

プロモデラーMGのサブとスペシャルをブキチがアレンジしたブキ。
スプリンクラーでいろんな場所を塗りひろげ、溜まったナイスダマで近遠問わない大立ち回りを見せる。
これは「プロモデラーRG」。
プロモデラーMGに金メッキを施した限定版だ。
メインウェポン本来の塗り性能が、サブウェポン「スプリンクラー」によってさらに強化されている。
スペシャルウェポン「ナイスダマ」で、相手陣地のウェザリングもばっちりだ。
▲画像・説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2022年11月21日のツイートより。
概要
ブキ紹介
| ブキチ |
| メインウェポンの プロモデラーRGは、 プロモデラーMGを メッキしたものなので 性能としては 同じでし! | |
| メインの すさまじい連射性能に サブのスプリンクラーを組み合わせた結果、 とんでもない塗り性能になったでし! | |
| 相手が守っている要所にもナイスダマで 切りこめるので、前に塗る意識の高い使い手に かわいがって欲しいでし! |
通称「金モデラー」または「金モデ」。
プロモデラーMGにメッキをほどこし、さらにサブとスペシャルもアレンジしたブキ。
軽業で動け、塗り性能の高いメインに加え、要所要所を塗りつぶせるスプリンクラーと遠くへ大爆発を起こせるナイスダマを装備し、遊撃兵のような立ち回りを可能とした。
メインの長所である塗り荒らし性能に磨きをかけた、リアルなグレードで仕上がった逸品。
メイン性能
ver.9.3.0現在
| 有効射程 | 2.3 | 確定数維持射程 | 2.3 |
|---|---|---|---|
| レティクル反応距離 | 2.1 | 塗り射程 | 3.5 |
| 拡散 | 12.63° | ジャンプ中拡散 | 15.54° |
| ダメージ (対応経過時間) | 24.0~12.0 (8F~24F) | 確定数 | 5~9 |
| 連射フレーム | 4F(0.067秒) | 秒間発射数 | 15.0発/秒 |
| キルタイム | 0.283秒/kill | DPS | 360.00/秒 |
| 射撃継続時間 | 13.333秒 | 射撃後隙 | 2F(0.033秒) |
| 射撃前隙(イカ) | 9F(0.150秒) | 射撃前隙(ヒト) | 2F(0.033秒) |
| インク消費量 (装弾数) | 0.5% (200発) | 射撃時ヒト速 | 0.72 |
| インク回復不能時間 | 15F(0.250秒) | 非射撃時ヒト速 | 1.04 |
| 単発塗りポイント | 4.5p | イカ速 | 2.02 |
| インク効率(ダメージ) | 4800 / 40.0kill | インク効率(塗り) | 900p |
| 最小ダメージ 19.0 | |||
| 初速 | 22.66 | 直進フレーム | 3F(0.050秒) |
|---|---|---|---|
| 初弾補正 | 0.7578° | 補正悪化量 | 0.3789°/発 |
| 最低補正 (経過時間) | 6.315° (60F) | 補正回復量 (全回復時間) | 0.1263°/F (48F) |
| ジャンプ撃ち補正 | 6.216° | 足元塗り間隔 | 4発毎 (16F毎) |
| 最大中間塗り数 | 1個 | 中間塗り間隔 | 2.5本毎 |
| 足元塗り半径 | 0.39 | 中間塗り半径 | 0.30 |
| 着弾塗り半径 | 0.46~0.43~0.41 | 着弾塗りの対応距離 | 0.42~0.84~3.0 |
| 着弾塗りの前方伸び率(最大) | 2.50 | 着弾塗りの前方伸び率(最小) | 1.07 |
| 弾の大きさ(敵) | 0.08 | 弾の大きさ(地形) | 0.08 |
| ver.1.0.0 | MG | 追加 |
| ver.2.0.0 | MG | SP必要ポイント200→190 |
| RG | 追加 | |
| ver.2.1.0 | 全般 | 弾が落とす飛沫による塗りの半径を約10%大きくしました。 |
| ver.3.0.0 | MG | SP必要ポイント190→180 |
| ver.4.1.0 | 全般 | インク消費量を約9%軽減しました。 |
| ver.5.1.0 | RG | SP必要ポイント200→190 |
| ver.8.0.0 | 全般 | スプラッシュシールドに与えるダメージを約10%増やしました。 |
| ver.8.1.0 | 全般 | 着弾点の塗りの半径を約3%大きくしました。 |
| ver.9.3.0 | 全般 | 弾の速度を約3%速くし、飛距離を伸ばしました。 地上での射撃のブレを0.37°軽減しました。 ジャンプ中のブレを0.46°軽減しました。 (ブレの調整2つは公式サイトに記載されていない変更) |
| ver.10.0.0 | 彩 | 追加 |
- 有効数値は単位によって異なるが、基本的に有効数値以下の値は四捨五入している。
- Fはフレーム。1秒=60F。
- 例えば30Fなら、0.5秒となる。
- 公式の表記では、30/60秒という表記を用いている。
- 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
- ヒト速やイカ速、弾速などの速度単位はDU/F。試し撃ちラインの幅を50としたときの、1Fに移動できる距離という定義。
感覚的に理解しやすい速度単位、試し撃ちラインn本分/秒(1秒間に試し撃ちライン何本分移動できるか)に変換する場合、これを1.2倍すると変換できる。- ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96 DU/F。
- スプラトゥーン3での内部パラメーター定義にはm/Fを使用している。
50 DU = 5m = 試し撃ちライン1本分。- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
すべてのDU/F表記をm/Fに変更する作業は大変なので、現状距離単位にはDUを使用する表記に変換している。
- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
- 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
- ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
- 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
- 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合*1は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
- カス当たり射程とは、ジャンプせずにそのブキが届く最大距離のこと。
- 前述の通り、有効射程よりもキル性能は低いため、対面においては信頼できる値ではない。
- 最大射程まで有効な射程の場合は、カス当たり射程を記載していない。
- 確n射程とは、主に距離によってダメージが大きく変動するブキにおいて、n回攻撃を当てればキルが取れるギリギリの距離のこと。
- 初速とは、発射直後の弾の速度のこと。
ローラーなど、飛沫によって初速が変わる場合は最も早い飛沫の初速を記述している。 - 直進フレームとは、発射した弾が初速のスピードを保ったまま飛び続ける時間のこと。直進フレーム経過後は弾速がだんだん低下する。
ブラスター・ワイパーでは代わりに射程限界で爆発/消滅するまでの時間を記述している。(なお、ブラスターは射程限界付近で少し弾が落下する。)
弾速についての詳しい仕様はシステム詳細仕様#弾の仕様についてを参照。 - 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
- キルタイムは、1発目が当たった瞬間を1F目とし、そこからキルまでにかかる時間のこと(シューターの場合)。
- 厳密に言えば、キルタイムとはブキを振りかぶるモーションにかかる時間(前隙)や、1発目の弾が発射されてから相手に到達するまでの時間(相手との距離や弾速)も含めるべきだが、これらは状況によって大きく変動する*2ので不確定要素が多すぎるし、また前隙や弾速などは解析を待たなければ分からない。
- DPSは「ダメージ×60÷連射フレーム」で算出。
- 射撃前隙(ヒト・イカ)とは、射撃入力を行ってから実際に攻撃判定が発生するまでの時間のこと。ヒト状態ではPCが振り向き始める時点、イカ状態ではインクタンクのゲージが消え始める時点を、射撃入力が認識されたと見なして計測している。
- 射撃後隙とは、射撃後にイカ/タコになることや、サブウェポンを使うことができるようになるまでの時間のこと。
- 射撃継続時間とは、連射フレーム×装弾数の値を秒に換算した時間。前後隙は含まない。
- 移動継続時間とは、ローラーやフデの塗り進みでどれだけの時間移動できるかを示したもの。「100÷最高速度時のインク消費/秒」で算出。疾走前の段階を考慮しない。
- 単発塗りポイントは、地面と並行に1発ずつ射撃して得られた塗りポイントの平均を、ナワバリバトルの塗りポイントカウンターを用いて算出している。
- ~増加/秒は、1秒間で増加する~の量。計算式は基本的に「~の増加量×60/(最大チャージF-最小チャージF)」。
ストリンガーの拡散は「拡散減少/秒」で表す。
スピナー、ストリンガーでは、
「~増加/秒(1周目)」「~増加/秒(2周目)」「~増加/秒(全体)」はそれぞれ
「~の増加量×60/(1周目チャージF-最小チャージF)」
「~の増加量×60/(最大チャージF-1周目チャージF)」
「~の増加量×60/(最大チャージF-最小チャージF)」
の式の値を表す。
「射撃継続時間増加/秒」は「(弾数増加/秒)×連射F/60」で算出。記載用に桁数を省略した/していない弾数増加/秒の値を用いた2つの場合では計算結果が僅かに変わる。前者を推奨。前者を計算式に起こすと、
「増加した弾数×60÷(最大チャージF-最小チャージF)×連射F÷60」だから、
「増加した弾数×連射F÷(最大チャージF-最小チャージF)」でも算出可能。最小チャージ時間が9F、フルチャージ時間が10Fのスピナーがあったとする。最大弾数は101発である。
このとき、上の計算式を用いると「100×60/(10-9)」なので弾数増加/秒は6000と算出される。
しかし体感としてそうは感じられないはずである。恐らくそのときあなたは無意識的に「ZRを押してから(チャージ開始1F目から)フルチャージが完了するまでの時間」を分母にして計算しているからである。これを分母にして計算するとこのスピナーの弾数増加/秒は600となる。道理で感覚と実際の値の間に齟齬が生じるわけである。
この現象はフルチャージ時間があまりにも短かったために起こった現象である。反比例のグラフを参照すれば分かるように、分母が小さければ、つまりフルチャージ時間が短ければ短いほどこの感覚の齟齬は顕著に生じるのである。チャージ時間の短い14式竹筒銃やスプラスピナー、LACT-450の値を参照する際にはこのことに留意されたい。また弾数の多いイグザミナーやハイドラントでも、短めの半チャージで射撃する際には分母が小さくなるため齟齬が生じやすい。ずっと弾数について語っていたので弾数のイメージが固着してしまったかもしれないが、このことは弾数に限らず射程やダメージでも起こる。
- インク効率(ダメージ)は「単発ダメージ×装弾数と装弾数÷確定数」。
インク効率(塗り)は「単発塗りポイント×装弾数」。「装弾数=(100%÷単発インク消費量)」は切り捨てせずに算出。
- 塗り半径は発生させた弾の勢いに応じて伸びというパラメータによって前方に飛び散るように変形する。
詳細はシステム詳細仕様#弾の勢いによる塗り範囲の変化を確認。 - 弾の大きさはイカタコやオブジェクトへの当たり判定と地形への当たり判定の2種類が存在し、ブキ種によっては時間経過で大きくなるものもある。
塗り半径などと違い、数値が小さいことを踏まえて単位は直径を採用している。 - 初弾補正/補正悪化量/最低補正/補正回復量は拡散にnをかけた値を指す。本来はこのnのことを指す。詳しくはこちらから。
- その他ブキ種固有の性能についての詳細は各ブキ種ページにも記述されている。不明な点があればそちらも参照。
メイン解説
全ブキ中最低の攻撃力だが最高クラスの塗り性能を持つ「塗り特化ブキ」の一角。
キルが苦手な初心者でも一定の貢献が可能という『塗りブキ』の代表格。
シューターの中でも最速の連射性能を持ち、それゆえ手数も多い。
1発あたりのインク消費量が低いため、1発程度外したところで大きなロスにつながりにくいのも魅力だ。
ただし射程も射撃精度もわかばシューター程度しかなく、その上並の短射程シューターよりも火力が低い。
正面切っての戦闘はあまり向かないので、高い機動性をイカした不意打ちや、味方の足元や陣地を塗って確保するサポートでカバーしたい。
攻撃性能
本ブキの攻撃性能は低く、「塗り」及び「サブ」や、高い塗り能力で高速回転できる「スペシャル」が生命線。
メインの攻撃性能を求めるなら、他のブキに持ち替えた方が手っ取り早い。
射程はわかばシューターなどと同等。
単発ダメージは全ブキ中最低の24、確定数は全ブキ中最多の5確。
しかし連射速度がほんの僅かに他シューターより速い(4F)ため、意外にもキル速度は平均クラス。
横方向の弾ブレの拡散値が大きく正面への集弾性が極めて悪いため、実質的な射程はカタログスペック以上に短い。近距離でも弾丸があらぬ方向へ飛んで行くせいで確定数が増えることも往々にしてある。
中距離での撃ち合い能力は残念ながら『最弱』という事実は受け入れなければならない。無謀な正面突撃は控えよう。
と、戦闘面においては悪いこと尽くめのようにも思えるが、連射力と機動力に優れるという強みもある。
手数が多い上に攻撃の隙が小さく、塗りの強さやブキの軽さから足回りも軽快で、敵の死角へ回り込みやすい。
ゼロ距離近くまで潜り込めれば、戦闘面でも充分なスペックを発揮できるだろう。とはいえそれでも他の短射程シューターに勝るほどのスペックは無いため、過信は禁物。
塗り性能
プロモデラーの真価にして超得意分野。
正面一帯を扇状に広く塗ることができ、最速の連射性能により高速かつ広範囲に塗りを広げることができる。
継続的な塗りに必要な燃費も優秀と、まさしく塗り荒らしに特化した性能と言えるだろう。
綺麗に丁寧に塗れるタイプではないが、少しバラ撒くだけで相手のナワバリを素早くグチャグチャに出来る。
翻って、自陣塗りは苦手とまではいかないが塗り荒らしに比べると得意とは言えない。整地性能ならLACT-450やシャープマーカーの方が綿密かつ、どちらも自陣からスペシャルを回しても一定の効果は発揮できるスペシャルがついている。対してモデラーはサメライド、ナイスダマ、スミナガシートと、前線で使わなければ効果が薄いスペシャルを持っている。これより、ただ「自陣を塗りたい」だけなら他の武器のほうが向いているということがわかる。しかしそれを差し置いてもこの武器の塗り性能は他の追随を許さない圧倒的トップなため、自陣を塗っただけで仕事をしたかのように思いがちだ。
だが、この武器の真価はあくまで圧倒的瞬間塗りと軽快な機動力による「塗り荒らし」だ。
しっかり前に出てこそのモデラーである。自陣塗りも、敵陣荒らしも、中央の塗り合いも、全部こなせば最高にイカしているぞ!
他の短射程シューターと比較すると、モデラーの塗りは近くがスカスカ、遠くはみっちり。着弾点の塗りの厚さを生かし、前に進みながら左右に振って塗っていくと綺麗に早く塗れる。
他の武器でもそうだが、照準を床に向けたり正面を向いたまま塗りきるまで他を向かなかったりといった塗り方をしていると、当然莫大な塗り被りが発生し、塗りの時間効率がとても悪くなってしまう。一瞬でかなりの塗りを稼げるこの武器だからこそ、その時間の浪費はかなり勿体ない。使いたてのときは特に注意したい。
カニ歩きで塗り進める場合、そのまま横へ移動するだけだと中間部に塗りムラが出来てしまう。照準を軽く上下に振りながら塗るとムラを抑えられる。
短距離シューター塗り比較表
Ver.1.1.2現在
| ブキ名 | 手前着弾塗り | 中間着弾塗り | 遠方着弾塗り | 飛沫塗り | 手前飛沫塗り |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離 | 距離 | 距離 | |||
| プロモデラー | 2.24 | 2.08 | 1.99 | 1.38 | 1.932 |
| 2.1 | 4.2 | 15 | |||
| わかば | 2.11 | 2.11 | 1.77 | 1.4835 | 2.0769 |
| 1.1 | 1.1 | 20 | |||
| ボールド | 2.57 | 2.28 | 1.82 | 1.38 | 1.932 |
| 2 | 3.75 | 20 |
- 塗りの数値はすべて1/2幅。
- グレーアウトしている部分は未定義だが、デフォルト値と考えられるものを埋めている。
- 着弾塗りはスプラトゥーン3で強化されているが、引き伸ばしパラメーターが弱体化しているため、基本的には変更がないと考えてよい(水平方向に長く、前後方向に短くなった)。
- 飛沫塗りはスプラトゥーン2の1.15倍。
- 手前飛沫塗りはスプラトゥーン2と同じ1.4倍だが、具体的な値が定義されている。
また最高級の「連射力」により、塗り合い時の上書きがしやすい。
だが、攻撃面が弱いために、敵にとっては塗り合いをすることで「低リスクでスペシャルが貯められる相手」にもなりかねない。
今どこを塗るべきか、塗り合いに応じるかどうかはちゃんと検討しよう。
サブ・スペシャル
スプリンクラー
基本的に塗り専用のサブ。スプリンクラーの個別ページも確認されたし。
設置した瞬間にクイックボム程度の塗り跡を作り、その後キューバン程度まで塗り広げをし続ける。
徐々に勢いが低下するので、塗り終わったらメインの低燃費を生かして次々に張り替えると良い。
このブキの大切な相棒。強力なスペシャルであるナイスダマの回転速度を加速させるための塗り補助役を担う。
プロモデラー系列の最大の強みである「強烈な塗り力によるSPゲージの高速回収」という長所をさらに押し上げるという点では、これ以上ないベストコンビ。
しかし攻撃性能には期待できないので、スペシャルが溜まっていない内はメインの戦闘能力が求められる。
メイン・サブ共に対面ではお世辞にも強いとは言えないため、攻撃面は諦め、2方面を同時に塗り荒らせる点を利点として見よう。
- 本体は中央へ急行しつつ、スプリンクラーに自陣を塗らせSP回収
- 本体は戦闘しつつ、横や裏をスプリンクラーに塗らせ接近のための足掛かりを形成する
- ナイスダマの発動前に設置して発動中塗りが止まる弱点をカバーし、ナイスダマの圧力でスプリンクラーを壊させない
といった使い道が可能。他のスプリンクラー持ちは戦闘寄りのブキが多いので、塗りによる裏工作ならこちらの方が小回りが効く。
ただしスプリンクラーをすぐに壊されると、重めのインク消費もあって非常に弱い。本体がやられても自壊する。
本体とスプリンクラーが互いにデコイとなり合い、ヘイトを稼ぐ/切るを切り替え狙いを絞らせないような工夫が必要。
また通称「囮ンクラー」と言われるように、スプリンクラーは囮性能が高い。
放置すれば塗りを広げられ足を取られかねないため、相手としてはすぐに破壊したいからだ。
これを利用し、例えばわざと敵のチャージャーの目のつくところに設置し、そちらに注意を引きつけている間に味方に詰めてもらう、などの運用が狙える。
ヘイト管理の有力な選択肢となり得るだろう。
また攻撃性能が低いと言ったが、実は設置直後のスプリンクラーのキルタイムはモデラーと同じ。*1
スプリンクラーは移動やエイムができないが、瞬間的には実質モデラーが二人になったのと同じなのだ。
味方と交戦中の敵の足元などに投げつけると、擬似的な3vs1対面をしかけられる。
特にスプリンクラー本体を相手に直撃させるように足元に投げつけると、広い即時塗り+本体の耐久+飛び散る飛沫の3要素のおかげで足元塗りや連射力の弱い敵を確実にその場に釘付けに出来る。
ジェットスイーパーやガロン系列などが自分に気づいていない場合は特に狙い目。
また、各種ボムとは異なる利点として、敵の後ろや横の壁上方に設置する事で攻撃判定を「継続して落とし続ける」ことができるのもポイント。
ただでさえ雀の涙程度の威力しかないため、この場合のダメージはたかが知れているが、敵はこのへなちょこダメージでもダメージボイスを発するので、チャージ系ブキ相手なら揺さぶることが出来る。相手の出方をよく見て、スプリンクラーにヘイトが向いたら物陰から一気に詰め寄ろう。
ナイスダマは確かに強力だが、SPゲージが溜まるまで逃げ惑っていてはどんどん前線が押し下げられ、結局はゲージが溜まる前に戦闘能力のないメインサブもろとも纏めて潰されてしまう。
例え自身1人では倒せずとも、牽制と立ち回りで時間を稼ぐ程度の技量があってこそ、その裏方としてゲージを溜めるスプリンクラーの工作効果も生きてくる。
ナイスダマ
ナイスパワーを集めて作った巨大なインク玉を投げつける、超大型のボムのようなスペシャルウェポン。
射程がかなり長く、チャージャーやスピナーに対する対抗手段になる。
また発動直後に耐久力470のアーマーが発生するため、対面戦闘時に不利な状況を覆したり、あえて前線で発動して一気にヘイトを集めるような使い方もできる。
メインやサブの塗り能力のおかげで回転率が極めて高いため、他のナイスダマ搭載ブキよりも必要な時に発動しやすい。
ただしアーマー割りが得意なブキやスペシャルも存在するため、袋叩きにされそうな場所では簡単にアーマーを割られて撃ち負けることがあるので注意したい。
割と初心者にありがちなのが「ナイスダマをたくさん投げたい」というだけの理由でガチルールで金モデラーを起用し、適当に盤面を塗りたくり、溜まり次第ぶんぶん投げるだけという立ち回りである。
ごく稀に「自陣塗りで貯めたナイスダマをそのまま自陣に叩きつけ、自陣塗りを続行する」という、何のためにそのゲージを使っているのか分からないような立ち回りをする者すらいる。
この動き方をすると勝敗はさておきスペシャルの使用回数だけは稼げるので貢献できていると思われがちだが、ナイスダマは適当に投げても効果が薄く、それを学習されると今度は発動中でもガンガン狙われてしまう。
圧力をかけるはずのナイスダマまで舐められると、前に出れなくなり自陣塗りを繰り返したのち、力尽きてしまう。結果として塗りスコアも低下する。
そもそも、ナイスダマを発動している間は他のアクションが取れない点にも注意。
モデラーの塗り性能なら、その時間で動いてメインで塗ったほうが単純な面積は多く塗れる。単に塗り拡げたいだけなら、考えなしにナイスダマを連打するのはむしろ逆効果にすらなる。
一応、発動前にスプリンクラーを投げてナイスダマの溜め中に塗らせればデメリットは緩和されるが、ナイスダマは発動時に盛大に位置バレする事も忘れてはならない。
このブキは短射程で、しかもメインの戦闘力はかなり低い。
スペシャルで敵を倒せれば良いが、生き残られると「SPを撃ちきったカモがそこに居る」と教える羽目になる。
スペシャルを高回転させられるのが金モデラーの強みだが、スペシャルの相性自体は決して良い訳ではない。
ナイスダマの爆風爆風は徐々に広がるため、見てからイカダッシュで逃げられる。そのため適当に撃つと攻撃手段としても微妙。しかし、逃げられるとは言っても、イカダッシュで移動する必要はある。ここがポイントだ。
逃げている途中でヒト状態を挟むと足が遅れて爆風に捕まるので、他のアクションを取りづらい。
戦闘に弱い金モデラーでもこの瞬間を叩けば、相手は分かっていても応戦する暇がないので有利が取れる。
つまり、スペシャルを強く使う為には、メインで攻めていく技術も必要という事だ。
戦闘から逃げて遠くからナイスダマを放り込み続けるだけの使い方では圧力にならない。
少なくとも、隙を見せた敵に攻撃を仕掛けられる程度のポジションには居るべきだ。
スペシャルは使い時を見極めてこそ高い効果を発揮する…という前提もあるが、それ以前に「スペシャルのない状態のプロモデラーの戦闘力は低い」というプロモデラー使いの基本を思い出してほしい。このブキにとってのナイスダマは強力な武器であるのと同時に、身を守るための盾でもあるのだ。それを無闇に投げつけていては、いざという時に何もできなくなってしまう。
プロモデラーとスペシャルは切っても切れない関係。ナイスダマをちゃんと活躍させてこその金モデラーだということは決して忘れずに。
運用
銀モデにあった強烈な塗り性能が、サブがスプリンクラーになったことで更にパワーアップ。メインやスプリンクラーが届かない遠距離の地形もナイスダマで広範囲に塗り広げることができる。
総合的に見ればまさしく塗りの鬼と言える性能であり、塗りに関しては他の追随を許さない。
ただしスプリンクラーは攻撃性能の低いサブであるため、スペシャルが使えない状態ではプロモデラーシリーズ中…ひいては全ブキ中でも戦闘に非常に弱いセットという点に注意。戦場に銃ではなく塗装用の工具を持ち込んでいるようなものだと考えておこう。
とはいえバトルはバトル。絶対に相手と撃ち合わないという事はまず不可能なので、前に出るならしっかりタイミングを考えよう。
ナイスダマが使えるようになるまでは射程外の敵に無力な為、溜まっていない状態で自分から喧嘩を売りに行くことはないようにしたい。
基本的に、試合に関しては塗りをメインに考えていく。
塗りは元よりモデラー種の大得意分野であり、サブによってそれがさらに極まっているため、とにかく塗りで圧を掛けていこう。
自軍の地固め、ボムやスペシャルで荒らされた場所、一度通られた裏取りルート…試合を通してみれば結構塗る必要がある場所は多い。
マップを常に確認して、味方が不意打ちで倒されないようにしっかりと塗るのが仕事だ。
スプリンクラーだけで間に合いそうなら、放り込んで勝手に塗ってもらうのもアリ。メインは塗るべき面積が多い場所で使おう。
何処を塗るべきかわからない時は取り敢えず、自分が比較的安全に塗れる場所の内相手がよく居る/通る場やその近くをターゲットにしてみよう。相手に不利な塗り返しを要求する強烈なヘイト稼ぎになるぞ。
メイン・サブの塗り効率故、スペシャルのナイスダマがすぐに溜まるので即撃ちしたくなるのが人情…もといイカ情。しかし、撃つ前に一呼吸おいて落ち着こう。
唯一射程外の敵に攻撃できるそのナイスダマは、その強力さゆえに何の為に撃つかがとても重要になる。
いくら回転率が良いとはいえ次弾装填には多少なりとも時間が掛かってしまう。中盤以降、しっかり自陣が塗り固められて塗り場が無いなら尚更である。
撃ちどころとして分かりやすいのは敵味方の撃ち合いで試合が止まっているとき。
敵に長射程が居て中々前に出られない、ボムの応酬で物陰から出れない…そんな時こそナイスダマの出番だ。
長射程を退かせば進軍しやすくなり、ボムはナイスダマでかき消せるので一気に試合を動かすことも出来るぞ。
敵が多く固まった場所にも有効だ。敵を散り散りにして、孤立した敵から仲間と一緒に各個撃破で仕留めていける。
金モデの中で唯一戦闘に大きく関与出来るので、重要度が非常に高いからこそ、撃つからには有効的な使い方が出来るように精進したい。
スペシャルを抜きにした戦闘に関しては残念ながら最低レベルであるので、知恵と工夫で補いながら戦おう。
スプリンクラーを囮にして炙り出した敵に不意打ちしたり、ナイスダマから逃げ惑う相手を追撃する事で少しだけ楽に戦えるぞ。
先述のようにナイスダマは敵のボムを消す性質を持っているほか、ナイスダマの爆風は良くも悪くも視界をかなり奪うため、爆風の内側に突っ込めば身を隠しながら奇襲をかけることも可能だ。
さらに、スプリンクラーは塗りだけではなく、敵の足場を瞬時に奪うことに長けている。
相手の退路にあらかじめスプリンクラーを配置し、逃げ道を塞いだ状態でナイスダマを投げつければ、思うように逃げられない敵を無理やり爆風に巻き込める。倒し切れなくても相手の足場はガタガタになっているため、それはそれでナイスダマからの奇襲コンボに繋げられるだろう。
ただしもう一度言うが、金モデの本分はあくまで塗りであり、そもそも自分が敵を倒しに行くことは優先度が低いという前提は忘れずにおこう。
敵陣に踏み込みキルを狙いに行く前に、「そのキルは本当に必要なことなのか?」を考えていただきたい。
プロモデラーの主な役割は、「死なずに」「前に出て」「戦場を塗り続ける」事だ。
前に出る事を優先して即死してリスポーンに戻るのでは無意味だし、逆に、死なない事を優先して後ろばかり塗っていても無意味だ。
交戦時も、この目的を達成できるかを考えれば良いだろう。
もちろん倒せそうな相手は倒せるに越したことはないし、倒せる敵をわざと見逃す意味もない。要はむやみやたらに突っ込まず、キルが必要そう(無理なく出来そう)な場面だけを見極めて戦いに行く事を常に意識するということである。
首尾よく敵を倒せた後も、攻めを継続せずに一旦下がるという選択肢を常に頭に置いておこう。一度上手くキルが出来ても、連戦となれば攻めが裏目に出る可能性は非常に高い。
無駄な戦いやデスは出来るだけ抑え、あくまで塗りで勝負していくことを心がけていこう。
なお、中級者以上ではスペシャルゲージの献上にピリピリしがちだが、基本的に躊躇する必要は無い。なぜならそれに気を取られてしまうとこのブキのアイデンティティが消失するからだ。
暴力的なまでの塗り性能は、最初こそ楽にスペシャルを稼げる相手…に思われるだろうが、生きて敵を釣り出して…を繰り返せばやがて塗りかえしを強制させるという強みに変貌していく。要するに一回一回のナイスダマをちゃんと活かせているのなら問題ないのである。
量を取るか質を取るか…ではなく、アタマをフル回転させて量も質も全部取って縦横無尽に戦場を塗り荒らして欲しい。試行錯誤を繰り返し、何度でもアプローチするのだ。
ナワバリバトルでのおカネ稼ぎについて
塗り性能に磨きをかけたブキセットである本ブキは、塗った分がそのままおカネに還元できるナワバリバトルでの使用率が高い。
日夜ザッカやギアの購入とレベル上げ、それとボッタクリガチャのためにおカネ稼ぎ要員として重宝される。
また自身のテクニックのみならず、金モデの運用にはステージによる向き不向きが顕著に表れやすいためステージの研究が必要不可欠である。
塗りポイントを稼ぎやすいステージとしてイカの特徴がある。
- ステージの総面積が広い
面積の広さは、そのまま塗りポイントを稼ぐ理論値が高いことを表している。 - 純粋な塗り合いが発生しやすい
睨み合いではなく、塗り合いである。主戦場が狭いと出る杭は打たれるが如くやられてしまうが、超長射程が安全圏からカバーしきれない規模や、ステージの外周をぐるぐる周回できるような構造であれば塗り合いが発生しやすくなる。
一方塗りかえしが激しいことで敵のスペシャル回転率はおのずと上がり、味方の援護が受けられるかどうかも不安定。1対1の塗り合いを制するキャラコンや対面力も必要となるだろう。 - 裏取りがしやすい・リターンが大きい
裏をかいて敵陣を抜ければ、そこは塗りの宝庫だ。戦わずに抜けることもできるが、ナイスダマがあれば勝負に出ることができる。敵に気付かれたらスーパージャンプですぐに脱出しよう。 - スプリンクラーをイカしやすい
スプリンクラーはプレイヤーの知識次第で大きく化けるサブウェポンだが、ステージ構造でも化けることがある。
不可侵域やメインでは手が出しにくい場所に届くポイントや、ヘイトを分散させやすいポイントが多いとその分だけ様々な塗り工作の恩恵を受ける。
意外な場所から投げることも多いのでさんぽ等で研究してみよう。 - ナイスダマが刺さりやすい
対面向けの話だが、ナイスダマを有効に活用しやすいステージでは相手を退避させたり、あわよくば倒すことで塗り陣地をゲットできる。
敵を倒す能力もまた、塗りポイントを稼ぐ能力の一部となっているのだ。
それは打開力にも直結する重要な要素。制圧されっぱなしだと塗りポイントは稼げない。
一方、塗りポイントを稼ぎにくいステージはイカの特徴を持つ。
- ステージの総面積が狭い
純粋な塗り合いが発生しやすい環境は狭くても塗りやすいが、そうとは言えないステージは総面積の狭さが塗りスコアに大きく影響してくる。 - 戦場が砂時計型の構造をしている
特に睨み合いや正面対面が発生しやすい構造である。大抵そのような場所では超長射程が待ち構えており、前に出て塗るたくるのが難しいので塗りポイントの上振れが狙いにくい。
ただし砂時計型はナイスダマの制圧力が高まるので戦闘面ではプラスに傾く。勝利することでもおカネはもらえるので積極的に倒しに行くべし。 - 純粋な対面勝負や奇襲を仕掛けられやすい
対面力の低いブキセットである以上、仕掛けられた対面をナイスダマ無しで返り討ちにできる可能性は低い。
概ねスプリンクラーを盾に塗り逃げする形になるが、一度戦場に入ると自陣に離脱しにくい構造であったり、塗っている最中に奇襲を受けやすい地形はそれすら満足に行えず大っぴらに塗ることは難しい。 - 敵陣高台の見通しが良く、活用されやすい
敵長射程に捕捉されやすい地形である。大抵どのステージにも敵高台は存在するが、特に塗り稼ぐ上で脅威となるものをピックアップ。 - 裏取りが難しい、できない
裏をかく選択肢が無いと上振れが狙えないだけでなく、ブキ自体の強みもイカしにくい。特に劣勢時に裏取りができないとキル以外での打開はできず、直接戦闘以外で制するのが困難になる。 - ナイスダマが刺さりにくい
こちらも劣勢時に困る要素である。自陣が狭いのに主戦場が開けていてナイスダマを回避しやすい構造はナイスダマをイカしたキルが取りにくい。そのようなステージは明確に劣勢になった時点で手遅れになっていることが多く、リスキル展開も覚悟しなくてはならない。
まとめるとイカのようになる。
- 特にオススメ!
- 理論値は高い。対面やキャラコンに自信があるなら
- オススメはできない
おカネ稼ぎ運用でもナイスダマはやはり攻撃を重視することになる。ラスト以外の塗りとして使うこともできなくはないが、敵が射程圏内にいるならそちらに投げたほうがいいだろう。
せっかく溜めたそれを自陣塗りに使おうものなら論外である。またナイスダマのチャージ中は一切の塗り行動ができなくなるので、時間短縮にスペシャル性能アップギアの検討もして頂きたい。
ギアパワー考察
人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
イカはほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。
相性の良いギアパワー
イカダッシュ速度アップ
毎度お馴染み、われらがイカ速。ヘイトを管理して右へ左へ動き回る必要のある本ブキにも、イカ速はとても重要だ。
ナイスダマを投げた後に爆風に突っ込んで即座に追撃を行う際にも、このギアパワーの差が顕著に現れる。
インク効率アップ(サブ)
平時はスプリンクラーが生命線。生き残るためにヘイトを分散させる必要があり、ボム並に使用頻度が高い。
スプリンクラーと一緒に攻める、即席の盾を発生させる、敵の視線を引き付けるなど、すぐ壊されるのを前提とした運用をするなら効果が大きい。
一方メインのインク消費は少なく、サブのインクロックは長めなので、インク回復力アップはやや持て余しやすい。
スペシャル性能アップ
ナイスダマの自動チャージ速度が増加する。それに伴い投擲までの必要ナイスが少なくなり、素早い投擲が可能になる。
ハイドラントのフルチャージを浴びても撃ち落とされる前にチャージを済ませられるようになり、阻止される危険性は格段に減る。
攻撃性能をナイスダマに大きく依存している本ブキでは、スペシャルと共に攻める姿勢が必須。
チャージを早く完了するほど、投げる場所を吟味する余裕が生まれ、発動する場所を選ばなくなる。
ゲームスピードの速さに適応が可能になり、前線における立ち回りの幅を大きく広げる事が出来るぞ。
場合によっては、というより大抵の場合においてスペ増より優先度が高い。
スペシャル増加量アップ
ナイスダマの回転率を増やす。ナイスダマの汎用性の高さ故に単純ながら強力。
採用するにあたって特に注目して欲しいのは「スペシャル必要ポイントを減らす」という効果。
これは前線で塗り合いをする際に特に大きい恩恵となり、ヘイトを管理しつつナイスダマで戦場を荒らすにはうってつけ。
ただしガチルールでは前線をナイスダマにすべて頼るのはナンセンス。ナイスダマ単体の制圧力は高いとは言えず、軽い考えで乱発していては相手にとってそこまで嫌らしい存在ではない。
強力な攻撃・自衛手段を素早く準備できるのは利点ではあるが、その分だけ有効な使い道をその都度見極めていく必要が生じる。
また、悠々と自陣を塗っているとその効果を持て余しやすい。
過剰に積みすぎても戦力にならなくなるので積む量は考えておくこと。GP32が限界値なのでGP26~32を基準に調整すべし。
スペシャル減少量ダウン・
復活時間短縮
足回りが良いためやられやすい部類とは言い切れない部分があるが、正面切っての戦闘ではどうしても分が悪い。
ナイスダマ無しでも攻めなくてはならないシーンは多々あり、そのリスクを低減してくれる。
キルを取りにくいブキセットであるため、復活時間短縮の効果を受けやすいのは利点。
嫌らしさ満載の金モデにとって、動ける時間は少しでも増やしたいところだ。
カムバック
誰かにやられて復活した後20秒間に渡って
インク効率アップ(メイン)・
インク効率アップ(サブ)・
インク回復力アップ
ヒト移動速度アップ・
イカダッシュ速度アップ・
スペシャル増加量アップ
が、メイン一個分相当上昇する。
どれも有用なギアパワーが並ぶ豪華なラインナップだ。復帰力を底上げし、ずっと前線に関わることも夢ではない。
その際はデスのリスクを低減するスペ減と復短、さらに復帰力を補助するステルスジャンプなども相性がよい。
逆境強化
メイン・サブともにどうしてもキルを取りづらいブキセットである→なるべく交戦を避けたほうが良い→生き残る時間が増える→その間に味方がやられている時間も増えるため、
打開の一手としてのスペシャル・ナイスダマを撃つ機会を増やすためのギア。スペ増のみを付けるのでは多いほど効果が減衰していくため、分散してより大きい効果を得ることができうる。
これを付けたからといって他力本願で戦闘に参加しないのはただ数的不利を作っているだけなので取り扱いには要注意。ほどよくヘイトを集めながら生き残ってこそである。
ギアパワーによる効果
インク効率アップ(メイン)
軽減量最大45%。
| ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| インク消費量 | 0.500% | 0.479% | 0.458% | 0.432% | 0.376% | 0.332% | 0.275% |
| 射撃可能回数 | 200 | 208 | 218 | 231 | 265 | 301 | 363 |
ヒト移動速度アップ
射撃中の移動速度上昇率最大25%。
| ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP29 | GP30 | GP57 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 非射撃時 (DU/f) | 1.04 | 1.08 | 1.12 | 1.16 | 1.26 | 1.33 | 1.34 | 1.44 |
| 射撃時 (DU/f) | 0.720 | 0.737 | 0.754 | 0.774 | 0.819 | 0.851 | 0.855 | 0.900 |
ver.9.3.0現在
アクション強化
地上拡散12.63°、ジャンプ中拡散15.54°。
| ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ジャンプ中拡散 | 15.54° | 14.44° | 14.08° | 13.77° | 13.27° | 12.96° | 12.63° |
敵に使われる場合の対策
全ブキ中トップクラスの連射力で塗り性能は高め。その分弾1発のダメージや燃費などの性能は下がっており、キルタイムも悪化している。(17Fは全ブキ中で見れば早い方だが、確定の多さとそれを発揮できる距離が足を引っ張る)
相手する側にしてみればメインにわかばとの差はほとんどなく、それぞれのサブスペの性質の違いに注目して対策を立てたい。
一応、メインについて違いを挙げておくならば、わかばシューターと比べて小回りが効く一方で射撃中の移動速度が若干弱く、また着弾塗りが大きいために制圧力は優れるが、インク効率はそれなりなので息切れの隙を狙うことも。
あっと言う前にナワバリを塗りたくられる事が多く、敵にこのブキ種が居た場合は十分気をつけたい。
ガチマッチにおいても、高い機動力と塗り性能、そしてスプリンクラーでの足場取りやナイスダマとスミナガシートを活かしてこちらの進行を邪魔してくるため、のんびりせず相手に工作されるより先に力でねじ伏せよう。
ブキセットごとの対策
スプリンクラーを持っているので離れた距離でも塗り荒らすことができ、ゴチャついた地形でも地形貫通効果のあるナイスダマで塗り荒らせるため、総合的な塗り能力は現状では全ブキ最強と言える。
そのため、総合塗り性能が平凡なブキ2人で塗り勝負に持ち込んでも塗り負ける可能性があるほど。
塗りが重要なナワバリバトルやガチエリアでコイツを見かけたら警戒しておきたい。とにかく短時間で塗りまくることに長けているため、放っておくといつの間にか塗り状況をひっくり返されてしまうことがしばしば。
メインとサブの直接的な戦闘力の低さからスペシャル無しの状態ならキル性能はかなり低いため、キル勝負に持ち込んで塗りを阻止したい。中~長射程を担いでいるなら積極的に狙うと良い。
一方で相手がナイスダマを発動できる状態だと、邪魔すんなとばかりにナイスダマで切り返してくるので注意。持ちブキの対アーマー攻撃性能が低い場合は味方が削っている状況でもない限り無理せずに引き返すのが賢明だが、逆に対アーマー攻撃性能が高いならゴリ押せるチャンスである。(パブロ、ハイドラント、スパッタリーなど)
機動性は高く逃げ足が早いので、偏差撃ちも行っていくこと。
アップデート履歴
| ver.1.0.0 | MG | 追加 |
| ver.2.0.0 | MG | SP必要ポイント200→190 |
| RG | 追加 | |
| ver.2.1.0 | 全般 | 弾が落とす飛沫による塗りの半径を約10%大きくしました。 |
| ver.3.0.0 | MG | SP必要ポイント190→180 |
| ver.4.1.0 | 全般 | インク消費量を約9%軽減しました。 |
| ver.5.1.0 | RG | SP必要ポイント200→190 |
| ver.8.0.0 | 全般 | スプラッシュシールドに与えるダメージを約10%増やしました。 |
| ver.8.1.0 | 全般 | 着弾点の塗りの半径を約3%大きくしました。 |
| ver.9.3.0 | 全般 | 弾の速度を約3%速くし、飛距離を伸ばしました。 地上での射撃のブレを0.37°軽減しました。 ジャンプ中のブレを0.46°軽減しました。 (ブレの調整2つは公式サイトに記載されていない変更) |
| ver.10.0.0 | 彩 | 追加 |
| ver.1.0.0 | 全般 | 追加 |
| ver.1.1.2 | 全般 | アーマーが破壊されたあと、一定時間ダメージを受けない状態になっている問題を修正しました。 |
| ver.1.2.0 | 全般 | 一部のステージの特定の場所にナイスダマを着弾させると、地形が正しく塗られないことがある問題を修正しました。 |
| ver.2.0.0 | 全般 | ナイスダマに「ナイス」を行うとき、素早くボタンを連打すると、本来の制限を超えて素早く力がたまる問題を修正しました。 ナイスダマに力をためているとき、味方が「ナイス」を押した瞬間に力がたまる問題を修正し、味方から出現する光の演出がナイスダマに吸い込まれたときに、力がたまるようにしました。 |
| バトル | 相手がナイスダマを掲げている最中の効果音を、これまでより聞こえやすくなるよう、わずかに調整しました。 相手が投げたナイスダマの、飛来や着弾の効果音を、これまでより聞こえやすくなるよう、わずかに調整しました。 投げられたウルトラハンコが、相手のナイスダマの爆風に触れると消滅する問題を修正しました。 | |
| バイト | ナイスダマを掲げて空中にいる間は、ほとんどのシャケの攻撃対象から外れるようにしました。 | |
| ver.4.0.0 | バトル | プレイヤーがやられているなど、味方のナイスダマにナイスを送ってもスペシャルゲージが増えない状態でナイスを送ったときに、スペシャルゲージが増えているような演出が表示される問題を修正しました。 ほかのプレイヤーがナイスダマを使用している間に地形に触れて押し出されているとき、自分の画面では、そのプレイヤーの位置が不自然に移動して見えることがある問題を修正しました。 ガチヤグラのカナアミの下でナイスダマを使用したとき、ガチヤグラに押し出されて地形の内部に入り込むことがある問題を、プレイヤーがカナアミを通り抜けるように変更することで修正しました。 |
| ver.5.0.0 | 全般 | 近くでほかのプレイヤーがナイスダマを発動したとき、そのプレイヤーに持ち上げられて、本来乗り越えられない段差を越えてしまうことがある問題を修正しました。 |
| ver.5.1.0 | 全般 | イカロールやイカノボリ、イカスポーンにより発生したアーマーで相手の攻撃を防ぐと同時に、ナイスダマを使用したとき、ナイスダマによるアーマーが正しく発生しないことがある問題を修正しました。 |
| ver.9.0.0 | バトル | ナイスダマを使用したあと、ガチヤグラの柱の上に降りて滑り落ちたとき、プレイヤーが空中にとどまり、ガチヤグラが移動するまでプレイヤーが移動できなくなることがある問題を修正しました。 |
| ver.9.2.0 | 全般 | 自分や味方のナイスによって力がたまる量を少し増やし、ナイスをした場合にこれまでより早くナイスダマが投げられるようにしました。 爆発の範囲の半径を約5%拡大しました。 グレートバリアに与えるダメージを約33%増やしました。 |
| ver.10.0.0 | バトル | カニタンクの装甲に与えるダメージを、約2倍に増やしました。 |
トリビア
- 名前の「RG」はリアルグレードの略称。ラピッドガンではない
- リアルグレードとはバンダイのプラモデル「ガンプラ」のブランドの1つであり、1/144の縮尺で統一されたモデル。初代ガンダムなら約13センチとなる。
初心者向けの「HG(ハイグレード)」と同縮尺ながら、HGよりパーツ数が多い上位版のグレード。
- リアルグレードとはバンダイのプラモデル「ガンプラ」のブランドの1つであり、1/144の縮尺で統一されたモデル。初代ガンダムなら約13センチとなる。
- このブキ自体、プラモデル塗装に用いられるエアブラシがモチーフとなっている。
- 前作『Splatoon2』においては、プロモデラーRG(金モデラー)のサブスペはサブウェポンが同じスプリンクラー、スペシャルウェポンが3には引き継がれなかったイカスフィア*2、という構成だった。
- 発売(2017年7月)から約2か月半後のver1.3.0のアップデートにて、スペシャルのイカスフィアに大幅な強化が入った結果、スペシャルの回転率を活かしてナワバリを中心に金モデラーが環境を席巻、大会にまでもほぼ全員が金モデラーを持つという異常事態となった。
誰が呼んだかキン◯マトゥーン - しかしその1か月後のver1.4.0にて今度はイカスフィアの大幅な弱体化が入り、ついでにメインまで巻き添えで弱体化を食らった結果、わずか1か月で金モデ環境は終わりを迎えた。
- 一方で同じく前作『Splatoon2』で後に登場したプロモデラーPG(銅モデラー)のサブスペは、サブウェポンがクイックボム、スペシャルがナイスダマという構成だった。よって今作の金モデは、前作の金モデと銅モデが融合した組み合わせと言える。
- 発売(2017年7月)から約2か月半後のver1.3.0のアップデートにて、スペシャルのイカスフィアに大幅な強化が入った結果、スペシャルの回転率を活かしてナワバリを中心に金モデラーが環境を席巻、大会にまでもほぼ全員が金モデラーを持つという異常事態となった。
- 発売前の「スプラトゥーン3 Direct 2022.8.10」で、ナイスダマのスペシャル紹介のとき、一瞬だけこのブキが映る場面があった。
ナイスダマが投げられたあと、1秒にも満たないが使用している武器がはっきりと確認できる。ちなみにこの時、ナイスダマの塗りがなくなるバグが発生していた。
発売前から亜種が公式動画で登場していた2ブキの内の1つである。ちなみにもう1つのブキはダイナモローラーテスラ。奇しくも両方とも金色(カンブリアームズ製ブキの亜種)である。銀色の無印より金色の亜種のほうが見た目が映えるからなのだろうか。
| 言語 | 名称 |
| 日本語 | プロモデラーRG |
| 英語 | Aerospray RG |
| フランス語(カナダ) | Pouche-pouche premium |
| フランス語(フランス) | Aérogun premium |
| ドイツ語 | Airbrush RG |
| イタリア語 | Aerografo élite |
| スペイン語(中南米) | Aerógrafo GN |
| スペイン語(スペイン) | Aerógrafo plus |
| 韓国語 | 프로모델러 RG |
| オランダ語 | Kladderwerper Pro |
| ロシア語 | Аэроспрей ДЕЛЮКС |
| 簡体字中国語 | 专业模型枪RG |
| 繁体字中国語 | 專業模型槍RG |
![[star]](https://cdn.wikiwiki.jp/to/w/common/image/face/star.gif?v=4)
![[heart]](https://cdn.wikiwiki.jp/to/w/common/image/face/heart.png?v=4)
![[hatena]](https://cdn.wikiwiki.jp/to/w/common/image/face/hatena.gif?v=4)