サーモンラン/ブキ別立ち回り/シェルター属

Last-modified: 2024-04-17 (水) 14:18:06

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シューターマニューバーブラスターローラーフデチャージャー
スピナースロッシャーシェルターストリンガーワイパーサブ・スペシャル・イクラ投げ

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パラシェルターキャンピングシェルタースパイガジェット24式張替傘・甲クマサン印のシェルター

汎用解説

散弾ショットとカサによる攻防一体の立ち回りが可能なブキ種。

シェルターの主な役割

シェルターの武器は二つ。「散弾状のインクショット」と「カサの展開」だ。
二種の武装はバイト専用補正でダメージが大幅上昇し、サーモンランではシューターローラーを足したような性能を持つ。

 

▼散弾ショット
ZRを連打することで発射される。
壁塗りを行う際は壁に対して平行に、ほぼ壁にくっつくような鋭角から撃つことで射線上に飛沫が着弾し、単発での塗り面積が増える。
とくに連射の遅いキャンピングで壁を塗る際は役立つだろう。
有効射程が短めかつバラけ方が安定しないものの、フルヒットを狙うリスクはバトルより低く、オオモノを倒す役割も十分担える。
ただしワンセットの散弾は「一体の敵に与えられるダメージに上限」があり、全弾の半数ほど当てると上限に達してしまう。
とはいえパラシェルター以外はアップデートでダメージ上限が多くなった為、無駄は出にくくDPSも高くなった。
だがそれは逆に、「なるべく沢山の散弾を当てないとフルスペックを出しにくい」という事の裏返しでもあるので1撃1撃を的確に。
また、散弾は射程の先端で広範囲にバラけるため、複数のシャケへの同時攻撃も可能。
基本はザコシャケがターゲットだが、ショットが通るオオモノとザコを平行処理するのも有効だ。
上述したダメージ上限も回避できるため、シューターを超える総DPSを発揮しやすい。
コジャケに関しては少数なら散弾のメイン射撃で手早く、多数なら後述するカサによる轢きで纏めて処理という2通りの戦い方ができ、対応力が高い。

 

▼カサの展開
ZRを押し続けると展開。パージ射出する(スパイガジェット以外)。
カサはバクダンカタパッドの爆風を防げるが、ヘビの胴体・テッパンのケツ汁・ナベブタのバリアに接触すると高速で破壊されてしまう。
シャケの攻撃は受け止めるより避けた方が簡単な攻撃が多く、壊れることもあるので過信は禁物、カサは攻撃的に使う場面が多い。
展開中はローラーのように至近距離の格下ザコを次々と轢くことができる。
ショット→体当たり気味に傘のように組み合わせることでdpsを向上できる。
攻防一体だが、真横や後方には見た目通り判定がないので前方にシャケを捉えるように位置取りに気を使おう。
回り込まれなければ多数の相手に接敵しても大丈夫だ。
カサのパージはまっすぐ進むローラーといった感じの性能で、ザコやウキワ状態の味方を轢きつつ道を作ってくれる。
直進距離も長いため、時間はかかるが超遠距離まで太い道を作ることもできる。余裕があるときの塗りにも使おう。
移動速度遅めに直進するため、ザコの進軍経路に放てば、自身の散弾と平行してザコ処理を続けてくれる。
当然本体であるプレイヤーは自由に動けるので納品するも良し。さらに追撃するもよし。
ただしインク消費は多めでパージ後は一定時間傘による防御、攻撃ができなくなるなど、コスト・リスクを考慮し使おう。
また、傘ダメージで倒せなかった場合、また、普通にたたかれた場合にダメージは防ぐが(防がない?)ノックバックが発生する。
押し出しで崖から転落したりするため、向かってくるオオモノ相手にカサを開かないほうがいいいこともある。
パージされた傘がドスコイヨコヅナなど高体力且つ喰らい判定が大きい相手に当たると、稀にパージ傘が上に飛んでいってしまうバグ(?)が発生することがあったが、アップデートで修正された。

カサのノックバックについて

展開したカサの外側で敵に接触すると一定のノックバックが発生する。パージしたものはノックバックしない。
「外側で」と書いたのは理由があり、実はカサの内側で敵を轢いたときは自分のノックバックがなく、逆に敵が大きくノックバックする。特にドスコイはよく吹っ飛んでいく。
狙ってやるのは難しいため小ネタ程度の技だが、自衛で役立つことがあるかもしれない。

 

ブキ種固有の塗りも強く、苦手な事は少ないためサーモンランにおいては万能なブキ種といえる。
ただしインファイトでの戦闘が多くなる反面、連射力などの面で少し難があるため過信は禁物。
エース的に戦うよりも編成上の味方の苦手をサポートするような立ち回りが適任。
カサの轢き・散弾での足場確保など味方の救出能力も高いので、自身の安全を確保しつつ堅実に戦うことを心掛けたい。
特殊waveの対グリルでは散弾でグリルを叩くのもいいが、基本的には高いコジャケ処理能力をイカし、コジャケを引き付ける役割を担いたい。
インク消費が激しくなるのであまり推奨はしないが、グリルに射撃しつつ後退、展開したら前進しながらコジャケ轢きというループ自体は可能である。散弾で本体とコジャケを平行処理するのも手だ。

率先して倒したい有利なシャケ

率先して倒したいシャケ
  • ラッシュ時のザコシャケ
    パージできるタイプはカサのパージをシャケの通り道に放つことで気持ちいいほどまとめて片付けることができる。
    ドン・ブラコではシャケの通る道が長い直線なので特に有効。
    また、シャケナダムでは←からシャケが流れて来る時に高台から上手くパージを流してやるとある程度楽になる。
    展開中でもカサの轢きダメージ判定でシャケやコジャケは勝手にやられてくれるので、適切な場所に陣取れば味方を守ることにつながる。
    スパイガジェットでも無反動で轢き倒せる。ローラーのような燃費を抑えるテクニックやカサが小さい分すり抜けられやすいので完璧な代役にはならないが、前身しながらイクラの回収ができる。
  • ザコシャケ
    上と大体同じ。干潮時はシャケが縦に並びやすく、パージが刺さりやすい。ただし、ヘビのシールドやナベブタのバリアやテッパンのケツ汁には注意。傘がたちまち壊れ、テッパンに至ってはしばらく動きを止めて味方の邪魔になってしまう。
  • コジャケ
    散弾はもちろんカサ展開による轢きの2通りの楽な処理方法があるため、コジャケ処理が比較的苦手な編成の時は優先的に処理しておきたい。ただし攻撃発生までが速いので、カサを一瞬で壊されることがあるのには注意。
  • ドスコイ
    ザコシャケながら体力が高いが、轢きやパージとのコンボが有効。
    ザコ殲滅の苦手なブキ持ちがてこずっている時は見かけ次第処理しておきたい。
  • バクダン
    的が大きく容易に高火力を叩き込みやすいため、チャージャーほどでないが倒しやすい。
    長射程ブキ持ちは忙しくなりがちなので、彼らが対応できないバクダンがいたら倒し、負担を軽減してあげよう。
    また、バクダンの爆風ダメージをカサで防ぐことが出来る。キャンピングシェルターは傘を開くまでが遅く、一瞬だけ開くようにしないとパージして最悪の場合傘がボムの向こう側に行ってしまうため上級者向けだが、広い傘で仲間を守りやすい。スパイガジェットは1回で壊れてしまうが、傘ガードしながら他の仕事ができる。
  • タワー
    連射は遅めだが1回の射撃で複数の鍋を攻撃でき、倒すスピードは速い。
    また、パージ可能なタイプはエリア端に湧きがちなタワーに対し、パージで道を作って素早く向かうこともできる。
    また、タワーは得意だがザコ相手で時間の取られそうな味方ブキの為にパージだけして味方を送り込むこともできる。
    散弾の万能性で更なる援護をするのもよい。

味方に任せたい不利なシャケ

味方に任せたいシャケ
  • ハシラ
    散弾ショットは1体1体の当たり判定が小さく間隔が少々大きいハシラコジャケを巻き込みにくい。
    ハシラの頂点では近距離で弾がバラけきらないため攻撃範囲が活かせず、倒せるのは1体だけ。かといって地上だと射程が物足りず、ハシラの頂点に直接攻撃できるステージ高台を利用しないと複数ヒットは見込めない。
    加えて連射力の低さにより雑に撃っても当てづらい。しっかり狙うこと。
    近くにナベブタがいれば乗り込んで同高度からショットを当てたり、カサ展開で轢くといい。

なお、キャンピングシェルターのみ柱上左右でカサを展開すると倒せるが、柱を塗るのが苦手。
登れない時は曲射で複数ヒットを試みるという手もある。

テクニック・知識

  • ◆時間効率を上げるためのテクニック
  • ▼知っていると役に立つ知識
  • ★小ネタ
  • ■心構え・練習法

効率の良い壁塗り

シェルター種のブキを持ったとき、「壁塗りの効率が悪い」と感じたことはないだろうか。

実は壁の正面から撃つより効率の良い壁塗りの手法が存在する。シェルター種の散弾状に多くの弾を発射する特性をイカし、壁に対しておよそ平行の角度(10°程度?)から射撃を行うと一発で広範囲を塗れる。

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(この画像より若干垂直寄りに射撃した方がよいかもしれない)

このテクニックは発射間隔の長いキャンピングシェルターで特に有効であるが、パラシェルタースパイガジェットでも同様のテクニックで壁塗り効率を上げることができる。またシェルターと同じく1射で複数の弾を同方向に放つバケットスロッシャーワイパーのヨコ斬りも斜めからの方が広範囲を塗れる。壁塗りの際には意識したい。

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スパイガジェット左➝通常射撃 / 右➝壁際で横向き射撃

余談であるが、先述の通りこのブキ種は散弾状に弾が広がるので、壁だけでなく壁の前の地面も塗りたい時は壁を正面に見て壁が射程ギリギリ外になるように撃とう。但し、離れすぎると壁の塗り跡が歪になったりするので、壁を緻密に塗りたいならば余り壁から離れすぎないよう。

カサでダメージを与える

シェルターはカサにもダメージ判定があるので、パージ・非パージ時の接触ダメージを併用することで効率的な立ち回りが可能となる。

スパイガジェット(射撃:30.0~25.0×7、MAX:150.0、カサ:50)

パラシェルター(射撃:36.0~30.0×11、MAX:180.0、カサ:100)

  • パージまでの時間が長く、普通のシャケ相手であればパージをしないままの射撃と傘接触ダメージをからめたローラーのような運用が有効になる。
  • コジャケ・シャケは傘接触ダメージの一撃で処理が可能であるため、接近されたら傘を開いておくだけで良い。この際、パージはしないように気を付けるべきであるが、通路状など地形によってはそのままパージしてしまっても良い。
  • ドスコイは射撃2回+カサ1回(360+100=460ダメージ)で処理可能。
    射撃直後から再射撃まで29F、カサ展開まで12Fと意外と処理時間に差が開くため、射撃3回よりも大幅に効率が良くなる。
    ちなみにカサの展開は射撃硬直に被せる感じになってるため、一瞬だけ開く形を使えば文字で書いてるよりももう少し動きやすい。

キャンピングシェルター(射撃:35.0~30.0×13、MAX:360、カサ:150)

  • カサ展開までの遅さとパージまでの早さから、パラシェルターのような非パージ時の接触ダメージをからめた運用は期待できない。
    その一方で、キャンピングシェルターはパージを上手く運用することで動きの遅さをカバーし、戦いやすいポジションを確保しつつパージで入れたダメージで生き残っているドスコイにダメ押しするなどといった運用が可能。
  • 幅広のカサなためパージがドスコイに2ヒット(300ダメージ)以上入りやすく、ドスコイへのパージは確定数が変わるレベルで有効。
    パージしたカサはダメージを50%カットするようになるため元の耐久の高さも相まって、テッパンなどに接触してもカサは早々には壊れない。

一方で、NEXTWAVEからパージしたシェルタードスコイに押し負ける(ドスコイを押しのけられず、ベクトルをずらされる)ようになってしまった。
海沿いではそのままシェルターが水没してしまうため、壁沿いなどで使うようにしたい。

オオモノシャケにも有効な場面があるが、注意が必要な場合もある。

オオモノシャケを相手する場合

オオモノシャケを相手する場合

  • カサがナベブタヘビ等の盾部分に接触すると、カサは大きく耐久を減らす。
    これは上記2種のシャケがシェルターにより押し返されない特性を持ちながら常にダメージ判定を纏っているために、カサに対して多段ヒットしているためである。
  • カンケツセンで出てくる金シャケもスパイガジェットパラシェルターは正面から射撃と接触ダメージを合わせて入れることが可能である。
    接触時のノックバック自体はあるのだが、金シャケ正面から接触ダメージを入れると正面方向に弾かれるため逆に安定してカサダメージを入れやすい。
    パラシェルターは射撃硬直に傘展開を被せる形となる一瞬だけ開いて再度射撃を繰り返すことで、効率よく射撃と傘のダメージを入れることができる。
  • キャンプはハシラの上から傘を開けばハシラ本体を轢ける。また、他ブキでもジャンプしたり、ナベブタを使ったりしてハシラ本体に近づければ傘で轢ける。

……といった具合である。
接触ダメージでキルを取れずカサも壊れない場合は弾かれるのだが、最初から当てに行く時はノックバックを想定して後ろに余裕を見やすいので事故ることは早々ない。

カサを不用意に開かない(スパイガジェット)

上述のとおり、カサは攻撃に防御にと便利ではあるが、スパイガジェットでは逆にカサを開かないテクニックが必要になる場面も少なくない。
カサ展開中に耐久力のあるシャケと接触するとノックバックするため、落下や水没の原因にもなりうる。あるいは、ヘビのシールドやナベブタのバリア,テッパンのケツ汁の至近距離で射撃をしたらうっかりカサを展開してしまい、カサが一瞬で破壊されてしまう…ということも。そのような事故を防ぐために、カサは必要な場面でのみ開くようにしたい。 ZRをパラシェルターのように連続入力することで、押しっぱなしの時より少しだけ連射力は落ちるが、カサを展開せずに連射ができるので活用しよう。
ブキの特性上、カサ出しっぱなしの連射に頼りたくはなるが、利便性に溺れていては、いつか水に溺れるハメになるぞ。

ヘビのアゴは傘で防げる

ヘビのシールドに傘が当たると一瞬で破壊されてしまうが、ヘビのアゴに当たった場合はすぐには破壊されず傘で50ダメージを防ぎつつノックバックする。敵インクに足元を取られて動けずヘビのアゴに追いつかれそうな時などは、咄嗟に傘をヘビのアゴに向ければノックバックによって助かるかもしれない。もし後ろに海があった場合はそのまま突き落とされるので助からないが

個別解説

射撃上限は1射撃で1体へ与えられるダメージの上限を指す。

パラシェルター

ブキ画像ダメージ連射F射撃DPSインク消費インク
全消費火力
射撃上限単発(最小)×発射数射撃(装弾数)展開(パージ必要量)
パラシェルター180.036.0(30.0)×11100.029F372.4/s2.5%(40)13.3%/s(20.0%)7200
 
有利なシャケザコシャケ全般・バクダンタワーコウモリ・狂シャケ
不利なシャケハシラ

シェルターの基本モデル。散弾・カサ共にシェルターの中でも一際優秀な火力補正・インク効率補正を受けており、射程は短めだが射程圏内ではハシラを除いてほぼ苦手はないと言えるほど高性能になっている。

 ▶散弾ショット
散弾による十分なザコ処理性能にくわえ、高いDPSも併せ持つためオオモノ処理も得意。またインク全消費火力も7200と異様に高く非チャージブキの中ではNo.1である。後述のカサの轢きでさらにダメージ上昇の余地も。

 ▶カサ運用
[ZR]を押し続けることでカサを展開し、さらに押し続けるとパージして射出する。が、展開からパージまでにかかる時間が長く、パージ主体の運用は無駄が多くなりがち。展開時のカサ接触ダメージは中シャケ確1であり、カサの轢きダメージを利用したコンボもある。例えばドスコイはショット3回で倒せるが、ショット2回+カサ接触でも処理できる。
基本は手元に残してコンボや轢きで使うほうがいいだろう。

 ▶ハシラは苦手
一方で群れで高速で動き回る性質のハシラに対して散弾ショットは複数HITを巻き込みにくく、カサを展開しても轢けない。
近くにナベブタがいれば足場として利用し、カサで轢いたり、同高度から散弾で複数HITを狙うことはできる。

非常に練度が必要だが平地でも真下から1ショットで2匹ずつ倒すことができるため一周で処理することが可能。
一段でも段差がある場合は難易度がグッと下がるため段差が使える場所のハシラは無視せずに見ていこう。

平地で難しい場合は他のブキに任せるか、相性の良いスペシャルウェポンで攻撃しよう。

 ▶まとめ
雑にZR連打のインクショットで戦う。
中シャケコジャケが詰め寄ってきたらZR長押ししてカサ展開して轢く。
ドスコイはショット2発→カサ。

 ▶おまけ
射撃の後にカサを開くまでZRを長押ししてカサが開いた瞬間に離し、再度ZRを入力するという操作を完璧に行うと散弾の連射間隔を落とさずに間にカサを展開して轢き判定を発生させることができる。
散弾とカサが両方当たると579.3d/sという非常に高いDPSを発揮し得る。
実戦ではカサ接触時のノックバックなどによりカサの轢きを当て続けるのは難しいが、対テッキュウキンシャケ探しキンシャケ相手にはカサの轢きを当て続けやすく狙い目。

参考ツイート
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キャンピングシェルター

ブキ画像ダメージ連射F射撃DPSインク消費インク
全消費火力
射撃上限単発(最小)×発射数射撃(装弾数)展開(パージ必要量)
キャンピングシェルター360.045.0(固定)*13150.051F423.5/s5.0%(20)60.0%/s(30.0%)7200
 
有利なシャケザコシャケ全般・バクダンタワーテッキュウヨコヅナジョー・狂シャケ
不利なシャケグリルナベブタヘビ(バリアにパージを容易く消されてしまう)・タツナイスダマ(パージを貫通されてしまう)

巨大なカサ(というよりテント)を持つ重量級シェルター

 ▶散弾ショット
かつてはダメージ上限245と超微妙な性能だったがアップデートによりワンショット360ダメージの非常に強力な攻撃になった。
DPSが.96ガロン並の423.5ありつつ、インク全消費火力は7200もありパラシェルターと並んで非チャージブキの中では最高値となっている。
射程は準長射程ほどだが火力を出すには中射程以下の間合いが必要。
本ブキは後述のパージによるザコ処理が強いので、散弾はおもにバラけたザコやオオモノの処理に用いる。
バクダンは確1なので単独で対処しやすい。
射撃後硬直が重くカサの展開も遅いため、囲まれると自衛が厳しい点に注意。

 ▶カサ運用
パラシェルターと比べ、カサの展開が遅い代わりにサイズが大きく耐久力もある。
これにより、バクダンの攻撃から自分のみならず味方も守るといった芸当も可能。
天敵はグリルヘビのシールド、ナベブタのバリア、テッパンのケツ汁。カサが接触すると一瞬で消えてしまうので注意。

カサの接触ダメージは150。展開からパージされるまでの時間が短くカサの進みが遅いので、ザコシャケが一列に並んでくるようなルートに流せば、一度のパージで多くの敵を処理する事が可能。
ただし、前作と違い体力の多いドスコイにはカサが押し負けて軌道が逸れてしまうので注意。
カサ+ショット1発で倒せるので、パージの進みに合わせて(できれば先行して)ショットを撃ち込めばいいだろう。
オオモノ処理については、至近距離でメインを撃つ→カサを展開のコンボ運用で効率よくダメージを与えられる。
HP500のオオモノはショット1発+カサ、HP1200のテッキュウもショット3発+カサで撃破可能。

展開からパージまでに必要なインク量は40%程度。
メインを撃つ分には余裕があるが、連続してボムやイクラ投げができない。
無計画にカサを出しているとすぐにインク切れを起こしてしまうので、インク残量には注意して運用しよう。

 ▶短所
機動力が劣悪。1動作が長い割に足元塗りが小さく、ノックバックを受けて敵インクに押し込まれると簡単に詰む。
密着では攻撃がシェルターを貫通してしまうほか、パージしたシェルターが押し返されるので不用意に前に出るとウキワ待ったなしである。
見た目とは裏腹に盾としてターゲットを引きつけ、耐え抜く戦い方は期待できない。
チャージャー同様に敵が一直線に並ぶと効率的にダメージを与えられるため、後衛寄りの立ち回りが基本になる。
それ故か編成では長射程枠ブキとして扱われている。

 ▶対ハシラ


  • ハシラに登った状態で左右端に立って傘を展開→パージすれば周りのシャケを一気に処理できる。
    ただし縦に壁を塗るのに手間がかかる他、左右端の判定もややシビアでカサが下を向いて轢けないことも多い。
    散弾と比べて簡単に倒せる手段ではあるが、登る手間と消費インク量を考えれば比較的非効率な部類に入る。できるのなら散弾と使い分けたい。
  • 散弾
    パラシェルター同様に練度は必要だが平地のハシラも下から散弾で複数ヒットさせて倒すことが可能。上手くいけば下からスムーズにハシラを倒す事だってできる。
    段差が使える場合に難易度が下がるのも同じなためハシラの位置によっては下から倒そう。
    下から撃つ場合、周囲の安全は最低限確保しておくこと。
    ちなみにハシラ上からだと散弾が散らないのでハシラへの複数ヒットを狙いにくい。上から倒すなら傘とパージを使おう。

スパイガジェット

ブキ画像ダメージ連射F射撃DPSインク消費(装弾数)インク
全消費火力
射撃上限単発(最小)×発射数
スパイガジェット150.030.0(25.0)*750.026F346.2/s3.0%(33)4950
 
有利なシャケコジャケ・シャケ・タワーバクダン・狂シャケ
不利なシャケハシラキンシャケラッシュ

カサを展開しつつ射撃できる軽量シェルター。パージ機能はない。
今作ではザコシャケの攻撃発生が早くなったためか、一方的に轢くことが難しくなっている。轢き範囲が狭いスパイガジェットは特にこの影響が顕著。

 ▶散弾ショット
[ZR]押しっぱなしで傘を展開しながらフルオート射撃する。[ZR]連打でカサ展開せずにセミオート射撃、DPSは劣るが攻撃時ヒト速は実質向上する。どちらもインク消費は変わらない。
カサがコジャケ確1なので、コジャケはカサで轢いて他のシャケをショットで攻撃することが可能だ。グリル発進ではとくに役立つ特性。
1ショットで中シャケ2体は倒せるので、ザコ処理能力は高め。タワー鍋も複数同時に攻撃できるので効率はよい。散弾は中射程なのでバクダンアメフラシ弾にも対応可能。

 ▶カサ運用
カサとショットのコンボにより瞬間火力を上げられる。HP500のナベブタはショット3回+カサ1回、テッキュウも3回カサを当てればショット回数を1回減らせる。
常時カサを開いて攻撃できるためダメージを受けにくく、さらに軽量級かつ射撃中ヒト速も高いため、生存性はかなり高い。
カタパッドのミサイルは引き撃ちすることで爆風をほぼ防げる。振り向き速度が速いのでバクダンのボムは爆発の直前にレティクルを向ければよい。カサの耐久力は恐らくバトルと同様200で、ミサイルの爆風を連続で受けたり、バクダンの近爆風を受けると耐久力は残りわずかとなる。
ただしカサ接触によるノックバックで水没する危険があるので、(好ましい状況ではないが)水際に追い込まれたときはセミオートで。このとき地味ながら移動速度が少し上昇し*1、ジャンプ力が低下しない。
ノックバックのベクトルは接触位置と無関係に自キャラの背方向のため、壁を背にしてノックバックを減衰できるほか、囲まれた際に退避したい方向に背を向け連続で接触すると高速で離脱できることがある。
またカサを開いたまま射撃し続けるおかげで、キンシャケ探しではローラーの微速前進のように轢き続けることができる。微速前進のような細かい操作は必要なく、正対してZRを長押しすればOK。ただしノックバックは通常通りなので、背後には気をつけよう。
ラッシュ時は狂シャケを轢くことが出来るため前に出てローラーのようなことが出来るが、ローラーと異なり金シャケに突っ込まれるとダメージを食らうため引き撃ち等で対応しないと危険。

 ▶苦手な状況
シェルターの天敵、ハシラも連射力が上がったとしても今度は2発散弾を当てないといけないため相性の悪さも据え置き。
真下に入りジャンプ射撃をし続ければ倒すことは可能、8発前後掛かるため真上を見ながら3秒強ジャンプ射撃をする必要があるので周囲の安全確保はしっかりと。
登って倒す場合は時計回りにコジャケを追いながら撃ち続けるのが早い、難しい場合は1匹目に当たった状態から照準を動かさなければ12発程度掛かるが倒しきれる。
ハシラは仲間に任せるかスペシャルで対応するべきだがスパイガジェットで相手にせざるを得ない状況もあるので倒し方は覚えておこう。

24式張替傘

ブキ画像ダメージ連射F射撃DPSインク消費インク
全消費火力
射撃上限単発(最小)×発射数射撃(装弾数)展開(パージ必要量)
24式張替傘・甲210.035.0(30.0)×11?100.034F370.6/s4%(25).%/s(15.0%)5250
 
有利なシャケザコシャケ全般・バクダンテッパンヘビコウモリテッキュウ・狂シャケ
不利なシャケハシラダイバー

展開も早くパージも早く傘の回復速度が早い、パージを飛ばす事に特化したシェルター
散弾ショットは他のシェルター種より散らずに密集して発射される特徴も持つ。

 ▶散弾ショット
散弾上限が210のためドスコイを2ショットで倒すことが出来る。
射程はキャンピングシェルター並に長いので、他の短射程シェルターと比べてバクダン,ヘビ,ナベブタの対処がしやすい。
他のシェルター種と異なり弾の散りが少ないため複数のシャケに同時に当てる運用は難しい。
タワーも複数段に当てることが難しいが、射程ギリギリで当てたり曲射で上から被せ撃ちしたりすると少し早くなる。
広い面積を塗ることが苦手なのでダイバーシェルター種の中ではかなり苦手な部類、パージも併用して塗り返そう。場合によっては仮面の上から直殴りで対処する事も検討しよう。
ハシラを散弾で対処するのは少し手間取る。下からの射撃で倒すことがさほど難しくないとはいえ、散弾が狭く基本的に1匹づつしか倒せないので下からの対処には少し手間取る。散弾による複数ヒットを狙えるなら狙いたい。
事前の壁塗りは射角を壁に近づけることで問題ないがウェーブ中のとっさの壁塗りは苦手。

 ▶カサ運用
展開もパージも早いためパージを使う場合はゆっくりエイムしている余裕はないので射撃の段階から狙いを付けておこう。
飛ばした傘はスピードも速く、見た目とは裏腹に塗りも太い。
パージが早いためバクダンやミサイルから身を守る盾としての使い方は難しめ。
足元のコジャケザコシャケを轢こうとする際は意図しないパージに注意。
復活時間は2.3秒。ステージによっては定位置からひたすらパージを垂れ流すだけでキンシャケだけを残して狂シャケを消し飛ばし、その間にイクラを回収する芸当も可能。
 ▶パージでの対ハシラ
ハシラを散弾で対処するのは少し手間取るが、上に登ってから飛び出して上手にパージすれば、散弾よりも素早く倒すことが出来る。

参考動画
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このブキは壁塗りが苦手でありハシラの上に登る手間が大きいので、この方法を使っても他ブキと比べればハシラが得意な訳ではないが、このブキでハシラを倒さなければならない際はこの方法を使いたい。
 ▶コンボ
散弾の210ダメージと傘接触の100ダメージは、オオモノに対してのコンボパーツとして相性が非常にいい。
敵に密着している場合は傘接触のコンボも利用していこう。

  • hp300族オオモノ
    散弾+傘接触で倒せる
  • ドスコイ
    散弾2発の他、散弾+傘接触+パージでも倒せる。
  • hp500族オオモノ
    散弾→傘接触→散弾で素早く倒せる
  • コウモリ
    散弾3発と傘接触3回で倒せる
  • hp1200族オオモノ
    傘接触を2回当てる毎に散弾の確定数が1つ減る。

 ▶まとめ
余剰火力の少なさとコンボがこのブキの真骨頂である。
傘の復活時間も非常に短く、パージが早い分だけ燃費も良いので通路や味方に向けてバシバシ飛ばしてしまってもいい。
基本的に正面戦闘に特化した性能であるため、囲まれてしまったらパージで速やかに退避しよう。
ショットはキャンピングシェルターより5発装填数が多い程度しかなく、インクロックも厳しめ。
パージの太い塗りで移動しながらインクを回復できるのでパージできる分のインクは確保しておくと旗色が悪くなった時でも安心。

コメント

サーモンラン攻略と統一。


*1 非射撃中ヒト速が混じるため