地雷型サブウェポン。
床に設置し、敵が接近するか敵インクにより塗り替えされると爆発して周囲を塗り返し、合わせてダメージとマーキング効果を付与する。
裏取り見張りに使ったり、前線にばら撒いて索敵したり、火力補助に使ったり等、ブキ種によって使い方が大きく異なる。
最大2つまで設置でき、3つ以上設置した場合は古いものから自動で爆発する。
ブキセット
背景色は追加シーズンを表します。詳細はこちら
(2022秋=発売時)
2022秋 | 2022冬 | 2023春 | 2023夏 |
2023秋 | 2023冬 | 2024春 | 2024夏 |
基本性能
インク消費量 | 60% | インク回復不能時間 | 0F (0.000秒) |
---|---|---|---|
探知半径 | 0.6 | 塗り半径 | 1.0 |
爆風ダメージ(近距離) | 45.0 | 爆風半径(近距離) | 0.7 |
爆風ダメージ(遠距離) | 35.0 | 爆風半径(遠距離) | 1.6 |
マーキング効果時間 | 300F (5.000秒) | センサー付与距離 | 1.6 |
最大設置数 | 2個 | 起爆時塗り面積 | 18p |
対象 | ダメージ補正 | |
---|---|---|
パラシェルター | 2倍 | |
キャンピングシェルター | ||
スパイガジェット | ||
スプリンクラー | 2倍 | 20倍 |
ジャンプビーコン | ||
スプラッシュシールド | 2倍 | 3倍 |
トーピード | 0.6倍 | 0.78倍 |
グレートバリアの本体 | 2倍 | 2.2倍 |
グレートバリアの弱点 | ||
ナイスダマのアーマー | 1.5倍 | 1.65倍 |
ホップソナー | 1倍 | 1.25倍 |
カニタンク | 1倍 | 1.3倍 |
デコイチラシ | 1倍 | 2倍 |
ウルトラチャクチ | 1倍 | 1.1倍 |
ガチホコバリア | 2倍 | 2.2倍 |
解説
床に設置し、相手が近づいてきたり、トラップが敵インクで塗られると起動し、爆発ダメージと塗り判定を周囲に与え、爆発に巻き込んだ敵を約5秒間マーキングする効果がある。
このマーキング効果はポイントセンサー、ラインマーカーと同様味方全員に共有される。
設置できるのは自分の足下だけで、ボムのように投げることはできず、空中にいる時に足下へ設置する事もできない。
1人につき最大2つまで設置できる。(同じ無期限設置サブのビーコンは3つまで)
設置した時、敵の探知半径を示す円が点滅するが、この円の中に2つ目を置くことはできない(「使用不可」と表示が出る)。
3つ目を設置すると古いトラップが爆発する。
これを使えばC4爆弾のようなテクニカルな運用もできるようになる。
起爆するのは「相手が探知半径に入ったとき」と、「トラップ本体が敵インクに塗られたとき」。
点線で示される探知半径は敵に反応する範囲であり、敵インクに反応するのは中心のトラップ本体(黒い円)のみ。サブ性能アップで探知半径が広くなっても、敵インクに反応する範囲が広がってしまい遠くから安全に起爆されやすくなるということはないので安心してサブ性能アップを積もう。
起爆時の爆発ダメージは近爆風(範囲はおそらく探知半径と同じ)、遠爆風、そしてセンサー爆風の3つにわかれている。
ダメージ爆風とセンサー爆風は範囲が一緒なため、爆風によってダメージを与えたら必ずセンサーが付く。
しかしセンサー爆風は壁を貫通することができるが、ダメージ爆風はほかのボムと同様に壁を貫通することはできないという特徴があるため、センサーが付いた敵に必ずダメージを与えたわけではない点に注意したい。
(持続しないポイントセンサーとクイックボムが同時に炸裂するようなイメージ)
そういった仕様のため高いサブ性能と任意起爆を利用すれば、障害物越し・台の上下の敵などにもセンサー効果を付けることが可能になっている。
味方全員は自軍トラップの設置場所を目視確認できるが、敵軍のものは目視できない。
また、トラップを自ら仕掛けたプレイヤーの画面には「トラップマークの吹き出し」が常時表示され、遮蔽裏・画面外にある状態でも存在が確認できる。
なお、作動すると一定時間吹き出しに×マークが付き、敵の侵入を素早く察知することが可能。
ただし任意作動時も敵によって作動したときも演出が一緒なため、味方はなぜ爆発したのかわからないのが難点か。
戦闘前に前もって設置できる、つまり戦闘のインク消費を実質前借りして、本来のタンク容量を越えた行動量を可能にするのがポイント。
マーカーは共有される他、地雷原に誘い込めば他の味方に利用させる事もできる。
設置さえしてしまえばデスしても残り続ける為、復帰時の前線の不利を多少カバーもできる。
逆に、トラップがある武器は当然ボムを持っていないので、前もって設置していなければ利点が無い。
ガチホコの運搬ルート上やガチアサリのゴール付近など相手が通りそうで、且つ通りがかった敵をマーキングして意味がある場所や、裏取りルートに置いておくと効果を発揮する。
また、近距離が弱いブキならば、1つは自身を守るように置くのも良いかもしれない。
参考までに各ブキ毎のタイプ別運用イメージを以下に記す。
- タイプ1 早期警戒型
対象
・リッター4K
・ハイドラントカスタム
・クーゲルシュライバー・ヒュー(長射程主体)
自機ポジションへの侵入経路に設置。検知時は再設置しつつ後退、迎撃して仕切り直す。
- タイプ2 索敵殲滅型
対象
・スペースシューターコラボ
・ラピッドブラスター
・ガエンFF
・キャンピングシェルターソレーラ
・クーゲルシュライバー・ヒュー(短射程主体)
・ヴァリアブルローラー(縦振り主体)
自機前方に設置し様子見。検知時は御自慢の長射程で殲滅。感がなければ前進。
- タイプ3 強行偵察型
対象
・パブロ・ヒュー
・スパイガジェット
・ヴァリアブルローラー(横振り主体)
ひたすら遊撃して前線にばら撒く。センサーが付いた相手は味方と連携して処理。戦闘時には主ダメージ源としても利用。
なお自タイプより上段の型は移行・併用可能だが、下段の型を使うことは難がある。
よく分からないという人は、リッター4Kでタイプ3の運用をすることを想像してみるといい。その武器で主体とするには厳しい運用方法であることが想像できるだろう。
トラップ設置にはそこそこの前隙があるが、この前隙は空中移動している最中でも発生させて前払いできる。
なので前後左右に止まる事なく移動しながらの設置もできる。特に段差を降りる際は実質隙無しなので基本は設置する気持ちで。
ただし空中にいる間はトラップを設置できないため、着地するタイミングで設置できるように事前練習しておきたい。
下段の使い方をする時はもちろん、上段の使い方をするブキも逃げながらのトラップで足場を取って逃げ切ったり、ダメージを稼いで返り討ちにしたりと便利なので、使用時の小ジャンプは心がけたい。
自分のブキの近距離エイムが苦手ならトラップを揉み合い時の咄嗟のダメージソースにするのも、手首の回転の都合的にいいかもしれない。特にスパイガジェットはキルタイムが遅く、射程も短いためトラップを絡めることにより効率よくキルすることができる。
トラップを設置するとイカ1人分ギリギリの小さな塗りができるので、それを足場にする事で爆発時と合わせて二回分の足場確保ができる。
この小さな塗りに潜伏すると見た目で塗り返されにくいので、味方が3落ちしている時などは敵インクに飛び込んで小さな塗りの中でやり過ごし、味方の復帰に合わせて攻めると、裏取りルートを使わずに多角度同時攻撃ができる。(要するに"味方負担の無い裏取り"という戦法。)
運用時のポイント
予め設置によるインクの前借り、ダメージ蓄積、塗り、マーキング、とトラップにできることの幅は広く、しっかりとイカせば第5、第6の味方となってくれること請け合い。この特徴を最大限にイカすために意識しておきたい点をイカに記す。イカイカうるさいな…
トラップはインクロックが無いので、そうでなくてもサブインク効率ギアよりも補正も活躍幅も優秀なインク回復ギアの恩恵が強い。
アップデートでサブインク効率ギアの効き目が上がったが、これはギアの累積減衰を誤魔化す為にオマケで少量だけ積むのがいいと思われる。
(トラップはまだまだ研究途上。より良い情報共有のため、追記・修正やコメント欄での議論、イカよろしく~。)
裏取り監視のためのトラップではマーキングできるかどうかが特に重要となるが、マーキングを当てるためにまず意識すべきポイントはここ。
トラップは前記の通り敵インクでも反応してしまうため、離れた場所から塗られるとセンサーを避けられてしまう。わかってても避けられない場所というのは、つまり「塗るために体を近くに出す必要がある位置」である。「曲がり角を曲がってすぐ」や「崖を登った・降りた少し先」といった具合。
ボム持ちかつクリアリングを慎重に行うイカに対してはやや弱い。
- 裏取りルートの段差下
▲多くの裏取りルートは段差を飛び降りる構造になっているため、その真下に設置するのが定石中の定石。
▲カウントに追い詰められている敵ほど警戒せず引っかかってくれる。
相手がクリアリングしてきたら少し場所を変えるとより有効。 - 自陣の段差下
▲敵が自陣に侵入してくるところの段差下に。何も知らずに突っ込んできた敵をやすやすと撃退できる。 - 敵陣の段差下
▲敵の復帰ルートの下に置いておくとよく刺さる。センサーのおかげで味方も気づきやすいので、協力して再度リスポーン送りにしてやろう。 - 段差上
▲下から上へクリアリングする場合は曲射をしなければいけない都合上、トラップを塗り替えされて発動するということが少ない。相手に陣取られたくない高台への設置はかなり効果的だ。
▲高い壁を敵が登ってくるところにトラップを置くと、攻めてくるなら回避不能・塗り替えしで不発させることも難しいと非常に安全になる。
登ってくることが予測できたらすかさず設置して迎撃してやろう。
▲敵陣の高台まで侵入できればトラップを忘れず残していこう。敵の長射程やスペシャルを切った敵に刺さって対処しやすくなるぞ。 - 曲がり角・物陰
▲こういった敵がよく通りそうな障害物の曲がり角に設置するのも刺さりやすい。
▲相手の視点で見てみる。1キル(トラップ設置者)取ったはいいが、ウルトラハンコに追われて逃げていたところにトラップが爆発。味方と協力してキルが取れた形だ。
▲デスカメラ視点でも。自分がやられても、デスカメラで相手が引っかかってやられるところを見てほくそ笑むことができるのもトラップの魅力かも。
▲味方が通路を封鎖するようにトラップを置いてくれているが、中央のこの位置はよく塗り替えされるため不発しそうだと判断。追加で物陰のクリアリングしにくい位置に設置してみる。
▲味方のトラップは塗り替えされて不発したが、自分のトラップは敵がキレイに引っかかってくれた。
この項と趣旨は少しずれるが、味方のトラップとシナジーを起こすとより強くなることも覚えておくと良い。 - 狭い通路
▲トラップをすり抜けられない狭い道に置くのもまた良い。
ただしクリアリングされやすくはあるので、ド真ん中に設置するよりは壁沿いや物陰に設置することを意識すると効果的。
読んで字のごとくトラップ回避を考える余裕が無い場所やタイミングでの設置。
敵の意識の隙をついてヒットさせるという意味では、トラップを設置したそばで撃ち合うようにするという戦法もここに入る。
主に「最前線となっている場所」や「敵の打開の起点になる場所」など。
- 敵陣で打開阻止
▲打開を阻止するためにオブジェクトよりも先、相手のリスポーン地点の段差下などにトラップをたくさん仕掛けておく。
▲敵が慌てて飛び出したためトラップに次々引っかかってくれた。キルを取って有利状況をより長く保つことができる。 - トラップへ誘導
▲裏取りルート監視と自衛を兼ねたトラップを設置。これ自体は他の指南で示した内容。
▲少し時間が立ち、先程設置したトラップの近くで1キルをとった。そして敵のカバーが入りそうな状況。
ここで後ろに逃げるのではなく、トラップの上を通るような形で一旦下がる。
▲逃げた自分を追いかけてトラップに相手から近づいてくれた。そこですかさず反転しメインでも攻撃。
こうすれば不利な状況や苦手なブキ相手でもたおしやすい。
▲かなり近くまで接近されてしまったが、既にラピッドブラスターで直撃を取れている状態。近くにトラップを設置していたので矢印のような形で逃げ込む。すると……
▲追いかけてきた敵がトラップを踏んでくれて倒すことができた。キルタイムが長めなブキではトラップに命を救われることも多い。うまく相手が踏んでくれるような逃げ方を狙ってみよう。
奇襲してくる敵に反撃するためのトラップ。
リッター4Kなどどちらかといえば守備的な使い方をするブキに合う。もちろん近接戦闘に自信がない場合や防衛に専念する場合にも有効。
「裏取りルートに予め設置して奇襲を察知する」と「居座る位置に設置して迎撃時のダメージソースにする」という使い方が挙げられる。
逆に攻撃的な使い方としては「前線で敵を倒して打開を阻止する時の保険」として居座る位置の近くに置いておくのも非常に有効。
- 裏取りルートに設置
▲裏取りルートに敵を発見したが、障害物の裏に潜伏されてしまった。詰めて倒しに行くのはリスクが高いし、放置する訳にはいかない。
こういうときは裏取りルート上のすり抜けられにくいところに置いてから、これ見よがしに下がってみよう。
▲目論見通り相手から飛び出してくれたところにトラップが炸裂。トラップ設置の場所だけではなく、その前後の行動も駆け引きに使えるとGOOD。
▲しつこく左高台から侵入してくるクアッドに手を焼かされている状態。毎回同じルートで来るようなので、相手が遮蔽によく使っているところに設置。
▲何も知らずに飛び込んできたクアッドを一瞬で返り討ちに。
相手の動きを読んだトラップが決まると気持ちいいのはもちろん、同じ動きをする相手にプレッシャーをかけることにもなる。 - 人数不利時の自衛
▲エリアはキープできているものの人数不利で、現在位置は敵の裏取りルート上。味方の援護が期待できず不安なので設置。
▲つられて飛び込んできた敵にトラップが直撃した。自分・トラップ・復帰してきた味方と力を合わせれば対処は容易。 - 敵陣に攻め込んだ際の保険
▲敵陣に入り込むことができたら、安全な間にトラップを近くに仕込んでおく。
敵がうまく踏み抜いたり、奇襲が失敗したときの保険などになる。
すぐに不要だったとしても、こんなところにトラップがあるとは思わなかった敵に発動して圧をかけられる。手動起爆でSPを回収できるのも地味に大きい。 - スペシャル発動時の自衛
▲ジェットパックなど発動時や終了時の後隙をカバーするためのトラップ運用。発動する近くやそこまでの通り道に置いてから発動する。
▲黄緑色の円の中、着地狩りしにきたケルビン525を返り討ちにできた。
スペシャルの削りダメージを受けて逃げ惑う敵がトラップを踏んでやられてくれることもある。
スパイガジェットやスペースシューターコラボなど、急なインファイトに自信のないブキの場合、撃ち合いの途中や直前に設置してから戦うというのが視野に入る。
まだ戦いに慣れていないプレイヤーも含め、下手にメインを撃ち合うよりも、トラップによる確実な35ダメージとセンサーを与えられる方が撃ち勝てるかもしれない。
最悪自分がやられたとしても味方のカバーが入って倒してくれることも期待できる。
もちろん何も考えず設置するといい的になってしまう。ちょっとした障害物や曲がり角で射線を少しでも切ってから設置したり、レレレの切り返しで敵のエイムをズラしてから設置すると生存率が上がる。
- 奇襲への対応
▲急にわかばシューターが攻撃してきたので、慌ててトラップを設置してから攻撃開始。ダメージとセンサーのお陰で疑似確一がやりやすくなったため、返り討ちにできた。 - やむを得ない突撃の補助
▲敵が一人とジャンプマーカーが見えてしまったが、スペースシューターコラボ一人で突撃するのはやや無謀。
こういう場合、いきなり射撃しても勝ち目が薄いので、イカ移動で近づいてトラップを設置してから引き撃ちすると良い。 - 置き土産
▲奇襲を受けたりこちらのAIMが悪かったりと、確実にデスしそうだと思った際にトラップを置き土産にする。自分の撒き散らしたインクで発動し、無理やり相打ちに持ち込めたりすることもある。 - 着地狩り
▲キルタイムが遅いブキでも着地狩りを容易にするためのトラップ運用。特にスパイガジェットやラピッドブラスターはコンボが存在するため、覚えておいて損はない。
ナイスダマやグレートバリアなどのスペシャルを相手にする場合はトラップの補助を入れても良い。
もちろんトラップ一つで相手のスペシャルを無力化できるわけではないため、注意して立ち回らなければカモにされてしまう。自分の安全を確かめてから対処しよう。
- 対ナイスダマ
▲ある程度ダメージを与えたがでナイスダマで逃げられた状態。アーマー破壊を狙えなさそうな時は代わりにトラップを足元に仕込んでやろう。
▲ナイスダマで見えなくなってもセンサーのお陰で返り討ちに成功。ナイスダマでやられないようにしっかり距離を取ることを忘れずに。 - 対グレートバリア
▲嫌な位置にあるグレートバリアを壊しておきたいが、破壊中に相手がスーパージャンプしてきてやられてしまうのも怖いところ。
そこでトラップを内部に仕込んでおいて、もしもジャンプしてきても確実に有利状況になるという保険をかけておこう。 - 対ウルトラハンコ
▲ウルトラハンコがこっちに突っ込んできそうならトラップを置くのが効果的。トラップを撒きつつ距離を取ろう。
▲メモリープレイヤーの同期ズレのせいでホバリングしているように見えるがトラップをきれいに3つ踏み抜いてくれて撃破できた。
トラップだけで倒すなら3つ必要なためインク管理が課題になる。既に置いていたトラップに誘導しつつ設置していくとうまくいきやすい。 - 対カニタンク
▲運良くカニタンクの背後を取れたなら、こっそり密着してトラップを置いてから攻撃してもいい。でかい図体のおかげで簡単に発動し、確実なダメージとマーキング付与が期待できる。 - 対ジェットパック・ショクワンダー
▲ジェットパックやショクワンダーの着地狩りにももちろん使える。キルタイムが遅いブキだと受け身術で避けられがちだが、トラップなら撃ち漏らしを減らせる。 - 対マルチミサイル
▲リスポーン直後など安全な位置でマルチミサイルにロックオンされた場合、着弾地点にトラップを置いておくのもアリだ。
▲俯瞰視点にて。マルミサが着弾して自陣が塗られてしまったが、トラップが起動したことである程度塗り替えし、スペシャルポイントを回収できた。
地味ではあるものの、基本スペシャルポイントの回収が難しいトラップでも簡単に回収できるのでおすすめ。
上記の「トラップを意識する余裕がない場所」にも通じる。1でもカウントを進めようと躍起になっているイカはダメージ回復もせず突っ込みがちである。特に切迫した状況だった場合、トラップでキルやカウントストップができることも。
主に塗り返し性能に主軸を置いた設置の仕方。
トラップが発動した際の塗り返し範囲はなかなか侮れない。敵のカウント進行を少しでも遅らせ、余裕を持って塗り合い撃ち合いに挑めるようになる。
ヤグラ上やそのルートは非常に狭く、敵の攻撃がたくさん飛んでくるなか攻める必要があるため、トラップが非常に突き刺さる。
最も相性のいいルールと言えるためどんどんトラップを設置していこう。
- ヤグラ上に設置
▲トラップを付いたブキセットを持ってガチヤグラをプレイするなら、絶えずヤグラ上に設置することを意識しよう。
ヤグラに乗らず前に出て打開阻止する場合でも、一旦ヤグラ上を経由して設置してから進むことをおすすめする。ヤグラ乗りが奇襲を受けて進行が止まってしまっても、すぐ気がついて攻めを途切れさせないことに繋がる。
▲ヤグラを強引に進行させてカウントをもぎ取るときにもトラップは有効。
センサーを付けることができれば倒しやすくなるし、ヤグラを盾にすることもできる。ヤグラの乗り降りで時間を稼ぎつつ、味方の援護を待っても良い。
▲サブ性能アップをほぼ積んでいない場合、うまく対角線に設置すればヤグラ上に2つ載せられる。
といっても非常に判定がシビアで試合中に設置するのは難しい。強力だが練習が必要で、サブ性能アップの数次第では設置不可能になってしまうことに注意。 - ヤグラの前方に設置
▲ヤグラの上に1つ置いたあと、もう一つの設置場所の選択肢としては、ヤグラに近づくルート上に置いて牽制するというものがある。自衛にもヤグラ乗りの支援にも繋がる使用法だ。
▲センサーが付くだけでヤグラ乗りの味方が警戒してくれるので、相手がヤグラに接近してきても安全に返り討ちにできる。
▲前線を押し上げた際に裏取りルートがあるならそこに置くのも一手。
▲復帰してきた敵(左のセンサー)に引っかかって足止めできる。
敵視点で見ると、せっかくヤグラの後ろを突けそうだったのに、センサーのせいで金網上の移動が急に危険になった。 - ヤグラルートに設置
▲防衛時はヤグラルートに置くのが主な使い方になる。
ある程度サブ性能アップを積んでいれば上を通るだけでトラップが反応し、センサーを確実に付与できる。
▲ボムと違い投げられないという欠点のあるトラップでは、防衛時の牽制がやや難しい。
その分トラップを設置できる隙や余裕があるならこれでもかと設置して、相手にストレスをかけつづけよう。ここでも段差や曲がり角を意識するのがコツだ。
オブジェクトへの主な絡ませ方は、「敵味方のアサリゴール周辺」に設置して相手の余裕を奪うか、「自陣のゴールルート上」に設置して奇襲を防ぐ・素早く処理するために設置することが多い。
トラップの設置位置はちょうどイカ潜伏ができる程度の塗りが発生する。
ヴァリアブルローラーのような潜伏を多用するブキの場合、敵インクのド真ん中に飛び込んでトラップを設置しその中で潜伏するのが効果的。クリアリングされにくい上に、足元の維持や対面補助につながる。
また、周りが敵インクだらけですぐに塗り替えしできないがダメージを回復したい場合も、トラップですぐさま最低限の塗りを用意できる。
- トラップ上で潜伏キル
▲相手が丁寧にクリアリングするプレイヤーでも、こんなに小さなインク溜まりだと見逃してもらえることも多い。タイミングを見計らって奇襲し、痛手を与えてやろう。
▲長射程がよくいる高台の真下がいい潜伏ポイントになる。
3枚目は相手視点。白抜きの名前になっているイカがヴァリアブルローラーだ。敵インクのド真ん中でも警戒はかなり難しいことがわかるだろうか。 - トラップで回復
▲1キルを取ったが手負いの状態で、周りは敵インクだらけ。壁際の安全そうな場所でトラップを設置して回復を図る。 - 壁際でトラップと共に
▲高台の厄介な敵にちょっかいを出す際には足元にトラップを置いておこう。
塗り替えされてもインクを確保できるし、センサーが崖越しに付与できることもある。忘れた頃に手動起爆が刺さることも、降りてきた敵に刺さることもあったりといぶし銀な活躍をしてくれる。
壁の裏でトラップとともに深呼吸。戦場の鉄則ぅ~
インクと隙の前借りができるのはトラップの大きな特徴。試合開始直後や人数有利を取るなど、少しでも戦況が落ち着く瞬間ができたらどんどん設置していこう。
また、トラップは慣れるまで上手く効果を発揮できないだろう。頭で活用方法や設置場所を考えるのももちろん重要だが、多くの設置経験を積んで有効な設置場所やタイミングを感覚的に掴んでおくのもいい。
トラップは最低でも塗り返しを強制する程度の効果保証を持つため、段差を降るたびに空中で前隙消しトラップを置くぐらいでもいい。
さらに小ジャンプトラップだと止まる事なく塗りを予約できるので前線への復帰路を移動しながら塗り返しできる。
これは敵がその塗りを利用していた場合に直撃の45ダメージが入る当たり方になりやすい点でも便利。
崖降り際のトラップも隙の無さ以上の効果がある。
崖下の塗り返しによるリスク低減はカウントを犠牲にしてでも時間をかける価値があるが、前線復帰でクリアリング時間をあまり使わないというのは、リスクと引き換えではあるが強い。
過剰な潜伏や裏取りが味方負担になるのとちょうど真逆の効果で、味方への負担を下げてくれる。
さらにローラーなどの崖下大好きブキ達への持続的対策にもなるので、余裕があるならとにかく設置でいい。
- 試合開始直後のトラップ
▲試合開始して前線辺りまで来たら、取り敢えずでトラップを設置。いきなり特攻してきた敵が引っかかって、相手の出鼻をくじくことができる。 - 遮蔽物に隠れたついでにトラップ
▲ウルトラショットを避けるために遮蔽に隠れたので、ついでにトラップを補充しておく。
▲少し後、敵が攻めてきたと思ったらトラップを踏んでやられていった。
試合中盤以降だと、セオリー通りの位置より相手の想定外の位置のほうが刺さることも多い。 - 崖下に降りたついでにトラップ
▲相手のサメライドを避けて降りたついでにトラップを置いておく。
▲追いかけてきたのかトラップの真上に落ちてきた相手二人のド真ん中でトラップが爆発。
落ちながらクリアリングされても爆発を避けられないため効果的だ。 - キルを取ったついでにトラップ
▲敵の長射程を処理したので、一息ついてトラップを敵陣に仕込んでおく。
▲突っ込んでいった味方と戦っていた敵がトラップを踏み抜いてキル獲得。キルに繋がらなくても塗りポイントとセンサー付与は地味ながら良い働きをしてくれるぞ。 - スペシャルを切ったついでにトラップ
▲非常に画面がゴチャゴチャしていて見づらいが、メガホンを使ってインクが全回復したのでついでに適当な位置に設置。
▲今度はキルが連続して状況が掴みづらいが、右方向から現れた敵が味方と交戦中にトラップを踏んで更にキルできた。
位置にこだわってなかなか設置しないトラップよりも、適当にその辺に置いたトラップの方が絶対に何かで活躍してくれるという考え方が大事。
小ネタ
- 即死トラップ
トラップ設置後に発生する円の範囲内では、新たにトラップを埋めることはできないのだが、これにも一つだけ例外がある。
複数のプレイヤーが全く同じタイミングでトラップを使用した時のみ、設置不可の円を無視して隣接箇所にトラップを置くことが出来る。
なので3人のプレイヤーが一ヶ所に同時に設置すると、起爆時に105ダメージを与える即死トラップが出来上がる。
同時に設置の必要があるので実用性は皆無。
また、着地狩りなど限定的ではあるがトラップを疑似的に一人で同時に3つ起爆することも可能だ。
ジェットパックだったら、
素早く着地点にトラップを二個仕掛ける→時間切れになるまで待機→戻ってくるタイミングに合わせて三個目を設置し、一個目を起爆させる→実質的に同時に三個のトラップが発動する→相手は死ぬ。他のボムでいいというのは禁句
ギアパワーによる効果
インク効率アップ(サブ)
軽減量最大40% (軽減レベル3)。
GP15で2連続設置可。ただしインクロックが0Fで、同じ場所には置けない仕様上、実際にはより少ないGPで連続設置ができる。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP15 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インク消費量 | 60.0% | 57.7% | 55.5% | 52.7% | 49.6% | 46.8% | 42.1% | 36.0% |
サブ性能アップ
探知半径と起爆時のマーキング効果時間とセンサー効果とダメージを与える範囲が拡大する。
探知半径が拡大するため、ヤグラの台の上など特定の台の上にギリギリ2つ置けなくなってしまう難点もある。
散るインクの範囲、与ダメージ値そのものは上昇しない。
範囲表示は平面の円だが探知半径の実体はおそらく球形であり、サブ性能アップによって半径を広げることで、上下方向への探知半径 (及びセンサー/ダメージ範囲) も広がる。
サブ性能アップを多く積むことで、積まない状態では反応しない高低差のある崖上の敵へ、崖下のトラップを反応させるといった荒技も可能。
45ダメージ範囲はそこまで大きくならないが、35ダメージ範囲はどう見ても当たってない場所にまで届くほど拡大される (30で大体半径2.0ラインほど)。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
探知半径 | 0.60 | 0.62 | 0.64 | 0.66 | 0.71 | 0.75 | 0.80 |
爆風半径(近距離) | 0.72 | 0.75 | 0.77 | 0.80 | 0.87 | 0.92 | 0.99 |
爆風半径(遠距離) マーキング半径 | 1.60 | 1.66 | 1.71 | 1.78 | 1.93 | 2.05 | 2.20 |
マーキング効果時間 | 300F (5.000秒) | 328F (5.467秒) | 356F (5.934秒) | 390F (6.500秒) | 465F (7.750秒) | 524F (8.734秒) | 600F (10.000秒) |
サブ影響軽減
近距離の爆風ダメージ (45)、遠距離の爆風ダメージ (35) の軽減とマーキング時間を減少させる。
GP6でもマーキング時間は2割ほど減少する。ちなみに、ポイントセンサー・ラインマーカーのマーキング時間と比べると減少しにくい設定になっている。
短射程のブキ、特にイカニンジャを付けているときにうっかり踏んでしまうと奇襲は勿論、場合によっては生存さえも厳しくなってしまうため、少しでも積んでおきたい所。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
近爆ダメージ | 45.0 | 42.8 | 40.7 | 38.1 | 32.5 | 28.1 | 22.5 |
遠爆ダメージ | 35.0 | 33.3 | 31.7 | 29.6 | 25.3 | 21.9 | 17.5 |
マーキング減衰率 (×効果時間) | 100.00% | 91.31% | 83.05% | 72.73% | 50.32% | 32.77% | 10.00% |
敵に使われる場合の対策
マーキングの効果時間はポイントセンサーより短いが、爆発のダメージは多くのブキの確定数を減らし、倒されやすくなってしまうので無理はしないこと。
また、相手チームにトラップ持ちが複数居るとまるで戦場が地雷原と化し、常に捕捉の危険もある。
対策としては何よりクリアリングの徹底が大事だろう。
敵が設置したトラップは見えないため、クリアリングは怠らないように。
敵がトラップを設置する時、地面に何かを置くような動きをするので、見かけた場合はその周辺を警戒しておこう。
地雷原となってしまうと短射程が思うように動けなくなってしまうので、中長射程は特に意識するとよい。
またトラップは心理的な効果も高いため、マーキングされても冷静さを保つ事も大切であろう。
身も蓋もないが、やはりこちらもサブ影響軽減である程度軽減できる。
ダメージが45~35と高めなのも厄介。
当たりどころを問わず確定3発というものであり、塗りの強さやセンサー効果もあり「直撃2確が狙える代わりに最低ダメージでは4発かかる」クイックボムと比べてもこちらの方が厄介との声も多い。
トラップを置きながら逃げるリッター4Kを深追いするとこれだけで倒されてしまう危険性がある。
リッター4Kのみならず、トラップを搭載しているブキは総じて詰められると死に際にトラップを仕掛けてくる。
往生際悪いことこの上ないが、その際のセンサー+ダメージで即座に別の敵から攻撃が飛んできてやられることも珍しくはない。
交戦でダメージを負っている状況ではこれで相討ちを取られることもあるので、すぐにその場から下がること。
アップデート履歴
ver.1.0.0 | 追加 |
ver.4.0.0 | ヤガラ市場の特定の地点で、塗れない地面であるにもかかわらず、トラップを設置できる問題を修正しました。 |
ver.5.0.0 | ステージに入ったあと最初に設置するトラップに、位置を示すアイコンが表示されなくなることがある問題を修正しました。 マサバ海峡大橋で、特定の塗れない床の上にトラップを設置できることがある問題を修正しました。 チョウザメ造船で、特定の塗れない床の上にトラップを設置できることがある問題を修正しました。 |
ver.9.0.0 | リュウグウターミナルで、動く地形の端にトラップを設置したとき、設置したトラップがすぐに消滅したり爆発したりすることがある問題を修正しました。 |