タータンチェック柄のお洒落なスパイガジェット。スパイっぽさが薄れているが
妨害性能の高いサブとスペシャルで、敵を窮地に追いやる妨害工作が得意。
これは「スパイガジェットソレーラ」。
スパイガジェットのデザインが異なる姉妹品だ。
カサを開いたまま戦える特性を活かして相手をくぎ付けにし、サブウェポンの「トーピード」やスペシャルウェポンの「スミナガシート」の効果範囲に追い込もう。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年11月21日のポストより。
概要
ブキ紹介
ブキチ |
メインの スパイガジェットソレーラは、 同じ性能のスパイガジェットから、カサの デザインと構成を変えた姉妹品モデルでし! | |
スパイは見つからないよう動くのが基本でし もしも見つかったら、サブのトーピードを投げて 相手が気をとられたスキに姿をくらますでし | |
相手のインクで塗り固められた場所に スペシャルのスミナガシートを流してやれば センプク中の相手を まとめてあぶり出せるでし | |
スパイの基本は、相手のカクランと情報伝達でし から、戦いは仲間にまかせて、自分に降りかかる インクはカサでガード! スマートにふるまうでし | |
サブとスペシャルのハデな演出にまぎれて 静かに動き、仲間のピンチをカゲからサポート スパイ映画の主人公になりきれるブキでし! |
スパイガジェットにタータンチェック柄をあしらった姉妹品。
サブとスペシャルでメインで敵を倒しやすくできる点は無印と同じだが、
サブは自ら攻めていくのに優れ、スペシャルは前線の押し上げや守りに優れていると無印とは正反対となっている。各種装備で相手を追い詰める様は正にハイテクガジェットを用いるスパイの如し。
メイン性能
Ver.9.2.0現在
確3射程 | 2.4 | 乱3射程 | 2.4~2.5 |
---|---|---|---|
確4射程 | 2.5 | ダメージ射程 | 2.6 |
レティクル反応距離 | 2.3 | 塗り射程 | 3.3 |
ダメージ | 40.0~9.0 | 確定数 | 3~12 |
散弾当たりダメージ | 12.0~9.0 | 散弾数 | 1+2+4 |
連射フレーム | 単発 29F(0.483秒) 連射 26F(0.433秒) | 秒間発射数 | 単発 2.1発/秒 連射 2.3発/秒 |
キルタイム(確3) | 単発 1.167秒/kill 連射 1.050秒/kill | DPS(最大) | 92.31/秒 |
キルタイム(確4) | 単発 1.650秒/kill 連射 1.483秒/kill | ||
射撃継続時間 | 10.833秒 | 射撃後隙 | 20F(0.333秒) |
射撃前隙(イカ) | 22F(0.367秒) | 射撃前隙(ヒト) | 10F(0.167秒) |
インク消費量 (装弾数) | 4.0% (25発) | 射撃時ヒト速 | 0.72 |
インク回復不能時間 | 40F(0.667秒) | 非射撃時ヒト速 | 1.04 |
単発塗りポイント | 12.5p | イカ速 | 2.02 |
インク効率(ダメージ) | 1000 / 8.3kill | インク効率(塗り) | 310p |
SR補正 | ダメージ 150.0~25.0 散弾当たりダメージ 30.0~25.0 インク消費量(装弾数) 3.0%(33発) |
カサ本体
耐久力 | 200 | 回復量 | 300.0/秒 |
---|---|---|---|
体当たりダメージ | 15.0 | 確定数 | 7 |
展開時インク消費量 | 0.0%/F | 射撃~展開開始までの時間 | 10F(0.167秒) |
インク回復不能時間 | 30F(0.500秒) | 展開時間 | 10F(0.167秒) |
展開時ヒト速 | 0.72 | 復活時間 | 222F(3.700秒) |
SR補正 | 体当たりダメージ 50.0 キルやアシストによる復活・回復機能なし | ||
備考 | キル・アシストでカサが即復活(全回復) ガード時の振り向き速度低下なし ガード中のジャンプ力が他シェルターよりも高い パージ不可能 |
初速 | 20.0 | 直進フレーム | 4F(0.067秒) |
---|---|---|---|
拡散 | 水平 4.0° 鉛直 2.7° |
対象 | ダメージ補正 (3.1.1時点) | |
---|---|---|
パラシェルター | 射撃 2倍 カサ接触 5倍 | |
キャンピングシェルター | ||
スパイガジェット | ||
スプリンクラー | 射撃 2.4倍 カサ接触 100倍 | 射撃 24倍 カサ接触 1000倍 |
ジャンプビーコン | ||
スプラッシュシールド | 射撃 2.4倍 カサ接触 1倍 | 射撃 3.6倍 カサ接触 1.5倍 |
トーピード | 射撃 2.4倍 カサ接触 5倍 | 射撃 3.12倍 カサ接触 6.5倍 |
グレートバリアの本体 | 2.4倍 | 2.64倍 |
グレートバリアの弱点 | ||
ナイスダマのアーマー | 射撃 1.56倍 カサ接触 1倍 | 射撃 1.716倍 カサ接触 1.1倍 |
ホップソナー | 射撃 2.4倍 カサ接触 5倍 | 射撃 3倍 カサ接触 6.25倍 |
カニタンク | 射撃 1.3倍 カサ接触 1倍 | 射撃 1.69倍 カサ接触 1.3倍 |
デコイチラシ | 1倍 | 2倍 |
ウルトラチャクチ | 1倍 | 1.1倍 |
ガチホコバリア | 2.4倍 | 2.64倍 |
※青文字はシェルタータイプの一般的なブキと違う倍率を持つことを意味しています。
- 有効数値は単位によって異なるが、基本的に有効数値以下の値は四捨五入している。
- Fはフレーム。1秒=60F。
- 例えば30Fなら、0.5秒となる。
- 公式の表記では、30/60秒という表記を用いている。
- 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
- ヒト速やイカ速、弾速などの速度単位はDU/F。試し撃ちラインの幅を50としたときの、1Fに移動できる距離という定義。
感覚的に理解しやすい速度単位、試し撃ちラインn本分/秒(1秒間に試し撃ちライン何本分移動できるか)に変換する場合、これを1.2倍すると変換できる。- ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96 DU/F。
- スプラトゥーン3での内部パラメーター定義にはm/Fを使用している。
50 DU = 5m = 試し撃ちライン1本分。- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
すべてのDU/F表記をm/Fに変更する作業は大変なので、現状距離単位にはDUを使用する表記に変換している。
- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
- 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
- ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
- 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
- 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合*¹は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
- カス当たり射程とは、ジャンプせずにそのブキが届く最大距離のこと。有効射程よりもキル性能は低い。
- 確n射程とは、主に距離によってダメージが大きく変動するブキにおいて、n回攻撃を当てればキルが取れるギリギリの距離のこと。
- 初速とは、発射直後の弾の速度のこと。
ローラーなど、飛沫によって初速が変わる場合は最も早い飛沫の初速を記述している。 - 直進フレームとは、発射した弾が初速のスピードを保ったまま飛び続ける時間のこと。直進フレーム経過後は弾速がだんだん低下する。
ブラスター・ワイパーでは代わりに射程限界で爆発/消滅するまでの時間を記述している。(なお、ブラスターは射程限界付近で少し弾が落下する。)
弾速についての詳しい仕様はシステム詳細仕様#弾の仕様についてを参照。 - 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
- キルタイムは、1発目が当たった瞬間を1F目とし、そこからキルまでにかかる時間のこと(シューターの場合)。
- 厳密に言えば、キルタイムとはブキを振りかぶるモーションにかかる時間(前隙)や、1発目の弾が発射されてから相手に到達するまでの時間(相手との距離や弾速)も含めるべきだが、これらは状況によって大きく変動する*²ので不確定要素が多すぎるし、また前隙や弾速などは解析を待たなければ分からない。
- DPSは「ダメージ×60÷連射フレーム」で算出。
- 射撃後隙とは、射撃後にイカ/タコになることや、サブウェポンを使うことができるようになるまでの時間のこと。
- 射撃継続時間とは、連射フレーム×装弾数の値を秒に換算した時間。前後隙は含まない。
- 単発塗りポイントは、地面と並行に1発ずつ射撃して得られた塗りポイントの平均を、ナワバリバトルの塗りポイントカウンターを用いて算出している。
- ~増加/秒は、1秒間で増加する~の量。計算式は基本的に「~の増加量×60/(最大チャージF-最小チャージF)」。
ストリンガーの拡散は「拡散減少/秒」で表す。
スピナー、ストリンガーでは、
「~増加/秒(1周目)」「~増加/秒(2周目)」「~増加/秒(全体)」はそれぞれ
「~の増加量×60/(1周目チャージF-最小チャージF)」
「~の増加量×60/(最大チャージF-1周目チャージF)」
「~の増加量×60/(最大チャージF-最小チャージF)」
の式の値を表す。
「射撃継続時間増加/秒」は「(弾数増加/秒)×連射F/60」で算出。記載用に桁数を省略した/していない弾数増加/秒の値を用いた2つの場合では計算結果が僅かに変わる。前者を推奨。前者を計算式に起こすと、
「増加した弾数×60÷(最大チャージF-最小チャージF)×連射F÷60」だから、
「増加した弾数×連射F÷(最大チャージF-最小チャージF)」でも算出可能。最小チャージ時間が9F、フルチャージ時間が10Fのスピナーがあったとする。最大弾数は101発である。
このとき、上の計算式を用いると「100×60/(10-9)」なので弾数増加/秒は6000と算出される。
しかし体感としてそうは感じられないはずである。恐らくそのときあなたは無意識的に「ZRを押してから(チャージ開始1F目から)フルチャージが完了するまでの時間」を分母にして計算しているからである。これを分母にして計算するとこのスピナーの弾数増加/秒は600となる。道理で感覚と実際の値の間に齟齬が生じるわけである。
この現象はフルチャージ時間があまりにも短かったために起こった現象である。反比例のグラフを参照すれば分かるように、分母が小さければ、つまりフルチャージ時間が短ければ短いほどこの感覚の齟齬は顕著に生じるのである。チャージ時間の短い14式竹筒銃やスプラスピナー、LACT-450の値を参照する際にはこのことに留意されたい。また弾数の多いイグザミナーやハイドラントでも、短めの半チャージで射撃する際には分母が小さくなるため齟齬が生じやすい。ずっと弾数について語っていたので弾数のイメージが固着してしまったかもしれないが、このことは弾数に限らず射程やダメージでも起こる。
- インク効率(ダメージ)は「単発ダメージ×装弾数と装弾数÷確定数」。
インク効率(塗り)は「単発塗りポイント×装弾数」。「装弾数=(100%÷単発インク消費量)」は切り捨てせずに算出。
- 塗り半径は発生させた弾の勢いに応じて伸びというパラメータによって前方に飛び散るように変形する。
詳細はシステム詳細仕様#弾の勢いによる塗り範囲の変化を確認。 - 弾の大きさはイカタコやオブジェクトへの当たり判定と地形への当たり判定の2種類が存在し、ブキ種によっては時間経過で大きくなるものもある。
塗り半径などと違い、数値が小さいことを踏まえて単位は直径を採用している。
- その他ブキ種固有の性能についての詳細は各ブキ種ページにも記述されている。不明な点があればそちらも参照。
メイン解説
ZRボタンを押しっぱなしにすると、カサを展開したままオートで射撃できる特殊なシェルター。
相手の攻撃をガードしたまま一方的に撃ちまくる唯一無二の特徴を持つ。
さらにガード中にキャラクターの振り向き等が遅くなることもない。相手の攻撃を察知した瞬間振り向くことでテッパンのようにキュッ!と即ガードできる。
かわりにパージ機能は失われており、なによりもカサの耐久力が格段に低い。カサごしに一方的に攻撃できると踏んで余裕をぶっこくとあっという間にカサがぶっ壊れる。パーラーパララー
このブキの強みを押し付けるにはいかに有利な状況を作り出して奇襲を仕掛けるか、スパイの名の通り慎重かつ狡猾な立ち回りが要求される。
カサの性能
カサの耐久力は200。これは数値だけで見るとイカタコの2倍の耐久値を持つ。しかし、シェルター種の中ではかなり耐久値が低い。
キル速の遅さも鑑みるとメインのみで一人で複数の相手に正面から特攻、ヘイト稼ぎできるような耐久性はない。が、その代わりに復活速度は速い。
また、カサが壊れた、またはダメージが蓄積した状態でキルorアシストキルをとると、即座にカサが復活、全快状態になる。他シェルターにはない、このブキ種固有の能力である。
イカ状態/ヒト状態から放つ1発目の射撃と傘の展開は同時に行われず若干の時間差があるため、キル速の早いブキを相手にすると相討ちどころか傘の展開前に一方的にキルされることがある。全シェルター共通の話だが、イカ状態からの射撃は射撃開始までタイムラグが発生する。一旦ヒト状態になってから射撃すると早めに傘を開ける。
カサが敵に接触すると15の轢きダメージを与える。これでトドメを刺すと相手の画面に「スパイガジェットにひかれた!」と表示される。
このダメージはパブロの轢きダメージ以下で、確定数に影響するケースは非常に少なく、狙って轢きダメージでトドメを刺すのは極めて困難。ただし、トラップの45ダメージ+メイン直撃の40ダメージ+傘による轢きの15ダメージでぴったり100ダメージになるため、スーパージャンプを狩るときなどには狙ってみよう。
インクショットの性能
攻撃性能
散弾式のインクショットはスプラシューター、N-ZAP程度の射程。
連射速度はパラシェルターより若干早い。が、メインショット自体のキル性能は全ブキ中でもかなり低い。
弾は7つ程発射され、1つあたりの最大ダメージは12.0だが、1射撃でのダメージ上限は40.0に抑えられている。
理論値でも3確、射程端では乱数4発が基本。直撃をとれなければ更に時間がかかる。
DPSも92/秒と全ブキ中最低で、一般的なシューターの1/3以下。傘による自身の耐久増(100→300の3倍)と比較しても低い。
しかしその上でも傘を展開したまま射撃できる性能は強力。
シューター等特定のブキ種には傘にマイナスの被ダメージ補正がかかることもあり、近距離1対1の状況における対面性能自体は悪くない。
他3種のシェルターと異なり、カメラにそのまま追従してカサを向けてくれる旋回性もあるので乱戦でも立ち回りやすい。
曲射も比較的強いので、弱った相手への追撃として積極的に狙っていこう。
ただし、傘を開いた状態は当たり判定が広く相手の弾が当たりやすい一方でこちらは散弾なので直撃を取るのが難しく、完全五分の対面で勝つには技術が要求される。
安定してキルを取るためにはサブや味方との連携、あるいは相手の意識外から初弾を当てるなどの工夫が大切。
塗り性能
スパイガジェットの塗りは他シェルター系同様、直線状の塗りの最後に円形にインク溜まりができる形状だ。
ヒト速を積みすぎると隙間が大きくなっていくので好みに合わせて調節しよう。斜めに移動しながら射撃すれば隙間を生じさせないようにできるが整地の形状が平行四辺形になる。
インク満タンから25発射撃可能。
壁面ではスパイガジェットのインクはあまり垂れずほぼ円形の塗り跡がつくだけなので、壁登りやヤグラに乗る際には丁寧に塗りを作ろう。
シェルター共通であるが、壁に対して平行気味に打つことで横方向には広い塗りを残すことができる。
瞬間塗り性能は並だが燃費が良いため継続塗り性能は高い。
傘により長射程に抜かれるリスクを抑えて塗り広げられるのは唯一無二の特性なので、塗りもこのブキの役割の一つとして頭に入れておきたい。
知っておきたい操作テクニック
ZR長押しで傘を展開しながらオートで撃ち続ける事が出来る。
ZR連打でも発射することができ、この場合傘は展開されない。
ZR連打するメリットがないようにも思われがちだが、いくつかのメリットもある。
- 連打のほうが移動速度が素早くなり得る
遅いペースで連打する事で非射撃時ヒト速が混ざるのだ。射程の短いブキが正面にいる場合や、一刻も早く瀕死の相手に追撃しなければならない時などは連打のほうが素早く引き撃ち・追い討ちが出来て便利。
また、シェルター共通で展開中はジャンプ力が減少してしまう。細かい段差を乗り越えながら撃つときにも連打で撃とう。(ver.6.1.0からジャンプ力が強化された)
- 傘を温存できる
傘対策の定番としてのボムを傘に当てようとする敵に対して有効。傘を閉じてボムをすりぬけてから再展開するなど。
当たり前だが近くに敵が潜んでいそうな時には連打撃ちは止めておこう。盾を展開していないこのブキはとても弱いからだ。
また連射速度自体も押しっぱなしに比べて下がるため注意。
また、オートショットであっても射撃の硬直は発生している。他のシェルターのように「盾展開中に即座にイカ化して盾を仕舞って逃げる」という行動が難しいのだ。しかも「射撃硬直時間中にZRを離す」または「射撃硬直時間中にZLを入れてイカ化しようとする」と、射撃の硬直中で動けないにもかかわらず、盾だけは即時収納されてしまう。当然その間に弾に当たったらひとたまりもないので、オートショットからイカ化する時は、射撃硬直~次の射撃が出る前にZLを入力しよう。
サブ・スペシャル
飛び道具を一切持たなかったスパイガジェットとは異なりサブ・スペシャルの双方が投擲可能となった。自陣まで相手インクで塗られ敵長射程に睨まれた状態からの打開も、トーピードとスミナガシートにより遠距離から貢献できるようになり、味方との連携も格段に取り易くなった。抑えにおいてもこれらサブ・スペシャルで相手のヘイトをこちらに向け、スパイらしく妨害工作を仕掛けよう。
トーピード
索敵、味方の援護、メインの火力アシストなど多岐に渡り支えてくれる優秀なサブウェポン。
メインの火力アシストには2通りの方法がある。
- トピコロからのコンボ
トーピードを転がすこと(通称トピコロ)で素早くダメージを与えられる。近爆風が60ダメージのため、メインの40ダメージと合わせてちょうど100ダメージとなるコンボがある。メインの貧弱な攻撃力をカバーできるのでマスターしておきたい。ただし相手が少しでもサブ影響軽減のギアパワーを付けていると必要な弾が一発増えてしまうため、過信は禁物。コンボを的確に成功するためには、むやみに投げてもうまくいかない。相手の足元を塗りつぶしてから投げたり、例えば右側を塗って左にしか動けないようにしてから左に投げたりするといい。
予測で投げるのではなく相手の行動範囲を狭めてから投げるのがポイントだ。
- 挟み撃ち
スパイガジェットならではのガードを活かしたテクニックとして、追尾したトーピードと自身で挟み撃ちをすることができる。
至近距離から敵に向かってトーピードを投げた時、すぐにはロックがかからず敵の背後でロックがかかるような挙動を取る。あるいはトーピードを高く投げることでも挟み撃ちの形にできる。
敵からするとトーピードを撃ち落とそうとすればスパイガジェットに背中を晒す羽目になり、無視したところでトーピードが着弾する前にガード中のスパイガジェットを倒すのは困難だ。トピコロからのコンボに比べるとキルに時間がかかるものの、こちらもまた強力な連携。トピコロしにくい地形や、相手が動きまわってトピコロの直撃が難しいときなどはこちらを使おう。
反面、別の敵にトーピードを撃ち落とされると弱い。
メインの届かない場所にも攻撃でき、特に味方が見ている敵に投げ込むと強力な援護となる。時には無理に前に出ず、後ろからトーピードを投げ続けるのも有効な選択肢。
メインで戦うのが苦手なローラー・ブラスター相手に効果的なサブなので、お互いの射程外から圧を掛けられる。
ただし無駄撃ちは禁物。インク消費もロックも重めなので無駄遣いしてるとインクがすぐになくなる。漫然と投げるぐらいなら他の選択肢にも目を向けよう。メインでの塗りも大事な役目であり、また潜伏して待ち伏せする選択肢も忘れてはいけない。
スミナガシートで敵を見失ったときにも、シートの付近に投げれば敵がいるかどうかはわかる。逆利用されて奇襲を受けるような最悪の事態は防げる。
スミナガシート
装置を投げつけて巨大なシートを作り出し、敵味方問わず無差別に大きく視界を遮る。シートに触れた相手は40ダメージを受けて視界がモノクロ化。
シートに触れた相手はメインの2発で倒せるようになる。
これもまた、トーピードの近爆風60ダメージとスミナガシートの40ダメージを合わせてちょうど100ダメージとなるコンボが可能。
投げるだけSPなので隙が少なくインク回復にも向き、ホップソナーのように壊されることもないので確実に効果が出る。それでいて戦場に与える影響は大きい。時に味方にも被害が出るほどに。
総評としては打開、拮抗、抑えいずれの状況でも崩しの起点となり得る高い汎用性を持つスペシャル。敵の手前に投げてラインを上げつつ奇襲に繋げるのもいいし、敵を分断するように投げて得意の1対1対面を作り出すのもいい。
敵に接近する際はシートをまたぐだけでなく、シートに沿って移動するのも手だ。そうすればシートを設置した際の長い塗り跡も活用できる。シートを投げる方向も工夫してみよう。
いずれにせよ短射程のスパイガジェットにとって視界を塞ぐ性質は射程で劣る敵への対抗手段として非常に重宝する。
幸いメインの塗り性能は高めなので、膠着状態ではサブの使用を控えてスペシャルを溜める選択肢も持とう。
サブのトーピードとも相性がよく、敵がシートを逆に利用して潜伏してきたとしても簡単にあぶり出せる。
とにかく汎用性の高いSPなので、他にも多くの利用方法がある。知識と柔軟な発想力で使い道を模索してみよう。
しかし使い方を誤ればスミナガシートは自陣営への悪影響となる。敵の奇襲を許したり、こちらの射撃が当たらなくなることも。
特にポイントセンサー持ちの敵がいた場合はかなりの確率でシート近辺に飛んでくる。相手のサブの種類は事前に確認し、相手に来たら慎重に立ち回ろう。
運用
トーピードで余所見させたり、スミナガシートで視界を悪くさせたりと、敵を混乱させることに長けている。
サブとスペシャルによる妨害工作を施しつつ、敵が隙を見せたところを素早く刺し込んでいく、まさにスパイらしい立ち回りができる一品。
敵がこちらへの集中力を切らした瞬間に味方と共に勢いよく前線を抉じ開けていくのが理想である。
またサブとスペシャルは火力補助にも使いやすく、慣れれば単独での戦闘力も悪くない。
いくら攻撃力と防御力の低いスパイガジェットでも火力面をテコ入れされたら、傘を壊して本体撃破まで間に合わずやられることだろう。
現状ではナメてかかられることの多いブキではあるが、そういう相手にはトーピードとスミナガシートを上手くプレゼントしつつ攻防一体の恐ろしさを思い知らせてやろう。
一方で冷静な相手には注意が必要。
サブは破壊可能でスペシャルは攻撃を遮らない、という欠点があり、怯まず慌てずに対処を試みるプレイヤー相手には脆さが露呈しやすい。
というのもこのサブスペ構成は敵を速攻で片を付けられる手段が無いために、強引にキルするという行動がイマイチとりにくく、圧がかかるかどうかは相手プレイヤーの性格や能力に依存しがちである。
サブスペはどちらも飛び道具である分無印より打開力はマシではあるものの、それでもセット総合の圧力としては低い部類なため、依然として打開の場面が苦手である。
妨害工作はこちらが有利状況で相手が不利状況だからこそ、混乱を伴うもの。逸早く有利状況の獲得が目標なのは無印と変わらない。
ギアパワー考察
人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
イカはほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。
汎用ギア
- インク効率アップ(メイン)
- インク効率アップ(サブ)
- インク回復力アップ
囮やメインとのコンボとして有用なトーピードだが、インク消費量が65%と重くインク切れのリスクが大きい。前線での継戦力に関わるため、これら3つをバランス良く積むことをおすすめする。
具体的なバランスについては、各ギアパワーページを参照してほしい。 - ヒト移動速度アップ
無印同様相性は良いが、傘が開いた状態(ガード状態)での移動速度には影響が少ないことを念頭に置かねばならない。上述の知っておきたい操作テクニックをまずはよく読もう。
スミナガシートで姿を隠しながら開閉を上手く使い分けつつ動き、敵をかく乱していこう。 - スペシャル増加量アップ・ スペシャル減少量ダウン
スミナガシートは様々な場面で活躍するスペシャルだ。少しでも試行回数を増やしたり、ここぞという時に確実に使えるように積む価値はある。
特殊ギア
注意が必要なギアパワー
- サーマルインク (フク専用)
効果が発動すればスミナガシート越しでも敵が視認できるようになり一見相性が良いのだが、発動条件がメインでの攻撃を当てた相手かつ試し撃ちライン2.5以上離れた状態であるというのがネック。最大射程2.7のスパイガジェットソレーラでは両方の条件を満たす状況はあまり巡ってこない。
スミナガシートとサーマル効果のシナジーに期待するのであれば、メインを当てずとも発動するリベンジの方が生きる機会は多いだろう。
ギアパワーによる効果
インク効率アップ(メイン)
軽減量最大45%。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
インク消費量 | 4.00% | 3.83% | 3.66% | 3.45% | 3.01% | 2.66% | 2.20% |
射撃可能回数 | 25 | 26 | 27 | 28 | 33 | 37 | 45 |
ヒト移動速度アップ
射撃中の移動速度上昇率最大25%。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP29 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
非射撃時 (DU/f) | 1.04 | 1.08 | 1.12 | 1.16 | 1.26 | 1.33 | 1.34 | 1.44 |
射撃時 (DU/f) | 0.720 | 0.737 | 0.754 | 0.774 | 0.819 | 0.851 | 0.855 | 0.900 |
敵に使われる場合の対策
パージができないシェルター種だが、代わりに射撃がオートになっていて、射撃中に傘を自動で開く。
その性質上、傘を破壊するまでは一方的に攻撃をされる。
また、開いたままの旋回が早くサイド回り込みをしても相手は射撃しながら振り向くだけで傘のガードも付いてくる。
幸い連射は早くない上に1発のダメージは最大40であり最短で3確とキルタイム自体は遅く、スプラッシュボムなどの直当てで傘を即破壊できるので、破壊してしまえば対処は楽になるが、上手いスパイガジェットは傘を閉じてボムを傘に食わせないようにしてくる事も。
また、有効射程はスプラシューターとほぼ変わらないが、散弾であり飛沫の数はそんなにないため射程端のダメージ低下の影響は大きい。ただし、歩き撃ち速度はそこそこに高くガードと合わせて距離を詰めやすい点には注意。
ガード範囲は広くなく、スロッシャーのインクぶっかけやブラスターの爆風も刺さる。
対物性能に優れるフデやワイパーなら傘を素早く破壊できるため、かなり強気に攻めていい。
複数の敵に対応することも苦手なので、仲間と連携をとって潰しにいくのも有効だ。
燃費がパラシェルターとは比べ物にならない程に良好なため、完全に放って置くとどんどん自軍のナワバリが無くなってしまう。多少なりとも牽制すること。
また、単体での戦闘力はそこまで高い訳ではないものの、直接あるいはアシストキルを取ると破損したカサはもれなく復活する。スパイガジェット付近で味方が倒されたときは注意。
ブキセットごとの対策
キルタイムの遅さをトーピードで補いつつ攻めてくる。
サブ影響軽減を無積みの場合、トーピードの近爆風60+メイン最大40のコンボで即KOの危険もある。
トーピードの確実な撃墜or回避と接近拒否でコンボを許さないように。
スミナガシートはトーピードと相性が良い。シート越しのトーピードは速攻で叩き落とし、細かい位置を悟らせないようにしたい。
相手は短射程なので、スミナガシートから距離を取り落ち着いて対処できれば脅威度は高くない。ポイントセンサーなど索敵手段があるなら相手のシートを逆用して追い詰めよう。
アップデート履歴
ver.4.0.0 | 全般 | カサが相手の弾を防ぐ範囲が、見た目よりも小さくなっている問題を修正しました。 スペシャルウェポンを使用している間は、相手を倒したり相手を倒すのをアシストしたりしたときに、スパイガジェットのカサが復活する効果が発動しない問題を修正しました。 |
バイト | 1つの目標に対して、1回の発射で与える最大ダメージを、約25%増やしました。 カサで与えるダメージを、約25%増やしました。 | |
ver.5.0.0 | 全般 | 壊されたカサが復活するまでの時間を、これまでの4.5秒間から4.0秒間に短縮しました。 |
バトル | スパイガジェットを開こうとしている最中に、相手を倒すか味方が相手を倒すのをアシストしたとき、カサの耐久力が回復しないことがある問題を修正しました。 | |
ver.6.0.0 | ソレーラ | 追加 |
ver.6.1.0 | 全般 | ZRボタンを押し続けて射撃しているとき、これまでよりも高くジャンプできるようにしました。 |
ver.7.0.0 | 全般 | ZRボタンを押し続けて散弾を連射している間に、破壊されたカサが復活したとき、連射間隔が通常よりも長くなることがある問題を修正しました。 |
ver.8.0.0 | 全般 | 相手を倒したり味方が相手を倒すのをアシストしたりして、カサの耐久力が回復する効果が発動すると同時に、相手にカサを破壊されたとき、カサが正しく復活しないことがある問題を修正しました。 |
ver.9.2.0 | 全般 | 壊されたカサが復活するまでの時間を、これまでの約4.0秒間から、約3.7秒間に短くしました。 |