▲画像は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年2月9日のポストより。
概要
『スプラトゥーン3 エキスパンション・パス』の第2弾として2024年2月22日に配信された
何度も繰り返し挑戦できる、ひとり専用モード。
「秩序の塔」を舞台に
プレイヤーの能力を「カラーチップ」で強化しながら
さまざまなフロアを攻略し、塔の最上階を目指す。
▲一部文章は公式サイトのサイド・オーダーのページより。
エキスパンション・パスを購入した状態で、マップメニューの「駅」から選ぶことで移動できる。
中央の塔に入り、「パレット」(初期ブキセット)を選んで入場することで、チャレンジが開始される。
ヒーローモードとの大きな違いは「入る度にステージ地形、出現する敵、自身の強化ステータス」が変化すること。
いわゆる「ローグライク」と呼ばれるスタイル。
①複数あるステージから1つを選択し
②自身の能力値を強化できる「カラーチップ」を獲得し
③ステージへ挑戦
というサイクルを繰り返しながら、1階ずつ塔を登っていくことになる。
ただしライフを失いきってしまうとそれまで獲得した「カラーチップ」は喪失し、1階からやり直しとなってしまう。
チャレンジ終了時に所持していたカラーチップは「シンジュ」へと変換される。
この「シンジュ」は、消費して主人公の基礎能力を強化できるほか、オキモノやギアなどとの交換にも使うことができる。
最初は難しくてクリアできなくても、何度も挑戦し「シンジュ」による強化を繰り返すことで攻略を楽に進められるようになってくる。
根気よく挑戦を繰り返していこう。
ストーリー
秩序の世界から脱出せよ―
目が覚めた8号(主人公)の瞳に映ったのは
住人が消え、色が失われた「ハイカラスクエア」と
中央にそびえたつ「秩序の塔」だった。
8号は、襲いくる不気味な敵を撃退しながら
「ヒメ」と共に事の真相を探るべく
塔の最上階を目指すことになる……。
▲文章は公式サイトのサイド・オーダーのページより。
ヒメとイイダはユニット「テンタクルズ」として活躍する凄腕アーティスト。前作Splatoon2のニュースも担当しており、「ハイカラスクエア」を拠点として活動をしていた。
記憶を失った8号を地下深くの世界「深海メトロ」から救い出し、8号と共に人知れず世界を救った、戦友とも呼べる間柄。
ワールドツアーの最中であったが、8号と同様に秩序の世界へと引き込まれてしまった様子。
ヒメはドローンとなり、イイダは「秩序の塔」なる不思議な塔へ囚われているらしく、彼女を助けるために8号とヒメは秩序の塔へと乗り込んでいくのであった。
登場キャラクター
8号
【Side Order】サイド・オーダーの主人公は、タコの種族であるオクトリングの若者「8号」だ。
テンタクルズと以前から交流があり、ひょんなことから秩序の世界に巻き込まれたらしい。
仲間からは「ハチ」と呼ばれているようだ。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年9月19日のポストより。
本ストーリーの主人公であるオクトリング。正式名称はNo.10008*1。
ひょんなことから「秩序の世界」たるハイカラスクエアに巻き込まれたとのことだが、詳しい経緯は不明である。
前作のオクト・エキスパンションではスーツの色は黒色だったが、今作では白色のスーツを着ている。
前作「スプラトゥーン2」のデータを引き継いでいるかつ、前作DLC「オクトエキスパンション」で8号のキャラメイクをしていた場合、サイドオーダーのキャラメイク時にそのまま見た目が反映された初期状態となるが、そこから自由にカスタマイズ可能。
ヒメ
【Side Order】これは「ヒメ」。
なんとこの世界では、「テンタクルズ」のヒメがドローンの姿に変わってしまっているようだ。
なぜこのような姿になっているのかはまだ判明していないが、本人はこのドローンの姿がお気に入りのようで、元気に飛び回りながら8号の冒険をサポートしてくれる。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年9月20日のポストより。
前作でお馴染みのヒメセンパイ。
本ストーリーではドローンの姿で登場し、滑空させたり、メガホンレーザー5.1chやサウンドバースト等を駆使して8号をサポートする。
メカニカルな姿だが、どういうわけかいつも通りの姿にいつでも切り替えができるようで、本人はドローンの姿を気に入っている。
また丸腰の8号にブキを具現化させて託したりもしているが、その原理は本人すらも分からないと言うほど不明。
ミズタ
【Side Order】「ミズタ」と名乗るオクトリングを紹介しよう。
地下深くでアーティスト「Dedf1sh」として音楽を奏でていたが、8号同様この世界に迷い込んでしまったらしい。
8号より先に辿り着いていたようで、塔の構造やカラーチップに詳しいぞ。
目的は不明だが塔を上るサポートをしてくれるらしい。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年9月22日のポストより。
前作オクト・エキスパンションのBGMを作曲していたとされるオクトリングが本編初登場。前作の黒幕により「消毒」され、自我を失っていたはずだが…?
スケルトーン
【Side Order】秩序の塔の内部で8号を襲う謎の軍勢。
魚の骨のような見た目をしているが、生命体なのか機械なのか定かではない。
何か大きな目的に従って動いているようにも見えるが…
いずれの個体も8号を執拗に付け狙ってくる習性があるようだ。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年9月21日のポストより。
詳細な情報は敵キャラ一覧のページへ。
- 雑魚
枕詞 名前 由来(音楽記号の意味)など 群れる ラングエンド 弱弱しく 行進する アンダンテ 歩くように 制圧する グラーヴェ 重々しく 撒き散らす カプリチョーソ 気まぐれに 疾走する アラマンボ アラ=a la:~のように
マンボ:ラテン音楽のダンス曲。本敵についてはマンボウとのシャレにもなっている。反射する コラパルテ 伴奏は主旋律に従って 伸縮する スピッカート 弦楽器で弦の上で弓をはねさせる奏法 噴出する トリオンファーレ 勝ち誇るように 産み出す アッコルド 和音 飛来する アルペジオ 和音を分解し順番に鳴らした音。アッコルドから分かれて生まれ、かつ次々時間差で飛来し着弾する存在であることも表している そびえ立つ ノビルメンテ 上品に。ノビルは本敵の姿が高く伸びているさまとかかっている
- 10F, 20Fボス
枕詞 名前 由来(音楽記号の意味)など 積層し円転する カイセンロンド ロンド:異なる旋律を挟みながら、同じ旋律(ロンド主題)を何度も繰り返す形式の曲で、日本語では「回旋」と言い、本体形状から「海鮮(丼)」ともかかっていると思われる。 閉じこもり反発する ゴロゴロマルチャーレ マルチャーレ:行進曲風に。日本語の「丸」ともかかっていると思われる。 増殖し共鳴する イカイノカノン カノン:ひとつのメロディーに対してだんだんより多くの声・楽器が加わる音楽形式。
- 大ボス
※さらなるネタバレ注意
秩序の街
【Side Order】ここは「秩序の街」。
ハイカラスクエアに酷似しているが、白い珊瑚のようなものに覆われており、生き物の気配も感じない。
どうやらこの世界自体が、現実と異なる独自のルールで構築されているようだ。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年9月19日のポストより。
秩序の塔
【Side Order】これは「秩序の塔」。
この世界の中心にそびえたつ、不思議な塔だ。
秩序の街と同様に独自のルールで構築されているらしく、入るたびに各フロアの構成が変化するぞ。
エレベーターを使い、1階ずつ上ることができるようだ。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年9月19日のポストより。
フロア
塔内では階をのぼるごとに3つのフロアが選択肢として提示され、その中からひとつを選んで挑戦することで先に進むことができる。
詳細な情報はフロア一覧のページへ。
システム
【Side Order】サイド・オーダーの世界では「パレット」に「カラーチップ」をセットすることで、8号の能力を強化することができる。
カラーチップは、攻撃力の上がるものや移動の速さ、攻撃範囲や運が上がるものなど、さまざまな特徴のものが存在するらしい。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年9月19日のポストより。
【Side Order】塔のフロアに挑戦する際には、複数のカラーチップの選択肢の中から一つを選んでパレットにセットするぞ。
攻撃重視のパレットにするもよし、トリッキーな構成にするもよし、いろいろなスタイルを試して塔を攻略しよう。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年9月19日のポストより。
パレット
詳細な情報はパレットのページへ。
カラーチップ
秩序の塔でフロアを選択した際に入手し、パレットにセットすることでプレイヤーを強化するアイテム。
入手・セットのタイミングはフロアを選んだ時のため、選んだチップによる強化の恩恵を受けた状態でフロアに挑むことができる。
詳細な情報はカラーチップのページへ。
- パワー系統
名前 説明 セット可能枚数 インクショットダメージ ブキやヒメドローンのインクショットで与えるダメージがアップ 9 爆発ダメージ 爆発で与えるダメージがアップ 9 音波ダメージ メガホンレーザー5.1ch、ホップソナーやヒメドローンの音波で与えるダメージがアップ 5 メイン連射速度 メインウェポンの時間あたりの攻撃回数がアップ 5 連続ヨコ斬り速度 ワイパーの時間あたりの横斬り回数がアップ 5 スピナー弾数 スピナーが1回のチャージで発射できる弾数がアップ 5 メインショットダメージ(近) メインウェポンのインクショットで近くの攻撃対象に与えるダメージがアップ 5 メインショットダメージ(遠) メインウェポンのインクショットで遠くの攻撃対象に与えるダメージがアップ 5 インクパチパチ 味方のインクに敵が乗っている時に敵が足元のインクから受けるダメージがアップ 5 - サポート系統
名前 説明 セット可能枚数 インク回復速度 インクタンク回復速度がアップ 5 インク効率(メイン) メインウェポンの消費インク量が少なくなる 5 インク効率(サブ) サブウェポンの消費インク量が少なくなる 5 撃破インク回復 敵を倒す度にインクが回復 5 インクネバネバ 味方のインクに乗っている敵の移動速度を遅くする 5 ノックバック メインウェポンの攻撃で敵を押し出す。一部の重い敵には効果がない 5 爆発吹き飛ばし 爆発で吹き飛ばす力がアップ 5 ブレ軽減 メインウェポンのインクのブレが小さくなる 5 ホーミング メインウェポンが攻撃対象を追尾する。2枚目以降は追尾しやすくなる 5 チャージ時間 メインウェポンのチャージ時間が短くなる 5 パージロック カサをパージしなくなり、カサを開いたままインクショットを連射できる 1 カサ復活時間 パージしたときやカサが壊された時に、カサが復活するまでの時間が短くなる 5 再チャージ スピナーが連射中に再チャージできるようになる 1 - レンジ系統
名前 説明 セット可能枚数 メイン射程 メインウェポンの射程がアップ 5 爆発サイズ 爆発によるダメージの範囲や塗りが大きくなる 5 メインショット貫通 メインウェポンのインクショットが貫通する。貫通する度にダメージは小さくなる。2枚目からは貫通数が増える 5 メインショットサイズ メインウェポンのインクショットの攻撃サイズが大きくなり、敵に当たりやすくなる 5 メインショット塗り メインウェポンのインクショットによる塗り面積が広くなる 5 メイントツゲキ塗り ローラーやフデの塗り進みなど、ブキ本体による塗面積が広くなる 5 スペシャル増加量 地面を塗った時のスペシャルゲージの増加量がアップ 5 塗りドローンゲージ 塗りによるドローンゲージの増加量がアップ 5 塗りラッキーコンボ 地面を塗ってもラッキーコンボが発生する 5 遅くした敵ダメージ 味方のインクに乗っている敵や、ポイズンミストの中の敵を攻撃した時に与えるダメージがアップ 5 - ムーブ系統
名前 説明 セット可能枚数 イカダッシュ速度 イカダッシュ時の移動速度がアップ 5 ヒト移動速度 ヒト状態の移動速度がアップ 5 塗り進み速度 ローラーやフデで塗り進む時の移動速度がアップ 5 スライド回数 マニューバーで連続してスライドできる回数がアップ 5 チャージキープ チャージキープできるようになる。2枚目からはチャージキープできる時間が長くなる 5 トツゲキダメージ サメライドや、ローラーやフデの塗り進みなどのトツゲキする攻撃のダメージがアップ 9 トツゲキ吹き飛ばし サメライドや、ローラーやフデの塗り進みなどの突撃する攻撃で敵を吹き飛ばす 5 イカロールアタック イカロールとイカノボリでダメージを与える。カラーチップ「トツゲキダメージ」で威力アップ 1 スライドアタック マニューバーでスライドした時にダメージを与える。カラーチップ「トツゲキダメージ」で威力アップ 1 ふみこみアタック ワイパーのタメ斬りで踏み込んだ時にダメージを与える。カラーチップ「トツゲキダメージ」で威力アップ 1 移動スペシャル 移動でスペシャルゲージが増加する 5 移動ドローンゲージ 移動でドローンゲージが増加する 5 移動インク回復 移動でインクが回復する 5 - ラッキー系統
名前 説明 セット可能枚数 アーマー確率 倒した敵からアーマーが出る確率がアップ。アーマーは受けた攻撃の身代わりになって破壊される 5 インクボトル確率 倒した敵からインクボトルが出る確率がアップ。インクボトルを取ると、インクタンクが半分回復 5 スペシャルカンヅメ確率 倒した敵からスペシャルカンヅメが出る確率がアップ。スペシャルカンヅメを取ると、スペシャルゲージが最大値の半分増加 5 ドローンバッテリー確率 倒した敵からドローンバッテリーが出る確率がアップ。ドローンバッテリーを取ると、ゲージが100p増加 5 ラッキーボム確率 倒した敵からラッキーボムが出る確率がアップ。ラッキーボムは近くのものから順に爆発 5 ディスクパーツ確率 倒した敵からディスクパーツが出る確率がアップ。ディスクパーツを3つ集めるとヒメドローンがサウンドバーストを発動し、しばらくポータルから敵が出なくなる 5 ラッキーコンボ時間 ラッキーコンボが持続する時間が長くなる。コンボ数が多いほど敵からアイテムが出やすくなる 5 ラッキーコンボ最大数 ラッキーコンボ数の上限がアップする。コンボ数が多いほど敵からアイテムが出やすくなる 5 - ドローン系統
名前 説明 セット可能枚数 ドローンスプラッシュボム ヒメドローンがスプラッシュボムを使うようになる。ニ枚目からは必要なゲージが少なくなる 5 ドローンクイックボム ヒメドローンがクイックボムを使うようになる。ニ枚目からは必要なゲージが少なくなる 5 ドローンメガホンレーザー ヒメドローンがメガホンレーザーを使うようになる。ニ枚目からは必要なゲージが少なくなる 5 ドローントルネード ヒメドローンがトルネードを使うようになる。ニ枚目からは必要なゲージが少なくなる 5 ドローントラップ ヒメドローンがトラップを使うようになる。ニ枚目からは必要なゲージが少なくなる 5 ドローンスプリンクラー ヒメドローンがスプリンクラーを使うようになる。ニ枚目からは必要なゲージが少なくなる 5 ドローンアイテム ヒメドローンがランダムなアイテムを生成するようになる。ニ枚目からは必要なゲージが少なくなる 5 時間ドローンゲージ 時間ごとのドローンゲージ増加量がアップ 5 撃破ドローンゲージ 敵撃破によるドローンゲージの増加量がアップ 5
ハッキング
塔の途中で力尽きてしまうと強制的に追い出され、縦令何階に行っていたとしても1Fから再度挑戦しなおすことになってしまう。
力尽きるとその挑戦で手に入れていたカラーチップはすべて失うが、それらは「シンジュ」という宝珠に変換され、プレイヤーの基礎能力を高める「ハッキング」に使うことができる。
ハッキングは塔の外でしかできないが、ハッキングで得た能力は挑戦に失敗しても失われないため、基礎能力を高めながらくり返し挑戦して塔の攻略を目指そう。
【Side Order】塔の途中でやられてしまうと、どこまで進んでいても地上からやりなおしになる。
手に入れたカラーチップも失われてしまうが、「シンジュ」に変換され、シンジュを使うことでさまざまな能力を強化できる。
ここで得た力はやられても失われないので、基礎能力を強化し再挑戦しよう。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2024年2月19日のポストより。
詳細な情報はハッキングのページへ。
解禁要素
小ネタ
- 街(塔の外)
- Lスティックを回転させ続けると、ヒメドローンがテンション高めに高速回転する。
- 30秒ほど放置していると、ヒメドローンがあくびをして寝たり、ヒトの姿になり塔の周辺でくつろぎだしたりする。
- ヒメドローンが寝ているとき、背後の緑ランプが点滅する。
(プレイヤーが動くなどして)起こすと「ボビョン」という起動音のような音(?)が鳴る。 - テンタクルズのスタジオ内、イイダのターンテーブルだけは妙に色鮮やか。修正漏れかもしれない。
- ユメエビの露店のすぐ近くのゴミ箱の中を覗くとクラゲが入っている。
- 街は5年前、スプラトゥーン2当時のハイカラスクエアを元に作られているのだが、デカ・タワー後方にあるはずのモノレールの線路や、広場上空の謎のトラス構造、ロブのキッチンカーなど、なくなっているものもある。
トラス構造は塔を見上げる際に邪魔になってしまうという絵的な都合。モノレールの線路も同様に、背景ではなく塔へ注目してもらう目的だろうか。
キッチンカーは特に何か商品が買えるわけでもない以上、単に邪魔だったからだろう。イイダがモデリングを面倒くさがったということはないはずである。
- エントランス(エレベーター前ためしうち場)
- 周辺には柱が多くあるが、左奥と右奥に根本の色が違う柱がある。その柱の裏には隠しダッシュ板や多くのグラフィティがある。
各所の上向きジャンプマットやライドレールを利用してヒメドローンで渡るほか、場外落下時ジャンプを利用したゴリ押し飛行も可能。
また、さらにそこからたどり着けるエレベータの裏にもグラフィティが存在。 - 初回クリア後、フロア内の照明が明るくなり、BGMが変化する。
しばらくすると一時的に暗くなるが、このときステージ中央に出現する立体の内側に入ると、ラスボス再戦時BGMのメロディが聴こえてくる。
……ものの、立体の浮かぶ位置が高いため、高所からドローンで滑空してきても数秒しか留まれず、何度も繰り返し飛び込み直してはじめてそれっぽいメロディが聞き取れるかどうかといったところ。最初に見つけた人はすごいと思う。 - 前回集めたカラーチップに応じてわずかに色が変化する。フロア端に付けられた幅木のようなパーツから漏れでる光、水底に映る光の模様など。インク色と違い色覚サポートONでも変化する。
- 周辺には柱が多くあるが、左奥と右奥に根本の色が違う柱がある。その柱の裏には隠しダッシュ板や多くのグラフィティがある。
- フロア内
- ヒメドローンはプレイヤーの動きに追従するので、プレイヤーが円を描くように回ればヒメドローンも円を描くように回るし、プレイヤーがジャンプすればヒメドローンも跳ねる。
- トラブル「ドローンなし」のとき、エレベーター前にいるヒメドローンに体当たりすると元の位置に戻ろうと反発する。餅のようである
- ヒメドローンのサウンドバースト発動後に聞こえてくる音声はヒメではなくイイダのものだが、これはスプラトゥーン2当時のハイカラニュースのイントロジングルからの引用。
これはジュークボックスからハイカラニュース(テンタクルズ)を試聴することで確認可能。
……ちなみに、ジュークボックスで聴ける初代のニュース曲はイントロ全省略、2のニュース曲もタイトルコールとおぼしきヒメのボイス部分が省略の憂き目に遭っている……。 - ステージの背景を流れていく、ネリメモリーを封じたキューブのような物体は、たまに外側のキューブのみで中身が何も入っていない不良品(……?)が存在する。
最初の塔の背景での固定配置も確認できるので、存在自体は意図したものとは思われるものの、具体的にどういう意図によるものかはいまいち不明。
非常に残念なことに、検品区画と思しき背景ではこれが流れてくることはなく、製造ラインがエラーを起こして停止するような場面には遭遇できない。
- 戦闘
- メインウェポンのダメージを強化すると、発射時の効果音が重々しくなっていく。
インクショットダメージ・メインショットダメージ(近)or(遠)・攻撃ダメージを合わせた効果が200%に達すると最大になり、特にチャージャーやワイパーが恐ろしい音を発するようになる。 - フデやシェルターで上空や遠距離から攻撃を行うと、ダメージ上限に関連した仕様によって1桁のダメージが入ることがある。
- ライドレール上でフデの振り撒きを行うとハチが激しく首を振る。やだやだやだやだ
- 極めて細かな仕様変更として、壁面ダッシュ(ジャンプ)プレートのごく一部の動作がヒーローモードから変更されている。
壁に張りついた状態で、ジャンプで飛び出す上側からプレートに触れると、発動音が鳴るにもかかわらずプレイヤーは加速せず、どころか壁から弾かれて落下するという、見るのはまれだが実際に見ると割と困る仕様があった。
サイド・オーダー仕様では、この弾かれる動作にともなう効果音が変更され、「んにょう」というような形容しがたい専用の効果音になった。
……だけ。壁から弾き出される不便な点は変わっておらず、スケルトーンに囲まれた場面でやらかした日にはデスに直結しかねない。
……これは意図した仕様と思われる。ダッシュプレートはむき出しで回転する超高速のベルトコンベアで自分自身を射出するというよく考えるととんでもない狂気の設計であり、飛び出す側から触れなどしようものなら即座に全身巻き込まれて労災そのものの事態を招くことになる。
弾かれるだけで済むのはイカ研とイイダさんの優しさかもしれないし、元々バトルで毎日高所落下に溺水の労災オンパレードな連中なので特に気にしないかもしれず、骨がないを通り越してインクに溶け込むふしぎせいぶつなので、巻き込まれても案外平気かもしれない。
真実はイカ研のみぞ知る。
- メインウェポンのダメージを強化すると、発射時の効果音が重々しくなっていく。
- その他
- このモードで使用可能な「オーダー」系ブキはいずれも白とメッキの成形品を組み合わせた、素組みプラモデルのようなデザイン。
ワイパーは回転ギミック無し、スピナーは回るのが銃口部分だけ、シューターもチャージャーもマニューバーもトリガーがないとすごいデザインをしているが、バトルに持ち込めるレプリカ品はふつうに使える。どうやって撃っているのだろう。 - オーダースーツ装備時、インクタンクは通常のハーネスベルトではなく、スーツ自体のマウントに装着される。
これにともない、これまでは右肩ベルト下に隠れていたインクタンクからのチューブが背中に回され、そのままマウントの金具とコネクタを通して8号の背中に直接接続される。
インクタンクとオクトリング(インクリング)の接続部分のはっきりとした描写はSplatoon史上初。バトルで使用可能なレプリカ品でも同様の仕様となる。
ちなみに、カスタマイズ画面ではインクタンクやハーネスは装備されず、バトル中の画面では照準とプレイヤーキャラクターが重なるとプレイヤーが透過される仕様があり、さんぽでは撮影モードを起動するとカスタマイズ画面同様インクタンクが消えるため、実際に確認しようとすると大変苦労する。
リザルトやきろく画面を表示して背中を見るとわかりやすい。 - パレットに集めたチップの枚数に応じて、8号のインク色と、塗ったインクに出てくる紋様、ゲソと指先の色が変化する。
誰が呼んだか彩度オーダーシステム- インク色は、カラーパレット内の最多グループのものになる。
インク内の紋様やラメ色、ゲソや指先に入る差し色は、最多グループの属するカテゴリを除いた中から2番目に多かったグループのものになる。同率2位が生じた場合は最後に集めたチップ。
チップが1枚だけ、パレット内のチップが1色だけなどで第2色が選べなかった場合は、塔外でのデフォルトらしきパワーとレンジの中間あたりの色となり、インクの紋様は出なくなる。
ちなみに、指先などに肌やインク色とは異なる差し色が入る人物は、NPCとしてはたびたび登場していたものの、プレイアブルキャラクターとしては今回の8号が初。
ただし、サイド・オーダー外で「色覚サポート」設定を使用していた場合、インク色は固定色から変わらなくなる。この設定はサイド・オーダー内からは変更できず、設定変更のためにはモードを終了する必要がある。
- インク色は、カラーパレット内の最多グループのものになる。
- ブキやギア、インクタンクも、パレットの状況に応じてパーツが増えていく。
ブキにはSFチックな幾何学図形がつき、ギアにもアンテナや板状の発光パーツがついたり、インクタンクにもルアーのようなチャームがついたりインクが発光したりする。
具体的な条件はこちらに検証されまとめられている。 - リザルト画面で[A]ボタンを押すとチップの集計演出を省略できるほか、Rスティック入力で8号のモデルを左右に回転させることができる。
8号の取るポーズはブキ種とクリア達成・未達で変わり、計22種類。 - 塔外でリスポーンする際には、やられた相手や原因ごとにテンタクルズからのコメントが聴ける。なんとポータルの接触ダメージにまで用意されている。
- ライフを失ってリスポーンする際に8号が空中で取る姿勢は、3Dモデル製作作業上での基本となる「レストポーズ」のひとつ、腕下げTポーズ。
肩周りに力みがなく、自然なプロポーションを表現しやすい利点の一方で、腕が水平でないことからモデルの製作難度が高く、水平より上に肩を上げるとモデルが破綻する欠点がある。
そのため、本作を含むアクションゲームのモデル製作に用いられるのはこちらではなく、両手を水平まで上げるTポーズのほう……なのだが、こちらはこちらで人体の取るポーズとしてかなり無理があり、ロボットダンスよりも見た目が非人間的になるというイカんともしがたい問題があるため、今回はマニアしか喜ばないような細かいメタネタよりも絵的な見栄えが慮られたかたちか。
また8号の場合は、前作「オクト・エキスパンション」でのキャラメイク画面で謎の液体に浮いていた際のポーズも似た感じの姿勢だったため、そこにもかかっているのだろう。
出現時に若干空中に浮いているのも、スポーン処理時に地面や壁をすり抜けないよう遠ざけておく、3Dゲームあるある処理。これがうまくいかないとスポーンと同時に地面をすり抜けて落ちていく悲しい事態が起こる。
- このモードで使用可能な「オーダー」系ブキはいずれも白とメッキの成形品を組み合わせた、素組みプラモデルのようなデザイン。
ラスボス戦の小ネタは敵キャラ一覧に移動しました。
バッジ
発売前情報
▼以下、画像はすべてYouTube Nintendo 公式チャンネルのスプラトゥーン3 エキスパンション・パス [Nintendo Direct 2023.2.9]より。