概要 

名前の通り、床、壁、天井などに設置すると自動でインクを周囲にまき散らすサポートタイプのサブウェポン。
自動で周囲を塗ってくれるほか、注意をひきつけるおとりにもなってくれる。
ブキセット 
背景色は追加シーズンを表します。詳細はこちら
(2022秋=発売時)
2022秋 | 2022冬 | 2023春 | 2023夏 |
2023秋 | 2023冬 | 2024春 | 2024夏 |
基本性能 
ver.4.1.0現在
耐久力 | 120 |
---|---|
インク消費量 | 60% |
インク回復不能時間 | 60F (1.000秒) |
モード切り替え時間 | 480F→900F (8.000秒→15.000秒) |
飛沫散布間隔 | 4F→6F→9F (0.067秒→0.100秒→0.150秒) |
飛沫ダメージ | 20 |
設置時の塗りは4ポイント
飛沫が強い5秒間で36ポイント前後
飛沫が弱くなるまで放置すると40ポイント前後塗れる。
スプリンクラーに対する被ダメージ補正 
3.0.0時点。
攻撃手段 | 被ダメージ補正 | |
---|---|---|
![]() | ![]() ×10 | |
シューター スピナー マニューバー ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ガチホコの直撃・時間切れ爆発 | 1倍 | 10倍 |
![]() ![]() ワイパーのタメ斬り | 1.2倍 | 12倍 |
![]() | 1.5556倍 | 15.556倍 |
![]() | 1.636倍 | 16.36倍 |
フデの振り | 1.8倍 | 18倍 |
チャージャー ストリンガー ボム ![]() ![]() ![]() ガチホコの爆風 | 2倍 | 20倍 |
シェルターの射撃 ブラスター ワイパーの斬り | 2.4倍 | 24倍 |
スロッシャー | 2.5倍 | 25倍 |
![]() | 2.8倍 | 28倍 |
ローラーの振り | 2.88倍 | 28.8倍 |
![]() ![]() ![]() | 3倍 | 30倍 |
![]() | 3.2倍 | 32倍 |
![]() | 4倍 | 40倍 |
ワイパーの射撃 | 4.8倍 | 48倍 |
![]() ![]() | 5倍 | 50倍 |
![]() | 5.6倍 | 56倍 |
![]() | 5.76倍 | 57.6倍 |
ローラーの轢き シェルターのカサ接触 フデの轢き ![]() ![]() ![]() ![]() | 100倍 | 1000倍 |
解説 
キューバンボムのように投げると床、壁、天井などにくっつき、そこから放射状にインクをまき散らす。
スプリンクラーの塗り力は3段階あり、時間経過によって段階的に塗り力が弱まる。
同時に設置できるのは1個のみ。2個目を設置すると1個目は消滅する。
敵の攻撃をいくらか受けるか、設置者が倒されると破壊される。
壊されない限り永遠に効果を発揮するが、10秒弱くらいで塗れる範囲を塗りつくしてしまうため、こまめに設置し直した方が効率的。
攻撃を受けて弱っている時に飛沫に当たるとたおされることがある。
その際には「スプリンクラーでやられた!」と表示される。かなり珍しい上に屈辱的なやられ方である
スーパージャンプやジェットパック・ショクワンダーの着地点に置かれる、いわゆるスパジャン狩りに使われる場合もある。最速キルタイムはプロモデラーMGやプライムシューターと同じ17Fなので侮れない。ただし、少しでもズレるとインクが当たりにくくなり簡単に逃げられてしまう。
そのためメインで補助してやると成功率が高まる…が、メインで補助してしまうと「返り討ちのリスクなく安全に狩れる」というサブでのスパジャン狩りのメリットが失われてしまい、やや本末転倒気味である。どちらかというと逃げられやすいメイン(R-PEN/5H、パラシェルターなど)でスパジャン狩りをする際にスプリンクラーで補助している、という捉え方が正解か。
その他にも着地する前にスーパージャンプの行き先に選ばれたプレイヤーに破壊される可能性、受け身術やマニューバーのスライドに対して完全に無力であるなど、スパジャン狩りに使用するにはやや欠点が目立つ。
高いところに設置すると、平地に設置した時に比べて飛沫の大きさが小さくなり、塗れる面積が低下する。
主な使用法 
- サブ投げ→メインを総動員して高速でスペシャルを溜める
- メインでやり辛い円型部分の塗りを行う(特に直線以外塗りづらいR-PENやオーバーフロッシャー)
- 目立つ場所に投げて、壊そうとする敵をあぶりだす囮として使う
- スプリンクラーに注目させて敵の注意をそらし、隙を作り出す(特に潜伏キルが強い.96ガロンやS-BLAST92)
- 塗り範囲の広さから敵のセンプクしてそうなところに投げてクリアリングする
- ヤグラに載せて整地しつつ簡易盾を置きながら侵攻する
- ストリンガーや連射系ブキをある程度防ぐ永続シールドとして設置(特に目立つバレルスピナーやダイナモローラー)
- インクレールの入り口側においてインクの補充を絶やさない
- クイックボム感覚で咄嗟の足元塗りや壁塗り(特に動作が重いダイナモローラーとS-BLAST92)
- 敵ジャンプマーカー狩りの火力補助(100ダメージを出す前にやや逃げられやすいR-PENやパラシェルター)
- ロングブラスターやエクスプロッシャーなど、足元塗りや連射力が弱いブキ相手の足元を奪う
- ホコのバリア付近に置いてバリア割りに貢献させる
……などなど、塗り以外にも使い方は多岐に及ぶ。
高い数値ではないがボムと違い耐久力があり、破壊されない限りは(勢いは下がるが)塗り続ける。
戦闘能力が高いサブウェポンではないので塗りの側面に注目されがちだが、近距離でのダメージ自体はシューター程度にはあるので、飛沫で敵にダメージを与えやすい設置を意識することで多少の戦闘補助は可能。
例えば敵の背後すぐの床や壁に投げると交戦中に飛沫を直に受け、破壊する為には背後を向かなければならないというトーピードに似た効果を生む。
また通路を通ってくる相手に対して出口の横、あるいは上の壁に設置しておくと、通る際に被弾か塗りのために一度顔を出す必要があるので、襲いやすくなる。
この「壊すためには隙を見せなければならない置き方」をすることが戦闘補助としてのコツである。
相手の画面から見て自分とスプリンクラーを同時に画面に入れることが出来ない場所に設置してあるのであれば、相手にリスクを負わせることが出来る。
戦闘に使う場合はいずれにしても陽動効果的な使い方が主になるので、多人数が集結して戦っている場面ではすぐ壊されやすい。特にホップソナーには弱い。
遮蔽物の裏やある程度高めの場所に設置する等して長持ちさせると良い。
設置者がやられると即座に消滅するので、置き土産ボムや他の設置系のようなデス中の戦線維持効果は一切ない。
スプリンクラーの効果を活かすならなるべく生存する、何度もデスする場合ではスプリンクラーの継続塗りをアテにしない必要がある。
ちなみに設置面にクイックボムよりちょっと小さめくらいの瞬間塗りが発生することを利用して、小さめの壁を素早く塗るというテクニックもある。
塗るのに時間のかかるダイナモローラーなどではよく使われ、上手く使えば素早く壁を乗り越えつつちょっぴり飛沫でスペシャルも稼げるテクニックである。
ただ、その段差を塗って登った直後に戦闘が始まりそうな場合はこのテクニックは使わない方が良い。
理由は単純。クイックボムよりもずっと燃費が重いからである。壁を塗るためだけにインクを60%消費するのは流石に戦闘区域に行くには危険すぎる。
マンタマリア号開幕の壁塗りなど、まだ戦闘が始まらない位置で素早く壁を乗り越えるといった使い方になる。
同様に、敵に重なるように投げつけて大きめの瞬間塗りで足元を奪う&継続塗りで更に脱出しにくくさせながらスリップダメージを10~15程度稼ぐ(+あわよくば飛沫ダメージも与える)ことも可能ではある。
これは相手がロングブラスターやジェットスイーパー、ダイナモローラーあたりの足元塗りに時間のかかるブキであれば有効な手段になる。
ただ、このテクニックが実用範囲なのは「投擲→即行動の出来てインク消費が軽く射程の短いプロモデラーRG」か、「敵に左右に避けられにくくすることに大きな意義があるオーバーフロッシャー」くらい。
ダイナモローラーやバレルスピナーなどは投げてから攻撃に移るまでが遅く、
パラシェルターは低火力かつ燃費が極悪でそこで決めきれなかった場合は逆に自分の首を絞めることになり、
.96ガロンに至っては投擲で敵に投げつけられる距離であればよく狙ってメインを二発当てた方が速い。
備考 
1個のスプリンクラー(勢い大+中)で得られる塗りポイントは40P程度(敵による塗り替えし等は考慮せず)
また、最も勢いがある間(約5秒間)に大半の塗りは完了する(少なくとも30P程度は得られる)
攻撃能力が低い代わりに、塗り範囲はキューバンボムより一回り大きい。
ギアパワーによる効果 
インク効率アップ(サブ) 
軽減量最大40% (軽減レベル3)。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
インク消費量 | 60.0% | 57.7% | 55.5% | 52.7% | 46.8% | 42.1% | 36.0% |
サブ性能アップ 
スプリンクラーのインクの出る勢いが強い時間を延長することができる。
ただし、スプリンクラーを投げるときの飛距離、塗れる範囲は変わらない。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
持続時間(大) | 480F (8.000秒) | 509F (8.483秒) | 537F (8.950秒) | 571F (9.517秒) | 646F (10.767秒) | 705F (11.750秒) | 780F (13.000秒) |
持続時間(中) | 900F (15.000秒) | 911F (15.184秒) | 922F (15.367秒) | 936F (15.600秒) | 966F (16.100秒) | 989F (16.483秒) | 1020F (17.000秒) |
サブ影響軽減 
インクの接触ダメージを軽減する。
特にスプリンクラーを意識して積むことはないだろう。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ダメージ | 20.0 | 19.0 | 18.1 | 16.9 | 14.4 | 12.5 | 10.0 |
敵に使われる場合の対策 
設置直後の塗り能力は強力なので、すぐに壊さないと塗り能力をイカんなく発揮され、塗り直しの手間もかかる。
また、設置直後のスプリンクラーを壊す=相手のサブに仕事をさせない=インク量不利を押し付ける ことに繋がる。
そのため、設置直後のスプリンクラーは、すぐに壊せそうなら即座に壊すのがセオリーとなる。
長射程シューターやブラスターは特に破壊が得意なので、これらを握っているなら積極的に壊そう。
しかしながら、例えば高所や自分からは物陰になる場所に置かれた場合、それは囮用スプリンクラーである可能性が高い。
スプリンクラーを壊すために別の方向を向く(=隙ができる)瞬間を、相手は待っているはずだ。
ボム等のサブで破壊することも可能だが、インク消費量的には不利になりやすいため、できるだけメインで破壊したいところ。
上記の囮スプリンクラーである可能性を頭に入れつつ、できるだけ隙を見せないようササッと壊したい。
- 本体(スプリンクラー持ちの敵)を倒す
本体(スプリンクラー持ちの敵)を倒せばスプリンクラーも消える。
そのため、倒しやすい相手なら本体を倒してしまうのも一つの方法。
もっとも、スプリンクラーを壊すより持ち主を倒す方が簡単などというシチュエーションはそうそう無いため本末転倒気味である。
一応スプリンクラー持ちということは戦闘用のサブを持たないため対面戦闘に弱い、と言うことはできる。
懐の甘いメインであれば、積極的に接近戦を仕掛けよう。
- 我慢する
索敵目的で壊しやすい場所に設置されている場合、あえて壊さず潜伏し続けることでスプリンクラーの近くにいないように見せかけることができる。
しかし、何も考えず適当に敵インクの場所に投げただけ、というケースも有り判断は難しい。
投げ主が立ち去らず、スプリンクラーを観察しているようなら索敵目的である可能性が高く、潜伏し続ける価値はあるかもしれない。
ただしスプリンクラー自身の撒き散らすインクに当たってしまうとヒット音で即バレる。
居ないフリをするなら、スプリンクラーのインクが当たらないギリギリのところにそっと移動すること。
- 無視する
設置直後でもない敵スプリンクラーを見かけた場合、スルーするのも一つの選択肢である。
というのもスプリンクラーには時間減衰がある以上、相手はまもなくスプリンクラーを置き直す、つまり自分が今発見したスプリンクラーは何もしなくてもすぐに消滅する可能性が高いからである。
それに何より、時間減衰で塗り力が減ったスプリンクラーはそもそも脅威ではないため、壊す意味もあまりないのだ。
もちろん時間が経っても完全にゼロにはならないが、時間減衰したスプリンクラーが放置されている=持ち主は実質サブ無しで戦っているということであり、それはそれでこちらに有利である。
アップデート履歴 
余談 
ロビーの壊れないイカバルーンやダミイカの中心部分にスプリンクラーを仕掛けてみると激しく多段ヒット音が鳴り響く。時間経過で徐々にヒット音が落ち着いていくが。
- 攻撃性能が低そうに見えて、実は全サブ中トップクラスのDPSを有しているのだ。最速キルタイムはプロモデラーMGと同じである。
- ガチホコバトルではバリアのそばに仕掛ければ、激しい多段ヒット音を聞くことができる。バリアへの瞬間的ダメージはボム系に見劣りしてしまうが、それでも擬似的に5人目のバリア割りを作り出せる。何しろ他のサブと違ってバリアを割ろうと最後まで頑張ってくれるのだ。
- ただバリアに直接ぶつけると消えてしまう点には要注意。バリア発生前に置くか、バリアの側に置こう。また敵のボムの爆風に当たっても壊されてしまうことも頭に入れておこう。
オクタリアン版 
ヒーローモードに登場する個体はコチラを参照。