
軽くて強い筆をベースにすることで高い機動力をもたせた軽量級ブキ。
えがく線は細いが、塗り進み速度は極めて素早く、接近戦では激しく振り回す事も出来る。
サブ・スペシャルともに攻撃的なインファイターモデルとして人気。
パワーは弱いが塗り進むスピードが速く、トリッキーな動きで相手を翻弄するぞ。
ステージをキャンバスに見立てて縦横無尽に走り回り、素早い動きからの奇襲で相手陣地に切り込もう。
▲画像・文章は公式Twitter(@SplatoonJP)の2022年7月19日のツイートより。
概要 
必要ランク | 7 |
---|---|
サブウェポン | ![]() |
スペシャルウェポン | ![]() |
必要ポイント | 180p |
ブキ重量 | 軽 |
マッチング区分 | 短距離ローラー級 |
ブキ紹介 
ブキチ |
![]() | メインウェポンの パブロは、 高速で塗り進むことができる とても軽い フデでし! |
攻撃力は期待できないでしが、 高い機動力と スプラッシュボムで かくらんして 反撃のスキをあたえなければ こっちのもんでし! | |
スペシャルの メガホンレーザー5.1chを 組み合わせれば、相手は大混乱! 一気に距離をつめて たたみかけてやるでし! | |
持ち前の移動速度で 前線をかき乱す! 戦場をかけ回って バトルの常識を 塗り替えたい人に かわいがって欲しいでし! |
フデの軽量級ブキ。塗り進みも相まって、きわめて高い機動性と塗り性能を誇る。
サブはスプラッシュボムで遠くにも攻撃ができるほか、メインで取りこぼした相手へのトドメも刺せる。
さらにスキの少ないメガホンレーザー5.1chを獲得したことであらゆる相手にも攻撃、牽制が可能とメインの短射程を補うような構成。
メイン性能 
Ver.1.2.1現在
振り
有効射程 | 1.4 | 塗り射程 | 2.3 |
---|---|---|---|
ダメージ | 30.0~7.5*1 | 確定数 | 4~14 |
連射フレーム | 7F(0.116秒) | 秒間連射数 | 8.6発/秒 |
キルタイム | 0.367秒/kill | DPS | 257.14/秒 |
射撃継続時間 | 5.833秒 | 射撃前隙 | 3F(0.050秒) |
射撃後隙 | 10F(0.167秒) | インク消費量 (装弾数) | 2.0% (50発) |
射撃時ヒト速 | 0.50 | インク回復不能時間 | 30F(0.500秒) |
非射撃時ヒト速 | 1.04 | 単発塗りポイント | 10.3p |
インク効率(ダメージ) | 1500 / 12.5kill | インク効率(塗り) | 520p |
イカ速 | 2.0 | 飛沫数 | 2+1 (インク不足時 1) |
![]() | ダメージ 36.0~15.0?*2 インク消費量(装弾数) 1.5%(66発) |
塗り進み
ダメージ | 20.0 | 確定数 | 5 |
---|---|---|---|
移動継続時間 | 12.3秒 | 塗り進み範囲 | 0.24 |
インク消費量 | 8.1%/秒 | 移動速度 | 1.92 |
インク回復不能時間 | 20F(0.167秒) | ||
![]() | ダメージ 40.0 インク消費量 5.4%/秒 | ||
備考 | 塗り進み中は相手インクの影響を受けない |
初速 | 8.4~6.0 (インク不足時 ×0.5) | 直進フレーム | 7F(0.117秒) |
---|---|---|---|
ダメージ分布 | 30.0~25.0~15.0 | ダメージ距離分布 | 0.86~1.36~2.06 |
ダメージ減衰時間 | 20F~40F (0.333秒~0.667秒) | 飛沫拡散角度 | 18° |
足元塗り周期 | 6発ループ | 足元塗り発生 | 2発目 |
対象 | ダメージ補正 (3.1.1時点) | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
![]() | 轢き 1倍 振り 1.5倍 | |
![]() | ||
![]() | ||
![]() | 轢き 100倍 振り 1.8倍 | 轢き 1000倍 振り 18倍 |
![]() | ||
![]() | 轢き 1倍 振り 1.8倍 | 轢き 1.5倍 振り 2.7倍 |
![]() | 1倍 | 1.3倍 |
![]() | 轢き 1倍 振り 1.8倍 | 轢き 1.1倍 振り 1.98倍 |
![]() | ||
![]() | 轢き 1倍 振り 1.4倍 | 轢き 1.1倍 振り 1.54倍 |
![]() | 轢き 1倍 振り 1.8倍 | 轢き 1.25倍 振り 2.25倍 |
![]() | 轢き 1倍 振り 1.4倍 | 轢き 1.3倍 振り 1.82倍 |
![]() | 1倍 | 2倍 |
![]() | 1倍 | 1.1倍 |
![]() | 轢き 0倍 振り 1.8倍 | 轢き 0倍 振り 1.98倍 |
- Fはフレーム。1秒=60F。
- 例えば30Fなら、0.5秒となる。
- 公式の表記では、30/60秒という表記を用いている。
- 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
- ヒト速やイカ速、弾速などの速度単位はDU/F。試し撃ちラインの幅を50としたときの、1Fに移動できる距離という定義。
- ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96 DU/F。
- スプラトゥーン3での内部パラメーター定義にはm/Fを使用している。
50 DU = 5m = 試し撃ちライン1本分。- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
すべてのDU/F表記をm/Fに変更する作業は大変なので、現状距離単位にはDUを使用する表記に変換している。
- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
- 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
- ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
- 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
- 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合*¹は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
- 確n射程とは、主に距離によってダメージが大きく変動するブキにおいて、n回攻撃を当てればキルが取れるギリギリの距離のこと。
- 初速とは、発射直後の弾の速度のこと。
ローラーなど、飛沫によって初速が変わる場合は最も早い飛沫の初速を記述している。 - 直進フレームとは、発射した弾が初速のスピードを保ったまま飛び続ける時間のこと。直進フレーム経過後は弾速がだんだん低下する。
ブラスター・ワイパーでは代わりに射程限界で爆発/消滅するまでの時間を記述している。
弾速についての詳しい仕様はシステム詳細仕様#弾の仕様についてを参照。 - 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
- キルタイムは、1発目が当たった瞬間を1F目とし、そこからキルまでにかかる時間のこと(シューターの場合)。
- 厳密に言えば、キルタイムとはブキを振りかぶるモーションにかかる時間(前隙)や、1発目の弾が発射されてから相手に到達するまでの時間(相手との距離や弾速)も含めるべきだが、これらは状況によって大きく変動する*²ので不確定要素が多すぎるし、また前隙や弾速などは解析を待たなければ分からない。
- DPSは「ダメージ×60÷連射フレーム」で算出。
- 射撃後隙とは、射撃後にイカ/タコになることや、サブウェポンを使うことができるようになるまでの時間のこと。
- 射撃継続時間とは、連射フレーム×装弾数の値を秒に換算した時間。前後隙は含まない。
- 単発塗りポイントは、地面と並行に1発ずつ射撃して得られた塗りポイントの平均を、ナワバリバトルの塗りポイントカウンターを用いて算出している。
- インク効率(ダメージ)は「単発ダメージ×装弾数と装弾数÷確定数」。
インク効率(塗り)は「単発塗りポイント×装弾数」。「装弾数=(100%÷単発インク消費量)」は切り捨てせずに算出。
メイン解説 
全ブキ中総合射程が最低クラス*3ながら、極めて高い瞬間塗り性能と快速の塗り進み、そして幅の広い攻撃判定による、
前線での塗り荒らしとかく乱、奇襲と近接戦闘が得意な高機動ブキ。
フデ種は「ボタン1回で振り」「ボタン押し続けで塗り進み」という操作となる。この点はローラーと同じ。
しかしローラーよりも塗り進みの速度が非常に速く、塗りながらイカダッシュ並みの速さで移動できるのが強み。
ボタン連打で振り攻撃を行うことができ、これが基本的な戦い方となる。
素早く塗りたい場所に切り込める上に一度に塗る範囲が横に広いことから、パブロは全武器でもトップクラスの塗り性能の高さを誇る。
弱点としては一発一発のダメージが低いこと。さらに射程も大変短く、全ブキでもワーストクラス。更にダメージ減衰距離が非常に短く、少し離れるだけで確定数が安定しない。
そのため正面から突っ込むのではなく、回り込んだり裏取りからのバックスタブを行うことでキルを狙っていきたい。卓越した機動力をイカし、敵の背中をひっぱたいてやろう。
余談だが、パブロは最高攻撃速度が非常に速い。しかしそれを生かす為には強烈な速度の連打が必要になる。
当然連戦や長期戦で指が疲労してくると、本来のDPSが出しきれなくなる。
そうなったら一旦休憩し、指を休めよう。
以下詳細解説
- 塗り進み
ローラー種のように塗り進みでは広い面積を塗れないため、移動用として運用しよう。
塗り進みによる移動速度は(共通アクションのイカダッシュを除き)全ブキ中最速。その速度は中量級のイカダッシュに並ぶほど。
開けた場所なら、敵の射線をジグザグに掻い潜って接近、撃破するトリックプレイも可能。
逆に足場が不利な状態やヒト移動を強要される塗れない足場・金網上で敵に襲われた際も、スイスイと難なく逃げることができる。
ちなみに攻撃を受けて弱っている時に塗り進み中の敵パブロに当たる(轢かれる)と倒される事も無くはない。
その際には「パブロでひかれた!」と表示される。
覚えておきたい知識として、ジャンプビーコンやスプリンクラーは轢く事で手早く処理する事ができるという特性を持つ。
振って壊すよりも、はるかに時間とインクの節約になるのでオススメだ。スプリンクラーは下手したらこっちがやられるのは内緒
ただしいくら最速とはいえこちらは無抵抗でヒト状態をさらすことにはなるので、基本的には段差や壁などを上手く使い、敵インクを浴びにくいコースを走るのが良いだろう。
- 振り撒き
ZRを連打すると、パブロを振りまくって攻撃する。連打速度が速いほど振る速度も上がる。(7Fまで)
少しだけインクを飛ばすこともでき、ブラシ自体が当たらなくてもダメージを与えられる。
塗り性能が極めて高く、塗りと戦闘はほとんどこれでこなすことになる。
ただし射程は非常に短く、カーボンローラーの横振りよりは長いが、ボールドマーカーには正面からだと撃ち負ける*4程度。
キル速度もデュアルスイーパーに劣るくらいでそこまで高くないため、キル速度の速いシューターなどを相手にする時は間違っても真正面からラッシュの速さ比べを挑んではいけない。
フデ全体に言える話だが、攻撃範囲の横幅の広さは大きなアドバンテージにもなっている。他のブキの様にAIMが合わずに当たらない、あるいは逆にAIMが良くても拡散のせいで当たらないという事態がこのブキには(背後を取られない限り)殆ど無いのだ。
射程の短さ故にあと一歩で取り逃がすことは多いものの、多くのブキと対等にやりあえるポテンシャルを持っているだろう。
塗り進みの項にもあるように、スプリンクラーを振って壊すのは他のブキと比べると苦手。
・・・なのだが、振りの対物性能そのものは悪くなくホコ割りも割と早い部類に入る。流石にスパッタリー、ハイドラント等には及ばないが
対ナイスダマはスパッタリーを抜きあのハイドラントと同等のDPSを誇り、ホップソナー等も一瞬で破壊することが可能なので積極的に狙っていこう。
ただし、グレートバリアは射程の問題で破壊が得意ではない。内部に入り込めれば弱点である中央のビーコンを素早く壊せるが、敵も中にいる場合はそのビーコンに攻撃判定を吸われるため今度は対面が厳しい。
メトロノーム 
発射間隔 | BPM | 備考 |
6F | 150BPM | 連射フレーム未満なので早すぎ |
---|---|---|
7F | 128.57BPM | 7Fビタ押し |
8F | 112.5BPM |
ビタ押し時は暴走p氏のエンドマークに希望と涙を添えて(257BPM)の8分を参考。
平均発射間隔7.25Fを目指すなら大体124BPMの16分音符でおk
124BPMはAyase 氏のシネマや幽霊東京などが該当。
※7.25f
→7F→7F→7F→8F→…のループ。ボタン連打時の連射フレームが8Fだった場合。
7Fはボトルガイザーの連射モード時と同じなため、そちらを覚えても良い。
サブ・スペシャル 
スプラッシュボム 
投擲できるハンドグレネード。着弾地点を塗ることができ、直撃させれば高い攻撃力を持つ。
メインでは届かないキョリにいる敵への対抗手段や、着地狩り、メインで取りこぼした相手へのトドメ、塗られた陣地への牽制と何はなくともまずはコレ。
ボム→メガホン→ボムというコンボも狙える。現状パブロの特権にあたり、対面勝率が向上するだろう。
これは相手のみならずガチホコバリアの即割りをしつつ相手の牽制も兼ねることも頭の片スミに入れておこう。
メインの高い機動力をイカし、相手の初動にボムを投げることで出鼻をくじくこともできる。
短射程ブキの宿命ゆえ、サブウェポンの使用機会が非常に多い。くれぐれもインク切れにはご注意を。
メガホンレーザー5.1ch 
新スペシャル。敵を追尾する複数のレーザーを時間差で6本放つ。索敵も可能であるが、マルチミサイルと違いロックした相手にすぐ発射されるため、敵位置についてはある程度撃つ前に目星を付けておく必要がある。
サブ同様に、メインでは届かない相手や味方との連携、ガチヤグラへの対抗に役立つぞ。
レーザーはロックした相手を自動で追尾するほか、発動後にすぐメイン・サブが使えるため、パブロとの相性は非常に良く、大変扱いやすい。
隙を作った相手を、機動力のあるメイン・遠距離に高火力を投下できるサブで、素早く追撃しに行く動きが強力だ。
なお、2023年10月現在、唯一のスプラッシュボム併用ブキである。インク管理に気をつける必要はあるが、ボム→メガホン→ボムのコンボは単純ながら強力であり、高いスペシャル回転率も相まって戦場を大混乱に陥れることが出来る。
メガホン持ちのなかでも突出した機動力をイカし、高低差を利用しつつ1人をロックオンすることで、擬似的な十字放火を死角から浴びせることも可能。
ゴンズイ地区やスメーシーワールドをはじめ、二層構造地帯が主戦場になりやすいステージでは狙い目。他のメガホン持ちブキは、打ち合いの補助や、遠方からの牽制・索敵に偏りがちであるため、パブロならではの使用法を見いだしておいて損は無い。
ただし、十字放火のために無闇に敵陣に切り込むのは控えるべき行為であり、複数人をロックオンしたほうが良い場面もある。
メガホン使用前には戦況を確認し、効果的な状況・場面で発射するのがイカしたパブロ使いといえるだろう。
運用 
どのルールでも、射程の長いサブ・スペシャルのおかげで、短射程ブキとしては劣勢や打開に強いのがポイントだ。
それだけに、特にスペシャルウェポンを切るタイミングはよく考えたい。
ナワバリバトル 
金網やビニルタイルの上からでもスイスイ侵入できるので、敵陣地を塗り荒らすのは大の得意。
戦闘面でも1vs1の遭遇戦になりやすい分、メガホンレーザーがあれば正面からでも勝機がある。
自陣塗りは狭い箇所を塗るのは汚くなりがちだが苦手というほどではない。
終始劣勢から打開ができなかったり、マヒマヒリゾート&スパのような極端に狭いステージでもなければ1000pは行きやすい。
生き残りつつ敵陣を塗り荒らせば1500pも望めるぞ。
ガチエリア 
打開側になった場合に素早くスペシャルの準備ができるのは利点。
その他調子に乗って攻め込んできた敵をセンプクも交えて迎撃できればよし。
メガホンのタイミングがモノを言い、全員が攻め込めそうな時に流し込むのが理想。
あくまでも打開力が高いのはメガホンがスタンバイしていることが前提となっている。
それだけにメガホン単体で終わってしまうと飛車角落ちも同然だ。
防衛側はパブロの強みを存分に発揮する。
エリアの塗り状況の管理はもちろん得意分野。
ボムを投げて長射程の妨害、センプクして死角からキル。
スペシャル同士のぶつけ合いにもすばやく対応。しかし調子に乗りすぎたり、逆に臆病にならないように。
ガチヤグラ 
護衛役にやや比重が傾くか。
確保している間は4.5pのスペシャル自動増加があるのでガンガン発動していける。
対面したい敵は見逃さず、追撃の手は緩めないようにしよう。
ヤグラに乗る場合も塗り進みで強引にカウントを稼げることがある。
ブラスターには無力なので降りるかデス覚悟で乗るか瞬時に判断できるようにしたい。
打開側に回った際もスペシャルカウンター性能が高いメガホンでグレートバリアやキューインキを受け付けない。
降りるのを強制させる性能はピカイチだ。
他のルールとは違い、打開側にスペシャルの自動増加はないのでよく考えて発動すること。
メインも金網を駆けて上空や裏からの奇襲も刺さりやすい。
このルールで使用率の高いブラスターやローラーに対しては、スプラッシュボムによる後隙狩りやメガホンによる索敵が刺さりやすい。
同じくヤグラで強いグレートバリアに対しては上述の通りメガホンが有効な反面、メインでの対処は苦手としている点に注意されたし。
ガチホコバトル 
ホコ持ちと護衛どちらにも適正がある。
護衛に回る場合はメガホンでその場索敵が行えるのでスムーズに攻め込める。
スペシャルの回転が良好で次のホコ割りにはリチャージが済んでいることもあり、再進撃しやすい。
防衛時にも打開力の高さが光る。
メガホンで陣形を乱してメインで追撃。手の届かない敵にはスプラッシュボムをお見舞いしよう。
塗り進めばガチホコショットをゴリ押しして相討ちに持って行くこともできる。
相手のガチホコが止まればアドバンテージであるため、積極的に狙って行こう。
状況は限られるが進撃中にWIPE OUTが成立したり、ホコ持ちと一緒に敵の目を掻い潜った暁には、
塗り進みでホコを導く芸当も可能。ノックアウトできたらバトルメモリーで自慢してみよう
ホコ割り合戦や追撃、遠距離からホコ攻撃にスプラッシュボム二連投を最もイカしやすいルールでもある。
立ち回りは大きく変わるが、もし二連投が可能なギアを組めるなら試してみてほしい。
ガチアサリ 
塗り進みで素早く敵陣を突破!
…と言いたい所だが、タイミングにコツが必要。
というのも、正面から塗り進み中のフデを攻撃するのは容易であることと、
ゴール前は基本的に警戒されているからである。
仮にアサリのバリアを割っても後が続かないと勝敗に影響するほどのカウントは稼ぎにくい。
ただ単に突撃しても、そうそう上手くはいかない。
ただし、こちらのチームのアサリの数や敵の動きを把握して、裏をかけばルール単位での活躍は十分見込める。
メガホンで索敵をして手薄なルートを選んだり、敵が固まった瞬間を見逃さないようにしよう。
リスキーな方法ではあるが、敵が進撃するタイミングでバリアを割って前線を乱すこともパブロなら容易い。
この場合、遅延が目的であるため後が続かなくても構わない。敵を挟み撃ちにできればなおよい。
トリカラバトル 
塗り進みで素早くシグナル確保!
…と言いたい所だが、ワンパターンな立ち回りをすると相手は学んですぐに対策してくるだろう。
トリカラバトルのマップは大規模な変更がされており、全体的に凹凸の目立つ地形になっている。
元から乱戦が起きやすく、射線を通しにくいルールなのでパブロの戦闘力をイカしやすく、敵陣を塗り荒らすのも視野に入る。
シグナルにトライする場合は直前にスプラッシュボムを転がしておくと少しの間足止めできる。(たまにフレンドリーファイアをしてしまうこともあるが…)
また攻撃チームではメガホンレーザーをあらぬメンバーにロックオンしてしまうこともあるので注意されたし。
防衛チームはその限りでは無く、どんどんロックオンしてじゃんじゃん塗り荒らしてガンガンキルしよう。
とりあえずシグナルに向けてボムを随時転がしておくだけでもキルが取れたりする。
ギアパワー考察 
人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
イカはほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。
相性のいいギアパワー 
インク効率アップ(メイン)・
インク効率アップ(サブ)・
インク回復力アップ
行動の幅を広げるギアパワー。インクの持ちを良くしたいなら積んで損はない。
プレイスタイルによって比率を変えてみて、気に入った組み合わせを見つけよう。サブ効率がGP35(2,5)に到達するように積めば瞬時にボムを二連投することが可能になる。
上記のスペシャルによる即インク回復を利用したボム→メガホン→ボムのコンボをすれば、瞬間的に計四個のボムを投げられる疑似ボムラッシュ(ピッチャー)が可能。注意点として最低量のGP35(2,5)だとニ連投を行うためにはインクが全回復した状態でないと使えない上に、使用後のインク残量は0になるためインクロックも合わさってメインによる振りや塗り進みが一切できない非常に無防備な状態となってしまう。
対策としては二連投を行った後にスペシャルを使って瞬時にインク回復する他、サブ効率を最低量よりやや多めに積んで逃走用のインクを確保するといった方法がある。
サブ性能アップ
スプラッシュボムの飛距離がアップする。
平時ではボムに頼りがちなので干渉範囲を上げるために是非検討して欲しいギアパワー。
長射程に対する攻撃や取りこぼした相手への追撃、
メインでは間に合わないけどボムを投げて味方のアシストをしたい時にも役立つ。
復活時間短縮
前線ブキ御用達のリスク軽減のためのギア。試行回数増加や前に出るためのお守りとして。
発動タイミングを意識して、死んででもいいから味方を守りに行く、多少深手を追っててでも敵を削り味方にカバーしてもらうなどのチーム単位での勝つ動きができるギア。
イカダッシュ速度アップ
塗り進みのスピードは魅力的な要素の1つだが、インク消費量が案外重く常にするものではない。そのため、ここぞというとき以外はイカ移動が基本となる。
パブロは軽量級に分類されているので積まなくても若干速いものの、自由度が上がるため可能ならば積んでおきたい。
イカニンジャを付けている場合は必須。
今作ではメガホンに合わせて追撃できる距離も増え、カバー範囲が増える。
イカニンジャ (フク専用)
おなじみ短射程の強い味方。イカ速度ペナルティはなかなか重いが、それを補うぐらい奇襲や逃走など様々なシーンで役に立つ。
ペナルティとしてイカ速度が2.02から1.82まで落ちるのだが、パブロは塗り進み速度が1.92と中量系のイカ移動速度と同等の速度をしているので、イカダッシュ速度で補填せずとも速度が大事なシーンでは塗り進みを…と使い分けることができる。
ただあまりにもフデで移動しすぎると本末転倒。イカニンジャギアを採用するなら上手に使い分けていこう。
自分の引いたインクの軌跡を引き返すとき、道の狭さのせいでわりと姿を晒してしまいやすい。注意。
相手インク影響軽減
敵インクを踏んだ時のヒト速度、ジャンプの高さ、スリップダメージに関わるギア。
…であるがパブロには塗り進み時に敵インク影響を受けないという仕様があり前線シューターほど優先度は高くない。
ジャンプ振り時に相手のインクを踏むことはあり得るので気になるなら採用の価値はある。
サブ影響軽減
サブウェポンのダメージを軽減し、マーキング時間を短縮する。
前線ブキなので恩恵を受けやすくほぼ腐ることはない。
少量でも効果は高く、サブ1つでマーキング時間を1~2割弱短縮可能なので付けておきたいところ。
ホップソナーのマーキングは適用外なので注意されたし。
スーパージャンプ時間短縮
逃げやすいとはいえ、追い詰められる時は追い詰められるので生存力を高める選択は重要なもの。
復活時間短縮がやられつつ活躍するタイプなのに対し、こちらは生きることで活躍するタイプとなっている。
性質上相反するように見えて、復帰力に磨きがかかるので両方積んでも相性はよい。
そもそもの時点でコスパが優秀なのでとりあえずサブ1つは積んだほうがいいだろう。
スペシャル増加量アップ・
スペシャル減少量ダウン
優秀なメガホンの回転率を増やすためのギア。メインの塗り性能が高く、必要ポイントも少ないためスペシャル増加量アップを積まなくても十分な回転率だが、さらに回転率がほしいときに。
スペシャル減少量ダウンはメガホン発射中にやられたときでもspゲージが残るため相性がいい。短射程である以上やられる機会はどうしてもでるためギアのスペースがあるならとてもおすすめ。
2つ合わせてスペシャルが欲しいと思うタイミングで吐けるように調整しよう。
特に後者は少量でも効果が大きく発揮される補正がかかっているため、少なくともサブ1つは積んでおくことを強くおすすめする。
スペシャル性能アップ
メガホンレーザー5.1chの照射時間が延長される。スペシャルの個別ページの解説にもある通り、回転率への悪影響の小ささのわりに、相手の拘束時間の延長効果が大きい。
ver.3.0.0より少量でも効果が大きく発生されるようになったため、サブ1つ~メイン1つ程度までなら非常にコスパ良くスペシャルとの連携攻撃を強化できる。
カムバック (アタマ専用)
デスからリスポーンした後20秒にわたってインク効率アップ(メイン)
インク効率アップ(サブ)
インク回復力アップ
イカダッシュ速度アップ
ヒト移動速度アップ
スペシャル増加量アップがメイン1個分相当上昇する。
一つ余分なものが入っているような気がするものの、それでもなお強力な前線ブキの相棒。
復活後のスペシャル再チャージと前線復帰の速度を上げ、ステルスジャンプなどで素早く前線に戻れた場合は一時的な戦闘能力の上昇も期待できる。
それゆえキルを重視する立ち回りとの相性がよく見えるが、勝利条件に積極的に絡みたいプレイスタイルでも有効。
ステルスジャンプ (クツ専用)
前線に出て相手の長射程を追い回すことはパブロの一つの役割である。そのため、前線でデスしてしまうことも多く、間接的に復帰を早めてくれるこのギアはかなり有用である。
上記の復活時間短縮やカムバックと組み合わせればさらに効果が実感できるだろう。
ナワバリバトルやガチエリアではとりあえずの感覚で付けても機会に恵まれないことがある。
採用にあたって注意が必要なギアパワー 
ヒト移動速度アップ
特定のアクション時にのみ効果を発揮するギアパワー。*5
「一振り目直後」
「連打速度をあえて落とし、一振り目を連打する時」
「塗り進みから振りへの移行時」
が挙げられる。
(一応インク切れ時の塗り進みの速度も上がるものの、通常のヒト状態の走行のが速いため実戦で役に立つとはいえないだろう。)
また、相手の攻撃をかわしながらのかく乱・ヘイト取りを担う際も、ヒト移動速度の違いは生存率の違いに直結してくる。
これらの点を重く見るのであれば、ヒト速の採用を考える価値はあるだろう。
しかし、上述の検証結果にもある通り、効果が発揮される動きは極めて限られ、また積んだところで劇的に移動速度が改善するわけではない。
採用を検討する場合も、他のギアパワーを減らしてまで採用する価値があるのかはよく考えたい。
苦し紛れに挙げるとするならガチホコを持って金網を渡るという超ピンポイントな用途しかない。
挙句の果てにそれを狙って採用しても味方の編成次第ではエナジースタンドでGP29に引き上げられ、少量積みでもムダになる。
よってこの目的での採用は考えず、上述の特定アクション時の移動速度強化のみを考慮して採用を検討したい。
ギアパワーによる効果 
インク効率アップ(メイン)
軽減量最大45%。
スプラトゥーン3 Ver.1.2.0から、フデタイプの塗り進みによるインク消費も削減されるようになった。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
インク消費量 | 2.00% | 1.91% | 1.83% | .72% | 1.50% | 1.33% | 1.10% |
射撃可能回数 | 50 | 52 | 54 | 57 | 66 | 75 | 90 |
塗り進みインク消費量 | 8.10%/秒 | 7.75%/秒 | 7.41%/秒 | 7.00%/秒 | 6.09%/秒 | 5.38%/秒 | 4.46%/秒 |
走行可能距離 (本分) | 27.55 | 28.84 | 30.17 | 32.00 | 36.86 | 41.84 | 50.58 |
敵に使われる場合の対策 
メインそのものの戦闘力は大した事無いように見えるが、使用者の連打力や飛沫の当たり方によっては予想以上のキルタイムを出すことも。
シューターとは違い、上下の向きさえちゃんとしていればほぼ必ず飛沫が当たるので侮ってはならない。
さらに、塗り進みのスピードがイカダッシュ(GP補正なし)並という凄まじい速度を誇り、それは塗れない床(金網)でも同様。
そのため一部のステージでは特に裏取りされやすい。
振り攻撃中は機動力が極端に低くなるので引き撃ちしよう。長射程なら裏取りされやすい場所を睨んでおくのも効果的。
幸いマニューバーのようにどこまでも追い回してくる存在という訳でもないので、強ポジションは把握しておくこと。
短射程シューターに匹敵する塗り能力を持つ。裏を取るのが得意なのもあってナワバリバトルにおいては押し込んだかと思いきや自陣が塗られていて結果的に挟み撃ちの状態になることがある。
また塗り進みによるスタートダッシュでいち早く主戦場に辿り着くことができる。敵味方を先導してくるため、先に塗り広げられやすい。
塗り進みで逃げ回るパブロにうまく攻撃を当てられない!という人は、パブロの進行ルートを塞ぐように射撃すると良い。素早く動いて翻弄しつつ接近してくる場合は、慌てずに後ろへ下がるべし。射程自体は短く、攻撃中の移動速度も遅いので、端に追い詰められたり、高所や背後から奇襲されたりしない限りはすぐにキルされることはない。
また、最短射程と引き換えに手にしたのは機動力だけではない。なんとあの華奢な見た目からは想像できないような対物攻撃力を持っているのだ。
有効射程内であればハイドラントと同格、多少離れていてもボールドマーカー級の攻撃力を誇る。
カニタンクの解体業を易々とこなし、球体体当たりとカノンの排撃も間に合わず持ち主諸共リスポーンの片道切符が手にされる。
起死回生の願いで発動したナイスダマだろうが、容赦なく叩き落とされてしまう。
インクを切らした場合はその限りではないが、原則追い詰められたら素直にリスジャンを試みたほうがいいだろう。
ブキセットごとの対策
サブはスプラッシュボム。機動力を活かして神出鬼没のタイミングでボムを投げ込んでくるので、「ボムを投げられたら詰む」状況を作らぬよう常に警戒を。
スペシャルはメガホンレーザー5.1ch。レーザーと共に突っ込んでメインで殴りかかったり、あるいは遠所からスプラッシュボムを投げ込んだりしてくるので、袋の鼠とならないように注意。
サーモンランでの運用 
塗りとザコ処理で味方をサポートする立ち回りを心掛けよう。
高速塗り進みによる生存力が高く、攻撃を躱しつつ納品や味方の救助をひたすら担うべし。
射程と火力は貧弱なので単騎でのオオモノ処理はもちろん、ザコシャケの集団ですらも厳しい。
詳しくはサーモンラン/ブキ別立ち回り#パブロを参照。