概要
ここは「カジキ空港」。
バンカラ街郊外に位置する大きな空港だ。
最近民営化され、施設の魅力アップが図られている。
その一環で、搭乗手続きを待っているお客様の目を楽しませるための対戦ステージが新設されたらしい。
飛行場らしく、プロペラを使って移動させる地形が重要となるぞ。
▲画像・説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2024年2月26日のツイートより。
2024 Fresh Seasonで追加された新ステージ。空港を舞台とするステージで、スプラトゥーン3のバトルステージでは初となるプロペラリフトが最大の特徴。
MAP解説
追加ステージの中ではかなり広々としたステージ。自陣地帯の塗り面積がそこそこ広くスペシャル回収がしやすい。
プロペラリフトによって多彩なルートを採って進むことができる。プロペラリフトがどこまで進むかは散歩でよく確認しておこう。
一方で自陣と中央は激しい高低差がある点と、自陣への帰還ルートが1つのみでプロペラリフトを動作させる必要がある点から、全ルール通して打開が難しい傾向にある。
一度中央を敵に制圧されてしまったが最後、自陣高台より先は全て味方の援護が届きにくく敵が索敵しやすい危険地帯と化す。
長射程は自慢の射程押し付けて牽制が可能だが、短射程は何も考えず単独で中央に降りると袋叩きに会う。大人しくスペシャルを溜めクリアリングをしっかり行い複数人で進むべき。
更にプロペラリフトを上げて自陣高台に居座られると、安全地帯が非常に少なくなってしまい正面衝突を強いられることになる。
敵が中央から支援を受けられなくなることも意味するが、遮蔽が少なく高台を利用されて高所有利を取られると打開は更に厳しい。
自陣高台のうちプロペラリフトよりも低くなる場所は打開時に死地となる。敵インクがある状態で迂闊に降りると袋叩きにされる危険性があるので、必ず迂回してより高い位置から打開にあたろう。
なお、プロペラにインクを当てるとプロペラ装置の上部からインクが飛び散り、このインクには塗りとダメージの判定がある。
飛び散ったインクによってやられると、「プロペラから飛び散ったインクでやられた!」と表示される。これも前作からあった仕様だが、この死因は「スパイガジェットにひかれた!」や「ジェットパックのジェットでやられた」、「カーリングボムにあたった!」などと並び非常にレアである。
各ルール考察
イカのマップはまだver.7.2.0以前のものなので、現在のマップとは若干異なります。
このステージはエクスプロッシャーカスタムがかなり有利になる。
リフトの高低差で遠距離から弾を当て、相手を混乱させたり、画面酔いさせたり高低差を生かし射程の差を生かしたりとかなり有効。特に、ガチエリアやガチヤグラなどは有効。
ナワバリバトル
塗り総面積:2551pt
【解説】
申し訳程度の裏取りルートが自陣右側にあるが正面に高台があるのであまり使わないほうが良い。
他ルールでは事実上存在しえない側面の1番低いエリアも忘れずに塗ろう。
抑えの時はプロペラリフトを抑え、右高台からの裏取りをさせないようにしよう。
ガチエリア
【解説】
自陣プロペラと金網の高台を制圧される打開時に自陣の低地に降りるのは危険。
遮蔽が貧弱だが左の高台からナワバリを広げ、プロペラリフトの左側から進むと比較的高台からの影響を受けずに抜けることが可能。
ガチヤグラ
カンモン | 必要カウント |
---|---|
第1カンモン | 14カウント |
第2カンモン | 12カウント |
第3カンモン | 10カウント |
このルールでのみ自陣の塗れないスロープがなくなっており、正面から進軍することができない。
代わりに自陣左プロペラリフトの形が細長くなっており、ヤグラの通り道を利用して攻めることができるようになっている。
第2カンモンをどう食い止めるかが分水嶺となる。ここを突破されてしまうと、以降のヤグラルートは最高台を通り続けるため、''安全な打開ルートが存在しなくなる。
気休め程度にインクレールが設置してあるが、敵から見て警戒する方向が一致しているため簡単に迎撃される。右高台はヤグラルートと無関係な方向を向いているのでチャージャーでもない限り無意味。
攻撃側は第3カンモンでインクレールを起動したり、近くにあるプロペラリフトを動かすことでただでさえ厳しい敵の防衛を妨害できる。
第3カンモンではヤグラによるスペシャルポイント増加によってスペシャルが溜まっていることが多く、敵の復帰に合わせてブチ込めばノックアウトは容易。ヤグラルートがリスポーン地点の1段下まで続いている都合上、リスポから1段降りるだけで安全地帯が消失する正気を疑うリスキル地帯なこともあり、一方的なゲーム展開が多発するルールと言える。
ガチホコバトル
【解説】
カンモンがあるマップ中央と脇道のマップ右下にある敵陣へ繋がる2つのプロペラリフトが、カンモンを突破するまで封印状態になっているという特殊ギミックがある。よってカンモン突破まで自陣高台への退避ルートは存在しない。
そのためガチホコをカンモンに置くまではいきなり敵陣へ突っ切る戦術はとりにくい。(カンモン上からダッシュジャンプすればプロペラ無しでも敵陣へ突っ切れるが少々難しい)
メガホンレーザー5.1chやナイスダマといった地形無視スペシャルを封印状態のプロペラに直接当てても稼働しない。
ガチアサリ
- マークの付近にアサリが3つ発生する。
- マークは大まかなアサリ発生位置であり、実際の発生場所は多少ズレる。
- アサリ総数制限のため、全位置に一度に発生するわけではなく、また必ず3つ揃って発生するわけでもない。
- 初期配置のアサリはある程度は場所が決まっているが、戦略的に活用するには不確定すぎるためここではマークしていない。
- 全ステージのページを巡回しきれないので、間違いやマーク漏れがあった場合は編集連絡掲示板のコメントまで。
【解説】
他ルールでは中央左右の低地にあった箱が唯一撤去されており、ここに降りた時に自陣寄りの壁以外からの脱出ができなくなっている(他ルールではここから隣のプロペラリフトに飛び移れる)。油断していると出られなくなるので、(箱があっても)ここへの長居は無用だろう。
ゴールルート
ガチホコバトルではカンモン突破まで封印されていたプロペラリフト2種がガチアサリでは最初から解放されている。
ガチアサリ進軍の際は必ずプロペラリフトを使ってゴールへ向かうことになる。
その性質上、攻め入ることがゴール防衛の敵から非常にバレやすいので注意が必要。
①正面プロペラリフトルート(水色ルート)
- 中央地帯のプロペラリフトを使うルート。ガチホコバトルではカンモンがあったリフトである。
- 正面だけあって敵からリフトを降りたところを待ち伏せされる可能性が非常に高いので油断禁物。
- リフト隣にある敵の狙撃ポジションである金網床へ入り込めるのが特徴で、その金網床からもジャンプすれば敵陣へ入り込むことができる。
- 敵長射程ブキが既にそこに構えている場合は簡単にプロペラに近寄らせてくれないため、まずはそこにいる敵長射程ブキを退かさなければならない。
②右下プロペラリフトルート(黄緑ルート)
- マップ右下のプロペラリフトを使うルート。
- 裏を突くルートのようだが、周りをよく見渡す警備プレイヤーにはバレやすいので注意。正面プロペラリフトを使っている味方に合わせて使いたいルート。
小ネタ
- ステージ外、さんぽスタート地点から滑走路側後方を振り向くと、大型の旅客機に混じって1機だけ小型機が駐機している
ズームしてみると、なんと垂直尾翼にはすりみ連合の紋章が。どうやらプライベートジェットらしい。
彼らも晴れてジェットセッターの仲間入りだろうか。意外と侮りがたいというより、実は相当な経済力がうかがえる。
これと同じ機がタカアシ経済特区の背景にもときおり現れたりする。
……とはいえ、その横にはプライベートジェットどころか政府専用機もかくやというテンタクルズ機がずどんと置かれており、インパクトも何もあったものではないのだが……。
- さんぽスタート地点からすぐ後ろ、なにやら飛行機の翼に必死でしがみついているクラゲくんがいる。
どうやらエンジンに吸い込まれかかってでもいるのか後方に激しく引っ張られており、現場猫案件 バードストライクならぬクラゲくんストライク冗談抜きに絶体絶命の危機。
……なのだが、実際にはなぜか位置も方向もエンジン吸気口からはだいぶ外れており、かといって他に何かクラゲくんを吹き飛ばすような風圧源も見当たらず、正直なところ描写はあやしい。
完全にエンジン前に置いてしまうといよいよ言い逃れできないので、すんでのところで自主規制が入ったのだろうか……?