ステージ/クサヤ温泉

Last-modified: 2024-03-07 (木) 23:51:57

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イメージ画像

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概要

新しいシーズンの開幕と共に、バトルステージ「クサヤ温泉」が追加される。
バンカラ地方にある温泉街で、様々な泉質の温泉が湧いている。
バトルの際は、坂道を一気に駆け下りて前線に進めるぞ。
逆に相手側に攻め込むには高低差の不利に立ち向かう必要がある。
坂道でのかけひきが勝負のポイントだ。
▲説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2022年11月15日のツイートより。

MAP解説

アルファチームかブラボーチームかで開幕に聞こえる音が鳥のさえずりかカエルの鳴き声になる。ジャパニーズワビサビ!

マップ構造についてぶっちゃけてしまうと、前作及び初代に存在していたタチウオパーキングを簡略化したものになる。
が、タチウオと違い塗れる壁がほとんど無い。

"温泉"とは名ばかりにステージ内にお湯があったり、お湯が噴出するギミックがあったりするわけではない。
が、タラポートショッピングパークの様に地形に大きな特徴がないわけではなく、自陣に存在する坂が特徴となっている…なって…いる(?)

タチウオパーキングでは坂道以外のルートが存在した為チャージャーなどの一方的なキルはそこまで多すぎるわけではなかったが(一理あり)、クサヤ温泉はこの両陣営一つずつ存在する坂以外にルートが存在しない為坂道での押し合いが勝利の鍵を握ることとなる。

また、中央の広場が極端に狭い上開けている為チャージャーや超射程スピナーの餌食となるので注意が必要だ。

また、全ステージで最も壁を塗れる箇所が少ないため、他ステージより平面での戦いが行われ、シンプルなステージ故、己の対面力で大きく試合を左右する。

各ルール考察

ナワバリバトル

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塗り総面積:2049pt
中央を塗り固めた後は初代や2のステージであるタチウオパーキングのように、坂道を上って敵陣へ塗り進んでいく。(通称『登坂』ではなく何故か『登山』)
中央は敵陣からの射線が通りやすいので、短射程ブキは長居すると危険。
中央を抑える目的の場合は射線が通りづらい崖下などに隠れつつ、長射程ブキたちへの奇襲のチャンスを窺おう。

坂道戦では基本的に曲射ができるブキ全般で上側が有利であり、こちらの上から振り撒くように撃たれると持ちブキが相手と同射程であっても射程差を突きつけられてしまう。ブキによっては落下による火力減衰が激しいものの、それでも撃ち合い不利になりがち。
敵陣へ攻め込むために坂道を登る際は特に意識しておこう。

中央地帯が狭く、ここを完全に制圧されてしまうと敵の攻防が激しくなる。自陣に入ってきた前衛ブキたちは前述した坂道で上手く有利をとって撃退しよう。長射程ブキが居座る中央はそのまま突き進んでも返り討ちに遭いやすいが、マップの左右端に射線が通りづらい低地脇道がある。
ここへはリスポーン直後からすぐに向かえるので、短射程ブキたちはここを中央への逆襲の要としたい。
ただし敵がここすらも制圧していた場合は逃げ場が少ないので、下手に飛び込むとサメライドナイスダマなどの餌食になってしまう。タイミングは慎重に。

ガチエリア

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リッター4kはお互いの立つ位置によるが自陣側の高台から敵陣側の高台にいる敵を狙撃できる。敵チームにリッター4kがいるときには、高台に長居するのは控えたほうが良い。
中央台はエリアに含まれないためエリアの面積が狭く、ほとんどの長射程武器やキューバン、タンサンボム持ちは自陣高台からエリアを塗ることができる。
対岸まで攻撃が届くリッター4Kカニタンクはこの位置からエリアに塗りを出しつつ均衡を崩せるが、誰かは自陣坂下で敵の侵入をケアしなければならないので味方とポジショニングが被らないように注意。
坂下は正面と左側から敵が詰めてくる可能性があるので、ある程度近接戦闘への適性がある武器が見張るのが望ましい。ジェットパックは低地からの登り坂正面にある遮蔽に乗り上げることで敵陣高台に奇襲をかけられる。厄介な長射程武器が高台に居座っているのであればここから崩しにかかると効果的。
リスポーンから左低地に飛び降り、敵の坂下に圧をかけるのも初動などの均衡時には有効。高低差に強いスロッシャーローラーは勿論、機動力の高いフデマニューバー、短射程シューターで敵の注意を引きつけるベイト気味の動きをするのもいいだろう。
ただし、この位置は退路に乏しい。複数人に警戒されている場合などは早めに退きつつ高台にいる味方やリスポーンへジャンプするのが無難だが、ジャン短無しでは厳しい状況が多い。
敵のヘイトを受けつつ頃合いを見てジャンプで退くか、積極的にキルを狙うかはプレイヤー次第だが、地形的には退路の乏しい低地という死地でありつつ、もしここから坂下の敵やエリアに降りてる敵短射程の横っ腹を突き破れれば一気に敵坂まで取れる大チャンスになるハイリスクハイリターンなポジションだ。

このステージは侵入不可の自陣が狭く、安全地帯からエリアに干渉できないため、打開がシビア。
(敵から見て)リスポーン右通路から坂を攻めている前衛の裏を取るか、左低地に飛び降りてエリアに抜けるくらいしか選択肢がなく、そのどちらもチャージャーローラーブラスターなどにカモられやすい。正面からの打開は高低差の有利があってもスペシャルが必要になるくらい地形が厳しい。
よって、打開に至らないように、坂入り口を破られないことが重要になる。完全に抑えられてしまえば一撃ノックアウトも容易に起こり得るため、人数不利が発生した場合や相手がスペシャルで押してきた場合はエリア塗りに拘泥しすぎず、カウントを犠牲にしてでも自陣を死守することに集中した方が結果的に軽傷で済む。
エリアを塗り合うフリをしながらスペシャルを溜め、溜めたスペシャルを使って如何にエリアの奥の敵陣を取るか。持ち武器のスペシャルはどの位置で吐くのが効果的か。その位置を取るためにはどうするべきか。これらのプランニングはしっかり練っておこう。

ガチヤグラ

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マップのみ(ルートなし)

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カンモン必要カウント
第1カンモン13カウント
第2カンモン13カウント

第1カンモン通過後のカウント60~ゴールまでは防衛側が圧倒的に不利な構造であり、ここまで進められると高確率でノックアウトとなる。
防衛らしい防衛ができるのは第1カンモン~カウント60付近の坂の手前までで、その後は正面からぶつかるか左右ルートを抜けて背後を突くかの二択になってしまう。
大幅リードされたとしても逆転ノックアウトの可能性は十分あり得るため、粘り強く機会を伺おう。

ガチホコバトル

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カンモン突破カウント72

先に関門を壊し、カウントを残り25近くまで持って行った方が超有利なマップになっている。
どういうことかというと、このくらいのカウントであれば敵の攻めを台無しどころかマイナスにする方法があるからである。
実はこのステージの自陣ホコゴールから一番遠い所は『下層の左広場の木の下』である。
つまり、カウント25くらいまでなら仮に攻められてもそのままホコを持って下に飛び降りて木の下辺りまで退避すれば十分な遅延が出来てしまうのである。
しかもその位置のホコを攻撃しようとすればこちらから丸見えになり、倒してホコを持ったとしてもゴールまでは遠く、かつ未所持チームのスペシャルが溜まっていくのでジリ貧になるという地獄が待っている。
先に相手を左下地獄に叩き落した方が勝つというステージになっている。

防衛の場面では、坂下に陣取って勝機をうかがう敵チームへの裏取り目的で安易に中央へと飛び降りないように注意。
上述した通り、自陣高台から飛び降りた先の下層は自チームのゴールから非常に遠い場所である。そんな下層への安易な飛び降りは一定時間ゴール防衛を放棄するも同然の行為であり、最悪の場合裏取りが刺さる前にノックアウト負けしてしまうという大きなリスクがあるプレイなのだ。ゴールを決めるホコ持ちを坂下から眺めながら試合終了などということになってはいけない。
下層への飛び降りだけでなく、右の細道の先から顔を出して敵を牽制するプレイも突然の攻勢時にホコに追いつけなくなりやすいため危険である。ホコを正面から食い止める役が不在となってしまわないように気をつけよう。

ガチアサリ

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マップについて注意
  • マークの付近にアサリが3つ発生する
  • マークは大まかなアサリ発生位置であり、実際の発生場所は多少ズレる。
  • アサリ総数制限のため、全位置に一度に発生するわけではなく、また必ず3つ揃って発生するわけでもない。
  • 初期配置のアサリはある程度は場所が決まっているが、戦略的に活用するには不確定すぎるためここではマークしていない。
  • 全ステージのページを巡回しきれないので、間違いやマーク漏れがあった場合は編集連絡掲示板のコメントまで。

ゴールルート

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正面ルート(水色ルート)

  • 正面からゴールを狙う、一般ルート。
    坂の上にいる防衛陣を突破できるかが問われる。
  • 素早くゴールに辿り着ける分、考え無しに突っ込んでも返り討ちに遭う。

インクレールルート(黄緑ルート)

  • マップ左の低地にインクレールがあり、起動させると一気にゴールへ近づける。
  • ただし正面ルートより遠回りになり、正面ルート入り口付近を警備している相手やゴール近くの高台にいる相手には起動したことがバレバレな点には気をつけよう。
    インクレール移動中にバレた場合は一旦先にあるバルーンに身を隠すと良い。(ガチアサリ所持時は無意味なので注意)
  • 逆に敵がインクレールを起動させてしまうと、このルートは一時的に使えなくなり、正面ルートの選択を余儀なくされる。

トリカラバトル

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攻撃側が坂上で高所からスタートして戦場を広々と見通せるのに対して、守備側は坂下からスタートという、攻撃側有利のステージとなっている。
攻撃チームは一度やられてしまっても戦場を見渡せることで打開の手掛かりを掴みやすい一方で、守備チームは一度崩れるとあらゆる方向から下山して散開しつつシグナルを狙う攻撃チームの処理に回らなければならなくなり、味方と息を合わせることが難しくなってしまう。

一度シグナルを確保できた攻撃チームは登山を狙う守備チームを警戒しつつ坂上から振りまくように中央を塗り潰していけば勝利を狙いやすく、そういうことから今回の攻撃側は塗り性能が高く射程が長いブキが強力となりやすい。
ただしシグナル確保のためには中央への下山が必要になるので、味方のブキをチェックして自分か味方どちらがシグナル確保に適性があるか、判断しなければならない。
一人がシグナル確保を狙う短射程ブキでもう一人が高所からサポートする長射程ブキ、というブキ編成が理想だ。

もし自分が守備チームになった場合、今回はクリアリング力が非常に重要。
壁を塗ることができず攻撃チーム陣への侵入経路が坂からしかないため、攻撃チーム陣に気軽に入り込んで塗り荒らすという戦法が非常にしにくい。マトイを一本でも立てられると一気に勝利が遠のいてしまう。
坂上のどこから攻撃チームが中央へ来るかの読みや、中央へ来た瞬間を見落とさない観察力が重要。中央地帯の一箇所だけを見張っていても裏取りされてシグナルを掴まれる。
地形面でも不利を強いられているため、リスキルを狙うなら地形に対応しやすい範囲ブキが必要。リッター4Kは守備チームだと自慢の最長射程を活かせる場所が非常に少ないため、守備チームに回らないことを祈るしかない。

ただしマトイはかなり前方に設置される割には攻撃側自陣がかなり広く、リスポーンとリスジャンの視認性もよい。
なのでハイリターンであるのも事実。同チームにマトイを2つ取られてしまうと中央を抑えられるので、どのみち賭けに出ることになるはずだ。
後ろから追われる形なら高所有利の関係が逆転するので相手自陣で溜めたスペシャルで返り討ちにするのも不可能ではない。
敵を倒して強引に突破するなら一時的にでも片方に加勢して人数有利を作るのもアリ。

他方、このステージでは僻地の入念な塗りが勝敗を分けることになる。
左右端は勿論だが、攻撃側はこのだだっ広い自陣をどうにかしなければならないので自陣塗りが苦手なブキ同士で組まされると苦労することになる。

トリビア

  • 名前の由来は草津温泉とくさやからであるが
    実際に草津温泉は硫化水素の臭いから「臭い水」が語源となっている。
    くさや共々名前は「臭い」から来ていたわけである。
    • もっとも、昔は強烈な臭いが邪気を祓うと考えられていたため、
      人々はその臭いの強い温泉によって病気を治そうとしたと言う。

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