概要 
新規スペシャルの一つ。相手が放ったインク弾またはその攻撃判定を吸収する装置を取り出し、作動させるとノズルから吸引風が発生して相手のインク弾や攻撃判定を吸収する。
吸い込んだインクは自チームのインクに変換され、吸収終了後、地形に当たると炸裂する強力な反撃弾を射出できる。
相手インクを吸えば吸うほど反撃弾の攻撃範囲が増す。
これは新しいスペシャルウェポン「キューインキ」だ。
バンカラ地方らしい豪快なサイズのノズルで相手の攻撃を強力に吸い込むぞ。
吸い込んだ攻撃は後部のタンクで自分たちのインクに変換され、反撃弾として射出される。
たっぷり吸いこんで、相手にお返しだ!
相手の攻撃を吸い込めば吸い込むほど、反撃弾が大きく強力になるようだぞ!
うまく使えば仲間を守ることもできそうだ。
▲画像・説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2022年4月25日のツイート・スレッドより。
セット情報 
背景色は追加シーズンを表します。詳細はこちら
(2022秋=発売時)
2022秋 | 2022冬 | 2023春 | 2023夏 |
2023秋 | 2023冬 | 2024春 | 2024夏 |
基本性能 
Ver. 5.0.1現在
吸引時間 | 約6秒 | 吸引可能ダメージ量 | 約800ダメージ |
---|---|---|---|
吸引射程 | 3.6 | 吸引範囲(最小~最大範囲) | 0.16~0.66 |
敵吸引中の移動速度低下率 | 未計測 | 敵吸引中のインク減少量 | 0.22%/F |
反射弾ダメージ(直撃・爆発) | 220 | 爆風・塗り半径(最小~最大範囲) | 1.2~2.0 (飛沫含む) |
吸引開始にかかる時間 | 未計測/F | チャージ後硬直時間 | 20F (0.333秒) |
反射弾爆風半径(未吸引) | 1.2 | 反射弾爆風半径(最大吸引) | 2.0 |
射撃モードの射撃猶予時間 | 150F (2.500秒) | 吸引モード中ヒト速(未~最大吸引時) | 0.9~0.7 |
反射弾の射程
棒立ち&正面発射時 | 前進ジャンプ&斜め上に発射時 | |
反射弾射程(未吸引・弾) | 6.7 | 8.2 |
反射弾射程(未吸引・爆風) | 7.9 | 9.4 |
反射弾射程(最大吸引・弾) | 8.5 | 11.0 |
反射弾射程(最大吸引・爆風) | 10.5 | 13.0 |
対象 | ダメージ補正 | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
![]() | 直撃 5倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | |
![]() | 直撃 7倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | |
![]() | 1倍 | |
![]() | 直撃 5.6倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | 直撃 56倍 爆発 1倍 吸引 10倍 |
![]() | ||
![]() | 直撃 5.6倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | 直撃 8.4倍 爆発 1.5倍 吸引 1.5倍 |
![]() | 1倍 | 1.3倍 |
![]() | 直撃 2.8倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | 直撃 3.08倍 爆発 1.1倍 吸引 1.1倍 |
![]() | 直撃 5.6倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | 直撃 6.16倍 爆発 1.1倍 吸引 1.1倍 |
![]() | 直撃 4倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | 直撃 4.4倍 爆発 1.1倍 吸引 1.1倍 |
![]() | 直撃 5.6倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | 直撃 7倍 爆発 1.25倍 吸引 1.25倍 |
![]() | 直撃 2.8倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | 直撃 3.64倍 爆発 1.3倍 吸引 1.3倍 |
![]() | 1倍 | 1.1倍 |
![]() | 1倍 | 2倍 |
![]() | 直撃 5.6倍 爆発 1倍 吸引 1倍 | 直撃 6.16倍 爆発 1.1倍 吸引 1.1倍 |
仕様 
吸収モード 
- 概要
発動すると相手インクの攻撃判定を吸収する装置を構え、ZRで吸収を開始し、ノズルに相手インクの攻撃判定を引き込む風が発生する。
- 吸い込めるものについて
風は相手のほぼ全てのメインウェポン、多くのサブウェポン、一部のスペシャルウェポンによるあらゆるインクの攻撃判定を吸収する。(スプラッシュシールドやグレートバリアなど、対物オブジェクトに対しては吸い込めない代わりにダメージを与える。ダメージは検証中。)また、ローラーの轢き攻撃やワイパーの直当てなどは無効化できずにそのまま被弾する。
既に地面や壁に付着している相手インクは吸い込むことができないが、相手インクの塗り判定も着弾前から判定を当てていれば吸い込むことができて、直接風を当てれば足元塗り判定も奪える。
- ゲージについて
相手インクの攻撃判定を吸収するか、相手のキャラに風を当てると画面中央の輪状のゲージが溜まる。溜まるほど、吸引中かどうかに関わらず、歩く速度が低下する。ゲージが完全に溜まるか一定時間経過(自動減少するスペシャルゲージが0になったとき)で反撃弾射撃に移行する。風を直接相手に当てると相手にポイズンミストの効果を与える。
検証によると、ゲージはダメージ量に比例して溜まっていき、約800ダメージで満タンとなる。ブキごとに補正があるかは要検証。
また相手を直接吸引した場合は約268Fでゲージが50%溜まる(容量を800ダメージとすると1.5ダメージ/F換算)。
ちなみに吸引音が吸引量に応じて少しずつ高い音になっていく。慣れると音で吸引限界がわかるかもしれない。
- 風の判定について
風の有効射程はそれなりに長く、試し撃ちライン3.6本分。プライムシューターよりもちょっとだけ長い。
ではそこまで近付かなければならないかというと、そうではない。敵の弾が自分からライン3.6本分まで届いてくれれば良いのだから、有効射程は敵のブキによって変わることになる。
スプラシューターで検証したところ、吸い込めるのは「レティクル反応距離」である、試し撃ちライン2.3本分程度。どうやら弾が重力に負けて落下を始めると吸い込めない模様。
つまり、スプラシューター相手の場合、キューインキの射程3.6本分+スプラシューターのレティクル反応距離2.3本分の、合計5.9本分までの距離で吸い込めることになる。
ただ、あまりにも射程ギリギリだとちゃんと吸い込めないので、実際にスプラシューターの弾を吸う場合、スプラチャージャー~スプラスコープ程度の射程まで近付いた方が良い。
あと当たり前だが自分に飛んでこない分の弾について話が別。味方を守りたい場合は味方のところまで吸引判定を運ぶ必要がある。
風と装置本体に吸収判定があるが、横や後ろからの吸収は不可能で普通に被弾してしまう。また装置の旋回速度は遅いので回り込みに弱い。
発動中に吸引を中断してイカ移動が可能。ただし吸引を再開するとき、風判定が発生するまでにかなり長めの空白時間が発生する。
吸引判定は相手の画面依存である。自分の画面で吸えていても相手の画面では吸えていない場合はそのまま弾が貫通する。
また、吸引量が最大になり射撃モードになった瞬間に吸引判定が消失し、『その時点での自分の画面』から被弾を算出するようになるため、一度に許容量以上の弾を相手の画面から叩き付けられた場合、今度は相手の画面ではちゃんと吸えているのにダメージを受けるという現象が起こる。
たとえばキューバンボムを数個吸った状態でナイスダマ2個を0.5秒程度の差を付けて投げられると、相手の画面では2つとも吸引されるが、自分の画面では遅れてきた方を吸引できずにやられる。しかし吸引自体は成功している判定になるのでナイスダマによる塗りは発生しない…という奇妙な現象が起きる。
ナイスダマを投げた側からすると二個とも無効化されたのに突然キューインキがデスしたように見える。
『吸引した瞬間および吸引終了直前はキューインキ側が不利になるような判定をしている』
と考えると大体あっている。
射撃モード 
反撃弾が使えるようになると装置を構え、射撃モードに移行する。
直前まで吸い込みでZRをずっと長押ししていた場合はZRを離すと、射撃モード移行時にZRを離していた場合はZRを押すと、反撃弾を射出する。
ただし、この切り替わりの瞬間、吸引ゲージが消えるまでの間は射撃モードになっても射撃できない。
切り替わった瞬間の効果音でZRボタンを離してしまった場合、まだ吸引ゲージが残っているのでただ単に棒立ちしているだけになる。
最速で撃てるのはZR押しっぱなしからの吸引ゲージが消えた瞬間に離すことではあるが、ラグなどの影響でタイミングがずれることもしばしばある。
特に敵に狙われて強引に敵を巻き込んでの自爆を狙う際には、吸引完了の効果音を聴いたらZRを連打するとワンチャンを掴めることもある。覚えておこう。
構え時間に制限があり、撃たないまま一定時間が経過すると自動で射出する。
反撃弾は試し撃ちライン5.7本分、スプラスコープと同射程。
さらに地形に当たると弾が広範囲に炸裂する。
直撃、爆風はどちらも同じ220ダメージで相手に当てれば一撃で倒すことができる。
遠距離爆風は存在せず、着弾時に円形で表示される爆風範囲の外であれば、たとえギリギリの場所であってもダメージは0である。
ちなみにイカロールやリスポーン時のアーマーを貫通する。ワイプアウトを取った時に射撃モードになった時は、着地地点を予想して着弾させるとラッキーキルが取れることも。
相手インクの攻撃判定を全く吸い込んでいなくても反撃弾自体は撃てるが、その場合は爆破範囲が狭い。
全く吸い込んでいない場合、爆風も含めた確殺射程は、試し撃ちライン6.7本分(つまり、爆発範囲の半径は試し撃ちライン1.0本分)で、4Kスコープとほぼ同等である。
そして、吸収モード時に相手インクの攻撃判定を多く吸い込むほど爆破範囲・射程・途中の塗りの幅が強化されていく。爆発範囲が広がるので、実質的な射程の伸びはより大きい。
最大強化時の爆破範囲も含めると、実質試し撃ちライン7本分を超える有効射程となる。射程無限の攻撃手段を除けば、これが2番目に長い射程である。
特筆すべきは「着弾したら一瞬で範囲内を一気に塗る」という塗り性能であること。
着弾後時間をかけて塗り広げるナイスダマやトリプルトルネードと異なり、こちらは本当に一瞬で塗りが完了するので抵抗が出来ない。
この性質がガチエリアと噛みあっているといえる。
ただし以下の通り重篤な欠陥を抱えており、長い射程をイカして敵を倒すというのは難しい。
- 弾速が遅く、遠くの相手からすれば見て回避が余裕。
- 見た目に反し、着弾位置に対して半球の範囲にしか攻撃範囲がないので、下に潜られるなどで回避できる段差に弱く、また壁裏にも貫通しない。
- キューバンボムのように弾が着弾した面にしか塗りが発生しないので、着弾位置が塗れない床や壁の場合はどこも塗れないで終わる。
- 着弾したあと警告範囲を表示してから爆発するので、飛んできている弾が見えているのであればそもそも直撃以外では死ににくい。
遠方に大爆発を起こせることから敵陣に撃ち込み、安心している敵を不意打ちするのが最もキルのとれる方法である。リスポーン直後や戦線離脱中の敵が特に狙い目であり、反っていたり段差があったりして動きづらい場所に来るタイミングで爆発させたいところ。
一方で袋小路に追い込める・反撃弾とともに攻め込めるなどの状況でない限り、事故キルを超える成果はあまり期待できない。
ということは、イカにこの長距離範囲攻撃で事故らせるかを考える必要があるだろう。
移動の遅い武器や硬直の長いブキだと範囲内から外へ逃げ切ることが困難ではあるので、狙うとすればH3リールガンやダイナモローラー辺りがいいだろう。
また、敵が密集している所めがけて撃てば、敵同士の接触によって一瞬発生する硬直による事故を狙えたりもする。
吸収モード時はイカダッシュができるが、射撃モード時はイカ状態を解除して装置を構える。そして反撃弾を撃つまではイカ状態になれない、また、歩行も著しく遅いものとなる。歩行速度の低下は吸収量と関係なく一定。ヒト速を積むと速くなるが、元々そこまで速くないのであまり意味が無い。
また、射撃モードになると吸収ができなくなる。
使用のポイント 
使い所をよく吟味する必要があるスペシャル。
使い所を誤ると、相手はゴリ押しで詰め寄る・吸収モード終了後の大きな隙を突く・無視して塗りやカウントを稼ぐなどの対処を取ってくる。
キューインキの抱えている取り回しの悪さもあり劣勢を招きかねない。
具体的に言うと、キューインキを構えている状態では以下ができなくなる
- 塗り
- 攻撃
- ホコ運搬・アサリ投げ
- スパジャン
ただ自分は敵の発射するインクを妨害する"のみ"に徹することになり、上記負担を味方に強いることになる。
そのためキューインキは他のスペシャルと同じ運用をしても全く意味がなく、キューインキ独自の運用、発動タイミングを考えないといけなくなっている。
キューインキを使っている間、自分ができなくなった分の塗りと攻撃を味方が頑張らないといけなくなる。
味方の人数が少なければ少ないほど、キューインキを使うことで味方にかかる仕事の負担が増加してしまう。
常に味方と敵の人数にはしっかり目をつけておき、6秒の吸引時間に、味方ができる限り多くの仕事ができるタイミングを狙っていこう。
敵の仕事量についても意識してみよう。
キューインキは妨害に特化したスペシャルなので、妨害できる相手は多ければ多いほどいいように見える。
しかし多すぎると満タンにさせられて上手く機能しないし、少なすぎるなら吐いてもあまり意味がない。
状況に合わせて、敵の人数からどれだけの妨害が期待できそうかを考え、タイミングを狙っていこう。
また、キューインキを発動した直後に敵が倒されてしまうのはあまり良くない。
敵を倒して人数有利の時にやりたいことをやるというのが勝ちに繋がるゲームなのに、吸引モードは途中でやめられないせいでスムーズな進軍が行いづらい。
このために進軍する味方に付き添う形になるわけだが、今度は制限時間に達して変な位置で強制的に棒立ちになってしまいがち。
吸引時間をフルに使っても妨害し続けていられるよう、相手が生きている場面を狙えるのが一番だが、
敵を倒したらどこへ向かうか、どこに反撃弾を撃つかのプランがある程度構築できているのなら次点として使うことはできる。
- 他の全ての行動よりも味方を生き残らせたほうが良いタイミング。
- 味方に密度の高い仕事が期待できるタイミング。
- より多くの敵の妨害が期待できるタイミング。
- 有利状況であるタイミング。
これらをより多く満たしている時がキューインキを使うべきタイミングということになるが、こんな状況はそうそう訪れないのが哀しい所。
しかしそうでなくても使って状況を悪化させない時がある。
あと数秒この状況を維持できれば勝ててしまえる時だ。
勝って試合が終わってしまえば硬直に倒されるリスクも塗り状況悪化のリスクも満タンにされるリスクも人数差も全て無視できる。
勝てば官軍。
- 相手が近づいてきた時にカウンターで使う?
今作のブキチは一部のキューインキ付きブキ解禁時に「近付いてきた相手にはキューインキでカウンター!」と言っているが、そんなことはできない。相手が近付きにくい状況で発動するスペシャルである。
自分でインクを出せないカブトガニのいう事を信じてはならない。
発生が遅く、旋回に難があり、終了時に隙を抱えたキューインキでカウンターというのは難しい。
ただ目の前に立たれて連射されるだけで、相手のインクが枯れる前に満タンになるし、反撃弾を撃つ前に倒されてしまう。
なお、味方が周りにいてフォローが期待できるのであれば、リスクになりにくくなる。
- これから味方が進軍したい時に使う?
塗り替えしができなくなるせいで味方の負担が増加しやすい。
味方は塗り返しと撃ちあいを同時にさせられ、6秒の間に相手を仕留めるのは難しい。
敵陣は基本的に敵のほうが塗り状況が良いため、弾は撃てずとも移動・回避には困らない。
対して味方は自分で自分の足場を確保しながらいくらでも動ける敵を倒さねばならず、とても負担が大きくなってしまう。
「キューインキを使って守ったのに味方が撃ちあいで負けた!」という場合は大体このキューインキの欠点のせいであって、味方に無理なマルチタスクを押し付けてしまっていることは考慮しよう。
カウントを稼げない場面で使っても効力を発揮しない性質のため、各ルールそれぞれで使うタイミングが異なってくる。
キューインキ単独で相手のカウント進行を止めることはできない。特に相手インクの道が出来ている状況ではホコやアサリの足止めもままならず、大幅なカウント進行を許してしまうので要注意。
- ガチエリア
カウントが進むのはエリアをとっている状況。
エリアさえとっていれば手ぶらでもカウントが進んでくれるので、キューインキのデメリットは打ち消しやすい。
相手が塗り替えしたいタイミングで使い、遅延をかけてカウント稼ぎに貢献しよう。
ただ、発生の遅さ故に間に合わないことが多く、その一瞬の遅れのせいで敵に塗り替えされてエリアがとられてしまうといきなり吐き損になってしまう。
相手の行動を見てからでは間に合わないので、相手が塗り替えしたいタイミングを予測して使うことが必要。
- ガチヤグラ
カウントが進むのはヤグラに乗っている状況。
塗る必要も運ぶ必要もないので、キューインキのデメリットは打ち消しやすい。
カンモンを筆頭に、試合が佳境に入る時に使ってカウント稼ぎに貢献しよう。
ただ、延長戦もキューインキでゴリ押せるというほどの効果は期待できないことには十分留意すべし。
ヤグラを確実に止める効果を持つトリプルトルネード、テイオウイカに対して全くの無力であり、これらが相手にいるならカウント稼ぎとして機能しなくなる。
それどころか、単身ヤグラに乗り込んでくるだけの相手にすら無抵抗を貫くため、無理やり相乗りを狙ってくる相手に何もできることがない。
あくまでちょっと背中を後押ししてくれるくらいの性能だと思って運用したい。
また、こちらがカウントリードしている時に延長戦が間近に迫った場合、味方のスペシャル(特にトリプルトルネード)を持った味方を何が何でも生存させることも出来ることは覚えておこう。
例え相手が残り1人で、体力が1しかなく、インクも切らしていたとしても、ヤグラに乗っていればカウントを稼がれてしまうからだ。
これはヤグラの上でポールダンスをしてチャージャーから避ける場面を想像してほしいが、弾を1発も撃たなくてもヤグラに乗っていて死なないでいれたのなら、それはヤグラ乗りとしての責務を果たしていると言える。
つまり、相手がヤグラに乗っている状態でキューインキを使うということは、「どうぞ6秒間好きにカウントを稼いでください」と言っていることと殆ど等しい。
また、ヤグラでは攻めている側がスペシャルゲージが得られるため、1VS1でさえ殆どのスペシャルに負けてしまうキューインキが、一度に大量のスペシャルを受けようものならとてもじゃないが耐えられないという点も打開時の弱さを後押ししている。
攻めたモン勝ちの姿勢でノックアウトしてしまいたい。
- ガチホコ
カウントが進むのはホコ持ちが進んでいく状況。
キューインキを構えながら、自力で片手間でカウントを稼ぐというようなことがこのルールではできず、味方の負担が増しがちかつ味方依存度が高くなってしまうルールだが、逆に味方を1秒生かしたことで試合をひっくり返す場面も多くあるルール。
また、打開の時でも比較的使いやすいルールでもある。塗り返さないと進軍できないのだから、塗り替えしの為のインクを吸い込んでしまえば相手は進軍できないしカウントも稼げない。
攻防合わせて使い所は全ルールで最も多いと言えるだろう。
反撃弾の爆風は無傷のホコバリア(耐久力1000)を割れる攻撃力(対物なしで220*5.6=1232ダメージ)を持ち、バリア発生直前~直後に放てば即割り可能。
カンモン前で吸収し突破→反撃弾でバリア即割りのコンボは是非狙いたい。
- ガチアサリ
カウントが進むのは、ゴールにアサリを入れた時。
ゴールを開けさえすればいいというルールではないことに注意!
あくまでカウントが進むのはアサリを入れた時であって、ゴールを開けても後が続かないなら意味がないし、キューインキを使えばアサリを投げられなくなってしまう。
ただでさえ使い所の見極めが難しいキューインキにとって、より複雑な状況判断とその先の展開を予測できないといけない。
使うタイミングは概ね、ゴールを開けたいガチアサリ持ちを援護したい時か、シュートを続けている味方を守りたい時かに分かれるが、どちらにせよ味方の位置とアサリ数に常に意識を割いておき、
・キューインキを使うことでカウントが続くか?=味方がシュートできる状況にあるか?
・キューインキを使った後の状況が悪くならないか?=キューインキの終了時に全員が袋叩きにされて攻めが終わらないか?
ということを考えて使う必要がある。
これを無視することができるのは、誰もガチアサリを入れないまま延長戦に突入した時である。
この状況ならばゴールを開けさえすればいいのでしっかり守れる位置でスタンバイしよう。
- ナワバリバトル
カウントもオブジェクトも存在しないルール。
遅延をかけてカウントを稼ぐのが長所であるキューインキにとって非常に使いどころに困るルール。
敵が散在しやすいのでより良い妨害も期待できず、どこにでも敵が逃げれてしまってはキューインキでは手の打ちようがない。
それ以前に塗り広げることが勝敗に直結している中で、6秒塗りを放棄するということはあまりにもデメリットが重すぎる。
一応試合が終了する直前であれば、敵の塗りを妨害しつつ射程の長い反撃弾で敵陣の塗りをいっきにとるということはできなくない。
ただし、吸引終了時点で発射する時間が必要になることと、ちゃんと地面に着弾させないといけないので割とシビア。
有利であればあるほど、塗りができなくなることのデメリットは打ち消されるので押さえつける目的では成功しやすい。
逆に打開の時にはメインで届かない位置にいる長射程や自陣の強ポジに居座るキルブキを一時的にどかすぐらいしか貢献はできない。
- トリカラバトル
オブジェクトを追加したナワバリバトル。
攻撃チームの場合、もう片方の攻撃チームが察してくれる場合でのみ使いどころがない訳ではない。
ただし困るのはもう片方の攻撃チームも吸ってしまうという点。これは一歩間違えると味方を妨害してしまうことにも繋がるので通常のナワバリバトル以上に使い道は限られる。
一方現状維持の延長そのものは刺さる。答えはひとつ、敵が3枚落ち、味方がシグナルにトライするタイミングで構えるのだ。
防衛チームの場合、カウントの進行を止めることができない点ばかりが悪目立ちし残念ながら適正がワースト級になる。
ラストの他の使い道としては敵が集まりやすいシグナル付近に反撃弾でドッキリを仕掛けるぐらいだが、その間にシグナルを取られてしまっては元も子もない。
いずれにせよシグナルはステージの中央に配置され、専用のステージは敵味方が入り乱れやすい構造になっているのでいつにも増して回り込まれる。敵位置は随時把握を。
キューインキの風は旋回は遅いが結構長く滞空してくれる。
一方に向けてずっと吸引し続けるより、ジャイロを円形に回すことで広い範囲を吸引できる。
反撃弾を敵の背後の壁に着弾させると、爆発範囲の警告表示に気づかれにくく爆発に巻き込みやすい。
敵が壁を背にしているなら、爆発範囲が半球であるのを念頭に壁を狙うと良いだろう。
反撃弾は射程が長く弾速が遅いが重力や空気抵抗の影響が非常に少ないため、上空に向けて発射すると長時間上空を飛んだあと思わぬタイミングで降り、相手を事故死させることがある。
反撃弾の射出場所に困ったら真上に向けて撃ってみよう。
インクの退路を確保し、チャージャーやスピナー・カニタンクがいる場合は遮蔽物や金網といったキューイン後の退避場所が近くにある状態での発動が望ましい。
逃げることも隠れることもできないときはせめてキューイン完了後即座に反撃弾を撃てるよう吸収ゲージを確認しておこう。
吸引効果で仲間を守り、その味方が敵を倒したとしても風を当てていないとアシストキルは入らない。
リザルト結果よりも勝敗の方が大事なので気にしないようにしよう。
キューインキは発動後すぐに塗りや攻撃に移れず、敵の攻撃を吸うことで真価を発揮する、受け身の性質が非常に強いスペシャルである。
吸収モードも自発的に止める事も出来ず、吸収量の上限を超えて維持する事も出来ないため、単体では発動後の戦況の変化に対応できない。
強みをイカすには高いレベルの戦況把握と味方の協力が不可欠だが、通話などでリアルタイムな情報共有と連携ができるチーム戦でないと厳しい。
野良で絶好と思ったタイミングでキューインキを構えているのに味方が散り散りになり一人寂しくやられたイカタコも多いのではないか。
対ブキ別 
対メイン 
吸い込めないメインウェポンの攻撃 
これらから物理攻撃は吸収できないことが判明している。
なお、ローラーやフデの振りの攻撃判定は飛ばしているインクのみであり、本体そのものに攻撃判定は無い。
要注意メイン一覧 
基本的にガチエリアやガチヤグラでの時間稼ぎでもない限り単身で出すべきでないスペシャルだが、それでも味方がやられるor使わねば死あるのみなどの状況で単身で使い続ける羽目になった場合に注意すべきメインを記載する。
特に警戒すべきメイン
迫られたら生還の目はほぼないため、コイツらを前にスペシャル発動する場合は死を覚悟で。
- マニューバー属全部
- スライドで一気に距離を詰めてきたり回り込まれたりされるのでそのままやられる。
- 仮にチャージが完了したとしても、殆どの場合相手の射程圏内に入られているため撃ち殺される。キルタイムの遅いデュアルスイーパー相手でも倒されずに反撃するのは不可能に近い。
- インク消費量が激しいブキ種であり、ポイズンミスト効果により相手のインク残量を枯渇できれば返り討ちにできる可能性がある。しかし相手がインク効率アップ(メイン)を積んでいた場合は望みが薄くなる。インク残量を全回復してから立ち向かってくる可能性もある。
警戒すべきメイン
基本的にキューインキの長所をイカす仕事はできない相手。
コイツらを前にスペシャル発動してしまったら、一目散に逃げる・すぐ隠れられる遮蔽物を確保するなど、全力で退けば生還の余地はある。
- ローラー属全部
- スピナー属全部(特にハイドラント)
- 相手の射程圏内で射撃を吸い込んでしまうとあっという間に限界に達して吸い込めなくなってしまい、そのまま撃たれ続けて反撃弾すら撃てずに倒されてしまう。
- ハイドラントやクーゲルシュライバーは射程が長いため敵の射程外まで下がるのは大変かもしれないが、それでも必ず有効射程外か遮蔽物近くから吸い込むように。無理なら発動しないこと。
- チャージャー属全部(特にスプラチャージャー、リッター4K)
- 弾を吸うのは容易だが、吸引終了の瞬間に撃たれて死ぬ。射撃モード移行時は「キュイイン!」というSEが鳴り響くため、相手が音をよく聞いていた場合は完全にタイミングを掴めてしまう。
- 相手の射程圏外に下がろうにも、相手の射程が長過ぎるためにそれ以上下がれず射程圏外に出られないことが多い。一番無理なのは詰めてくるリッター。
- 仮に相手の射程圏外に下がった場合、遠すぎて相手もこちらを狙ってくれず弾を吸えない。基本的に下がり過ぎになるため前線にも関与できない。
- 遮蔽物に隠れると吸えないし、満足な場所に撃てない。低い遮蔽物の横や低い段差の上で吸い始めれば吸引終了間際に隠れて曲射することは可能。
不利なメイン
基本不利だが、悪あがきショットで相打ち・返り討ちにできる可能性はある。
- フデ属全部
- とにかくこちらの背後に全速力で回り込もうとする厄介者。風を当ててもあまりスピードを遅くできないので、近づいてきたら近くの味方のところに急いで逃げ込むこと。
また、忘れがちだがフデも轢き攻撃が可能なので、逃げずに目の前で吸引したところでコツンコツンとつつかれて死ぬ。さっさとイカ移動で逃げるべし。
- とにかくこちらの背後に全速力で回り込もうとする厄介者。風を当ててもあまりスピードを遅くできないので、近づいてきたら近くの味方のところに急いで逃げ込むこと。
- トライストリンガー
- 上方からの曲射に注意したい。風が届かない上方向からこちらの足元に冷却爆発を仕掛けられると足をとられてしまう。
装置を構えている間に足をとられると不利になるため、見かけたら味方のそばに寄りたい。
一応冷却爆発は吸い込めるが着弾した瞬間に塗りが発生するので、着弾前に吸収しない限り足元奪いは防げない。
- 上方からの曲射に注意したい。風が届かない上方向からこちらの足元に冷却爆発を仕掛けられると足をとられてしまう。
- スロッシャー属全部
- 頭上から降り注ぐインクは吸えずに直撃する。高台の相手ならキューインキを上に向ければ吸えるが、対面している場合はキューインキを上に向けたら今度は低い軌道でインクをぶつけられる。
- 速やかに距離を取るべし。また、スペシャル性能アップで吸引範囲を広げれば吸いやすくなる。
- キャンピングシェルター
- 低威力の散弾×n発なので射撃の吸引そのものは楽に出来るのだが、問題は傘部分。
傘は物理判定なので吸引できない事に加え、パージされるとキューインキでも塗りを防ぐことが出来ない。
向こうからすれば絶対に塗り返してこない相手になるため、パージ当てによる削り→パージによる塗りで回復阻害しつつ回り込み→背後から散弾でトドメで簡単に処理される。
袋小路でパージで封鎖されると身動きの取れないまま傘の多重ヒットで死ぬ。
動きは鈍重の一言なので、発動時に遭遇した場合は装置を構えながら後方歩き→傘の展開が見えたら後方へ全力イカダッシュで逃げ切ることは容易。
- 低威力の散弾×n発なので射撃の吸引そのものは楽に出来るのだが、問題は傘部分。
対サブ 
各種ボム:ボム本体ごと吸い込める。爆風すらも吸い込むことが可能。ただ横や後ろの爆発はカットしにくいので過信は禁物。
トラップ:直接吸い込んで処理はできないが、爆風を吸い込むことは可能。ただ足元の爆発はカットしにくい。
塗り性能なし投擲サブ:ポイントセンサーやポイズンミストなど。地形に当たる前に風を当てると吸い込める。地形に当たって効果が発動してしまうと吸い込めない。吸引の終わり際にポイズンミストを投げられると、ますます退避が困難となる。
ラインマーカー:マーカー本体は吸い込めるが線を消すことはできない。
設置されたオブジェクトサブ:スプリンクラー、スプラッシュシールド、ジャンプビーコンなど。吸い込めない代わりにダメージを与える。スプリンクラーやスプラッシュシールドは設置される前に風を当てればそのまま吸い込める?要検証。
対スペシャル 
スペシャルは吸い込めるものと吸い込めないもので分かれている。カウンターを狙う際は注意しよう。
ほとんどの攻撃が吸えるが注意が必要なスペシャル 
- キューインキ:後出しならば反撃弾を吸い込むことができる。地形着弾時の爆風も吸い込める。
吸えずに背後に着弾した場合は助からないが、弾速が遅いので落ち着いて対処すれば良い。背後の壁に当てて爆風を食らわすテクは相手ももちろん使ってくるので要警戒。
キューインキミラーは後攻有利なのでなるべく発動も発射も引き延ばすこと。(なお周りの味方は敵キューインキにインクをご馳走すれば、敵に先攻を押しつけた上にキューイン後の隙を安全に叩くことができる) - ウルトラショット:3つ1組の弾×3回ぶん全てを吸い込める。高威力スペシャルだけあってゲージがよく溜まる。
ただし正面に捉えきれず3つ1組の弾の1つでも吸い損ねると爆風や直撃を食らう。3回の内2回吸い損ねると爆風で106ダメージ受けてそのまま蒸発するのでちゃんと風を弾に向けること。
曲射で風判定の上から落とされ吸い込めないパターンにも注意。
あと、ウルショ発動音を聴いてから即座にキューインキを起動したとしても相当離れた位置にいないと風の展開が間に合わないことも覚えておくこと。 - ジェットパック:ショットや爆風を吸い込める。なんと浮上のためのジェット自体も吸い込める上、相手の飛行移動を鈍くできる。リスキーだがジェッパ相手に風を当て続ければ、味方が撃ち抜きやすくなるかもしれない。ちなみにジェットを吸い込みまくっている間はものすごい音とエフェクトが発生する。
ただし、仰角の都合で真上には無力なので直接ジェットを当てられたり真上から背後に撃たれて爆風に巻き込まれるとそのままやられる。接近しすぎないこと。 - ウルトラチャクチ:本体+拳2つの爆風を全て吸える(拳本体は吸えない)。爆風内の仲間も守れる。床は塗られるが。
すでにかなりインクを吸い込んだ後で吸おうとすると本体の爆風だけで満タンになり拳の爆風でやられるのと、あまりに本体に近いと拳の爆風をキューイン角度の外から食らってやられるのに注意。
一応吸えるが少し危険なスペシャル 
- カニタンク:連射弾、カノン砲どちらも吸い込める。
- ただし連射弾は射程外ないしは逃げ込める遮蔽物の近くから吸うことを心掛けるべし。対ハイドラントと同様、相手の射程内だとあっという間に限界に達して吸い込めなくなってしまい、そのまま撃たれ続けて一瞬で倒されてしまう。
- 球体モードの体当たりは防げない。
- カノン砲を頭上から落とされた場合は吸い込めない。
- ちなみに相手の生身目当てで撃ち込む場合、正面からだと着弾後の爆風でタンクは壊せるが生身までは倒せない点に注意。弾速が遅すぎるのでヘッドショットは至難の業。
大量のインクを吸い込んでいる場合が多く、ショットを壁や地形に着弾させて後方から生身を巻き込むほうがやりやすい。地の利をうまくイカそう。
- サメライド:轢きは防げない。爆風から身を守ることはできるが、当然ながら爆心地に向ききれず脇や背後で爆発されると爆風に巻き込まれて死ぬ。至近距離で発動されると爆発タイミングをズラされて狩られる危険あり。
- 味方が爆風内にいる時にキューインキを向けると味方を生存させられる。自分が巻き込まれないよう注意。
- トリプルトルネード:飛んでくるガイド装置は吸えない。自分が爆風に巻き込まれると死ぬ。しかし、爆風範囲の外側から爆風を吸い込むことはできる。
- 基本的に距離を取って吸うこと。味方が爆風内にいる時にキューインキを向けると味方を生存させられる。
- マルチミサイル:ミサイルや爆風を吸い込める。しかし吸い込める範囲は狭いため、上に向けても周囲に着弾するミサイルを吸えず、爆風が次々とヒットして死にかねない。
- 着弾点より少し離れたところから吸い込むようにすると良い。
- 味方を狙ったミサイル、特に後方に飛んだものには要注意。
- アメフラシ:投げられた装置を吸い込めるし、発動されても雨を吸い込める。しかし、自分が効果範囲内にいる時のスリップダメージを防ぐことはできない。
- 雨を吸い込んでもゲージはあまり溜まらない。
- 味方が雨の中にいるときにキューインキを向けると味方がアメのスリップダメージを受けなくなる。
- ナイスダマ:玉が地形に当たる前に風を当てれば吸い込める。キューインキ最大の見せ場。
着弾させてしまった場合、自分が爆風に巻き込まれると死ぬが、爆風範囲の外側から爆風を吸い込むことはできる。- キューインキで吸える時間よりも、ナイスダマで待機できる時間の方が長い。
基本的にナイスダマ発動者はキューインキ発動と見るや発射を遅らせ吸引終了後に投げてくるので、かなりの後出しでないと玉自体は吸い込めない。 - 距離が近すぎると頭上を超えて背後に玉を投げられ、前方のメインサブ後方のナイスダマといった窮地に陥る。適度に距離を取るべし。
- 着弾させてしまったら範囲外まで逃げてから吸うこと。
- 味方がナイスダマの爆風の中にいる時にキューインキを向けると味方を生存させることが可能。応用としてキューインキ持ちが二人いる場合お互いに吸い合うことでナイスダマ爆風内でも生存が可能になる。
- そばにナイスダマアーマーを割ろうとしている味方がいたらキューインキを発動して風をナイスダマ発動者に向けてしまおう。相手のナイスダマを完全封印し、投擲を遅らせてもアーマー破壊からの死を押し付けることができる。仮に相手が玉を捨ててメインで対抗しようとしてきても、まだ吸収モード状態ならその反撃メインすらも封印できるのだ。
- キューインキで吸える時間よりも、ナイスダマで待機できる時間の方が長い。
- スミナガシート:展開前のものは吸えるが狙うのは難しい。
展開後のシートを吸った場合シートのサイズは縮まらないがゲージが溜まる、ただしそれでシートの展開時間が減るかは要検証(検証されたら更新下さい)。
なおキューインしながらシートを突破してもしっかりダメージを食らい視界がモノクロになるので注意。
無理に突破せずキューインし続ければ、スミナガシートを挟んだ相手からも反撃弾が見え辛いので、ごっそり吸ってデカい反撃弾でのドッキリが狙える…かも。
多くの攻撃が吸えないスペシャル 
- エナジースタンド:設置系だがスタンドにダメージを与えることはできない。どうせならドリンクを吸い込めるようにしてほしかった
- ショクワンダー:風を相手に当てればポイズンミストの効果を与えられるが、体当たりは防げない。到達時の爆風は一応吸い込める。ポイズンミスト効果により相手のショクワンダー効果時間を短くできる…訳ではなく、ポイズンの効果は回復阻害が最初に来てその後じわじわ削るというシステムなので当て続けないと大きな効果が出ないため、ショクワン移動で逃げられるのでほぼ無意味。一応ほんのわずかだけ効果時間を削ることは可能だが、無理に風を当てようとすれば大抵後ろをとられて返り討ちに遭う。最悪の場合は無効化できないタックルだけで潰される。
- ホップソナー:衝撃波はインクではないので吸い込めない。ソナーに風を当てればダメージを与えられる。ちなみに設置前の投げられたソナーは一応吸い込めるようだが、狙ってできるものではない。
- メガホンレーザー5.1ch:レーザー(音波)はインクではないので吸い込めない。ロックオンされたら全力で逃げるしかない。ちなみに吸収モード時の歩行でも振り切ることができるので、そばに敵がいない限り慌てずに。
- グレートバリア:吸い込めない代わりにダメージを与える。なお反撃弾はバリアの頂点のコアをすり抜けてしまう模様。
- ウルトラハンコ:スタンプ攻撃は吸い込めないが、ハンコ投げなら吸い込める。ウルトラハンコを取り出して突進されたら逃げるしかない。
アップデートでウルトラハンコ突撃の問題が修正されてきたため、突撃の頻度は高くなっているので注意。 - テイオウイカ:風を当てている部分のみ攻撃判定を無効化する事が出来るが、それだけ。ポイズンの効果は無視されるため、味方を逃がす等で状況が改善する事もまず無い。
効果時間もテイオウイカの方が長いし、後出ししても背後に突っ切られると次の突撃やローリングでやられる。
強いていうなら終わり際を狙えば味方と一緒にフルボッコチャンスは来るが、自分一人だとそのまま殴り負けるし、ローラーだった場合はそのまま引き潰される。…というか、終わり際を狙うのならキューインキ使わずメインで殴った方が速いし安全である。
逃げきれないと悟ったときにギリギリまで耐え忍び援護を求めるために使用するくらいか。 - デコイチラシ:風を当てれば2、3ヒットでデコイを破壊できるが吸い込むことはできないし、範囲の差から全てを破壊することは基本的にできない。
デコイは着弾時に塗りを発生させた時点でひとまずの仕事を終えており、キューインキではデコイを破壊できても塗り替えしが不能のため取られた足場に対処ができているとは言い難い。
また、デコイチラシ側は発動後にすぐ自由に動けるのに対してキューインキ側は行動が束縛されるため、デコイチラシに被せて使うと事実上の人数不利を背負うことになる。
総合的に見て、一見対応できているように見えて大局的には全く役に立っていない典型例になっている。
対その他 
ガチホコバトル 
- ガチホコショット:着弾前であれば吸い込んでショット自体を消せる。着弾後は爆風を吸い込める。
- ガチホコバリアの爆発:敵インクでバリアを割られたときの爆風を吸い込める。至近距離で7割前後溜まる。
- ガチホコの時間切れによる爆発:味方のホコ持ちの時間切れによる爆発時の敵インク爆風を吸い込める。
ギアパワー「スペシャル性能アップ」による効果 
吸引する風が大きくなる。
縦横に対して、より大きく広がり吸い込みやすくなる。
風の射程も伸びるが、縦横範囲よりも伸びにくい。
射撃モードは特に変化はなし。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
最大半径(根本) | 0.16 | 0.17 | 0.18 | 0.19 | 0.22 | 0.24 | 0.28 |
最小半径(先端) | 0.66 | 0.67 | 0.69 | 0.72 | 0.77 | 0.80 | 0.86 |
敵に使われる場合の対策 
単体で使われてもさほど脅威ではない。タイマンを張っている時に相手が堂々とキューインキを使ってきた場合は、素直に射撃をやめて引くか、裏取りして潰すかを選べばよい。
ワイパー類なら踏み込んで斬り捨てる、ローラー類ならコロコロで轢き潰す事も可能。
あるいは強引に撃ち続けるか、チャージャー類ならチャージして待ち、そのまま相手の吸引終わりの隙を突いても良い。キルタイムが極端に遅いブキでない限り、まず間違いなく射撃前に倒せる。
ただし、あえて姿を晒してオトリになっているパターンもあるので無計画に近づいたり、チャージしながら狙い続けたりは禁物。
どうせ長時間攻撃してこないのだから、慌てずに他の敵の索敵を行った後に行動を行うべし。
多くのスペシャルを潰すスペシャルメタ的な仕事をしてくる事もあるが、ナイスダマなどでは吸引完了まで待ってから打てば良いし、カニタンクなら連射で潰せる。メガホンレーザー5.1chやマルチミサイルなど吸引出来ない・し辛いスペシャルも効く。
ただ、卓越したキューインキ使いは上記の弱点を身を以て知っているため、上記のような容易く対処できる場面ではやすやすと使ってこない。
問題は「他の相手との交戦時にキューインキが割り込んできた」場合。引けば交戦している相手に狩られるし、攻めればキューインキの餌食になるかなり難しいシチュエーションである。
グレートバリアなど切り返しに使えるスペシャルが使えるなら迷わず切るべきだろう。
ぶっちゃけこのシチュエーションに追い込まれた時点で巻き返しは困難になるので、根本的な対策は「割り込まれないように立ち回る」ぐらいしかない。そもそも交戦中に1対2の流れに持ち込まれること自体キューインキなしでも危険なので、このような意識自体は他のブキ相手でも役に立つ。
また、バンカラマッチやXマッチなどでのガチルールではゴールやカンモン前で連携して使われると大きくカウントを進められたりノックアウトを喫したりしてしまう。
事前にマークして潰す、使われたら強引にでも倒す(カンモンなら諦めて吸引後の巻き返しを計る)などの方策を取りたい。
アップデート履歴 
ver.1.0.0 | 追加 |
ver.2.0.0 | 反撃弾で与えるダメージを、120.0から220.0に増加しました。 |
ver.3.0.0 | 吸い込まれて移動速度が遅くなっているプレイヤーが倒されたとき、キューインキを使用していたプレイヤーとは異なるプレイヤーのアシストとしてカウントされることがある問題を修正しました。 |
ver.3.1.0 | インクを吸い込む範囲のうち、先端部分の半径を約10%大きくして、これまでより広い範囲をカバーできるようにしました。 使用しながら前方に移動しているプレイヤーを後方から攻撃したとき、攻撃が防がれてしまうことがある問題を修正しました。 |
ver.4.1.0 | 相手のインクを吸収した量が最小のときに発射するインク弾の爆発の半径を、約50%大きくしました。 相手のインクを吸収した量が最大のときに発射するインク弾の爆発の半径を、約25%大きくしました。 |
ver.5.1.0 | 相手のホップソナーをキューインキで吸い込んだとき、自分の画面ではホップソナーが消滅しているにもかかわらず、相手の画面ではホップソナーが残ることがある問題を修正しました。 |
ver.6.0.0 | インク弾の爆発が、実際には相手に当たっていないにもかかわらず、当たったことを示す効果音が再生されることがある問題を修正しました。 |