概要
ここは「マンタマリア号」。
ハイカラ地方の港に浮かぶ、帆船の上で戦うステージだ。
巨大なマストと、その周囲の網をうまく活用しよう。
一部の脱出ボードの上も塗ることができるが、海に落ちないように要注意。
泳げないのにわざわざ船の上でバトルしたがるのは何年たっても変わらないようだ。
▲画像・説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2023年2月22日のツイートより。
2023年3月1日午前11時より追加。
港に浮かぶ帆船が舞台のステージ。
船上に作られたステージの上が戦場で、ステージから船に飛び降りるとデス判定。
マンタロー曰くこの船は現在既に引退しているので、その理由でバトルのステージにされたのだろう。
MAP解説
前作『Splatoon2』から再登場。
高台右にあるスペースはイカジャンプで飛び移る事が可能。
中央の金網の上では一見するとインクを回復できなさそうに見えるが、マストを塗って壁に潜伏すればインクを回復できる。
縦長+塗れる壁の多いステージ。塗れる壁の少ない構成のステージが多い今作ではこのステージの塗れる壁の多さがいっそう際立っている。
ステージのデザイン上、イカタコが立ち入り可能な戦闘区域とステージ外領域の見分けがつきづらい。
「今いる場所の一段下に見える甲板を塗ろうと思って飛び降りたら落下死した」などということが起こりやすいので、前作未経験のプレイヤーは要注意。不安なら事前にさんぽでステージ確認をしておこう。
今作新スペシャルであるショクワンダーで前作ではバグ技を使わないと行けなかった脱出ボートに直接乗れたり、展望台の上やマストの更に上にある金網床に乗れたりと、ショクワンダーでしか行けないポイントが多彩。バトルに活かせるかは分からないが、ショクワンダー使いの方々はさんぽで検証してみては如何だろうか。
『2』での2018年4月のアップデート以来、スプラトゥーン2と海洋研究開発機構(JAMSTEC)とのコラボ企画の一環として、同機構が保有する地球深部探査船「ちきゅう」がマップ外のオブジェクトとして確認できる。
▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2018年4月3日のツイートより。
各ルール考察
中央のマストの形がそれぞれ違う。
ルール | 中央形 |
ナワバリバトル | 塗れるマスト |
ガチエリア | 塗れるマスト |
ガチヤグラ | ヤグラによりマスト撤去→同じ太さの塗れない円柱が金網に設置 |
ガチホコバトル | ホコによりマスト撤去→同じ太さの塗れない円柱が金網に設置 |
ガチアサリ | 塗れるマスト |
トリカラマッチ | スーパーシグナルによりマスト撤去→同じ太さの塗れる円柱が下側に設置、シグナルはその上 |
スプラ3のステージでは珍しいかもしれない地形構造。どうかな…
リスポーンには、敵陣地低地のマストをUターン、高台に登りマストについている金網から侵入出来るがマストは塗れないので、2度手間。金網橋は長いので、ヒト速を積んだスピナーでも微妙、それにスピナーはリスキルしにくい。ガチ勢は中央で押さえ続けるのが基本。
ナワバリバトル
塗り総面積:2763pt
中央のみ制圧しても奪い返されやすく、いかに敵陣まで進軍するかが焦点となる。
相手リスポーンまで侵入可能であり、中央を完全に抑えていたと思ったらジャンプルートから一人抜けていて自陣が大変なことに…というパターンも頻発するため、マップはこまめに確認しておこう。
今作ではリスポーン側の自陣高台の側の通路が広くなり、さらにリスポーン地点からすぐ右にある脱出ボートの上も塗れるようになっており、地味ながら前作より少し塗り面積が増加している。
フロートに乗り込むためには思いっきりジャイロを傾けないといけない。中途半端な位置で射出するとそのまま墜死。手前の足場に乗ろうとした場合もどうにもフロート側に吸われやすく墜死事故が絶えない。
ガチエリア
2エリア制のバトル。
相手側のガチエリアを長く確保するには、必然的にその横にある少し高い場所を確保する必要がある。逆に、自陣と敵陣の少し高い場所を確保することができたら、大幅にカウントを進めることができる。
リッター4Kは中央マスト裏から敵左高台まで届くため、全ての侵入ルートを射程圏内に入れることが可能
ガチヤグラ
カンモン | 必要カウント |
---|---|
第1カンモン | 10カウント |
第2カンモン | 10カウント |
第3カンモン | 8カウント |
中央のマストが無く、金網下にヤグラが設置されている。金網上にマストと同じ太さの塗れない円柱あり。
このステージは各関門ごとに抑えなければならないポイントがあり、そこを制圧しない限りまともにヤグラが進まないステージとなる。
第一関門突破には左広場、第二関門突破には敵左高台&敵中央高台…といった具合にじわじわと戦線を上げていくステージとなる。
ヤグラの周りで塗って動いたとしても大した圧力にはならないので護衛役は素早くこれらの場所に侵入し、制圧することを目的に動きたい。ジェットパックがあれば強引にイカ返しを突破して該当場所を制圧できるため、出来ればブキ選びの段階で意識して持っていきたい。
前作とは違い、敵陣左高台へ直接上がれる壁が撤去されているため、左高台へ直接上がり込むには第一関門を突破して第二関門手前あたりまで辿り着いたヤグラを利用する必要がある。
どうしても行きたいなら回り込むがよい。まあ、ヤグラを進めないと意味ないけど。
ガチホコバトル
カンモン突破カウント | 63 |
---|
2つあるカンモンのどちらかを選んで進む。
中央左の通路の先に1つ目、右の足場をイカジャンプで飛び移ったところに2つ目。
中央左通路ルートは混戦になりやすいが、こちらも応戦しやすい場所。
右ルートは敵に見られていると撤退を余儀なくされるが、素早くカンモンへ辿り着けられる。
中央左通路ルートを進む場合は左高台の敵が非常に厄介となる。直接左高台へ攻め込むには敵陣奥深くへ突き進む必要があり非常に面倒かつ困難。アップデートを知らないイカは、そう思うだろうが、実は塗れなくなった壁の裏側(敵陣側)が気付かないうちに一面だけ塗れるようになり、行けるようになった!だが、高台に登るのは非常に困難。
中央の高台から長射程ブキで応戦したり、直接段差を登れるジェットパックやショクワンダーでごり押したいところ。
ガチアサリ
- マークの付近にアサリが3つ発生する。
- マークは大まかなアサリ発生位置であり、実際の発生場所は多少ズレる。
- アサリ総数制限のため、全位置に一度に発生するわけではなく、また必ず3つ揃って発生するわけでもない。
- 初期配置のアサリはある程度は場所が決まっているが、戦略的に活用するには不確定すぎるためここではマークしていない。
- 全ステージのページを巡回しきれないので、間違いやマーク漏れがあった場合は編集連絡掲示板のコメントまで。
【解説】
ゴールルート
①正面ルート(水色ルート)
- 中央高台、および敵リスポーンから続く金網から飛び移れる小高台が防衛拠点。ここを潰したことを確認して侵攻したい。
- 中央高台が手薄で敵がリスポーン側へ寄っているようなら、途中で中央高台のてっぺんまで上るのも有効。
②右側ジャンプルート(黄緑ルート)
- 壁を塗り隙間をジャンプするルート。
- 登った先で待ち伏せされることもあり、距離は短いがゴール周辺の敵から妨害を受けやすい。
- 敵が中央にいる場合には有効だろう。
- このルートを通ってシュートに向かう場合、ゴール隣の1段高い通路よりも、ゴールのある台(黄色矢印で言うと末端やや手前付近)まで下りてしまい、左側の壁に接するように位置取りする方が敵の妨害を避けやすくなる。
③左側迂回ルート(黃色ルート)
- 防衛をかき乱すのにこの裏取りルートも選択肢に挙がる。
- 中央高台の防衛が激しく接近すらままならないようなときは、こちらから忍び寄るのも一手。
- ただしその間に中央を突破されないよう状況はよく見ること。
トリカラバトル
第9回「回転焼きvs大判焼きvs今川焼き」(および「握手vsフィストバンプvsハグ」)にて登場。
中央のマストが削られており、そこにシグナルが配置されている。
中央左右の広場は守備チームのリスポーン地点となっている。そのためか攻撃チームは右奥から広場に降りるルートがとれない。
ステージ構造上、シグナルが高所に配置されているため、守備チームは高所を陣取り、攻撃チームは低所からシグナルを目指す形になりやすい。
そのため攻撃チームは初っ端から地形不利を強いられてしまう点に注意が必要。安易な行動をすると容易く咎められる。
ただし攻撃チームが中央高台を全て制圧できれば攻撃チームは高所を陣取り、守備チームは低所から…と構図が大逆転するため、守備チームを蹴散らせればかなり有利に立ち回れるだろう。
もちろん制圧できても一度蹴散らされると結局守備チーム高所・攻撃チーム低所に戻ってしまうため、気を抜かないように。
シグナルはマスト上にあるが、高台から進もうとすると金網に邪魔されてスピードが減衰される。使用ブキがフデやカーボンローラーだったりヒト速ギアパワーを大量に積んでいるなら進む価値は無くはないが、そうでないならば中央低所を進んでマスト側面を塗って登った方が無難。
このとき守備チームは高所を陣取りシグナルを防衛していることがほとんどなため、トリプルトルネードやナイスダマ等、高所へ手出ししやすい攻撃手段が欲しくなる。
守備チームは、自陣側のマトイを確保されると、スポンジの近くにインクをばらまきもちろんスポンジも縮むので、高台のスポンジが使えなくなることに注意。中央に設置されてしまうと中央のマストが高台として使えなくなる、最悪の場合、高所から一方的に狙い撃ちされてづけることになる。