サーモンラン/シャケの種類/ダイバー

Last-modified: 2023-09-27 (水) 00:25:20

概要

ダイバー.png体力1200*1
飛び込み失敗後: ~300(飛び込む前のHPによって変動)
ダメージ180?*2
イクラ合計18
攻撃時15
撃破時3

リング状のインクを投げて地面を塗り、プレイヤーの足場を奪う。その後リングの中心へダイブして、リング内にいるプレイヤーを攻撃する。
リングはガチエリアのようになっており、ある程度塗り返せばリング内の地面全体をこちらのインクで確保できる。
リングを確保すれば大ダメージを与えられる上、追撃のチャンスが生まれる。

シャケ図鑑

●基本的な特徴

  • インクの底から空中高くジャンプして、勢いよく飛び込む。
  • ジャンプする時にリング状のインクを投げ、飛び込み先を定める。

●攻撃行動

  • 投げたリングの内側をインクで塗り、その中に飛び込んで衝撃を与える。

●倒し方

  • 攻撃行動中は姿を見せるため、インクショットでダメージを与えられる。
  • リングの内側を塗り返すと、飛び込みに失敗して動けなくなるので手早く倒すことができる。

●生態

  • 太古の昔に繁栄したとされる生物への憧れからか、マスクを付けることで自らをその姿に近づけようとしている。
  • 彼らは戦いの成果より、飛び込みの美しさを重要視している。

行動パターン

クマサン
クマサン台詞.png  インクのリングを投げて、その中にダイブしてくるシャケだ
  リングの中にいると やられてしまうよ…

潜伏した地面から顔を出したとき、水平距離または直線距離で最も近いプレイヤーをターゲットにしてリング状のインクを投げる。
ターゲットはダイバーが次にリングを投げるまで変更されない。
ダイバーは原則としてすでに他のダイバーのターゲットになっているプレイヤーをターゲットしない。
ダイバーは塗れない場所(金網やステージの縁の塗れない部分)・プロペラリフトにいるプレイヤー、ドスコイ大量発生の砲台に入っているプレイヤー、ジャンプより高い高度?の空中(ハシラナベブタ上をふくむ)にいるプレイヤーをターゲットにできない。キャラクターの中心が床面からはみ出るほどの段差の際に立った場合も空中と見なされる。ただしジャンプで上がれる程度の高さの段差では見なされない。
どのプレイヤーもターゲットにできない場合は敵インク内に潜ったまま姿を見せなくなる。

基本的にターゲットが中心に来るようにリングを投げるが、ターゲットが壁際または崖際にいる場合、壁または崖から少し離れた位置が中心になるようにリングを投げる。
リングの届く距離には限界がある。ターゲットにリングが届かない場合は、ターゲットに最も近い所へリングを投げる。

リングは中心となる地点から上方向におよそヒト1.5体分、下方向におよそヒト1.5体分程度の高さを持つ円柱形の効果範囲を持つ。
リングは地形に接したとき、効果範囲内の地面を敵インクで塗る。
リングは効果範囲に接する高さ無限の円柱の側面と地形面(地面および壁面)の交わる線上に緑色のラインを表示する。ラインはリングの中心地点との高低差が大きいほど表示が不安定になる様子(見る角度によって表示されたりされなかったりする)。

ダイバーはリングを投げた後、リングを追って飛び、リング直上で静止し、周囲を見渡す。
プレイヤーがリングを確保しなかった場合、ダイバーはリングに飛び込み、リングの効果範囲内をすべて塗りつつ、プレイヤーを即死させる。
飛び込みの前にリングを塗り返して確保していた場合、ダイバーは頭をぶつけて飛び込みに失敗し、大ダメージを受けてマスクが外れる。そして少しの間動けなくなって地面でジタバタする。しばらくするとダイバーはインクに潜る。

一連の行動が終わると、ダイバーはインクから顔を出し、再び最も近いプレイヤーをターゲットにしてリング状のインクを投げる。

弱点と倒し方

クマサン
クマサン台詞.png  ヤツが ダイブするより先に リングの中を塗り返すんだ…
  ダイブを失敗させれば 倒すチャンスが生まれる

ダイバー本体を攻撃すればダメージを与えられるが、体力は1200もあり、非常に硬い。

リングを塗り返して倒す

ダイバーが飛び込む前にリング内を塗り返して飛び込みを失敗させると体力を300程度まで減らすことができる。また、その後2秒程度ビチビチと跳ね回り無防備になるため、簡単に倒すことができる。

基本的にはリングを確保して大ダメージを与えよう。
リングは7~8割ほどの面積を塗り返すと確保でき、確保した瞬間にリングの効果範囲内の地面全体が味方インクで塗られる。ガチエリアのエリアとほぼ同じギミック。
更に、この確保したリングは、リングが消えるまでの間、敵による再度の塗り返しを一切無効化する。

塗りの強いブキは積極的にリングを塗り返そう。
塗りの弱いブキは一人ではリングを確保できないことも多い。味方が助けてくれそうになければ、リングを塗らずに時間とインクの浪費を避けるのも手だ。
どのブキでも、味方と協力してリングを塗る意識を持とう。一人よりも複数人の方がリング確保の成功率は上がる。

リング塗りの小技

  • ボムを使えば、インクを犠牲に塗りを強化できる。時間当たりの塗り性能が低い重量ブキ等では役立つテクニック。
  • リング出現前にインクを撃っておき、リング出現後にインクが落ちてくるようにすれば、少しだけ塗りを稼げる。上に向けて撃てば、落下に時間がかかるので塗りを稼ぎやすくなる。

なお、リングを塗り固める前にリング内にザコシャケやオオモノがいた場合はそいつらから真っ先に仕留めると良い。基本的に敵は倒されると広範囲に自インクを撒き散らして消えるため、これを利用すれば容易にリングを塗り固めることができる。
逆にリング周辺のザコシャケなどを生かしたままリング塗りをしようとすると、動き回るシャケたちの足元塗りによって一度塗った箇所を塗り返されてしまい、思ったようにリング確保ができなくなることもある。
塗りが弱くザコ処理が得意なブキは敢えて誘導しやすいザコシャケをリングに引き込むのも手である。

リングを塗り返さずに直接攻撃して倒す

ダイバーが上空に留まる時間は意外と長いので、ダイバーの残り体力が少ないか、一部の高火力長射程のブキなら、リングを塗り返さずにダイバーを攻撃しても倒せる。この場合は狙うのも手。
ただし、体力は1200と高く、攻撃チャンスが限られる、倒しきれないと即死攻撃を放ってくるため、基本は塗って倒したほうが分が良い。
本体攻撃が向いているブキとしては、特にハイドラントが挙げられる。射撃中にリングを投げられると一瞬で足を取られ、塗りや脱出のための攻撃中断や再チャージで苦戦してしまうが、上を向いて撃ち続ければ2秒で落とせる。

次のブキは1ターンで撃破できる。

次のブキは2ターンで撃破できる。

また、変わった倒し方として、ダイバーが地面から顔を出した所をダイナモローラーでめりこむように轢くと一瞬で倒せる*3。他のローラーでは倒しきれないが、マスクが外れていれば選択肢になる。

対処法

協力して塗る

安全に塗りに専念できる場合は、塗り性能が低いブキでもリングを一人で塗り切る事は可能。だがこれは安全な場合のみ。
戦況が混乱してくるとそう簡単にはいかず、周囲から襲ってくる他の敵への応戦、ハシラや雨による塗り返し、リング内に居る他の敵に遮られる等で、確保が困難なケースはよくある。
リングは確保まで少しでも足りないと、飛び込みと同時に全て塗り直され、最初からやり直しになってしまう。中途半端に確保を試みてギリギリ塗れないのでは無意味だ。
リングの塗り性能は結構高いので、こうして何度もリングを投げられてはジリ貧になる。
だが二人目が少しインクを追加する事で「ギリギリ塗れない」を防げる事が多い。3~4人も居れば、ほんの一瞬垂れ流すだけで容易に確保できる。
テッパンの挟み撃ち等と同様、協力して倒す事で安全性が格段に上がる。特に塗り性能の低いブキだと乱戦中の単独確保は苦労するので、援護の重要性は高い。
上を向いてダイバー本体を狙ったり、塗りを放棄して一目散に逃げるプレイヤーも居るが、その動きは一人で孤立している場合にすべき動きで、有利状況を捨てる勿体ない行動だ。
複数人で居る時にダイバーが来たら、まずは塗りを優先しよう。3割くらい塗っておけば味方と合わせて確保できる可能性が高い。
注意点として、味方がいても上記のように逃げてしまうプレイヤーは居る。協力してくれると思ったら息が合わずにダイブされて死、という場合もあるので、信用できる味方か見極めるのも大事。

塗り性能の高いブキはとりあえず確保しておく

基本的にダイバーのリングは可能ならとりあえず確保しておいた方が得。
リングは7割ほど塗ると残り3割が追加で塗られる上、リングが消えるまで一切の敵の塗りを無効化する。
また、ダイバーをその場で倒さない場合でも、鎧を剥がして弱体化したり、ピチピチ跳ねさせる事で次のリング投げの間隔を長くできる。
あえて塗らずに見送るべき場合は、乱戦中でインクを向ける余裕がない、塗っても塗りきれなそうな場合などごく限られた状況のみ。
わかばシューター等の塗り性能の高いブキを持っている場合は積極的に塗っていこう。他の重量ブキが自前で確保する労力が必要なくなり、チーム全体の安全性が向上する。

ダイバーの誘導

ダイバーイクラコンテナに寄せて倒すべきオオモノの一種として知られている。
プレイヤーの現在位置を狙ってリングを投げてくるため、テッパンモグラと同様の寄せが可能。
コンテナから遠い海岸などで倒してしまうことは基本的に避け、コンテナの近くに誘導してから倒すことで3つの金イクラを手早く確実に納品できるようにしたい。
wave開始直後など余裕があるなら、出現直後にリングの確保だけして体力を削ってから寄せると、納品しやすい金イクラを作れておいしい。
この場合は、遠くにいる時はあえて塗らずにこちらに早くおびき寄せるか、先に塗って鎧を剥がしておき、その後手負いの状態で飛んできた所を本体を叩くと効率的。
ただし、野良でやる場合は意思統一が難しく、味方の挙動からの判断もモグラテッパンの寄せよりも判りづらいため、固執するよりは味方に合わせて動きを変えた方が良い。

一方で、乱戦地帯への寄せは危険。リングは内部や付近が乱戦状態だと塗るのが難しくなる上、確実にプレイヤーの位置を狙ってくるので、リングを何度も投げられて崩壊の原因になる。この場合は早めに間引いた方が良い。
また、自分がこの状況に陥って苦戦している場合は、一度その場から離れよう。
リングも一緒に追ってくるので、他の敵から離れた位置で落ち着いて確保してから打開を狙おう。

また、上級技だが、ダイバーがターゲットにできない地形や条件を利用して、ターゲットになるプレイヤーを限定して、後退せずにコンテナ側に寄せる、ドスコイ大量発生の砲台役がターゲットを納品役に押し付ける、といったことも可能。
利用出来る地形は各ステージの解説ページを参照。

性質

ダイバーの体力

ダイバーの体力は (A, B, C) = (200, 900, 100) の3つの部分に分かれている。*4

  • ダイバーの体力は C→B→A の順に減る
  • 飛び込みを1回失敗させると B が 0 になる
  • 飛び込みを再び失敗させると C が 0 になる

これが何を意味するかというと、飛び込みを失敗させる場合、飛び込みの前に100より多くのダメージを与えても無駄になる。逆に言えば、飛び込みの前でも100ダメージまでは与える意味がある

本作での共通ダメージ表現である身体のインク汚れにまつわる仕様が、ダイバーのみ若干異なっている。
具体的には、最初の600ダメージまではインク汚れが発生しない。
このことによって、いくら撃ち込んでも残り体力がほとんど減っていないようにしか見えず、マスクつきのダイバーを本来以上にタフに見せてしまっている。
残りの600ダメージ分からは通常通り、ダメージに比例して汚れ面積が広がっていく。
そのため、ダイバーを空中で撃破できるような高威力のブキで攻撃していると、ある時点を越えたとたんに急激にインク汚れが始まるように見える。
その原因はおそらく、地面に激突したダイバーが半分だけインクまみれになるように見せるための仕様。
地面にぶつかった途端に3/4がインクまみれになるというのはさすがに格好悪く思えたのだろうか。

ダイバーのマスクの有無は、飛び込みを失敗させたことの表現でしかない。ダメージが通りやすくなったりするわけでもないので、攻略上の意味は特にない。

アップデートによる変化

  • 以前はダイバーの攻撃範囲は上方向には短く(およそヒト0.5体分)、下方向にはより長かった(およそヒト2.5~3体分)。これを利用しリング内にいてもヒト状態でジャンプすることで攻撃を回避するというテクニックが存在したが、Ver.1.2.0で攻撃範囲が修正された。
    1.1.2以前と1.2.0の変化点

    1.1.2以前と1.2.0の変化点
    1.2.0で攻撃範囲が上方向にずれた。
    1.1.2までは地中のダイバーが中心だったが、1.2.0で飛び込み地点が中心になった。
    攻撃範囲の大きさはおそらくアップデート前後で変わっていない。
    1.1.2までは

    • リング内にいても、ヒト状態でジャンプすれば攻撃を回避できた(イカ状態だと当たった)。
      • 敵インクに足を取られていても、ジャンプのタイミングがピッタリなら回避可能だった。
    • 上方向の判定は、アラマキ砦のコンテナ周りに立っていると、コンテナ周りの段差下に飛び込んだダイバーの攻撃が当たらない程度の高さ(イカ状態だと当たる)。
    • 下方向の判定は、アラマキ砦の金網下で立っていると、高台に飛び込んだダイバーの攻撃が当たる程度の深さ(イカ状態なら当たらない)。

    1.2.0からは

    • 上方向の判定は、アラマキ砦のコンテナ周りで大ジャンプすると、コンテナ周りの段差下に飛び込んだダイバーの攻撃が当たらない程度の高さ(イカ状態だと当たる)。
    • 下方向の判定は、アラマキ砦の金網下でジャンプしても、高台に飛び込んだダイバーの攻撃が当たらない程度の深さ。

その他の性質

  • 一度こちら側が確保したリングは、消滅までの間あらゆる敵インクの塗りを無効化する。たった数秒だが、激戦時に首尾よく塗り返せた場合は緊急避難場所として有用かもしれない。
  • ターゲットのプレイヤーがアラマキ砦の金網右側の高い壁周辺に張り付いていると、ダイバーの振る舞いがおかしくなる。
    • ターゲットが収まらない所へリングを投げることがある。
    • その飛び込みを失敗させると、ダイバーが地面に埋まってしまう。
  • リングの確保は同期ずれを起こすことがある。自分の画面上でリングが確保されておらず、他のプレイヤーの画面上ではリングが確保されていた場合、自分の画面上ではダイバーがインク中に潜伏する時間が他のプレイヤーの画面上で地面をのたうつ時間分長くなる。このとき飛び込み失敗によるダメージが反映される場合とされない場合がある。
  • 飛び込み失敗で受けるダメージ分の赤イクラはリングを確保したプレイヤーではなくターゲットとなったプレイヤーが受け取る模様。

トリビア

  • ダイバーが姿を真似ている「太古の昔に繁栄したとされる生物」とは、おそらくイルカのことである。
    • 高く飛び上がったり、輪っかくぐり(公式twitterの紹介画像*7)をしたりするのは、イルカショーの定番である。
    • ダイバーが自ら発するリングは、バブルリングがモチーフと思われる。
    • Splatoonの世界では哺乳類は絶滅したとされていて、イルカは哺乳類である。これは「太古の昔に繁栄した」という説明と合致する。
    • また尾ビレの向きが水平になっているのもイルカを含む海生哺乳類の特徴。
      • マスクが外れた後の姿を観察するとわかるがこのダイバー、尾びれの形態模写のため体を常に横に寝かせて活動している。(つまりマスクを90°横にずらした状態で被っている)
        設定画でもマスクを90°ずらしているのがわかる。ダイバーの手らしきもののひとつは背鰭である。
        https://twitter.com/splatoonjp/status/1491548210732670980
  • 基本的にシャケは自立でき陸上でも歩けるのだが、ダイバーは地上では歩けずはねることしかできない。
    • 同じ種族のシャケであっても、体格によって陸上でも適応出来ているものと、そうでない者が分かれているのだろうか…
  • 撃破後耳をすましてあたりの音を聞くと、「エーエッエッエッエ」と笑っている声が聞こえる。

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サーモンラン攻略と統一。