ポイントセンサー

Last-modified: 2024-05-07 (火) 09:10:24

ポイントセンサートップ.jpg

使用イメージ画像
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着弾点の周辺の敵をマーキングする効果がある、投擲系サブウェポン
マーキングした相手は、カベ裏であろうと遠くであろうと位置が特定できるようになる。
さらに味方にも視認効果があるため、補助と妨害の性能において優秀。
ただし、塗りおよび攻撃能力は一切ない。

ブキセット

背景色は追加シーズンを表します。詳細はこちら
(2022秋=発売時)

2022秋2022冬2023春2023夏
2023秋2023冬2024春2024夏

基本性能

インク消費量45%
インク回復不能時間75F(1.25秒)
着弾残留時間150F(2.50秒)
マーキング効果時間480F(約8.00秒)*1
効果範囲2.4

特徴

着弾した場所に2.5秒間、球体型の効果領域が発生し、範囲内に入った敵を全員約8秒間マーキングする。半径はロビーライン1.2本分ほど。
ただし、この8秒というのは着弾時から計測されている点に注意。
マーキング状態の敵に再びヒットさせても問題なく再マーキングできる。
サブ性能強化によって効果時間を強化しているプレイヤーがマーキングしたあと、即座に無強化のプレイヤーがマーキングした場合、効果時間はそのまま無強化の分だけ延長される。
投げたセンサーは床や壁、何かしらオブジェクトに当たると即破裂する。
効果領域自体は壁を貫通するため、例えば薄い壁なら壁向こうの敵にもヒットしてマーキングできる。

 

マーキング状態になったキャラクターは周りに回転する帯状の印が着く。
この印は敵味方全員に見えるので、マーキング効果がついていることはそのプレイヤー自身にも分かる。
また、マーキングした場合は味方全員から対象に向かって追尾する直線が表示される。
この直線は壁を貫通し、敵には見えない。

展開されるのはマーキング効果のみで、塗り判定やダメージは無い。

使い方のポイント

相手をマーキングできれば……

  • 相手の隠密行動や壁裏での駆け引きなどを完全に潰して、いつでもこちらから攻め時をつくることができる。
  • 位置情報から相手との間合い管理がしやすい。
  • マーキングが如何なる状況でもハッキリ目立つので撃ち合いの際も狙いをつけやすい。
  • 見つけた敵の位置情報を味方と共有できる。味方とのコミュニケーション手段が非常に限られる野良マッチでは特に恩恵が大きい。

と攻勢において非常に強力なため積極的に活用していきたい、と言いたいところだが実はボム以上に扱いに気をつけるべきサブである。

まず最初に、「クリアリングはメインで行う」というのを忘れないでほしい。
そもそもこのサブ索敵できる範囲はメインで20%程度の消費でできるぐらいの範囲しかなく、それならメインでクリアリングしたほうが明らかに良い。
幸いこのサブを持ったブキは比較的安心してクリアリングを行える部類のものが多いので、手堅くメインで塗っていこう。

このサブを使用するのは基本的に「見えている敵に確実に当てる」時になる。
下記に効果的な一例を記す。

自分より射程の短い相手が見えているとき

このサブ自分より短い射程の相手を詰ませる性能に優れたサブである。
ポイントセンサーでマーキングされ、しかもその相手が自分より射程が長い場合、一方的に撃たれるため一旦退却せざるを得ない(稀に開き直って特攻してくるイカもいるが、それで勝てるならそもそもセンプクにも優れているはずである)
そのためメインが届かない範囲にいて、かつ自分より射程の短いブキを目視できた場合に投げるのが効果的。
そうすると相手は(特にイカニンジャをつけてる場合)機能停止も同然だ。
ゆっくり味方とともに追い詰めていこう。

有利状況で味方がいないところから侵入する敵が見えた時

有利状況で気を付けることの一つに、「敵の裏取りを警戒する」というのがある。もしこの状況で自分がやられてしまったら3:4の状況かつ、両側から攻められるというあまり良くない状況になってしまう。
それを避けるためにこのサブを使用する。
使い方を考えないと劣化トラップになってしまうが、例えば「自分含めた味方は右に固まってるが、相手は左の高台から出てきた」という場合でも、すぐに遠距離から投げつけることができる。
こういう使い方をすれば一概に劣化とは言えない。マーキングを付けたら味方と連携して打開の芽を潰してやろう。

味方のスペシャルに合わせる

主にウルトラショットマルチミサイルに。シンプルながら強力な使い方。
特にこの場合は長射程を退かすスペシャルに使うと効果的。
相手の長射程にマーキングして、味方がスペシャルで退いた相手をそのまま逃がさず狩れたならイカしてるといえる。

相手のスペシャルに合わせる

主にカニタンクナイスダマウルトラハンコショクワンダーなどに。
この場合本体をキルできる状況ならいいが、メインではどうしようもない場合もあるので、その時に使う。
逃げつつの発動になるのでついでにインク回復もできてGood。
スペシャル後の逃げ先も分かるので、そこを突いていこう。

倒し損ねた敵に

相手を倒し損ねてしまい角に籠られたり、段差を降りられたという経験をしたイカタコは大勢いる事だろう。
そういうときにも使えるのがこのサブ。相手からすると手負いの上に相手全員に位置がバレてるとなると逃げの一手しかなくなるので、疑似的ではあるが人数有利の状況に持ち込める。もちろんそのまま倒せるなら倒してしまおう。
ただし残りインクは100%-撃ち合ったときの消費した物-45%なので自分のインク残量に注意。

チャージャースピナーを放置したいとき

マーカーの利点として画面外にいても位置が分かる、自分と相手がラインで結ばれるため射線が通ってるかが分かりやすいというのがある。
そのため身を隠しながら戦う時に画面の外に置いて対面相手にカメラを向けることがしやすくなったり、チャージキープからの飛び込みやポジション変更からの奇襲に対応しやすくなる。不利な位置取りを強制されてるけど相手のキルという仕事は抑制できる。
ただ、もとから射線をバンバン飛ばしてくるタイプのチャージャーや思いっきり曲射してくるエクスプロッシャーには効果が薄い。
また投げたところで基本的に相手は平気で居座ってくるのでどかす効果は期待できない。キルをとりにいくのにもほぼ無意味。(味方に同射程以上がいる場合を除く)
別の問題になるが、投げ隙を狩られたら意味がないので無理に投げるべきではない。生存第一。

どうしようもない時、やられる寸前

味方がいないけど2人以上の敵がこっちへ向かってきた・・・とか、敵短射程が詰めて来てしまった・・・などの死が確実なときに。
前者は逃げつつ、できれば短射程に付けるといい。
後者はいわゆるやられたシグナルの上位互換的な使い方。


この様にポイントセンサーというサブ見えている相手かつ、自分より短い射程の相手に使うものである。
自分より短い射程の相手に使うのだから、その相手にだけ位置がバレてようがどうもなく、むしろ相手から来てくれるなら儲けもの、相手にとっては不意打ちという唯一の勝ち筋が消えたのだからまず負けない。
確実に狩れるという所(だけ)に注目すれば、ボムより強いといってもいいだろう。

あまり効果的ではない使い方

では逆にイカしてない使イカたをイカに記そう。

△メインウェポン射程内の索敵に使う

このサブを索敵に使うのは費用対効果があまりよくない。
クリアリングはメインで行うのが鉄則である。
逆に言えばメインで届かない場所へ補助的に使うのは効果的となる。

△特定の場所にマーキングエリアを設置

予め相手が通りそうな場所に置いて相手の移動を制限する使い方。上手く使えば相手の移動ルートを読みやすくできる。マーキングできれば読み必要無しで迎撃できる。
しかしマーキングエリアの持続時間は短いので長く制限をつけられるわけではない。相手に時間的余裕がある場合は効果が薄い。
相手のエナジースタンドに投げると言うのもあるが、近づきたく無いという心理的効果はあれど、ドリンクを飲めば潜伏を貫通する強化演出が発生することから意味は薄い。

×メインが相手に届くのに投げる

この状況は確かに見えている相手かつ、自分より短い射程の相手・・・なのだが、この場合はポイントセンサーは投げてはいけない。
何故なら相手がこちらを視認していなく、こちらが視認していてかつメインが届く状況でこのサブを投げる、という事は不意打ちの機会を逃した上に、こちらのインクが45%消費された状態で撃ち合いが始まる、という事になる。(一部の不意打ちが出来ないブキを除く)
クリアリングと同じ様に、メインだけで対応が可能ならメインを使ったほうが明らかに良い。
この上相手の射程圏内なら更にダメダメ、負けたら戦犯コースである。

×センサー状態の相手ばかり注目する

センサー状態の相手は確実に狩りたい、そんな気持ちはだれにでも湧いてくるだろう。
ただその時、あなたの視野はいつもより狭くなっていないだろうか?
センサー相手ばかりに構って、横から殴られてデス・・・そんなことに注意したい。

×不利状況で使う

インクの消費が多く、さらに攻撃も塗りできないこのサブ打開能力は皆無といっていい。
そんな状況で一人マーキングして倒したところで、インクがかなり消費されているので、次の相手にはほぼやられてしまう。
射程をイカしたり、スペシャルを味方と合わせたりして、人数有利な状況に持ち込めたのなら、このサブの出番となるだろう。

×二連投

広範囲の敵をマーキングできるが二連投すれば自分のインク残量がたった10%に。メインを殆ど撃つことができず、二連投した後は必ずインク回復に時間を費やさなければならない。塗りも攻撃力も無いこのサブで二連投のインク消費量に見合う価値があるのか微妙。普通にマーキングしたいなら1個投げでも十分できる。
他にやる事が無い時以外で明確な目的や作戦が無い場合はポイントセンサー二連投は絶対やってはいけない行為だ。


なんにせよ安直に投げるのはあまり良くない行動だ。
まずこのサブはダメージを与えられなければ、塗りもできなく、マーキングしかできない。
そしてマーキングするという行為の意味は、敵を倒すためにあるといっていい。
もしマーキングしたのにもかかわらず敵を倒せないならば(一部例外はあれど)インクを捨てたも同義とも取れるだろう。
という事はこのサブを投げたうえで、敵を倒すための余力を残さなければいけない。
マーキングとは敵を倒すための手段であって、マーキングすることが目的ではないという事を忘れずに。

消費は軽くなれどやはり無駄になりやすいこのサブ、一投一投考えて投げていきたい。

ギアパワーによる効果

nolink インク効率アップ(サブ)

軽減量最大30% (軽減レベル1)。
GP39で3連投可。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP30GP39GP57
インク消費量45.0%43.7%42.5%40.9%37.5%34.9%33.2%31.5%

nolink サブ性能アップ

初速が増加し、それによって投擲距離が伸びる。
またマーキング効果時間が増加する。
ポイントセンサーの影響範囲やその残留時間には影響しない。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP30GP57
初速 (DU/f)13.8014.2614.7015.2516.4517.3918.60
マーキング時間480F
(8.000秒)
526F
(8.767秒)
570F
(9.500秒)
625F
(10.417秒)
744F
(12.400秒)
838F
(13.967秒)
960F
(16.000秒)

nolink サブ影響軽減

マーキング効果時間を減少させる。
GP3でも効果時間が2割近く減少するため、特にイカニンジャを使って奇襲を多用したい短射程やローラー使いには少しでもつけて行動を制限させられないようにしたい所。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP30GP57
マーキング減衰率
(×効果時間)
100.00%80.71%70.05%59.02%39.16%25.74%10.00%

敵に使われる場合の対策

マーキングされた分は当然不利ではあるが、相手はマーキングのためだけにインクを大量に消費している。
そのため、マーキングされたとしても、こちらが絶対的に不利とまでは言えない。
逆に言えば相手は攻撃系のボムを持たないわけなので、1対1の状況であれば、メインウェポン単体に不利がつかない限りはタイマンで詰む心配はない。
周囲をしっかり塗ってさえいれば、インクの存在により近づこうとする相手を視認できるので一方的にやられる心配もない。
とはいえマーキング分が不利であることに変わりはないので、苦戦しそうなら距離を取って仕切り直すのが無難。
曲射が狙いやすいエクスプロッシャー相手にマーキングされたら、小さい物陰に隠れるのは控えよう。一方的に攻撃されるのでロクなことがない。距離を取って対処したい。
また、サブ性能アップギアにより異様にマーキング時間が延びる。効果が切れるまで距離を取り続けると、その間前線を放置することになり、結果として前線の人数不足を招き前線を下げることになってしまうのが辛いところ。その状況を起点に相手が攻め上がってくることもあり得る。

このサブ最大の脅威は、センサーが付いたのを見た別の敵に襲われること。
位置バレしたまま1対2になってしまうと非常にキツい。参加者の攻撃性が高くなる上位ランクのバトルだと敵チームのナワバリや隠れやすい地形、登りやすい高台の近くだと高確率でこの横槍が飛んでくる。センサーを付けてきた敵を倒せたとしても他の敵にあっけなくやられてイーブンなどザラに起こる。
センサーをばら撒いて逃げ回るイカタコは自身を釣り餌として他の仲間に襲わせることを狙う。深入りしてまんまと釣られることのないように。

前線で複数対複数で戦っている時もセンサーを付けられてしまうとかなり不利。
塗り状況やスペシャルでカバーできそうにないならリスポーン地点へのスーパージャンプも選択肢。相手に一本取られることになるが、気を取り直して仕切り直すしかない。

センサーがついている状態はかなり目立つため、あえて自分をエサにして煽動し、センサーのついていない味方に倒して貰うというのも対策の一つ。
敵がこちらを狙って詰めてきているが、こちらの味方には気付いていない…となるととても美味しい。
それとなく味方のところに寄ったり、反対にセンサーがついている味方がいたらそっと寄ったりすると良いだろう。

身も蓋もない話になるが、サブ影響軽減ギアパワーが最大の対策になる。少量積むだけでマーキング時間をかなりの割合減らせる。

アップデート履歴

アップデート履歴(アップデート履歴/ウェポン・ギアパワーごとのアップデートからの引用)
ver.1.0.0追加
ver.1.2.0ウルトラハンコや特定の地形にぶつかったときに発動せず消えてしまう問題を修正しました。
ver.4.0.0ポイントセンサーなどの効果で相手をマーキングしているときの演出が、フェス状態の特定のステージで意図したよりも黒く表示される問題を修正しました。

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*1 着弾時から計測