ホクサイの派生ブキ。
前線復帰に使えるサブ、相手の妨害と塗りに使えるスペシャルをもち
ホクサイとはひと味ちがった戦いができるようになった。
これは「ホクサイ・ヒュー」。
ホクサイの二番備えがお披露目となる。
サブウェポンの「ジャンプビーコン」と、スペシャルウェポンの「アメフラシ」で、チーム全体をバックアップして、前線をキープしよう。
少し気が早いが、お正月に備えて書初めの練習をしておこう。
▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2023年8月22日のツイートより。
概要 
ブキ紹介 
ブキチ |
![]() | メインウェポンの ホクサイ・ヒューは、 ホクサイと同じ性能でしが 仲間を導く プレイスタイルを 提案するモデルでし! |
フデで塗り進みながら、物かげに こっそり ジャンプビーコンを設置! 仲間をよび集めて、 みんなで一気に前線を上げるでし! | |
たおされても、ジャンプビーコンで すぐに前線に もどれるでし! もどったときに、ジャンプビーコンを 置き直しておくと いいでしよ! | |
味方がピンチのときは、アメフラシでサポート! 絶対に前線を下げたくない 負けずぎらいな 使い手に かわいがって欲しいでし! |
ホクサイのバリエーションモデル。構成だけでなく、木材の色合いも異なる。
シリーズお馴染みのジャンプビーコンを搭載し
アメフラシによるナワバリを広げられる。
サポートに意識を置いた構成。
メイン性能 
Ver.4.0.0現在
振り
有効射程 | 1.8 | 塗り射程 | 2.6 |
---|---|---|---|
ダメージ | 40.0~10.0*1 (インク不足時 20.0) | 確定数 | 3~10 |
連射フレーム | 11F(0.183秒) | 秒間連射数 | 5.5発/秒 |
キルタイム | 0.383秒/kill | DPS | 218.18/秒 |
射撃継続時間 | 5.683秒 | 射撃前隙(ヒト) | 3F(0.050秒) |
射撃後隙 | 10F(0.167秒) | インク消費量 (装弾数) | 3.0% (33発) |
射撃時ヒト速 | 0.30 | インク回復不能時間 | 30F(0.500秒) |
非射撃時ヒト速 | 0.96 | 単発塗りポイント | 7.5p |
インク効率(ダメージ) | 1329 / 11.075kill | インク効率(塗り) | 249p |
イカ速 | 1.92 | 飛沫数 | 3+2 (インク不足時 1) |
![]() | ダメージ 60.0~22.5?*2 |
塗り進み
ダメージ | 25.0 | 確定数 | 4 |
---|---|---|---|
移動継続時間 | 11.06秒 | 塗り進み範囲 | 0.36 |
インク消費量 | 9.00%/秒 | 移動速度 | 1.68 |
インク回復不能時間 | 20F(0.167秒) | ||
![]() | ダメージ 40.0 インク消費量 7.8%/秒 |
初速 | 9.7~7.1 (インク不足時 ×0.5) | 直進フレーム | 8F(0.133秒) |
---|---|---|---|
ダメージ分布 | 40.0~20.0 | ダメージ距離分布 | 0.60~2.86 |
ダメージ減衰時間 | 24F~45F (0.400秒~0.75秒) | 飛沫拡散角度 | 24° |
足元塗り周期 | 6発ループ | 足元塗り発生 | 2発目 |
対象 | ダメージ補正 (3.1.1時点) | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
![]() | 轢き 1倍 振り 1.5倍 | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | 轢き 100倍 振り 1.8倍 | 轢き 1000倍 振り 18倍 |
![]() | ||
![]() | 轢き 1倍 振り 1.8倍 | 轢き 1.5倍 振り 2.7倍 |
![]() | 1倍 | 1.3倍 |
![]() | 轢き 1倍 振り 1.8倍 | 轢き 1.1倍 振り 1.98倍 |
![]() | ||
![]() | 轢き 1倍 振り 1.4倍 | 轢き 1.1倍 振り 1.54倍 |
![]() | 轢き 1倍 振り 1.8倍 | 轢き 1.25倍 振り 2.25倍 |
![]() | 轢き 1倍 振り 1.4倍 | 轢き 1.3倍 振り 1.82倍 |
![]() | 1倍 | 2倍 |
![]() | 1倍 | 1.1倍 |
![]() | 轢き 0倍 振り 1.8倍 | 轢き 0倍 振り 1.98倍 |
- Fはフレーム。1秒=60F。
- 例えば30Fなら、0.5秒となる。
- 公式の表記では、30/60秒という表記を用いている。
- 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
- ヒト速やイカ速、弾速などの速度単位はDU/F。試し撃ちラインの幅を50としたときの、1Fに移動できる距離という定義。
- ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96 DU/F。
- スプラトゥーン3での内部パラメーター定義にはm/Fを使用している。
50 DU = 5m = 試し撃ちライン1本分。- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
すべてのDU/F表記をm/Fに変更する作業は大変なので、現状距離単位にはDUを使用する表記に変換している。
- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
- 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
- ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
- 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
- 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合*¹は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
- 確n射程とは、主に距離によってダメージが大きく変動するブキにおいて、n回攻撃を当てればキルが取れるギリギリの距離のこと。
- 初速とは、発射直後の弾の速度のこと。
ローラーなど、飛沫によって初速が変わる場合は最も早い飛沫の初速を記述している。 - 直進フレームとは、発射した弾が初速のスピードを保ったまま飛び続ける時間のこと。直進フレーム経過後は弾速がだんだん低下する。
ブラスター・ワイパーでは代わりに射程限界で爆発/消滅するまでの時間を記述している。
弾速についての詳しい仕様はシステム詳細仕様#弾の仕様についてを参照。 - 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
- キルタイムは、1発目が当たった瞬間を1F目とし、そこからキルまでにかかる時間のこと(シューターの場合)。
- 厳密に言えば、キルタイムとはブキを振りかぶるモーションにかかる時間(前隙)や、1発目の弾が発射されてから相手に到達するまでの時間(相手との距離や弾速)も含めるべきだが、これらは状況によって大きく変動する*²ので不確定要素が多すぎるし、また前隙や弾速などは解析を待たなければ分からない。
- DPSは「ダメージ×60÷連射フレーム」で算出。
- 射撃後隙とは、射撃後にイカ/タコになることや、サブウェポンを使うことができるようになるまでの時間のこと。
- 射撃継続時間とは、連射フレーム×装弾数の値を秒に換算した時間。前後隙は含まない。
- 単発塗りポイントは、地面と並行に1発ずつ射撃して得られた塗りポイントの平均を、ナワバリバトルの塗りポイントカウンターを用いて算出している。
- インク効率(ダメージ)は「単発ダメージ×装弾数と装弾数÷確定数」。
インク効率(塗り)は「単発塗りポイント×装弾数」。「装弾数=(100%÷単発インク消費量)」は切り捨てせずに算出。
メイン解説 
ZR連打で筆を振り回し、広範囲にインクを撒き散らせる。
ZR長押し+移動で、一筆書きのように塗り進める。
インク効率が悪いということもあり、継戦能力が高いとは言いにくい。
この点は、ギアパワーで補う必要がある。さらに、射程が短いことから、長射程のブキにはちょっかいを出しにくい。
とはいえ、パブロより射程は長いため、接近をしたときに攻撃はしやすくなっている。
塗り性能は低い。
正確には振りの塗り力そのものは高いのだが、劣悪な燃費が足を引っ張り結果的に下位の塗り力まで落ちてしまっているといったところ。
サブを使った後は下手に動くとインク切れの隙をさらすだけになる。
塗り進みかイカダッシュで接近するのが基本だが、
塗り進みの場合は相手の近くについたところでインク切れになってしまうと、やられるのを待つだけになってしまう。
基本はイカダッシュで、相手インクの上は塗り進みと、使い分けるのがオススメ。
ただし、相手インクの上を塗り進む場合は、パブロとは違って相手インクの影響を受けてしまうことがあるので注意。
急に曲がるときが一例として挙げられる。相手インクのダメージも撃ち合いに影響するので、意識をしておきたい。
サブ・スペシャル 
ジャンプビーコン 
初代の無印ホクサイや2のホクサイ・ヒューを知るプレイヤーにはお馴染みであろうジャンプビーコン。
どちらかといえばデスしやすいためジャンプビーコンとの相性そのものは悪くないのだが、代わりに中距離以上に対する牽制手段や劣勢時・打開時に低リスクで行える対抗策を失ってしまった。
ジャンプビーコンは優勢の時・チームが攻勢に出ているときにこそ輝くサブであるため、無印以上に押し負けないよう注意すること。
ビーコンの周囲にいる敵をマップに表示してくれる索敵効果のおかげで、周囲のクリアリングも可能。
危ないシーンでは置いてマップをチェックしてみると良いだろう。その際にはチームメンバーの位置も確認しておきたい。
また、単純にジャンプビーコンそのものの脅威度が増したということでもあるのでわりと積極的に破壊を狙われるようになった。敢えて見える位置に設置し上手く囮として使いたい。
ホクサイ自体が割と取りこぼしやすいブキであるため、リスジャン・・・ならぬビーコンジャンプもあり。安全性は完全には保証できないものの大きな時短になる。前方に置きがちではあるが後方にも置いておくとそのような事態になった時や後衛ブキを持つ味方にとっては使いやすくなる。特性は覚えておきたい。
アメフラシ 
装置を投げつけてインクの雨を降らすスペシャル。
高台に投げつけて高台上の敵を退かす、メインが前線へ赴く際のお供にするように雨を降らす、広範囲の敵インクの海に投げつけてクリアリングする等、射程の短いメインを支えてくれるスペシャルである。
あらゆる状況でも使い所に恵まれているので、自チームと敵チームの戦況をよく見て、有効だと思った運用で試合に臨もう。
サブに攻撃性能が無く射程の短いメインもあって、劣勢になると追い込まれやすい本ブキにとって、生命線となり得るスペシャルである。そのため抱え落ちはなるべく避けたいところである。
ちなみに雨のスリップダメージで20ダメージ以上負った相手はメイン2発で仕留めることができる。ボールドマーカーに僅かに劣るが非常に速いキルタイムを得られるので、濡れてしまった相手には積極的に仕留めにかかりたい。
運用 
キューバンボムとショクワンダーを失ったことにより、長射程ブキへの牽制手段と積極戦闘手段が失われた。
代わりに自分を含むチーム全員をサポートするジャンプビーコンと敵の行動をある程度制限しやすいアメフラシを手に入れた。
サブとスペシャルの使い方次第で味方を優勢に、敵を劣勢に追い込みやすくでき、戦況を有利状況へコントロールする制御力を発揮できる。
ただしジャンプビーコンもアメフラシも迅速に自チームを優勢に持っていける力があるわけではなく、あくまでもジワジワとゆっくりと効果を発揮するものと考えるべきだ。
そのため本ブキは短期決戦をつけねばならない状況が苦手。
無印より対面戦闘力が大幅に削がれており、メイン1本で戦わざるを得ない。短い射程と遅いキルタイムで苦しい本ブキではかなり痛手であり、特に長射程ブキへの対抗策に乏しいのが悩みの種。長射程ブキたちの前に極力姿を晒さぬよう、慎重に動くべきである。
高い機動性を活かしてステージの所々にジャンプビーコンを設置しつつ、ビーコンの索敵効果を上手く活用して敵の前衛ブキたちとの戦いを有利に進めていき、同じ箇所に複数の敵が固まっていたり、定点防衛を計っている敵を発見したらアメフラシを浴びせて様子見。敵が体制を崩して隙を晒したら攻め込むチャンスとなる。
無印ほどアグレッシブな活躍は無理があり、味方と足並みを揃えつつ冷静に立ち回る必要がある分、敵を劣勢に追い込みやすくできるのが魅力のブキ。
ギアパワー考察 
人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
イカはほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。
相性の良いギアパワー 
サブ性能アップ
イカ速やゾンビ系ギアパワーを押しのけてでも推奨したいギアパワー。
前衛ブキ+ビーコンなので自ずとお世話になる回数は多い。そのためにも補強が第一なのだ。
少量でも効果が高いのでGP3でも良いので積んでおこう。
通常のビーコンならGP10で十分に機能するが、退避能力を主軸に入れたいのであればGP20付近まで搭載するのも手。
インク効率アップ(メイン)・
インク回復力アップ
多少なりともメインのインクを補強することでビーコンを置いた直後の会敵や盤面管理に役に立つ。
ビーコンはインクロックが一切かからないのでサブ効率を積むよりも相性は良い。
イカダッシュ速度アップ
前衛ブキにとってもはや説明不要。キビキビとした動きで敵を翻弄させよう。
復活時間短縮
キルタイムが遅く、平時ではメイン一本で戦わなくてはならないので撃ち負けてしまうことも少なくない。
トライアンドエラーで試行錯誤するプレイヤーにはうってつけだ。
スーパージャンプ時間短縮
味方がジャンプビーコンと重なってしまうと、味方ジャンプの方に優先されてしまう。
またビーコンが全て破壊された際には渋々味方ジャンプする必要もあるのでサブ性だけでなくこちらの補強も検討すべきだ。
カムバック (アタマ専用)
ビーコン持ちの前衛ブキは最大限に効果を発揮できることで知られる。
というのも、即座に復帰しつつビーコンを再設置して戦いに行けるからだ。
スペシャルのリチャージにも地味にお世話になることだろう。
ギアパワーによる効果 
インク効率アップ(メイン)
軽減量最大45%。
スプラトゥーン3 Ver.1.2.0から、フデタイプの塗り進みによるインク消費も削減されるようになった。
敵に使われる場合の対策 
パブロより機動力は低くなったものの、それでも依然高い部類に入る。
全体的に動作が遅くインク消費が荒くなった分、筆跡が太くなり飛沫の数や威力が上昇。ばらつきも大きくなった。
そしてやはりこちらも塗れない床(金網)でも塗り進みのスピードが減速しない。
パブロ同様、マップを見て裏取りされていないか確認しよう。
思った以上に射程が長く、攻撃範囲が広いため、短射程は苦戦を強いられやすい。ただしダメージ減衰が大きく、至近距離以外では4確、5確になってしまうのが弱点。
スプラシューターくらいの射程なら(不意討ちでなければ)十分キルタイムで返り討ちにできる。
クラッシュブラスターと並んで初心者が対処に苦戦しやすいブキの1つである。
飛沫のエフェクトが大きくうまく命中しないことや、間合いの管理が難しいことが挙げられる。
きっちり射程端まで退避しつつ引き撃ちする技術が求められる。
ブキセットごとの対策
サブがジャンプビーコン、スペシャルがアメフラシになり、味方のサポート寄りの武器となっている。
無印と比べると、長射程武器に対する牽制力が弱くなった。しかし、アメフラシの範囲内に入るとメインの攻撃の餌食になりやすいので気を付けよう。
また、ビーコンで復帰も早いので、出来れば壊しておきたいところだ。
アップデート履歴 
トリビア 
- 本ブキの公式告知ツイートに「少し気が早いが、お正月に備えて書初めの練習をしておこう。」とあるが、そのツイートは8月時点のものであり、正月から4ヶ月も前のことである。
少しどころの話ではないというツッコミも多い- 過去作ではシリーズを通して正月になると追加されるブキであるためか。