タンサンボム

Last-modified: 2024-12-04 (水) 09:55:07

概要

タンサンボムトップ.jpg

使用イメージ画像
タンサンボム.webp

振ってパワーを溜めるほど効果が高くなる特殊なボム。
一発の威力は低いが、後述するパワーの蓄積によって、最大3回まで連続して爆発する。

セット情報

背景色は追加シーズンを表します。詳細はこちら
(2022秋=発売時)

2022秋2022冬2023春2023夏
2023秋2023冬2024春2024夏

基本性能

ver.9.2.0現在

インク消費量60%インク回復不能時間85F(1.417秒)
爆風ダメージ(近距離)50.0爆風ダメージ(遠距離)35.0
爆風範囲(近距離)0.32→­0.39→­0.52爆風範囲(遠距離)0.76→­0.90→­1.09
軌道の塗り幅0.48→­0.50→­0.53爆発による塗り半径0.60→­0.68→­0.76
軌道の塗り間隔0.44本毎投擲初速13.6
チャージ時間2段階目 40F分
3段階目 80F分
爆発までの時間15F→­1F→­1F
射程4.2
(慣性込み 6.0)
爆発による前進距離約0.3

特性

投げてからの経過時間に関わらず、1回目の爆発は地面に当たってから約0.5秒のタイミング、2回目・3回目の爆発は再び地面に当たったタイミングで発生する。そのため近くに転がしても、離れた位置目掛けて遠投を放っても、着弾してから爆発する時間は同じ。

Rボタンでボムを構えた状態で

  • そのまま時間経過を待つ
  • スティックを小刻みに動かす(レバガチャ)
  • Bボタンでジャンプする
  • コントローラーを振る(ジャイロオフでも有効)
詳細な反応する入力まとめ
  • Bボタン(ジャンプできない空中でも可)
  • スティック(LR両方可。入力の絶対値が一定値未満から一定値以上に変化した瞬間に反応する。ジャイロONだとカメラ操作に使用しないRスティック上下でも反応)
  • コントローラーのジャイロセンサーの値の急激な変化(ジャイロOFFでも可。カメラ操作に使用しないZ軸の変化にも反応する。Joy-ConはRコンのみ。Lコンには反応しない。)
  • Joy-Con(R)の加速度センサー(Lコン、Proコントローラーでは反応しない。)

上記の行動をすることで、自キャラがボムを振ってパワーが溜まっていく。
上記の行動の効果は重複するので、「左スティックをガチャガチャしながらB連打」でパワーを溜めるのが一般的だろうか。

右スティックも受け付ける上にジャイロオンだとカメラ操作を受け付けない上下の入力もタンサンボムのチャージには使える。しかもイカちゃんの操作に干渉しない。スペシャルの暴発に注意なのとRも入力し続けないといけないのでコントローラを持ちづらいが。

なお、スティックを使う場合は「グルグル回す」よりも「中央を通るように往復させる」ほうが速く溜まる。
ややパワーが溜まるスピードは劣るが、レバガチャはコントローラーを傷めそうで気になるという場合はB連打のみでもパワーは溜められる。

4つ目のコントローラーを振る方法は、ジャイロオンでプレイしている場合、視点が大きく揺れる上にジャイロのポジションがずれることがあるので気を付けよう。
画面のイカちゃんのようにJoy-Con(R)をシャカシャカ振ると素早く溜まる。

溜まる仕様の詳細

Rボタンをホールドしているだけだと、40F経過で1段階溜まり、そこからさらに80F経過で2段階溜まる。溜め開始から溜め2段階までは合わせて120Fかかる。
厳密にはRを押してすぐに溜めが始まるわけではない。ヒト状態だとRを押して5F後 / イカ状態だとRを押して10F後に、タンサンボムが自キャラの手元に出現する。その瞬間から溜めが始まり、そこから数えて40F・80Fである。

このときにレバガチャなどの溜められる操作を行うと、その操作1回ごとに下記数値分だけこの溜めフレーム数を短縮できる。

  • Bボタン押下:8F
  • スティックを倒す:11F
  • コントローラーのジャイロセンサー、加速度センサーを動かす:10F

ただし、実際にはこの数値分だけ一気に短縮されるわけではなく、1Fにつき最大2.5Fまでのサイズに分割されて短縮されると思われる。

  • 例:Bボタンを1回押したとき、即座に8F分短縮されるわけではなく、押したフレームから1Fおきに2.5、2.5、2.5、0.5と分割して短縮される。
  • この仕様は連打制限として機能する。極端に速い連射やレバガチャなどを行なっても、1Fにつき2.5F分の短縮が限界となる。

経過フレームそのものと合わせて、1Fにつき最大3.5F分溜められる。
全フレームで3.5F分溜めた場合が理論上の最速溜め。12Fで40F分溜まって(3.5×12=42)溜め1段階になり、35Fで120F分溜まって(3.5*35=122.5)溜め2段階にできる。
前述の通りRを押してから溜め開始までには少しラグがあるため、実際のところはヒト状態ならRを押して40F、イカ状態ならRを押して45Fで溜め2段階にできることになる。

また、ボムそのものの爆発以外で、投げた軌道の部分を塗る事ができる、唯一のサブウェポンカーリングボムは投げ跡というより「転がし跡」?)。
加えてチャージ中は慣性投げができないためか、他のボムよりも飛距離が長い。

運用

このボムの特徴はやはり「瞬間的な直線状の塗り」の速さ。上手く活用すれば、対面中に相手の退路を縛るなどして、一方的にメインでの攻撃を仕掛けるといった事も可能になる。

使用のポイント

他のボムと同様に[R]ボタンチョン押しでも普通に投擲できるが、ダメージは近爆風で50と低い。ダメージ性能や塗り性能、そしてそれぞれの溜め時間を考えて的確な溜め運用を行うことが必要となる。

溜め方のポイント
闇雲にレバーやボタンをガチャガチャしたり、コントローラーを振り回していては色々と危険だし安定もしないため、効果的な溜め方を覚える必要がある。
操作により変わるのは振るモーション自体の速さだけであり、振る必要回数は動きに関わらず固定。実際のプレイでは「シャカ」の音の回数で確実に判断できる。

 
  • 溜め無し
    Rボタンを押して即離すとこの状態になる。

    道は細いが直線の塗り自体はできるため、カーリングボムのように速攻の移動に使える。
    溜めの無さから素早い移動には向くが、微妙な途切れからイカニンジャを使うには不適応。
    また、カーリングボムと違って全体的に音がうるさく、ボムも放物線を描いて宙を飛ぶため、敵に発見されやすく奇襲性には乏しい。
    攻撃性能はお察し。投げてから爆発するまでの時間は、スプラッシュボムよりは速いがクイックボムには劣る。
    ノヴァブラスターネオスクリュースロッシャーでは疑似一確コンボに一応使えるが、いわゆるクイコンほどお手軽ではなく難易度は高い。
    一刻も早く追撃したいときや、すぐに直線塗りが必要な時などに選択肢として使いたい性能。例えばリスポーン地点から速攻で前線に行きたい時に使える。

  • 溜め一段階
    Rボタンを押しっぱなしにしてBボタンを3回連打(もしくはスティックやジャイロの振りを2回(1往復))すると、効率的に溜められる。

    ワンテンポ置くがほぼ即座に溜め段階に移行できる上に塗りの線もきれいになるため、牽制として使いやすい。
    イカニンジャなどによる奇襲を警戒させる効果もある。

  • 溜め二段階
    Rボタンを押しっぱなしにしてBボタンを6連打(もしくはスティックやジャイロの振りを6回(3往復))すると溜まる。
    振り速度には上限があるのだが先行入力はかかるため、最速を狙うなら組み合わせた方が安定する。

    攻撃的に使う場合に。
    自分の拘束時間も長いが相手への拘束時間も長い。爆発前に加えて爆発中も跳ね回る為、壁際や高所で使うと不規則に反射や落下をして挙動が読まれづらい。時限式ボムだが爆発直前の警告音が無いのも地味な利点。
    ちなみに、ガチホコバリアなど対物系に大きくダメージを入れることが可能。

    操作の難易度としてはパブロボトルガイザーにすら匹敵するレベルのため、試し打ちでよく練習しておこう。
    対物補正は3倍強ほどあり、対物攻撃力アップの有無にかかわらずタンサンボムのダメージ6回(最大溜め2回)でホコバリアの破壊が可能。
    ジャイロ操作ONでコントローラーへのダメージを軽減するなら右スティックを上下にカシャカシャ頑張るのが一番安定するかもしれない。

反射

このボムはスプラッシュボムのように壁に当てると少し跳ね返る。爆発前でも爆発の跳躍中でも、壁に当たれば(浅い角度だと壁に沿って進むこともあるが)入射角と等しい反射角で進んでいく。
爆発の跳ね方にランダム性があるため正確に狙った方向に進むわけではないが、これを利用することで自分の射線とは異なる角度からの攻撃が可能となる。
クリアリング等で物陰から敵を追い出したり、射線が通らないからと油断している相手の背後の壁に投げたりと、トリッキーな戦い方ができるだろう。

2連投

ギアパワー21(3,9表記で0,7。または、ピッタリではないが1,4か2,1)以上積むとインク消費量が50%未満になり2連投が可能になる。
前作実装当初は最大溜めタンサンボムを2連投し続けるだけでかなりの脅威となりえたが、度重なる弱体化を経て流石にお手軽最強戦法とはいかなくなった。
瞬間的な塗り力と、事故的なキルを狙いやすい6回爆発のポテンシャルは健在なので、一応今でも一考の余地はある。
また、ホコにおいては非常に強いホコ割り性能を発揮する。6回の爆発=最大溜め2投で割れるため、最大溜めを2連投すればホコ割りは非常に速い。
ホコバリア形成前に上空へ1投目を投げ、形成の瞬間に2投目をぶつけることで即割りもできる。

ギアパワーによる効果

nolink インク効率アップ(サブ)

軽減量最大30% (軽減レベル1)。
GP21で2連投可。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP21GP30GP57
インク消費量60.0%58.3%56.6%54.5%50.1%49.7%46.6%42.0%

nolink サブ性能アップ

初速が増加し、それによって投擲距離と塗り範囲が伸びる。
爆発回数が多いため、標的に向けてまっすぐ投げれば高台にいるチャージャーなどに有効。
溜め投げをする場合、イカダッシュの助走からの投擲ができないため、特に重宝する。

なお、タンサンボムトーピードと同様で初速が速く、他のボム (平地ライン約3.5本) のサブ性能アップ15積みとほぼ同じ飛距離 (ライン約4.2本) をデフォルトで出すことができる。
ただし、他のボムが最大1.5倍まで飛距離・初速を強化できるのに対しタンサンボムは最大1.35倍程度 (ライン約5.7本) までしか強化できない (それでもかなり強力で、他のボムのサブ性能57積みの飛距離を26積みで再現可能)。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP30GP57
初速 (DU/f)13.6014.0614.5015.0516.2517.1918.40

nolink サブ影響軽減

近距離の爆風ダメージ (50) と遠距離の爆風ダメージ (35) の双方を軽減する。
GP3で近距離爆風の確定数が2から3に、遠距離爆風の確定数が3から4に増加し、事故を防ぐことができる。
ただし「1発目で足元を塗られてインク踏みダメージが入った結果、続く爆風でデス」もあり得るため、心配なら少量の相手インク影響軽減と併用するとよい。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP30GP57
近爆ダメージ50.045.943.541.036.633.530.0
遠爆ダメージ35.032.130.428.725.623.521.0

敵に使われる場合の対策

溜めにより爆発回数が変化するボム。
通常のボムとは違い、近距離爆風50ダメージ遠距離爆風35ダメージと威力が低めだが、溜め段階により3回まで連続してダメージを発生させることができる。
爆発する速度も早く、足元をとられるとクイックボムよりやられやすい。
また、ボムコロもスプラッシュボムほど脅威ではないがまともに食らってしまうと3確をもらいやすい。
それに、溜めが最大かどうかは相手次第。溜めがあってもなくても注意。
イカニンジャを使った奇襲も要警戒。

対策としては寧ろ近づくことが無難か。
他のボムと比べて飛距離が長い分、足元が疎かになりやすいので溜めている間にさっさと叩いてしまおう。
又、地形有利を取ることも他のボム以上に意識したい。連続爆発は地形に影響されて距離が増減するので坂の上をとることを意識しよう。
反対に、自分を直接狙って投げつけられた際絶対に後ろに避けてはいけない
ちょうどボムに追撃される格好となって3連続ダメージを貰ってしまい、爆風ダメージ軽減のギアパワーが無ければ遠爆風だけでもやられてしまう、

アップデート履歴

アップデート履歴(アップデート履歴/ウェポン・ギアパワーごとのアップデートからの引用)
ver.1.0.0追加
ver.1.2.0使用後にインクが回復し始めるまでの時間を約15/60秒間延長しました。
ver.2.0.0地面を転がっているときの効果音を、これまでより聞こえやすくなるよう、わずかに調整しました。
ver.3.0.0カベからのイカロールのあと、Rボタンを長押ししたとき、構え方が意図しないものになっている問題を修正しました。
移動している地形の上のグレートバリアに、タンサンボムを特定の方向からぶつけるとき、バリアの内部にいるプレイヤーにまでダメージを与えることがある問題を修正しました。
ver.4.0.0タンサンボムが相手のスプラッシュシールドなどに触れたとき、爆発するまでに約1/60秒間の遅れがある問題を修正しました。
ver.6.1.0パワーをためているとき、実際に爆発回数が増えるタイミングよりも約1/60秒間早く、パワーがたまったことを示す演出が再生されることがある問題を修正しました。
ver.9.2.0爆発による跳ね方を調整し、1回の爆発で移動する距離を少し短くしました。
‐ この変更により、2回以上爆発する場合の塗れる範囲がこれまでより狭くなります。
パワーを最大までためていないとき、落下する飛沫によって塗れる範囲を、これまでより広くしました。

その他

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