元ネタ一覧

Last-modified: 2024-03-30 (土) 23:55:23

ゲーム内に登場する様々なものの名前や形の元ネタと思われるもの。
あくまで推測なので実際に元ネタとなっているのかは不明。

過去作からデザインが変わっていないものについては1のwiki2のwiki参照。

ギアについての元ネタ(ブランド含む)は「元ネタ一覧/ギア」を参照。
音楽についての元ネタ(曲名、アーティスト名)は「音楽」を参照。


メインウェポン

シューター

スプラシューター

タンク後部についているキャップはおそらく液体のりや接着剤などのキャップから。
インクタンクを固定しているのは自転車フレームに取り付けるボトルホルダー。
タンクを取り外す際はボトルホルダーと同じく、斜め前方向に引き出すものと思われる。

本体の基部は前作までのいかにも玩具っぽい形状からセミオートマチックハンドガンのフレーム部分に
タンクを載せる+円錐形のマズルパーツを付けたような形状に変更されている。

.52ガロン .96ガロン

.96ガロンのノズル部は浄水に使われる麦飯石や中空糸膜。
公式でも「浄水ノズル」と呼ばれている。 https://twitter.com/SplatoonJP/status/1521052625323528192

全体的なフォルムはどちらも回転弾倉式のグレネードランチャーを基調に弾倉部分にウォーターサーバーのタンクを組み合わせたような形状。今作でストックが傾いているのも元ネタの武器を意識してだろう。

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H3リールガン

上部のレバーはボールバルブに使われるもの。 https://www.monotaro.com/p/5410/3964/

スペースシューター

全体的なフォルムはプライムシューターの元ネタ同様空気圧縮式の水鉄砲モチーフだが
タンクは水筒がモチーフだろうか
https://www.amazon.co.jp/dp/B08X1BMFMC/

ローラー

スプラローラー

先端の金具はホースクリップ? https://www.monotaro.com/p/0937/2116/

ダイナモローラー

横軸機構はオルタネーター https://www.amazon.co.jp/dp/B09PFV4V4R/

縦軸機構はハブダイナモ? https://www.amazon.co.jp/dp/B07NLFYK58/

いずれもダイナモ (電流を流したコイルが磁気によって回転する力を利用し、直流の電気を発電する発電機) から派生・発展した機構。

ワイドローラー

ファストフード店のドリンクのカップと曲がるストロー。
フタにはドリンクの中身を示す突起も存在。
カップを保持する部品はドリンクホルダーになっている。
紹介文で「ハッピーになろう」と表現しているあたり、マクドナルドのハッピーセットのおもちゃをイメージしたデザインと思われる。

チャージャー

スプラチャージャー

スプラシューターと比べるとインクタンクが細長く、よりチューブのり感が強い。

ストック部分は末端の形状がトレッキング用の杖、もしくはそれをモデルにしたスポーツモデル風の杖。
取り付け方は必要に応じて本体内部に収納するか引き出して安定させるかを選べるスライドストックからか。
https://www.captainstag.net/products/UM-2313.html

三角形のフロントサイトは前作と同じくM16などをモデルにしていると見られるが、その手前についているY字型の方はMk14 EBRからと思われる。

スクイックリンα

タンク部に貼ってあるテープはダクトテープ。その他参照。

リッター4K

タンクはステンレス製タンクローリー。リッター3Kと元ネタは同じだが細部が異なる。 https://trafficnews.jp/post/91287

R-PEN/5H

本体は鉛筆。消しゴムつき。
弾はこの手のカラーペン。 http://lemon.gr.jp/goods/item.php?p=200104
弾を繰り出すしくみはロケット鉛筆。 https://mai-bun.com/post-1245
青いパーツはコンパスがモチーフ? http://www.sonic-s.co.jp/product/ec-400
キャップ手前のパーツはマズルブレーキ。対物ライフルバレットM82が著名。ただし、よく見ると中に見える銃身に開口部はないため発射しても何も出てこず、本来の用途は果たせそうにない。
横に突き出した弾倉は、戦間期の自動火器、特に初期の短機関銃などに多く見られるもの。ばねの弱さによる装弾不良を抑え、また地面に伏せながら撃つ際に邪魔にならないように、という思想によるものだったが、強力なばねの開発で装弾不良が解決を見た一方、設計段階で左右が固定され持つ手を切り替えられない、スリングで吊り下げると身体にぶつかるなどといった問題の表出から淘汰されていった。新ブキなのにどことなく漂うシブいレトロ感に一役買っている。
……しかしよく見るとこの弾倉、上面はクリアパーツなのだが、前後と外側の面に壁がない。装弾不良以前に上下に傾けるだけで弾がぼろぼろこぼれかねないうえ、フルチャージ時のアニメーションでも弾が飛び出しかけている。実は装弾クリップなども併用されているのだろうか?

ロゴはステッドラーが元ネタ。 https://www.staedtler.jp/
ステッドラーでは似た形の色鉛筆を以前作っていた。 https://twitter.com/STAEDTLERJP/status/1592697328045297665

名称は「ロケット鉛筆」→「Rocket pencil」→「R-PEN」。
「/5H」は鉛筆等の芯の硬さ・濃さを表す記号「5H(Hard)」と、フルチャージ状態で5発撃てることから「5Hit/5Hatsu(発)」等をかけたものか。

スロッシャー

ヒッセン

絵筆を洗うためのバケツ「筆洗」。角型のものに変更。 https://www.askul.co.jp/p/W115357/

エクスプロッシャー

ジェットヒーター。デザインは変更されたが2のエクスプロッシャーと元ネタは同じと思われる。

モップリン

モップ絞り器。内部のローラー2つにモップの毛部分を挟みながら引き抜き、余計な水気を切るのに使う。
https://www.monotaro.com/g/00009601/

スピナー

バレルスピナー

タンクを保持するフレームは自転車用のボトルケージ? https://hakkle-blog.jp/?p=4612

イグザミナー

テストの採点によく使われるソフトペン。 https://www.askul.co.jp/p/AN06314/
ブキ説明の「ハナマル」という言葉からも読み取れる。
https://twitter.com/splatoonjp/status/1693548495742042355
名前の由来はexaminer (試験官、審査官) から。

英語版の「Heavy Edit」は追記、訂正の意か。

マニューバー

ガエンFF

消火器。
名前は臥煙? https://kotobank.jp/word/%E8%87%A5%E7%85%99%E3%83%BB%E8%87%A5%E7%83%9F-2020087

英語版では「ガエン」が「Douser Dualies」に差し替えられているが、「Fire Fighter」の略のつもりなのかFFはそのままになっている。

25.5という数値も16進数としてのFFに由来するものと思われ、実際ロシア版ではFFが255という数字に置き換わっている。

シェルター

24式張替傘・甲

和傘。Twitterの説明曰く傘は海藻由来の紙を使っているとのこと。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000121112.html
Twitterの北米アカウントの説明では和紙とよく似た海苔に言及している。
https://twitter.com/SplatoonNA/status/1757769210342654384
https://dtp-bbs.com/road-to-the-paper/column/column-098.html

ブラスター

ノヴァブラスター

Appleから1998年に発売されたパソコン「iMac G3」?
WikiPedia.ja:IMac

また、1990~2000年代ごろ、ゲーム機など電子機器の外装が半透明の樹脂で作られ、内部構造が透けて見える「スケルトン構造」(厳密には「トランスルーセント構造」と呼ばれる)がブームとなったことも元ネタか。
任天堂のゲーム機ではゲームボーイカラー、NINTENDO64、2DSなどにスケルトンモデルが存在した。

ロングブラスター

公式ツイートのとおり、先端部はバイクのロケットカウル。
https://twitter.com/splatoonjp/status/1541353392550776832
https://www.mensnonno.jp/lifestyle/culture/155611/

タンクは飲料缶。
https://www.amazon.co.jp/dp/B001HYT2I4/

S-BLAST92

任天堂が1993年に発売した、スーパーファミコン用周辺機器「スーパースコープ」がモチーフ。https://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/lr/index.html

イカ文字ではなく、元ネタ通りにアルファベットで「SUPER SCOPE」とマーキングされている。
型番が"92"とふられているのは、北米でのリリース年度の1992年に合わせているからだろうか。
実写のマリオ映画やスマブラシリーズをはじめとして、任天堂作品でモチーフとしてたまに使われる事があるがスプラトゥーンシリーズでは、イカやタコの体系に合わせた寸詰まりの形状にアレンジして採用となった。

単三電池6本使用と言う燃費の悪さは語り草になっておりスプラトゥーン公式ツイッターでも、そこをネタにしたコメントがされている。
https://twitter.com/SplatoonJP/status/1658759261244227584

射撃モードの切替については対応ソフトの一つ「スペースバズーカ」にもある仕様でそちらでは連射とタメ撃ちとなっており、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではそちらの仕様に寄せたモード切替が採用されている。

フデ

フィンセント

名前の由来は、オランダの油絵の巨匠フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)。
先端部は扇型筆 (ファンブラシ)、中間部は油壺、持ち手部分はペインティングナイフと、油絵に用いられる画材が組み合わさっている。
https://www.gazaihanbai.jp/products/detail/product_id/55623.html
http://zokeifile.musabi.ac.jp/%E6%B2%B9%E5%A3%BA/
http://zokeifile.musabi.ac.jp/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%95/

筆の毛先に切れ込みが入っており、魚のひれ(フィン)に近い形をしている。ブキの名前と掛けているのだろうか。

ストリンガー

(クロスボウではない)弓から一度に複数の弾を撃つのは「マルチショット」と呼ばれ、国内外のドラマ・ゲーム・アニメを問わずよく使われるミームである。https://tvtropes.org/pmwiki/pmwiki.php/Main/Multishot
比較的古いのはコメディドラマ『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』(1993年)で、キービジュアルにも使われている。 https://filmarks.com/movies/32893

トライストリンガー

釣具(釣竿+スピニングリール)。アーチェリーで言うところのサイトの部分がスピニングリール、リム部分が釣竿(釣り糸を通すガイドが付いている)となっている。

ボウフィッシングという、弓をハープーンガンのように用いる漁法が元ネタだろうか。

なお、アーチェリーと釣りは道具一式のことを共に「タックル」と呼ぶ。

真ん中の射出部はボール用空気入れ。 https://www.amazon.co.jp/dp/B078N7XYZS/

凍結弾はアイスキャンディー?

LACT-450

中心部の形状はヤクルトなどの乳酸菌飲料

「XX-nnn」と英字と数字をハイフンでつなぐ命名の仕方は菌の株を特定するための表記法で、少し高めの乳酸菌飲料の名前によく出てくるテンプレートである。
「LACT」は「乳酸菌」グループの学名であるラクトバチルス (Lactobacillus) から。
「450」は公式ツイート曰く「1本あたりの有効ダメージ成分45.0配合」に由来。チャージ後のダメージが1発あたり45.0。
https://twitter.com/splatoonjp/status/1567090237096214529

全体的な形状は滑車を利用した弓、コンパウンドボウ。
チャージキープが可能なのはコンパウンドボウの「レットオフ(let-off)」という引き切った状態で保持力が軽くなる仕組みから? WikiPedia.ja:コンパウンドボウ

真ん中の射出部はこれもボール用空気入れ?

クマサン印のストリンガー

左右各4連装+中央という構成は、クロスボーンガンダムのピーコックスマッシャーとそっくりである。
https://hobby.dengeki.com/news/1087984/

ワイパー

ドライブワイパー

車のワイパーブレード。 https://www.monotaro.com/p/7531/6927/
車のパーツであることから「ドライブ」。

刀身は吸水モップ。 https://www.monotaro.com/p/2789/4747/

持ち手はバドミントンのラケット。 https://www.yonex.co.jp/badminton/racquets/arcsaber-11-pro.html
こちらはバドミントンの「ドライブショット」にちなんだものと考えられる。

ジムワイパー

回転式ゴム印。 https://item.shachihata.co.jp/catalog/j050007/00018810/
事務作業に使われることから「ジム」。
任天堂入社時にもらったものがモチーフとのこと。 https://www.nintendo.co.jp/interview/av5ja/02.html

側面のY字ネジは、電子機器の分解(改造)を防止するために用いられる特殊なネジ。Nintendo Switchを始めとしたゲーム機にも使われている。

SFファンタジーなどでは「大剣型チェーンソー」といったタイプの武器が登場することは珍しくなく、ジムワイパーのチェーンソーのような刃からそれらのモチーフも含まれていることが覗える。

クマサン印のワイパー

根本のドラムの外側についているのはブラシレスモーターの中に入っている「電機子」と呼ばれる部品と思われる。WikiPedia.ja:電機子
チャージすると回転するが、片方は一部のボビンにしか銅線が巻かれておらず、ブラブラするだけで回転しないあたりイカにもジャンクパーツで作った感が出ていて芸が細かい。
ちなみに本物のブラシレスモーターの電機子は固定されていて回転しない。

サブウェポン

ラインマーカー

油性ペン? https://www.monotaro.com/p/5705/2134/

ホワイトボードマーカー? https://www.pilot.co.jp/products/pen/sign_marker/board_marker/bordmaster/

スペシャルウェポン

カニタンク

カラッパ https://ioworld.jp/guide/guide-14401

球状の収納形態から生物の姿に変形するアイデアは、かつてコロコロコミックでも扱われていた男児ホビー「爆丸」から? https://corocoro.jp/news/47736/
カニタンクと同じカニモチーフのテラークローという機種が特に近い。

各部のデカールは、工事現場等で注意を促すための虎柄模様と、事故実験等でダミー人形に施されるターゲットマーク。

乗り方はベイマックス? https://www.youtube.com/watch?v=5NWOnLb0gUs

元ネタかはいまいち不明だが、球状の戦闘車両としてはクーゲルパンツァー(玉戦車)がある。

グレートバリア

射出機はベイブレードのランチャー。https://www.amazon.co.jp/dp/B01E4W3PUG/

ドローンはレオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプター。 WikiPedia.en:Leonardo's aerial screw

名称はオーストラリアのサンゴ礁地帯「グレートバリアリーフ」。

キューインキ

集塵機。https://www.amazon.co.jp/dp/B08MW32LKC

着弾時の爆発は磁性流体のスパイク現象? WikiPedia.ja:磁性流体

名称は「吸引機」と「インキ」から?

トリプルトルネード

発射台は様々な機能が加えられた、いわゆる「ハイテク筆箱」。
スペシャルを発動するとハイテク筆箱特有の可動鉛筆入れが起き上がった状態になる。

また、発動中は右上からアンテナが伸びているのは通信兵が背負う無線機からか。
戦争映画等でしばしば通信兵が最前線で敵の攻撃を受け、航空支援や砲撃支援を要請する…というシーンが組み込まれているのが着想元と思われる。
昨今では小型化が進んでいるため、古めの型がモデルのようだ。

弾丸は鉛筆+鉛筆キャップ。

ガイド装置は鉛筆削りとなっていて、鉛筆が鉛筆削りに刺さって回る(トルネードのグルグル回る動き)ことによって削られる、という仕組みになっている。 https://ball-goods.com/?pid=127636771

ショクワンダー

触腕でワイヤーの如く高速移動する様はスパイダーマンと忍者を掛け合わせたような感じがある。

公式の影の戦士や素顔を隠しているといった解説文からもそういった変身ヒーローを意識しているように見える。

触腕を発射していない時の首周りに巻き付いているのはいわゆる「ヒーローマフラー」からか。
正確な起源は不明だが、1959年に連載された漫画『少年ジェット』で既に北村健のコスチュームとして採用されている(当時のバイカーの間で流行していたファッションの輸入)。
また、『仮面の忍者 赤影』で赤影も赤いスカーフを巻いていた事からか、忍者キャラのデザインとして現代まで継承されている。
自身の体の一部をヒーローマフラーのように巻きつける水生生物モチーフの忍者という点では、同じ任天堂繋がりで『ポケモン』のゲッコウガも彷彿とさせる。(イカタコはゲソを、ゲッコウガはベロを巻きつけている)

名称は触腕+Wonderでショクワンダーか。
「仮面ライダー」「ゴレンジャー」のように、「~母音a+ー」である特撮ヒーローにちなんでいるとも考えられる。

メガホンレーザー5.1ch

5.1chサラウンドシステムが元ネタ。
左右の音の大きさで表現するステレオ音声に留まらず、「5方向スピーカーを配し、高い臨場感を与える立体音響システム」のこと。
映画館のようなダイナミックな音響に使用されたりするほか、最近ではゲーム用ヘッドホンでも聴覚サポートとして実装されているものもある。
正面背面右背面左の5つの小さなスピーカーと、重低音を担うサブウーハー(やや大きいスピーカー)で構成されており、メインの5つを5チャンネル、サブウーハーを0.1チャンネルと換算した合計6基のスピーカーを5.1chと通称されている。
だとしたらスピーカーは6個同じ大きさではなく1つは大きいはずだが・・・。

攻撃方法は「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する兵器・ファンネルや「ウルトラマンジード」のゼロビヨンドを思わせる。

ホップソナー

本体部分はアイスパンチやキャッチボールするおもちゃ。 https://item.rakuten.co.jp/kishi-gum/10009709/ https://www.yodobashi.com/product/100000001006247598/

スタンド部分はソフトクリームスタンド。

円状に広がる攻撃方法・ジャンプという回避手段は、『スーパーマリオギャラクシー』等の敵『リングビーマー』のセルフパロディ?

サメライド

サメ型のまたがって乗るフロート (浮き輪)。 https://item.rakuten.co.jp/marutomi-a/swm-fl-57525/

サメの顔のイラストは、戦闘機首に施されるノーズアートの一種「シャークマウス」。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88

コースロープはプールで使われるもの。

止まり方は「AKIRA」の金田がバイクで止まるシーン。 https://www.youtube.com/watch?v=A9hCzjBc7Q4

ウルトラショット

先端は蛇口とホースを接続するためのニップル。 https://www.monotaro.com/g/01407898/

本体に増設されているインクタンクはおそらく車体下部から無理やり上方に向けて延長させた、暴走族仕様の車やバイクに取り付けられる「竹槍マフラー」に加え、前作サーモンランに登場したクマサン印のブキについていた謎の液体タンクからか。

テイオウイカ

ネーミングはかつてダイオウイカの一種と考えられていたタイセイヨウダイオウイカの別名から。

ウルトラチャクチ

巨大な拳を射出する・叩きつけるという技は多くのバトル系創作に登場するが、このスペシャルの場合は特にSwitchゲーム「リングフィットアドベンチャー」の演出を元ネタとしているのではないかという声がある。

ステージ

マテガイ放水路

貝の一種であるマテガイ
細長い体を持つ二枚貝で、海岸の砂地に生息している。
海岸に空いた穴へ塩を流し込んで出てきたところを捕まえる独特な方法の潮干狩りは、初夏の定番レジャーの一つである。

ステージのモチーフは首都圏外郭放水路。 https://gaikaku.jp/
巨大な柱はマテガイに似ている。

ヤガラ市場

魚の一種であるヤガラ
とても長いくちばしを持つ独特な形状の魚。
1匹から取れる身の量が少なく、特に美味なアカヤガラは料亭などでも重宝される高級食材である。

屋外市場である事から「野外」、怪しい物が売られているという点は「輩」なども掛かっているものと思われる。

ユノハナ大渓谷

カニの一種であるユノハナガニ

ステージ自体が熱水噴出孔がモチーフになっていることが公式に明かされており、ユノハナガ二は熱水を好み深海の熱水噴出孔付近をすみかとする特異な体質のカニ。
背景の細長い岩は熱水噴出孔のチムニー。 https://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20170428/

また、「湯の花」は温泉成分が固形化したもの(硫黄やカルシウムを筆頭に様々な成分が含まれる)で、乳白色~黄色みがかかった状態で析出したり、意図的に固めて集められたもの。
温泉地のお土産として売られており、入浴剤として使用できる。

ステージ遠景のモデルはおそらくアメリカ西海岸はネバダ州にあるレッドロックキャニオンなどか。

トリカラバトル用ステージのデザインは『ゼルダの伝説』シリーズのキーアイテム「トライフォース」から。

ゴンズイ地区

魚の一種であるゴンズイ

ゴンズイは温暖な海に住むナマズの仲間で、細長い黒い体に黄色いスジが入った見た目はどことなく本ステージの構造を思わせる。
体に猛毒のトゲを持ち、うかつに触って刺されると、広範囲が激しく腫れ上がって痛む。
刺されるのが2回目以降なら、放置しているとアナフィラキシーショックにより最悪死に至る。
しかも本州から沖縄まではどこでもよく釣れてしまうため釣り人からはひどく嫌われている。
だか加熱すれば毒はなくなり、味は美味い魚なので食べる人もいる。
バンカラ地方の中心地ということで「触ると怪我する」という、粗野なバンカラの魂を体現した名前に見える。

交通標識の文字
「デカ知見山」?=?
「松坂通り」?=「松坂桃李」?
「湯ノ花」=「ユノハナ大渓谷
「千葉城県」=「チバラキ県

ナメロウ金属

アジやイワシなどの生身をネギや味噌と一緒に細かく叩いて刻んだ料理であるなめろう
小骨が気になりにくく、そのままでも焼いても美味しい、家庭でも居酒屋でも定番のメニュー。

ステージの外は砂漠になっており、そこに錆びきった船の残骸が鎮座しているという風景が広がっている。
おそらく残された船の残骸などを刻んで金属として再利用している事から「なめろう」なのだと思われる。

クサヤ温泉

名前は草津温泉 + 伊豆諸島の郷土食品「くさや」から。
背景には、草津名物の「湯もみ」の衣装を着たクサヤの干物のマスコットキャラクターの看板もある。

赤茶色のお湯は鉄分を多く含んだ含鉄泉か?有馬温泉などが有名。

フグの形をした湯口は、2019年に以下の画像や動画がTwitterで反響を呼んだ鶯宿温泉の温泉水で育てた水を吐き出すトラフグが元ネタ。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1903/25/news115.html

ナンプラー遺跡

タイの調味料で、アンチョビ(カタクチイワシ)等の魚を塩に漬け込み発酵させた魚醤「ナンプラー」。

タラポートショッピングパーク

ショッピングパーク「ららぽーと」と魚のタラから。一目瞭然である。

タカアシ経済特区

タカアシガニ
日本近海域の深海底に生息する世界最大の節足動物。食用。
前作の登場人物、シガニーと同一。

海側にはヤガラ市場と思われる地形が確認でき、そしてヤガラ市場側からも、本ステージ中央の2本の大型クレーンを持つ建設中の高層ビルを確認できる。
それ以外の位置関係などは明らかに照合しないが、そういうことを気にしてはいけない。

高層ビルの設計は、2棟を除いてカーテンウォール式。内部の鉄筋構造で荷重を受け持ち、外壁を構造物に貼りつけるのみとすることで軽量化を図り、さらなる高層建築を可能とした。
また、全面ガラス張りといった、従来工法では不可能だった意匠も実現できるようになり、現代に至るまで超高層建築の主流をなしている。
……という割に隣接する1棟はバンカラ街かと思うようなあまりにも古臭い鉄筋造りであり、まさにバンカラのテーマである混沌の体現といえる。自重で崩落しないか心配である。
実際バンカラ街広場からの流用モデルらしく、ネオンサインはいくつか同じものがあったりする。

高層ビル壁面のネオンサインは、映画『ブレードランナー』をはじめとするサイバーパンクジャンルで頻出するモチーフ。
いわゆる空飛ぶ車などといった手軽な航空交通手段の存在を前提にして、地上のみならず空中までも広告で埋め尽くされた乱雑な景観であり、これもまた別種の混沌の体現といえるか。
勝手にバトルステージにされた工事現場を真正面に臨み、つまりはビルが完成してしまえば広告効果はほぼ無に等しくなるというロックンロールな広告たちである。

オヒョウ海運

オヒョウ
北洋に生息し、場合によっては体長3m、体重も200kgに到達する大型なカレイの仲間。食用。

ステージ全体は重量物運搬船。特に、甲板を水面下に沈め、水上に浮かぶ重量物を下から掬い上げて搭載する半潜水(FLOat-on, FLOat-off)式のもの。
運搬対象は何らかの海上プラットフォームであり、最も知られた用途は石油採掘用のもの。それ以外には海上要塞や海上レーダーなど。
また軟体世紀での実例としても、初代シオノメ油田ムニ・エール海洋発電所が存在する。

一切の植生がうかがえない黒い山肌と流氷からなる遠景、そしてバンカラジオでの「ネットが通じない」言及から、航行中の海域はおそらく北極海航路。現実世界では20世紀後半ごろから、地球温暖化に伴う海氷の後退にともなって利用が広がった歴史の浅い航路。
スプラトゥーン史上初、地方を通り越しおそらく国境も跨いだはるか遠方に所在するステージと思われる。行き来だけでも何か月かかかりそうである。

ステージ周囲の海面を跳ねているのはトビウオの仲間と思われるものの、亜熱帯から温帯であるとされる本来の生息域とは明らかに符合しない。

バイガイ亭

巻貝の一種「バイ貝」から。
他のステージに比べると配膳ロボット等が置かれており、コロナ禍における時勢を思わせるステージ。
ステージ中央の天井には巨大なラーメンのオブジェクトが吊り下げられているが、このラーメンにショクワンダーで登る事ができる。
ただしスープが水面判定なのか、スープ内に落ちるとショクワンダーを強制終了させられる。

カジキ空港

背景の建物は仙台空港旅客ターミナルビル。 https://www.kumagaigumi.co.jp/works/sonota_sendaikuko.html
同じ宮城県の気仙沼はメカジキの水揚げ量が日本一。 http://www.mekajiki.jp/about/

サーモンラン NEXT WAVE

装備

作業服全体のデザインはケイビングスーツであろうと思われる。http://jetpower.jp/gear/geartop.html
ヘルメットには防暑垂れと送風機が付属しており、野外工事用の作業服も参考にされていそう(特に鳶職人)。バイト現場はなかなか暑いようだ。

イクラ投げに用いる網はタモ網?(分解組み立て可能なタモ網はしばしば同じように背負う形で携帯する)
網目の粗さや結び目の形は浮き玉モチーフ?(金イクラを持った状態だとフォルムが浮き玉に近くなる)WikiPedia.ja:浮き玉

ステージ

アラマキ砦

わたを抜いて塩漬けにして凍らせた鮭「新巻鮭」。

ムニ・エール海洋発電所

小麦粉とバターで魚を焼いてソースをかけたフランス料理「ムニエル」。
鮭はムニエルの材料として代表的な魚である。

すじこジャンクション跡

卵巣膜に包まれたままのサケ科の卵、またはそれを塩漬けした食品「筋子(すじこ)」。
筋子から卵巣膜を取り除きバラバラにしたものがイクラとなる。

どんぴこ闘技場

どんぴこ (どんびこ) は新潟県村上市で鮭の心臓のこと。 https://ab.jcci.or.jp/article/33557/ https://www.sake3.com/iyoboya/111
ステージ遠景は映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が元ネタ。 https://www.youtube.com/watch?v=C45fcET8yoY&t=24s

オオモノシャケ

ナベブタ

裏側は蒸し器。 https://www.amazon.co.jp/dp/B07SXGRK52/
攻撃方法は「落とし蓋」。

全体のデザインはジョージ・アダムスキー氏が目撃したと主張して有名になった「アダムスキー型円盤」。
浮いた円盤から出る光はエイリアン・アブダクションに使われるトラクター・ビームか。 https://www.google.com/search?q=alien%20abduction&tbm=isch
ナベブタザコシャケを放出し、エイリアン・アブダクションは生物などを吸い上げる、と逆だが。

本体のヘアスタイルはアダムスキー型円盤のブームと同時期に若者の間でビートルズを真似て流行していたマッシュルームカット(モップ・トップ)。

ダイバー

水族館の定番、イルカの輪くぐり。
くぐる輪を自分で発射するのはイルカが空気を吐き出して作るバブルリングからか。
マスク左右に取り付けられているのはカセットガスボンベで、ガス圧でリングを発射するようだ。

哺乳類のイルカと魚のシャケでは尾びれの付いている向きが異なる(イルカは体に対して水平につくのに対し、魚は垂直)が、横に90度回転した状態でマスクを付ける事でイルカのようなシルエットになっている。
そのため、よく見ると右と背のヒレは同じ大きさなのに対し、本来は背びれの左ヒレだけが大きいように見える。

テッキュウ

テッキュウが使う射出機はターレットトラック
小回りが効くため、築地・豊洲をはじめとした海鮮卸売市場でも多く利用されていることからか。テッキュウが胸付ズボンを履いているのも水産業従事者つながりと思われる。

ハシラ

文字通り「柱」だが、柱の周りを歌いながらグルグル回るのは世界各地に伝わる雨乞いの儀式からか。
特に、メキシコに伝わるボラドーレスの儀式は柱の頂点から縄で逆さ吊りになった地元の男たちが遠心力でグルグル回転しながら歌ったり楽器を演奏する事で、雨が降るように祈願するという点が一致している。

他には、漁港付近でよく見られる「いかぐるぐる(回転式イカ干し機)」もモチーフとしているかもしれない。
佐賀県と初代Splatoonのコラボ時に呼子町のスプラトゥーン仕様いかぐるぐるが話題になった他、Splatoon2サーモンラントキシラズいぶし工房にもいかぐるぐるに似た背景オブジェクトが存在するなど、いかぐるぐるとSplatoonは以前から縁がある。

オカシラシャケ

ヨコヅナ

ヨコヅナイワシがモチーフ? https://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20210125/

首に鎖(錨鎖)を巻いているのは1970~80年代に活躍したアメリカ人プロレスラー、ブルーザー・ブロディからか。
ブロディは身長2m・体重140kgの巨体を誇り、アメリカだけでなく日本のプロレス界においても活躍し「超獣」の異名を持った。
(同じく首に鎖を巻いたプロレスラーとして新日本プロレス所属の真壁刀義選手がいるが、真壁選手の鎖はブロディにちなんだものである)

タツ

身体中に電極があることから、デンキウナギがモチーフだろうか。https://aqua.stardust31.com/unagi/denki-unagi/denki-unagi.shtml
余裕は少ないかもしれないが、よく観察すると、ボムを溜めている時に身体中の電球が光っていることが分かる。
口内のフライパンからクリップ電極を用いて繋がっているのは、主に心電図検査などで使われる電極パッドだろう。
また、咥えているボムは龍玉(龍の像がよく持ってるアレ)が元ネタか。爆発の仕方から見ても、ナイス「ダマ」に掛けられているのだと思われる。

その他

  • クマサン商会運用のヘリコプターは、かなり丸っこくデフォルメされているものの、おそらくはアメリカ海軍が運用している艦上救難ヘリコプターのHH-60Hがモデルと思われる。
    テールギア(尾輪)の位置がテールブーム後部にあるUH-60と違い、胴体後部下であることからSH-60系列であることがわかる。
    さらに側面の両開きスライドドア、機内のいかにも軍用ヘリらしい設備などは、敵地に取り残された兵士を救出する前線救助任務向けのHH-60Hに近い仕様である。
    機体上部の2基のエンジン、低めのメインローターと、胴体下部左右の張り出し部に設けられた着陸脚と航空灯などが特徴的。特に機内は座席のレイアウトまで一致させてあるなど、さりげなくかなり手が込んでいる。
    機内で商会の音楽がかかっているのは、もし元ネタがあるとすれば映画『地獄の黙示録』冒頭シーンか。wave中のBGMはシャケ側がかけているものという設定があるので、それに対する神経戦だろうか。
    ちなみに、メジャーなUH-60系ではなく少々マニアックな艦載型のSH-60系なのはなぜか、という疑問についてはイカの説が考えられる。
    • そもそも現場が海上で、前作のサーモンランではアルバイターを船で送迎していたこともあり、ヘリを所有するなら船に載せられるタイプのほうが好都合だから?(前作の送迎用の船はヘリなど載せられない小型漁船だったが、現に多数のヘリを所有できるほど潤沢な資金を持つ同社はマンタマリア号並みの大型船も所有していても何らおかしくない)
    • SH-60系列のヘリコプターは、本来は対潜哨戒任務を目的に開発されたものである。つまり「哨戒ヘリコプター」→「商会ヘリコプター」にかけている?
  • 商会に入って右手に置いてある雑誌の元ネタは、ひのでや参吉氏が漫画「Splatoon」を連載中の月刊コロコロコミック。
    表紙のイカの特徴(ゲソ型とゲソ色・ブキがマニューバー・着ているフクの種類)が、漫画版に登場するキャラクター「グローブくん」と一致する。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09142413
  • 交換所でウロコと引き換えられるロッカー用のオキモノは、アーミーメン、グリーンアーミーマンなどと呼ばれる第二次大戦後版「おもちゃの兵隊」。
    アメリカにおいて戦後に目覚ましい発展を見せるプラスチック加工品としては最初期の製品に当たり、時節柄にも支えられ、そして当時の軍服の色に合わせた単色成形として塗装をほどこさない大胆な決定が大量生産を可能にしたことによって、実に数十体が袋詰めやバケツ単位で売り出されて「事実上使い捨てにできるくらい」安価なおもちゃとして、ヒストリカルミニチュアウォーゲームの駒から、砂場遊びやビー玉弾きの的などとして、幅広い世代に親しまれた。
    現代では「史上最も人気あるおもちゃ100選」のひとつにも数えられ、数々の映画やゲーム、コスプレ、果てはグミやキャンディのモチーフなどとして、おもちゃという枠を越えひとつの文化と言えるレベルで定着している。
    バイト現場のシャケたちは期せずしての原作再現といえるトロ箱満載一山イクラの物量で襲いかかってくるのに、交換所でのウロコ価格はやけに強気なものばかりで、イカタコのお手元とロッカー内では高嶺の花と化してしまっているのは、プレミア価格のついたレトロなおもちゃのようでなんとも皮肉である。

バンカラ街

「バンカラ」は、前作までの作品舞台の地方名でもあった「ハイカラ」の対義語。
明治~昭和(戦時中を除く)に、西洋に染まったお行儀の良い最先端の流行を行く人を洋服の襟が高い(high collar)ことにちなんで「ハイカラ」と呼んだが、「バンカラ」はこれに対するアンチテーゼとして「粗野でイケている」というコンセプトを表した言葉である。
「イカ」という語が入っておらず、オクトリングも普通に馴染んでおりもはやイカだけの世界ではないというコンセプトもうかがい知れる。
また、街全体のモチーフは、雑然とした高層マンションが建ち並んでいる点、漢字のようなイカ文字が散見される点、飛行機がかなり低い位置を飛んでいる点から旧啓徳空港時代(~1998)の香港と思われる。ただし、香港の幹線道路に地下の高速道路や高架のモノレールは今も昔も存在しない。
時代的に九龍城砦(~1993)ともいわれるが、九龍城の内部はあまりに狭くバンカラ街のような広場や街路はないため、普通の香港市街が元ネタか。

すりみ連合

グループ名は「すり身」と「スリー」+「三」から。
下記の通り3人の元ネタとなっている魚はどれもすり身にして食されることが多い。

すりみ連合の紋は丸にひらがなの「み」を放射状に三つ配置したもの (スリー・み)。
すり身連合のマークは、紋にも使われている独特のフォントです・り・み 参照元右上
https://twitter.com/splatoonjp/status/1565225443514408963
もしくは紋を横に並べたもの(み・み・み) 参照元左上
https://twitter.com/splatoonjp/status/1572510950326169602
ラジオの締めの挨拶「ほな カイサン!」は「解散」と「海産」と「三」をかけたもの。

フウカ

「フウカ」は「フカ」、すなわちサメから。
「フカ」はサメの異名で主に関西で用いられる呼び方だが、食材としてのサメのヒレである「フカヒレ」の語は全国的に使われている。
またネムリブカ、ドタブカなど和名そのものに「フカ(ブカ)」がついているサメも存在する。

紋は横から見た板かまぼこ。
ボトムズにあいている穴はサメのエラの形。
ピアスはサメの歯を模している。 https://tribal-spirits.net/index.php?main_page=page&id=14

フウカが使う台は上方落語で使われる見台と膝隠。
フウカの動きは落語よりも講談に近いが、講談では通常は見台ではなく釈台を使う。

マンタローの「いよっ!ホホジロ屋ー!」の呼び方は、歌舞伎で役者が登場する時に「いよぉ、○○屋~!」と屋号で紹介するのを模したものとみられる。
この台詞から、フウカのモチーフがサメの中でもホホジロザメであることが推察される。

ウツホ

「ウツホ」はウツボから。
ウツボは、3人の元ネタの中で唯一の硬骨魚類。
硬骨魚類は軟骨魚類(サメ・エイの仲間)を除く全ての魚類が族する分類であり種類は軟骨魚類より圧倒的に多いが、すりみ連合においては少数派となっている。
ウツホの紋は、ウツボが名前の由来となっている食虫植物のウツボカズラ。
ボトムズにあいている穴はウツボのエラの形。
ピアスはウツボの歯。 http://utsubo.biz/archives/89

マンタロー

「マンタロー」はオニイトマキエイの別名「マンタ」と、日本男児に広くみられる名前の一部「太郎」。
紋はエイに一の字。
背中の模様はアラビア数字の3、または3を左右反転したもの。

頭にかぶっているほっかむりは江戸時代~明治時代初期にかけて、街頭で瓦版の内容を面白く読み聞かせながら売り歩いていた職「読売」がモチーフか。
マンタローはバンカラジオにおいては瓦版の代わりにテレビ(ディスプレイ)を抱えており、ニュースを伝える媒体という意味では同じとも言える。
ちなみに読売がほっかむり等を被り顔を露わにして瓦版を売るようになったのは明治維新以降で、それまでは編み笠を被り顔がわからないようにして売っていたという。
余談だが読売は現在の新聞の先駆けであり、「読売新聞」の名前の元でもある。

「マンタロー」は「マン」で始まる名前の動物キャラの名前としては割とありふれた物のようで、『スーパーマリオギャラクシー』にはほぼ同名のエイの乗り物キャラクター「マンタロウ」、『どうぶつの森』シリーズには、ゴリラの住人キャラクター「まんたろう」(名前はマンドリルに由来)が登場する。

ブキチ

試射場の入り口そばにあるスイッチは「あつまれ どうぶつの森」の家具のスイッチ (グレー)。 https://game8.jp/atsumare-doubutsunomori/349524

オームラ、タニシ店長

生きた化石とも言われる殻を持つ軟体動物「オウムガイ」。また日本の名字「大村」もかかっているかもしれない。
店長は南米・南極大陸を除く各大陸とその周辺地域の淡水に生息する巻貝の総称「タニシ」。オームラが「大村」にかかっていそうなところを見ると、こちらは「田西」だろうか。

オウムガイの頭巾が前髪のように、触手が後ろ髪のようになっている。
https://aquarium.co.jp/diary/2021/03/51371
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Nautilus_P1060079.jpg

「golden ratio」は黄金比。
しばしばオウムガイの巻き方が黄金比だと言われることにちなんでいると考えられるが、実際はオウムガイは黄金比ではない。
https://polyhedra.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-94a9.html
店前の足拭きマットの模様は黄金比の図形。

タニシ店長は殻が多くの貝類とは逆巻きになっているのでサカマキガイか? WikiPedia.ja:サカマキガイ

ハナガサ

クラゲの一種、ハナガサクラゲ

「ワンス・ア・ボン」は1のフク屋「サス・オ・ボン」・2のフク屋「フエール・ボン・クレー」に共通してきた「ボン」と「Once upon」(かつて)、または「Once upon a time」(昔々)をかけたもの。
1、2とも店名が「お盆頃にクラゲが増え刺傷被害が急増する」のに由来していたが、本作はハナガサクラゲが刺傷被害の多い種ではないせいかそのような意味合いはない。

格好や口調がステレオタイプな中国人であることから、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」の主人公などのモデルであり実在する武芸家の黄飛鴻がモチーフの一つとなっているかもしれない。
映画内ではを使った多彩な武芸やアクションを披露する場面もある。

ヤシガニさん

ヤドカリ*1の一種、ヤシガニ

「ココナッツクラブ」はヤシガニの英名「coconut crab」と「倶楽部」をかけたものか。

普段は甲高い裏声のオネエ口調でしゃべるが、驚いたときなどに低い地声がうっかり出る…という様子は一部芸能人を彷彿とさせなくもない。

モチーフとなったヤシガニは世界最大の陸上甲殻類であり、ハサミが鋼鉄のように固いうえ握力が約360kgと非常に強く甲殻類最強と言われている一方で、性格のほうはかなりの臆病。ヤシガニさんの「逞しいガタイでオネエキャラ」というのはこのへんを元にしているのかもしれない。

店のランプはトルコランプ。 https://www.amazon.co.jp/dp/B07PH91C8B/

パル子

1,2のアップデートで追加された曲のバンドであるABXYのボーカルのイソギンチャク。

名前の由来は、他のABXYメンバーと同じアナログシンセサイザーの代表的音色名である「パルス波」と、昭和~平成に若者の最先端ファッションの発信地として一世を風靡した渋谷拠点のファッションモール「PARCO(パルコ)」をかけたものと思われる。

ファッションも店の様子も、PARCO全盛期の平成初期に渋谷を拠点に流行したようなストリート系の要素が色濃くなっている。
「竜宮城」店内の陳列の様子は今では全国的に知られている書籍・雑貨店「ヴィレッジヴァンガード」や雑貨店「ドン・キホーテ」に通じるものがあるが、これらもどちらも渋谷に旗艦店を置いている。
店外壁にはアオリ・ホタル(シオカラーズ)、ヒメ(テンタクルズ)、MURASAKI(Squid Squad)など、作中ミュージシャンのサインと思しきものが複数書かれているが、これも、ライブハウスの楽屋等の壁に直接ミュージシャンがサインをするストリート系の文化に由来する。

持っているのはウルトラハンド。 https://bunshun.jp/articles/-/6659?page=2
パル子は ABXY で任天堂ハードを使っており、今作でも「任天堂ハード」を持っていることになる。 https://twitter.com/SplatoonJP/status/973490900042002432

スタッフさん、店員さん、ガイドさん

金魚の品種のひとつ「蘭鋳(ランチュウ)」
https://kids.yahoo.co.jp/zukan/pet/fish/goldfish/0096.html

ロビー

建物は名古屋モード学園が入っているモード学園スパイラルタワーズ? WikiPedia.ja:モード学園スパイラルタワーズ
→上海にある上海中心がモチーフだと考えられます。どちらも似た形状ですが、モード学園スパイラルタワーズは円筒を中心とした構造、上海中心は直線を基調とした構造なので直線的なロビービルはこちらがモチーフかと。WikiPedia.ja:上海中心

バトルポットは魔法瓶ポット。 https://www.tiger.jp/product/jug/MAA-C.html
背面に電源線があるので沸かせるタイプ。

ロッカー入り口の上の巨大モニターは Switch 本体。

ロビー端末は ATM 端末?

売店「サンカクス」は河川の土砂運搬作用により河口に形成される地形「三角州」と、かつて存在したコンビニチェーン「サンクス」から。

飲み物をポリ袋に入れて売るのは東南アジア各地にある風習。
https://getnavi.jp/world/229473/
https://yummyyummy.jp/thai-juice/
https://tabizine.jp/2016/11/08/100665/

2階でカップを磨いているクラゲはどうぶつの森シリーズのマスターが元ネタ。

その他

モニュメントの鶏・蛇・豚は、仏教において克服すべきとされる三種類の煩悩「三毒」を象徴する動物。 WikiPedia.ja:三毒
三毒は(とん)(じん)()の三つから成り、貪(むさぼり必要以上に求める心)を鶏が、瞋(怒りの心)を蛇が、癡(真理に対する無知で愚かな心)を豚がそれぞれ象徴する。

鶏はラバーダック(湯船に浮かべるアヒルのおもちゃ)?
蛇は郷土玩具の竹へび。
豚は陶製のブタの貯金箱。

モノレールは東京モノレール2000形電車。WikiPedia.ja:東京モノレール2000形電車
橋脚はヴッパータール空中鉄道? https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Wuppertal-100508-12833-Uferstra%C3%9Fe.jpg

ロビー奥の高層ビルはイタリア・ミラノのハディッド・タワーhttps://karapaia.com/archives/52128122.html
→上海にある上海中心がモチーフだと考えられます。WikiPedia.ja:上海中心

フェスの際にナワバトラー道場上空で見られるのは天灯

ヒーローモード

ヒーローシューター

H&K G11? https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Gewehr_G11_sk.jpg
UTAS UTS-15? https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Utas-15-bitmap.png

後部はプリンタのインクカートリッジ?

巻いてある糸のようなものは3Dプリンタのフィラメント? https://www.amazon.co.jp/dp/B0998MZH3F/

マズル(先端)についているギザギザのパーツはストライクプレート
接近戦時に相手を殴る近接武器としての使い方と、オートマチックピストルはスライドが後退していると発砲できないために、相手の体に銃口を押し付けた状態でも発砲できるように取り付けられるパーツ。

その他

ヒーローモードネタバレ
  • オルタナ全体のデザインテーマとしては、特にサイト1、3の雪景色に赤いシェルター、サイト1、4の雪上車と停泊する潜水艦、何より「人類最後の生存の地」という背景設定から、小松左京の長編ハードSF小説復活の日の南極基地か。
    ただし、「雪景色に見えるが、寒くない」「氷のように見えるが、触っても溶けない」など、この景色は見た目通りの存在ではないことが作中で語られてもいる。
  • 各ステージの背景のテーマは、大きく分けて4種類。
    ただし、背景として浮遊するオブジェクトは必ずしもテーマに沿っていないことがある。
    • ブルータリズム
      「獣のように」無装飾な、むき出しのままのコンクリート構造物のテーマ。
      現実世界における建築様式のひとつで、1950年代に流行した。
      コンクリートダムや軍事要塞、また本作のステージであるマテガイ放水路などの、人目につくことを考えずに機能性を最優先した結果の徹底して無骨な外観をデザインの様式として取り込み、機能性を第一としたモダニズム建築の原点に立ち返ろうとしたもの。
    • コモレビ
      流麗で有機的な曲線を描く布と木材の構造と、その合間から差し込む暖色の光を特徴とするテーマ。
      ただし、構造物に紛れるようにスポットライトが設置されており、これが明らかに演出された空間であることをうかがわせてもいる。
    • ノスタルジア
      幻想的な暗緑色に輝く夜空に鳥居や提灯、和傘が浮かぶ、望郷のテーマ。
      明らかに和風の意匠で統一されている点と、背景がスクリーンで囲われており、その一部が取り外されて裏側が露わになっている点で異彩を放つ。
      これまでのヒーローモードのステージ、タコツボバレーやタコツボキャニオンのオクタリアン地下居住区に最も近いと言えるか。
    • メガロポリス
      21世紀初頭の現代的な都市の光景が、物理的な制約をも無視して縦横に果てることなく広がる、誇大妄想的なテーマ。

また、それらとは別に、背景オブジェクトにのみ存在するテーマがいくつかある。

  • オルタナやバンカラ街に配置されたオブジェクト
    モアイ、パラボラアンテナ、電波塔、飛行機、モノレールなど。変わったところではフェス中にバンカラ街裏手の水路上空に浮かぶ天灯も(ステージ1-7)。
  • 3Dプリンター出力物
    材料押出法(粗い横縞が目立つ。サイト1のモアイなど。オキモノとして存在する3Dプリンターはこちらの方式)と、光造形法(滑らかなプラスチックで、トラス構造状のサポート材がついたままの場合もある。ステージ1-1の背景のパイプや信号機など)、方式不明のもの(ステージ4-6の彫像など?)が混在。
    途中から網目のような有機的な構造に変化していくものがあるが、これのモチーフはトポロジー最適化設計。荷重方向のシミュレーション結果に沿って最適の位置にのみ部材を配し、強度と軽量化を高度に両立する設計技術のこと。
    ただし、同種の材料なら内張りと外層を分割して成型したり成型を一時停止したりする意味は特にないため、一見すれば組み立て中のようにも思える断面の見えるオブジェクトは、実際には初めからそうしたデザインを意図して成形されたものである可能性が高い。
  • 模型、カットモデル
    エンジン、道路、地下ケーブル? など。
    エンジンの断面が黄色く塗られているのは、カットでできた断面と元々のパーツの継ぎ目をわかりやすくするため。
  • コンピューターグラフィックス
    波打つようにアニメーションする三角面や三角錐など単純図形の群れ、ポップアップウインドウなど。
  • その他
    何か板状の物体の砕けた断片、(前作オクトエキスパンションを彷彿させる)1980年代前後のアーケードゲーム機、パイプが絡み合ったようなおもちゃ? 
  • オルタナ中央部のロケットは、細部ではかなり異なるものの、おおまかにはソユーズロケット(Wikipedia)シリーズ。
    最初は弾道ミサイルとして開発されるも、後に宇宙ロケットとして転用されてからは大成功を収め、初飛行から60年が経過する2020年代現在でも商用ロケットとして頭一つ飛び抜けた実績を持つ代名詞的存在。
    ロケットノズル4基を束ねて作ったロケットをさらに5本束ねたかのようなものすごく特徴的な外観は、「大型高性能のロケットを莫大な予算をかけて新規開発するよりも、ありあわせのロケットを束ねて推力を出してしまおう」という実際半ばそのまんまの「クラスターロケット」という設計思想の最たるもの。
    「一方彼らは鉛筆を使った」のジョークで知られる国らしい、一見乱暴に見えつつも、経済的で堅実な手法である。ただし、いずれ限界は訪れるので、長期的にはいいことづくめというわけでもない、というところまでジョークと同じだったりする……。
    避雷針かアンテナみたいな先端部分の尖塔が目につくが、実はあれもロケットで、ロケット先端部の乗員をモジュールごと緊急脱出させるための「打ち上げ脱出システム」と呼ばれるもの。通常よく見るロケットとは異なり、直下の乗員モジュールに噴射を浴びせないよう45度ほど角度のついた噴射口から「引っ張り上げるように」作動する。
    横についているものはスペースシャトルの様に見える。
    スペースシャトルは地球周回軌道に人工衛星を投入したり宇宙ステーション建設のための機材搬入に使われており、おそらくこれが元ネタでケバインクを宇宙空間に持っていくために使われていると考えられる。ただしスペースシャトルは大気圏突入時の断熱圧縮対策で底面に炭素材が使われていて黒いはずだが、上面と同じ色なのは燃え尽きさせてケバインクをバラまかせるためなのだろうか…
  • サイト4に停泊する潜水艦の具体的なデザイン元としては、横に広い艦型と、後部に設けられた艦橋(セイル)、ヤカンのある艦橋周囲の張り出しなどといった全体的なレイアウトはタイフーン型原子力潜水艦から。
    一方で、艦橋に設けられた潜舵(セイルプレーン方式)、船体となめらかにつなぎ合わさった基部の形状(フィレット)、アンテナ先端、そして特徴的な艦首上部の小さなヒレ状のパーツ(逆探ソナー)などといった細部の意匠はそうりゅう型潜水艦とみられる。毎度のことながらやたらと手が込んでいる。
    表面の質感が異なるのは、船体に吸音材を貼りつけているため。塗りの可否に応用してくる発想はさすがである。
    ……ただ、艦尾以降は極度にデフォルメされた単純な魚雷型になり、スクリューに至ってはいったいどうやって推進しているのだろう。
    ログを読む限り大空洞と地上の往来は陸路であるように読めるし、海路がつながっていようものなら人類到達以前に大空洞は水没しているわけだが、そうするとこの艦はオルタナ内部で使うためにだけ建造されたのだろうか……?
    真偽不明の余談

    ゲーム中のモデルではなぜか右の潜舵だけが下向きの翼のように傾いているが、この向きに舵の可動軸は存在しない
    このように舵を動かせば揚力の方向が変わり、船体はロール方向に旋回、つまりは水中で傾斜してしまうが、2020年代現在の潜水艦ではそうした操船は想定もされない。
    ではモデル製作時の手違い(潜舵を艦橋に「ぶっ差」す際に、変な角度が入ったままだったのを見落とした、など)かといえば、左の潜舵は実物同様水平で、単純にそれをミラー反転していれば済んだ話であり、むしろ製作上はそうしない理由のほうこそないはずである。


    実は、デザイン引用元の一つと目されるそうりゅう型潜水艦の1隻が、本タイトル発売前の2021年9月に民間船との衝突事故を起こし、右潜舵を破損している。
    浮上時に相手方の船底に艦橋と潜舵をこすりつける形で衝突したため、潜舵は片側が半ばで折損し、下向きに垂れ下がっていた
    それに比べてゲーム中のモデルは、折損しているわけではないものの、傾き具合についてはどことなく似ていないこともないように見える。
    果たして、これはこの一件への寓意なのか? それとも単純なモデルの製作ミス?
    真相は、いずれにしても明かされることはないであろう……

  • 各地で拾えるゴールドディスクはアメリカの宇宙探査機ボイジャーシリーズに搭載された「ゴールデンレコード」が元ネタか。
    これはCDでいうジャケットの表面に誰がどこ(の星)から送ったものかわかるように、人間の裸体の絵や地球近傍のパルサー(Wikipedia)から四方八方に伸びる、電波の強さや長さを表す線から地球の位置がわかるように描かれている。またレコードそのものを再生する機器や再生方法、回すスピードが水素にまつわる数字や記号で書かれており、それを水素の数字などを用いて数学的・物理学的に謎解きのように解いていくと収録内容がわかるようになっている。一見回りくどく見えるが宇宙人に人間の言語は確実に通じないと考えられているので、同じであろう科学的な数字や記号で解いてもらおうとしている。
    ディスクを見つけるたびに音楽が変わっていくのはゴールデンレコードには人間の言語や音楽や様々な動物の声、地球の音や画像などが収録されていることが解読する(ディスクを見つける)につれてわかる用になるのが元ネタと考えられる。ボイジャーのゴールデンレコード(Wikipedia)
  • ガイド役がイルカなのはMicrosoft Office97に搭載されたOfficeアシスタント「カイル」が元ネタか。「お前を消す方法」で有名なあのイルカである。
    今回のヒーローモードのテーマが「哺乳類の帰還」であることも関係あるか。(イルカは海の生き物だが、魚類ではなく哺乳類)
    イルカの起動音は Wii U の起動音。
  • フウカ戦にて、「先生」が竜巻に乗る攻撃はSFディザスター映画『シャークネード』(2013年)から。
    水上竜巻で巻き上げられたサメが人間を襲うといういわゆるB級映画だが、一部でカルト的な人気を得て続編も5作製作された。
  • マンタロー戦の元ネタは、同じく任天堂のゲーム「スーパーマリオサンシャイン」のボス「ふしぎせいぶつマンタ」。
    「ふしぎせいぶつ」という二つ名・種族がマンタというのはもちろんの事、床を泳ぐシルエットだけのボスがドロドロ(インク)を残していくという攻撃方法・ボスがこちらの攻撃を当てると分裂する・ドロドロ(インク)の色が緑&黄色など、もはや隠す気もないほど強烈なセルフオマージュが見られる。
  • "マザー" の名前は「ラン=チーユウ」は「らんちゅう」から、「アズマ ニシヨ」は東錦(金魚カタログ)から、「ポワソン・ルージュ」はフランス語の「poisson rouge(赤い魚)」から。
隠しステージネタバレ
  • 非常に長い高難度ステージで中間地点が極端に少ないという構成は、『スーパーマリオギャラクシー2』以降の3Dマリオで、クリア後に条件を満たすと遊べる最終ステージで恒例となっている。ただし、あちらは中間地点は一切ない。
  • 最初のエリアは、TBS系列で不定期に放送される『SASUKE』のパロディ。
    • 最初の斜めの足場は、1stステージの最初のギミックである「クワッドステップス」が元ネタ。ただし、足場の数が1つ減らされている。
    • 回転または移動する壁に張り付いて移動する地帯は、「タイファイター」「シルクスライダー」などがモチーフか。
    • ステージ周辺の鉄骨は2nd・3rdステージのそれが元ネタ。
    • 下が水で落ちると失格なのも同じ。あちらは泥水で落ちても命に別条はない代わりに同一回の再挑戦不可。

ハイカラシティ

マメブキチ・ツブブキチ

『どうぶつの森』シリーズの「たぬきち」→「まめきち」・「つぶきち」。
種族はカブトエビで、カブトガニであるブキチと同じく「生きた化石」と呼ばれる原始的な甲殻類である。

アジオ

アジフライ。右手に持っているのは揚げ物にかけるレモン。
参考までに、前作のフェスのお題の1つに、「からあげにレモンかける? レモンかける vs レモンかけない」というものがあった。勝ったのは「レモンかけない」チーム。
甲殻類(エビ→カニ→ヤシガニ)以外が靴屋を担当するのは何気に彼が初である。
英名はパン粉(breadcrumbs)をもじったものになっているが、パン粉はアジフライの衣に使われている。

その他

ナワバトラー

カードイラストの雰囲気はロッテの「ビックリマン」の「悪魔VS天使シール」編からか。

ランク30で入手できるエモートは『遊☆戯☆王』シリーズから。
劇中に登場する腕に取り付けるカードホルダー“デュエル・ディスク”に載った山札を引く動作が元。

ゲームのルールはボードゲーム「ブロックス」に似ている。
自軍の色のピースを置いていく点は同じだが、ブロックスでは自ピースと頂点だけで接していなければならず、辺で接する位置には置くことができない。

バトル時のインクタンク

登山などに使われるハイドレーションパック。 https://www.e-mot.co.jp/platypus/product.asp?id=228

イカスポーン

エスプレッソマシン。 https://solis.co.jp/solis-barista-gran-gusto/

フェスマッチ

マトイの下部はラバーカップ。 https://www.amazon.co.jp/dp/B004OCLNKQ/
スーパーシグナルはラムネ瓶。

第1回フェスのお題「無人島に持っていくなら?」は「あつまれ どうぶつの森」開始時に聞かれる質問から。 https://game8.jp/atsumare-doubutsunomori/327224

オキモノ

  • シャケべこ
    福島県会津地方に伝わる、赤い牛を模した張子の郷土玩具「赤べこ」。「べこ」は東北地方の方言で牛のこと。シャケ牛…?
    別々に製作された胴体に糸で吊るすように頭部を結んでおり、頭部に触れると頷くように揺れ動くつくりになっている。
  • ダンシングフラワー
    タカラ(現タカラトミー)が販売していた玩具「フラワーロック」。周辺で音を鳴らすと反応して踊るようにクネクネと動く仕組み。
    サングラスを着用した花がギターを持っているというほぼ元ネタと同じデザインだが、ギターのボディがイカのような形になっている。
  • イカーマン
    見て分かる通り初代ウルトラマン。ただし、カラータイマーらしきものは付いていない。
  • ナゾのひもの
    サカタザメなど、細長い体を持つエイの干物。人面のような部分が強調された奇怪な見かけから「エイリアン」などとしてときおり話題に上る。
    また西洋には、エイなどの干物を工作して怪物の標本を謳う「ジェニー・ハニヴァー」という文化がある。
  • イカフレンド6種
    ファービー。
  • かんドロップ オレンジ・ブルー
    任天堂とサクマ製菓株式会社がコラボして、任天堂の公式ストアNintendo TOKYOにて発売された缶入りキャンディ「イカすキャンディドロップ」。
  • シリアル3種
    箱にキャラクターが描かれたパッケージは、キッズ向けのケロッグのシリアルのパッケージデザインに近い。
    本作に登場するシリアルは紙箱となっているが、元ネタのシリアルは2018年よりアルミニウムの袋入りパッケージに切り替えられている。
  • ムシャムシャスナック4種
    パッケージにキャラクターが描かれた筒入りのポテトチップスという点から、プリングルスか。
  • ランチタッパー ブルー・オレンジ
    ジップロック コンテナー
    ブルーの中身はサラダとピラフらしきもの、オレンジの中身はおにぎりと卵焼き、アルミカップに入った和え物らしきものとなっている。
  • ハイカラウォーカー
    前作の追加コンテンツ「オクト・エキスパンション」に登場した本。
    後に『ハイカラウォーカー バイ スプラトゥーン2』として実際の書籍が発売された。スプラトゥーン公式の発売告知ツイート本作での価格2200ゲソは、実物の定価2200円(税別)が由来と思われる。
    本自体の元ネタは、おそらく情報誌『東京ウォーカー』とそのシリーズ。実物の表紙では、書名に『東京ウォーカー』風のロゴが使用されている。
  • イソロック
    「磯ロック」は、ロックフィッシュ(岩礁などに生息する魚)を磯から狙う釣りの俗称。
    本としての元ネタは、洋楽雑誌『Inrock』だろうか。『Inrock』公式ページ
    表紙の初出は『スプラトゥーン』のステージ「アンチョビットゲームズ」。
  • 少女マンガ3種
    似たようなカバーデザインはいくつかの出版社の少女漫画単行本で使用されているが、
    上部の三色帯とその中のレーベル表記、表紙イラストより下に文字がない、背景色が表紙-背表紙-裏表紙で凹字状になっている という点から「花とゆめCOMICS」に最も近いと思われる。
  • ベストセラー小説
    多重線でできた大きな枠に書名やワンポイントマークなどを収めたデザインは、新潮文庫の(カバーなしの)表紙に近い。
  • ファンタジー小説
    背表紙と裏表紙の配色、裏表紙の文章の位置、表紙に緑の正方形マーク、といった特徴は、講談社文庫のカバーに見られるもの。
  • スーパーイカタコング
    1994年に任天堂から発売されたスーパーファミコンソフト「スーパードンキーコング」。元ネタパッケージのドンキーコング・ディディーコングと同じく、パッケージのイカが赤い蝶ネクタイと赤いキャップを着用している。
  • パイロン
    価格の8460ゲソは、多数送りつけられていて迷惑を被っている漫画家の「やしろあずき」氏からか。
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  • ウォッチなゲームき
    1980年に任天堂から発売された携帯ゲーム機「ゲーム&ウォッチ」。
  • ニンテンなゲームき
    1985年に任天堂から発売された家庭用ゲーム機「Nintendo Entertainment System(NES)」。ファミリーコンピュータの海外版。
  • スーパーなゲームき
    1991年に任天堂から発売された家庭用ゲーム機「Super Nintendo Entertainment System(SNES)」。スーパーファミコンの海外版。
  • ロクヨンなゲームき
    1996年に任天堂から発売された家庭用ゲーム機「NINTENDO64」。
  • スケルトンなゲームき
    1998年に任天堂から発売された携帯ゲーム機「ゲームボーイカラー」のクリアパープル?
    なお、ゲームボーイカラー発売前のモデル(初代ゲームボーイ、ゲームボーイポケット、ゲームボーイライト)にもスケルトン仕様の限定モデルが存在している。
  • キューブなゲームき
    2001年に任天堂から発売された家庭用ゲーム機「ニンテンドーゲームキューブ」。
  • いさましいイカ・いさましいタコ
    前作のステージ「ムツゴ楼」に同じものがある。
    寺院の門に阿形と吽形の2体1組で安置される金剛力士像東大寺の南大門の像が有名。
  • イカッタストーン
    ロゼッタストーン。1799年にエジプトのロゼッタで発見された、同一の文章が3種類の言語で書かれた石碑。古代エジプトの文字を解読する手がかりとなった。

その他

銀色のテープはダクトテープ。
WikiPedia.ja:ダクトテープ
https://karapaia.com/archives/52267651.html

各所でラベルライター (テプラなど) で作ったシールがモチーフとされている。

「ファーストスプラット」は「ファーストブラッド」から。 https://gggamer.net/archives/374

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*1 名前にカニとついているが、タラバガニと同様ヤドカリの仲間。