概要
ここは「ネギトロ炭鉱」。
ハイカラ地方の沿岸近くに位置する、かつて栄えた炭鉱跡だ。
最近、文化的価値が見直され、観光地として再整備された。
ステージ内には、炭鉱で使われていた道具の展示が行われているぞ。
再整備の過程で設置された、様々な動く装置を活用して戦おう。
▲画像・説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2023年11月27日のツイートより。
初代からの復活ステージ。ステージ中央部分が左右に分かれているのが特徴。高低差もあるステージで中央部分は一段低くなっており、中央から戻る際には壁を登ったり、エレベーターを利用する必要がある。
他の初代からの復活ステージ同様、そのままの復活ではなく全体的に改修が入っており、エレベーターや動くエリアなどのギミックが追加されている。
MAP解説
最下段に配置されているエレベーターは上に乗っているプレイヤーがいるとせり上がる。稼働中は上部のパトランプが赤く発光する。
稼働中ならエレベーターの側面を塗ることができる。稼働状況はマップにも反映される。
中央の左右に分割された広場の間の一方通行の連絡橋が目につくがエレベーターの上から飛び乗って逆走できる。
連絡橋はルールによって向きが異なっているため間違えないように気を付けよう。
また、一部のルールでは中央にも橋が設置されてさらに行き来がしやすくなる。
ルールごとの連絡橋の向き*1と橋の有無
ルール | 連絡橋の向き | 橋 |
ナワバリバトル | 自陣右→左 | なし |
ガチエリア | 自陣右→左 | ガチエリアが中立状態の時のみあり。どちらかのチームが確保中はなし*2。 |
ガチヤグラ | 自陣左→右 | あり*3 |
ガチホコバトル | 自陣右→左 | あり*4 |
ガチアサリ | 自陣左→右 | あり |
トリカラバトル | 守備側→攻撃側*5 | あり*6 |
自陣から下の広場に降りる際は水没に注意。少し分かりづらいが自陣高台と広場の間に水場の溝があり、自陣高台の仕切りに躓いてスピードを落とされると水場へ落下するので引っ掛からないよう上手くジャンプすべし。
自陣真ん中の半透明の壁から中央近辺の様子をある程度確認することができる。攻める時には少し覗いてから中央へ向かうのがいいかもしれない。そのまま通過できると勘違いして勢い余って突っ込まないように注意。
各ルール考察
ナワバリバトル
塗り総面積:2182pt
初代と違い、連絡橋がデフォルトで設置されている*7ため左右の行き来はかなりしやすくなっている。
初代とは違った攻略法があるだろう。
初代とは違った、連絡橋と高台からの左右移動ルートで挟み撃ちにしたりしよう。
初動は二手に分かれ、左右の中央広場の制圧に向かおう。チーム全体でどちらか一方に固まるともう片方が取られ、後々取り返すときに不利になったり挟み撃ちにされもう片方も取られてしまい、そのまま負けにつながってしまうこともある。左右で偏りのないように味方の動きを見てうまく分散するといいだろう。
中央には十字型のブロックがあるので、攻撃を防ぎながら戦おう。塗って上ることもできるため、高低差を活かすこともできる。
自分側のエリアが落ち着いたらそのまま敵陣へ侵入したり、対岸へサポートに向かったり、裏どりを狙ったりして相手の布陣を崩してしまおう。
敵陣へ向かう場合には上に敵がいないかをしっかりと確認したうえで向かうといいだろう。特にエレベーターはパトランプが光り、攻めようとしているのが相手にばれてしまうのでより一層の警戒が必要だ。
防衛する場合も同様。パトランプを確認して上ってくるところを待ち伏せしてやろう。
中央を取られると取り返すのは困難になる。迂闊に飛び降りるとすぐに蜂の巣にされるため注意しよう。
射程の長いブキやスペシャルでどかしたり相手の少ない方から取り返したりして陣地を取り返していこう。
なお、このルール(とガチヤグラ)では右側の広場の右奥に登れる壁が無いため、そちら側からはエレベーターを使わないと敵陣に侵入できない。
登った後の地形も左側は敵スタート地点が近く、右側はブロックを経由しないと更に進むことはできない。
初動では左右どちらかの広場に進軍することになるが、中央の連絡橋の向きも考慮して自分に合う方を選びたい。
また、自分が進まなかった方の広場が制圧されると後ろから敵が襲ってくる展開になりやすいので要警戒。
ガチエリア
地形がガチエリアの確保状況に合わせて変形するギミックが存在する。
初期・中立状態ではガチエリアはステージの中央に配置されているが、
どちらかのチームがガチエリアを確保するとガチエリアを乗せた床が確保したチームから見て左側にスライドして左側のステージの窪みにはまる。
ガチエリアがある床の移動が完了すると動いた方とは反対側のステージの床の一部がせり上がって障害物となる。
ガチエリアを確保している時、エリアは自陣リス地から見て左側に、相手リス地から見て正面にあるので、ステージの構造上、確保された側がエリアに真っ直ぐ行けるため打開しやすい設計になっている。
変形後の地形は片側にエリアが配置されていた初代のネギトロ炭鉱を想起させる。
もちろん片側に8人が集結するのでエリアが動いた後は狭い中での超激戦区となりやすい。
ガチヤグラ
カンモン | 必要カウント |
---|---|
第1カンモン | 15カウント |
第2カンモン | 12カウント |
中央に橋がありさらにアクセスが簡単になっていてヤグラは橋の上にある。
ほかのステージに比べてヤグラ本体が高い。そのため短射程ブキが手を出すのはやや厳しくなっている。
ナワバリバトルと同じで敵陣右高台に登るための壁がなくなっている。
まあ、敵陣左高台を通るヤグラでは正直壁どころかエレベーターすらいらないだろう。存在すら薄いのである。
第1カンモンは連絡橋から止めることができるが、左側から進むのは時間がかかり、かと言って右側から止めに行くと近くにいる短射程に袋叩きされるので、
中央を制圧されてしまうと、チームに長射程ブキ使いがいない限りは突破されてしまうだろう。
第2カンモンまでの突破を許してしまうと壁が死角になってしまい、長射程ブキの射線がヤグラに通りにくい。その間は短射程に広場を制圧されないよう進軍してくる敵前衛に注意。特にエレベーターから登ってくる敵を見逃さないように気を配ろう。
自陣広場を制圧されてしまった場合、ノックアウトは避けられないだろう。
少し狭い広場なので、ナイスダマやトリプルトルネードがあれば、ギリギリ耐えることはできるかもしれない。
ガチホコバトル
カンモン突破カウント | 70 |
---|
ヤグラ同様に中央に橋があり、ホコはその上にある。
左ルートは中央からすぐの所に、右ルートは相手側の高台にカンモンがある。
カンモンを越えるだけなら左の方が断然楽なのだが、敵のリスポーンから真っ直ぐの位置にあるためそこから先の攻めが難しい。
ゴール直前には塗れない階段を渡らねばならず、ノックアウトが難しい。
一方の右ルートはなかなかカウントが進まない。カンモン突破までに敵側の高台を取らなければならないが、そこまで行ってようやく残り70。
敵陣高台の制圧に成功できればラインを大きく上げることができるが、左より制圧難易度は低いとはいえやはり難しいのは確かで、そこまでやって残り70というのは徒労感があるかも知れない。
しかし塗れない場所は無いため、カンモンより先はこちらの方が進みやすいか。
カウントを刻むための左、ノックアウトを狙うための右という形で使い分けたい。
また、高低差が大きく左右に分かれるステージ構造の問題で、左右ルート両方をカバーする立ち回りは限られている。
ルートに誰も敵がいないということがわかったならばワイプアウトに拘らず前進しよう。
逆に、防衛側は気づいたらホコに抜けられてるやらかしに気をつけること。
ガチアサリ
ヤグラやホコ同様、マップ中央の溝に橋が立てられ対岸へのアクセスがかなり容易になり、敵味方ともに散開しやすいマップになっている。
自陣~中央までは好きなルートでアサリを集めていける。
ゴールまでルートも複数あり、敵陣へのアクセスルートは4箇所ある。
そういった特徴からクリアリング力が強く問われるステージと言えるだろう。
進軍ルートの数こそ多いが基本的には防衛側有利であり、互いに攻めあぐねてナメロウ金属のようなロースコアゲームになることも多い。
最新のアップデートによって、右高台に登るための壁に金網が設置、木の枝型の壁にインクレールが追加され、もともと細かく分けて4択という豊富なルートから、
アップデートした後はさらに細かく分けると(左高台①壁を塗り登る、②うねったブロックから金網ジャンプ、③インクレールから金網、④まっすぐエレベーター、⑤連絡橋からエレベーターへジャンプ)
右高台(⑥まっすぐ壁を塗り登ってからブロック、⑦まっすぐエレベーター直行からブロック、)
としつこく分けると超豊富な7択になり、ゴールは高台にあるため、防衛側有利になり、ロースコアゲームだったネギトロ炭鉱が、攻める側にも分があるため、防衛がより大変になった。
- マークの付近にアサリが3つ発生する。
- マークは大まかなアサリ発生位置であり、実際の発生場所は多少ズレる。
- アサリ総数制限のため、全位置に一度に発生するわけではなく、また必ず3つ揃って発生するわけでもない。
- 初期配置のアサリはある程度は場所が決まっているが、戦略的に活用するには不確定すぎるためここではマークしていない。
- 全ステージのページを巡回しきれないので、間違いやマーク漏れがあった場合は編集連絡掲示板のコメントまで。
ゴールルート
①敵陣ゴール広場ルート(水色・黄緑ルート)
- マップ左上のゴール前広場へ辿り着くルート。大きく分けて「敵高台左端に突入する(塗れる壁を塗って登る、付近の障害物から金網へと飛び移る、インクレールを通る)」か、「エレベーターを使う」かの2択がある。
- ルートの択は多いが、敵陣から動きが目立ちやすく迎撃されやすい。左端とエレベーターのどちらをとるかはプレイヤー次第だが、上手く味方と両ルートを利用して挟み撃ちを仕掛けたい。
- 左端の塗れる壁を登った先の位置からは、左端通路を通らずに壁の右側をジャンプ、もしくは壁の右側面を塗って壁張り付きで敵陣を目指すこともできる。
②敵陣右広場ルート(黄色ルート)
- 右低地広場の塗れる壁やエレベーターから辿り着くルート。そのままアサリゴールに近づけられる訳ではなく、広場にあるブロックを登ってゴール前広場にアクセスする。
- 一見警備の裏を突けるルートのようだが、ブロックを使わないとゴールに近づけないため侵攻ルートの幅が狭く、見つかると追い返されてしまう。
改修でブロックが階段状になり塗れる面が増えたため突破しやすくはなった。
トリカラバトル
ver.9.3.0で調整が入った。変更点としては以下。
- 攻撃側
- 自陣地帯の一段分段差が増え、通常ステージのようなリスポーン地点の構造に寄せられた
- 右ルートの一方通行の段差に金網とインクレールが追加された
- 守備側
- 隣の攻撃側に面した壁が増設され、安全に塗れる場所が減った
- 中央地帯
- 攻撃側と中央地帯の間にある"はこL"と"はこS"の組み合わせによる遮蔽が180°回転した
- マトイの近くに"たまよけ"(バンカー)が追加された
他のトリカラ用ステージと比較すると攻撃チームだけでなく守備チームにも明確な自陣地帯が存在し、守備チームが中央地帯を確保していない状態が特徴。
2つの中央低地広場の奪い合いがコンセプトのトリカラステージとなっている。
これによる影響か、攻撃チームはマトイを2つとも確保しても、守備チームのエリアや自分達と反対側のエリアを取りに行かないと塗り負けてしまうことが多い。
またマトイの塗り範囲が他のトリカラ用ステージと比べるとかなり狭い。マトイが立てられる中央地帯では水場、攻撃チーム自陣付近では塗れない床に遮られる形になっていて、守備チームにプレッシャーをかけづらい。そのためシグナル確保の労力に見合わない結果が多く、攻撃チームはかなり苦戦を強いられるだろう。
ナワバリバトルとは違い、一部のガチルール同様にマップ中央に連絡通路が存在するため、ナワバリ以上に広場のアクセスが頻繁になる。
守備チームは一方通行の連絡通路を経由していきなり隣の攻撃チームに速攻を仕掛けることが可能。攻撃チーム側も同様の動きは可能だが、エレベーター上昇を待って通路に飛び移る必要があり相手の射線に入るリスクがやや上がる。
サブウェポンを守備チーム、攻撃チームの陣地を区切っている壁を越えるように投げると相手陣地を少し塗ることができる。
サブ性能アップなしでも意外と届き、中央に向かうついでに投げて塗りを与えると良い。
スペシャルウェポンも壁を越えて攻撃することができ、ナイスダマやトリプルトルネード、デコイチラシ等といったものを使うと、それなりの塗りポイントを稼ぐことができる。試合終盤に押し切りたい時などに活用してみよう。