スミナガシート

Last-modified: 2024-04-21 (日) 01:41:05

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使用イメージ画像

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新しいスペシャルウェポンスミナガシート」の詳細が明らかになった。
着弾点を中心に巨大なインクのシートが展開するぞ。
シートは互いのインクを通すものの、視界が遮られるので、攻撃を当てるのが難しくなる。
相手を分断したり、自分の移動先を隠したりと、戦術的な使い方ができそうだ。

スミナガシート」を使用している様子を記録した映像を入手した。
相手のシートに触れると、ダメージを受けるうえ、しばらくの間、視界の色が落ちて見えて、インクの区別がつきづらくなるようだ。
▲画像・説明は公式X(旧Twitter)(@SplatoonJP)の2023年11月20日のポスト・スレッドより。

 

概要

ゲーム内説明

Rボタン.pngで装置を設置すると、
その場に大きなうすいシートが発生し、ゆっくり前に進む。
シートにふれた相手はダメージを受け、
さらに一定時間、色が落ちて見える。

ブキセット

背景色は追加シーズンを表します。詳細はこちら
(2022秋=発売時)

2022秋2022冬2023春2023夏
2023秋2023冬2024春2024夏


基本性能

ver.6.0.0現在

持続時間680F(11.333秒)接触ダメージ40.0
前進速度0.4DU/Fデバフ効果時間480F(8.000秒)
効果範囲(横幅)5.4効果範囲(高さ)1.8
効果範囲(厚さ)0.05投擲初速11.2DU/F
塗り間隔45F(0.750秒)塗り飛沫数12個
性能の見方について
  • Fはフレーム。1秒=60F
    • 例えば30Fなら、0.5秒となる。
    • 公式の表記では、30/60秒という表記を用いている。
  • 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
  • ヒト速やイカ速、弾速などの速度単位はDU/F。試し撃ちラインの幅を50としたときの、1Fに移動できる距離という定義。
    もっと詳しく
    • ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96 DU/F
    • スプラトゥーン3での内部パラメーター定義にはm/Fを使用している。
      50 DU = 5m = 試し撃ちライン1本分
      • 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
        すべてのDU/F表記をm/Fに変更する作業は大変なので、現状距離単位にはDUを使用する表記に変換している。

  • 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
    もっと詳しく
    • ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
    • 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
    • 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
  • カス当たり射程とは、ジャンプせずにそのブキが届く最大距離のこと。有効射程よりもキル性能は低い。
  • 確n射程とは、主に距離によってダメージが大きく変動するブキにおいて、n回攻撃を当てればキルが取れるギリギリの距離のこと。
    もっと詳しく
    • ローラーフデは近距離であればそのブキごとの最大ダメージを出せるが、距離が離れるにつれダメージがどんどん落ち、確定数が細かく変わる。
    • 確定数が変わる距離の把握が他ブキ種より重要になるため、これらのブキ種では確n射程が細かく掲載されている。
    • また、乱n射程とは、乱数(ランダム要素)次第で確定数が変わる微妙な距離のこと。ローラーフデシェルターは弾の飛び方にランダム要素があり、同じ間合いでも弾の当たり方が毎回違ってダメージ量が安定しない場合がある。
    • 例えば乱1射程は、乱数次第で確1になることもあればならないこともある距離。
  • 初速とは、発射直後の弾の速度のこと。
    ローラーなど、飛沫によって初速が変わる場合は最も早い飛沫の初速を記述している。
  • 直進フレームとは、発射した弾が初速のスピードを保ったまま飛び続ける時間のこと。直進フレーム経過後は弾速がだんだん低下する。
    ブラスターワイパーでは代わりに射程限界で爆発/消滅するまでの時間を記述している。(なお、ブラスターは射程限界付近で少し弾が落下する。)
    弾速についての詳しい仕様はシステム詳細仕様#弾の仕様についてを参照。
  • 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
  • キルタイムは、1発目が当たった瞬間を1F目とし、そこからキルまでにかかる時間のこと(シューターの場合)。
    もっと詳しく
    • 厳密に言えば、キルタイムとはブキを振りかぶるモーションにかかる時間(前隙)や、1発目の弾が発射されてから相手に到達するまでの時間(相手との距離や弾速)も含めるべきだが、これらは状況によって大きく変動するので不確定要素が多すぎるし、また前隙や弾速などは解析を待たなければ分からない。
      • よって、前隙の小さいシューター種、マニューバー種、スピナー種、フデ種では「1発目が当たった瞬間」を1F目としてキルタイムを掲載している。例えば、確2のシューターは1F+連射Fがキルタイムとなる。
      • それ以外のブキ種では前隙やチャージ時間を含んで、ヒト状態でZRを入力してからキルまでにかかる時間をキルタイムとする。1確ブキの場合はヒト状態の前隙+発射フレーム(1F)+命中フレーム(1F)で算出している。
  • DPSは「ダメージ×60÷連射フレーム」で算出。
  • 射撃後隙とは、射撃後にイカ/タコになることや、サブウェポンを使うことができるようになるまでの時間のこと。
  • 射撃継続時間とは、連射フレーム×装弾数の値を秒に換算した時間。前後隙は含まない。
  • 単発塗りポイントは、地面と並行に1発ずつ射撃して得られた塗りポイントの平均を、ナワバリバトルの塗りポイントカウンターを用いて算出している。
  • インク効率(ダメージ)は「単発ダメージ×装弾数と装弾数÷確定数」。
    インク効率(塗り)は「単発塗りポイント×装弾数」。「装弾数=(100%÷単発インク消費量)」は切り捨てせずに算出。
インクシート全体像

インクシート全体像
一枚目の画像で立っている場所の地面に着弾させた時の全体像

スミナガシート_内側.jpg
スミナガシート_外側.jpg

青十字が着弾地点、横線が一段高い地面の高さ。
一段高い地面の少し上くらい、あるいは丁度ヒト状態のジャンプ最高地点ぐらいに着弾させると一番縦幅が短い箇所でも下の地面までシートで覆ってくれる。

スミナガシート_高さ.jpg

解説

発動するとシート展開装置を持ち、Rボタンで装置を投げる。装置が地形に当たると着弾点に広大なインクシートを展開する。
シートは展開後に少し時間を置いてからゆっくり前に進んでいき、試し撃ちライン4本分まで進むと消えていく。展開した瞬間にシート下の地形を塗り潰し、前に進むときには小さなインク粒を10粒ほど垂らして塗りながら進む。
この塗りはシート上端から発生する様でチョウザメ造船の中央下など地面の下から展開してもシートがはみ出ていれば塗りが発生する。また、高所に展開してもしっかり真下に塗りが発生する。
シートは地形や障害物をすり抜ける性質があり、坂で発動した場合は坂に沿わずに地形無視で正面へ進み、目の前に壁があろうと突き進む。さらに落下しない性質もあり、シートが崖から飛び出してもそのまま水平に飛行移動していく。
発動時の操作方法や移動速度などはアメフラシとほぼ同じ。装置は片手持ちの非常に小さいもので投げ動作はボム投げのように素早く終わる。

シートは中央がすぼんだ形状をしており中央は高台上に届かないという場所も多い。
シート端は着弾地点より下方向に少し伸びるので、ある程度高い位置に着弾させるとより高い範囲をカバーできる。高すぎると中央下の隙間を潜られるので注意。

ロビーの床基点で展開した場合、シート中央の高さはカナアミよりやや低く、両端の高さはカナアミ付きのL字高台と同程度(高台上のバンカーには届かない)。
両端側を床に合わせた高さで展開すると、ロビーの塗れる壁より上にある電光モニタ上端まで伸びる。
シートの横幅は試し撃ちラインで4.5本分ほど。

 

敵のスミナガシートに触れると40ダメージを受け、視界が白黒表示となるが、単に画面全体がグレースケールになっただけではなく、敵味方のインクの色はやや見分けづらくした上で白黒表示になる
少し目を離した隙に現れたイカタコやボムが敵味方どちらのものか判別するのはほぼ不可能、インクを泳ぐ敵の飛沫も転がってくるボムも非常に見えづらい危険な状況になる。
地形や背景に関してはそのまま白黒表示になっただけのようだが、この状態ではそもそも地面にインクが塗ってあるかどうかすら瞬時に判断するのが困難。自身が食らったならまず退くことを優先すべきだろう。
また、白黒表示中は「シャカシャカシャカ…」という音が鳴り響き、多少だが聴覚妨害の役割も兼ねている。転がってくるスプラッシュボムに反応しにくいのはこのせいでもある。
この音は他プレイヤーにも聞こえ、ゲーム内でデバフの掛かっているプレイヤーの位置から発せられるため、直接見られていなくても居場所を特定される可能性がある。
さらに、デバフ中はインクに潜っていても泡のようなエフェクトが発生し、敵からこちらの位置はバレバレ。センプクも不可能となる。
なお、イカロールでダメージ部分のみ無効化できるが敵のシートは触れた後も常時攻撃判定と白黒表示機能が残っているため、
シートに触れ続けるとダメージが重複し白黒表示時間がリセットされ続けるためシート付近の長居は危険。
白黒表示の効果時間はおよそ6秒ほど。

 

シートは敵味方問わずインクショットを遮らないが、破壊することも不可能。
シート展開装置が水場や奈落に落ちると不発になる点、展開前の装置はキューインキに吸われる点にも注意。

運用

一言で言えば視覚妨害に特化したスペシャル
シートは縦にも横にもキャンピングシェルターのパージとは比にならぬほど非常に広大であり、触れた際の白黒表示効果無しでも、とりあえず展開した時点でかなり視界が遮られる。
シートを強行突破してきた相手はダメージを受け視界が白黒表示になるため、追い撃ちや奇襲でさっさと倒してしまうといい。
シートは敵のインクショットを阻害しないため、イカにこの視覚妨害性能を活用できるかが運用の鍵となる。
逆に視覚妨害を活かした立ち回りができなければ真価を発揮できないスペシャルであり、シート展開後にどう行動するかよく吟味する必要がある。

変則的になるがシートの判定が着弾して即座に出るため、体力削りとしてクイックボムのように直接ぶつける使い方もある。


なおスミナガシートはイカの欠陥を抱えている。

  • シートは敵だけでなく自分や味方の視界も遮ってしまう。発動場所やタイミングによっては味方の視界も遮ってしまい、ピンチに追い込まれる可能性もある。
    • 敵もその気になればスミナガシートを逆手にとって視覚妨害の立ち回りができるため、奇襲の機会を与えかねない。シート接触のダメージや白黒表示が平気な相手ならば最悪の場合無視すらできてしまう。
  • 視界が遮られるとは言っても攻撃が普通に通されるため、防御運用としては使いづらい。
    • 勘の良い相手や読みの鋭い熟練プレイヤーには普通に攻撃されるし、攻撃範囲の広いブキ相手にはエイムずらしが効きづらい。
  • シートは透過部分が存在するため、位置や角度によってはシート裏が丸見え。
    • 完全な視覚妨害というわけではなく、ヒト状態で目立つ動きは普通にバレバレとなる。
  • 障害物をすり抜けるものの高低差には対応しきれず、高いところからシート裏を大きく見渡せられたり、下を潜り抜けられる可能性がある。
  • ポイントセンサートラップラインマーカーホップソナーでマーキングされると容易に位置を特定される。即ちシート裏に隠れながらの戦術がほぼ通用しなくなってしまう。

シート裏での立ち回り

【シートを発動したら】
シートを展開できたら必ず位置変えを行う。そのまま同じ位置に固まっていては敵の集中砲火を受け続けてしまう。
シートが横に非常に広いことを活かして相手がどこに自分がいるかを見破られないようにすることが重要。
相手はシート裏のどこに潜んでいるかクリアリングしようとしてくるため、引っ掛からないよう上手く移動していく。
シート裏にいると見せかけて、目立ちにくい場所に潜り込んで隠れたり、死角から奇襲をしかけたりなど、相手の意表を突く立ち回りを心掛けよう。
相手に装置を直接投げつけることで強制的に目の前にシートを作り出して白黒表示効果を無理矢理付与できるため、奇襲下手でもとにかく惑わしたい!という場合は一か八か相手に投げつけてみるのもアリ。

【シートと相性が良いメイン・サブスペシャル

  • ポイズンミスト
    こちらも多少の視覚妨害と、シートには無い移動速度低下やインク減少を兼ねており、より相手を惑わすことができる。
  • マルチミサイルメガホンレーザー5.1ch
    ロックオンできるこれらでも解消可能。
    特にメガホンレーザーは聴覚妨害がかなりもので、シートの視覚妨害と合わさるとかなり厄介なことだろう。
  • グレートバリア
    シートに無い防御力で視覚妨害と防御を併せることができる。
  • ウルトラハンコ
    イカセンプクからの回転攻撃奇襲やハンコ投げとの相性が良い。派手な突撃は容易に見破られるので注意。

【見破られやすいメイン・サブスペシャル

  • チャージャー全般
    レーザーサイトが出てしまうので見破られてしまう。さらに発光するので位置バレもしやすい。
  • ストリンガー全般
    こちらはレーザーサイトがないものの、発光するのでやはり見破られやすい。
  • ラインマーカー
    マーキングできるサブだが、線を辿られると位置バレしてしまう。
    シートで直撃が決まりにくいのも難点。

ギアパワー考察

人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
イカはほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。

相性の良いギアパワー

  • nolink スペシャル性能アップ
    シートが前進する速度が上がり、結果として移動距離も長くなる。シートの展開時間は伸びない。
    また、装置の投擲距離が延びることで発生開始地点をより遠くにできる。
    シートの移動による前線の押し上げ性能を高めたい方に。
    逆に、長時間1箇所に留まることによる目隠しとしての機能は下がるので注意。
  • nolink リベンジ (フク専用)
    大まかな運用はサーマルインクと同様。もしハイライトで壁裏に敵が居ることが分かったら直接投げて妨害することもできるかもしれない。
  • nolink サーマルインク (フク専用)
    透視効果がスミナガシートの非透明部分でも機能するため、自分だけが一方的に敵の位置を特定して攻撃することができる。
    ただし一定距離より近いとハイライトされないので、短射程ブキでの使用には注意が必要。

ギアパワーによる効果

nolink スペシャル性能アップ

投擲初速最大1.68DU/F。
前進速度最大0.060DU/F。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP30GP57
投擲初速(DU/F)1.121.171.231.291.431.541.68
前進速度(DU/F)0.0400.0450.0470.0500.0540.0570.060

敵に使われる場合の対策

シートは通過するたび30ダメージ+モノクロ効果。イカロールやショクワンダーはダメージは無効化できてもモノクロ効果は避けられない。テイオウイカサメライドカニタンク球体モードの海洋生物トリオならモノクロ効果も無効化できる。
相手はシートに隠れて移動するためどこから奇襲されるか分からない上、突っ込んだ後に慌てて退く時も30ダメージの往復ビンタを食らう。基本突っ込むべきではない。
テイオウイカサメライドで相手の位置も把握できているならアリか。

シート越しの撃ち合いにおいては、相手に位置を悟られるとシートの向こうから一方的になぶられる。
シート越しでもレティクルは反応するので、スミナガシート発動前の位置に留まるべきではない。
ポイントセンサーなどによるセンサーやマルチミサイルメガホンレーザー5.1chによるターゲティングには容易く気づけるが、問題はサーマルインク(+リベンジ)。長射程シュータースピナーサーマルインクをつけやすいし、つけられた側も気づきにくい。
特にボトルガイザーフォイルならスミナガシートサーマルインクのコンボを1人で容易く成立させてくる。
相手チームのギアを確認しサーマルインクに警戒を。

チャージャーの射線・チャージャーストリンガーのチャージ時の発光などでも相手に位置が割れかねない点も注意したい。

最悪なのはチームの背後から展開されること。後方から迫る壁として繰り出されると陣形がガタガタにされてしまうので、該当するブキ持ちが裏取りしてくるのに気がついたら警戒を強めること。

なお、相手チームにとってもシートに隠れてどこから奇襲されるか分からない・位置を悟られると一方的になぶられる条件は同じである。
つまり、こちらがシートに隠れて移動する・センサーやサーマルで索敵するのも相手チームに効く。上手く逆手に取ってやろう。

アップデート履歴

アップデート履歴(アップデート履歴/ウェポン・ギアパワーごとのアップデートからの引用)
ver.6.0.0追加
ver.6.0.2スミナガシートの効果を受けたとき、色味の変化が自然になるよう修正するとともに、効果中の画面の明るさをこれまでより暗くしました。
ver.7.2.0シートに触れた相手に与えるダメージを30.0から40.0に増やしました。

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