概要
ここは「タカアシ経済特区」。
再開発により高層ビルの建築が相次いでいる地域らしい。
工事中のビルの上でバトルが繰り広げられるぞ。
建築現場のカナアミを活用するか、下の地面を塗るか、作戦が分かれそうだ。
それにしても、イカやタコは高所恐怖症にならないのだろうか?
▲画像・説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2023年8月29日のツイートより。
Drizzle Season追加新規ステージの一つ。非常に高い建築中のビル上が舞台となる。
建築中という設定から金網が多く、ステージ中央は金網地帯の上層と塗れる地面の下層といった2段構造となっている。
ナメロウ金属に似た構造だがあちらと比べて塗れる壁が豊富であり、多彩な場所から壁を伝って上層の金網地帯を経由可能。
背景にはヤガラ市場が見えるという小ネタがある。
MAP解説
簡単に言えば、初代スプラトゥーンのマサバ海峡大橋である。ユノハナ大渓谷にも似ている。
全ルール通して、全体的にナメロウ金属によく似ているが、あちらより進軍ルートは豊富。
特に大きいのは金網へ駆け上がれる塗れる壁が豊富であることと、下層の進軍ルートの広さ。
この2点からナメロウより単調なルートになりづらく、上手く活用すれば中央に陣取る長射程ブキから狙われにくく躙り寄りやすいのがポイント。
塗れる壁の存在を隅々まで把握できていれば、金網の長射程への反撃がしやすくなるだろう。
ちなみにクレーンはその全体にぶつかり判定があり、ただの背景という扱いにはなっていなかったりする。
その気になればショクワンダーでクレーンの上まで移動することも可能である。
試合には影響しないが試合ごとに金網の色が変わる謎の仕様がある。
各ルール考察
ナワバリバトル
塗り総面積:2142pt
【解説】
形状だけ見るとナメロウ金属というよりユノハナ大渓谷に近い。
進軍ルートが金網橋しかないため、リスキルにはなりにくい…と思われるが、油断禁物。
中央地帯の各高台には塗れる壁が備えられており、自陣へ繋がる高台から塗って登れば金網橋を少し渡るだけで自陣へ侵入されてしまう。
余程の長射程ブキやスピナーでもない限り、金網上で彷徨くイカタコはあまりいない。ほぼ壁をルートに攻め込んでくる。
高台にいるからといって壁の警戒を疎かにすると壁を登ってきた敵に奇襲を受けてリスポーン送りというオチになる。不利状況が長引けば自陣近くの高台を制圧された上で敵が自陣へ押し入って来る。
そのためなるべく敵に壁を登らせないように。
幸いにも中央地帯の見通しはかなり良好なため、派手な動きをする相手を炙り出すのは容易い。中央地帯の制圧と同時にリスキルに向かうか中央地帯の死守かのどちらかを採って敵を上手く迎撃する。
金網上は壁を使わないとセンプクでインク回復できないため、インク管理が難しいなら金網高台に長居するのは控えた方が良い。
中央地帯の見通しが良好なため、チャージャーの狙撃が猛威を振るうステージ。
ナメロウ金属のように遮蔽物に恵まれておらず、ユノハナ大渓谷のようにデカい高台があるわけでもないため、迂闊な立ち回りをすれば容易くカモられるため、敵にチャージャーが来たらよく警戒すること。
敵陣で構える長射程ブキがいた場合、敵陣へ直接攻め入るのは非常に難しい。
ガチエリア
【解説】
中央の金網地帯は長射程の魔窟である。エリアを取られてしまうと、中央に陣取られ短射程は金網橋から妨害してくる。長射程に一方的に狙われ続けるのは厄介だ。だがしかし、そんなときに活躍するのはナイスダマとトリプルトルネード!
長射程の居座る高台は金網でありインク回復もそうだが移動速度が落ちる。(重量武器ということもあるな)ということで逃げるにはイカになり、飛び降りるしかない。ということでスペシャルの出番です。ナイスダマを金網橋の中央のブロックに撃てば、長射程はよけるために下に降りるorデスするかになる。トリプルトルネードの場合、縦に伸びるので、少なくとも下には逃げることができず、前に飛び込んでいくか、後ろに下がるか、デスするかのどれかになる。
エリアも取り戻せて一石二鳥。
ガチヤグラ
カンモン | 必要カウント |
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第1カンモン | 12カウント |
第2カンモン | 15カウント |
第3カンモン | 8カウント |
【解説】
金網がざっくり無くなり金網橋と低地の2段の戦いはできなくなってしまった。ヤグラは金網の下にあるのでナメロウ金属よりは乗りやすい。
ユノハナ大渓谷と同じく第1カンモンをイカに阻止するか?が主題となるステージ。そりゃほぼ形もユノハナだからな…
第1カンモン突破後はリスポーン地点から遠ざかるようなヤグラルートになるため、第1カンモンでWIPEOUTを起こされてしまうと第2カンモンも悠々と突破されてしまう。
更に第3カンモン周囲は有効的な遮蔽物が存在しない上にインクを塗ることもできない。
つまり、第3カンモンはスペシャルがある方が優位・サブ含め射程が長い方が優位・どちらも平等なら攻撃側が優位という立地である。
第2カンモンの突破が容易なためスペシャルの温存ができる上に、ヤグラ進行中のSP自動増加のおかげで第3カンモンでスペシャルを併せやすい。防衛側もスペシャルで対抗することができなければすぐにノックアウトされてしまうだろう。
ガチホコバトル
カンモン突破カウント | 61 |
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【解説】
もし敵が自陣左側のカンモンを選択するとヤグラと似たような事が起きるので注意。
ガチホコ、カンモン、ゴールの位置が、クロスしており動きが単調になりやすい。
イカにも特徴的だ
右ルートは人数有利になったらそのまま突破でき、カンモン周辺はとても狭いが高台といい金網橋といい、攻撃側有利となる。
ここでガチホコを割ることに失敗すると爆発によるデスで人数不利からのカウンターを食らうことになる。
また、自陣右カンモンに近いため、出来たら一気に行きたいところである。
左ルートは、突破は若干簡単なのだが、高台にジャンプするときは隙があり、援軍も少し来にくい。
高台でやられてしまうと相手のターンとなり、逆転されてしまうことも。
ゴールまで障害物がなく行きやすいルートとなっているので、金網橋と挟み撃ちしたり、ガチホコを打ちながらほかの味方たちを突入させ、イカダッシュで一気に進むとあっという間である。とにかく高台の敵を撤退させ、リスキルにもっていかないとノックアウトは無理だ。
ガチアサリ
- マークの付近にアサリが3つ発生する。
- 破線のマークは金網の下に発生することを示す。
- マークは大まかなアサリ発生位置であり、実際の発生場所は多少ズレる。
- アサリ総数制限のため、全位置に一度に発生するわけではなく、また必ず3つ揃って発生するわけでもない。
- 初期配置のアサリはある程度は場所が決まっているが、戦略的に活用するには不確定すぎるためここではマークしていない。
- 全ステージのページを巡回しきれないので、間違いやマーク漏れがあった場合は編集連絡掲示板のコメントまで。
【解説】
追加されたのは自陣側金網横のスロープである。
他ルールと変わらず攻撃側有利である為臆さず攻め続けよう。
特に敵陣側金網はアサリを入れやすい上、攻撃しに来た敵に
有利を取れる地形なので狙っていこう。
ゴールルート
【解説】
①下層坂道ルート(水色ルート)
- 下層を進み、坂道を上ってゴールへ近づくルート。
- ルートの中では素早くゴールに辿り着きやすい。その分敵が集中警備しやすいルートでもあるため注意。
一見簡単そうなルートだが、金網橋から狙われたりと、意外とムズイ。
②上層金網橋ルート(黄緑ルート)
- 敵陣の金網橋を渡ってゴールへ近づくルート。
- 律儀に中央の金網橋から渡ってくる必要はなく、下層坂道ルート途中の右手にある塗れる壁に登れば、すぐに敵陣金網橋に辿り着ける。
- 金網を渡っているときはイカになれず無防備だが、金網上に少しだけ置いてある塗れる床を利用したり、ある程度金網橋を渡ったら下へすり抜けてゴールへ近づいたり等、工夫次第である程度敵を撹乱できるだろう。
リスポーン地点から遠いため、前衛と一緒に、少しずつ進んでいくという戦い方が有効である。期待度はこちらのほうが高いかも。
➂ブロックルート(青色ルート)
- マップの中央上にある塗れるブロックから敵陣へ跳び移ってゴールへ近づく裏取りルート。
- 上記2種のルートの警備を固めていたら、こちらが疎かになりやすく、裏取りして敵を倒しつつゴールできる。
- ただしブロック上にトラップが仕掛けられている可能性もあるので注意。わざわざ上に登る必要はなく、敵陣側のブロック側面からカベジャンプイカロールでも敵陣に跳び移れる。高台から集中攻撃を受けるとまず登れないので、ほかのルートと合わせて使いたい。
期待値は5%
トリカラバトル
中央金網に丸い穴が空いており、スーパーシグナルと2つ目のマトイはその穴を通って金網下の地面に配置される。
この点はトリカラバトルのナメロウ金属を彷彿とさせる。
地上か金網上のどちらかで激しい攻防戦が繰り広げられる。
自分の持ちブキがヒト状態を長く晒すものか長く晒してはいけないものかを判断して、地上戦か金網戦かを採る。
金網戦では専らヒト速アップを積んだスピナー種の独壇場だが、高速移動できるフデ種も意外と侮れない。
自分の得意な場所で戦おう。
今回の攻撃チームはシグナル取得はもちろんだが、限られた自陣を守り通すことが目標となる。
攻撃チームの自陣へ潜り込めるルートは地上と金網で計2箇所もあり、あらゆる状況下でとにかく塗り性能に優れたブキを持つ守備チームに侵入されて塗り荒らされやすい。
マトイを数本ゲットできたとしても守備チームに自陣をコレでもかと塗り荒らされては結局敗北してしまう。
シグナル取得に夢中になって守備チームの侵入対策を疎かにしないようにしなければならない。自陣に入り込んできた侵入者を必ず倒してからシグナルに近づくように。
金網上で警備にあたっている守備チームには塗れる壁を利用して奇襲を仕掛けていきたい。
守備チームに配属された場合はシグナル防衛を頭に入れつつ塗り広げを重点に動くようにしたい。
攻撃チーム陣への進軍自由度が比較的高めの今回は先述の通り、攻撃チーム陣の塗り荒らしが極めて強力となる。
守備とは名ばかりのガンガン塗り荒らしの攻め戦術が通用しやすく、塗り性能の高いブキは積極的に荒らしまくると良い。
なお中央地帯に攻撃チーム側が入り込んできた場合は確実に始末するように。金網上は見通しが良く一方の攻撃チームの見張りはしやすい。持ちブキが長射程ブキなら金網上から中央を360°見渡して両攻撃チームの侵入を阻むようにしたい。
小ネタ
ステージ外の空間には、クラゲくんのパラグライダー以外にも、小型のジェット機が時たま飛び去っていくことがある。
この機をズームしてみると、なんとすりみ連合の紋章つきプライベートジェット。もうかってはりますなあ。
同じ機体がカジキ空港にも駐機しており、観察はそちらの方がしやすい。