレーヤさんがやるのです!!
チュートリアル
ステージ1の進行に合わせて行われるもの
1-1終了後~1-2開始まで
(1-1クリア後。)
プレーヤさん!ではあらためまして、「電脳世界-ディープログ-」へようこそっ!
こちらはプレーヤさんの「ベース」です。ここからミッションや戦闘準備や強化、ショップなど、様々なコンテンツ空間にダイヴすることができますよ!
これからプレーヤさんには、ゲームデータ修正のため、様々なイレギュラーデータと戦って頂くことになるのですが…
そのためには、戦力アップが欠かせませんよ!
まずは「ダイヴカプセル」を起動して、新しい武器を獲得です!今回は特別にデータを設定しておりますので、早速こちらにどうぞ!
(カプセル画面へ移動。)
このダイヴカプセルは、ゲームデータからデータを抽出して、ディープログの世界に呼び出し、解析することができるのです!
カプセルの起動には膨大なエネルギー消費がかかりまして、そのために必要なのが、この「エレメタル」なのです!今回はすでに起動準備が完了してますので、安心してくださいね!
…ですがダイヴカプセルはまだ不安定な装置でして、呼び出すデータについては、特定のデータの指定など、コントロールできていない状態なのです。
ですがですが!きっとお役に立てるデータを呼び出せるはずです!また今回はすでに武器データを設定済みですのでご安心を。早速起動してみましょうっ!
(ミリタルバスターを引く。)
「ミリタルバスター」獲得おめでとうございます!新しい武器を入手したら、試してみたくはないですか~?プレーヤさん、早速次のステージにダイヴしてみましょう!
(1-2出撃画面へ移動。)
出撃する前に、先ほど入手した武器を装備してみましょう!「メイン武器」を先ほどの武器に入れ替えて、準備完了です!
(指示に従って装備、出撃。)
1-2終了後~1-3開始まで
(1-2クリア後。)
やりましたー!エックスが普段と違うバスターをとって戦う…ものすごい新鮮でしたね!プレーヤさん、使い心地はいかがでしたか??
しかし、この武器はまだ強化することで、まだまだ力を発揮することができそうですよ…
早速、データを確認しに行きましょう!
(武器一覧からミリタルバスターの画面へ移動。)
こちらで、入手した武器の詳細なデータの確認、強化を行うことができます!
うーん、こちらの武器はまだレベル1でしたね。解析されたときにはすでに初期化されていたようです…
ですがですがプレーヤさん、ご心配なく!先ほどのステージで、「武器EXPプログラム」を入手しましたよね?
「武器EXPプログラム」を使えば、武器のレベルが上がりますよ!さあさあ、早速ポチっとどうぞ!
(ミリタルバスターのレベルを1上げる。)
強化完了です!この調子でどんどん戦力を上げて、次のステージにダイヴ!ですよ!
いまお持ちの武器や、これから新しい武器を解析して入手した時など、武器の強化を忘れずに行ってくださいね!
1-3終了後~1-4開始まで
(1-4出撃画面にて。)
メイン武器の操作にはもう慣れましたか?もうお気づきかもですが、実はハンタープログラムには、「サブ武器」として、武器を2つ装備することができるのですっ!
それでは早速、所持中の武器を「サブ武器」を装備してみましょう!これで戦闘中、いつでも武器を切り替えることができますよ!いろいろな武器の組み合わせを試してみてくださいね!
(サブ武器をセットして出撃。)
レベルによって解放されるもの
アイテム研究と断片による武器解放
プレーヤさん!これまでのデータ修復のお仕事の途中で、いろんな素材データを入手されたのではないですか?
そういう時には、「研究室」に行きましょう!素材データをお預かりさせていただければ、そちらを研究して、新しいアイテムデータに合成するお手伝いをいたしますよっ!
こちらのアイテムデータは、きっとプレーヤさんのお役に立ちます!
(研究室へ移動。)
「研究室」にようこそ、プレーヤさん!
研究を進めたいアイテムデータを押してください。研究が完了しましたら、また「研究室」に来ていただければ、成果のご確認ができますよ!
研究をはじめるには、研究スペースが必要なのです。スペースが複数あれば、その分より多くの研究を、同時に行うことができるのです!まずは、一つ目の研究スペースを解放してみましょう!
(無料で研究スペース拡張を行う。)
「研究スペース」が解放されました!さあさあプレーヤさん、早速研究したいアイテムデータのご指定を!
おおおお!プレーヤさんがお持ちの素材データから、なんと武器「セイバー」のアイテムデータに合成できそうです!
(ノーマルセイバーの研究をスタート。)
研究の完了には、少々お時間をちょうだいしています。あ、「エレメタル」を使用すれば、研究時間の短縮ができますよ!
プレーヤさんにはじめて「研究」のナビをさせていただけるので、今回は張り切って研究がんばりました!さあ、さっそく研究結果をご確認ください!
(ノーマルセイバーの断片を受け取る。)
研究結果のご報告です!「セイバー」の研究が完了しましたー!
今回の研究で入手されたのは、武器データの断片です。武器画面で「解析」処理を行わないと使用できないので、さあさあ、どうぞこちらへ!
(武器一覧へ移動、ノーマルセイバーの解析を行う。)
新規データの解析に成功しました!おめでとうございます、プレーヤさんっ!
このように、ディープログで新しい武器などを具現化させるときは、そのデータの断片を集めて「新規解析」をすることが必要なのです。
解析するために十分な武器データの断片を収集して、こちらの画面で「新規解析」、ですよ!覚えていてくださいね!
キャラクターのスキル強化
順調にデータ修正進んでいますね!さっすがプレーヤさんですっ!
ですが、イレギュラーデータは今後どんどん手ごわくなりますよ。さあプレーヤさん!さらに戦力を上げる方法をナビさせて頂きます!
それはそれは、ハンタープログラムの「スキル」のレベル強化です!
(エックスのステータス画面へ移動、チャージショットのレベルを1上げる。)
強化完了です!おめでとうございます!これでチャージショットの威力が上がりましたよ!
プレーヤさん、「スキル」はハンタープログラムだけじゃなく、「武器」にもあるのです!強化素材が集まったら試してくださいね!
チューンナップ
これまでのプレーヤさんのご活躍で、武器の「チューンナップ」に必要な、熟練ポイントもたまってきたんです!武器をチューンナップすれば、その武器の性能を、さらに引き上げることができるのです!早速こちらにどうぞ!
(ミリタルバスターのチューンナップ画面へ移動。)
チューンナップできる項目は、それぞれ5種類あるのです。強化したい部分を選んで、どんどん強くなっていきましょう!
今回は初めてですし、プレーヤさんの安全第一ということで、「ライフ」を選んでチューンナップしてみましょう!
(ライフを1段階上げる。)
おめでとうございます!武器のチューンナップ完了です!これでこの武器を装備中は、プレーヤさんのライフが強化されます!
チューンナップには、熟練ポイントが必要でして、そのポイントはこちらの「熟練pt転換」アイコンから、「熟練度カード」から抽出することで獲得できますよ!
また「熟練度」カードがなくても、武器を装備してステージに出撃すれば、その武器の熟練ポイントがたまっていきますよ!「MP」と書いたアイコンがありましたよね!?
なので熟練ポイントは、各武器の使用頻度によって、それぞれ異なるのです!熟練ポイントを獲得したい武器を装備していけば、その武器のポイントがたまるということです!
手っ取り早く熟練ポイントを獲得するにはもちろん、「熟練度カード」の獲得が一番ですよ!
武器を平均的にチューンナップするか、攻撃に全振りするかなど、どんな武器にしたいかはそう、プレーヤさん次第なのですっ!
キャラのランクアップ
エックスのデータ断片が集まってきましたね。この断片を使って、「ランクアップ」させてみましょう!
(キャラ一覧からエックスのランクアップ画面へ移動。)
ハンタープログラムがランクアップすると、それにあわせて新しい「EXスキル」も習得することができますよ!
(エックスのランクアップを行う。)
ランクアップ完了です!そしてプレーヤさん、新たにエックスの「EXスキル」が、2つも解放されましたよ!
(スキル画面へ移動。)
今回解放された2つの「EXスキル」は、どちらもチャージショットにセットするEXスキルだったようですね。
セットできるEXスキルは、スキルにつき1つだけです!プレーヤさんご自身にあったEXスキルを選んで、セット!です!今回は、「フルチャージ改」を選んでみましょう!
(セットする。)
EXスキルのセット完了です!これでチャージショットの威力があがるのです!また強くなっちゃいましたね、プレーヤさん!
そうそう、ハンタープログラムにはスキルが2つありますので、EXスキルが解放されたらこちらの「1」「2」ボタンで切り替えて、「スキル2」のほうのセットもお忘れなく!ですよ!
BOSSチップ
プレーヤさん聞いてください!この前修正したBOSSのイレギュラーデータを分析して、BOSSのスキルが発動できる「BOSSチップ」を開発しちゃいました!
どうですかー??ほめてくださいほめてください!
「BOSSチップ」を装備すれば、戦闘中にそのチップに組み込まれているボスのスキルが発動できます。ロックマンXといえば、ボスのスキルをドカーン!ですよね!?
(ボスチップ画面へ移動、マオー・ザ・ジャイアントを解析。)
「マオー・ザ・ジャイアント」のBOSSチップを解析しました!BOSSチップは、武器に装着することで使用可能となるのです。
(マオー・ザ・ジャイアントを射撃武器に装着する。)
BOSSチップの装着完了です!これで戦闘中、BOSSのスキルが使用可能になります!
戦闘中のボタンに、「BOSSチップ」のアイコンが追加されます!そちらのアイコンを押して、発動のオン/オフができますよ。
「BOSSチップ」アイコンがオンの状態で武器ボタンを押せば、BOSSのスキルが発動するのです!武器に装着するため、射撃に合わせてBOSSスキルも発動するのです!
「BOSS」チップの力は大変強力です。使用するタイミングを見極めて、ここだ!というときに、「BOSSチップ」アイコンをオン!にして攻撃で発動ですよ!
BOSSチップは、それぞれ装着できる武器種が決まっています。例えばこちらのマオー・ザ・ジャイアントのチップは、射撃武器専用スキルになっておりますので、射撃武器に装着です。
ふふふふ、ご紹介したいBOSSチップはこれだけではありませんよ!「研究室」ではただいま、別のBOSSチップの研究中なのです!素材をご提供頂ければ、チップの断片が獲得できますよ!
デイリーミッション
プレーヤさん!そろそろ「覚えることが多すぎてうわー!」って、なっていませんでしょうか??
ご安心ください!プレーヤさんのために、「ミッション」にまとめておきましたよ!さあさあ、こちらですよ!
(ミッション画面へ移動。)
こちらの「デイリーミッション」は、プレーヤさんにぜひ毎日実行していただきたい項目なのです。ミッションを達成すれば、経験値や強化素材だけじゃなく、貴重なエレメタルも報酬として獲得できますよ!プレーヤさん、一緒にがんばりましょうね!
バトル
(リコの手型アイコンが表示されホーム画面に戻るよう促す。(以下「」部分、手型アイコンの記述省略))
プレーヤさん!ついにこのプレーヤさんのディープログでも、ほかの電脳世界のプレーヤさんとの実技交流が可能になりましたよ!
つまり、ほかのプレーヤさんとの「バトル」交流ですっ!
ついにこの交流システムが完了しました!
さあ遠慮しないで、早速ポチっとどうぞ!
(「バトル」を押してください)
(「対戦」を選択してください)
「対戦」のモードはいくつかあります。
他のプレーヤーとオンライン対戦をすることが出来ます。
バトルモードの空間では、武器のレベルなど、一部の要素についてはどのプレーヤさんもすべて調整されるため、純粋なプレーヤさんのレベルだけでは差がつきませんよ!
武器のレベルは調整されますが、武器のランクやスキル、ハンタープログラムのスキルや解放されたEXスキルなど、そのままバトルモード空間に引き継がれるものもありますので、詳しくはルールをご用意しますので、そちらをご確認くださいね!
なので、プレーヤさん自身の腕が特に重要なのです!
ですがこれまでのプレーヤさんのご活躍であれば、きっと大丈夫です!
そう、プレーヤさんがやるのです!
信じてますよ、プレーヤさんっ!
では早速、バトルモードの練習をしてみましょうか!
ほかのバトルモードについては、プレーヤーレベルに応じて、どんどん解放されていきます!
スキル研究(ダイヴトリガー)
プレーヤさん、「研究室」で新しい項目「スキル研究」が追加できました!これで「ダイヴトリガー」の研究ができるようになりました!さあさあ遠慮しないで、こちらですよ!
(スキル研究へ移動。)
「ダイヴトリガー」の威力は大変強力です!それゆえデータの修正中に、発動は1度が限界なのです。あ!装備すれば、どのハンタープログラムでも使用可能ですからね!
現在解析が完了したダイヴトリガーはこちらですね。まずはこの「エレクトリックスパーク」を装備しましょう!
(装備する。)
ダイヴトリガー装備完了です!これで戦闘中に「ダイヴトリガー」のアイコンが追加され、そちらを押せば発動!ですよ!
また強くなっちゃいましたねっ!プレーヤさん!
繰り返しになりますが、ダイヴトリガーの使用は戦闘中に1度です。タイミングを見極めて、ここだ!というときに発動!ですよ!
では次に、ダイヴトリガーを強化してみましょう!
(エレクトリックスパークのレベルを1上げる。)
ダイヴトリガーのレベルがあがると、もちろん威力もアップします!
またダイヴトリガーは、レベルをあげることによって、あたらしいダイヴトリガーの解析が完了するのです。なので強化はどんどんして、さらに強力なトリガーを獲得ですよ!
ボスチャレンジ
新しいエリア、「チャレンジ」が解放されましたー!早速行ってみましょっ!
(チャレンジ画面を開く。)
ここでは、今までプレーヤさんが修正したBOSSデータを、再起動して再び戦うことができます!再起動には動力が必要なので、1日の回数に限りがあるのです!
こちらのBOSSからも特別な報酬が獲得できるのです。武器データやBOSSチップなど、ぜひおすすめです!BOSSは以前よりも強力になっていますが、がんばってください!
アーマーと協力プレイ
プレーヤさん!「アーマー」の解析が完了しましたー!
ようやくこちらのシステムが解放です!このアーマーを装備すれば、なんとなんと、プレーヤさんがさらに強くなっちゃうんです!
どうですかー??ほめてくださいほめてください!
(アーマーへ移動。)
「アーマー」は全部で6つの部位があります。合成には、「アーマー部品」が消費されますよ!まずは「見習い胴パーツ」を合成してみましょう!
(合成を行う。)
アーマー合成が完了しました!合成の能力値はランダムなのですが、もしも結果に納得できなかったら、もう一度合成して、さらに強いアーマーパーツを狙ってみましょう!
次は、獲得したアーマーを装備してみましょう!
そうそう、アーマーは強化することもできまして、強化レベルは、新しいアーマーにもちゃんと引き継がれます!ですから安心して強化してくださいね、プレーヤさん!
(アーマーを装備する。)
アーマーの装備設定は、全ハンタープログラム共通なのです。たとえばエックスの出撃中に装備したアーマーで、アクセルに変更したとしても、装備したアーマーはそのままですよ!
プレーヤさん!新アーマーや合成用パーツがご入用ですか?でしたら、ぜひ「協力プレイモード」に挑戦してみてくださいっ!
(協力プレイ画面へ移動。)
「協力プレイモード」は別のディープログにいらっしゃる、別のプレーヤさんと一緒に挑戦できるのです!あ、プレーヤさん、さては、「こんなのロックマンXにはなかった!」って思ってますね!?
「協力プレイモード」では、アーマーのデータが入手できるので、大変大切なのです!他のプレーヤさんと協力して、がんばりましょ!あ!できれば毎日挑戦して頂いた方が、おススメですからねっ!
イベントステージ
新しいエリア、「イベントステージ」が解放されましたー!こちらのエリアでは、様々な強化素材が獲得できるのです。さあさあ、早速行ってみましょっ!
(イベント画面へ移動。)
こちらは「Xデータベースの再構築」というイベントステージです。クリアすると、ダイヴトリガー強化素材である、「トリガー学習システム」が獲得できますよ!
クリア時に、プレーヤさんのクリア成績によって評価が表示されます。その評価が高ければ高いほど、ゲットできる素材の数も増えますよ!
一日の挑戦回数には限りがあるのですが、きっとプレーヤさんの戦力向上に役立てる素材が獲得できますので、がんばってぜひ毎日挑戦してみてくださいね!
そうそう!他にも様々な素材が獲得できるイベントステージがあるのですが、それは、プレーヤさんのレベルによって解放されていきますので!
ランキング戦
プレーヤさん、いよいよこの時がやってきましたよ…!さあ、「ランキング戦」で、その名を轟かせてやりましょう!
他のディープログで活躍されているプレイヤーとの熱いバトルですよ!
(ランキング戦の画面へ移動。)
バトルに勝利するとランキングポイントが入り、ポイントに応じて、「ハンターランク」が上昇していきます。原作でも、エックスはB級からランクアップしていきましたよね!
そしてランキング報酬は、シーズン終了後全プレイヤーに送られます。シーズン終了時のハンターランクに応じて、報酬も豪華になりますよ!さあプレーヤさん、上位ランクめざして、一緒にがんばりましょうね!
そうそう、対戦相手のマッチングなのですが、プレーヤさんのハンターランクに近い相手から優先して行われます。まずは近い実力の方とのバトルからスタートです!
ハンターランクは負けたら下がってしまいますが、ランク報酬は、シーズン中のベストランクに応じて送られますので、怖れずどんどん挑戦していきましょうっ!
アーマー強化
プレーヤさん、やりましたよ!ついに「アーマー強化」システムが完成いたしました!
(アーマーの画面へ移動。)
装備しているアーマーから強化したいものを押して、「ショック吸収素材」を消費し、強化することができます!
(1レベル強化を行う。)
やりましたー、成功です!アーマーの強化値は、新しいものに装備変更しても引継がれます。どうですプレーヤさん、無駄がないでしょう!
ギルドベース
(リコの手型アイコンが表示されホーム画面に戻るよう促す。(以下「」表記部分、手型アイコンの記述省略))
プレーヤさん!
「ギルドベース」がついに解放されましたー!
わたしの研究の成果がついに・・・。
このギルドベースでは、他のディープログのプレーヤさんたちと一緒に、チームを組んだり、より深い交流をすることができるのです!
(「ギルドベース」を押してください)
「ベース加入」では、すでに設立されているギルドベースに、加入申請を行うをことができます。加入条件が設定されているベースもあるので、ご確認くださいね!
「ベース設立」で、新しくギルドベースを設立できます!プレーヤさんがマスターとなり、メンバーを募って、ギルドベースを成長させていくのです!
「招待確認」では、他ギルドベースから、プレーヤさんに届いている招待の詳細を確認することができます。
気になるベースがありましたら、ぜひ加入してみてくださいね!
「ギルドベース」は、他のプレーヤさんたちとの交流だけでなく、メンバー全員で協力して挑む、「ギルド強襲戦」もありますよ!
プレーヤさんの力で、No.1のギルドを目指しましょう!!
(プレーヤー自身によるギルドの設立・既存ギルドへの加入)
プレーヤさん!ようこそギルドベースへ!
メンバーの皆さんと協力して、さらなる高みを目指しましょう!
それでは、さっそくベース内の様々な機能をご説明していきますね。
ただいまプレーヤさんから見てど真ん中にある施設が「ロビー」です!
こちらでは所属メンバーの確認や、活動状況、加入申請の確認や、招待もこの「ロビー」で行えますよ!
左側の施設では協力して挑む「ギルド強襲戦」に参加ことができます!
開催前にギルドに所属してないと参加できませんので、ご注意を!
また、開催期間中は脱退ができませんので、気を付けてくださいね。
え?メンバー数やギルドベースの拡張にはどうすればいいかって?それには、「ベースランクアップ」が不可欠です!
右側のアイコンから、必要な条件を達成していれば、可能ですよ!
(ギルドベース画面右下側の空白地に施設が出現)
うおおお!新しく「クエストゲート」の建設が完了しました!こちらでは、ハンタープログラムを派遣し、達成すればベースPtなど、資金となるアイテムが獲得できるのです!
(「クエストゲート」を押してください)
下のアイコンを押して、クエストを選択してくださいね。「更新」を押せば、エレメタル消費でクエストの再抽選ができます!
あと、クエストは毎日AM5:00(UTC+9)にリセットされます。
ハンタープログラムを派遣し、積極的にクエストをクリアしましょう!
クリア報酬として、ベースPtやゼニーや各種BOXをもえますよ!
(「クエスト派遣」を押してください)
このように、クエストにはまず「派遣条件」が設定されています。
クエスト派遣には、まずこの派遣条件を満たす必要がありますので、条件はしっかりご確認くださいね!
その下の「サブ条件」を満たさなくても出撃はできますが、このサブ条件を満たしていれば、大・超成功確率がアップします!
ふつうの成功よりも、多くの報酬を獲得することができますよ!
(「自動編成」を押してください)
そして、どうですかこれ!
この「自動編成」機能を使えば、わたしが最適なチーム編成を、一撃で選んで差し上げますよ!
(「(3/3)フレンド枠」を押してください)
こちらは、プレーヤさんのフレンドが設定されている出撃中のキャラを、ヘルプキャラとしてお借りして派遣することができます!
ただしこの枠は各クエストごとに1枠、全体合計で1日3回までの上限です。
(「戻る」を押してください)
(ギルドベース画面右上側の空白地に施設が出現)
最後に「バイタルタワー」をご説明いたします!
メンバーのみなさんがパワーアップする、重要な施設ですよ!
さあこちらへどうぞ!
(「バイタルタワー」を押してください)
「メガバフ炉」に、活鉱石をセットすることで、ステージ攻略に役立つ様々なバフを、ギルドメンバーに発動できます!
ギルド内の権限保有者がベース資金を消費して、起動させるのです。
(「活鉱石」を押してください)
バイタルタワーのLvが上がれば、起動できる活鉱石の種類も増えていきます。
ステータスアップだけでなく、獲得経験値やゼニーが増えたり、活鉱石を有効に起動できれば、より任務が楽になりますよ!
(「(ギルドベース画面へ)戻る」を押してください)
ギルドベースと新施設のご案内は以上となります!
どうぞギルドメンバーのみなさんでご相談しながら、新しいギルドベースをご活用くださいね!
ヤコブ
ついに新しいタワーエリア「ヤコブ」が開放されてしまいましたよ!プレーヤさん、わたしと一緒にさらなる高みを目指してみませんか?
(ヤコブへ移動。)
「ヤコブ」とは、タワー状に構成された戦闘訓練プログラムです。上層階に行くほど難易度が上がっていきますが、戦闘報酬もそれだけ豪華になりますよ!
このエリアでは特殊な影響により「疲労度」がたまります。キャラの疲労度が高いほど、ステータスも低下してしまい、疲労度MAXになると、出撃することもできなくなってしまいます。
ですがプレーヤさん、ご心配なく!日付が変わるとハンターたちの疲労度も回復しますので、再度「ヤコブ」に挑戦することができるようになるのです!
そうそう、各ステージには特定のキャラや武器で出撃することで、攻略が有利になる「特効条件」が設けられています。各階層の説明をよく読んで、確認してみてくださいね!
サブアームとタイムアタック
プレーヤさん、「研究室」で新しい項目が追加できました!
これで「サブアーム」の研究ができるようになりました!
(サブアームへ移動。)
サブアームとは、複数のサブアームスロットによって構成されるシステムです。所持武器をスロットに装着することができます。
武器戦力はサブアームスロットによって、プレーヤさんの戦力に転換されます。これで使っていない武器も役に立てますね!
さっそくやってみましょう!まずはサブアームの新規解析です。
(スロットを1つ開放する。)
解析に成功しました!それでは、装着する武器を選択してください!
(武器選択画面を開く。)
武器の戦力が高ければ高いほど転換される戦力がより高くなります。なるべく戦力の高い武器を選択しましょう!
そうそう、サブアームスロットは強化することが可能です。強化することで、転換率が高くなり、戦力がより多く転換されます!
(ホームに戻る。)
サブアームスロットの強化や新規解析には、「同期化処理装置」が必要です。このアイテムは、新しいチャレンジステージの「タイムアタック」から獲得できます!
(TA画面へ移動。)
タイムアタックはその名の通り、できるかぎり短時間でクリアを目指すモードです。クリアタイムが短いほど評価は高くなり、より多くの「同期化処理装置」を獲得できます!
タイムアタックの詳細については右上の「ルール」にてご確認くださいね!
DNAウェア
(リコの手型アイコンが表示されホーム画面に戻るよう促す。(以下「」部分、手型アイコンについての記述省略))
さらにプレーヤさんが強くなってしまう機能が解析されましたよ!
その名も、「DNAウェア」!キャラの隠された力が解放されるのです!
さあさあ説明はあとにして、早速行ってみましょうっ!
(「キャラ」を押してください)
(「キャラ」を押(選択)してください(※右側にダイヴカードの項目有り))
(このキャラ(エックス)を選択してください)
((キャラ項目内の)「DNAウェア」を押してください)
ハンタープログラムの断片とDNAアイテムを使って、各キャラにたくさんの強化スキルを付与していくことができるのです!
そしてどのキャラもさらに強く、その力を覚醒させる機能となっております!
詳しい説明は、右上の「i」マークにメモしておきましたので、あとで必ず確認してみてくださいね!
さあプレーヤさん、早速DNAウェアの力をためしてみましょう!
DNAポータル
(DNAウェアの説明後、ホーム画面に戻った直後)
プレーヤさん!
新しいエリア「DNAポータル」が開放されましたー!
この空間は、今までのプレイスタイルとはすこーし違うのです!
この「DNAポータル」では、マップ上の各マスを攻略することで、各キャラのDNAウェア解放に必要な、「DNAポイント」等を獲得することができてしまうのです!
(「出撃」を押してください)
((出撃内項目)「チャレンジ」を押してください)
((チャレンジ内項目)「DNAポータル」を押してください)
((DNAポータル内、出撃準備)「キャラの配置」を押してください)
「DNAポータル」では、キャラと武器を各最大10種編成して出撃するのです!
キャラと武器には、本エリア専用数値である、「戦闘」「探索」「スタミナ」が新たに割り振られます、合計は右側に注目!
「現在スタミナ」はマップ移動で消費され、1時間で総スタミナ分回復します。「戦闘値・探索値/合計」はマス毎のミッション成功率に関わります!
推奨値を下回っていても、成功率によりクリアすることもできますよ!
(「総合値優先」を押してください)
ふふふふふ、見ましたか!
どの値を重視するかを選べば、自動でデッキ編成が可能なのです!
あ、そうそう!一度「DNAポータル」へ出撃してしまったら、次回開催まではデッキを再編成できませんのでご注意を!
まあ色々ありましたが、やってみた方が早いですよね!
さあプレーヤさん、レッツゴー!!
(プレーヤー自身による編成・初出撃)
このように、1つのマップには最大4人まで同時参加することができまして、他の方が攻略済みのマスにも挑戦することができます!
そうそう、「マップは拡大縮小が可能」ですので、試してみてくださいね!
あ、マップに配置されているマスの種類を説明しますね!
【戦闘】【探索】【敵拠点】【バフ】【ランダム】で、マス攻略には、記載されている条件をよく確認してくださいね!
自キャラが隣接するマスに移動することができまして、未攻略マスへの移動にはスタミナを消費しますが、攻略マスへは不要です。
マスを攻略すると、記載の報酬が即時獲得できますよ!
(「編成状態」を押してください)
DNAポータルは毎週の月曜日AM5:00(UTC+9)にリセットします。
リセットまでの時間は「編成状態」画面で確認できます。
(「(編成状態左横の)戻る」を押してください)
(「戦績」を押してください)
今までの行動、獲得能力と獲得報酬などはこちらの戦績画面で確認できます。
(「戦績」を閉じてください)
報酬はマス攻略で得られるものと、開催期間終了後の進行度によって決まる順位報酬がごさいます!
さあプレーヤさん、1位を目指して、一緒にがんばりましょう!!
ダイヴ カード
タップしてシナリオを開く
プレーヤさん、ようこそいらっしゃいました!こちらはわたしが研究の末に開発した、「ダイヴカード」という、新しいシステムなのです!
コホン、それでは説明しましょう。「ダイヴカード」とは、このディープログに存在するデータを、抽出し、集めやすいようカードの形に加工したシステムです。
そしてプレーヤさんの操作するハンタープログラムに、このダイヴカードを装着すれば!カードに込められた力が、プログラムに流れ込みさらに強くなるというシステムなのです!
カードは装着するだけでパワーアップできますが、装着カードの発動条件を満たすことで、さらにカードに秘められたスキルを発動することもできますよ!
発動条件は、カードの左上の色マークで表示されています。条件をよく確認して、いろんな組合せを試してみてくださいね!
そうそう!ダイヴカードは、研究所やショップで交換可能です。ショップでの交換には専用コインが必要ですが、コインは、色々な場所で入手することができます、チェックしてくださいね!
そしてそして!ダイヴカードは強化することも可能です。素材や不要なカードを合成したり、さらに同じカード同士であれば、★ランクアップが可能です!
さあ長話はここまでです、自分でも気づいてました!
この「ダイヴカード」をぜひご活用いただき、一緒にもっともっと強くなりましょう、プレーヤさん!
それは置いておいて、こういうのでいいんだよこういうので!欲を言えば今回復活!もやって時系列の整合性を取ってほしかった~。
個人的に最後のヴィアとゼロがエックスに対して同じことを言うことで二人のモチーフ関係を示す表現が好き。あとは冒頭のいつもとは立場逆感のあるリコ⇔ヴィア&アイコの会話もよき! -- 2023-03-22 (水) 23:43:27
つくりました
僭越ながら、転記していただいたもので間違っていた箇所を修正して、残りはそのままコピーさせていただきましたm(_ _)m -- 2023-06-27 (火) 20:59:49
シナリオ集を作っていただきとても役立ちました、僅かでもお役に立てたのであれば光栄です -- 2023-06-27 (火) 21:49:19
まだ全部確認したわけじゃないですが、わざわざオンライン版とページ分けるほどの変化はないかなと思うので、オフ版で追加された注釈等は赤字で示すみたいな感じにしようかなって思ってます。 -- 2023-09-01 (金) 23:31:52
この修正は明日やります… -- 2023-09-12 (火) 20:58:42